JPH05337004A - ランドセル - Google Patents
ランドセルInfo
- Publication number
- JPH05337004A JPH05337004A JP17613392A JP17613392A JPH05337004A JP H05337004 A JPH05337004 A JP H05337004A JP 17613392 A JP17613392 A JP 17613392A JP 17613392 A JP17613392 A JP 17613392A JP H05337004 A JPH05337004 A JP H05337004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- partition plate
- school bag
- gussets
- covered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランドセル本体の内側面の全体に内張板を貼
着することによりランドセル本体の収容部を平坦面に形
成して、教科書等の物品を引掛かりなく出し入れ自在に
収容できるようにし、さらに、縫目を隠してほころびを
起こさないように補強する。 【構成】 ランドセル本体１の大仕切板５及び左右大襠
３，４の内側面と大仕切板５及び左右大襠３，４の上端
縁全周に被覆した補強片８を含めたランドセル本体１の
収容部７に大仕切板５及び左右大襠３，４の高さとほぼ
面一になるように内張板９を重合貼着させることにより
前記収容部７を二重構造にすると共に、前記内張板９と
左右大襠３，４の夫々後辺縁と背板２とを平面Ｕ字状の
取付片１０で被覆して一体に縫着した。
着することによりランドセル本体の収容部を平坦面に形
成して、教科書等の物品を引掛かりなく出し入れ自在に
収容できるようにし、さらに、縫目を隠してほころびを
起こさないように補強する。 【構成】 ランドセル本体１の大仕切板５及び左右大襠
３，４の内側面と大仕切板５及び左右大襠３，４の上端
縁全周に被覆した補強片８を含めたランドセル本体１の
収容部７に大仕切板５及び左右大襠３，４の高さとほぼ
面一になるように内張板９を重合貼着させることにより
前記収容部７を二重構造にすると共に、前記内張板９と
左右大襠３，４の夫々後辺縁と背板２とを平面Ｕ字状の
取付片１０で被覆して一体に縫着した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ランドセル本体の収容
部内側面に縫目による段部や鋲金具等を突出させること
のないように内張板を貼着して構成したランドセルに関
するものである。
部内側面に縫目による段部や鋲金具等を突出させること
のないように内張板を貼着して構成したランドセルに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のランドセルでは、ランドセル本体
１０１の収容部１０１´を図６に示すように左右大襠１
０２，１０３及び底板１０４の前辺縁に、大仕切板１０
５の左右辺縁と底辺縁を重ね合わせて縫着１０６し、さ
らに左右大襠１０２，１０３及び大仕切板１０５の上端
縁の全面に、断面逆Ｕ字状で長く形成した補強片１０７
を被覆し、縫着１０８して補強した構造をなすものが、
例えば実公平３−５５２９４号及び同４−１１５３６号
公報等により知られている。
１０１の収容部１０１´を図６に示すように左右大襠１
０２，１０３及び底板１０４の前辺縁に、大仕切板１０
５の左右辺縁と底辺縁を重ね合わせて縫着１０６し、さ
らに左右大襠１０２，１０３及び大仕切板１０５の上端
縁の全面に、断面逆Ｕ字状で長く形成した補強片１０７
を被覆し、縫着１０８して補強した構造をなすものが、
例えば実公平３−５５２９４号及び同４−１１５３６号
公報等により知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらの公報に記載さ
れているランドセルでは、ランドセル本体１０１の内側
面に、大仕切板１０５の左右辺縁と底辺縁並びに補強片
１０７の下端に夫々重合段部１０９，１１０ができ、さ
らに、左右大襠１０２，１０３の内側面に図７に示すよ
うに締付バンド１１１の基端部を固定させる鋲金具１１
２の基部が複数突出しており、ランドセル本体１０１の
収容部１０１´に収納する教科書やノート等が大仕切板
