JPH05338A - 打ち抜き用金型 - Google Patents
打ち抜き用金型Info
- Publication number
- JPH05338A JPH05338A JP17709391A JP17709391A JPH05338A JP H05338 A JPH05338 A JP H05338A JP 17709391 A JP17709391 A JP 17709391A JP 17709391 A JP17709391 A JP 17709391A JP H05338 A JPH05338 A JP H05338A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key groove
- die
- punching
- shank
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多種多様な打ち抜き形状をより能率良く加工
し、しかも金型自体が低コストで加工することができる
打ち抜き用金型を得る。 【構成】 キー溝５を設けたシャンク部１と、前記キー
溝５に嵌合される突起６を一面に備えその一面と交差す
る他面にキー溝７を有する先端部２と、この先端部２の
キー溝７同士を向かい合わせて接続するためのつなぎ部
３、およびこの先端部２のキー溝７を埋めるキー溝埋め
部４の少なくともいずれか一方と、を組合せてなる。
し、しかも金型自体が低コストで加工することができる
打ち抜き用金型を得る。 【構成】 キー溝５を設けたシャンク部１と、前記キー
溝５に嵌合される突起６を一面に備えその一面と交差す
る他面にキー溝７を有する先端部２と、この先端部２の
キー溝７同士を向かい合わせて接続するためのつなぎ部
３、およびこの先端部２のキー溝７を埋めるキー溝埋め
部４の少なくともいずれか一方と、を組合せてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種打ち抜き機械に用
いられる金型の形状に関する。
いられる金型の形状に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、板金の打ち抜き加工手段として
は、単形状の金型を数個用い、打ち抜きの穴に対し数回
打ち抜いて所望の抜き形状を得るといったものが多い。
は、単形状の金型を数個用い、打ち抜きの穴に対し数回
打ち抜いて所望の抜き形状を得るといったものが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの手
段では、金型自体のコスト面や、打ち抜きに要する加工
時間の面から見ても、かなりのロスが生じ大きな課題と
なっていた。
段では、金型自体のコスト面や、打ち抜きに要する加工
時間の面から見ても、かなりのロスが生じ大きな課題と
なっていた。
【０００４】この発明は斯る課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、多種多様な打ち
抜き形状をより能率良く加工し、しかも金型自体が低コ
ストで加工することができる打ち抜き用金型を提供する
ことにある。
れたもので、その目的とするところは、多種多様な打ち
抜き形状をより能率良く加工し、しかも金型自体が低コ
ストで加工することができる打ち抜き用金型を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、キー溝を設けたシャンク部と、前記キー
溝に嵌合される突起を一面に備えその一面と交差する他
面にキー溝を有する先端部と、この先端部のキー溝同士
を向かい合わせて接続するためのつなぎ部、およびこの
先端部のキー溝を埋めるキー溝埋め部の少なくともいず
れか一方と、を組合せてなることを特徴とする。
め、本発明は、キー溝を設けたシャンク部と、前記キー
溝に嵌合される突起を一面に備えその一面と交差する他
面にキー溝を有する先端部と、この先端部のキー溝同士
を向かい合わせて接続するためのつなぎ部、およびこの
先端部のキー溝を埋めるキー溝埋め部の少なくともいず
れか一方と、を組合せてなることを特徴とする。
【０００６】
【作用】前記構成により、本発明によれば、シャンク部
に取り付けられる先端部にキー溝が設けられ、この先端
部のキー溝同士を互いに向かい合わせて接続するための
断面がＶベルト車のような形を成すつなぎ部を有してい
るので、この先端部を所望の形状に形成しこれらをつな
ぎ部によって組合せることで、任意形状の打ち抜き金型
を形成することが可能となる。しかも、先端部を接続す
る必要のないときは、キー溝埋め部によりキー溝をなく
すことができるので、あらゆる形状の打ち抜きに対応す
ることができる。
に取り付けられる先端部にキー溝が設けられ、この先端
部のキー溝同士を互いに向かい合わせて接続するための
断面がＶベルト車のような形を成すつなぎ部を有してい
るので、この先端部を所望の形状に形成しこれらをつな
ぎ部によって組合せることで、任意形状の打ち抜き金型
を形成することが可能となる。しかも、先端部を接続す
る必要のないときは、キー溝埋め部によりキー溝をなく
すことができるので、あらゆる形状の打ち抜きに対応す
ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好ましい実施例
を説明する。図１（ａ）〜（ｄ）は、本発明に係る打ち
抜き用金型の主たる構成部品の実施例を示すものであ
