JPH05340417A - コントロールケーブルの長さ調整装置 - Google Patents

コントロールケーブルの長さ調整装置

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JPH05340417A
JPH05340417A JP21840592A JP21840592A JPH05340417A JP H05340417 A JPH05340417 A JP H05340417A JP 21840592 A JP21840592 A JP 21840592A JP 21840592 A JP21840592 A JP 21840592A JP H05340417 A JPH05340417 A JP H05340417A
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adjusting
pipe
adjusting device
base member
adjustment
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JP21840592A
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Kichiji Kitamura
村 吉 治 北
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクト化が可能であると共に、小さなス
トロークで操作でき、かつ確実なロック状態が得られる
と共に、組み立ても容易なコントロールケーブルの長さ
調整装置を提供すること。 【構成】 コントロールケーブルのアウターケーブルが
固定されると共にインナーケーブルが貫通される、外側
に係止歯5が形成された調整パイプ1と、この調整パイ
プ1を軸方向に移動可能に挿通し、被固定部材に固着さ
れるベース部材2と、このベース部材2内に摺動可能に
設けられ、前記係止歯5に係合するロック歯6を備えた
調整駒3を具備しており、係止歯5とロック歯6との係
合でベース部材2と調整パイプ1との相対移動がロック
され、前記係合の解除で前記相対移動範囲を調整パイプ
1の凹部4内に規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に使用される
コントロールケーブルの長さ調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコントロールケーブルの
長さ調整装置には、図66に示すように、インナーケー
ブル120を挿通したアウターケーブル121の端部に
調整ボルト122を装着し、この調整ボルト122をブ
ラケット等の固定部材123の取付穴に挿入して、固定
部材123の両側より調整ボルト122に螺合した調整
ナット124を締付けるようにしたものが一般的であ
り、ケーブル長さを調整する場合には、調整ナット12
4を緩めてから所定の調整を行い、再び調整ナット12
4を締め付けていた。
【0003】しかるに、この方法では、ケーブル長さの
調整が確実であるが、調整する度に調整ナットを緩めた
り、調整後に再び締めつけたりしなければならず、調整
作業が面倒であり、調整には非常に時間が掛る等の難点
があった。
【0004】そこで、従来構造のような面倒なケーブル
長さの調整作業を改善するために、例えば、特開昭62
−63212号公報(第1の従来型調整装置)あるいは
実公昭51−10269号公報(第2の従来型調整装
置)に示されているように、ケーブル長さの調整を行う
際の操作を簡略化して、ワンタッチにより調整できるよ
うにした先行技術が提案されている。すなわち、第1の
従来型調整装置はラッチ部材がインナーケーブルの軸方
向と直交する方向に移動可能に取付けられると共に、イ
ンナーケーブルに一体形成された滑動部材に係合する方
向へばね付勢されて取り付けられている。この先行技術
は外力によりラッチ部材をばね力に抗して移動させるこ
とによってインナーケーブルの軸方向移動が可能となっ
てその長さ調整が可能となり、かつ前記外力の解除でラ
ッチ部材が滑動部材に係合し、インナーケーブルの移動
がロックされる。
【0005】また、第2の従来型調整装置は、コントロ
ールケーブルのアウターケーブル(導管)が固定され、
インナーケーブル(運動伝達コア素子)が貫通する調整
パイプ(調整装置)と、調整パイプに軸方向移動可能に
挿入されたベース部材(保持部材)と、このベース部材
内に軸方向と直行する方向に摺動するように設けられた
調整駒(錠止部材)とを具備して構成されている。そし
て、前記調整パイプの外周にはねじ山が設けられ、前記
調整駒には前記ねじ山に係合する螺旋状の凹凸が設けら
れている。このため調整駒には、前記螺旋状の凹凸が設
けられる小径円形孔と、この小径円形孔に連通する大径
円形孔が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来型調整装置では、調整部の組立体が大きく、装置の
コンパクト化が図れないので狭いスペースに設置できな
いという問題があるだけでなく、ラッチ部材がインナー
