JPH0533441Y2 - - Google Patents

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JPH0533441Y2
JPH0533441Y2 JP4896690U JP4896690U JPH0533441Y2 JP H0533441 Y2 JPH0533441 Y2 JP H0533441Y2 JP 4896690 U JP4896690 U JP 4896690U JP 4896690 U JP4896690 U JP 4896690U JP H0533441 Y2 JPH0533441 Y2 JP H0533441Y2
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JP
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bag
garbage bag
holes
draining
garbage
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JP4896690U
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JPH047503U (ja
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  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、台所の流し台等で生ゴミを捨てるの
に供される水切りゴミ袋に関する。
(従来の技術) 水切りゴミ袋は、流し台のコーナ部に置いた水
切りカゴ等に取付けるなどして、食物のかすや残
飯等、水分を多く含んだ生ゴミを捨てるのに用い
られる。
従来の水切りゴミ袋としては、例えば、第3図
又は第4図に示すようなものが知られている。
第3図に示す水切りゴミ袋Bは、ポリエチレン
フイルムで袋体20が形成され、該袋体20の底
側部分のみに水切り穴としての小穴21が多数形
成されたものである。
又、第4図に示す水切りゴミ袋Cは、プラスチ
ツク繊維を縦横に重ねてプレスした編状シートで
袋体30が形成され、編目31が水切り穴として
袋体30の全面に亘つて形成されたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来の水切りゴミ袋B
にあつては、袋体20がプラスチツクフイルムで
形成されているため、安価に製造できるという利
点はあるが、水切り穴としての小穴21が袋体2
0の底側部分にのみ形成されているので、生ゴミ
が溜つてくると小穴21が塞がれてしまい、水切
りに時間がかかるし、十分な水切りができないと
いう問題があつた。
又、水切りゴミ袋Cは、編目31が水切り穴と
して袋体30の全面に亘つて形成されているの
で、水切り性は優れているものの、編状シートが
高価なものであるため、1枚当りの単価が非常に
高価になるし、弾力性が小さいので水切りカゴの
口縁に水切りゴミ袋Cの口縁を折返し状にかぶせ
て取付ける際、その折返し部分のフイツト性が悪
く、水切りゴミ袋Cが外れてしまうという問題点
があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決す
るために考案されたもので、その目的とするとこ
ろは、安価でありながらも水切り性に優れた水切
りゴミ袋を提供することにある。
この目的を達成するために、本考案の水切りゴ
ミ袋は、全面に気泡によつて生じた略楕円状の多
数の穴を有する発泡ポリエチレンフイルムにより
袋体が形成され、かつ、該穴の長手方向が袋体の
垂直方向と平行となるように配列された構成とし
た。
(作用) 本考案の水切りゴミ袋では、ゴミ袋の素材とし
て全面に気泡によつて生じた略楕円状の多数の穴
を有する発泡ポリエチレンフイルムを用いている
ので、ゴミ袋を安価に製造することができるし、
又、焼却が容易で有毒ガスの発生もないので、使
い捨てにより公害問題を生じることがない。
又、略楕円状の多数の穴の長手方向を袋体の垂
直方向と平行に配列させて、袋体を水平方向に引
張ると略楕円状の各穴が横方向に開かれて変形し
て伸びるように形成しているので、各種形状、大
きさの三角コーナや排水口にピツタリフイツトさ
せて装着させることができる。
又、気泡による穴が水抜き穴として袋体の全面
に亘つて形成されているので、袋体の全面で水を
切ることができ、水切り性が良好となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に示して説明す
る。
本実施例の水切りゴミ袋Aは、ポリエチレンを
発泡させて筒状のフイルムに成形した筒状発泡ポ
リエチレンフイルムを材料として形成されたもの
で、この筒状発泡ポリエチレンフイルムには、発
泡に伴なう気泡によつて生じた大小さまざまな形
の穴1が全面に亘つて虫食い状に形成され、か
つ、発泡によつてその表面が凹凸状に形成されて
いる。
この各穴1は、筒状発泡ポリエチレンフイルム
を製造する際の成形方向となる筒の中心線方向が
長くなる略楕円状に形成されている。
そして、筒状発泡ポリエチレンフイルムの直径
は偏平状態において、形成すべきゴミ袋Aの幅方
向の長さと同一長さに形成されると共に、必要と
するゴミ袋Aの長さを基準として切断され、か
つ、その下端開口縁部を熱シール2することによ
