JPH05329490A - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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JPH05329490A
JPH05329490A JP13678392A JP13678392A JPH05329490A JP H05329490 A JPH05329490 A JP H05329490A JP 13678392 A JP13678392 A JP 13678392A JP 13678392 A JP13678392 A JP 13678392A JP H05329490 A JPH05329490 A JP H05329490A
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water
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water tank
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾過装置から排水弁及び移流弁を省略できる
ようにする。 【構成】 水槽10内に生物膜濾床12が配置され、そ
の下側に散気管14が設けられている。濾床12の上側
の水を排出するためにエアリフトポンプ42が設置され
ている。逆洗水を導入するための配管16は、移流管2
0の途中に設けられたエジェクタ34に接続されてい
る。 【効果】 エアリフトポンプ42を設けたことにより、
排水弁が省略されている。エジェクタ34を介して逆洗
水を導入するため、移流弁を省略しても逆洗水が移流管
の下流側に流出することがない。装置の保守管理がきわ
めて容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生物膜濾過装置等の濾過
装置に係り、特に逆洗排水の排出機構と逆洗水の供給機
構とを改良した濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生物膜濾過装置は、周知(例えば特公平
3−77000号)の通り、水槽と、該水槽内に設置さ
れた生物膜濾床と、該生物膜濾床の下側に設けられた散
気装置とを有するものである。従来の生物膜濾過装置の
概略的な構成とその作動について第3図を参照して説明
する。
【0003】第3図において、水槽10内に生物膜濾床
12が設置され、該生物膜濾床12の下側に散気管14
が設置されている。生物膜濾床12の逆洗を行なうため
に、逆洗配管(逆洗水供給用配管)16を介して逆洗ポ
ンプ18から逆洗水が水槽10の底部に導入可能とされ
ている。この逆洗配管16は移流管20の途中に接続さ
れている。
【0004】水槽10へは原水供給管22から原水が供
給され、生物膜濾床12と接触し、生物処理されると共
に、濾床12によって濾過処理される。濾床12を通過
した処理水は移流管20を経て排出される。なお、好気
性生物処理の場合、この生物処理の間中、散気管14か
ら空気を供給する。
【0005】生物処理の進行に伴って、生物膜濾床12
の通水抵抗が増大してくる。そうすると、第3図(1)
に示す如く、生物膜濾床12の上側の水位が上昇してく
る。水位センサ24で検知される水位が所定水位以上に
なると、逆洗を行なう。即ち、まず、生物膜濾床12の
上方部位において水槽10に接続されている排水管26
の排水弁28を開き、生物膜濾床12の上側の水位を下
げる。
【0006】第3図(2)の如く十分に排水が行なわれ
た後、排水弁28を閉弁し、次いで散気管14から空気
又はその他の気体を送り込み、生物膜濾床12に付着し
ている生物膜及び汚泥を気泡によって剥ぎ取る如くして
減少させる。
【0007】次いで、第3図(4)の如く、逆洗ポンプ
18を作動させ、逆洗水を水槽10の底部に導入し、剥
ぎ取られた生物膜及び汚泥を逆洗水と共に生物膜濾床1
2の上方に流出させる。これにより、第5図に示すよう
に、生物膜濾床12の上側に、剥離した生物膜、汚泥を
多量に含んだ水がたまるので、排水弁28を開き、この
水を排出する。
【0008】これにより、第3図(6)の如く、初期状
態に復帰するので、再び原水供給管22から原水を供給
して生物処理を行なう。なお、この生物処理を行なって
いる間、移流管20に設けられた移流弁30は開放され
ている。また、逆洗ポンプ18を作動させて逆洗水を水
槽10内に導入するときには、移流弁30を閉弁状態と
しておき、逆洗水が移流管20の下流方向に向って流れ
ることを防止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の濾過装置に
おいては、排水弁28と移流弁30が必要であった。こ
の弁28、30が設置されている環境は、硫化水素など
の腐食性ガス濃度が高かったり、湿気の多いきわめて腐
食性の強い環境であると共に、弁の点検、修理を行ない
にくい箇所であるのが通常である。このため、排水弁2
8や移流弁30の耐久性が損なわれ、かつそれらの点
検、修理が行ないにくいという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の濾過装置は、
水槽と、該水槽内に設置された濾床と、該濾床の下側に
設けられた散気装置とを有する濾過装置において、前記
濾床の上側から排水を行なうためのエアリフトポンプを
設けたことを特徴とするものである。
【0011】請求項2の濾過装置は、水槽と、該水槽内
に設置された濾床と、該濾床の下側に設けられた散気装
置と、該水槽の下部から水を抜き出すための移流管と、
該移流管に接続された逆洗水供給用配管と、を有する濾
過装置において、該移流管の途中にエジェクタを設け、
前記逆洗水供給用配管を該エジェクタの作動水導入口に
接続し、該エジェクタの作動水流出口に前記移流管のう
ちエジェクタよりも上流側の部分を接続し、該エジェク
タの負圧吸引口に前記移流管のうちエジェクタよりも下
流側の部分を接続したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1の濾過装置においては、エアリフトポ
ンプにより濾床の上側の水の排出を行なうようにしてお
り、従来必要とされていた排水弁が不要である。
【0013】請求項2の濾過装置においては、逆洗水を
エジェクタを介して水槽下部に導入すると、エジェクタ
で発生した負圧がエジェクタよりも下流側の移流管の水
を吸引する作用をなす。この結果、従来用いられていた
移流弁を省略しても、逆洗水が移流管の下流側へ流出す
ることがない。即ち、請求項2の濾過装置によると、移
流弁を省略できる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る生物膜濾過装置の構
成を示す縦断面図、第2図は実施例装置におけるエジェ
クタ部分の断面図である。
【0015】本実施例においても、水槽10内に生物膜
濾床12が設置され、その下側に散気管14が設置され
ている。水槽10内には原水供給管22から原水が供給
され、処理水は移流管20を経て取り出される。本実施
例では、生物処理水は逆洗水槽32に一旦導入されてお
り、この逆洗水槽32内に水中ポンプよりなる逆洗ポン
プ18が設置されている。
【0016】本実施例では、第3図に示した従来装置の
排水管26、排水弁28及び移流弁30がいずれも省略
されている。その代わりに、移流管20の途中にエジェ
クタ34が設置されており、このエジェクタ34の作動
水導入口36に逆洗配管16が接続されている。エジェ
クタ34の負圧吸引口38に移流管20のうちエジェク
タ34よりも下流側の部分が接続されており、エジェク
タ34の作動水流出口40に移流管20のうちエジェク
タ34よりも上流側の部分が接続されている。
【0017】前記水槽10内にはエアリフトポンプ42
が設置されている。このエアリフトポンプ42にあって
は、生物膜濾床12の上側において吸込口44が開口し
ており、この吸込口44から短い立上り部46が立ち上
がり、次いで立下り部48及び長い立上り部50を介し
て排出部52に至っている。この立上り部50の下部に
空気導入用の配管54が接続されている。
【0018】このように構成された生物膜濾過装置にお
いて、原水供給管22から供給された原水が生物膜濾床
12と接触し、生物処理及び濾過処理される。処理水は
移流管20を経て逆洗水槽32に取り出される。
【0019】生物膜濾床12の生物膜が成長し、水槽1
0内の水位が規定水位以上になった場合には、水位セン
サ24からの信号に基いて原水供給が一旦停止されると
共に、配管54に空気又はその他のガスを供給してエア
リフトポンプ42を作動させる。これにより、水槽10
内の水位はエアリフトポンプ42の吸込口44のレベル
にまで下がる。そこで、散気管14から空気又はその他
のガスを噴出させ、生物膜濾床12の余分な生物膜を、
気泡で擦る如くして剥離させる。次いで、逆洗ポンプ1
8を作動させ、逆洗水を水槽10内に導入し、生物膜濾
床12から剥ぎ取られた生物膜を逆洗水によって濾床1
2の上方に運び出す。
【0020】そこで、再びエアリフトポンプ42を作動
させ、濾床12の水を水槽10外に排出させる。
【0021】必要に応じ、逆洗水の導入とエアリフトポ
ンプ42による排水を繰り返し行ない、剥離した生物膜
を十分に水槽10外に排出する。
【0022】このような生物膜濾床12の逆洗が終了し
た後、再び原水供給管22から原水を供給し、生物処理
及び濾過処理を行なう。
【0023】本実施例においては、前記した通り、排水
弁及び移流弁が不要である。従って、装置の耐久性がき
わめて高い。なお、エジェクタ34を設けているので、
逆洗ポンプ18を作動させて逆洗配管16から水槽10
内に逆洗水を導入する場合にも、逆洗水が移流管の下流
側に向って流出することがない。即ち、エジェクタ34
の負圧吸引口38に移流管20の下流側が接続されてい
るため、逆洗水をエジェクタ34に導入すると、下流側
の移流管20内の水はエジェクタ34に向って吸引され
るようになり、移流管下流側に向って逆洗水が流出する
ことがない。
【0024】上記実施例では、水位センサ24の検知水
位が所定水位になると逆洗を行なうようにしているが、
定期的又は随時に逆洗を行なっても良い。
【0025】上記実施例では、エアリフトポンプ42が
生物膜濾床12内に延設しているが、このエアリフトポ
ンプ42は水槽10の外部に配置しても良い。
【0026】本発明装置は、好気性生物膜処理及び嫌気
性生物膜処理のいずれにも適用できる。本発明は、生物
膜濾床以外の濾床(例えば、砂や活性炭など)を有する
濾過装置にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、請求項1の濾過装置による
と、従来必要であった排水弁が不要である。
【0028】また、請求項2の濾過装置にあっては、従
来必要であった移流弁が不要である。
【0029】このように、比較的故障し易い弁が省略さ
れているため、本発明装置はきわめて耐久性が良い。ま
た、弁を点検、修理する手間が省けるため、本発明装置
は保守管理がきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る生物膜濾過装置の縦断面
図である。
【図2】エジェクタ部分の断面図である。
【図3】従来の生物膜濾過装置の系統図である。
【符号の説明】
10 水槽 12 生物膜濾床 14 散気管 16 逆洗配管 18 逆洗ポンプ 20 移流管 22 原水供給管 26 排水管 28 排水弁 30 移流管 34 エジェクタ 36 作動水導入口 38 負圧吸引口 40 作動水流出口 42 エアリフトポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽と、該水槽内に設置された濾床と、
    該濾床の下側に設けられた散気装置とを有する濾過装置
    において、 前記濾床の上側から排水を行なうためのエアリフトポン
    プを設けたことを特徴とする濾過装置。
  2. 【請求項2】 水槽と、該水槽内に設置された濾床と、
    該濾床の下側に設けられた散気装置と、該水槽の下部か
    ら水を抜き出すための移流管と、該移流管に接続された
    逆洗水供給用配管と、を有する濾過装置において、 該移流管の途中にエジェクタを設け、前記逆洗水供給用
    配管を該エジェクタの作動水導入口に接続し、該エジェ
    クタの作動水流出口に前記移流管のうちエジェクタより
    も上流側の部分を接続し、該エジェクタの負圧吸引口に
    前記移流管のうちエジェクタよりも下流側の部分を接続
    したことを特徴とする濾過装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116463A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Kubota Corp 汚水処理装置の運転方法及び汚水処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02133496U (ja) * 1989-04-11 1990-11-06

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