ケーブルの軸方向と直交する方向から滑動部材に係合す
るので調整後の確実なロックが得られず、ケーブルに大
きな外力が加わると調整位置がずれ易く、事故につなが
る等の問題があった。
【0007】また、第2の従来型調整装置は、調整駒に
小径円形孔と大径円形孔を設けなければならないので必
然的に調整駒が大型化して装置全体のコンパクト化が図
れないと共に、ベース部材と調整パイプの相対移動を前
記した小径円形孔と大径円形孔間に亘る調整駒の移動で
行われるので調整駒の操作ストロークが大きくなり狭い
スペースに設置したときに操作できないという不具合が
ある。
【0008】また、小径円形孔と調整パイプとの係合は
螺旋状凹凸同士の係合となるので、係合不良を起こし確
実なロックが得られないという不具合も存する。
【0009】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的はコンパクト化が可能であると共に
小さなストロークで操作でき、かつ確実なロック状態が
得られると共に組み立ても容易なコントロールケーブル
の長さ調整装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した目的を
達成するため、コントロールケーブルのアウターケーブ
ルまたはインナーケーブルが固定されると共に、外側に
平行な係止歯が形成された調整パイプが軸方向移動可能
に挿入される固定ベース部材と、前記調整パイプの軸方
向と直交する方向に移動可能にベース部材に挿入され、
前記係止歯に係脱する平行なロック歯を有する調整駒と
を具備してなることを特徴としている。
【0011】このとき前記アウターケーブルが調整パイ
プに固定され、かつ前記インナーケーブルが調整パイプ
を貫通して設けることもできるし、あるいは前記アウタ
ーケーブルが固定ブラケットに固定されかつ前記インナ
ーケーブルが調整パイプに固定されて設けることができ
る。また、前記係止歯が調整パイプの外側に設けた凹部
内に軸方向に連続して設けられており、かつ前記調整駒
は前記凹部の両側端に衝合して調整パイプの移動範囲を
規制するようにベース部材に組込むことができる。
【0012】さらに、前記調整駒の移動を案内するガイ
ド溝を調整パイプに対して直交する直線溝と、この直線
溝に対して斜行する傾斜溝とを連通させてベース部材に
形成しても良い。
【0013】前記係止歯が調整パイプの軸方向と直交す
る方向の長さを短くして軸方向に並列に設け、かつ、前
記ロック歯が係止歯の長さに対応させて並列に設けても
良い。
【0014】また、前記係止歯が調整パイプの外周に形
成された環状溝により構成しても良い。さらに、前記調
整パイプとベース部材との間に設けられ調整パイプを凹
部内のー側へ付勢するばねを備えることもできる。
【0015】
【作用】本発明は、前記した構成になっているので、係
止歯とロック歯との平行歯同志の係合となり、係合不良
がなくなり調整パイプの移動が確実にロックされ、かつ
係止歯が調整パイプ外側に設けられているので、係止歯
の歯長が調整パイプの直径以下となって調整駒の操作ス
トロークが小さくなる。
【0016】調整パイプのアウターケーブルを固定した
場合には、インナーケーブルの長さはアウターケーブル
の相対的長さとして間接的に調整され、調整パイプにイ
ンナーケーブルを固定した場合には、インナーケーブル
の長さは直接的に調整される。
【0017】また、調整パイプの外側の凹部はベース部
材に調整パイプを挿通した後、ベース部材内に調整駒を
挿入することによって調整パイプの移動を上記凹部内に
規制し、調整パイプの抜止めを図る。
【0018】さらに、調整駒の移動をベース部材に形成
したガイド溝に沿って行うようにしたときは、調整パイ
プの移動でケーブルの緊張位置を決定した後、調整駒を
直線溝に沿って移動させて調整パイプの移動をロックさ
せて一旦緊張状態を得、その後さらなる調整駒の移動は
調整駒がガイド溝の傾斜溝に沿って調整パイプを軸方向
へ移動させながら行われ、または単に調整パイプを調整
駒と共に移動させながら行われる。このときの調整パイ
プの軸方向移動でケーブルは弛緩すると共に、調整パイ
プはケーブルを弛緩した位置で移動ロックされる。
【0019】係止歯及びロック歯の歯長を短くして並列
に設けたときは操作ストロークをより小さくすることが
できる。また、係止歯を環状溝で形成したときは、調整
パイプはロック状態で回転可能となり、ケーブルの捩れ
を解消することができる。
【0020】またさらに、調整パイプを付勢するばねを
備えることによって、係止歯とロック歯との係合を解除
してベース部材と調整パイプとの相対移動を行わせると
きにばね力を利用することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。図1乃至図16に本発明の第1実施例
であるコントロールケーブルの長さ調整装置Aを示す。
この調整装置Aは、図1乃至図5に示すように、コント
ロールケーブルのアウターケーブルが固定されインナー
ケーブルが貫通する調整パイプ1と、この調整パイプ1
に挿通され被固定部材にブラケット等を介して固着され
るベース部材2と、このベース部材2内に調整パイプ1