つて、一端を開口部3とした袋体4に形成されて
いる。
従つて、略楕円状の各穴1は、該穴1の長手方
向がゴミ袋Aの垂直方向と平行に配列された状態
となつている。
次に、本実施例の水切りゴミ袋Aの製造方法を
説明する。
まず、原料となるポリエチレン樹脂に発泡材を
加えて押出成形機によりパイプ状に押し出し、次
いで、このパイプ内に空気を吹き込んで膨らませ
ることにより厚み0.04mm〜0.1mm程度の筒状フイ
ルムを形成するインフレーシヨン加工の工程途中
で、加熱処理して発泡させることにより、全面に
気泡により生じた略楕円状の多数の穴と凹凸状表
面を有する筒状発泡ポリエチレンフイルムが製造
される。次にこの筒状発泡ポリエチレンフイルム
にシールを施すと共に、適当の長さに切断して水
切りゴミ袋Aを製造することになる。
本実施例の水切りゴミ袋Aを使用するに際して
は、例えば、水切りカゴの口縁に、このゴミ袋A
の開口部3の口縁を折返すようにかぶせて水切り
カゴの内部にゴミ袋Aをセツトしておくもので、
この場合、各穴1の長手方向が袋体の垂直方向と
平行となるように配列され、袋体全体に幅方向の
伸縮性をもたせているので、ゴミ袋Aの口縁が水
切りカゴの口縁にフイツトし、ゴミ袋Aの外れは
防止される。
そして、上述のようにしてゴミ袋Aをセツトし
た状態で、炊事等によつて生じた生ゴミをゴミ袋
Aの中に捨てていくことになるが、この場合、ゴ
ミ袋Aには気泡によつて生じた穴1が水切り穴と
して形成されているので、生ゴミから出た水分
は、この穴1を通して排水され、かつ生ゴミが一
杯に溜つても穴1がゴミ袋Aの全面に亘つて形成
されているので、どこからでも排水することがで
きるし、又、発泡ポリエチレンフイルムの表面は
発泡に伴なつて凹凸状になつているため、生ゴミ
との接触面に小さな隙間が形成され、この隙間を
通して水の流動が得られるので水切り性にプラス
となる。又、略楕円状の多数の穴の長手方向を袋
体の垂直方向と平行に配列させて、袋体を水平方
向に引張ると略楕円状の各穴が横方向に開かれて
変形して伸びるように形成しているので、各種形
状、大きさの三角コーナや排水口にピツタリフイ
ツトさせて装着させることができる。尚、ゴミ袋
Aが一杯になると、開口部3を輪ゴムや紐等で縛
つて処分すればよい。
以上、本考案の実施例について図面により説明
したが、本考案の具体的な構成は前記した実施例
に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更等があつても本考案の技術的
範囲に含まれる。
(考案の効果) 以上、説明したように、本考案の水切りゴミ袋
では、ゴミ袋の素材として全面に気泡によつて生
じた略楕円状の多数の穴を有する発泡ポリエチレ
ンフイルムを用いているので、ゴミ袋を安価に製
造することができるし、又、焼却が容易で有毒ガ
スの発生もないので、使い捨てにより公害問題を
生じることがない。
又、略楕円状の多数の穴の長手方向を袋体の垂
直方向と平行に配列させて、袋体を水平方向に引
張ると略楕円状の各穴が横方向に開かれて変形し
て伸びるように形成しているので、各種形状、大
きさの三角コーナや排水口にピツタリフイツトさ
せて装着させることができる。
又、気泡による穴が水抜き穴として袋体の全面
に亘つて形成されているので、袋体の全面で水を
切ることができ、水切り性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の水切りゴミ袋を示す一
部切欠斜視図、第2図イ,ロは同フイルム素材の
拡大図であつて、第2図イは無負荷状態、第2図
ロは略楕円状の穴の長手方向と直交する方向に引
つ張つた状態をそれぞれ示す。又、第3図及び第
4図は従来技術の説明図である。 A……水切りゴミ袋、1……穴(水切り穴)、
4……袋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全面に気泡によつて生じた略楕円状の多数の穴
    を有する発泡ポリエチレンフイルムにより袋体が
    形成され、かつ、該穴の長手方向が袋体の垂直方
    向と平行となるように配列されていることを特徴
    とする水切りゴミ袋。
JP4896690U 1990-05-09 1990-05-09 Expired - Lifetime JPH0533441Y2 (ja)

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JP4896690U JPH0533441Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09

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JP4896690U JPH0533441Y2 (ja) 1990-05-09 1990-05-09

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Publication Number Publication Date
JPH047503U JPH047503U (ja) 1992-01-23
JPH0533441Y2 true JPH0533441Y2 (ja) 1993-08-25

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