JPH0533884B2 - - Google Patents

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JPH0533884B2
JPH0533884B2 JP30849588A JP30849588A JPH0533884B2 JP H0533884 B2 JPH0533884 B2 JP H0533884B2 JP 30849588 A JP30849588 A JP 30849588A JP 30849588 A JP30849588 A JP 30849588A JP H0533884 B2 JPH0533884 B2 JP H0533884B2
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JP
Japan
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mold
lens
astigmatism
manufacturing
multifocal
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Kazunori Kagei
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ASAHI OPUTEIKARU KK
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ASAHI OPUTEIKARU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学特性に優れた眼鏡用プラスチツ
クレンズ、例えば二焦点レンズ、三焦点レンズお
よび累進多焦点レンズ等の製造方法および注型重
合成型のための製造型に関する。
[従来の技術] 眼鏡用多焦点プラスチツクレンズは、1枚のレ
ンズ面内に、遠くのものを見るための遠用部領域
と、近くのものを見るための近用部領域を持つた
二焦点レンズ、及び遠用部領域と近用部領域以外
に中間部領域をも持つた三焦点レンズ、さらには
累進多焦点レンズがある。
従来、これらのプラスチツクレンズの製造にお
いて、乱視度を持たず球面度だけを持つたレンズ
は、注型重合成型法により一部製作されていた
が、球面度及び乱視度を併せ持つレンズにあつて
は、殆ど全て多焦点プラスチツクレンズ用として
予備的に製作された半製品レンズから、発行され
る眼鏡処方に基づいて研磨加工することにより製
作されていた。
すなわち、縦横の軸に対して一定のデザインに
なつている多焦点レンズにおいて、眼鏡処方によ
つて設定された乱視度数及び乱視軸角度を持つ乱
視レンズを、注型重合成型法によつて一発成形で
製作するには、乱視度と乱視軸角度との組合せを
無数に必要とし、何時、処方レンズとして必要と
されるかわからない特定の乱視度数及び乱視軸角
度を持つ完成品のレンズを製作しておくことは、
製造上の効率が悪く、経済的にも無益である。し
たがつて、眼鏡処方が発行されてから、適当な半
製品レンズを選択して、その半製品レンズで眼鏡
処方通りに球面、および乱視度と乱視軸角度を研
磨加工することで製作されてきたのである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、斯かる半製品レンズからの研磨
加工による製作においても、通常少なくとも6種
類程のベースカーブ(曲率)を持つ半製品レンズ
を製作し在庫しておかなければならない。
しかも、各カーブ値を持つた複数種の半製品は
無数の度数にと対応できるように、半製品レンズ
はその中心厚および縁厚にかなりの大きな厚みを
持たせておく必要がある。
したがつて、この半製品レンズの生産技術上、
重合成形における時間も20時間以上の長時間を必
要とし、しかも半製品レンズを製作するための高
価なモノマー液の使用量もかなり多量を必要と
し、生産効率が悪く不経済である。
殊に半製品レンズを使用して処方レンズに加工
するため、半製品レンズの研磨加工という熟練を
要する製作工程を必要とする。またこの研磨加工
は、高価な研磨諸設備及び研磨皿等の治工具、研