の軸方向と直行する方向に摺動可能に設けられた調整駒
3とから大略構成されている。
【0022】調整パイプ1は図8及び図9に示すように
その外周の一側に軸方向に形成された凹部4を有し、こ
の凹部4の底部に軸方向と直行する方向の係止歯5が軸
方向に形成されている。そして、調整パイプ1の軸心部
位には図6に示すように大径孔1aと小径孔1bとが連
通した段付き貫通孔が形成されており、大径孔1aにア
ウターケーブルが固着され小径孔1bにはインナーケー
ブルが貫通するようになっている。
【0023】ベース部材2は図10乃至図12に示すよ
うに立方体のブロック状物からなり、その略中心部位に
調整パイプ1の円形挿通孔2aが貫通形成されている。
また、ベース部材2には調整駒3の本体3aが挿入する
矩形挿通孔2bが前記円形挿通孔2aの軸心より離れた
位置に、軸心と直行する方向に貫通形成されており、か
つこの矩形挿通孔2bの上部隔壁の上面には調整駒3の
スナップ片3bが挿入する係合溝2cが形成されてい
る。係合溝2cの底部にはスナップ片3bが係合する係
合凹部2f,2gが形成されている。さらに、ベース部
材2の一側には前記円形挿通孔2aが形成された筒部2
dが形成されており、かつこの筒部2dには被固定部材
に装着するために適宜のフランジ部材が係合する環状溝
2eが形成されている。
【0024】また、調整駒3は図13乃至図16に示す
ように略コ字形に折曲されて形成されており、対向する
2片の一片を本体3aに他片をスナップ片3bに形成さ
れている。そして本体3aの下面には調整パイプ1の係
止歯5と同一のピッチ巾で形成されたロック歯6が形成
されており、スナップ片3bの先端には係合爪3cが形
成されている。この係合爪3cは本体3aがベース部材
2の挿通孔2b内に挿入したときベース部材2の係合凹
部2f,2gに係合し、調整駒3をベース部材2に保持
するようになっている。
【0025】このような調整装置Aはアウターケーブル
を固着し、インナーケーブルを貫通した調整パイプ1を
ベース部材2に挿通させた後調整駒3をベース部材2内
に挿入する。この調整駒3の挿入は当初係合爪3cを係
合凹部2fに係合させる(図7参照)。これによってベ
ース部材2は調整パイプの凹部4内で調整パイプ1との
相対移動が可能となると共に、調整パイプ1からの抜止
めが図れる。この状態でベース部材2を被固定部材に固
定し、その後調整パイプ1を移動させてコントロールケ
ーブル(図示せず)の長さを調整した後、調整駒3をa
方向へ挿入して(図7参照)、ロック歯6を係止歯5に
係合させることによって調整パイプ1の移動を固定す
る。このとき調整駒3はその係合爪3cを係合凹部2g
に係合させて保持されている。
【0026】図17乃至図31に本発明の第2実施例で
あるコントロールケーブルの長さ調整装置Bを示す。調
整装置Bは前記調整装置Aと同一機能を有する調整パイ
プ10と、ベース部材20と、調整駒30とから大略構
成されている。
【0027】調整パイプ10には図25及び図26に示
すように、その外周両側に軸方向と直行する方向の長さ
を短くした係止歯51,51が並列して設けられてい
る。
【0028】ベース部材20は図27及び図28に示す
ように角筒状体からなり、対向する一対の側壁に調整パ
イプ10の挿通する円形挿通孔20aが形成されてい
る。ベース部材20の内部には基端部が前記一対の側壁
に連設されたばね受け部20cが形成されている(図2
2,図23,図24参照)。そしてベース部材20の他
の対向する一対の側壁は下方に延設されており、この延
設部分の対向面側に係合爪20dが形成されている。
【0029】調整駒30は図29乃至図31に示すよう
にコ字形に折曲されて形成されており、対向する各側片
30aの先端部分に前記係合爪20dが係合する係合窓
30bが形成されており、かつ各側片30aの対向面側
の略中央部分には調整パイプの係止歯51と同一の歯
長,及び間隔でロック歯61が並列に設けられている。
【0030】そしてこれら調整パイプ10,ベース部材
20,及び調整駒30は次の様に組み付けられる。コン
トロールケーブルのアウターケーブルが固着され、イン
ナーケーブルが貫通した調整パイプ10をベース部材2
0に挿通させた後、調整駒30をその側片30aが調整
パイプ10の両側に位置するようにしてベース部材20
の角孔20b内に挿入する(図17参照)。この調整駒
30はその挿入時にベース部材のばね受け部20cに基
端部が支持されたばね70が介在しており、挿入後はこ
のばね70によりb方向へ付勢されている(図22参
照)。
【0031】挿入後の調整駒30はその係合窓30bが
ベース部材の係合爪20dに係合して、ばね70の付勢
にも拘らずベース部材20からの抜止めが図られている
(図22,図23参照)。このように組み付けて調整装
置Bを得ることができる。
【0032】そしてこの調整装置Bは次のように作動す
る。調整駒30を挿入した状態では調整駒のロック歯6
1が調整パイプ10の係止歯51に係合してベース部材
20と調整パイプ10との相対移動が規制されている
(図23参照)。この状態で調整駒30を図24に示す
ようにc方向に押圧して下方へ移動させるとロック歯6
