JPH05334741A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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Publication number
JPH05334741A
JPH05334741A JP14258992A JP14258992A JPH05334741A JP H05334741 A JPH05334741 A JP H05334741A JP 14258992 A JP14258992 A JP 14258992A JP 14258992 A JP14258992 A JP 14258992A JP H05334741 A JPH05334741 A JP H05334741A
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JP
Japan
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layer
temperature
initialization
magneto
coercive force
Prior art date
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Application number
JP14258992A
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English (en)
Inventor
Masakazu Ueno
正和 上野
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP14258992A priority Critical patent/JPH05334741A/ja
Publication of JPH05334741A publication Critical patent/JPH05334741A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 初期化層の保磁力特性を改善して、ドライブ
側を小型化可能、かつ、再生信号に生じるノイズを低減
可能な光磁気記録媒体を実現すること。 【構成】 光変調方式の光磁気記録ディスク1におい
て、Gd27Tb4 Fe65Co4 膜たる初期化層6は、2
00℃の補償温度および240℃のキュリー温度を有す
る。従って、初期化層6は、室温における保磁力が小さ
いので、初期化に必要な磁界強度が小さい。また、補償
温度からキュリー温度まで間における温度に対する保磁
力変化の絶対値が大きいので、再生信号に生じるノイズ
が小さい。さらに、初期化層6と記録層4との層間には
Gd30Fe72Co8 膜(結合磁界緩和層5)を有し、そ
れらの間の交換結合力が緩和されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気記録媒体に関し、
特に、オーバーライト可能な光磁気記録媒体における初
期化層の構成材料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気光学効果を利用した光磁気記
録ディスクなどの光磁気記録媒体は、高密度および大容
量という長所に加えて、非接触状態での記録、再生が可
能であることから、記録媒体の損傷などのトラブルが発
生しにくく、また、媒体の交換が固定磁気ディスクに比
較して容易である点などの長所も有しており、その将来
性が有望視されている。ここで、旧世代の光磁気記録媒
体は、重ね書きをする場合に、まず旧データを消去した
後に、新データを記録する必要があるため、記録速度を
向上することが難しいという欠点があったが、特開昭6
2−175948号公報に開示されたもののように、光
変調方式などの採用により記録速度に関する欠点も解消
され、重ね書き可能な記録媒体として実用化されつつあ
る。
【0003】たとえば、図6に示す光変調方式の光磁気
記録ディスク1aにおいては、案内溝2aが形成された
光透過性のディスク基板2の表面側に、偏向面の回転角
を増大させるエンハンス層3と、その表面側の垂直磁化
膜からなる記録層4と、その表面側の垂直磁化膜からな
る初期化層6a(補助層)と、その表面側の表面保護層
7とが積層された構造になっている。ここで、記録層4
は、その保磁力特性を図5に実線Dで示すように、室温
では比較的大きな保磁力Hc1を有し、かつ、比較的低い
