JPH05338727A - スライド摺動装置 - Google Patents

スライド摺動装置

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Publication number
JPH05338727A
JPH05338727A JP17912592A JP17912592A JPH05338727A JP H05338727 A JPH05338727 A JP H05338727A JP 17912592 A JP17912592 A JP 17912592A JP 17912592 A JP17912592 A JP 17912592A JP H05338727 A JPH05338727 A JP H05338727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
base
sliding
engaging
wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP17912592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hara
秀樹 原
Satoshi Kamiide
聡 神出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP17912592A priority Critical patent/JPH05338727A/ja
Publication of JPH05338727A publication Critical patent/JPH05338727A/ja
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカークレーンなどに用いられるスライ
ド摺動装置において、ベース1に対してミドル2を前後
摺動させるために用いるチェーンにつき、伸び難くす
る。 【構成】 ベース1に設けた前・後のホイール20,2
1に対し、チェーン22をエンドレスとなるように掛け
渡し、これによりチェーン22にクロス部分が生じない
ようにした。従って、チェーン22には左右の分力が発
生し難く、伸びも抑えられる。ミドル2に設けたラック
状の係合片28がチェーン22と係合しているので、ミ
ドル2が摺動し、これと連動してトップ3が同方向へ摺
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動倉庫に備えられ
るスタッカークレーンや、無人搬送車又は物品移載ステ
ーションなどにおいて、物品の受渡しを行うために用い
られるスライド摺動装置に関する。
【0002】
【従来のスライド摺動装置】従来、この種スライド摺動
装置として、図4の如きものは知られている。即ち、ベ
ース50と、このベース50に前後摺動自在(前とは図
4右側を、後とは同図左側を言う)に設けられたミドル
51と、このミドル51に前後摺動自在に設けられたト
ップ52とを有しており、前記トップ52がミドル51
の摺動に連動して、ミドル51と同一の方向に摺動する
ようになされたスライド摺動装置である。トップ52を
ミドル51に連動させるための機構は、図4(a)及び
(b)の如く、ミドル51に設けられた前後一対の回転
自在なホイール54,55と、トップ52の後部固定端
56からミドル51の前部ホイール54を介してベース
50の後部固定端57に掛け渡された前進用連動チェー
ン58と、トップ52の前部固定端59からミドル51
の後部ホイール55を介してベース50の前部固定端6
0に掛け渡された後進用連動チェーン61とを有するも
のである。前進用連動チェーン58及び後進用連動チェ
ーン61を上記の如き掛け方にするのは、ミドル51の
摺動量に比してトップ52の連動量を倍化させるためで
ある。
【0003】ところで、ミドル51を駆動させるための
機構は、図4(c)の如く、ベース50に設けられた前
後一対の回転自在なホイール62,63と、ミドル51
の前部固定端64から、ベース50の後部ホイール63
及び前部ホイール62をこの順番で経由し、更にミドル
51の後部固定端65へと掛け渡された駆動チェーン6
6と、この駆動チェーン66を、ベース50の前部ホイ
ール62などを正転又は逆転させることで駆動するモー
タ(図示略)とを有するものである。
【0004】
【従来スライド摺動装置の欠点】従来スライド摺動装置
には以下の如き欠点があった。即ち、ミドル51の駆動
機構(図4(c)参照)において、前記駆動チェーン6
6は、前部固定端64と後部ホイール63との間部分
と、後部固定端65と前部ホイール62との間部分とを
クロスさせる必要があり、従って、これら前部固定端6
4又は後部固定端65のうち少なくとも一方を、前・後
のホイール62,63を平面に沿って結んだ直線上から
ずらした位置に配置せざるを得なかった。そのため、駆
動チェーン66には、その駆動のたびに左右方向(左と
は図4紙面裏側を、後とは同表側を言う)への分力が生
じ、いたずらに伸びを誘発させることとなっていた。
【0005】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。即ち、ベ
ースに前後一対のホイールが設けられ、これらホイール
に多数の係合部を有したエンドレス搬送帯が掛け渡さ
れ、これら係合部のいずれかと係合する係合片が前後に
所定間隔でミドルに設けられているものである。
