JPH05336445A - 画像処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】通信販売において、顧客が電子化されたカタロ
グ情報の参照を容易にすると共に、通信販売会社が顧客
の獲得、タイムリなカタログ情報の提供を可能にする。 【構成】しおり機能、利用者の容姿とカタログ情報の合
成機能により、ＣＤ−ＲＯＭ等の形式で電子化された通
信販売用のカタログ情報の参照を容易にする。また、オ
ンラインでカタログ情報を提供しタイムリな情報提供を
行う。また、大規模小売店舗で座ったままで商品購入を
可能にする。さらに、衣料品の試着を服を脱ぐことなく
可能にする。これらにより、顧客に対するサービスを増
大し、顧客獲得を推進する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、商品に関するビジュア
ル情報（イメージ情報を含む）を顧客に提示することに
より商品の販売を行う通信販売業務を支援する方法に係
り、特にアパレル、ハードを主体とした流通業を中心
に、金融・公共などのビジネス分野において、個々の顧
客に関する蓄積情報を利用したデータベースマーケティ
ングのためのビジュアル情報流通方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の通信販売においては、商品情報
は、通信販売会社が直接あるいは雑誌の広告ページを借
りるなどして間接的に、冊子形態の「カタログ」を顧客
に配布（領布）することで行っていた。

【０００３】また、ＣＤ−ＲＯＭやビデオテープにカタ
ログ情報を記憶させ、在庫処理、返品処理などの業務に
おいて商品の確認に用いられている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、通
信販売会社から見ると次のような問題がある。

【０００５】（１）カタログ製作費がかさむため、たと
えニーズが顧客ごとに異なることが分かっていても、基
本的には同じカタログを大量に作成することでカタログ
単価を下げて顧客に送付しなければならず、顧客に対す
るキメ細かいサービスが展開できない。

【０００６】（２）顧客数が何百万人と増えると、カタ
ログ配送機関、例えば郵便局など、の配送キャパシティ
が限られているので、最も受注効果が上がると予想され
る特定日に合わせて、顧客にカタログを送付できないこ
とがある。

【０００７】（３）カタログを顧客に送付すると、顧客
からの注文がないかぎり、カタログを配布された顧客が
実際にどのような商品に対して関心が高いのかを把握す
ることができない。

【０００８】（４）洋服などのアパレル製品の通信販売
の場合、基本的にカタログ冊子内のモデルのイメージと
顧客が実際にその商品を身に付けた場合のイメージとが
一致することが少ない（良いモデルでないと商品の見栄
えがしないが、それゆえに、顧客が実際に自分でその商
品を身に付けた場合、イメージが合わないことが多いと
いう矛盾がある）ので、顧客からの返品が発生すること
が多い。

【０００９】（５）まだ購買履歴はないが、潜在的に購
買ニーズを持っている顧客をムダなく獲得することがで
きない。

【００１０】一方、通信販売利用者から見ると次のよう
な問題がある。

【００１１】（１）カタログの内容は、カタログ発送時
のものである（だれもまだ、そのカタログを見て注文を
していない状態である）ので、カタログを受け取った後
で、現在巷でどのような物が良く売れているのか知るこ
とができない。

【００１２】（２）百貨店などと違って商品の試着がで
きないので、カタログに乗っている商品が、実際に自分
が着た場合に似合うのかがわからない。

【００１３】（３）ＣＤ−ＲＯＭを応用したカタログの
場合、冊子の場合のように気に入った商品を掲載したペ
ージの端をちょっと折って目印にしたり、あるいは該当
するページを切り取って並べておいて、後からもう一度
気に入ったものだけをまとめて見直して、購入を決定す
ることができない。

【００１４】（４）過去に通信販売を利用したことがな
く、ＣＤ−ＲＯＭなどの再生装置を持っていない場合、
通信販売会社からのサービスを受けようとすると、新た
に高価な機器を購入しなければならず、金銭的に負担が
大きい。

【００１５】さらに、通信販売に限らず一般に百貨店な
どで商品を購入する場合、次のような問題がある。

【００１６】（１）利用客が自分で広い店舗内を歩きま
わる必要があるため、人出が多い場合や、買わなければ
ならない商品が多かったり重たかったりすると、しまい
には疲れてしまう。