キュリー温度Tc1を有する一方、初期化層6aは、その
保磁力特性を図5に実線Eで示すように、常温における
保磁力Hc2が記録層4の常温における保磁力Hc1に比し
て小さく、かつ、記録層4のキュリー温度Tc1に比して
高いキュリー温度Tc2を有する。一般に、記録層4およ
び初期化層6aには遷移金属類と重希土類金属とのアモ
ルファス合金などが用いられており、以下に説明する動
作については、記録層4および初期化層6aのいずれも
が、重希土類金属のスピンの大きさが優勢な合金層(以
下、REリッチと称す。)からなるものとして説明す
る。なお、以下の説明において、磁化および磁界の向き
が下向きである場合には↓で表し、上向きの場合は↑で
表す。
【0004】この構成の光磁気記録ディスク1aにおい
て、重ね書きする場合には、図4(a)および図4
(b)に示すように、まず、先行補助磁石1dからの先
行補助磁界Hini により、初期化層6aの磁化を↓に揃
える。ここで、先行補助磁界Hin i は、初期化層6aの
室温における保磁力Hc2に比して大きく設定されている
が、記録層4の室温における保磁力Hc1に比して小さく
設定してあるため、記録層4の磁化は反転しない。
【0005】つぎに、光磁気記録ディスク1aに対し
て、図4(c)に示す2値化信号の一方側の信号、たと
えば、信号「1」を記録するために高パワー(たとえ
ば、10mW)のレーザビームLを照射する。このレー
ザビームLの照射によって、記録層4および初期化層6
aの温度が記録層4のキュリー温度Tc1以上にまで上昇
し、記録層4の磁化が消滅する。続いて、記録層4およ
び初期化層6aの温度が初期化層6aのキュリー温度T
c2以上にまで上昇し、初期化層6aの磁化も消滅する。
この状態において、記録層4および初期化層6aには補
助磁石1bによって↑の補助磁界Hbがかけられてい
る。従って、記録層4および初期化層6aが初期化層6
aのキュリー温度Tc2以下の温度にまで冷却されていく
過程で、初期化層13には↑の磁化が発現する。さら
に、光磁気記録ディスク1aの回転によってレーザビー
ムLおよび補助磁界Hbから遠ざかった位置で、記録層
4および初期化層6aの温度が記録層4のキュリー温度
c1以下にまで冷却されていく過程で、記録層4には初
期化層6aの磁化が磁気的結合力により転写されて↑の
磁化が発現する。ここで、記録層4および初期化層6a
がいずれもREリッチの合金であるため、記録層4と初
期化層6aとの磁化の向きは同方向である。これに対し
て、たとえば、記録層4がREリッチの合金であって、
初期化層6aがTMリッチの合金である場合には、記録
層4には初期化層6aからの磁気的結合力により逆の向
きの磁化、すなわち、↓の磁化が発現する。
【0006】一方、光磁気記録ディスク1aに2値化信
号の他方側の信号「0」を記録するために、記録層4を
↓に磁化させる場合には、低パワー(たとえば、5m
W)のレーザビームLを照射する。このレーザビームL
の照射によって、記録層4および初期化層6aの温度が
記録層4のキュリー温度Tc1以上にまで上昇すると、記
録層4の磁化は消滅するが、初期化層6aの温度は初期
化層6aのキュリー温度Tc2にまで達していないため、
初期化層6aは先行補助磁界Hini により↓に磁化され
た状態のままである。このため、レーザビームLおよび
補助磁界Hbから遠ざかった位置で、記録層4がキュリ
ー温度Tc1以下にまで冷却されると、記録層4には初期
化層6aの磁化が磁気的結合力により転写されて↓の磁
化が発現する。このようにして、記録層4には2値化信
号に対応して↑または↓の磁化が形成される。
【0007】このような光変調方式の光磁気記録ディス
ク1aにおいて、従来は、その初期化層6aにTb30
46Co24膜が使用され、その保磁力特性に応じて、初
期化層6aを室温で所定の磁化方向に初期化可能なよう
に、先行補助磁界Hini を発生する先行補助磁石1dの
大きさが設定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光磁気記録ディスク1aにおいて、初期化層6aを構成
するTb−Fe−Co系合金の室温における保磁力は、
3〜5kOeと大きいため、この保磁力以上の先行補助
磁界Hini (初期化磁界強度)を発生可能なように、先
行補助磁石1dには大きなものを用いる必要があって、
磁気記録ディスク1aのドライブ装置の小型化を妨げ
る。そこで、Tb−Fe−Co系合金の組成比を変え
て、その室温における保磁力を小さくする方法が考えら
れるが、室温における保磁力を小さくするために、Tb
