JP2002157208A - インターネット接続用ツール - Google Patents

インターネット接続用ツール

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JP2002157208A
JP2002157208A JP2000349922A JP2000349922A JP2002157208A JP 2002157208 A JP2002157208 A JP 2002157208A JP 2000349922 A JP2000349922 A JP 2000349922A JP 2000349922 A JP2000349922 A JP 2000349922A JP 2002157208 A JP2002157208 A JP 2002157208A
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JP2000349922A
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Yasushi Sugano
恭 菅野
Junichi Ikeda
順一 池田
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STAGE Inc E
ZENJIN KYOIKU KENKYUSHO KK
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E STAGE Inc
STAGE Inc E
ZENJIN KYOIKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者自らがバーチャルスペース内に入り込
んで操作を行う感覚を実感できるインターネットの接続
用ツールを提供する。 【解決手段】 3次元バーチャルスペース内に自分の部
屋に見立てたバーチャルルームがあり、自分の分身に見
立てた人物像が出入する。バーチャルルーム3内には、
指定リンク先URLアドレス情報を埋め込んだボタンを
有し、ボタンをクリックすることによってインターネッ
ト上に指定した特定のサイトに接続される。指定リンク
先URLアドレス情報を埋め込んだボタンは、バーチャ
ルルーム内の物品、例えばバーチャルルーム内に置かれ
たパソコン11であり、パソコン11をクリックするこ
とによって、主として知識、教育を取得することを内容
とする情報が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3D(3次元)バ
ーチャルルームを利用したインターネット接続用ツール
である。
【0002】
【従来の技術】販売促進のツールやITビジネスツール
として、インターネット上の特定のサーバーにアクセス
するためのツールは、フロッピー(登録商標)ディスク
・CD−ROMに入れて一般の人々に配布され、あるい
はパソコン上で住民登録(会員登録)の手続きをするこ
とにより、ダウンロードができる。そのツールは、パソ
コン上でクリックすれば、配布者の指定したサーバのU
RLに接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インターネ
ットにアクセスするために知られている従来のインター
ネット接続用ツールは、従来のホームページに特定のU
RLが入っただけで、なんの魅力もなく、フロッピーや
CD−ROMとして配布をうけたユーザーがわざわざそ
のツールを用いて配布者の指定したサーバのサイト(U
RL)にアクセスしようという気は起こらない。
【0004】つまり、単にツールを用いて配布者の指定
したサーバのサイト(URL)は面白くないのである。
この点、たとえば、So−net(登録商標)の「ポス
トペット」(登録商標)は、ペットを使って楽しみなが
らE−メールのやり取りができる著名なE−メール接続
用ツールであるが、インターネットの接続用ツールにお
いても「ポストペット」(登録商標)のように楽しみな
がら操作を行うものでなければユーザに使ってもらうこ
とはできない。
【0005】もっとも、「ポストペット」(登録商標)
を使用する者は、バーチャルルーム内に飼育しているペ
ットの世話を行うことでバーチャルルームの内容に関与
しているという感覚はわずかにあるものの、「ポストペ
ット」(登録商標)は、ペットに依頼してメールの配達
をしてもらうところがいわゆる「売り」の商品であっ
て、使用者自らがバーチャルスペース内で行動している
という実感は乏しい。
【0006】本発明の目的は、使用者自らがバーチャル
スペース内に入り込んで操作を行う感覚を実感できるイ
ンターネットの接続用ツールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるインターネット接続用ツールにおいて
は、3次元バーチャルスペース内に指定リンク先URL
