JPH05335088A - 蛍光管の駆動回路 - Google Patents

蛍光管の駆動回路

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JPH05335088A
JPH05335088A JP4165398A JP16539892A JPH05335088A JP H05335088 A JPH05335088 A JP H05335088A JP 4165398 A JP4165398 A JP 4165398A JP 16539892 A JP16539892 A JP 16539892A JP H05335088 A JPH05335088 A JP H05335088A
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JP
Japan
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power supply
circuit
voltage
power source
fluorescent tube
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JP4165398A
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Inventor
Kazuo Uchiyama
和夫 内山
Tokumasa Furukawa
徳昌 古川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、カラー液晶表示パネルのバツクライ
ト装置等の蛍光管の駆動回路に関し、確実に蛍光管を点
灯し得、かつ消費電力を低減する。 【構成】本発明は、タイマ回路の時間計測結果に基づい
て、所定期間、出力電源の電圧を立ち上げて蛍光管を起
動した後、放電が安定して駆動用電源を低電圧に切り換
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図5) 発明が解決しようとする課題(図5) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)第1の実施例(図1及び図2) (2)第2の実施例(図3) (3)第3の実施例(図4) (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は蛍光管の駆動回路に関
し、例えばカラー液晶表示パネルのバツクライト装置に
適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、液晶表示パネル等においては、蛍
光管を用いたバツクライト装置で照明用の明かりを形成
するようになされている。
【0004】すなわちこの種の蛍光管においては、他の
照明手段に比して、消費電力に対して大きな光量を得る
ことができる特徴がある。この反面この種の蛍光管にお
いては、点灯が困難な特徴があり、このため例えば放電
開始電圧以上の高電圧を印加し、また蛍光管を予熱して
放電開始電圧を低下させる等、種々の点灯方法が提案さ
れている。
【0005】すなわち図5に示すように、放電開始電圧
以上の高電圧を印加する場合において、バツクライト装
置1は、電源スイツチ2を介して所定の主電源VBをイ
ンバータ回路4に与え、このインバータ回路で9〔V〕
程度の主電源VBから1300〔V〕程度の駆動用電源VD
を生成する。バツクライツ装置1は、この駆動用電源V
Dを蛍光管6に供給し、これにより放電開始電圧以上の
電圧を印加して蛍光管6を点灯させる。
【0006】このとき蛍光管6においては、温度が低下
すると極端に放電開始電圧が低下することにより、この
種のバツクライト装置1においては、駆動用電源VDの
電圧を充分高電圧に設定し、これにより蛍光管6を確実
に点灯する。これにより放電開始電圧以上の駆動用電源
を蛍光管6に印加する方式においては、蛍光管の予熱機
構を省略しても、蛍光管6を確実に点灯し得るようにな
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この放電開
始電圧以上の駆動用電源VDを印加する方式のバツクラ
イト装置においては、放電開始後、点灯を継続する状態
(以下放電維持状態と呼ぶ)になると、無駄に電力を消
費する問題がある。
【0008】すなわち蛍光管6においては、一旦放電を
開始すると、内部インピーダンスが急激に降下し、これ
によりインバータ回路4との間でミスマツチングが発生
し、電力損失が発生する。
【0009】この問題を解決する1つの方法として、放
電維持状態でミスマツチングしないようにインバータ回
路を形成する方法が考えられるが、この場合点灯が困難
になる。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、確実に蛍光管を点灯し得、かつ消費電力を低減する