−Fe−Co系合金におけるTbの組成比を高めると、
再生信号に生じるノイズが増加するという問題点があ
る。その理由については、本願発明者が繰り返し行った
実験において、温度が高い領域における温度に対する保
磁力変化の絶対値が小さいほど、再生信号に生じるノイ
ズが増大することが確認されたことから、以下のように
考察される。すなわち、Tb30Fe46Co24合金の保磁
力特性は、図2に実線12で示すように、その保磁力は
常温から高温側にかけて小さくなる傾向を有し、温度が
高い領域、特に、そのキュリー温度付近における温度に
対する保磁力の変化(保磁力の温度勾配)の絶対値が小
さいため、磁界に対応して磁区が形成される際に、その
反転磁区の形状に乱れが生じ、不揃いになりやすいため
と考えられる。また、実際に形成される初期化層6aに
は、磁気特性や膜厚に分布があって、それらの影響を、
温度に対する保磁力の変化率が小さい場合には吸収でき
ないためと考えられる。
【0009】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
高温側での保磁力を高く維持しながら、常温における保
磁力を小さくして、小さな先行補助磁石で初期化可能、
かつ、再生信号のノイズが小さな光磁気記録媒体を実現
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明において講じた手段は、光透過性基板の
表面側に、少なくとも、垂直磁化膜からなる記録層と、
室温における保磁力が記録層の室温における保磁力に比
して小さく、キュリー温度が記録層のキュリー温度に比
して高い垂直磁化膜からなる初期化層とを設け、そのう
ち、初期化層には、そのキュリー温度と室温との間に補
償温度を有し、この補償温度からそれ自身のキュリー温
度までの間における温度に対する保磁力変化の絶対値が
0.025kOe/℃以上の材料を採用することであ
る。
【0011】ここで、初期化層を、補償温度からそれ自
身のキュリー温度までの間における温度に対する保磁力
変化の絶対値が25Oe/℃以上とするためには、たと
えば、その補償温度とそれ自身のキュリー温度との温度
差が50℃以下の材料を選択することによって実現でき
る。たとえば、組成式がGd27Tb4 Fe65Co4 で表
されるアモルファス合金を初期化層に採用することであ
る。
【0012】ここで、記録層と初期化層との層間に、少
なくとも室温から記録層のキュリー温度付近までの温度
範囲において、記録層および初期化層のいずれの層の垂
直磁気異方性に比しても小さな垂直磁気異方性を有し、
その磁化の傾きによって記録層と初期化層との間の交換
結合力を緩和すべき中間層を設けておくことが好まし
い。
【0013】
【作用】本発明に係る光磁気記録媒体においては、その
初期化層を、たとえばGd27Tb4 Fe65Co4 で表さ
れるGd−Tb−Fe−Co系合金などで構成して、そ
のキュリー温度と室温との温度範囲との間に補償温度を
有する初期化層を採用しているため、初期化層は、記録
層のキュリー温度の近傍における保磁力が比較的高いに
もかかわらず、室温の保磁力のレベルが低いため、たと
えば先行補助磁界を発生する先行補助磁石を小型化し
て、光磁気記録ディスクのドライブ装置を小型化でき
る。ここで、初期化層は、そのキュリー温度と室温との
間に有する補償温度からそれ自身のキュリー温度までの
間における温度に対する保磁力変化の絶対値が0.02
5kOe/℃以上と大きいため、再生信号のノイズを小
さくすることができる。すなわち、発明者が繰り返し行
った実験において、初期化層の補償温度からそれ自身の
キュリー温度までの間において、温度に対する保磁力変
化の絶対値が大きいほど、再生信号のノイズを小さくす
ることができる傾向が得られている。その理由について
は、補償温度からそれ自身のキュリー温度までの間にお
ける温度に対する保磁力変化の絶対値が大きいと、磁界
に対応して磁区が形成される際に、その反転磁区の形状
に乱れが生じにくく、それが揃えられることによって、
初期化層に磁気特性や膜厚に分布があっても、それらの
影響を吸収できる結果、その磁化が転写される記録層
は、ノイズが発生しない状態で磁化されるためと考えら
れる。
【0014】
【実施例】つぎに、添付図面に基づいて、本発明の一実
施例に係る光磁気記録ディスク(光磁気記録媒体)につ
いて説明する。
【0015】図1は本例の光磁気記録ディスク(光磁気
記録媒体)の概略断面図であり、図6に示す従来の光磁