アドレス情報を埋め込んだボタンを有し、該ボタンをク
リックしてインターネット上に指定した特定のサイトに
接続するインターネット接続用ツールであって、指定リ
ンク先URLアドレス情報を埋め込んだボタンは、3次
元バーチャルスペース内に形成された特定の部分の画像
であり、特定の部分の画像がクリックされることによっ
て、インターネット上に指定した特定のサイトにアクセ
スされるものである。
【0008】また、3次元バーチャルスペースには、自
分の部屋に見立てたバーチャルルームがあり、クリック
される特定の部分の画像は、バーチャルルーム内の物品
である。
【0009】また、クリックされる物品の種類によっ
て、接続されるインターネットのサイトが区別されてい
るものである。
【0010】また、クリックされる物品は、バーチャル
ルーム内に置かれたテレビであり、テレビをクリックす
ることによって、主として娯楽を内容とする情報が提供
されるものである。
【0011】また、クリックされる物品は、バーチャル
ルーム内に置かれたパソコンであり、パソコンをクリッ
クすることによって、主として知識、教育を取得するこ
とを内容とする情報が提供されるものである。
【0012】また、3次元バーチャルスペースには、自
分の分身に見立てた人物の画像が存在し、人物の画像が
バーチャルルームへ出入りし、バーチャルルーム内は、
「自分」の目線のほか、該人物の画像の目線及び他人の
目線をもって観察できるモードを装備したものである。
【0013】また、第2の物品は、机の抽斗であり、机
の抽斗は、パソコン上で作成した資料のデータを保管す
るものである。
【0014】また、第2の物品は、本棚であり、本棚
は、インターネットからダウンロードした情報のデータ
を保管するものである。
【0015】また、第2の物品は、壁掛けであり、壁掛
けは、インターネットからダウンロードした画像情報の
データを添付するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。3Dバーチャルスペースは,自分の存
在と相手の存在がわかりにくいテキストだけのチャット
の世界とはまったく異なり、例えば街をビジュアル化し
た空間で、自由にその中を歩き回ったり、出会った人と
会話をしたり、というように日常的な感覚でコミュニケ
ーションを図ることができる仮想の3次元空間(3D)
である。
【0017】本発明は、3Dバーチャルスペースに、バ
ーチャルルームを設置し、そのバーチャルルーム内で、
目的のインターネットのサイトにアクセスすることを可
能としたものである。3次元バーチャルスペース内に指
定リンク先URLアドレス情報を埋め込んだボタンを有
している。本発明は、該ボタンをクリックしてインター
ネット上に指定した特定のサイトに接続するインターネ
ット接続用ツールである。本発明において、指定リンク
先URLアドレス情報を埋め込んだボタンは、3次元バ
ーチャルスペース内に形成された特定の部分の画像であ
り、特定の部分の画像がクリックされることによって、
インターネット上に指定した特定のサイトにアクセスさ
れるものである。
【0018】図1に、本発明によるインターネット接続
用ツールのシステムの構成を示す。図1において、本発
明によるインターネット接続用ツールをクライアントの
パソコン1にインストールし、ツールをパソコン1の画
面にとりこみ、クライアントがバーチャルルームユーザ
として、予め定められた画面上の特定の部分をクリック
すると、電話回線やCATV・DSL等のインターネッ
トアクセス回線をとおして、本発明によるインターネッ
ト接続用ツールを配布した者が指定するサーバ2のUR
Lに自動的に接続されるものである。
【0019】そして、本発明によるインターネット接続
用ツールは、パソコンの画面に3Dバーチャルスペース
を出現させるものであり、3Dバーチャルスペース内に
は、バーチャルルームが用意され、自分の分身に見立て
た人物画像を3Dバーチャルスペース内に登場させるの
である。ユーザは、自分の分身に見立てた人物画像を、
自由にバーチャルルーム内を出入させ、あたかも、自分
がバーチャルルーム内で生活をしているような感覚でイ
ンターネットを楽しむことができるという仕組みになっ
ている。
【0020】次に本発明のツールに利用するバーチャル
ルームをクライアントに配布し、クライアントが入手し
たツールを扱ってインターネットにアクセスする要領の
一例を、順を追って説明する。
【0021】本発明によるインターネット接続ツール
は、インターネット上で一般インターネットユーザに貸
し出されるが、フロッピーディスクのような記憶媒体に
よっても配布することもできる。インターネット上で貸
し出されているツールを利用しようとする一般インター
ネットユーザは、サーバに用意された「バーチャルルー
ム」の一室を借り受けることであり、いわば、その「バ
