JPH0534067A - 金属切削粉の乾燥システム - Google Patents

金属切削粉の乾燥システム

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JPH0534067A
JPH0534067A JP27442891A JP27442891A JPH0534067A JP H0534067 A JPH0534067 A JP H0534067A JP 27442891 A JP27442891 A JP 27442891A JP 27442891 A JP27442891 A JP 27442891A JP H0534067 A JPH0534067 A JP H0534067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conduit
temperature
combustion
oil
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP27442891A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Maeda
勇 前田
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KANKYO SOKEN CONSULTANT KK
Original Assignee
KANKYO SOKEN CONSULTANT KK
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Publication date
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油水分を含む銑ダライ粉やアルミ切削粉等
を燃焼や焼結を起こすことなく乾燥させる。 【構成】 流動装置3と不活性ガス(酸素のない燃焼
ガス)を発生する熱風炉15,不活性ガスを循環させる
ブロワー10,集塵器8,含油ガス燃焼炉17を導管で
連結し、管中に温度指示調節計19,23,圧力指示調
節計22,流量調節弁21,圧力調節弁20で構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油水分を含む銑ダライ
粉やアルミ等の切削粉の乾燥に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油水分を含む銑ダライやアルミの切削粉
の乾燥はロータリードライヤーで行われているが、乾燥
効率も悪く、大気解放の中で行う乾燥システムにも問題
があり、銑ダライの燃焼,焼結等が生じ不具合である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のロータリードラ
イヤー等で生ずる銑ダライの燃焼や焼結を防止すると同
時に、乾燥効率のよい乾燥システムを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来の乾燥は、大気の中
で銑ダライを加熱乾燥させるので、加熱により蒸発した
油分は、周囲に充分に酸素があるので、一定温度以上に
なると着火し、燃焼をはじめ、銑ダライはこの燃焼熱で
焼結を起こすことになる。
【0005】そこで、銑ダライの加熱乾燥に使用する熱
風は、酸素を含まない燃焼ガスを利用し、水分の蒸発ば
かりでなく、油分を熱分解することのできる200〜4
00℃に調節し、焼結を起こすような高温にしない。
【0006】燃焼ガスを200〜400℃の熱風に温度
調節するために、銑ダライの加熱乾燥に使用して降温し
た低温の燃焼ガスの一部を高温の燃焼ガスに混合循環す
るシステムとする。
【0007】乾燥効率を向上させるため、ロータリード
ライヤーでなく撹拌式の流動床による乾燥装置を使用す
る。
【0008】
【作用】上記のように構成された乾燥システムでは、加
熱乾燥が酸素がなく、しかも200〜400℃の温度に
調節された雰囲気で行われるので着火燃焼することもな
い。また撹拌流動床を利用しているため、銑ダライ粉が
固着,焼結することも防止される。流動床のため乾燥効
率が極めてよくなった。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、乾燥が行われる流動装置3は、中央軸心
上部に撹拌機4,側壁上部に供給機2,下部に排出機5
を付設している。また熱風炉15で発生した高温燃焼ガ
スは、導管14により流動装置3の下部側面に吹き込ま
れる。流動装置3の上部側面に導管7を付設し、集塵器
8と連結する。集塵器8は導管9によりブロワー10に
連結する。ブロワー10の出口は導管11,12及び1
3を経て、熱風炉15の出口の導管14及び含油ガス燃
焼炉17にそれぞれ連結する。
【0010】また導管7には温度指示調節計19が、導
管12には流量調節弁21が、導管14には温度指示調
節計23がそれぞれ付設される。熱風炉15には圧力指
示調節計22が付設される。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0012】熱風炉15のバーナー16を点火し、燃焼
ガスの熱風を発生させる。この時燃焼は、燃焼ガス中に