気記録ディスクに対応する部分には同符号を付してあ
る。
【0016】この図において、光磁気記録ディスク1
は、トラッキング用の案内溝2aが形成された光透過性
のポリカーボネート基板たるディスク基板2の表面側
に、誘電体材料層として厚さが約75nmにスパッタ形
成された屈折率が2.2のSiO膜(シリコン酸化膜)
からなるエンハンス層3と、その表面側にスパッタ形成
され、膜面に対して垂直方向に磁化容易軸を有する垂直
磁化膜からなる記録層4と、その表面側にスパッタ形成
された結合磁界緩和層5(中間層)と、その表面側にス
パッタ形成され、膜面に対して垂直方向に磁化容易軸を
有する垂直磁化膜からなる初期化層6と、その表面側に
厚さが約80nmにスパッタ形成されたSiO膜からな
る表面保護層7とを有する。ここで、エンハンス層3
は、ディスク基板2の側から照射されたレーザ光の反射
光の偏光面の回転角を増大させて情報の再生精度を向上
する機能を有する。
【0017】本例において、記録層4,結合磁界緩和層
5および初期化層6は、以下の磁性材料から構成されお
り、そのうち、初期化層6は、図2に実線11で示す温
度−保磁力特性を有する。まず、記録層4は、遷移金属
のスピンが優勢(TMリッチ)な垂直磁化膜としてスパ
ッタ形成された厚さが約40nmのTb20Fe72Co8
膜から構成されており、その保磁力は室温で約18kO
eであり、そのキュリー温度は約170℃である。これ
に対して、初期化層6は、重希土類金属のスピンが優勢
(REリッチ)な垂直磁化膜としてスパッタ形成された
厚さが約100nmのGd27Tb4 Fe65Co4 膜から
構成されており、その保磁力特性を図2に実線11で示
すように、室温における保磁力は約1.4kOeであ
り、そのキュリー温度は約240℃である。また、初期
化層6を構成するGd27Tb4 Fe65Co4 は、室温か
らそのキュリー温度である240℃までの間に補償温度
を有し、その補償温度は、約200℃であって、記録層
4のキュリー温度170℃に比較して約30℃高い温度
である。ここで、初期化層6のキュリー温度は約240
℃、その補償温度は約200℃であって、それらの温度
差が40℃と小さいため、初期化層6においては、その
補償温度からキュリー温度までの範囲において、温度に
対する保磁力変化の絶対値が大きい。ただし、補償温度
からキュリー温度までの範囲において、保磁力は減少す
るため、その符号はマイナスである。一方、結合磁界緩
和層5は、重希土類金属のスピンが優勢(REリッチ)
な磁性膜としてスパッタ形成された厚さが約10nmの
Gd30Fe62Co8 膜から構成されており、そのキュリ
ー温度は280℃であって、その保磁力は全温度領域に
おいて小さく、室温から記録層4のキュリー温度である
170℃までの保磁力は0.1kOe程度である。ま
た、結合磁界緩和層5は、その垂直磁気異方性が記録層
4および初期化層6のいずれの垂直磁気異方性よりも小
さく、水平磁気異方性も有する。このため、記録層4と
初期化層6との間の交換結合力を抑制する機能を有す
る。従って、以下の説明において、結合磁界緩和層5の
磁化方向については、上向きの磁化を(↑)で表し、矢
印に()を付して、記録層4および初期化層6の磁化の
向きと区別する。なお、記録層4,結合磁界緩和層5お
よび初期化層6は、いずれも遷移金属類および重希土類
金属を含む合金として構成されており、遷移金属原子の
スピンの向きと、重希土類原子のスピンの向きは、必ず
反対になっている。このため、これらの合金の外部に現
れる磁化の向きおよび大きさは、遷移金属原子および重
希土類金属原子のスピンの大きさの差によって規定され
る。
【0018】このような構成の光磁気記録ディスク1の
使用態様を、図1ないし図5を参照して説明する。ただ
し、図5において、初期化層6の保磁力特性は、図2に
実線11で示す特性である。ここで、先行補助磁界H
ini のレベル(図5に一点鎖線Fで示す。)、すなわち
初期化磁界強度は約2kOeであり、常温における記録
層4の保磁力HC1と常温における初期化層6の保磁力H
C2と間に設定されている一方、補助磁界Hbのレベル
(図5に一点鎖線Gで示す。)、すなわち補助磁界強度
は約0.3kOeであり、記録層4および初期化層6の
常温における保磁力Hc1,HC2に比して小さく設定され
ている。
【0019】なお、光変調方式の光磁気記録装置におい
ては、図4(a)に示すように、約7.5m/secの
周速度で回転する光磁気記録ディスク1に対して、先行
補助磁石1dからは先行補助磁界Hini がかけられ、そ