【0006】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。エンドレス搬送帯(チェーンなど)を、ベースに
設けられた前・後のホイール相互間で駆動走行させれ
ば、その多数の係合部(チェーンの場合は各リンクの連
結用ピンに相当)が、ミドルに設けられた係合部と係合
して、ミドルを摺動させるようになっている。エンドレ
ス搬送帯にはクロス部分が生じることはないので、その
駆動走行時において左右方向への分力も生じにくい。
【0007】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側を言い、左とは図1紙面裏側を、
右とは同表側を言う。図1及び図2の如く、ベース1、
ミドル2及びトップ3を有しており、ベース1の下部に
は、ミドル2の摺動用モータ4が取り付けられている。
【0008】ベース1は、左右両側に立壁部5を有した
断面コ字状となっており、これら立壁部5,5の対向位
置には、前後方向に所定間隔をおいて複数のガイドロー
ラ6が回転自在に保持されている。7は、その固定用ナ
ットである。ミドル2は、エ字状断面を有した2本のレ
ール部材8,8を、連結板9によって左右平行に保持す
るようになっており、これらレール部材8,8の各外向
き面に形成される溝10,10に、ベース1の各ガイド
ローラ6,6,…が嵌められるようになっている。トッ
プ3には、ミドル2のレール部材8,8の各対向内面と
平行するように垂下壁部12,12が設けられており、
これら垂下壁部12,12の相反する外向き位置には、
前後方向に所定間隔をおいて複数のガイドローラ13が
回転自在に保持されている。これらガイドローラ13,
13,…は、ミドル2のレール部材8,8においてそれ
らの対向内面に形成される溝11,11に嵌められてい
る。このようにして、ベース1に対してミドル2が、ま
たこのミドル2に対してトップ3が、各々、前後摺動を
ガイドされるようになっている。
【0009】ミドル2を前進又は後進摺動させることに
より、トップ3も連動的にその同方向へ摺動されるよう
になることは、従来と同様であり、そのための機構も略
同様であって、図2中の符号15が前進用連動チェーン
(図4(b)の符号58に相当するもの)であり、16
がトップ3に対する後部固定端(同56に相当するも
の)であって、また17が後進用連動チェーン(同61
に相当するもの)である。従って、この連動機構の詳説
は省略する。
【0010】図3の如く、ベース1には、前後一対の回
転自在なホイール20,21が設けられている。これら
前部ホイール20及び後部ホイール21には、モータ4
によって正転又は逆転するスプロケット23(図2参
照)と共に、チェーンなどを用いたエンドレス搬送帯2
2が掛け渡されている。24,24は、エンドレス搬送
帯22にテンションを与えるための回転自在なホイール
である。前部ホイール20と後部ホイール21との相互
間には、エンドレス搬送帯22の上側の部分22aと下
側の部分22bとが上下にすれ違う場合の干渉を防止す
ると共に、上側の部分22aを、前・後のホイール2
0,21の歯先高さよりも少し持ち上げるようにするた
めの擦り板25が設けられている。なお、エンドレス搬
送帯22がチェーンである場合、各リンク相互を連結す
るためのピンがその搬送方向に沿って多数設けられるこ
ととなるが、このピンが、後述する係合部としての作用
を呈するものであって、エンドレス搬送帯22としてチ
ェーン以外のものを用いようとする場合には、このよう
なピンに代わる係合部を多数備えたものであることが必
要とされる。
【0011】ミドル2の連結板9には、その上面部から
その下部へ貫通して短いラック状をした係合片28(図
2参照)が設けられている。この係合片28は、ミドル
2の前後方向における中央部と、その前後に所定間隔を
おいて各1個(合計3個)が配されるようになってお
り、上記エンドレス搬送帯22において擦り板25上に
乗り上げる上側の部分22aで、このエンドレス搬送帯
22の係合部(上記したようにチェーンの場合のピンに
相当するもの)と係合するようになっている。従って、
エンドレス搬送帯22が駆動走行されることにより、そ
の上側の部分22aの摺動方向(例えば前方とする)と
同方向へ係合片28(ミドル2)が摺動させられるよう
になるが、この係合片28が擦り板25の相当領域より
も更に前方へ送りだされる時点では、後側配置の係合片
28が、擦り板25の相当領域に入ってエンドレス搬送
帯22と係合するようになり、結局、ミドル2は常にエ
ンドレス搬送帯22から駆動が伝達される状態に維持さ
れるものである。
【0012】上記実施例では、係合片28が複数の係合
歯を有した短いラック状のものとしたが、ミドル2に対
する配置数を多くするならば、係合歯が1個だけとされ
たようなものでもよい。またこれとは反対に、係合歯の
数を増加させることにより、ミドル2の前後長さに相当
するような長い1本のラック状とすることも可能であ
る。また、エンドレス搬送帯22に対するモータ4の駆
動伝達は、スプロケット23をわざわざ用いることな
く、前・後のホイール20,21や、テンション用のホ
イール24などによって直接的に行ってもよい。過負荷
時においてモータ4、エンドレス搬送帯22、その他各
部の損傷を防止するうえで、モータ4の回転軸にトルク
リミッタ30(図2参照)を取り付けておくのが好まし
い。エンドレス搬送帯22としてチェーンを用いる場合
には、係合片28との係合及び離脱が滑らかに行えるよ
うに、ローラーチェーンを用いるのが好ましい。
【0013】