1と係止歯51との係合が解除されて、ベース部材20
と調整パイプ10との相対移動範囲は調整パイプ10の
凹部40で規制されて(図25参照)、上記範囲内で長
さ調整が可能となる。このように調整装置Bは調整駒3
0の操作で歯長の短い係止歯51とロック歯61との係
合,離脱を行わせるものであるから、その操作ストロー
クは小さくなり据付けスペースを節約することができ
る。
【0033】また、図32に本発明の第3実施例である
コントロールケーブルの長さ調整装置Cを示す。この調
整装置Cは調整装置Aの変形例であり、調整パイプ1を
長尺に形成してフランジ部80を設け、ベース部材2と
フランジ部80との間の調整パイプ1にばね90を外挿
させ、ベース部材2を調整パイプ1に形成した凹部4の
一側へ押圧付勢している。調整装置Cの他の構成は調整
装置Aと同一になっている。この調整装置Cはコントロ
ールケーブルの長さ調整の際にばね90の付勢力を利用
することができる。
【0034】さらに図33に本発明の第4実施例である
コントロールケーブルの長さ調整装置Dを示す。この調
整装置Dは調整装置Bの変形例であり、調整パイプ10
を長尺に形成してフランジ部80を設け、ベース部材2
0とフランジ部80との間の調整パイプ10にばね90
を外挿させ、ベース部材20を調整パイプ10に形成し
た凹部40の一側へ押圧付勢している。調整装置Dの他
の構成は調整装置Bと同一になっている。この調整装置
Dは前記した調整装置Cと同様にコントロールケーブル
の長さ調整装置の際にばね90の付勢力を利用すること
ができる。
【0035】図34乃至図36に本発明の第5実施例で
あるコントロールケーブルの長さ調整装置Eを示す。こ
の調整装置Eは調整装置Bの変形例であり、調整パイプ
10には環状溝からなる係止歯52が円筒体の外周に形
成されており、かつ調整駒30にはその各側辺30aの
対向面側の略中央部に係止歯52に噛合するロック歯6
2が形成されている。調整装置Eの他の構成は調整装置
Bと同一になっている。この調整装置Eによれば係止歯
52にロック歯62が噛合して調整パイプ10が軸方向
の移動をロックされた状態でも調整パイプ10は軸心回
りに回転可能となっており、この回転によりケーブルの
捩れが解消できる。
【0036】図37及び図38に本発明の第6実施例で
あるコントロールケーブルの長さ調整装置Fを示す。こ
の調整装置Fは前述した調整装置Eと同様にベース部材
20と、対向側片30aにロック歯62を形成した略コ
字形の調整駒30と、この調整装置30を付勢するばね
70とから構成されており(図38参照)、ベース部材
20を一方の固定ブラケット110に固定して取り付け
られている。また、コントロールケーブルのインナーケ
ーブル101は調整パイプ10に固定されており、かつ
そのアウターケーブル100は他方の固定ブラケット1
11にナット112で固定されて取り付けられている。
調整パイプ10の外周両側部分には軸方向に凹部が形成
されており、この凹部内に係止歯53が形成されてい
る。そして調整パイプ10は調整装置Fの挿入孔113
に挿入され、かつロック歯62と係止歯53との噛合に
より調整パイプ10の軸方向の移動がロックされるよう
になっている。このため調整装置Fによればインナーケ
ーブル101の長さを直接的に調整可能となっている。
尚、調整パイプ10は中実体で構成しても良い。
【0037】また、ケーブルは、目一杯緊張していれば
よいというものでもなく、一旦緊張させた後、僅かに
(数mm程度)弛緩して保持することが望ましい。これ
は緊張状態のままだと、ほんの僅かの入力の動きで相手
部材が作動してしまったり、入力がないのに相手部材が
作動気味になっていたりするので、例えばアクセルケー
ブル,トランクオープナーケーブルの場合安全面,操作
面,あるいはフィーリング面に悪影響を与えるからであ
る。次に前記弛緩操作をワンタッチで容易に行えるケー
ブルの長さ調整装置の実施例について述べる。
【0038】図39乃至図55に本発明の第7実施例で
あるコントロールケーブルの長さ調整装置Gを示す。こ
の調整装置Gは、図39乃至図43に示すようにコント
ロールケーブルのアウターケーブルが固定されインナー
ケーブルが貫通する調整パイプ11と、この調整パイプ
11に外挿され被固定部材にブラケット等を介して固着
されるベース部材12と、このベース部材12内に調整
パイプ11の軸方向と直交する方向に移動可能に挿入さ
れた調整駒13とから大略構成されている。
【0039】調整パイプ11は図40,図41及び図4
4に示すように円柱体から形成されており、その外周の
両側に形成された平坦面に係止歯11a,11aが軸方
向に配設されている。そして調整パイプ11の軸心部に
は軸方向にインナーケーブルが透通する貫通孔11bが
形成されており、かつこの貫通孔11bの一端側がアウ
ターケーブルが固定される大径孔11cとなっている。
また、調整パイプ11にはその外側に軸方向に形成され
た突条11dを有している。
【0040】ベース部材12は角筒部12aと円柱部1
2bとが連設されて形成されており、これら角筒部12
a及び円柱部12bには調整パイプ11が摺動自在に挿