の後に、補助磁石1bから補助磁界1bがかけられる。
ここで、先行補助磁界Hini の向きおよび補助磁界Hb
の向きは光磁気記録ディスク1を構成する記録層4およ
び初期化層6の材料の保磁力特性などに応じて設定さ
れ、本例のように、初期化層4を構成する材料が補償温
度を有している場合には、図4(a)および図4(b)
に示し状態から、いずれの磁界方向も同じ向きに設定さ
れた状態に変更される。本例では、先行補助磁界Hini
および補助磁界Hbのいずれの向きも、上向き(以下、
↑で表す。
【0020】)に設定される。さらに、光磁気記録ディ
スク1に対しては、図4(a),(b)に示すように、
開口数が約0.55の対物レンズ1cを介して、レーザ
光波長が約830nmのレーザビームLが照射されるよ
うになっており、そのレーザパワーは、図4(c)に示
すように、記録レベル(高パワー)として約7.5m
W、消去レベル(低パワー)として約3mWのパルス状
に制御されている。ここで、レーザパワーの各パルス
は、それぞれ、記録されるべき情報に基づいて変換され
た2値化信号に対応しており、本例においては、2値化
信号のうち、信号「1」に高パワーが対応し、信号
「0」に低パワーが対応している。そして、レーザビー
ムLを光磁気記録ディスク1にスポット的に照射したと
きには、そのレーザパワーに対応して、その照射領域が
所定の温度に加熱され、低パワーのときには記録層4お
よび初期化層6の温度が170℃(記録層4のキュリー
温度)よりやや高い温度にまで高められ、また、高パワ
ーのときには記録層4および初期化層6の温度が240
℃(初期化層6のキュリー温度)よりやや高い温度にま
で高められる。ここで、信号「1」,「0」とレーザパ
ワーとの対応は、上記の組合せと逆であってもよい。
【0021】このような構成の光変調方式のドライブ装
置において、光磁気記録ディスク1に対して情報を重ね
書きする場合には、まず、先行する先行補助磁界Hini
により、初期化層6の磁化を↑に揃える。ここで、先行
補助磁界Hini は2kOeに設定されており、初期化層
5の室温における保磁力である約1.4kOeに比して
大きく設定されている。この2kOeという初期化磁界
強度は従来の光磁気記録ディスクに対する初期化磁界強
度に比して小さなレベルであり、これを発生する先行補
助磁石1dは従来のドライブ装置に設けられている先行
補助磁石に比して小さなものである。これに対して、記
録層4の室温における保磁力18kOeに比して小さく
設定されている。このため、記録層4の磁化は、反転す
ることなく旧データに対応する向きに磁化された状態に
維持されるのに対して、初期化層6の磁化は↑に揃えら
れる。ここで、結合磁界緩和層5の磁化も(↑)に揃え
られ、オーバーライト前に初期化層6の磁化が反転する
ことを防止している。
【0022】つぎに、光磁気記録ディスク1に2値化信
号の一方側の信号、たとえば、信号「1」を記録するた
めに、光磁気記録ディスク1に対して記録レベルに相当
する高パワーのレーザビームLをディスク基板2の側か
ら照射する。このレーザビームLの照射によって、記録
層4および初期化層6の温度がいずれも170℃(記録
層4のキュリー温度Tc1)以上にまで上昇すると、記録
層4の磁化が消滅する。続いて、記録層4および初期化
層6の温度がいずれも240℃(初期化層6のキュリー
温度Tc2)以上にまで上昇し、初期化層6の磁化も消滅
する。この状態において、記録層4および初期化層6に
は、0.3kOeの補助磁界Hbが↑にかけられてい
る。このため、レーザビームLのスポット領域から外れ
て、記録層4および初期化層6が初期化層6のキュリー
温度Tc2である240℃以下にまで冷却されていく過程
において、初期化層6には補助磁界Hbの向きに対応し
て↑の磁化が発現した後、初期化層6および記録層4
は、記録層4のキュリー温度である200℃以下にまで
冷却されていく。この間の初期化層6ではTMスピンの
方が大きくその磁化は↑であるが、初期化層6がその補
償温度である200℃以下にまで冷却されていく過程
で、初期化層6では、REスピンおよびTMスピンの向
きは変わらずに、強度の大小関係が逆転して、その磁化
は↓に反転する。この過程で、記録層4には初期化層6
および結合磁界緩和層5からの磁気的結合力が作用す
る。このとき、初期化層6および結合磁界緩和層5を構
成する重希土類金属原子のスピンは、記録層4を構成す
る重希土類金属原子のスピンを同じ向きに揃え、その遷
移金属類原子は、記録層4を構成する遷移金属類原子の
