JPH05337460A - 浄水装置 - Google Patents

浄水装置

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JPH05337460A
JPH05337460A JP4149507A JP14950792A JPH05337460A JP H05337460 A JPH05337460 A JP H05337460A JP 4149507 A JP4149507 A JP 4149507A JP 14950792 A JP14950792 A JP 14950792A JP H05337460 A JPH05337460 A JP H05337460A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着剤層の吸着能力を回復できる浄水装置を
提供すること。 【構成】 活性炭等から成る吸着剤層5aを少なくとも
内蔵する浄化槽5を具備した浄水装置において、白金族
系酸化物及び酸化物系セラミックスを主成分とする触媒
層5bと、紫外線を照射可能な光源5cを浄化槽内に配
置すると共に、所定温度の温水を生成する温水生成槽1
1を浄化槽5に接続しているので、温水生成槽11から
浄化槽5内に温水を供給し、且つ光源5cを点灯させる
ことで、吸着剤層5aに吸着されていた次亜塩素酸塩や
有機塩素化合物を該温水中に脱離させ、これを触媒及び
紫外線による光触媒反応によって分解できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水,地下水等の浄
化に有用な浄水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の浄水装置は、フィルタ材から成
る濾過層や活性炭等から成る吸着剤層等を内蔵した浄化
槽を具備しており、該浄化槽に水を通過させることでそ
の不純物及び臭気を取除いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の吸着剤層には流
通水に含まれる次亜塩素酸塩や有機塩素化合物が臭気と
共に吸着されるが、次亜塩素酸塩においては連続給水を
行なうとその自然分解速度が吸着速度よりも遅くなるた
めその吸着能力が徐々に低下する難点がある。また、有
機塩素化合物は物理的に吸着されるだけであるためその
吸着能力にも自ずと限界がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、吸着剤層の吸着能力を回
復できる浄水装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、活性炭等から成る吸着剤層を少なくと
も内蔵する浄化槽を具備した浄水装置において、白金族
系酸化物及び酸化物系セラミックスを主成分とする触媒
層と、紫外線を照射可能な光源を浄化槽内に配置すると
共に、所定温度の温水を生成する温水生成槽を浄化槽に
接続している。
【0006】
【作用】本発明に係る浄水装置では、給水停止時に光源
を点灯させ、且つ温水生成槽から浄化槽内に温水を送り
込むと、吸着剤層に吸着されていた次亜塩素酸塩や有機
塩素化合物が温水中に脱離し、これらが触媒層に接触し
紫外線による光触媒反応によって分解される。
【0007】つまり、吸水停止時に必要に応じて上記の
操作を行なえば、吸着剤層に吸着されている次亜塩素酸
塩や有機塩素化合物を脱離,分解して、吸着剤の吸着能
力を回復できる。
【0008】
【実施例】図1乃至図4は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は浄水装置の構成図、図2は制御回路図、図3
及び図4は浄水制御のフロ−チャ−トである。
【0009】まず、図1を参照して浄水装置の全体構成
を説明する。同図において1は常閉の第1電磁弁、2は
プレフィルタ、3は定圧弁、4は常閉の第2電磁弁、5
