JPH05331570A - セラミックス繊維混合機 - Google Patents

セラミックス繊維混合機

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Publication number
JPH05331570A
JPH05331570A JP4130289A JP13028992A JPH05331570A JP H05331570 A JPH05331570 A JP H05331570A JP 4130289 A JP4130289 A JP 4130289A JP 13028992 A JP13028992 A JP 13028992A JP H05331570 A JPH05331570 A JP H05331570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vessel
container
ceramic
mixer
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP4130289A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamauchi
利夫 山内
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP4130289A priority Critical patent/JPH05331570A/ja
Publication of JPH05331570A publication Critical patent/JPH05331570A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリフォームの成形に用いるセラミックス繊
維の混合時における粉砕度を低減する。 【構成】 本発明の混合機は、複数種のセラミックス繊
維をボールと一緒に容器内に投入し、該容器を回転させ
て上記セラミックス繊維を混合する装置において、上記
容器の内面にエネルギー吸収棒を多数突設したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属基複合材料の製造
に使用するセラミックス繊維混合機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セラミックス繊維(ウィスカー、
短繊維、粒子を含む)を用いてプリフォームを成形し、
これに軽合金溶湯を含浸させて金属基複合材料(FR
M)を製造している。ところで、プリフォームの成形に
2種類以上のセラミックス繊維を用いる場合には、予め
それらを充分に混合しておく必要がある。このため、図
6に示すような混合機(概念的に示す)を使用してい
る。この混合機では、複数種の短繊維aをホールbと一
緒に容器c内に入れ、該容器cをモーターMで二軸回転
させている。このようにすると、ボールb同志及びボー
ルbと容器cの間で衝突が繰り返され、その間に短繊維
aの解砕、混合が行なわれることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この混合機は
ボールbの衝突エネルギーが大きく、短繊維aの解砕、
混合と同時に粉砕も行なわれてしまう。このような短繊
維aからプリフォームを加圧成形すると、プリフォーム
の体積率が大きくなったり、成形性が悪くなるなどの不
具合を生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決しようとするもので、その要旨とするところは、
複数種のセラミックス繊維をボールと一緒に容器内に投
入し、該容器を回転させて上記セラミックス繊維を混合
する装置において、上記容器の内面にエネルギー吸収棒
を多数突設したことを特徴とするセラミックス繊維混合
機にある。
【0005】
【実施例】図1に本発明のセラミックス繊維混合機を示
す。同図において、1は有底の円筒型容器で、該容器1
は回転枠2内に回動自在に配置してある。即ち、容器1
の外面にはラック3を周設してあり、該ラック3にピニ
オン4を噛合させてある。該ピニオン4はモーター5か
ら伝達手段を介して駆動される。12,13は容器1と
回転枠2との間に介設したベアリングで、容器1はその
中心軸P1 を基準にして回転する。一方、回転枠2は、
その側面にプーリー14を備えた軸15を設けてあり、
該プーリー14をモーター6で駆動することによって回
転枠2を軸P 2 を中心として回転させるようになってい
る。16,17はベアリングを示す。そして、これらモ
ーター5,6を同時に回転させると、容器1が互いに直
交する二軸P1 ,P2 を中心として同時に回転すること
になる。図中10は容器1の開口を覆うリッドである。
【0006】一方、容器1の内面には、エネルギー吸収
棒7を8本突設してある(図2,図3参照)。これらの
棒71-8 は周方向に等分配置するとともに、容器の軸方
向に所定の間隔をおいて配置してある。なお、エネルギ
ー吸収棒7の材質は容器1と同じものを用い、容器1の
内面にセラミックスやラバーなどのコーティングを施し
てある場合には、エネルギー吸収棒7にも同じコーティ
ングを施しておくのが好ましい。
【0007】本発明の効果を確認するため、以下の実験
を行なった。内径250mm、高さ400mmの大きさ
の容器1を使用し、その内面1には、直径15mm、内
壁からの長さ150mmのエネルギー吸収棒7を表1の
如く配置した。そして、該容器1内にアルミナ短繊維5
00gとSiCウィスカー500gを投入するととも
に、直径10〜20mmのアルミナボールも多数投入
し、モーター5,6によって容器1を所定の時間回転さ
せた。その後、容器1から短繊維を取り出し、混合度と
粉砕度を調べた。また、従来の混合機でも同様の実験を
行なった。この結果、本発明の混合機は、図4に示すよ
うに混合能力については従来のものとほとんど差はなか
ったが、粉砕度は図5に示すように約10%改善するこ
とが確認できた。ここで、混合度とは2種類の繊維が完
全に均一になった場合を100%とする混合割合をい
う。また、粉砕度とは混合の前後での繊維長の減少の割
合をいう。
【表1】
【0008】なお、本実施例では、容器1を二軸回転さ
せているが、一軸回転にしてもよい。また、エネルギー
吸収棒の本数、配置(方向、角度等々)も以上のものに
限定されるものではなく、それらは容器1の容量などを
考慮して適宜決めればよい。さらに、容器1を球形、ま
たは、其他の形状にすることもできる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、容器の回転中にボール
がエネルギー吸収棒に衝突して、ボールの運動エネルギ
ーを適度な大きさに調整されるので、セラミックス繊維
の粉砕度を大幅に減少させることができ、プリフォーム
の品質向上に資するところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の短繊維混合機を概念的に示す図であ
る。
【図2】同混合機に使用している容器の平面図である。
【図3】図2に示したA−A線による断面図である。
【図4】同混合機の実験データーを示すグラフ図であ
る。
【図5】同混合機の実験データーを示すグラフ図であ
る。
【図6】従来の短繊維混合機を概念的に示す図である。
【符号の説明】
1 容器 2 回転枠 3 ラック 4 ピニオン 5,6 モーター 7 エネルギー吸収棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種のセラミックス繊維をボールと一
    緒に容器内に投入し、該容器を回転させて上記セラミッ
    クス繊維を混合する装置において、上記容器の内面にエ
    ネルギー吸収棒を多数突設したことを特徴とするセラミ
    ックス繊維混合機。
JP4130289A 1992-05-22 1992-05-22 セラミックス繊維混合機 Pending JPH05331570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4130289A JPH05331570A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 セラミックス繊維混合機

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JP4130289A JPH05331570A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 セラミックス繊維混合機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05331570A true JPH05331570A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15030760

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4130289A Pending JPH05331570A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 セラミックス繊維混合機

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JP (1) JPH05331570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110535A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 National Institute For Materials Science 廃棄物分解方法とそれにて得られた廃棄物粉砕物。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110535A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 National Institute For Materials Science 廃棄物分解方法とそれにて得られた廃棄物粉砕物。

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