削液等の消耗資材等を必要とし、当然ながら研磨
加工における生産歩留も悪くなる。
このため、半製品レンズを処方レンズに加工す
るのは、注型重合成型法による一回の成形で完成
品とする場合に比較して総体的にコスト高とな
り、プラスチツクレンズが高価な製品となつてい
た。
さらに、硬度的にもガラス等に比して柔らかい
プラスチツク製の半製品レンズを研磨すること、
また研磨面を非球面形状に研磨加工するには非常
に難しい高度な研磨加工技術を必要とし、未だ研
磨加工レンズの研磨面における面精度や面粗度の
精度は成型レンズには遠く及ばないといつた品質
上の問題もあつた。
また、特に半製品レンズの研磨面を研磨により
非球面形状化することは、生産における量産化あ
るいは研度加工における非常に難しい高度な技術
を必要とし、現実的な生産方式でなく、したがつ
て非球面形状のプラスチツクレンズは未だ一般化
されていない。
本発明はかかる従来技術の欠点を解決しようと
するものであり、1.45以上の屈折率を有する架橋
構造形成性の有機化合物からなるプラスチツクレ
ンズ形成用のモノマー液を利用して、注型重合成
型法により一発成形で製作し、製作工数も短く、
総体的に低コストでかつ光学的にも優れたプラス
チツクレンズを製造できる製造方法および製造型
を提供しようとするものである。
本発明者においては、上記目的を達成するため
に鋭意検討した結果、多焦点レンズを製作するた
めの多焦点レンズ用モールドと、乱視度を有する
レンズを製作するための球面形状もしくは非球面
形状の乱視度付モールドと、この両モールドを組
付けるための合成樹脂製ガスケツトとを工夫する
ことで、処方通りの乱視軸角度を有する乱視度付
多焦点プラスチツクレンズを、従来技術では考え
られない注型重合成型法により一発成形で容易に
製作し得ることを見い出し、本発明に到達した。
また、前記乱視度付モールドのレンズ成形用面
を非球面形状化することにより、技術的にも難し
い研磨加工に頼らず、一発成形によつて容易に製
作でき、かつ球面レンズでは避けられない球面収
差を改善することができ、低コストで光学的にも
優れたプラスチツクレンズを製造することをも見
い出した。
[課題を解決するための手段] すなわち、上記の課題を解決する本発明の製造
方法は、乱視度を有するレンズを製造するための
乱視度付モールドと、幾何学中心を通る水平基準
線の位置を表示した多焦点レンズを製造するため
の多焦点レンズ用モールドと、前記両モールドを
相対向させて組付けできかつ乱視軸度設定用の角
度目盛表示をなした環状の合成樹脂製ガスケツト
とからなる製造型を用い、前記乱視度付モールド
を前記ガスケツトに対して定位置に組付けるとと
もに、前記多焦点レンズ用モールドを前記ガスケ
ツトに対し、眼鏡処方に基いて、前記水平基準線
の位置表示を乱視軸度設定用の角度目盛表示の所
定の角度目盛に合せて組付け、これらにより形成
された空間部に、1.45以上の屈折率を有する架橋
構造形成性の有機化合物からなるプラスチツクレ
ンズ形成用のモノマー液を注入して、眼鏡処方通
りの乱視軸角度を有する乱視度付多焦点プラスチ
ツクレンズを注型重合成型法により製造すること
を特徴とする。
また前記の製造方法に使用する製造型として、
乱視度を有するレンズを製造するための乱視度付
モールドと、幾何学中心を通る水平基準線の位置
を表示した多焦点レンズを製造するための多焦点
レンズ用モールドと、前記両モールドをレンズ成
型用面同士を相対向させて嵌着セツトできかつ乱
視軸度設定用の角度目盛表示をなした環状の合成
樹脂製ガスケツトとからなり、前記ガスケツトに
対し、前記乱視度付モールドは定位置に、また前
記多焦点レンズ用モールドは水平基準線の位置表
示を任意の角度にして組付け得るようにしたこと
も本発明の特徴である。
前記の製造型において、合成樹脂製ガスケツト
の乱視軸度設定用の角度目盛表示は、通常乱視カ
ーブ軸および/または球面カーブ軸を基準点とし
て表示しておくものである。
また前記乱視度付モールドには、球面カーブ軸
線および/または乱視カーブ軸線を表示しておく
のが好ましい。
さらに前記乱視度付モールドのレンズ成形用面
は球面あるいは非球面形状のいずれにすることも