スピンを同じ向きに揃える性質を有するため、TMリッ
チの記録層4には、REリッチの初期化層6および結合
磁界緩和層5の磁化が転写されて、↑の磁化が発現す
る。
【0023】ここで、初期化層6は、そのキュリー温度
c2である240℃から補償温度である200℃までの
間における温度に対する保磁力変化の絶対値が0.02
5kOe/℃以上と大きいため、後述するとおり、再生
信号に対するノイズの低減が実現される。
【0024】一方、光磁気記録ディスク1に2値化信号
の他方側の信号「0」を記録するために、光磁気記録デ
ィスク1に対して消去レベルに相当する低パワーのレー
ザビームLをディスク基板2の側から照射する。ここで
も、光磁気記録ディスク1に対しては、0.3kOeの
補助磁界Hbがかけられる。それまで、初期化層6は先
行補助磁界Hini によって初期化されて↑に磁化された
状態にある。ここで、低パワーのレーザビームLが照射
されると、記録層4および初期化層6の温度が170℃
(記録層4のキュリー温度Tc1)よりやや高い温度にま
で上昇し、記録層4の磁化が消滅する。ここで、初期化
層6は、そのキュリー温度Tc2である240℃にまで達
しておらず、しかも、約200℃に補償点を有している
ため、170℃よりやや高い温度領域では、その保磁力
が高いので、補助磁界Hbの影響を受けない。従って、
初期化層6においては、その磁化は↑のままである。そ
れ故、レーザビームLおよび補助磁界Hbから遠ざかっ
た位置で、記録層4の温度がそのキュリー温度Tc1であ
る170℃以下にまで低下した以降において、記録層4
には初期化層6の磁化が転写されて、↓の磁化が発現す
る。
【0025】このようにして情報が記録された光磁気記
録ディスク1からの情報の再生は、極めて低レベルのレ
ーザビームをディスク基板2に照射して、記録層4から
レーザ光を反射させて行われる。ここで、記録層4で反
射されたレーザ光は、その磁気カー効果または磁気ファ
ラデー効果とよばれる現象によって、記録層4の磁化の
向きによって偏光面が回転するため、その偏光面が情報
に対応する。そこで、レーザ光の反射径路に軸が傾けら
れた偏光子を配置しておくと、2値化された情報のう
ち、一方の情報に対応する偏光面を有するレーザ光のみ
が通過してくる。
【0026】それ故、このレーザ光を電気信号に変換す
れば、光磁気記録ディスク1に記録されていた2値化信
号を再生することができる。
【0027】そこで、本例の光磁気記録ディスク1に対
して、パルス幅(T)が67nsの3T信号(周期3
T)と8T信号(周期が8T)とを交互にオーバーライ
トして、そのCN比(キャリヤ対ノイズ比)および消去
比(旧データのCNRの消去された度合い)を評価し
た。その結果、3T信号におけるCN比および8T信号
におけるCN比は、それぞれ49dB,58dBであ
り、安定したオーバーライト特性を示す。また、消去比
はCN比と同じレベルであり、旧データは完全に消去さ
れることが確認されている。従って、本例の光磁気記録
ディスク1は、重ね書き可能であって、しかも重ね書き
不可能な旧世代の光磁気記録ディスクと同等以上の消去
比を有する。
【0028】さらに、本例の光磁気記録ディスク1にお
いて、その初期化層6はGd27Tb4 Fe65Co4 膜か
ら構成されているため、図2に実線11で示すように、
室温からそのキュリー温度(240℃)までの間に補償
温度(200℃)を有し、そのキュリー温度と補償温度
との温度差が40℃と小さいため、この補償温度からそ
れ自身のキュリー温度(240℃)までの間における温
度に対する保磁力変化の絶対値(保磁力の温度勾配)が
大きい。従って、以下に説明するとおり、本例の光磁気
記録ディスク1においては、その再生信号に生じるノイ
ズが低減されている。ここで、初期化層6を構成する磁
性材料を種々変えて、高温領域における温度に対する保
磁力変化の絶対値と、再生信号に生じるノイズのレベル
との関係を調査した結果を、図3に示す。図3におい
て、横軸は、高温領域における温度に対する保磁力変化
の絶対値として、保磁力が0.3kOeとなる温度にお
ける保磁力勾配の絶対値|dHc/dT|であり、縦軸
はノイズレベル(N−level)である。ここで、キ
ャリアレベルは−10〜−15dBmであるが、縦軸に
相当するノイズレベル(N−level)の絶対値につ
いては、測定系(主に、ゲイン)によって変動するた
め、この評価において、CN比が約45dBであること
を満足するためのノイズレベルは、約−60dBmに相
当する。この図に示すように、温度に対する保磁力勾配
