JPH05334604A - 磁気記録再生装置の回転ドラム装置 - Google Patents

磁気記録再生装置の回転ドラム装置

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JPH05334604A
JPH05334604A JP13844592A JP13844592A JPH05334604A JP H05334604 A JPH05334604 A JP H05334604A JP 13844592 A JP13844592 A JP 13844592A JP 13844592 A JP13844592 A JP 13844592A JP H05334604 A JPH05334604 A JP H05334604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
signal
rotary
drum
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP13844592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Umehara
浩 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP13844592A priority Critical patent/JPH05334604A/ja
Publication of JPH05334604A publication Critical patent/JPH05334604A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 磁気テープに信号を記録再生する磁気記録再
生装置の回転ドラム装置において、信号を授受する磁気
ヘッドを取り付ける回転ドラムの磁気ヘッド取付面側に
磁気ヘッドから得られた信号を増幅するための増幅基板
を有すると共に、その増幅基板からの信号線をロータリ
ートランスローターに直接接続可能に配置してなる。 【効果】 磁気ヘッドから増幅基板を経てロータリート
ランスローターまでの信号経路を最短にすることがで
き、外部ノイズに対する影響を少なくすると共に、これ
ら総てを上ドラムアッセンブリィに収めることによりア
ンバランス(動バランス)を修正しやすくして上ドラ
ム,下ドラムによるシールド効果をも持たせ、さらに上
ドラムアッセンブリィでの取り扱い性を良くすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等の磁気テープ
に信号を記録再生する磁気記録再生装置の回転ドラム装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気記録再生装置の回転
ドラム装置は、図2に示すように構成されるものであ
る。
【0003】図2において、回転ドラム21は上ドラム
と呼び、これには磁気ヘッド22が取付ビス23により
所定の精度にて取付けられている。その磁気ヘッド22
は図示しない磁気テープに対し信号を記録再生するため
のものであるが、磁気テープに記録された信号を磁気ヘ
ッド22で取り出した時の信号(再生出力)は極めて微
弱である。
【0004】この微弱の信号をロータリートランスロー
ター24及びロータリートランススーテター25を介し
て図示しない回路へ伝送することになるが、信号が微弱
なために伝送時に伝送ロスを生じる。
【0005】この伝送ロスを抑える一つの方式として磁
気ヘッドから取り出した信号を増幅してからロータリー
トランスで伝送する方式がある。もともと、微弱な信号
はいずれは増幅してから各種の回路処理がなされるわけ
であるから、磁気ヘッドから取り出した直後に増幅した
方が伝送すべき信号に対して外部ノイズの影響は受けに
くくなる。
【0006】このような考え方から図2に示すヘッドア
ンプ基板(増幅基板)をドラムに設けた通称「フライン
グアンプ搭載ドラム」といったものが提案されている。
【0007】このフライングアンプ(ヘッドアンプ)搭
載ドラムを図2に基づいてさらに詳細に説明する。
【0008】上ドラム21には磁気ヘッド22が取付ビ
ス23により所定の精度に取り付けられておりこれら上
ドラムアッセンブリィはディスク36に取付ビス33に
より固定されている。また、ディスク36はドラムシャ
フト37に焼きバメ等にて固定されており、これらのデ
ィスク36、ドラムシャフト37アッセンブリィは下ド
ラム31に焼きバメ等にて固定された2個の軸受け34
a,34bにより支えられている。
【0009】また、ディスク36の下端面には、ロータ
リートランスローター24が接着等により固着されてい
る。さらに、ロータリートランスローター24と一定の
エアギャップを介してロータリートランスステーター2
5が下ドラム31に接着等により固着されている。
【0010】そして、ディスク36とロータリートラン