できる。
[作用] 上記の構成による本発明の製造方法と装置によ
れば、乱視度付モールドを、環状の合成樹脂製ガ
スケツトに対し一定方向にして、すなわちガスケ
ツトの乱視軸度設定用の角度目盛表示の基準点に
対し乱視カーブ軸あるいは球面カーブ軸を合せる
ようにして組付ける。また多焦点レンズ用モール
ドは、前記乱視度付モールドと相対向させて前記
ガスケツトの他方側に組付ける。この際、この多
焦点レンズ用モールドに有する水平基準線を、発
行される眼鏡処方に基いて、ガスケツトの乱視軸
方向設定用の角度目盛表示の所定の角度目盛に合
せるように調整して組付ける。これによつて、ガ
スケツトに対して一定の定角度位置にセツトされ
た乱視度付モールドの乱視軸角度が、前記多焦点
レンズ用モールドの水平基準線に対して、前記角
度分調整されて組付けらることになり、乱視軸角
度が処方に応じて調整されていることになる。
したがつて、こうしてセツトされた製造型のガ
スケツト、乱視度付モールドおよび多焦点レンズ
用モールドによる空間内に、1.45以上の屈折率を
有する架橋構造形成性の有機化合物からなるプラ
スチツクレンズ形成用のモノマー液を注入して、
所定温度に加熱して重合硬化させて成形すること
により、多焦点レンズの幾何学中心を通る水平基
準線に対して、処方通りの乱視軸角度を有する乱
視度付レンズを得ることができる。
またこの乱視度付モールドのレンズ成形用面を
非球面形状にすることにより、非球面形状化した
レンズも注型重合成型法により容易に製造でき
る。
[実施例] 以下、二焦点レンズを製造する場合を例にと
り、本発明の実施例を使用装置とともに図面に基
いて説明するが、本発明は球面形状の二焦点レン
ズに限定されるものではない。
第1図は、本発明において使用する製造型の分
解斜視図を示しており、二焦点レンズを製作する
ためのレンズ成形用面11を有する二焦点レンズ
用モールド10と、乱視度を有するレンズを製作
するためのレンズ成形用面21を有する乱視度付
モールド20と、これら両モールド10,20を
相対向させて組付けるための合成樹脂製ガスケツ
ト30とからなる。
前記の二焦点レンズ用モールド10は、第2図
a,bに示すように、平面図において幾何学中心
を通る水平基準線を定めて、周縁部における適
所、例えば同図bでのA部、B部、C部のいずれ
かの作業上望ましい個所に水平基準線の位置を表
示する。12はその位置表示を示す。
この二焦点レンズ用モールド10の素材として
は、ガラス製、樹脂製、金属製等、プラスチツク
レンズ製作上可能な材質であればどのようなもの
であつてもよいが、実施上ガラス等の透明体が好
ましい。
また乱視度付モールド20は、第3図a,bに
示すように、乱視カーブ軸線23及び球面カーブ
軸。前記の両軸線23,24のいずれか一方のみ
を点あるいは線による軸表示でも良い。この乱視
度付モールド20も前記に二焦点レンズ用モール
ド10と同様のレンズ成形可能な種々の素材によ
り形成できる。
さらに前記合成樹脂製ガスケツト30は、主と
して比較的軟質の合成樹脂により形成されて円環
状をなしており、第4図a,bに示すように、内
周には、前記二焦点レンズ用モールド10と乱視
度付モールド20とを所定の成形空間を存して相
対向させてシール状態に嵌着し得るように嵌着用
の段部31,32が設けられている。乱視度付モ
ールド20を嵌着する側の段部32は、乱視度付
モールド20を一定の方向にして嵌着できるよう
に、該モールド20のレンズ成形用面21側の周
縁部形状に対応する波状カーブをなしている。他
方の段部31は全周に渡つて平坦もしくは二焦点
レンズ用モールド10の成形用面11周縁と同じ
曲率形状であり、二焦点レンズ用モールド10等
の多焦点レンズ用モールドをいずれの方向にして
も嵌着できるように形成される。
そしてこのガスケツト30には、これに嵌着さ
れる前記乱視度付モールド20による乱視カーブ
軸33上もしくは球面カーブ軸34上の点を基準
点33aもしくは34aとした水平線を境に上下
部、あるいは右、左部が対称になるように、1゜単
位で0゜から180゜の乱視軸度設定用の角度目盛表示
35を点もしくは図のような線で表示している。