ーチャルルーム」のバーチャルの建物があるバーチャル
の街の住民になることにたとえることができる。
【0022】図2において、インターネット上で貸し出
されているツールを利用しようとする一般インターネッ
トユーザは、ツールの入手に先立ち、バーチャルルーム
ユーザ(以下単にユーザという)として、まず、サーバ
に住民登録申請の手続きを済ませる(ステップ1)。
【0023】住民登録申請の手続きは、ユーザである
「自分」の氏名、メールアドレスを市役所であるサーバ
に登録申請することである。「氏名・電子メールアドレ
ス」の申請を受け付けたサーバ(市役所)は、申請内容
をサーバのデータベースに記録する。インターネット上
で貸し出されているツールを利用することは、サーバ
(大家)からユーザが賃借人として「バーチャルルー
ム」をユーザのパソコンに借受けることにたとえること
ができる。
【0024】サーバは、ユーザの選択した部屋に入るた
めのユーザIDと、パスワードを発行する。ユーザーI
Dと、パスワードについては、ユーザが登録した電子メ
ールアドレスに自動的に送信される。住民登録申請を済
ませたユーザは、サーバーが提示する多種類の「バーチ
ャルルーム」の中から自分の好きなタイプの部屋を選択
し(ステップ2)、選択した「バーチャルルーム」を自
分のパソコンにダウンロードする。
【0025】これによって、ユーザである自分のパソコ
ンの画面には、ダウンロードされた「バーチャルルー
ム」の「アイコン」が形成される(ステップ3)。
【0026】部屋の形状配置は、オプションで自らが設
計し「自分」の部屋そっくりの「バーチャルルーム」を
作り上げることもできる。「自分」が借りた部屋に入ろ
うとするときには、現実のパソコン上の画面に形成され
た「アイコン」をクリックしてツールを起動し(ステッ
プ4)、インターネットを通じて、「バーチャルルー
ム」が置かれているサーバにアクセスし、ユーザID
と、パスワードを入力する(ステップ5)と、サーバ
は、アクセスしてきたユーザのユーザIDと、パスワー
ドをデータベースに保管された住民台帳と照合してアク
セスしてきた者が住民であるかどうかの認証を行う(ス
テップ6)。
【0027】部屋を借りたユーザは、貸し出された部屋
に、最初にアクセスしてきたときに、住民登録が行わ
れ、インターネットの3Dバーチャルスペース上の「バ
ーチャルルーム」が集まって形成される3D都市(バー
チャル都市)の住民になる。
【0028】サーバは、バーチャル都市での住所を記載
した住民票を発行し、住民票は、電子メールアドレスに
ユーザのパソコンに自動で送信される。サーバの認証を
受けると、ユーザは、借り受けた自分の部屋に入ること
ができる(ステップ7)。
【0029】以上ステップ1〜ステップ6は、ユーザが
最初に自分が借り受けた部屋に入るために必要なステッ
プであって、2回目以降、自分の部屋に入るときには、
ステップ7から始める。CD−ROMの配布を受けたユ
ーザにおいては、最初に部屋に入る際に住民登録を行
い、住民票は、電子メールアドレスにユーザのパソコン
に自動で送信される。ユーザーはその住民票をもとにユ
ーザーIDとパスワードを入力することにより部屋の中
に入ることができる。
【0030】サーバの認証を受けることによって、ツー
ルをインストールしたユーザのパソコンに最初現れる画
面は、3Dバーチャルスペースであり、具体的には、図
3に示すようにバーチャルルーム3の入口4が現れる。
入口4には、人物の画像が後ろ向きに立っている。本発
明においては、この人物の画像を自分の分身5に見立て
るのである。
【0031】図4において、ユーザのパソコンのカーソ
ルキーを扱ってバーチャルルーム3の入口4の扉を開
き、自分の分身5に見立てた人物の画像をバーチャルル
ーム3内に入室させる。バーチャルルーム3の部屋のな
かには、机・テレビ・パソコン・本棚・ベッドなどのほ
か、額縁などの物品が用意されている。バーチャルルー
ムのレイアウトのイメージはおよそ次のようなものであ
る。
【0032】図5は、本発明のツールに用いるバーチャ
ルルーム3のレイアウトのイメージを表している。以下
の説明において、特別に断りのない限り、室内の物品や
人物は、バーチャルルーム内のバーチャルの物品の画
像、あるいはバーチャルの人物の画像についての説明で
あり、ユーザとして現実にパソコンを操作する人物は、
「自分」といい、バーチャルルーム内に現れる人物であ
って、「自分」に見立てた人物の画像は単に「分身」と
云うものとする。
【0033】バーチャルルーム3は、ユーザの現実のパ
ソコンの画面に形成した3Dバーチャルスペース上の仮
想の部屋である。扉を開いてバーチャルルーム3の室内
に入ると、室内にはその正面に窓6があり、両脇にはソ
ファ7とベッド8がそれぞれ置かれている。また、窓6
の右側にはテレビ9が置かれ、左側には机10があっ
て、机10の上にはパソコン11が置かれている。