り、シャンク部１と、金型の先端部分２（以下、先端部
という）と、金型部分と金型部分をつなぎ合わせる部分
３（以下、つなぎ部という）の３部分から成り、オプシ
ョンとしてキー溝を埋めるための部品４（以下、キー溝
埋め部という）も有している。
を説明する。図１（ａ）〜（ｄ）は、本発明に係る打ち
抜き用金型の主たる構成部品の実施例を示すものであ
り、シャンク部１と、金型の先端部分２（以下、先端部
という）と、金型部分と金型部分をつなぎ合わせる部分
３（以下、つなぎ部という）の３部分から成り、オプシ
ョンとしてキー溝を埋めるための部品４（以下、キー溝
埋め部という）も有している。
【０００８】これを組み立てるには、先ず、母体となる
シャンク部１にキー溝５を設けておいて、そのキー溝５
に合う突起６を持ち、かつこの突起６を有する面と交差
する面にキー溝７を備えた先端部２を作り上げる。同時
に、二個の先端部２同士をつなぎ合わせると共に、つな
ぎ部３とキー溝埋め部４を別個に作成する。次に、打ち
抜こうとする板金形状に合わせ各種の先端部２をつなぎ
部３を使用して組合せ、シャンク部１にその金型部分を
セットする。このできた金型を打ち抜き機械にセットす
る。
シャンク部１にキー溝５を設けておいて、そのキー溝５
に合う突起６を持ち、かつこの突起６を有する面と交差
する面にキー溝７を備えた先端部２を作り上げる。同時
に、二個の先端部２同士をつなぎ合わせると共に、つな
ぎ部３とキー溝埋め部４を別個に作成する。次に、打ち
抜こうとする板金形状に合わせ各種の先端部２をつなぎ
部３を使用して組合せ、シャンク部１にその金型部分を
セットする。このできた金型を打ち抜き機械にセットす
る。
【０００９】図２（ａ）は打ち抜き機械８の全体を示す
図であり、図２（ｂ）はその要部拡大を示す図である。
そして、前記シャンク部１は金型の種類によって変わら
ず、固定されており、打ち抜き形状の変更に際してはシ
ャンク部１以外の金型部分を変えて行う。打ち抜きの際
は、打ち抜き機械８に取り付けた金型が降りてきて板金
９を打ち抜くが、打ち抜き部には下に台座１０があり、
その部分のテーブル１１には穴１２が設けられている。
図であり、図２（ｂ）はその要部拡大を示す図である。
そして、前記シャンク部１は金型の種類によって変わら
ず、固定されており、打ち抜き形状の変更に際してはシ
ャンク部１以外の金型部分を変えて行う。打ち抜きの際
は、打ち抜き機械８に取り付けた金型が降りてきて板金
９を打ち抜くが、打ち抜き部には下に台座１０があり、
その部分のテーブル１１には穴１２が設けられている。
【００１０】例えば、板金９を図３（ａ）のトラック形
状に打ち抜く場合、先ず、図３（ｂ）のような両端のア
ール部分Ｒに相当する先端部２を二個用意すると共に、
図３（ｃ）のような中間部に相当する先端部２’を一個
用意する。また、これら二種類の部品を接続するため、
図３（ｄ）のようなつなぎ部３を二個用意し、これらを
図３（ｅ）のように組み合わせてトラック型の形状に形
成する。
状に打ち抜く場合、先ず、図３（ｂ）のような両端のア
ール部分Ｒに相当する先端部２を二個用意すると共に、
図３（ｃ）のような中間部に相当する先端部２’を一個
用意する。また、これら二種類の部品を接続するため、
図３（ｄ）のようなつなぎ部３を二個用意し、これらを
図３（ｅ）のように組み合わせてトラック型の形状に形
成する。
【００１１】また、板金９を図４（ａ）のような丸形状
に打ち抜く場合、図４（ｂ）のような先端部２を二個用
意すると共に、図４（ｃ）のようなつなぎ部３を一個用
意し、これらを図４（ｄ）のように組み合わせて形成す
ることも可能である。
に打ち抜く場合、図４（ｂ）のような先端部２を二個用
意すると共に、図４（ｃ）のようなつなぎ部３を一個用
意し、これらを図４（ｄ）のように組み合わせて形成す
ることも可能である。
【００１２】更に、板金９を図５（ａ）のような角形状
に打ち抜く場合、図５（ｂ）のような先端部２’を一個
用意すると共に、図５（ｃ）のようなキー溝埋め部４を
二個用意し、これらを図５（ｄ）のように組み合わせて
形成することも可能である。このように、キー溝７の処
理としてはキー溝埋め部４を用い、これをキー溝の部分
に嵌め込んで使用する。
に打ち抜く場合、図５（ｂ）のような先端部２’を一個
用意すると共に、図５（ｃ）のようなキー溝埋め部４を
二個用意し、これらを図５（ｄ）のように組み合わせて
形成することも可能である。このように、キー溝７の処
理としてはキー溝埋め部４を用い、これをキー溝の部分
に嵌め込んで使用する。
【００１３】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、キー溝を
設けたシャンク部と、前記キー溝に嵌合される突起を一
面に備えその一面と交差する他面にキー溝を有する先端
部と、この先端部のキー溝同士を向かい合わせて接続す
るためのつなぎ部、およびこの先端部のキー溝を埋める
キー溝埋め部の少なくともいずれか一方と、を組合せて
なることにより、従来の一金型に対して一形状の打ち抜
きという考えを変えて、効率の良い金型を作成でき、こ
れにより金型作成のコストを下げることができる。ま
た、打ち抜きに要する加工時間も一発抜きになるため、
大幅に短縮することができる。
設けたシャンク部と、前記キー溝に嵌合される突起を一
面に備えその一面と交差する他面にキー溝を有する先端
部と、この先端部のキー溝同士を向かい合わせて接続す