【実施例の作用】次に実施例装置の作用を説明する。モ
ータ4を駆動させることにより、スプロケット23を介
してエンドレス搬送帯22が駆動走行するので、このエ
ンドレス搬送帯22において擦り板25上の上側の部分
22aに係合した係合片28が摺動され、これによって
ミドル2がベース1に対して摺動するようになる。ま
た、このミドル2の摺動に伴い、従来と同様な連動機構
(図4(b)参照)により、トップ3がミドル2と同方
向へ摺動するようになる。上記エンドレス搬送帯22
は、文字通り一つの閉塞した輪であるから、クロス部分
などは生じず、スプロケット23、前・後のホイール2
0,21及びテンション用ホイール24を含めて、全て
を平面上に一直線上に配置できるものである。そのた
め、その駆動走行時において、左右方向への分力が発生
することは殆どなく、伸びが誘発されるようなこともな
い。
【0014】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によって
以下の如き効果を奏するものである。 ミドルの駆動機構として用いるエンドレス搬送帯が伸
び難くなるため、ミドル及びトップの摺動に誤差やブレ
が生じるのを防止できる。 エンドレス搬送帯はクロスする部分を有しないので、
前・後のホイールに左右方向にずれつつ掛かるというよ
うなことがなく、その結果、エンドレス搬送帯がホイー
ルにスムーズに巻き掛かるため静音化を図ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライド摺動装置の側面図であって、(a)は
非摺動状態、(b)は摺動状態を示してある。
【図2】図1(a)のII−II線拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図(若干縮小化し
てある)である。
【図4】従来のスライド摺動装置を模式的に示すもので
あって、(a)は非摺動状態の図、(b)は摺動状態に
して連動機構を説明する図、(c)は摺動状態にして駆
動機構を説明する図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 ミドル 3 トップ 20 前部ホイール 21 後部ホイール 22 エンドレス搬送帯 28 係合片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースにミドルが、またミドルにトップ
    が各々前後摺動自在に設けられ、ミドルの摺動でその同
    方向へトップが摺動される構成のスライド摺動装置にお
    いて、ベースに前後一対のホイールが設けられ、これら
    ホイールに多数の係合部を有したエンドレス搬送帯が掛
    け渡され、これら係合部のいずれかと係合する係合片が
    前後に所定間隔でミドルに設けられているスライド摺動
    装置。
  2. 【請求項2】 ベースにミドルが、またミドルにトップ
    が各々前後摺動自在に設けられ、ミドルの摺動でその同
    方向へトップが摺動される構成のスライド摺動装置にお
    いて、ベースに前後一対のホイールが設けられ、これら
    ホイールに多数の係合部を有したエンドレス搬送帯が掛
    け渡され、これら係合部の所定数と係合する前後に長い
    係合片がミドルに設けられているスライド摺動装置。
JP17912592A 1992-06-12 1992-06-12 スライド摺動装置 Pending JPH05338727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17912592A JPH05338727A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 スライド摺動装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17912592A JPH05338727A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 スライド摺動装置

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Publication Number Publication Date
JPH05338727A true JPH05338727A (ja) 1993-12-21

Family

ID=16060435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17912592A Pending JPH05338727A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 スライド摺動装置

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JP (1) JPH05338727A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269698A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Okamura Corp 自動倉庫における荷の移載装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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