JPH0533636A - 内燃機関の触媒コンバータの触媒担体構造 - Google Patents

内燃機関の触媒コンバータの触媒担体構造

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JPH0533636A
JPH0533636A JP3189926A JP18992691A JPH0533636A JP H0533636 A JPH0533636 A JP H0533636A JP 3189926 A JP3189926 A JP 3189926A JP 18992691 A JP18992691 A JP 18992691A JP H0533636 A JPH0533636 A JP H0533636A
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exhaust gas
catalyst carrier
outside
gas passage
flow
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Norio Yamagishi
典生 山岸
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2330/00Structure of catalyst support or particle filter
    • F01N2330/30Honeycomb supports characterised by their structural details
    • F01N2330/38Honeycomb supports characterised by their structural details flow channels with means to enhance flow mixing,(e.g. protrusions or projections)

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は内燃機関の触媒コンバータの触媒担体
構造に関し、中心側から外側の排気ガスの流れを惹起さ
せることにより、触媒担体の全体に排気ガスを行き渡ら
せるようにすることを目的とする。 【構成】触媒担体は平板状及び波型金属帯材14,16 を渦
巻き状に巻回することにより多数の長手方向排気ガス流
路を形成したハニカム構造が得られる。触媒担体は近接
する排気ガス流路を連通する連通孔20を形成し、この連
通孔20を形成する触媒担体の部分22は触媒容器10の外側
方向に突出している。このような外側突出構造によって
突出部分22では外側の排気ガス流路17b の断面積S1が内
側の排気ガス流路17a の断面的S2より小さくなり、静圧
としては外側排気ガス流路17b <外側排気ガス流路17a
となり、内側の排気ガス流路17a より外側の排気ガス流
路17b に部分的な排気ガスの流れ(矢印30)が形成され
る。その結果、出口側での排気ガスの流速分布を均等化
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内燃機関の触媒コンバ
ータに使用される触媒担体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の触媒コンバータにおいて筒状
容器内にハニカム構造の触媒担体を配置したものがあ
る。内燃機関からの排気ガスはハニカムの層間に多数形
成される排気ガス流路(セル)を通過する際に触媒担体
に担持される触媒金属に接触し、排気ガスの浄化が行わ
れる。従来の触媒コンバータでは排気ガスの流れが容器
の中央部に集中し、周辺部での排気ガスの流量は中央部
より少ない。そのため、触媒金属がまんべんなく使用さ
れず、中央部の触媒金属だけが局部的に使用されるた
め、その部分が早期に劣化するおそれがある。そこで、
実開昭62−90742号では触媒担体に孔を設け、ハ
ニカム層間を連通し、層間での排気ガスを惹起せしめる
ことを意図したものを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術ではハニカム
層間を連通するように触媒担体に孔を設けることで排気
ガスの出入りを可能にすることを狙っているが、単に孔
を開けるのみでは中央部から周辺部へのガスの流れは起
こらない。即ち、容器内の半径方向の圧力(静圧)をみ
ると流速の大きい中央部が低く、流速の小さい周辺部は
圧力が高く、触媒担体に単に孔を開けるだけでは中央部
から周辺部への流れが起こらないのである。図6は従来
技術において容器入口側及び出口側に熱線型風速計を設
け、触媒担体へ流入する排気ガス流速分布A、触媒担体
から流出する排気ガスの流速分布Bを表したものである
が、従来技術では出口側の流速分布に顕著な改善効果は
見られない。
【0004】この発明は触媒容器の中央部への排気ガス
の流れの集中を防止し、排気ガスを触媒担体の各部に均
等に分布させることができるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、多数
の排気ガス流路を形成するべくハニカム構造に形成した
触媒担体を筒状容器に配置し、ハニカム構造における近
接する排気ガス流路を相互に連通する連通孔を触媒担体
に多数形成したものにおいて、前記各連通孔を形成する
触媒担体の部分は筒状容器の外側方向に突出形成される
ことを特徴とする内燃機関の触媒コンバータの触媒担体
構造が提供される。
【0006】
【作用】ハニカム構造における各排気ガス流路に導入さ
れた排気ガスは連通孔を形成する筒状容器の部分が容器
の外方に突出していることにより、ベンチュリ効果の下