この角度目盛表示35は、第4bにおけるA部の
個所に表示するほか、B部、C部、D部、E部、
F部、G部いずれに表示してもよく、作業性の良
い処を選択すればよい。また、前記乱視軸度設定
用の角度目盛表示35の単位は1゜単位に限定され
ない。
またこのガスケツト30は素材樹脂を射出か押
出し等の周知の成形方法により容易に製作でき
る。
ガスケツト30の材質も、合成樹脂の中の特定
のものに限定されるものでなく、多焦点レンズ用
モールドおよび乱視度付モールドの嵌着操作およ
び嵌着した状態でのシール性を確保できるもので
あれば種々の材質の樹脂を使用できる。又、前記
ガスケツト30には、注型重合成型法の必要に応
じて、一部にモノマー液充填のための注入口36
を設けておく。
次に上記の製造型を使用して乱視度付二焦点プ
ラスチツクレンズを製造する場合について説明す
る。
まず、上記の製造型を組立てる際、乱視カーブ
軸線23および/または球面カーブ軸線24を軸
表示23aまたは24aした乱視付モールド20
を、乱視カーブ軸33上および/または球面カー
ブ軸34上の点を基準点33a,34aとして1゜
単位に0゜から180゜まで乱視軸度設定用の感度目盛
表示35がなされているガスケツト30に対し嵌
着して組付ける。
この際、乱視度付モールド20の乱視カーブ軸
線23の軸表示23aと、ガスケツト30の乱視
カーブ軸33上と基準点33aとを正確に一致さ
せる。あるいは球面カープ軸線24の軸表示24
aと球面カーブ軸34上の基準点34aとを正確
に一致させる。
更に上記の組立て体のガスケツト30に対し
て、水平基準線の位置表示12を有する二焦点レ
ンズ用モールド10を組付ける。
この場合、眼鏡処方における乱視軸度に応じ
て、乱視軸設定用の角度目盛表示35の0゜点、例
えば球面カーブ軸上の点を基準点34aとして、
二焦点レンズ用モールド10の水平基準線の位置
表示12を、前記角度目盛表示35における眼鏡
処方上の乱視軸度と同じ角度目盛に正確に一致さ
せて、第1図のように組立てる。例えば、乱視軸
度が20゜のとき、水平基準線の位置表示12を角
度目盛表示35の20゜の目盛に一致させて嵌着し
組付ける。これによつて、ガスケツト30に対し
て一定の定角度位置にセツトされた乱視度付モー
ルド20の乱視軸角度が、前記二焦点レンズ用モ
ールド10の水平基準線に対して、前記角度分調
整されて組付けられることになる。
しかる後、組立てられた製造型の空間部40に
架橋構造形成性の有機化合物からなるプラスチツ
クレンズ形成用のモノマー液を注入し、これを加
熱し重合硬化させることにより、乱視度付二焦点
レンズを成形する。
こうして成形されたレンズは、所定の度数の二
焦点レンズであつて、しかも二焦点レンズ用モー
ルド10の水平基準線を処方に合せて角度調整し
たことにより、二焦点レンズにおけ幾何学中心を
通る水平基準線に対して処方通りの乱視軸度を有
するものとなる。しかもその表面は、研磨面とは
違いきわめて面精度の高いものとなる。
前記の乱視度付モールド20のレンズ成形用面
21を非球面形状にしておくと、非球面形状化し
たレンズも一発成形によつて得られる。
前記のプラスチツクレンズ成形用のモノマー液
としては、1.45以上の屈折率を有する架橋構造形
成性の有機化合物である液状硬化性化合物、例え
ば眼鏡用の樹脂レンズ材料として普及しているジ
エチレングリコールビスアリルカーボネート、さ
らには近年実用化されつつある高屈折率樹脂レン
ズ製作用としての種々の重合体または共重合体が
用いられる。
なお、上記の実施例では、ある度数および乱視
度を持つた二焦点レンズにおいて、乱視軸角度を
処方に合せて調整する場合について説明したが、
通常は、曲率値を段階的に異にする数種類の多焦
点レンズ用モールドと、これに対応する数種類の
乱視異度付モールドとを適当に組合せることによ
つて、多種の度数と乱視度の組合せに対応させ、
さらに上記のように乱視軸角度を処方に合せ調整
する。またガスケツトについても、前記の組合せ
に対応する寸法、形状のものを使用する。
[発明の効果] 上記したように本発明によれば、複雑な作業工
程および高度の熟練技術を必要とせず、しかも研