通する透通孔が形成されている。そして円柱部12bの
外周にはねじ部2cが刻設されており(図39,40参
照)、このねじ部12cにナット(図示せず)を螺合さ
せることによってベース部材12を被固定部材に固着す
る。また、ベース部材12の調整パイプ11の透通孔に
は調整パイプ11の突条11dが嵌り込む溝部12dが
形成されており(図42,43参照)、これにより調整
パイプ11は回り止めされて軸方向にのみ移動可能にベ
ース部材12に取付けられると共に、ベース部材12へ
調整パイプ11を組付ける際の位置決めが容易となり組
付け工数が軽減される。さらにベース部材12にはその
角筒部12aの一側面に2個の角窓12e,12eが穿
設されている(図43参照)。
【0041】調整駒13は図48及び図49に示すよう
に両側片13a,13aと、この両側片13a,13a
の上端部を連結する上片3bとからコ字形に形成されて
おり、両側片13a,13aにはその外側面に突部13
c,13cが、その内側面にロック歯13f,13fが
それぞれ形成されており、その同一側縁部に上部が外方
へ折曲された舌片13d,13dが形成されており、上
片13bの下面には突起13eが形成されている。この
とき突部13cは下面が傾斜面となっており、上面が水
平面となっている平板状に形成されている。調整駒13
はベース部材12の角筒部12a内に調整パイプ11の
直交方向に移動可能に挿入される。このとき調整駒13
は図45に示すようにその両側片13a,13aが調整
パイプ11の両側を挟むように角筒部12a内に挿入さ
れる。
【0042】この調整駒13の角筒部12a内への挿入
は角筒部12aの内側面に形成されたガイド溝14によ
って誘導される(図46、47参照)。このガイド溝1
4は調整駒13の角筒部12a内の上下移動を案内する
直線溝14aと調整駒13の調整パイプ11の軸方向の
位置ずれを案内する傾斜溝14bとが連通して角筒部1
2aの対向壁に形成されている。調整駒13は突部13
cをガイド溝14に嵌入させて角筒部12a内に挿入さ
れる。この調整駒13の挿入の際は図45に示すように
調整駒13の上片13bと角筒部12a内の中間部に形
成した仕切り壁12fとの間にばね15を介在させ、調
整駒13は上記ばね15により上方へ移動付勢されて取
付けられる。このとき調整駒13の上片13bに設けた
突起部13eはばね15の上端に嵌入しばね15の位置
決めと共にその座屈をも防止している。そして調整駒1
3は角筒部12a内に挿入されるとその舌片13dが角
筒部12aの角窓12eに係止して、ばね15の付勢力
にも拘らず上方への抜け止めが図られる。
【0043】このように組み付けられた調整装置Gは次
のように作動する。まず、調整駒13を角筒部12a内
に組み付けた後の当初の状態は図45及び図50に示す
状態となっている。この状態では、すなわち、調整駒1
3のロック歯13fが調整パイプ11の係止歯11aに
噛合し(図45参照)、かつ突部13cがガイド溝14
の直線溝14aの下部に位置して(図50参照)、調整
パイプ11の軸方向移動がロックされている。
【0044】この状態で調整駒13に下方向の負荷Pを
加えると調整駒13はガイド溝14の直線溝14aに案
内されて下降し、突部13cの傾斜面が傾斜溝14bの
斜面141bに衝合する(図51参照)。このとき傾斜
溝14bは斜面141bと、この斜面141bの対向壁
を構成する水平面143bと、この水平面143bから
下方へ垂下するように形成された垂直面142bとから
形成されている(図47参照)。この状態から更に負荷
Pを加えると突部13cは斜面141bに沿って移動
し、垂直面142bに衝合すると共に調整駒13は調整
パイプ11の軸方向に位置ずれしながら下降する(図5
2参照)。また更に負荷Pを加えると突部13cは垂直
面142bに沿って下降し、調整駒13も同様に下降す
る(図53)。この状態では調整駒13のロック歯13
fと調整パイプ11の係止歯11aとの噛合が解除され
調整パイプ11は軸方向(図53のd方向、あるいはe
方向)の移動が自由となる。この状態を維持して調整パ
イプ11を適宜移動させてケーブルの長さ調整を行う。
【0045】調整後、調整駒13への負荷Pを解除する
と調整駒13はばね15により上方へ移動し突部13c
が傾斜溝14bの水平面143bに衝合して停止する
(図54参照)。この状態は調整駒13のロック歯13
fと調整パイプ11の係止歯11aとが噛合し、調整パ
イプ11の軸方向の移動がロックされ、一時的にケーブ
ルの緊張状態が得られる。
【0046】次で調整パイプ11を把持して図54で示
すf方向へ移動させると、調整駒13も同方向へ移動し
突部13cと水平面143bとの衝合状態が解除され直
線溝14aに沿って調整駒13は上昇移動し(図55参
照)図45で示す当初のロック状態が得られる。このと
きケーブルは調整パイプ11をf方向へ移動させた分弛
緩されて保持される。
【0047】図56に本発明の第8実施例である調整装
置Hを示す。調整装置Hは突部13cとガイド溝14の
傾斜溝14bの形状が相違するだけで他の構造は前記し
た調整装置Gと同一の構造を有している。すなわち、調
整装置Hは略菱形状の突部13cを有しており、かつ、