の絶対値が大きいほど、再生信号のノイズが小さくなる
傾向(傾向線13で示す。)を示し、そのうち、本例の
光磁気記録ディスク1の初期化層6に用いたGd27Tb
4 Fe65Co4 膜のように、温度に対する保磁力勾配の
絶対値が約0.025kOe/℃以上の場合には、再生
信号のノイズが約−60dBm以下にまで低下する。す
なわち、この測定系におけるCN比が約45dBである
ことを満足する。その理由は、初期化層6のキュリー温
度付近において、温度に対する保磁力変化の絶対値が大
きいと、補助磁界Hbに対応して磁区が形成される際
に、その反転磁区の形状が滑らかになって記録マークの
形状に乱れが生じにくく、それが揃うことによって、初
期化層に磁気特性や膜厚に分布があっても、それらのば
らつきの影響を吸収でき、初期化層6からの磁化が転写
される記録層4においても、ノイズが小さい状態で磁化
されるためと考察できる。
【0029】また、本例の光磁気記録ディスク1の初期
化層6に用いたGd27Tb4 Fe65Co4 膜は、約20
0℃の補償温度を有しているため、低パワーのレーザビ
ームLを照射したときの温度において、比較的高い保磁
力を有しながらも、室温における保磁力が1.4kOe
と低い。このため、低パワーのレーザビームLを照射し
た場合であっても、初期化層6は補助磁界Hbの影響を
受けて磁化が反転せず、初期化層6の磁化方向を記録層
4に確実に転写することができ、しかも、室温の保磁力
が1.4kOeと小さいため、初期化層6を初期化する
ための先行補助磁界Hini が小さくと済むので、小さな
先行補助磁石1dで初期化できる。従って、光磁気記録
装置のドライブ側を小型化および高信頼性化できる。
【0030】これに対して、従来の光磁気記録ディスク
の初期化層に用いられているTb30Fe46Co24膜にお
いては、図2に実線12で示したように、その常温にお
ける保磁力が3kOeと大きいので、光磁気記録装置の
ドライブ側の小型化が不可能である。しかも、その常温
における保磁力を小さくすると、それにともなって、高
温領域における温度に対する保磁力勾配の絶対値が小さ
くなってしまうため、再生信号のノイズを低減すること
ができない。
【0031】さらに、本例の光磁気記録ディスク1にお
いては、記録層4と初期化層6との層間に、これらの層
の垂直磁気異方性よりも小さな垂直磁気異方性を有する
Gd26Fe70Co4 膜たる結合磁界緩和層5を有してい
る。このため、先行補助磁界Hini によって↑に磁化
(初期化)された初期化層6が、オーバーライト前に、
記録層4からの結合磁界によって↓に磁化されることが
ない。ここで、記録層4からの結合磁界を小さくするこ
とは、各層の膜厚さを大きくすることによっても可能で
あるが、本例のように結合磁界緩和層5を有する場合に
は、初期化層6または記録層4を薄くした構造のまま
で、不必要な磁化の反転を防止でき、光磁気記録ディス
ク1の熱容量を小さく維持できるので、レーザパワーに
対する光磁気記録ディスク1の感度が高く、書込み精度
の信頼性が高い。
【0032】なお、本例においては、記録層4のキュリ
ー温度を170℃に設定してあるが、その組成を変え
て、キュリー温度を任意に設定してもよい。ただし、レ
ーザパワーに対する感度やマージンなどを考慮した場合
には、そのキュリー温度を120〜200℃に設定して
おくことが好ましい。これにともなって、初期化層の組
成を変えて、常温における保磁力が小さく、かつ、常温
からキュリー温度までの間に補償温度が存在するように
するとともに、その補償温度からキュリー温度までの温
度範囲における温度に対する保磁力変化の絶対値(温度
に対する保磁力勾配の絶対値)を0.025kOe/℃
以上の材料組成に設定すればよい。ここで、補償温度か
らキュリー温度までの温度範囲における温度に対する保
磁力変化の絶対値が0.025kOe/℃以上である材
料で初期化層を構成するにあたって、その補償温度とキ
ュリー温度との温度差が約50℃以下と小さい組成とす
れば、その温度範囲における温度に対する保磁力の勾配
が必然的に急峻になるため、温度に対する保磁力勾配の
絶対値が0.025kOe/℃以上の材料組成を容易に
見出すことができる。なお、初期化層の補償温度につい
ては、記録層のキュリー温度の好ましい温度範囲、すな
わち120〜200℃に対応させて、ほぼ同じ温度に設
定することが好ましく、この温度に対して、初期化層の
キュリー温度を約50℃高いまでの範囲、好ましくは、
30℃〜50℃高い温度に設定しておくことが好まし