【0034】なお、図5の画面には現れていないが、室
内の左手には、本棚(本箱)がおかれている(図11参
照)。図5は、パソコンの画面を通して「自分」の目で
室内を見ているモードであり、実際のパソコンのカーソ
ルキーを扱って室内に入り、窓、壁あるいは室内の物品
に近づくことができる。
【0035】バーチャルルームには、図6のように「自
分」が「自分」の「分身」5を後ろから見ている他人の
目のモードと、図7のように「分身」を前から見ている
他人の目のモードとが用意されている。図5に示す自分
の目のモードでは、カーソルキーを選択して室内を前後
左右に進むことができ、図6、図7の他人の目のモード
では、シフトキーと共にカーソルキーを用いて「分身」
を移動させることによって、室内を前後左右に進むこと
ができる。部屋の中では、分身を自由に歩き回らせた
り、いすやソファ7に座ったり、ベッド8に寝そべらせ
ることができる。
【0036】本発明のツールは、部屋の中の物品をワン
クリックをすると(ステップ8)、インターネットに接
続され(ステップ9)、いずれもこのツールの配布者が
指定するURLにつながり(ステップ10)、それぞれ
の物品に固有の検索サイトが呼び出されて、ツール配布
者のサービスを有料または無料にて受けることができる
(ステップ11)。もちろん、指定のURLから他のU
RLへ跳ぶこともできる(ステップ12)。
【0037】以下にバーチャルルーム内の物品をクリッ
クすることによって提供されるサービスの内容を例示す
る。本発明においては、クリックされる物品によって、
接続されるインターネットのサイトが分類されている。
たとえば、図8は、バーチャルルーム3内に置かれたテ
レビ9をクリックした例である。テレビ9をクリックす
ることによって、主として娯楽を内容とする情報が提供
される。図8の例では、このツールの配布者が指定する
URLの検索サイトとして、「インターネットTVチャ
ンネルガイド」が開いている。
【0038】図9は、バーチャルルーム3内に置かれた
パソコン11をクリックする例である。パソコン11を
クリックすることによって、主として知識、教育に関す
る情報を取得することを内容とする情報が提供される。
この例では、このツールの配布者が指定するURLの検
索サイトとして「Webチャンネルガイド」と称するサ
イトが開いている。この検索サイトに表示された選択肢
を選んで希望する情報のサービスを得ることができる。
【0039】以下に、テレビ9、あるいはパソコン11
をクリックすることによって得ることができるサービス
を例示する。もちろん、本発明は以下の例に限られるも
のではないが、クリックされる物品によって、接続され
るインターネットのサイトを分類しておくことによっ
て、使い勝手が容易になる。すなわち、
【0040】1.バーチャルルームのテレビ9をクリッ
クすると,以下のようなサービスが受けることができ
る。 (1)ストリーミング配信される映画やドラマを有料又
は無料にて見ることができる。 (2)インターネット放送を有料又は無料にて見ること
ができる。 (3)インターネットオンラインゲームを有料又は無料
にてプレイすることができる。 (4)インターネット上にある仮想商店街にアクセスが
でき、オンラインショッピングができる。 (5)インターネット上で配信可能な広告やCMを見る
ことができる。
【0041】2.バーチャルルームのパソコン11をク
リックすると、Webチャンネルガイドが開き、以下の
ようなサービスを受けることができる。 (1)インターネット上の主要な検索サイトにアクセス
することができる。 (2)インターネット上に展開している稽古ごとの教室
や学習塾にアクセスすることができ、有料または無料で
各種授業を受けることができる。 (3)インターネット上に展開している個別指導の教育
サイトにアクセスができ、有料又は無料で講師の先生と
インターネット電話を通じて動画・音声・チャットを使
って勉強することができる。 (4)その他インターネット上に公開されているホーム
ページにアクセスし、有料又は無料にてホームページを
閲覧することができる。
【0042】ツールの配布者が指定するURLから、他
のURLへアクセスできるのはいうまでもない。以上、
バーチャルルーム内には、インターネットに接続するた
めの代表的な物品としてテレビとパソコンを示した。3
次元バーチャルスペースには、インターネットに接続す
るための物品画像のほかに、データ−保管用物品の画像
を3次元バーチャルスペース内に有している。前述のテ
レビ9とパソコン11を、インターネットに接続するた
めの第1の物品の画像とすると、机10及び本棚12は
データ−保管するための第2の物品の画像である。第2
の物品の画像は、第1の物品の画像と同様にクリックさ
れて各種データがその内部に保管される。
【0043】以下そのサービスの内容を例示する。図1
0は、部屋にある机10の抽斗をクリックした例であ