【００１７】（２）商品が衣服である場合、販売店側か
ら見ると、商品の試着の際に商品が汚れたり、傷ついた
りする恐れがある、また全てのサイズの商品を取り揃え
ておくと、大きな在庫スペースが必要であったり、不良
在庫を抱えるというリスクがあるという課題があった。
利用者から見ると、試着の為に服を脱がなければならず
面倒臭い、色々試着するとさらに衣服を脱いだり着たり
が面倒臭く、また時間もかかる、従って結果的に色々な
商品を試着して見ることができない。

【００１８】

【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、次のようにする。 （１）利用者の容姿を登録し、提供されたカタログ情報
と交換して再生する。

【００１９】（２）利用者が自分の容姿をカタログ情報
と合成する際に、利用者の登録容姿を左右反転して表示
する。 （３）カタログに様々な姿勢とサイズの情報を記録して
おく。 （４）利用者が自分の容姿とカタログ情報を合成する際
に、利用者の姿勢とサイズに合った情報を選択して表示
する。 （５）利用者が姿勢を替えると、それに合わせて、表示
される合成画面の姿勢も変える。 （６）カタログ再生時に、商品を含む複数のページに対
してマーキングできるようにし、マーキングしたページ
を優先的に再生する。 （７）オンラインでカタログ情報を利用者に提供する。 （８）オンラインで提供されるカタログ情報に対して、
利用者がオンラインでレスポンス（注文）できる。 （１０）利用者がオンラインでカタログ情報を参照して
いる際に、その参照情報を情報の提供者がモニタする。 （１１）オンラインでカタログ情報を提供する場合に、
カタログに載っている商品の売行き情報を定期的にフォ
ローアップして、合わせて提供する。 （１２）カタログの各ページをルーズリーフタイプにし
て、それを顧客の購買特性に合わせて組み合わせて一冊
のカタログを構成する。 （１３）計算機による顧客の購買特性分析結果にもとづ
いて、ＤＴＰ（デスクトップパブリッシング）技術によ
りカタログを作成する。 （１４）テレビ電話対応の公衆電話から、商品の注文を
受ける。 （１５）百貨店などの大規模小売店舗において、席に座
ったままで商品を探したり、注文できる。 （１６）通信販売用端末を設置する。 （１７）自動車に無線による通信販売用端末を設置す
る。

【００２０】

【作用】上記手段は以下の作用を有する。 （１）利用者の容姿を提供されたカタログ情報の該当部
分と交換してテレビ画面上で見ることができるので、従
来、頭の中でしかイメージ的なかったものが、実際に目
で見て確認できるようになるため、実際に商品が届いて
からイメージの違いに気が付いて返品することが少なく
なる。 （２）自分の姿が、あたかも鏡を見ているように左右反
転して表示されるので、カタログ情報の姿勢に合わせや
すい。 （３）カタログに予め種々の姿勢、サイズの情報が登録
されているので、利用者が登録する情報をカタログ情報
（モデルの姿勢やサイズ）に合わせて変形する必要がな
い。 （４）利用者がわざわざカタログ情報に合わせて姿勢を
取る必要がなく、自分の気に入った姿勢を取ればよい。 （５）利用者が姿勢を変えるたびに、機器類を操作する
必要がなくなる。 （６）百貨店などの利用販売店での試着が、衣服を脱が
なくても可能である。

【００２１】（７）マーキングしたカタログ情報（ペー
ジ）を後でまとめて見ることができるので、カタログ全
体のページ数が多くなって注目した商品が飛び飛びにな
っても比較検討が容易にできるようになる。 （８）オンラインでカタログ情報を提供するため、郵便
局、あるいは宅配便のような輸送機関を通すことが不要
になる。このため、狙った日付に正確に顧客に対してカ
タログ情報を提供することができる。 （９）テレビ画面に表示されたカタログ情報を見ながら
オンラインでレスポンスができるので、欲しいと思った
らすぐに商品の注文をすませることができる。