ことができる蛍光管の駆動回路を提案しようとするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、電源スイツチ2を介して入力
される主電源VBを出力電源VB2に変換して出力し、
所定期間、出力電源VB2を第1の電源電圧VB1に立
ち上げた後、第2の電源電圧VBに立ち下げて第2の電
源電圧VBに保持する電源電圧切り換え回路12、1
4、16と、出力電源VB2を昇圧して駆動用電源VD
を生成し、駆動用電源VDを蛍光管6に出力するインバ
ータ回路18とを備えるようにする。
【0012】さらに第2の発明において主電源VBは、
第1の電源電圧VB1の第1の主電源と、第2の電源電
圧VBの第2の主電源とでなり、電源切り換え回路は、
第1及び第2の主電源を切り換えて出力することによ
り、所定期間、出力電源VB2を第1の電源電圧VB1
に立ち上げた後、第2の電源電圧VBに立ち下げて第2
の電源電圧VBに保持する。
【0013】さらに第3の発明において、主電源VBの
電源電圧は、第2の電源電圧VBに保持され、電源切り
換え回路12、14、16は、主電源VBを第1の電源
電圧VB1に昇圧して第3の主電源VB1を生成する昇
圧回路12と、所定のタイマ回路14と、タイマ回路1
4の時間計測結果に基づいて、主電源VB及び第3の主
電源VB1を選択出力する選択回路16とを有し、電源
切り換え回路12、14、16は、選択回路16で主電
源VB及び第3の主電源VB1を選択出力することによ
り、所定期間、出力電源VB2を第1の電源電圧VB1
に立ち上げた後、第2の電源電圧VBに立ち下げて第2
の電源電圧VBに保持する。
【0014】さらに第4の発明において、タイマ回路1
4は、抵抗及びコンデンサの時定数回路で時間計測結果
を検出する。
【0015】さらに第5の発明において、電源切り換え
回路は、所定のメモリ回路に格納された処理手順に従つ
て、所定期間、出力電源VB2を第1の電源電圧VB1
に立ち上げた後、第2の電源電圧VBに立ち下げて第2
の電源電圧VBに保持する。
【0016】
【作用】電源電圧切り換え回路12、14、16で所定
期間、出力電源VB2を第1の電源電圧VB1に立ち上
げた後、第2の電源電圧VBに立ち下げ、この出力電源
VB2を昇圧して蛍光管6に出力すれば、放電開始時、
高電圧で蛍光管6を起動した後、所定期間経過して放電
が安定して駆動用電源VDを低電圧に切り換え得、これ
により確実に蛍光管6を点灯した後、消費電力を低減す
ることができる。
【0017】このとき電圧の異なる第1及び第2の主電
源を切り換えて出力して出力電源VDの電源電圧を切り
換えるようにすれば、全体構成を簡略化することができ
る。
【0018】これに代え昇圧回路12を用いて、主電源
VBを第1の電源電圧VB1に昇圧して第3の主電源V
B1を生成すれば、単一電源の装置等に簡易に適用する
ことができる。
【0019】このときタイマ回路を抵抗及びコンデンサ
の時定数回路で構成し得、所定のメモリ回路に格納され
た処理手順に従つて処理するようにも構成し得る。
【0020】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0021】(1)第1の実施例 図1において、10は全体としてバツクライト装置を示
し、電源スイツチ2から出力される電圧9〔V〕の主電
源VBを昇圧回路12に与える。
【0022】ここで昇圧回路12は、タイマ回路14か
ら出力される昇圧指令S1に基づいて主電源VBの電圧
を昇圧し、これにより電圧12〔V〕の第2の主電源VB
1を出力する。
【0023】図2に示すようにタイマ回路14は、抵抗
及びコンデンサの時定数回路で構成されたタイマを有
し、電源スイツチ2(図2(A))が時点t1で投入さ
れて主電源VBの立ち上がると、時間計測動作を開始す
る(図2(C))。これによりタイマ回路14は、主電
源VBの立ち上がりに同期して昇圧指令S1(図2
(D))の信号レベルを立ち上げた後、所定期間経過し
て時点t3になると接点切り換えの制御信号SC1を選
択回路16に出力し、続いて昇圧指令S1の信号レベル
を立ち下げる。
【0024】これによりバツクライト装置10は、電源
投入後、約3秒間、昇圧回路12を駆動して電圧9
〔V〕の主電源VBに加えて電圧12〔V〕の主電源VB
1を生成するようになされている。
【0025】これに対して選択回路16は、接点切り換
えの制御信号SC1に基づいて接点を切り換え、これに
より電源投入後、時点t3までの期間の間、主電源VB
1を選択出力するのに対し、時点t3経過後時点t4で
電源がオフ状態に切り換わるまでの間主電源VBを選択
出力する。これによりバツクライト装置10において
は、電源投入から3秒間、インバータ回路18に主電源