る。机10の抽斗をクリックすると、ユーザがパソコン
上で作成した資料のデータを抽斗の中に保管し、あるい
は抽斗内に保管されているデータを取り出すことができ
る。この例は、自分の書いた予定・メモ等を「MY L
INK」と称するサーバのデータベースに保管する例を
示しているが、自分のパソコンのハードディスクであっ
てもよい。自分の書いた予定・メモ等は、必要なときに
抽斗のデータベースから取り出して見ることができる。
【0044】同様に、図11に示すように部屋にある本
棚12をクリックすることによって、情報のデータ、た
とえばオンライン書籍で購入した書籍データをデータベ
ースに保管しておき、見たいときにその書籍を取り出し
て読むことができる。
【0045】以上のように、本発明によるインターネッ
ト接続用ツールは,単にインターネットに接続するだけ
の機能に止まらず、ダウンロードした情報のデータ、自
分が作成した資料は、机、本棚のような物品に分類して
収納しておき、必要時にはその物品をクリックしてイン
ターネットからダウンロードした情報、自分が作成した
資料を取り出すことができる。
【0046】さらに、バーチャルルームの壁に掛けられ
た額縁のような壁掛け13の画像には、インターネット
からダウンロードした絵画、写真などの絵画情報を添付
することができる。
【0047】その他、本発明によれば、3Dバーチャル
スペースの展開として以下のようなサービスの提供が可
能である。たとえば、図12のように、インターネット
を通じて友人が借り受けた「バーチャルルーム」を訪問
し、あるいは、逆に、自分の分身5の部屋を訪れてきた
友人の分身14とその部屋でボイスチャット・インター
ネット電話を通じて話をすることができる。
【0048】さらには、図13のように、バーチャルル
ームから外へ出て、サーバにより提供されたバーチャル
都市を歩いたり、公園で話をしたり,お店で買い物をし
たりすることができる。その他,郵便配達人を介して住
民同士のメールのやりとりができる。
【0049】そのほか、本発明によれば、バーチャルル
ーム内でのサービスの提供に止まらず、バーチャルルー
ムの管理者は、企業等から広告・宣伝の依頼を受けて、
各バーチャルルームに、その広告・宣伝を配信すること
ができる。
【0050】以上、インターネット接続機能、データの
保管機能及び3Dバーチャルスペースを含めて本発明に
よるインターネット接続用ツールのシステムは、例えば
3D空間製作ツール(DigitalLoca HUMAN社製)、UR
Lブラウザー(Microsoft Internet Explorer又はNetsc
apeNavigator)E−メール送受信(Microsoft Outlook
Express)等のソフトウエアを用いてシステムを構築す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明は、3次元バーチ
ャルスペース内に指定リンク先URLアドレス情報を埋
め込んだボタンを有し、該ボタンをクリックしてインタ
ーネット上に指定した特定のサイトに接続するインター
ネット接続用ツールであって、指定リンク先URLアド
レス情報を埋め込んだボタンは、3次元バーチャルスペ
ース内に形成された特定の部分の画像であり、3次元バ
ーチャルスペース内でのサービスを充実させることによ
って、一般インターネットユーザに興味を持たせ、ま
た、日頃なじみの深いパソコンやテレビあるいは本棚,
机をクリックするのみであるため、パソコンに不慣れな
人であっても、容易にインターネットにアクセスでき、
インターネットを身近なものとして使用させることがで
き、ひいては本発明のツールを使用する人の数を増加さ
せて、ツールを配布した者が指定するURLにアクセス
する人の増加を見込むことが可能となる。
【0052】その結果、ツール配布者の販売している商
品のオンライン販売や広告が、多くの一般インターネッ
トユーザーの目に触れることとなって宣伝に絶大な力を
発揮し、ひいては、商品やサービスの販売を大きく促進
することができる効果を有する。
【0053】また、インターネットユーザがそのツール
を用いてインターネットを行う場合、必ず、一旦は配布
者の指定したサーバのサイト(URL)にアクセスする
ことになるので、そのサーバにとっては、潜在会員を確
保することができる。これにより、配布者は自分のビジ
ネスとは別に、広告主を募集してバナー広告ビジネスや
潜在会員を使った新たなインターネットビジネスの展開
を大いに期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの全体の構成図である。
【図2】本発明のフローチャートを示す図である。
【図3】バーチャルルームの出入口を示す図である。
【図4】バーチャルルームの扉を開いた状態を示す図で
ある。
【図5】バーチャルルームの室内の様子を、自分の目で