【００２２】（１０）利用者がカタログのどのページを
どのくらいの時間見ていたかをモニタできるので、たと
え最終的に購入しなくても利用者の潜在的な関心をカタ
ログ提供者が把握できる。このため、より利用者の感心
にマッチしたカタログを作成することができる。 （１１）アップデイトされた売行き情報をカタログ情報
に付して提供するため、利用者は商品購入を決定する際
に、例えば「より人気の高い製品が欲しい」等の自分の
好みを反映させて商品を購入することができる。 （１２）カタログのページがルーズリーフ形式で構成さ
れているので、従来の冊子形式のカタログを作成する場
合に必要な製本技術が不要になる。ページを閉じるバイ
ンダに顧客のニーズに応じたページを挟むだけで良く、
容易に個々の顧客対応のカタログが作成できる。 （１３）個々の顧客の購買特性をもとにカタログが作成
できるので、一度獲得した顧客の心をしっかりとつかむ
ことが容易になる。 （１４）従来の公衆回線を利用してカタログ情報の提
供、商品の注文ができるので、特別な機器の購入やカタ
ログ送付の依頼の必要がない。さらにそのため、気軽に
通信販売を利用することができる。 （１５）百貨店において、店内に座ったままで所望の商
品を購入することができるので、人込みや購入した商品
の重さで疲れることがなくなる。 （１６）通信販売用端末を設置すれば、特別な機器の購
入やカタログ送付の依頼の必要がない。そのため、気軽
に通信販売を利用することができ、通信販売の利用機会
が増大する。 （１７）自動車により、通信販売用端末を移動すること
ができるので、顧客の潜在ニーズを掘り起こして顧客獲
得力がアップする。

【００２３】

【実施例】図９により、ＣＤ−ＲＯＭなどの電子化され
たカタログの再生装置を具備したテレビの概要を示す。
テレビ本体９００には、（ここでは）ＣＤプレーヤ９１
０が内蔵されており、ＣＤ−ＲＯＭ９１５を挿入して、
ＲＯＭに記録されたカタログ情報をテレビ画面９０５に
再生することができる。ＣＤプレーヤ９１０の制御は、
制御部９２０か、同等の機能を有したリモコンユニット
９２５を操作して行う。また、テレビ本体９００は、利
用者の容姿を撮影するテレビカメラ９３０を備えてい
る。

【００２４】図２、図９、図１０、図１１により、予め
顧客の容姿を登録し、提供されたカタログ情報と合成し
て表示する例を説明する。

【００２５】カタログ再生装置（テレビ本体９００）に
備えられたテレビカメラ２０５を通じて、利用客（顧
客）２００は自分の顔、あるいは全身を撮影して、容姿
登録メモリ２１０に登録しておくことができる。登録
は、テレビ本体９０５の前に立ち、リモコンユニット９
２５に装備された容姿登録ボタンを押すことによって行
う。

【００２６】カタログ情報の通常の再生では、予め記録
されたモデルの情報２１５をテレビ画面９０５に表示し
ている。一方、リモコンユニットに装備された容姿変更
ボタンを押すと、利用者２００の容姿が容姿登録メモリ
２１０に登録される。その後、画像反転処理２３５によ
り、容姿登録メモリ２１０の内容は、その左右につい
て、ｆ（ｘ，ｙ）＝ｆ（Ｘ−ｘ，ｙ）の変換を受ける。
この左右反転された容姿とカタログ情報２１５とが、画
像合成処理２３０により合成され、合成画像２２５とし
て見ることができる。

【００２７】また、図１０に示すように、画像合成の際
に、画像検索処理１００５が、利用者画像１０００の姿
勢、サイズを抽出して、種々の姿勢、サイズで登録され
ているカタログ情報１０１０の中から、最も利用者画像
１０００に近いものをカタログ（モデル）２１５として
選択する。

【００２８】また、利用者の容姿の登録は、利用者の姿
勢の変化に応じて連続的に行なわれ、それに合わせて、
カタログ情報の画像選択処理２３０、画像合成処理合成
１００５の連続的に行われる。したがって、利用者２０
０から見ると、まるでテレビの画面が、百貨店のフィッ
ティングルームの鏡のようであり、商品（服）を着替え
なくても、色々の服を着て、色々の姿勢（ポーズ）を取
って見ることができる。