スローター24は上記の軸受34a,34bを基準とし
てドラムシャフト37と共に回動し、また、軸受34
a,34bのスラスト方向のガタをとるための予圧カラ
ー35が設けられている。
【0011】さらに、ディスク36の上方面には、上ド
ラム21が取付ビス33により取り付けられ、この上ド
ラム21には磁気ヘッド22が取付ビス23により所定
の精度にて取り付けられている。また、上ドラム21に
はヘッドアンプ基板30が取付ビス32により取り付け
られている。
【0012】上記磁気ヘッド22は、図示しない磁気テ
ープから得られた微弱な信号はヘッド中継ピンアッセン
ブリィ28とヘッド中継ピン29によりヘッドアンプ基
板30に送られる。そのヘッドアンプ基板30には図示
しないアンプ回路が形成され、そのアンプ回路にて増幅
された信号はロータリートランス中継ピン27及びロー
タリートランス中継ピンアッセンブリィ26を通してロ
ータリートランスローター24に送られる。
【0013】そのロータリートランスローター24とロ
ータリートランスステータ25は均一微小なエアーギャ
ップを形成し対向しており、そのロータリートランスロ
ーター24に送られた信号はこれらを介してロータリー
トランスステータ25に誘導される。そのロータリート
ランスステータ25に誘導された信号は図示しない回路
基板に送られ、ここで電気的な信号処理を行ってモニタ
ーなどに映し出されることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成して
なる従来のこの種の磁気記録再生装置の回転ドラム装置
であれば、磁気ヘッドにて得られた信号を回路へ伝送す
る際に外部ノイズに対する影響を少なくするためには磁
気ヘッドが最も近い位置でそれを増幅してやることが望
ましいが、従来のいわゆるフライングアンプ搭載ドラム
においては、磁気ヘッドからの信号を一旦上ドラムの上
部に設けた増幅基板まで、中継ピン等でで導きだし、さ
らにロータリートランスへも中継ピン等で接続してやる
といった方式をとっていたために、中継ピンを介さねば
ならず、信号経路が長くなったり、また上ドラムをサー
ビス等で交換する際にはロータリートランスと増幅基板
との半田付けを外す必要があり、手間がかかるといった
課題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置の回転ドラム装置は、磁気ヘッドからの信号を増幅す
るための増幅基板を磁気ヘッドを取付ける上ドラムの取
付面に取り付ける構成とすると共に、増幅された信号を
回路へ伝送するためのロータリートランスローターを同
一面内に配置する構成にしたものである。
【0016】
【作用】このように、磁気ヘッドとその信号を増幅する
ための増幅基板及びその増幅基板からの信号伝送するた
めのロータリートランスを上ドラムアッセンブリィの磁
気ヘッド取付面側に配置したことにより、信号の伝送経
路を最短にし、上下ドラムのシールド効果を得ると共に
上ドラムアッセンブリィの取り扱い性を容易にすること
が可能となる。
【0017】
【実施例】以下本発明の磁気記録再生装置の回転ドラム
装置の一実施例を図1とともに説明する。
【0018】本発明の磁気記録再生装置の回転ドラム装
置は図1に示すように構成するもである。
【0019】図1において、上ドラム1には磁気ヘッド
2が取付ビス3により所定の精度にて取り付けられてい
る。また、上ドラム1には磁気ヘッド2の信号を図示し
ない回路側へ伝送するためのロータリートランスロータ
ー4が直接取り付けられている。
【0020】一方では、下ドラム14には2個の玉軸受
15a,15bが焼バメ等によって固定され、この玉軸
受15a,15bの内輪にドラムシャフト18がすきま
嵌合され、この玉軸受15a,15bのスラスト方向の
ガタをとるための予圧カラー16とドラムシャフト18
に焼バメ嵌合されたディスク17により、軸受構造が形
成されている。
【0021】また、この下ドラム14には磁気ヘッド2
により得られた信号を図示しない回路側に伝送するため
のロータリートランスステーター5が接着等により固定
されている。
【0022】一方上ドラム1においては、磁気ヘッド2
で得られた微弱な信号に対して外部ノイズの影響を少な
くするための増幅基板10が磁気ヘッド2の上ドラム取
付面側に、磁気ヘッド2の近傍に設けられている。
【0023】さらに、この磁気ヘッド2と増幅基板10
とを結合するためのピン9とそのホルダー8が設けら
れ、またロータリートランスローター4には増幅基板1
0との結合を行うためのホルダー6とピン7とが設けら
れている。
【0024】上記のようにロータリートランスローター
4及びロータリートランスステーター5を円筒型タイプ
とすることによりロータリートランスローター4と磁気
ヘッド2を同一面上に配置することが可能となり、両者
を上ドラム1に取り付けることが可能となる。
【0025】さらに、その近傍に増幅基板10を設ける
ことにより磁気ヘッド2から増幅基板10を経てロータ