VBより電圧の高い主電源VB1を出力するようになさ
れている(図2(F))。
【0026】これに対してタイマ回路20は、タイマ回
路14と同様に、抵抗及びコンデンサの時定数回路で構
成されたタイマを有し、電源スイツチ2が時点t1で投
入されて主電源VBが立ち上がると、時間計測動作を開
始した後(図2(B))、約0.5秒経過して時点t2に
なると、インバータ回路18に起動指令パルスS2を出
力する(図2(E))。
【0027】インバータ回路18は、この起動指令パル
スS2が入力すると、蛍光管6の駆動を開始し、これに
より12〔V〕の主電源VB1に対応して1200〔V〕の駆
動用電源VDを蛍光管6に供給する。これによりバツク
ライト装置10は、1200〔V〕の高電圧で蛍光管6を起
動する。
【0028】その結果駆動用電源VDにおいては、蛍光
管6が放電を開始すると内部インピーダンスが低下する
ことにより、その電圧が数100 〔V〕に立ち下がる。こ
の状態が電源投入から約3秒経過すると、バツクライト
装置10は、選択回路16が接点を切り換えてインバー
タ回路18に入力される電源の電圧が9〔V〕に低下す
ることにより、その分駆動用電源VDの電圧を立ち下
げ、放電維持状態を継続する。
【0029】これによりバツクライト装置10において
は、放電開始時、蛍光管6に高電圧を印加して確実に放
電を開始させた後、駆動用電源VDの電圧を立ち下げる
ようになされ、これにより放電維持状態においては、電
力の無駄な消費を低減するようになされている。
【0030】この駆動用電源VDを立ち下げる際、バツ
クライト装置10においては、放電開始後、蛍光管6が
充分に安定するのを待つて駆動用電源VDを立ち下げる
ようになされ、これにより確実に放電維持状態を維持し
得るようになされている。
【0031】すなわちこの種の蛍光管の中には、放電開
始直後に駆動用電源を立ち下げたのでは、安定に放電維
持状態を維持し得ないものもある。ところがこの実施例
のように、所定期間経過して駆動用電源を立ち下げるよ
うにすれば、蛍光管6が充分に暖まるのを待つて駆動用
電源を立ち下げることができ、これにより安定に放電維
持状態を維持することができる。
【0032】さらにこの実施例においては、放電開始時
の高電圧を印加する際にタイマ回路20を用いて電源投
入後所定期間経過してインバータ回路18を起動し、こ
れにより主電源VB1の電圧が12〔V〕に立ち上がるの
を待つてインバータ回路18を起動する。これによりバ
ツクライト装置10においては、確実に蛍光管6を起動
するようになされている。
【0033】すなわちこの種の昇圧回路12において
は、DC−DCコンバータ回路を使用することにより、
立ち上がりに時間を要するものがあり、この実施例のよ
うに、所定期間経過してインバータ回路18を起動する
ことにより、確実に蛍光管6に高電圧を印加することが
でき、これにより確実に蛍光管6を起動することができ
る。
【0034】以上の構成によれば、時間計測結果に基づ
いて、放電開始時、インバータ回路の電源電圧を立ち上
げて蛍光管を起動した後、蛍光管の放電が充分に安定し
てこの電源電圧を立ち下げることにより、確実に蛍光管
を起動し得、かつ消費電力を低減することができる。
【0035】(2)第2の実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図2におい
て、30は全体として本発明の第2の実施例によるバツ
クライト装置を示し、この実施例においては昇圧回路3
2の動作を切り換えてインバータ回路18の電源電圧を
切り換える。
【0036】すなわち昇圧回路32においては、昇圧指
令S1の信号レベルに応動して駆動用電源VB2の電源
電圧を9〔V〕から12〔V〕に切り換え、これにより放
電開始時、蛍光管6に高電圧を印加して起動した後、所
定期間経過して電圧VDを立ち下げる。
【0037】図2に示す構成によれば、昇圧回路32の
動作を直接切り換えてインバータ回路18の電源電圧を
切り換えるようにしても、第1の実施例と同様の効果を
得ることができる。
【0038】(3)第3の実施例 なお上述の実施例においては、タイマ回路を使用して電
源電圧を切り換える場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、演算処理回路構成の制御回路を用いて電源
電圧を切り換えるようにしてもよい。
【0039】すなわちタイマ回路14及び20に代えて
演算処理回路構成の制御回路から各制御信号を出力し得
るようにし、この制御回路で図4に示す処理手順を実行
する。
【0040】この制御回路は、電源が投入されると、ス
テツプSP1からステツプSP2に移つて内蔵のカウン
タをリセツトした後、ステツプSP3に移り、ここでカ
ウンタのカウント結果に基づいて電源投入後 0.5秒以上
経過したか否か判断する。
【0041】ここで否定結果が得られると、制御回路に