１０５と左右大襠１０２，１０３及び大仕切板１０５と
左右大襠１０２，１０３の上端縁前面に被覆する補強片
１０７を縫着１０６，１０８することにより形成された
重合段部や突出した鋲金具１１２に引掛かり教科書が傷
んだり、また、縫目をほころびさせたりするといったよ
うな課題がある。本発明の目的は、このような課題を解
決したランドセルを提供することにある。
れているランドセルでは、ランドセル本体１０１の内側
面に、大仕切板１０５の左右辺縁と底辺縁並びに補強片
１０７の下端に夫々重合段部１０９，１１０ができ、さ
らに、左右大襠１０２，１０３の内側面に図７に示すよ
うに締付バンド１１１の基端部を固定させる鋲金具１１
２の基部が複数突出しており、ランドセル本体１０１の
収容部１０１´に収納する教科書やノート等が大仕切板
１０５と左右大襠１０２，１０３及び大仕切板１０５と
左右大襠１０２，１０３の上端縁前面に被覆する補強片
１０７を縫着１０６，１０８することにより形成された
重合段部や突出した鋲金具１１２に引掛かり教科書が傷
んだり、また、縫目をほころびさせたりするといったよ
うな課題がある。本発明の目的は、このような課題を解
決したランドセルを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のランドセルは、
ランドセル本体の大仕切板及び左右大襠の内側面と補強
片で被覆した部分を含めた全体にランドセル本体の大仕
切板及び左右大襠の高さとほぼ面一になるように内張板
を重合貼着させると共に前記内張板と左右大襠の夫々後
辺縁を背板の左右側縁で平面Ｕ字状の取付片で包被して
一体に縫着して構成される。
ランドセル本体の大仕切板及び左右大襠の内側面と補強
片で被覆した部分を含めた全体にランドセル本体の大仕
切板及び左右大襠の高さとほぼ面一になるように内張板
を重合貼着させると共に前記内張板と左右大襠の夫々後
辺縁を背板の左右側縁で平面Ｕ字状の取付片で包被して
一体に縫着して構成される。
【０００５】
【作用】ランドセル本体の内側面は内張板によって、大
仕切板の左右辺縁及び底辺縁並びに補強片の下端にでき
る段部と、縫着した部分の縫合段部及び縫目が何れも被
覆され、また、左右大襠に突出する鋲金具も被覆され、
ランドセル本体の内側面は底面を含めた全面が凹凸のな
い平坦面を呈して、収容する教科書やノート等が引掛か
つても傷んだり、また縫合した縫目をほころびさせたり
することがない。
仕切板の左右辺縁及び底辺縁並びに補強片の下端にでき
る段部と、縫着した部分の縫合段部及び縫目が何れも被
覆され、また、左右大襠に突出する鋲金具も被覆され、
ランドセル本体の内側面は底面を含めた全面が凹凸のな
い平坦面を呈して、収容する教科書やノート等が引掛か
つても傷んだり、また縫合した縫目をほころびさせたり
することがない。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図において１はランドセル本体であり、背板２，左
右大襠３，４，大仕切板５及び底板６により上面で開口
した箱状に形成される。前記左右大襠３，４は底板６の
左右に連続して一体に形成され、これらの左右大襠３，
４及び底板６は夫々前辺縁に大仕切板５の左右辺縁及び
底辺縁を重合させて縫着し、また、左右大襠３，４及び
底板６の夫々後辺縁に背板２の左右辺縁及び底辺縁を重
合させて縫着している。また、補強片８は細長い一連の
テープ状をなし、これを逆Ｕ字状に左右大襠３，４及び
大仕切板５の全周に被せて縫着している。
る。図において１はランドセル本体であり、背板２，左
右大襠３，４，大仕切板５及び底板６により上面で開口
した箱状に形成される。前記左右大襠３，４は底板６の
左右に連続して一体に形成され、これらの左右大襠３，
４及び底板６は夫々前辺縁に大仕切板５の左右辺縁及び
底辺縁を重合させて縫着し、また、左右大襠３，４及び
底板６の夫々後辺縁に背板２の左右辺縁及び底辺縁を重
合させて縫着している。また、補強片８は細長い一連の
テープ状をなし、これを逆Ｕ字状に左右大襠３，４及び
大仕切板５の全周に被せて縫着している。
【０００７】而して、９はランドセル本体１の内面で、
左右大襠３，４及び大仕切板５の全面に重合させて接着
した内張板であり、その内張板９は、大仕切板５と左右
大襠３，４の縫着段部及び大仕切板５と左右大襠３，４
の上端縁全周に重合縫着した断面逆Ｕ字状の補強片８の
縫合段部を被覆するように大仕切板５及び左右大襠３，