見ているモードを示す図である。
【図6】分身を後ろから見ているモードを示す図であ
る。
【図7】分身を前から見ているモードを示す図である。
【図8】バーチャルルーム内に置かれたテレビをクリッ
クした状況を示す図である。
【図9】バーチャルルーム内に置かれたパソコンをクリ
ックした状況を示す図である。
【図10】バーチャルルーム内に置かれた机の抽斗をク
リックした状況を示す図である。
【図11】バーチャルルーム内に置かれた本棚をクリッ
クした状況を示す図である。
【図12】友人の分身が自分の分身のバーチャルルーム
を訪れてきた様子を示す図である。
【図13】分身がバーチャル都市を散歩している様子を
示す図である。
【符号の説明】
1 クライアント(ユーザ)のパソコン 2 サーバ 3 バーチャルルーム 4 入口 5 自分の分身 6 窓 7 ソファ 8 ベッド 9 テレビ 10 机 11 パソコン 12 本棚 13 壁掛け 14 友人の分身
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E501 AA13 AB15 AC25 BA17 EA05 EA10 FA03 FA14 FA36 FA43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元バーチャルスペース内に指定リン
    ク先URLアドレス情報を埋め込んだボタンを有し、該
    ボタンをクリックしてインターネット上に指定した特定
    のサイトに接続するインターネット接続用ツールであっ
    て、 指定リンク先URLアドレス情報を埋め込んだボタン
    は、3次元バーチャルスペース内に形成された特定の部
    分の画像であり、特定の部分の画像がクリックされるこ
    とによって、インターネット上に指定した特定のサイト
    にアクセスされるものであることを特徴とするインター
    ネット接続用ツール。
  2. 【請求項2】 3次元バーチャルスペースには、自分の
    部屋に見立てたバーチャルルームがあり、クリックされ
    る特定の部分の画像は、バーチャルルーム内の物品であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のインターネット接
    続用ツール。
  3. 【請求項3】 クリックされる物品の種類によって、接
    続されるインターネットのサイトが区別されていること
    を特徴とする請求項2に記載のインターネット接続用ツ
    ール。
  4. 【請求項4】 クリックされる物品は、バーチャルルー
    ム内に置かれたテレビであり、テレビをクリックするこ
    とによって、主として娯楽を内容とする情報が提供され
    るものであることを特徴とする請求項3に記載のインタ
    ーネット接続用ツール。
  5. 【請求項5】 クリックされる物品は、バーチャルルー
    ム内に置かれたパソコンであり、パソコンをクリックす
    ることによって、主として知識、教育を取得することを
    内容とする情報が提供されるものであることを特徴とす
    る請求項3に記載のインターネット接続用ツール。
  6. 【請求項6】 3次元バーチャルスペースには、自分の
    分身に見立てた人物の画像が存在し、人物の画像がバー
    チャルルームへ出入りし、バーチャルルーム内は、「自
    分」の目線のほか、該人物の画像の目線及び他人の目線
    をもって観察できるモードを装備したことを特徴とする
    請求項2に記載のインターネット接続用ツール。
  7. 【請求項7】 3次元バーチャルスペースには、インタ
    ーネットに接続するために用意された第1の物品の画像
    のほかに、第2の物品の画像を3次元バーチャルスペー
    ス内に有し、第2の物品の画像をクリックすることによ
    って、各種データが物品に保管されることを特徴とする
    請求項2に記載のインターネット接続用ツール。
  8. 【請求項8】 第2の物品は、机の抽斗であり、机の抽
    斗は、パソコン上で作成した資料のデータを保管するも
    のであることを特徴とする請求項7に記載のインターネ
    ット接続用ツール。
  9. 【請求項9】 第2の物品は、本棚であり、本棚は、イ
    ンターネットからダウンロードした情報のデータを保管
    するものであることを特徴とする請求項7に記載のイン
    ターネット接続用ツール。
  10. 【請求項10】 第2の物品は、壁掛けであり、壁掛け
    は、インターネットからダウンロードした画像情報のデ
    ータを添付するものであることを特徴とする請求項7に
    記載のインターネット接続用ツール。
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