おいては、ステツプSP4に移り、カウンタをインクリ
メントした後、ステツプSP3に戻る。これにより制御
回路においては、ステツプSP3−SP4−SP3の処
理ループLOOP1を電源投入後 0.5秒経過するまで繰
り返し、 0.5秒経過するとステツプSP3において肯定
結果が得られることにより、ステツプSP5に移る。
【0042】ここで制御回路は、カウンタのカウント結
果に基づいて電源投入後3秒以上経過したか否か判断
し、この場合否定結果が得られることにより、ステツプ
SP6に移る。
【0043】ここで制御回路は、電源投入後3秒経過し
たか否か判断し、この場合肯定結果が得られることによ
り、ステツプSP7に移り、インバータ回路18を起動
する。これにより制御回路においては、昇圧回路で電源
電圧を充分に立ち上げた後、蛍光管を起動することがで
きる。
【0044】続いて制御回路は、ステツプSP4に移
り、カウンタをインクリメントした後、ステツプSP3
に戻る。この場合ステツプSP3において肯定結果が得
られることにより、制御回路は、ステツプSP5を経
て、ステツプSP6に移る。
【0045】ここで制御回路においては、否定結果が得
られることにより、ステツプSP7を飛び越してステツ
プSP4に移り、カウンタをインクリメントしてステツ
プSP3に戻る。これにより制御回路においては、電源
投入から 0.5秒経過後、3秒経過するまでの期間の間、
ステツプSP3−SP5−SP6−SP4−SP3の処
理ループLOOP2を繰り返し、3秒経過するとステツ
プSP5において肯定結果が得られることにより、ステ
ツプSP8に移る。
【0046】ここで制御回路は、昇圧回路に制御信号を
出力して昇圧動作を停止制御した後、ステツプSP9に
移り処置手順を終了する。これにより制御回路は、蛍光
管が安定した後、駆動用電源の電圧を立ち下げることが
でき、消費電力を低減することができる。
【0047】図4の構成によれば、タイマ回路に代えて
演算処理回路構成の制御回路を用いても、第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。特にこの場合、この
バツクライト装置を搭載する電子機器のシステムコント
ローラ等を流用して制御することができ、その分全体構
成を簡略化することができる。
【0048】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、それぞれタイマ回路を
0.5秒及び3秒に設定した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、必要に応じて種々の時間に設定する
ことができる。すなわち昇圧回路の立ち上がりが速い場
合、その分 0.5秒の期間を短くすることができる。これ
とは逆に蛍光管が安定するまでに時間を要する場合、3
秒の期間をその分長くしてもよい。ちなみに実験によれ
ば、この期間を3〜6秒の範囲に設定すれば、種々の蛍
光管でほぼ実用上充分な安定状態を確保することができ
た。
【0049】さらに上述の実施例においては、選択回路
の接点を切り換えて電源電圧を切り換える場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えばダイオード等
の回路素子を用いて電圧の高い電源を選択出力してもよ
い。
【0050】さらに上述の実施例においては、昇圧回路
を用いて12〔V〕の電源を生成する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばバツクライト装置を
液晶表示パネルと組合わせて電子機器に組込む場合な
ど、この電子機器から電圧の異なる2つの電源の供給を
受け、この電源を切り換えて使用してもよい。
【0051】さらに上述の実施例においては、起動指令
パルスを用いてインバータ回路を起動する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、種々の起動方法を広
く適用することができる。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定期
間、出力電源の電圧を立ち上げて蛍光管を起動した後、
放電が安定して駆動用電源を低電圧に切り換えることに
より、確実に蛍光管を点灯し、かつ放電維持状態の消費
電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるバツクライト装置を示
すブロツク図である。
【図2】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図3】その第2の実施例を示すブロツク図である。
【図4】その第3の実施例の説明に供するフローチヤー
トである。
【図5】従来のバツクライト装置を示すブロツク図であ
る。
【符号の説明】