傾斜溝14bは前記した水平面143bの替りに上方へ
の斜面144bを有して形成されている。このため調整
装置Hにおいてはケーブルの弛緩の作動がワンタッチで
行うことができる。すなわち、調整駒13を負荷Pで押
し下げて調整パイプ11を軸方向移動させてケーブルが
緊張状態になるように位置決めした後負荷Pを解除する
と調整駒13はばね15により上昇し、この上昇は突部
13cが傾斜溝14bの斜面144bを滑動していっき
に直線溝14aに達することができる。このとき突部1
3cが斜面144bを滑動するとき調整パイプ11がf
方向へ移動してケーブルの弛緩状態が得られる。
【0048】図57乃至図64に本発明の第9実施例で
ある調整装置Jを示す。この調整装置Jは調整駒13の
移動を阻止する角窓が上,下に設けられている。すなわ
ち、ベース部材12の角筒部12aの一側面に上段角窓
12g,12gが形成されており(図58参照)、その
他側面に下段角窓12h,12hが形成されている(図
59参照)。この調整装置Jに用いる調整駒13は図6
1及び図62に示すように両側片13aにはその外側面
に略菱形の突部13cが形成され、その内側面に調整パ
イプ11の係止歯11aに係脱するロック歯13fが形
成されており、かつその縁部には上,下に位置ずれさせ
て上段舌片13g,下段舌片13hが形成されている。
そしてこの調整駒13は前記した実施例と同様にベース
部材12の角筒部12a内に挿入される。
【0049】この調整駒13の挿入は突部13cが角筒
部12aの内側壁に設けたガイド溝140に沿って下降
することによって行われる。このときのガイド溝140
は図63及び図64に示すように上部直線溝140aと
下部直線溝140bとを傾斜溝140cで連通して形成
されている。
【0050】この調整装置Jは調整駒13を角筒部2a
内に挿入した当初は図63に示す状態となっており、上
段舌片13gが角窓12gに係合して抜け止めが図られ
ている。この状態では調整駒13のロック歯13fと調
整パイプ11の係止歯11aとの噛合が解除されている
ので、調整パイプ11は軸方向(d方向あるいはe方
向)の移動が自由となっている(図63参照)。この状
態で調整パイプ11を移動させてケーブルを緊張させた
後、負荷Pで調整駒13を下降させ、突部13cを傾斜
溝140cの斜面に衝合させる(図64参照)。この状
態では調整駒13のロック歯13fの半分が調整パイプ
11の係止歯11aに係合して調整パイプ11の軸方向
の移動がロックされており、ケーブルの前記した緊張状
態が維持される。
【0051】更に調整駒13を負荷Pで下降させると、
調整駒13は突部13cが傾斜溝140cの斜面を滑動
して下部直線溝140bに移動することに伴って調整パ
イプ11の軸方向へ位置ずれしながら下降する(図65
参照)。この調整駒13の上記位置ずれに伴って調整パ
イプ11はf方向へ移動し、これによりケーブルが弛緩
する。この状態では調整駒13の下部舌片13hが下部
角窓12hに係合して抜け止めが図られていると共にロ
ック歯13fの全部が係止歯11aに噛合する状態とな
って調整パイプ11の軸方向移動がロックされケーブル
は幾分弛緩された状態で保持される。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
型調整装置よりも調整駒の操作ストロークを小さくする
ことができるので、調整駒自体を小型にすることができ
ると共に装置全体をコンパクトにして据付けスペースを
節約することができる。
【0053】また、本発明の係止歯とロック歯は平行歯
に形成されており、平行歯同士の係合によりベース部材
と調整パイプとの相対移動をロックするものであるから
確実なロック状態が得られる。
【0054】さらに、本発明はベース部材に調整パイプ
を挿通させかつ、ベース部材内に調整駒を挿入すること
によって、ベース部材と調整パイプとの移動範囲が調整
パイプに形成された凹部内に規制されるため、他の抜止
め手段を用いなくても調整パイプからのベース部材の抜
止めが図られ、容易に組み立てられる。
【0055】調整パイプはこれに形成される係止歯を環
状溝で構成することによってロック歯との噛合によるロ
ック状態においても回転可能となっており、この回転に
より調整パイプに固定されるアウターケーブルあるいは
インナーケーブルの捩れを長さ調整後において自動的に
解消することができる。
【0056】また、ベース部材に調整駒の移動を案内す
るガイド溝を設けることによって、ケーブルの弛緩を含
めた長さ調整を小さなストロークのワンタッチで行うこ
とができるので操作が極めて簡単であると共に、調整後
調整パイプは外力付加により位置ずれを生じないように
確実に保持されるので信頼性の高いコントロールケーブ
ルの長さ調整装置を提供することができる。
【0057】さらに、ベース部材の透通孔に調整パイプ
の突条が嵌り込む溝部を形成することにより、調整パイ
プは回り止めされて軸方向にのみ移動可能にベース部材
に組付けられると共に、ベース部材へ調整パイプを組付
ける際の位置決めが容易となり組付け工数が軽減され
る。
【0058】本発明は調整パイプが挿入されたベース部