は浄化槽、6は常閉の第3電磁弁、7は殺菌槽、8は圧
力検知器であり、これらは給水管路を通じて順に接続さ
れている。
【0010】上記浄化槽5は入口及び出口を上下に有し
ており、入口寄り位置に粒状,粉末状或いは繊維状の活
性炭から成る吸着剤層5aを有している。また、吸着剤
層5aの上側には有底筒状の触媒層5bが設けられ、ま
たその中央には紫外線ランプ5cが配置されている。本
例の触媒層5bは、吸着剤の一種であるゼオライトを有
底筒状に成形し、その表面に白金族系酸化物と酸化物系
セラミックスの複合物(触媒)を担持させて形成したも
のであり、その周面には多数の穴(図示省略)が設けら
れている。白金族系酸化物としてはPt,Pd,Ru等
の酸化物が、また酸化物系セラミックスとしてはルチル
型やアナタ−ゼ型の酸化チタン等が使用できる。
【0011】上記殺菌槽7は入口及び出口を上下に有し
ており、入口寄り位置に周縁孔を有する案内板7aを有
している。また、案内板7a上には繊維状活性炭から成
る殺菌筒7bが配置され、その内側には多孔質の中空糸
膜7cが付設されている。さらに、殺菌筒7bの上端に
は棒状と平板状の一対の電極7dが配置され、平板状電
極は殺菌筒7bと間隔をおいて対峙し、また棒状電極は
殺菌筒7bの上面に差込まれている。
【0012】9は上記第2電磁弁4と浄化槽5の入口と
の間の給水管路から分岐したドレン管路で、該ドレン管
路9には常閉の第4電磁弁10が介装されている。
【0013】11は入口及び出口を上下に有する温水生
成槽で、その周面にはパネル状の電熱ヒ−タ11aが付
設されている。また、温水生成槽11の上面には該生成
槽11内の水温を検知するサ−ミスタ等の温度センサ1
1bが付設され、またその内部には水位を検知するフロ
−トスイッチ11cが配置されている。
【0014】上記温水生成槽11は、定圧弁4と第2電
磁弁4との間の給水管路から浄化槽5の上部に至る分岐
管路の途中に介装されており、該分岐管路の分岐部分と
温水生成槽11の入口との間には常閉の第5電磁弁12
と逆止弁13が順に介装されている。
【0015】次に、図2を参照して上記浄水装置の制御
構成を説明する。同図において13はマイクロコンピュ
−タ構成の制御部、14は運転スイッチ、15はラン
プ,ブザ−等の警報器、16は電磁弁駆動部、17はラ
ンプ駆動部、18はヒ−タ駆動部、19は警報器駆動
部、20は殺菌電圧部である。また、8は圧力検知器、
11bは温度センサ、11cはフロ−トスイッチ、1,
4,6,10,12は第1乃至第5電磁弁、5cは紫外
線ランプ、11aは電熱ヒ−タ、7dは電極であり、何
れも先に説明したものである。
【0016】上記制御部13は後述する制御プログラム
をメモリに格納しており、運転スイッチの操作信号と、
圧力検知器8,温度センサ11b及びフロ−トスイッチ
11cの検知信号に基づいて、第1乃至第5電磁弁1,
4,6,10,12と、紫外線ランプ5cと、電熱ヒ−
タ11aと、電極7dを夫々制御する。
【0017】ここで、図3及び図4を参照して図1に示
した浄水装置の動作を説明する。電源投入後は殺菌槽7
内の殺菌筒7bに電極7dから設定電圧、例えば1V前
後の電圧が印加され待機状態に入る(図3のS1)。こ
の待機状態で運転スイッチ14がオン操作されると、浄
化槽5内の紫外線ランプ5cが点灯され、これと同時に
第1乃至第3電磁弁1,4,6が開放される(図3のS
2乃至S4)。
【0018】これにより、水道水や地下水等の原水は第
1電磁弁1を通過後、プレフィルタ2で不純物を取り除
かれ、定圧弁3でその圧力を調整された後、第2電磁弁
4を介して浄化槽5内に送り込まれる。浄化槽5内に送
り込まれた水は、吸着剤層5a及び触媒層5bを通過す
る過程で臭気の他に次亜塩素酸塩や有機塩素化合物等を
取除かれ、また紫外線照射によって液中の大腸菌やバク
テリア等を死滅されて、第3電磁弁6を介して殺菌槽7
内に送り込まれる。
【0019】殺菌槽7内に送り込まれた水は、殺菌筒7
b及び中空糸膜7cを外側から中央に向かって通過す
る。殺菌筒7bには電極7dから電圧が印加されている
ので、殺菌筒7bに付着した大腸菌やバクテリア等はそ
の生体代謝を抑制されてその繁殖を停止される。また、
殺菌筒7bを通過した大腸菌,バクテリア等や微細な不
純物は中空糸膜7cで取り除かれ、圧力検知器8を介し
て蛇口等の給水口に送り込まれる。
【0020】上述の給水中に運転スイッチ14がオフ操
作されると、浄化槽5内の紫外線ランプ5cが消灯さ
れ、これと同時に第1乃至第3電磁弁1,4,6が閉鎖
される(図3のS5乃至S7)。
【0021】そして、第1電磁弁1と第5電磁弁12が
開放され、給水管路から分岐管路に流れ込んだ水が第5
電磁弁12及び逆止弁13を順に介して温水生成槽11
に送り込まれる(図4のS8)。温水生成槽11内の水
位が上昇しフロ−トスイッチ11cが上限水位を検知す
ると、第1電磁弁1と第5電磁弁12が閉鎖され、電熱
ヒ−タ11aへの通電が開始される(図4のS9乃至S
11)。
【0022】電熱ヒ−タ11aの加熱により温度センサ
11bで検知される温水生成槽11内の水温Tが設定温
度Ts、例えば70℃に上昇すると、電熱ヒ−タ11a
への通電が停止する(図4のS12,S13)。そし
て、設定時間ts、例えば15秒間だけ第4電磁弁10
が開放され、且つ浄化槽5内の紫外線ランプ5cが点灯
される(図4のS14乃至S19)。
【0023】これにより、浄化槽5内の貯留水が第4電
磁弁10を介してドレン管路9から排出され、この時の
内圧低下により温水生成槽11内の温水が排出量に比例
して浄化槽5内に送り込まれる。この温水の送り込みに
より吸着剤層5a及び触媒層5bに吸着されていた次亜
塩素酸塩や有機塩素化合物が該温水中に脱離し、これら
が触媒層5bの触媒に接触し紫外線による光触媒反応に
よって分解する。
【0024】給水停止時に再び運転スイッチ14がオン
操作された場合には、ステップ3に移行し上記と同様の
給水が行なわれる。また、給水中はその水圧Pが圧力検
知器8によって検知されており、該水圧Pが規定圧力よ
りも低い設定水圧Psまで低下した際には、浄化槽5内
の紫外線ランプ5cが消灯され(図3のS20,S2
1)、これと同時に第1乃至第3電磁弁1,4,6が閉
鎖され、そして警報器15が作動して光や音で警報が発
せられる(図3のS22,S23)。
【0025】上述の浄水装置によれば、給水中に運転ス
イッチ14がオフ操作されたときに、浄化槽5内の紫外
線ランプ5cを点灯させ、また温水生成槽11から浄化
槽5内に温水を供給することで、吸着剤層5a及び触媒
層5bに吸着されていた次亜塩素酸塩や有機塩素化合物
を該温水中に脱離させ、これを触媒及び紫外線による光
触媒反応によって分解することができる。
【0026】従って、連続給水を行なった後でも次亜塩
素酸塩や有機塩素化合物が分解されないまま残留するよ
うなことがなく、これらの分解を確実に行なって吸着剤
層5a及び触媒層5bの吸着能力を回復させ、所期の吸
着作用を発揮させることができる。
【0027】また、浄化槽5内に送り込まれる温水の温
度を温水生成槽11で管理できるので、上記の脱離を適
切に、且つ効率よく行なえる。
【0028】さらに、浄化槽5内への温水の供給を該浄
化槽5内の貯留水がドレン管路9から排出される際の内
圧低下に基づいて行なっているので、温水供給のために
ポンプ等の手段を必要としない。
【0029】さらにまた、給水圧が異常に低下した際に
は警報を発し浄化装置の作動を停止できるので、目詰り
等を的確に把握でき、また浄化槽5及び殺菌槽7等の故
障を未然に防止できる。
【0030】さらにまた、殺菌槽7内の殺菌筒7bに設
定電圧を常時印加するようにしているので、給水時は勿
論のこと給水停止時にも殺菌作用を発揮させて殺菌を確
実に行なえる。
【0031】図5乃至図8は本発明の他の実施例を示す
もので、図5は浄水装置の構成図、図6は制御回路図、
図7及び図8は浄水制御のフロ−チャ−トである。
【0032】上記実施例とは図5において、第2電磁弁
4と第4電磁弁10を3方切換えの切換電磁弁21で兼
用させ、出口の1つにドレン管路22を接続した点と、
温水生成槽11からフロ−トスイッチ11cを排除した
点と、温水生成槽11内にミネラル溶出器22を配置し
た点で異なる。ミネラル溶出器22は、多孔質ケ−ス内
にコ−ラルサンド等のミネラル溶出物質を収容して構成
されている。
【0033】また、図6において、フロ−トスイッチ1
1cを排除した点と、切換電磁弁21専用の駆動部23
を設けた点と、制御部13のメモリに格納される制御プ
ログラムを変更した点で異なる。
【0034】ここで、図7及び図8を参照して図5に示
した浄水装置の動作を説明する。電源投入後は殺菌槽7
内の殺菌筒7bに電極7dから設定電圧、例えば1V前
後の電圧が印加して待機状態に入る(図7のST1)。
この待機状態で運転スイッチ14がオン操作されると、
浄化槽5内の紫外線ランプ5cが点灯され、これと同時
に第1,第3,第5電磁弁1,6,12が開放され、電
磁弁21が浄化槽5側に切換えられる(図7のST2乃
至ST5)。
【0035】これにより、水道水や地下水等の原水は第
1電磁弁1を通過後、プレフィルタ2で不純物を取り除
かれ、定圧弁3でその圧力を調整された後、切換電磁弁
21を介して浄化槽5内に送り込まれる。浄化槽5内に
送り込まれた水は、吸着剤層5a及び触媒層5bを通過
する過程で臭気の他に次亜塩素酸塩や有機塩素化合物等
を取除かれ、また紫外線照射によって液中の大腸菌やバ
クテリア等を死滅される。
【0036】一方、給水管路から分岐管路に分流した水
は、第5電磁弁12及び逆止弁13を順に介して温水生
成槽11に送り込まれ、ミネラル溶出器22から溶出す
るミネラル分を混合されて浄化槽5内の上部に送り込ま
れる。つまり、浄化槽5からは臭気等を取り除かれ、且
つミネラル分が含有された水が第3電磁弁6を介して殺
菌槽7内に送り込まれる。
【0037】殺菌槽7内に送り込まれた水は、殺菌筒7
b及び中空糸膜7cを外側から中央に向かって通過す
る。殺菌筒7bには電極7dから電圧が印加されている
ので、殺菌筒7bに付着した大腸菌やバクテリア等はそ
の生体代謝を抑制されてその繁殖を停止される。また、
殺菌筒7bを通過した大腸菌,バクテリア等や微細な不
純物は中空糸膜7cで取り除かれ、圧力検知器8を介し
て蛇口等の給水口に送り込まれる。
【0038】上述の給水中に運転スイッチ14がオフ操
作されると、浄化槽5内の紫外線ランプ5cが消灯さ
れ、これと同時に第1,第3,第5電磁弁1,6,12
が閉鎖され、電熱ヒ−タ11aへの通電が開始される
(図7のST6乃至ST9)。
【0039】電熱ヒ−タ11aの加熱により温度センサ
11bで検知される温水生成槽11内の水温Tが設定温
度Ts、例えば70℃に上昇すると、電熱ヒ−タ11a
への通電が停止する(図8のST10,ST11)。そ
して、設定時間ts、例えば15秒間だけ切換電磁弁2
1がドレン管路22側に切換えられ、且つ浄化槽5内の
紫外線ランプ5cが点灯される(図8のST12乃至S
T17)。
【0040】これにより、浄化槽5内の貯留水が切換電
磁弁21を介してドレン管路22から排出され、この時
の内圧低下により温水生成槽11内の温水が排出量に比
例して浄化槽5内に送り込まれる。この温水の送り込み
により吸着剤層5a及び触媒層5bに吸着されていた次
亜塩素酸塩や有機塩素化合物が該温水中に脱離し、これ
らが触媒層5bの触媒に接触し紫外線による光触媒反応
によって分解する。
【0041】給水停止時に再び運転スイッチ14がオン
操作された場合には、ステップ3に移行し上記と同様の
給水が行なわれる。また、給水中はその水圧Pが圧力検
知器8によって検知されており、該水圧Pが規定圧力よ
りも低い設定水圧Psまで低下した際には、浄化槽5内
の紫外線ランプ5cが消灯され(図7のST18,ST
19)、これと同時に第1乃至第3電磁弁1,4,6が
閉鎖され、そして警報器15が作動して光や音で警報が
発せられる(図7のST20,S21)。
【0042】上述の浄水装置によれば、給水時に浄化槽
5に送り込まれる水の一部を分岐管路を通じて温水生成
槽11に送り込み、ここでミネラル分を混合させて浄化
槽5内に合流できるので、給水時に使用されない温水生
成槽11をミネラル供給槽として利用して、ミネラル分
を混合した水を給水できる利点がある。他の作用,効果
は上記実施例と同様である。
【0043】尚、各実施例では、浄化槽内への温水の供
給を該浄化槽内の貯留水がドレン管路から排出される際
の内圧低下に基づいて行なうようにしたものを示した
が、温水生成槽の出口側にポンプを介装して該ポンプを
利用して強制的に温水供給を行なうようにしてもよい。
【0044】また、触媒層の一部を吸着剤で形成したも
のを示したが、該触媒層を触媒のみで形成してもよく、
図示例以外の形状のもので代用してもよい。
【0045】さらに、紫外線ランプは紫外線を照射可能
な他の光源で代用してもよく、また温水生成槽の電熱ヒ
−タは槽内に配置されていてもよい。
【0046】さらにまた、給水時に紫外線ランプを継続
して点灯させるようにしたものを示したが、該給水時に
おける紫外線ランプの点灯を所定時間毎に決められた時
間だけ繰り返し行なうようにしてもよく、また実施例の
ように殺菌槽が別にある場合には給水時に消灯しておい
てもよい。
【0047】さらにまた、吸着能力の回復に係わる動作
は給水停止時間が長い場合に所定時間毎に繰り返し行な
うようにしてもよく、また吸着能力に回復に係わる電磁
弁等の操作を必要に応じて手動で行なえるようにしても
よい。
【0048】さらにまた、殺菌槽の殺菌筒に常時電圧を
印加して殺菌を行なうようにしたものを示したが、該殺
菌電圧の印加は給水停止時のみ行なうようにしてもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
温水生成槽から浄化槽内に温水を供給し、且つ光源を点
灯させることで、吸着剤層に吸着されていた次亜塩素酸
塩や有機塩素化合物を該温水中に脱離させ、これを触媒
及び紫外線による光触媒反応によって分解することがで
きるので、連続給水を行なった後でも次亜塩素酸塩や有
機塩素化合物が分解されないまま残留するようなことが
なく、これらの分解を確実に行なって吸着剤層の吸着能
力を回復させ、所期の吸着作用を発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す浄水装置の構成図
【図2】制御回路図
【図3】浄水制御のフロ−チャ−ト
【図4】浄水制御のフロ−チャ−ト
【図5】本発明の他の実施例を示す浄水装置の構成図
【図6】制御回路図
【図7】浄水制御のフロ−チャ−ト
【図8】浄水制御のフロ−チャ−ト
【符号の説明】
5…浄化槽、5a…吸着剤層、5b…触媒層、5c…紫
外線ランプ、11…温水生成槽、11a…電熱ヒ−タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C02F 1/44 H 8014−4D 9/00 Z 7446−4D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性炭等から成る吸着剤層を少なくとも
    内蔵する浄化槽を具備した浄水装置において、 白金族系酸化物及び酸化物系セラミックスを主成分とす
    る触媒層と、紫外線を照射可能な光源を浄化槽内に配置
    すると共に、 所定温度の温水を生成する温水生成槽を浄化槽に接続し
    た、 ことを特徴とする浄化装置。
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