４の高さとほぼ面一となるようにランドセル本体１の収
容部７に重合貼着する。そして、前記内張板９の左右の
後辺縁は図４に示すように背板２の左右側縁に重ね、さ
らに左右大襠３，４の後辺縁を重ね合わせた状態で、平
面Ｕ字状の取付片１０で包被し、一体に縫着している。
左右大襠３，４及び大仕切板５の全面に重合させて接着
した内張板であり、その内張板９は、大仕切板５と左右
大襠３，４の縫着段部及び大仕切板５と左右大襠３，４
の上端縁全周に重合縫着した断面逆Ｕ字状の補強片８の
縫合段部を被覆するように大仕切板５及び左右大襠３，
４の高さとほぼ面一となるようにランドセル本体１の収
容部７に重合貼着する。そして、前記内張板９の左右の
後辺縁は図４に示すように背板２の左右側縁に重ね、さ
らに左右大襠３，４の後辺縁を重ね合わせた状態で、平
面Ｕ字状の取付片１０で包被し、一体に縫着している。
【０００８】このようにして、内側面の全体に内張板９
を重合したランドセル本体１は、図３及び図４に示すよ
うに大仕切板５と左右大襠３，４及び底板６との縫合部
やランドセル本体１のテープ状の補強片８の縫合部の重
合端部が、すべて隠れて全体が平坦面状になると共に左
右大襠３，４に突出する鋲金具にも隠蔽されるため教科
書やノート等を出し入れする際に縫合部や重合端部に引
掛ることがなくランドセル本体１は内面全体がきれいな
仕上がりとなっている。またランドセル本体１は、左右
大襠３，４及び大仕切板５の内面全体が内張板９の貼着
により二重構造となるためランドセル本体１の全体が補
強される。
を重合したランドセル本体１は、図３及び図４に示すよ
うに大仕切板５と左右大襠３，４及び底板６との縫合部
やランドセル本体１のテープ状の補強片８の縫合部の重
合端部が、すべて隠れて全体が平坦面状になると共に左
右大襠３，４に突出する鋲金具にも隠蔽されるため教科
書やノート等を出し入れする際に縫合部や重合端部に引
掛ることがなくランドセル本体１は内面全体がきれいな
仕上がりとなっている。またランドセル本体１は、左右
大襠３，４及び大仕切板５の内面全体が内張板９の貼着
により二重構造となるためランドセル本体１の全体が補
強される。
【０００９】なお、１３は大仕切板５の前面に設けたポ
ケット部であり、小襠１４〜１７，小仕切板１８，１
９，前板２０及び底板２１等により、上側を開口した前
後三つの収納部を区画形成し、最前の収納部の開口はス
ライドファスナー２２を取付けている。２３は基端部を
背板２の上端縁に取付けたた蓋板であり、その遊端部に
磁性材製の掛止板２４を取付け、この掛止板２４を底板
６に設けた磁石製の錠止体２５に鋲止させるようにして
いる。２６はランドセル本体１に取付けた一対の背負い
バンドである。
ケット部であり、小襠１４〜１７，小仕切板１８，１
９，前板２０及び底板２１等により、上側を開口した前
後三つの収納部を区画形成し、最前の収納部の開口はス
ライドファスナー２２を取付けている。２３は基端部を
背板２の上端縁に取付けたた蓋板であり、その遊端部に
磁性材製の掛止板２４を取付け、この掛止板２４を底板
６に設けた磁石製の錠止体２５に鋲止させるようにして
いる。２６はランドセル本体１に取付けた一対の背負い
バンドである。
【００１０】
【発明の効果】以上に述べたように本発明のランドセル
しは、ランドセル本体の内側面の全体に内張板を重合さ
せて大仕切板及び左右大襠と底板の縫合部及び縫合部の
段部を隠蔽して平坦面に形成するため、教科書等の収容
に際してランドセル本体の内側に引掛かることがなくな
り、学童が無雑作に教科書の出し入れをすることができ
る。また、内張板によって前記のように縫目がすべて隠
蔽されると共にランドセル本体の教科書等の収容部が二
重構造となって補強されると共にランドセル本体内はす
っきりと仕上げられ、見栄えのよいものである。
しは、ランドセル本体の内側面の全体に内張板を重合さ
せて大仕切板及び左右大襠と底板の縫合部及び縫合部の
段部を隠蔽して平坦面に形成するため、教科書等の収容
に際してランドセル本体の内側に引掛かることがなくな
り、学童が無雑作に教科書の出し入れをすることができ
る。また、内張板によって前記のように縫目がすべて隠
蔽されると共にランドセル本体の教科書等の収容部が二
重構造となって補強されると共にランドセル本体内はす
っきりと仕上げられ、見栄えのよいものである。
【図１】蓋板を開放して示すランドセルの斜視図。
【図２】ランドセル本体の背板を除いて示す斜視図。