材に調整駒を挿入することによって組み付けられるもの
であるから、組立が容易であると共に、構造が簡単で部
品点数も少なく安価であるという実用上の効果をも奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の調整装置の平面図であ
る。
【図2】図1の調整装置の正面図である。
【図3】図2の調整装置の右側面図である。
【図4】図2の調整装置の左側面図である。
【図5】図2の調整装置の底面図である。
【図6】図3のII−II線に沿う断面図である。
【図7】図2のI−I線に沿う断面図である。
【図8】図2の調整装置の調整パイプの平面図である。
【図9】図8の調整パイプの正面図である。
【図10】図2の調整装置のベース部材の平面図であ
る。
【図11】図10のベース部材の正面図である。
【図12】図11のIII−III 線に沿う断面図で
ある。
【図13】図2の調整装置の調整駒の平面図である。
【図14】図13の調整駒の正面図である。
【図15】図13の調整駒の底面図である。
【図16】図13の調整駒の側面図である。
【図17】本考案の第2実施例である調整装置の平面図
である。
【図18】図17の調整装置の正面図である。
【図19】図18の調整装置の右側面図である。
【図20】図18の調整装置の左側面図である。
【図21】図18の調整装置の底面図である。
【図22】図19のV−V線に沿う断面図である。
【図23】図18のIV−IV線に沿う断面図である。
【図24】図23の作動後の状態を示す断面図である。
【図25】図18の調整装置の調整パイプの平面図であ
る。
【図26】図25の調整パイプの正面図である。
【図27】図18の調整装置のベース部材の正面図であ
る。
【図28】図25のベース部材の側面図である。
【図29】図18の調整装置の調整駒の正面図である。
【図30】図29の調整駒の底面図である。
【図31】図29の調整駒の側面図である。
【図32】本発明の第3実施例の調整装置の正面図であ
る。
【図33】本発明の第4実施例の調整装置の正面図であ
る。
【図34】本発明の第5実施例の調整装置の正面図であ
る。
【図35】図34のVI-VI線に沿う断面図である。
【図36】図34の調整装置の調整パイプの拡大正面図
である。
【図37】本発明の第6実施例の調整装置の分解正面図
である。
【図38】図37のVII-VII線に沿う断面図であ
る。
【図39】本発明の第7実施例である調整装置の平面図
である。
【図40】図39の調整装置の正面図である。
【図41】図39の調整装置の底面図である。
【図42】図40の調整装置の右側面図である。
【図43】図40の調整装置の左側面図である。
【図44】図42のIX-IX線に沿う縦断面図であ
る。
【図45】図40のVIII-VIII線に沿う横断面
図である。
【図46】図39の調整装置に用いたベース部材の平面
図である。
【図47】図46のX−X線に沿う縦断面図である。
【図48】図39の調整装置に用いた調整駒の正面図で
ある。
【図49】図48の調整駒の側面図である。
【図50】図39の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図51】図39の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図52】図39の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図53】図39の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図54】図39の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図55】図39の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図56】本発明の第8実施例である調整装置の正面図
である。
【図57】本発明の第9実施例である調整装置の縦断面
図である。
【図58】図57の調整装置の右側面図である。
【図59】図57の調整装置の左側面図である。
【図60】図57のXI−XI線に沿う横断面図であ
る。
【図61】図57の調整装置に用いた調整駒の正面図で
ある。
【図62】図61の調整駒の側面図である。
【図63】図57の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図64】図57の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図65】図57の調整装置の作動を説明する正面図で
ある。
【図66】従来の調整装置の正面図である。
【符号の説明】
1,10,11 調整パイプ 2,12,20 ベース部材 3,13,30 調整駒 4,40 凹部 5,51,52 係止歯 6,13f,61 ロック歯 13c 突部 14,140 ガイド溝 14a,140a,140b 直線溝 14b,140c 傾斜溝 90 ばね A,B,C,D,E,F,G,H,J 調整装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールケーブルのアウターケーブ
    ルまたはインナーケーブルが固定されると共に、外側に
    平行な係止歯が形成された調整パイプが軸方向移動可能
    に挿入される固定ベース部材と、前記調整パイプの軸方
    向と直交する方向に移動可能にベース部材に挿入され、
    前記係止歯に係脱する平行なロック歯を有する調整駒と
    を具備してなることを特徴とするコントロールケーブル
    の長さ調整装置。
  2. 【請求項2】 前記アウターケーブルが調整パイプに固
    定され、かつ前記インナーケーブルが前記調整パイプを
    貫通して設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のコントロールケーブルの長さ調整装置。
  3. 【請求項3】 前記アウターケーブルが固定ブラケット
    に固定され、かつ前記インナーケーブルが前記調整パイ
    プに固定されていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ントロールケーブルの長さ調整装置。
  4. 【請求項4】 前記係止歯が調整パイプの外側に設けた
    凹部内に軸方向に連続して設けられており、かつ前記調
    整駒は前記凹部の両側端に衝合して調整パイプの移動範
    囲を規制するようにベース部材に組込まれていることを
    特徴とする請求項1記載のコントロールケーブルの長さ
    調整装置。
  5. 【請求項5】 前記調整駒の移動を案内するガイド溝が
    調整パイプに対して直交する直線溝とこの直線溝に対し
    て斜行する傾斜溝とを連通させてベース部材に形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のコントロールケ
    ーブルの長さ調整装置。
  6. 【請求項6】 前記係止歯が調整パイプの軸方向と直交
    する方向の長さを短くして軸方向に並列に設けられてお
    り、前記ロック歯が係止歯の長さに対応させて並列に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のコントロ
    ールケーブルの長さ調整装置。
  7. 【請求項7】 前記係止歯が調整パイプの外周に形成さ
    れた環状溝からなることを特徴とする請求項1記載のコ
    ントロールケーブルの長さ調整装置。
  8. 【請求項8】 前記ベース部材の透通孔に調整パイプの
    突条が嵌り込む溝部を形成したことを特徴とする請求項
    1記載のコントロールケーブルの長さ調整装置。
  9. 【請求項9】 前記調整パイプとベース部材との間に設
    けられ調整パイプを凹部内のー側へ付勢するばねを備え
    たことを特徴とする請求項4記載のコントロールケーブ
    ルの長さ調整装置。
JP21840592A 1991-12-24 1992-07-24 コントロールケーブルの長さ調整装置 Pending JPH05340417A (ja)

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GB9303963A GB2265956B (en) 1992-04-06 1993-02-26 An adjustable mounting for a control cable
US08/041,480 US5435202A (en) 1992-04-06 1993-04-02 Length-adjusting device for control cable
US08/422,303 US5588333A (en) 1992-04-06 1995-04-13 Length-adjusting device for control cable
US08/422,330 US5560261A (en) 1992-04-06 1995-04-13 Length-adjusting device for control cable
US08/906,755 US5850763A (en) 1992-04-05 1997-08-06 Length adjusting device for control cable

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JP3-112311 1992-04-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005172203A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Chuo Spring Co Ltd コントロールケーブルの締結部材

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JP4567323B2 (ja) * 2003-12-15 2010-10-20 中央発條株式会社 コントロールケーブルの締結部材

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