るためのつなぎ部、およびこの先端部のキー溝を埋める
キー溝埋め部の少なくともいずれか一方と、を組合せて
なることにより、従来の一金型に対して一形状の打ち抜
きという考えを変えて、効率の良い金型を作成でき、こ
れにより金型作成のコストを下げることができる。ま
た、打ち抜きに要する加工時間も一発抜きになるため、
大幅に短縮することができる。
【図１】本発明に係る打ち抜き金型の構成部品を示す図
であり、（ａ−１）はシャンク部の側面図、（ａ−２）
はその底面図、（ｂ−１）は先端部の側面図、（ｂ−
２）はその底面図、（ｃ−１）はつなぎ部の側面図、
（ｃ−２）はその底面図、（ｄ−１）はキー溝埋め部の
側面図、（ｄ−２）はその底面図である。
であり、（ａ−１）はシャンク部の側面図、（ａ−２）
はその底面図、（ｂ−１）は先端部の側面図、（ｂ−
２）はその底面図、（ｃ−１）はつなぎ部の側面図、
（ｃ−２）はその底面図、（ｄ−１）はキー溝埋め部の
側面図、（ｄ−２）はその底面図である。
【図２】（ａ）は打ち抜き機械の全体を示す図であり、
（ｂ）はそのＡ部拡大を示す図である。
（ｂ）はそのＡ部拡大を示す図である。
【図３】（ａ）〜（ｅ）は、トラック形状の金型を打ち
抜く場合の金型構成を示す図である。
抜く場合の金型構成を示す図である。
【図４】（ａ）〜（ｄ）は、板金を丸形状に打ち抜く場
合の金型構成を示す図である。
合の金型構成を示す図である。
【図５】（ａ）〜（ｄ）は、板金を角形状に打ち抜く場
合の金型構成を示す図である。
合の金型構成を示す図である。
１ シャンク部 ２，２’ 先端部 ３ つなぎ部 ４ キー溝埋め部 ５，７ キー溝 ６ 突起 ８ 打ち抜き機械 ９ 板金
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 キー溝を設けたシャンク部と、前記キー
溝に嵌合される突起を一面に備えその一面と交差する他
面にキー溝を有する先端部と、この先端部のキー溝同士
を向かい合わせて接続するためのつなぎ部、およびこの
先端部のキー溝を埋めるキー溝埋め部の少なくともいず
れか一方と、を組合せてなる打ち抜き用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17709391A JP2823175B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 打ち抜き用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17709391A JP2823175B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 打ち抜き用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338A true JPH05338A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2823175B2 JP2823175B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=16025013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17709391A Expired - Fee Related JP2823175B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 打ち抜き用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2823175B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102091734A (zh) * | 2010-11-10 | 2011-06-15 | 吴江巨丰电子有限公司 | 一种打孔下模 |
| US9317031B2 (en) | 2008-10-21 | 2016-04-19 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Apparatus and methods for controlling machining systems |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP17709391A patent/JP2823175B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9317031B2 (en) | 2008-10-21 | 2016-04-19 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Apparatus and methods for controlling machining systems |
| CN102091734A (zh) * | 2010-11-10 | 2011-06-15 | 吴江巨丰电子有限公司 | 一种打孔下模 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2823175B2 (ja) | 1998-11-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |