JPH05329537A - 金属材料条材の巻取装置 - Google Patents

金属材料条材の巻取装置

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Publication number
JPH05329537A
JPH05329537A JP13683492A JP13683492A JPH05329537A JP H05329537 A JPH05329537 A JP H05329537A JP 13683492 A JP13683492 A JP 13683492A JP 13683492 A JP13683492 A JP 13683492A JP H05329537 A JPH05329537 A JP H05329537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
roller
bending
bending roller
coiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP13683492A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Harada
利彦 原田
Satoshi Tatsumi
敏 辰己
Tsutomu Sakurai
勉 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH05329537A publication Critical patent/JPH05329537A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】巻取装置によりコイリングされるコイルを硬巻
きにして、コイルの運搬時や次工程の作業時において条
材同志がこすれ合い、傷か発生しないようにすることが
出来る巻取装置を提供する。 【構成】上側ピンチローラ1の軸にパルス発信機15を
取付ける。上側ピンチローラ1のローラ周長より1パル
スの長さを計算する。又No.2ベンディングローラ4
の高さ調整用のギャードモータ14を前記のパルス信号
により、ある時間だけ動作させる制御盤16を設け、例
えば5パルス信号を受けた時、3秒間ギャードモータを
駆動する様にする(但し、パルス数と時間を自由に設定
出来る様にする)。そこで、ギャードモータの回転数、
ギャー比、テーパー傾斜角等により、No.2のベンデ
ィングローラの時間当りの下げ量を計算することによ
り、巻取り長に対するNo.2ベンディングローラの下
げ量の調整が可能となる。又、リセットスイッチを設け
て、1コイル毎に初期設定に戻せる様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属材料条材の巻取装置
に関し、特にベンディグローラの設定を巻取長さに同調
して可変させコイルを硬巻きにする巻取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】金属材料条材を表面面削又は圧延等の加
工を成された後、巻取装置でコイリングする場合、次の
様な装置を用いている。巻取装置は例えば図3に示す様
に2本のピンチローラ1,2、3本のベンディングロー
ラ3,4,5、2本のコイル支持ローラ6,7及び各ロ
ーラを駆動する装置により構成されている。金属材料の
条材(以後条材という)8は上,下側ピンチローラ1,
2に挾まれて、巻取装置に進入し、互交いになったベン
ディングローラ3,4,5により条材8に曲げを与え
る。そしてその状態のまま条材8は送り込まれコイル支
持ローラ6,7に支持されながらコイル巻きにされる。
その際、コイルの巻取り内径に対してNo.2ベンディ
ングローラ4の高さを設定している。この調整は、図3
のNo.2ベンディングローラ4を正面より見た図2の
様に、No.2のベンディングローラ4の軸受9のテー
パー状下部を、滑動可能に支えているテーパー状でかつ
ネジ孔10aを有するブロック10を、前記ネジ孔10
aに螺嵌するスクリューシャフト11を回転させること
によって左右のブロック10間を伸縮させ、よってベン
ディングローラ4の高さを調整している。尚、スクリュ
ーシャフト11はスプロケット12,チェーン13を介
してギャードモーター14と連結している。又、この調
整はコイリング中に動作させることはなく、あくまでコ
イルの巻取り内径の設定時のみに使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
No.2ベンディングローラの高さの調整は、当初設定
するのみでコイリング中に行なっていないため、当初に
設定したコイルの巻取り内径の曲率のまま最外周まで巻
かれてしまう。そのため、コイリングされたコイルは内
周側と外周側とが固さが異なり外周の方の巻きが緩くな
ってしまう。そのことにより、コイルの運搬時や次工程
の作業時、条材同志がこすれ合い、傷が発生して品質不
良を発生させてしまう。
【0004】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、巻取装置によりコイリングされるコイルを硬
巻きにして、コイルの運搬時や次工程の作業時において
条材同志がこすれ合い、傷が発生しないようにすること
が出来る巻取装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の要旨
は、例えば、No.2ベンディングローラの高さの調整
を条材の巻取り径に同調させ、常に巻取り径に合った曲
率を設定することにより、コルイを硬巻きすることを可
能にしたものである。
【0006】即ち、本発明の上記目的は、金属材料条材
を挾んで送り込むピンチローラと、該条材に曲げを与え
るベンディングローラ群と、該条材をコイリングして該
コイルを支持するコイル支持ローラとを有する金属材料
条材の巻取装置において、前記ベンディングローラ群の
一部ローラをコイル巻取り径に同調して動かし、曲げの
曲率を調節する調節機構を有することを特徴とする金属
材料条材の巻取装置によって達成される。
【0007】本発明が適用できる金属材料条材の材質
は、巻取装置に巻くことが出来る条材であれば制限しな
い。例えば鉄,鋼,銅,アルミニウムその他の合金にも
適用できる。
【0008】本発明におけるベンディングローラ群とい
うのは、ローラの本数が3本以上であれば本数を限るこ
とはない。又、ベンディングローラ群の一部ローラと
は、条材の曲げの曲率を調節するのに役立つローラのこ
とでベンディングローラ群のローラ本数とその構成によ
って異なるので1本に限定するものではない。
【0009】本発明においてコイル巻取り径に同調させ
るということは、径が短い場合は曲率が小さく、径が大
きい場合は曲率が大きくなるので、巻取り長に同調させ
てもよく、又、ライン速度×時間に同調させても良い。
具体的方法としては上側ピンチローラにパルス発信機を
組込み具体的に巻取り長を出してそれに同調させてもよ
く、別の方法で(ライン速度×時間)で巻取り径を出し
ても良い。曲げの曲率は、最もコイル巻き取り径に大き
く影響を受けるが、条材の材質及び厚みによっても影響
を受けるので、その他の要素として曲げの調節に用いて
も良い。適当な曲率を条材に与えることによって硬巻き
にすることが出来る。
【0010】本発明において、ベンディングローラ群の
一部を動かすということは、ベンディングローラによっ
て曲げを与えられる曲率がベンディングローラ群の構成
によって種々異なるので適当な曲率が与えられるように
ローラ間の位置を変えることを意味する。
【0011】
【実施例】本発明を3本のベンディングローラ群よりな
る巻取装置の一実施例について図を用いて説明する。但
し、本発明は本実施例のみに限られるれものではない。
【0012】図1において、上側ピンチローラ1の軸に
パルス発信機15を取付ける。上側ピンチローラ1のロ
ーラ周長より1パルスの長さを計算する。又No.2ベ
ンディングローラ4の高さ調整用のギャードモータ14
を前記のパルス信号により、ある時間だけ動作させる制
御盤16を設け、例えば5パルス信号を受けた時、3秒
間ギャードモータを駆動する様にする。(但し、パルス
数と時間を自由に設定出来る様にする。)そこで、ギャ
ードモータの回転数、ギャー比、テーパー傾斜角等によ
り、No.2ベンディングローラの時間当りの下げ量を
計算することにより、巻撮り長に対するNo.2ベンデ
ィングローラの下げ量の調整が可能となる。又、リセッ
トスイッチを設けて、1コイル毎に初期設定に戻せる様
にする。
【0013】条材の材質、厚みにより実績をとり、それ
ぞれに合わさせた、パルス数と時間を設定することによ
り多品種のコイルを硬巻きにすることが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明して来た通り、本発明は巻取装
置のベンディングローラの位置調整をコイルの径によっ
て可変にすることにより、コイルを硬巻きすることが可
能となる。そのことにより、コイルの運搬や次工程の作
業時に材料同志がこすれることが無くなり表面の傷が減
り、不良が低減可能となり、条材の品質向上及び歩留り
向上に貢献した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属材料条材の巻取装置の一実施例の
概略側面図。
【図2】本発明の金属材料条材の巻取装置の一実施例に
用いるベンディングローラの高さ調節機構の正面図。
【図3】金属材料条材の巻取装置の一例の概略側面図。
【符号の説明】
1 上側ピンチローラ 2 下側ピンチローラ 3 No.1ベンディングローラ 4 No.2ベンディングローラ 5 No.3ベンディングローラ 6 No.1コイル支持ローラ 7 No.2コイル支持ローラ 8 条材 9 軸受 10 ブロック 11 スクリューシャフト 12 スプロケット 13 チェーン 14 ギャードモータ 15 パルス発信機 16 制御盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属材料条材を挟んで送り込むピンチロー
    ラと、該条材に曲げを与えるベンディングローラ群と、
    該条材をコイリングして該コイルを支持するコイル支持
    ローラとを有する金属材料条材の巻取装置において、前
    記ベンディングローラ群の一部ローラをコイル巻取り径
    に同調して動かし、曲げの曲率を調節する調節機構を有
    することを特徴とする金属材料条材の巻取装置。
JP13683492A 1992-05-28 1992-05-28 金属材料条材の巻取装置 Pending JPH05329537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13683492A JPH05329537A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 金属材料条材の巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13683492A JPH05329537A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 金属材料条材の巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05329537A true JPH05329537A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15184599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13683492A Pending JPH05329537A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 金属材料条材の巻取装置

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JP (1) JPH05329537A (ja)

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