【００２９】さらに、上記テレビ画面９０５を百貨店な
どの衣料販売店内のフィッティングルームの鏡として用
いると、利用者は衣服を脱ぐことなく試着をする（して
いる気分になる）ことができる。

【００３０】次に、図１、図９により、カタログ再生中
に注目した商品の記載されたページをマーキングし、あ
とでマーキングしたページを優先的に再生する方法を説
明する。

【００３１】カタログの再生は、ＣＤプレーヤ９１０に
ＣＤ−ＲＯＭ９１５を挿入し、制御部９２０の再生ボタ
ンを押すことにより開始する。再生は、順方向、逆方向
どちらも可能である。ＣＤ−ＲＯＭカタログ１００再生
中に再生装置の制御部９１５にあるしおりボタンを押す
と、再生中のページＩＤ１０５がＩＤ登録メモリ１１０
に記憶される。カタログ再生を一旦終った後で、しおり
ボタンを押すと、ＩＤ登録メモリ１１０に記憶されてい
るページ１１５を優先的にテレビ画面９０５に再生す
る。

【００３２】図３により、オンライン形式でカタログに
よる通信販売を実現する方法について説明する。通信販
売会社とオンラインカタログ契約を結ぶと、従来のよう
なカタログ冊子が配布されることはなくても、通信販売
により商品の購入を行うことができる。

【００３３】通信販売会社３００は、ケーブルテレビ
（ＣＡＴＶ）と同様に、中継局３０５を通じて、オンラ
インで利用客３１０に対してカタログ情報を提供する。
オンラインカタログの契約を行った顧客は、テレビの通
信販売カタログ専用チャンネルで、現在のもっとも新し
いカタログを見ることができる。また、顧客は、ケーブ
ルを通じて、商品の注文を行うことが可能である。

【００３４】また、送られてくるカタログには、現在の
売れゆき／売れ筋情報が表示される。顧客は市場の売れ
筋、トレンドをリアルタイムに把握して、好みに応じた
商品の購入を行う。

【００３５】また、契約を得た通信販売会社は顧客のカ
タログ操作状況をモニタすることができる。これは、通
常のテレビ番組の視聴率の調査と同様で、顧客が時間を
さいたカタログページを調査することで行う。顧客が、
現在何に興味が高いかを把握することができる。

【００３６】図４、図５により、顧客の過去の購買履歴
をもとに、個々の顧客に対応したカタログを作成する方
法について説明する。

【００３７】ＤＴＰ（デスクトップパブリッシング）技
術と顧客データの分析により、大量生産によるカタログ
作成は陳腐となる。カタログは、個々の顧客に対応した
内容のものが通信販売会社より送付される。図４は、個
別の顧客に対応したカタログ作成及び送付の様子を示し
ている。過去の顧客毎の購買履歴（受注実績）は、実績
データとしてデータベース４０５に保存される。実績デ
ータは、顧客嗜好の分析担当の専門知識をルールベース
化して構築した計算機システム（エキスパートシステ
ム）４１０により顧客毎の嗜好が自動的に分析される。
担当者による分析結果の承認が終ると、分析結果のデー
タとＤＴＰ装置４１５を連動することにより、個々の顧
客に対応したカタログ４２０が作成され、その後顧客に
送付される。 また、図５に示すように、各カタログペ
ージ５００をルーズリーフ形式にしておくと、ＤＴＰ装
置がなくても、ページの選択という形で、上記と同様に
個々の顧客に対応したカタログの作成が可能である。

【００３８】図６により、通信販売対応テレビ電話によ
って通信販売を実現する方法について説明する。

【００３９】町角にあるテレビ電話対応の公衆電話ボッ
クスにおいては、通常、テレビ画面６０５で相手の顔を
見ながら話をすることができる。この電話機を通信販売
対応テレビ電話６００とすると、電話機から通信販売会
社の電話番号をダイアルすると、テレビ画面６０５はカ
タログ選択画面になり、通信販売端末として利用可能と
なる。