酸素を含まないような条件で行う。バーナー16の点火
と同時にブロワー10を運転する。燃焼ガスは導管14
を通り流動装置3に吹き込まれるが、付設の温度指示調
節計23により、このガス温が検知され、この温度が2
50℃(200〜400℃)になるよう、導管12を通
る低温ガスの流量を流量調節弁21で調節する。
【0013】250℃に調節された燃焼ガスは流動装置
を通り降温化して導管7に排出されるが、このとき温度
指示調節計19により排出のガス温度を測定する。通常
この温度は110℃(100〜150℃)で運転するよ
うに、温度指示調節計19によりバーナー16の燃焼熱
量を制御する。
【0014】また圧力指示調節計22は、熱風炉15の
炉内圧を検出し、炉内圧が0〜+2mm水柱程度になる
よう圧力調節弁20を制御し、熱風炉15の燃焼を安定
して行わしめるようにする。
【0015】この状態で、含油水切削粉1を供給機2を
通じ流動装置3に投入すると、250℃の熱風は切削粉
1を加熱するため自らは降温し、流動装置3の出口温度
も設定温度110℃より低下する。温度指示調節計19
の制御機能によりバーナー16の燃焼を増加させるよう
になる。
【0016】バーナー16の燃焼量の増加に伴い熱風発
生量も増加するので導管14のガス温は上昇し設定温度
を超えるので、流量調節弁21を開き低温ガスを増加
し、設定温度250℃になるよう調節される。かくし
て、流動装置3内のガス温は250℃に回復し、切削粉
の加熱乾燥に利用される。
【0017】導管7に流入の加熱乾燥に利用された低温
ガス中には水分,油分,ダストが含有されているが、次
段の集塵器8でダストを分離し、ブロワー10,導管1
1,13をへて含油ガス燃焼炉17で補助燃料により燃
焼され、油分,ダストを含まない燃焼排ガス18として
系外に放出される。
【0018】加熱乾燥された切削粉は、排出機5を経て
乾燥切削粉6として系外に排出される。以上のように含
油水切削粉1は、酸素のない常に調整された一定温度の
雰囲気で加熱されるので、着火燃焼や焼結することもな
く安定して乾燥される。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属切削粉の乾燥システムを示すフローシート
である。
【符号の説明】
1 含油水切削粉 2 供給機 3 流動装置 4 撹拌機 5 排出機 6 乾燥切削粉 7,9,11,12,13,14, 導管 8 集塵器 10 ブロワー 15 熱風炉 16 バーナー 17 含油ガス燃焼炉 18 燃焼排ガス 19 温度指示調節計 20 圧力調節弁 21 流量調節弁 22 圧力指示調節計 23 温度指示調節計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F26B 21/10 A 9140−3L Z 9140−3L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 流動装置(3)の下部に熱風炉(15)
    を導管(14)で連絡し、他方流動装置(3)の上部に
    は導管(7)を連結し、この管路中にはバーナー(1
    6)を制御する温度指示調節計(19)を配し、他端は
    集塵器(8)に連結し、集塵器(8)は導管(9)によ
    りブロワー(10)入口と連結し、ブロワー(10)出
    口には導管(11)が連結し、他端は導管(12)及び
    (13)に分岐し、導管(12)は管路中に温度指示調
    節計(23)で制御される流量調節弁(21)を配して
    導管(14)に連絡し、一方導管(13)は管路中に圧
    力指示調節計(22)で制御される圧力調節弁(20)
    を配して、含油ガス燃焼炉(17)に連結して構成され
    ることを特長とする金属切削粉の乾燥システム。
JP27442891A 1991-07-25 1991-07-25 金属切削粉の乾燥システム Pending JPH0534067A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103398568A (zh) * 2013-07-09 2013-11-20 贵州天福化工有限责任公司 一种磨煤干燥系统中热风炉的控制方法
JP2016524036A (ja) * 2013-04-24 2016-08-12 ユナイテッド テクノロジーズ コーポレイションUnited Technologies Corporation 粉末を脱ガス及び熱処理する流動層
JP2019066108A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 株式会社桂精機製作所 乾燥装置
CN111595106A (zh) * 2019-02-21 2020-08-28 株式会社迪思科 沉渣干燥装置

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CN111595106B (zh) * 2019-02-21 2023-04-14 株式会社迪思科 沉渣干燥装置

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