磨によるレンズには見られない面精度を持ち、光
学特性に優れた乱視度付多焦点プラスチツクレン
ズを注型重合成型法により一発成形で得ることが
でき、この種のプラスチツクレンズの製造の簡略
化およびコスト低下を図ることができる。また非
球面形状化したレンズも同様容易に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に使用する製造型の実施例
を示す分解斜視図、第2図a,bは多焦点レンズ
用モールドの平面図と縦断面図、第3図a,bは
乱視度付モールドの平面図と縦断面図、第4図
a,bは合成樹脂製ガスケツトの平面図と一部の
拡大縦断面、第5図は組立て状態の縦断面図であ
る。 [符号の説明]、10……多焦点(二焦点)レ
ンズ用モールド、11……レンズ成形用面、12
……水平基準線の位置表示、20……乱視度付モ
ールド、21……レンズ形成用面、23……乱視
カーブ軸線、23a……乱視カーブ軸線の軸表
示、24……球面カーブ軸線、24a……球面カ
ーブ軸線の軸表示、30……合成樹脂製ガスケツ
ト、33……乱視カーブ軸、33a……乱視カー
ブ軸上の基準点、34……球面カーブ軸、34a
……球面カーブ軸上の基準点、35……乱視軸度
設定用の角度目盛表示。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乱視度を有するレンズを製造するための乱視
    度付モールドと、幾何学中心を通る水平基準線の
    位置を表示した多焦点レンズを製造するための多
    焦点レンズ用モールドと、前記両モールドを相対
    向させて組付けできかつ乱視軸度設定用の角度目
    盛表示をなした環状の合成樹脂製ガスケツトとか
    らなる製造型を用い、前記乱視度付モールドを前
    記ガスケツトに対し定位置に組付けるとともに、
    前記多焦点レンズ用モールドを前記ガスケツトに
    対し、眼鏡処方に基いて、前記水平基準線の位置
    表示を乱視軸度設定用の角度目盛表示の所定の角
    度目盛に合せて組付け、これらにより形成された
    空間部に、1.45以上の屈折率を有する架橋構造形
    成性の有機化合物からなるプラスチツクレンズ形
    成用のモノマー液を注入して、眼鏡処方通りの乱
    視軸角度を有する乱視度付多焦点プラスチツクレ
    ンズを注型重合成型法により成形することを特徴
    とするプラスチツクレンズの製造方法。 2 乱視度を有するレンズを製造するための乱視
    度付モールドと、幾何学中心を通る水平基準線の
    位置を表示した多焦点レンズを製造するための多
    焦点レンズ用モールドと、前記両モールドをレン
    ズ成形用面同士を相対向させて嵌着セツトできか
    つ乱視軸度設定用の角度目盛表示をなした環状の
    合成樹脂製ガスケツトとからなり、前記ガスケツ
    トに対し、前記乱視度付モールドは定位置に、ま
    た前記多焦点レンズ用モールドは水平基準線の位
    置表示を任意の角度にして組付け得るようにした
    ことを特徴とするプラスチツクレンズの製造型。 3 乱視度付モールドのレンズ成形用面が球面あ
    るいは非球面形状であることを特徴とする請求項
    2に記載のプラスチツクレンズの製造型。
JP30849588A 1988-12-05 1988-12-05 プラスチックレンズの製造方法および製造型 Granted JPH02153709A (ja)

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US6383419B1 (en) * 1999-12-09 2002-05-07 Gregg A. Dean Method for cast molding toric contact lenses
WO2005042221A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Hoya Corporation プラスチックレンズ成形用ガスケット

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