い。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る光磁気記録
媒体においては、その初期化層を、たとえばGd27Tb
4 Fe65Co4 などで構成して、その室温とキュリー温
度との間に補償温度を有し、かつ、その補償温度からキ
ュリー温度までの温度範囲における温度に対する保磁力
変化の絶対値を0.025kOe/℃以上と大きくして
いることに特徴を有する。従って、本発明によれば、室
温とキュリー温度との間に補償温度を有しているため、
記録層のキュリー温度付近の温度範囲における保磁力が
比較的高いにもかかわらず、室温の保磁力のレベルが低
いため、先行補助磁石を小型化して、光磁気記録ディス
クのドライブ装置を小型化できる。また、初期化層は、
その補償温度からそれ自身のキュリー温度までの間にお
ける温度に対する保磁力変化の絶対値が0.025kO
e/℃以上と大きいため、再生信号のノイズを小さくす
ることができる。
【0034】また、記録層と初期化層との層間に交換結
合力を緩和する中間層を設けた場合には、初期化層など
が薄い構造のままで、不必要な磁化の反転を防止でき、
光磁気記録媒体の感度を犠牲とすることなく、その信頼
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光磁気記録ディスクの構
成を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る光磁気記録ディスクに用
いた初期化層および従来の光磁気記録ディスクに用いた
初期化層の温度と保磁力との関係を示すグラフ図であ
る。
【図3】光磁気記録ディスクにおいて、保磁力が0.3
kOeとなる温度における保磁力勾配の絶対値|dHc
/dT|と、ノイズレベル(N−level)との関係
を示すグラフ図である。
【図4】(a)は光磁気記録ディスクに対して補助磁界
および先行補助磁界をかける補助磁界および先行補助磁
界の配置を示す概略構成図、(b)は光磁気記録ディス
クに対するオーバーライト動作を示す概念図、(c)は
光磁気記録ディスクに照射されるレーザビームのレーザ
パワーの波形図である。
【図5】光磁気記録ディスクに用いる記録層および初期
化層の温度と保磁力との関係を示すグラフ図である。
【図6】従来の光磁気記録ディスクの構成を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1,1a・・・光磁気記録ディスク(光磁気記録媒体) 2・・・ディスク基板 3・・・エンハンス層 4・・・記録層 5・・・結合磁界緩和層(中間層) 6,6a・・・初期化層 7・・・保護層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性基板の表面側に、少なくとも、
    垂直磁化膜からなる記録層と、室温における保磁力が前
    記記録層の室温における保磁力に比して小さく、キュリ
    ー温度が前記記録層のキュリー温度に比して高い垂直磁
    化膜からなる初期化層と、を有し、 前記初期化層は、そのキュリー温度と室温との間に補償
    温度を有し、この補償温度からそれ自身のキュリー温度
    までの間における温度に対する保磁力変化の絶対値が
    0.025kOe/℃以上であることを特徴とする光磁
    気記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記初期化層は、そ
    の補償温度とそれ自身のキュリー温度との温度差が50
    ℃以下であることを特徴とする光磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記初期化層は、そ
    の組成式がGd27Tb4 Fe65Co4 で表されることを
    特徴とする光磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかの項
    において、前記記録層と前記初期化層との層間には、少
    なくとも室温から前記記録層のキュリー温度付近までの
    温度範囲において、前記記録層および前記初期化層のい
    ずれの層の垂直磁気異方性に比しても小さな垂直磁気異
    方性を有し、その磁化の傾きによって前記記録層と前記
    初期化層との間の交換結合力を緩和すべき中間層を有す
    ることを特徴とする光磁気記録媒体。
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