リートランスステーター5へ入るまでの信号経路を最短
にすることが可能となる。また、増幅基板10には各種
回路部品が搭載されるが、これらによる動バランスの狂
い等についても、上ドラム1にロータリートランスロー
ター4と磁気ヘッド2と増幅基板10及びその回路部品
が一体となって取り付けられているためにこれらを組み
込んだあとにバランシングマシンによりバランスをとる
(不釣り合いを修正する)ことが可能であるばかりでな
く上ドラム1と下ドラム14との間に増幅基板10が設
けられることにより、上ドラム1、下ドラム14でこれ
らが外部からカバーされた形となり、特別のシールド材
を設ける必要もなく、さらに接続部が磁気ヘッド2と増
幅基板10とロータリートランスローター4の総てが上
ドラム1のアッセンブリィ内に形成されていることか
ら、上ドラムアッセンブリィの下ドラムアッセンブリィ
への取り付けが取り付けビス2本だけで容易に行えると
言う数々のメリットがある。
【0026】尚、磁気ヘッド2により得られた微弱な信
号は増幅基板10により増幅され、ロータリートランス
ローター4に送られる。また、ロータリートランスロー
ター4及びロータリートランスステーター5により伝送
された信号はロータリートランスホルダー12により保
持されるFPC13等により図示しない回路へ送られ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の磁気記録再生装置の回転ドラム
装置は、上記のような構成であるから、磁気ヘッドから
増幅基板を経てロータリートランスローターまでの信号
経路を最短にすることができ、外部ノイズに対する影響
を少なくすると共に、これら総てを上ドラムアッセンブ
リィに収めることによりアンバランス(動バランス)を
修正しやすくして上ドラム,下ドラムによるシールド効
果をも持たせ、さらに上ドラムアッセンブリィでの取り
扱い性を良くするといった等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の回転ドラム装置の
一実施例を示す要部断面構成図である。
【図2】従来の磁気記録再生装置の回転ドラム装置の一
実施例を示す要部断面構成図である。
【符号の説明】
1 上ドラム 2 磁気ヘッド 3 取付ビス 4 ロータリートランスローター 5 ロータリートランスステーター 6 ホルダー 7 ピン 8 ホルダー 9 ピン 10 増幅基板 11 回路部品 12 ホルダー 13 FPC 14 下ドラム 15a 玉軸受 15b 玉軸受 16 カラー 17 ディスク 18 ドラムシャフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに信号を記録再生する磁気記
    録再生装置の回転ドラム装置において、 信号を授受する磁気ヘッドを取り付ける回転ドラムの磁
    気ヘッド取付面側に磁気ヘッドから得られた信号を増幅
    するための増幅基板を有すると共に、その増幅基板から
    の信号線をロータリートランスローターに直接接続可能
    に配置したことを特徴とする磁気記録再生装置の回転ド
    ラム装置。
JP13844592A 1992-05-29 1992-05-29 磁気記録再生装置の回転ドラム装置 Pending JPH05334604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13844592A JPH05334604A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 磁気記録再生装置の回転ドラム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13844592A JPH05334604A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 磁気記録再生装置の回転ドラム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05334604A true JPH05334604A (ja) 1993-12-17

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ID=15222172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13844592A Pending JPH05334604A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 磁気記録再生装置の回転ドラム装置

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JP (1) JPH05334604A (ja)

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