1、10、30……バツクライト装置、2……電源スイ
ツチ、4、18……インバータ回路、6……蛍光管、1
2、32……昇圧回路、14、20……タイマ回路、1
6……選択回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】すなわち図5に示すように、放電開始電圧
以上の高電圧を印加する場合において、バツクライト装
置1は、電源スイツチ2を介して所定の主電源VBをイ
ンバータ回路4に与え、このインバータ回路で9〔V〕
程度の主電源VBから1200〔V〕程度の駆動用電源
VDを生成する。バツクライト装置1は、この駆動用電
源VDを蛍光管6に供給し、これにより放電開始電圧以
上の電圧を印加して蛍光管6を点灯させる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】このとき蛍光管6においては、温度が低下
すると極端に放電開始電圧が上昇することにより、この
種のバツクライト装置1においては、駆動用電源VDの
電圧を充分高電圧に設定し、これにより蛍光管6を確実
に点灯する。これにより放電開始電圧以上の駆動用電源
を蛍光管6に印加する方式においては、蛍光管の予熱機
構を省略しても、蛍光管6を確実に点灯し得るようにな
されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】これにより負荷である蛍光管6は、放電を
開始して内部インピーダンスが低下し、数100〔V〕
の定電圧性素子となる。その結果駆動用電源VDにおい
ては、負荷が重くなり、その電圧が数100〔V〕に立
ち下がる。この状態が電源投入から約3秒経過すると、
バツクライト装置10は、選択回路16が接点を切り換
えてインバータ回路18に入力される電源の電圧を9
〔V〕に低下することにより、その分駆動用電源VDの
電圧を立ち下げ、放電維持状態を継続する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源スイツチを介して入力される主電源を
    出力電源に変換して出力し、所定期間、上記出力電源を
    第1の電源電圧に立ち上げた後、第2の電源電圧に立ち
    下げて上記第2の電源電圧に保持する電源電圧切り換え
    回路と、 上記出力電源を昇圧して駆動用電源を生成し、上記駆動
    用電源を蛍光管に出力するインバータ回路とを具えるこ
    とを特徴とする蛍光管の駆動回路。
  2. 【請求項2】上記主電源は、上記第1の電源電圧の第1
    の主電源と、上記第2の電源電圧の第2の主電源とでな
    り、 上記電源切り換え回路は、所定のタイマ回路を有し、上
    記タイマ回路の時間計測結果に基づいて、上記第1及び
    第2の主電源を切り換えて出力することにより、上記所
    定期間、上記出力電源を第1の電源電圧に立ち上げた
    後、上記第2の電源電圧に立ち下げて上記第2の電源電
    圧に保持することを特徴とする請求項1に記載の蛍光管
    の駆動回路。
  3. 【請求項3】上記主電源の電源電圧は、上記第2の電源
    電圧に保持され、 上記電源切り換え回路は、上記主電源を上記第1の電源
    電圧に昇圧して第3の主電源を生成する昇圧回路と、所
    定のタイマ回路と、上記タイマ回路の時間計測結果に基
    づいて、上記主電源及び上記第3の主電源を選択出力す
    る選択回路とを有し、 上記電源切り換え回路は、上記選択回路で上記主電源及
    び上記第3の主電源を選択出力することにより、上記所
    定期間、上記出力電源を第1の電源電圧に立ち上げた
    後、上記第2の電源電圧に立ち下げて上記第2の電源電
    圧に保持することを特徴とする請求項1に記載の蛍光管
    の駆動回路。
  4. 【請求項4】上記タイマ回路は、抵抗及びコンデンサの
    時定数回路で上記時間計測結果を検出することを特徴と
    する請求項2又は請求項3に記載の蛍光管の駆動回路。
  5. 【請求項5】上記電源切り換え回路は、 所定のメモリ回路に格納された処理手順に従つて、上記
    所定期間、上記出力電源を第1の電源電圧に立ち上げた
    後、上記第2の電源電圧に立ち下げて上記第2の電源電
    圧に保持することを特徴とする請求項2又は請求項3に
    記載の蛍光管の駆動回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0831517A2 (en) * 1996-09-20 1998-03-25 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Dielectric barrier discharge device

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