で、各連通孔に関して外側の排気ガス流路の静圧が内側
の排気ガス流路の静圧より低くなり、内側の排気ガス流
路の排気ガスはその一部が連通孔を介して外側の排気ガ
ス流路に流れることができる。これにより半径方向にそ
って排気ガスの流量分布が均等化される。
【0007】
【実施例】図1において、10は筒状容器であり、内燃
機関の排気管に接続される。筒状容器内に触媒担体12
が配置される。触媒担体はこの実施例ではほぼ平坦な金
属帯材14上に波状の金属帯材16を載置接合し、これ
を渦巻き状に巻回してハニカム構造に形成したものであ
る。
【0008】図2はハニカム構造の横断面を示してお
り、帯材14上に波状の帯材16が配置され、渦巻き状
に巻回されている。帯材14,16間に多数の排気ガス
の流路(セル)17が容器10の長手方向に形成され
る。帯材14,16は容器の軸線方向に沿って間隔をお
いて多数の連通孔20を形成しており、この連通孔20
は帯材14,16間に形成される排気ガス流路17を相
互に連通するものである。
【0009】この発明によれば、各連通孔20は帯材1
4,16上において外方に向かって突出する各突起22
に形成される(図3参照)。第4図は一つの突起22と
これに隣接する触媒担体の対向壁との関係を模式的に示
している。即ち、各突起22は外側の対向する触媒担体
壁面に向かって突出するように配置されている。
【0010】図4は一つの突起22に対向する触媒担体
の表面の平坦面部分に対する位置関係を略示するもので
ある。突起22を設けることにより対向壁面までの距離
は外側の対向壁面までの間隔L1 が内側の対向壁面まで
の間隔L2 より短くなる。即ち、断面積でいえばS1
2となる。上側の部分は排気ガスの流れが絞られるの
で、ベンチュリ効果により突起22の上側での排気ガス
の流速>下側の部分での排気ガスの流速となり、静圧力
は突起22の上側の部分の圧力P1 <突起の下部の圧力
2 となる。かくして得られた圧力差によって内側の排
気ガス流路17a(セル)から孔20を介して外側の排
気ガス流路17bへの排気ガスの流れ(矢印30)が惹
起され、流量分布の均等化を図ることができる。
【0011】実験によれば、セルの高さ1.23ミリメー
トルに対し、突起22の高さを0.6ミリメートル、突起
22の半径を2ミリメートルとし、孔20の径を0.7ミ
リメートルとしたとき、図5のB´に示すような流速分
布を得ることができた。この場合の触媒担体の入口側で
熱線風速計で計測した排気ガスの流速分布はA´として
示し、図6に示す従来技術における触媒担体入口側の流
速分布Aと同様である。この発明により触媒容器の中央
部に流れが偏ることなく、触媒容器の全面にわたって均
等化した流れを得ることができることが分かる。
【0012】
【発明の効果】排気ガスの流量を内周及び外周の各部で
均等化することができるため、局部的に触媒が早期に劣
化することがなく、排気ガス浄化性能の向上を図ること
ができる。利用効率があがるため小型化が可能である。
【0013】小型化によって高価な触媒金属の使用量を
削減することができコストを下げることができる。初期
暖機性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は触媒コンバータ容器における触媒担体の
配置状態を示す概略図である。
【図2】図2は触媒コンバータ容器の部分的横断面図で
ある。
【図3】図3は図1のAにて示す部分の拡大斜視図であ
る。
【図4】図4は連通孔を形成した触媒担体の一つの突起
部分の、対向した平面状の触媒担体の部分に対する位置
関係を説明する概略図である。
【図5】図5はこの発明の触媒担体におけるケースの中
心から外周に沿った排気ガスの流速分布を示す図であ
る。
【図6】図6は従来技術の触媒担体におけるケースの中
心から外周に沿った排気ガスの流速分布を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…筒状容器 12…触媒担体 14,16…帯材 17…排気ガス流路 20…連通孔 22…突起

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 多数の排気ガス流路を形成するべくハニ
    カム構造に形成した触媒担体を筒状容器に配置し、ハニ
    カム構造における近接する排気ガス流路を相互に連通す
    る連通孔を触媒担体に多数形成したものにおいて、前記
    各連通孔を形成する触媒担体の部分は筒状容器の外側方
    向に突出形成されることを特徴とする内燃機関の触媒コ
    ンバータの触媒担体構造。
JP3189926A 1991-07-30 1991-07-30 内燃機関の触媒コンバータの触媒担体構造 Expired - Lifetime JP2830524B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313083A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Calsonic Kansei Corp 金属製触媒担体
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EP4368286A4 (en) * 2021-09-17 2024-06-26 NIPPON STEEL Chemical & Material Co., Ltd. HONEYCOMB TYPE METAL BRACKET AND CATALYTIC CONVERTER

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