【００４０】利用者６１５が、通信販売会社の電話番号
をダイアルすると、テレビ画面６０５は、その通信販売
会社の（俗に言う）「おはよう画面」になる。受話器６
１０から聞える購入案内に沿って電話機の電話番号ボタ
ン６２０かテレビ画面６０５（タッチパネルになってい
る）を押すか、あるいは受話器６１０の送話口で発声す
ると、商品グループ入力画面が表示される。好みの商品
グループ番号を電話機６１０の電話番号ボタン６２０か
テレビ画面６０５のタッチパネルで選択するか、あるい
は送話口で発声すると、その商品グループのカタログ情
報６２５を見ることができる。さらに、受話器６１０か
ら聞える購入案内に沿って、電話番号ボタン６２０かテ
レビ画面６０５のタッチパネルを利用して、あるいは送
話口より発声してページを捲る。購入希望の商品がある
と、利用者６１５は電話機の電話番号ボタン６２０で商
品番号を入力するか、テレビ画面６０５のタッチパネル
で直接商品を選択するか、あるいは送話口より商品番号
を発声することで、購入希望商品を指定する。商品が選
択されると、テレビ画面６０５には購入者氏名や、商品
配送先、支払い方法などを入力する購入データ入力票が
表示される。利用者は、電話機の電話番号ボタン６２
０、テレビ画面６０５のタッチパネル、送話口からの発
声により、購入データ入力票の必要事項を埋める。入力
票の情報は、注文情報６３０として、電話局６３５を仲
介して、通信販売会社６４０に電送される。

【００４１】図７により、百貨店において、椅子に座っ
たままで商品購入を行う方法を示す。

【００４２】通常百貨店７００においては、利用客７０
５が店舗７１０内を自分で歩いて購入希望の商品７１５
を捜し、購入する。ここでは、通常の店舗７１０の他
に、利用客７０５が、椅子に座ったままで、目の前のテ
レビ画面７２０で、そこに写し出される店舗内の商品７
１５を見て、購入商品を決定する。店舗７１０内に設け
られた専用コーナの椅子に腰掛けると、目の前のテレビ
画面７２０に店舗内の様子、商品７１５が映し出され
る。これは、店舗内の随所に設置されたテレビカメラ７
２５により撮像されたものである。商品７１５の購入
は、購入希望の商品を決定して、コーナに備え付けられ
たマイクロフォン７３０を通じて係員を呼び、購入希望
商品を手元まで運ばせて、商品を確認し購入を決定する
か、あるいは商品の所在を確かめた後で、直接実際の店
舗内の商品設置場所に行って、通常の商品購入方法で購
入を決定する。

【００４３】図８により、通信販売用に設置された端末
を利用して通信販売を実現する方法について説明する。
ここでは、特に、通信販売用端末８００を顧客の住居区
域８０５に自動車８１０で移動し、利用客に通信販売用
端末８００を利用させる。

【００４４】顧客の居住地区８０５は、過去の顧客の購
買履歴を分析して、最も潜在ニーズが高いと考えられる
地区を選択する。選択した地区に通信販売用端末８００
を搭載した自動車８１０を派遣する。ここで顧客住居地
区に対して拡声器等で自動車の到着を知らせ、利用客８
１５を募る。利用客８１５はその場通信販売用端末から
カタログ情報８３０を見て、他の顧客とコミュニケーシ
ョンしながら、購入希望商品を物色し、購入を決定す
る。利用客８１５の注文情報８２０は、無線で通信販売
会社８２５に送られる。

【００４５】

【発明の効果】本発明によると、次ぎのような効果があ
る。

【００４６】（１）購入する商品のイメージを正確によ
り把握することで返品が少なくなる。

【００４７】（２）利用者があたかも鏡を見ているよう
に、利用者がカタログ情報のモデルの姿勢に合わせるこ
とができる。 （３）短時間で多くの商品を試着できる（試着した気分
になれる）。 （４）服を脱がなくてもすぐ試着して（試着した気分に
なって）商品をためして見ることができる。 （５）実際に商品を見に付けないので、商品が汚れた
り、破れたりすることがない。 （６）全ての商品を在庫しておく必要がなく、在庫スペ
ースが狭くてすむ。 （７）不要な在庫（不良在庫）を抱えるという業務リス
クを押さえることができる。 （８）カタログ全体のページ数が多い場合でも、注目し
た商品の比較検討が容易にできる。 （９）カタログ情報送付のタイミングが正確になる。 （１０）欲しいと思ったらすぐに商品の注文をすませる
ことができる。 （１１）購入履歴のない顧客や、購入した商品外の利用
者の潜在的な関心をカタログ提供者が把握できる。 （１２）より利用者の感心にマッチしたカタログを作成
することができる。 （１３）利用者が商品購入を決定する際に、例えば「よ
り人気の高い製品が欲しい」等の自分の好みを反映させ
て商品を購入することができる。 （１４）ページを閉じるバインダに顧客のニーズに応じ
たページを挟むだけで、容易に個々の顧客対応のカタロ
グが作成できる。 （１５）個々の顧客の購買特性をもとにカタログが作成
できるので、一度獲得した顧客の心をしっかりとつかむ
ことが容易になる。 （１６）特別な機器の購入やカタログ送付の依頼の必要
がないため、気軽に通信販売を利用することができる。 （１７）百貨店において、人込みや購入した商品の重さ
で疲れることなく所望の商品を購入することができる。 （１８）顧客の潜在ニーズを掘り起こして顧客獲得力が
アップする。

【図面の簡単な説明】

【図１】電子化されたカタログに対してマーキングを施
し、あとでマーキングを施した情報を優先的に見ること
を示す図である。

【図２】カタログ利用者の容姿を登録し、一端それを左
右反転してカタログ情報と合成して表示することを示す
図である。

【図３】オンラインで通信販売を実現する方法を示す図
である。

【図４】顧客の購買履歴を分析して、個々の顧客別にカ
タログを作成する方法を示す図である。

【図５】ルーズリーフ形式のカタログページを組み合わ
せて、顧客特性に応じたカタログを作成することを示す
図である。

【図６】テレビ電話により通信販売を実現することを示
す図である。

【図７】百貨店において、店舗内を歩きまわることなく
商品の購入を行う方法を示す図である。

【図８】通信販売用端末を自動車に搭載し、顧客の居住
区域まで出向いて注文を獲得する方法を示す図である。

【図９】電子化されたカタログ情報の再生を行うテレビ
の概要を示した図である。

【図１０】カタログ情報として、予め複数の姿勢、サイ
ズの情報を記録しておき、利用者の姿勢、サイズに合わ
せてカタログ情報を検索することを示す図である。

【図１１】利用者が登録した容姿を左右反転する処理を
示した図である。

【図１２】カタログ利用者の容姿を登録し、カタログ情
報と合成して表示することを示す図である。

【符号の説明】

２０５・・テレビカメラ、２１０・・容姿登録メモリ、
２２０・・反転容姿登録メモリ、２１５・・カタログ、
２２５・・合成画像、２３５・・画像反転処理、２３０
・・画像合成処理

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】利用者の容姿画像を記憶装置に登録し、通
   信販売用カタログを格納した電子メディアからのカタロ
   グ情報の再生時に、カタログ中のモデルの画像を前記登
   録された利用者の容姿情報に置き換えて表示装置に表示
   することを特徴とする画像処理方法。
2. 【請求項２】前記カタログ中のモデルの画像の前記登録
   された利用者の容姿画像への置き換えの際に、前記利用
   者の画像を左右反転させてから前記モデルの画像と置き
   換えることを特徴とする請求項１記載の画像処理方法。
3. 【請求項３】任意の商品（洋服）のカタログ情報を、予
   め様々な姿勢とサイズでカタログに記録しておくことを
   特徴とする請求項１記載の画像処理方法。
4. 【請求項４】利用者が登録する容姿とカタログ情報とを
   合成する際に、登録した利用者の容姿（姿勢、サイズ）
   に合わせて請求項３に記載したカタログ情報を選択して
   合成することを特徴とする請求項１記載の画像処理方
   法。
5. 【請求項５】利用者が姿勢を替えると、合成させれて表
   示される画面の情報も連続して、利用者の動きに合わせ
   て変わることを特徴とする請求項１記載の画像処理方
   法。
6. 【請求項６】カタログ情報再生中に、商品が載っている
   ページにマーキングを施し、かつあとでマーキングした
   ページを優先的に再生できるようにしたことを特徴とす
   る画像処理方法。