【図３】図１平面図。
【図４】図３の断面図。
【図５】図１の側面断面図。
【図６】従来のランドセル本体の背板を除いて示す斜視
図。
図。
【図７】従来のランドセルの平面図。
１ ランドセル本体 ２ 背板 ３，４ 左右大襠 ５ 大仕切板 ６ 底板 ７ 収容部 ８ 補強片 ９ 内張板 １０ 取付片
Claims (1)
- 【請求項１】 ランドセル本体が、底板の前辺縁及び該
底板の左右に連続して一体に形成された左右大襠の前辺
縁と、大仕切板の底辺縁及び左右辺縁とを夫々縫着し、
さらに前記大仕切板及び左右大襠の上端縁を全長にわた
り断面逆Ｕ字状で連続した補強片で被覆したランドセル
本体の収容部において、前記大仕切板及び左右大襠の内
側面と補強片で被覆した部分を含めた全内周面に大仕切
板及び左右大襠の高さとほぼ面一になるように内張板を
重合貼着して大仕切板と左右大襠の縫着段部及び断面逆
Ｕ字状の補強片の縫合段部を被覆させると共に前記内張
板と左右大襠の夫々後辺縁を背板の左右側縁で平面Ｕ字
状の取付片で包被して一体に縫着したことを特徴とする
ランドセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17613392A JPH05337004A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | ランドセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17613392A JPH05337004A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | ランドセル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05337004A true JPH05337004A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=16008243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17613392A Pending JPH05337004A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | ランドセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05337004A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115574A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-06-22 | サンド・アクチエンゲゼルシヤフト | １，２−ジチオラン誘導体、その製法、医薬および用途 |
| JPS60261408A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-24 | 株式会社 ソノベ鞄製作所 | ランドセル |
| JPS62129579A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-11 | パウル・ハメルマン | 高圧プランジヤポンプ |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP17613392A patent/JPH05337004A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115574A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-06-22 | サンド・アクチエンゲゼルシヤフト | １，２−ジチオラン誘導体、その製法、医薬および用途 |
| JPS60261408A (ja) * | 1984-06-08 | 1985-12-24 | 株式会社 ソノベ鞄製作所 | ランドセル |
| JPS62129579A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-11 | パウル・ハメルマン | 高圧プランジヤポンプ |
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