JPH05329424A - 流体定量圧送装置 - Google Patents
流体定量圧送装置Info
- Publication number
- JPH05329424A JPH05329424A JP18148492A JP18148492A JPH05329424A JP H05329424 A JPH05329424 A JP H05329424A JP 18148492 A JP18148492 A JP 18148492A JP 18148492 A JP18148492 A JP 18148492A JP H05329424 A JPH05329424 A JP H05329424A
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- piston
- fluid
- valve
- chamber
- cylinder chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】操作エヤーを不用とする流体定量圧送装置の提
供 【構成】流体タンクに通じる流体流入口を有するシリン
ダー室と、シリンダー室と連通口を介して連通し流体流
出口を有する弁室と、シリンダー室内を移動自在であり
その先端部に前記連通口よりも小径とし且つ前記連通口
を貫通して弁室内へ出退自在とした弁開作動片を形成し
たピストンと、前記ピストンを前後移動させるためのピ
ストン駆動手段と、弁室内に挿入されバネ体で連通口側
へ附勢される弁体とを設ける。 【効果】 操作エヤーを不用として流体定量圧送のため
の設備を小型化、簡素化できるとともに、微量の流体を
その供給量を正確に制御して圧送することができる。
供 【構成】流体タンクに通じる流体流入口を有するシリン
ダー室と、シリンダー室と連通口を介して連通し流体流
出口を有する弁室と、シリンダー室内を移動自在であり
その先端部に前記連通口よりも小径とし且つ前記連通口
を貫通して弁室内へ出退自在とした弁開作動片を形成し
たピストンと、前記ピストンを前後移動させるためのピ
ストン駆動手段と、弁室内に挿入されバネ体で連通口側
へ附勢される弁体とを設ける。 【効果】 操作エヤーを不用として流体定量圧送のため
の設備を小型化、簡素化できるとともに、微量の流体を
その供給量を正確に制御して圧送することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、流体(液体、粒状体
等の流動性のある物体)の接着剤、塗料、薬剤、食品等
を定量供給するための流体定量圧送装置に関するもので
ある。
等の流動性のある物体)の接着剤、塗料、薬剤、食品等
を定量供給するための流体定量圧送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の流体定量圧送装置としては、電
磁弁制御により操作エヤーの供給制御でエヤー操作式供
給制御弁を間欠的に開閉して電磁弁の開、閉のタイミイ
ング制御で定量供給するものが公知である。
磁弁制御により操作エヤーの供給制御でエヤー操作式供
給制御弁を間欠的に開閉して電磁弁の開、閉のタイミイ
ング制御で定量供給するものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知技術において
は、操作エヤーの供給源を必要として装置が大型化する
問題点がある。また、流体を圧送するための機構を必要
とするとともに、電磁弁の開、閉のタイミィング制御に
限界があるため微小な間隔で微小な量の流体を間欠供給
できない問題点がある。
は、操作エヤーの供給源を必要として装置が大型化する
問題点がある。また、流体を圧送するための機構を必要
とするとともに、電磁弁の開、閉のタイミィング制御に
限界があるため微小な間隔で微小な量の流体を間欠供給
できない問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、シリン
ダー室内を軸芯方向にピストンを移動させることで、シ
リンダー室と弁室との連通口を貫通自在なピストンの先
端部の弁開作動片で弁室内の弁体を流体流出口側へ移動
させて連通口を開口状態とし、シリンダー室内に滞留し
ていた流体を弁室へ押出して弁室の流体流出口より、ピ
ストンの後退位置で規制される定量の流体を、ピストン
の往復動毎に間欠的に供給する。本願第2発明は、第1
発明において、ピストン駆動手段をカム体を介して電動
駆動源に伝動してカム体により決定されるタイミイング
およびストロークでピストンを前後駆動して、カム体の
形状選択およびカム体の回転制御で微量の流体を供給量
および供給タイミイングを変更自在に間欠供給する。
ダー室内を軸芯方向にピストンを移動させることで、シ
リンダー室と弁室との連通口を貫通自在なピストンの先
端部の弁開作動片で弁室内の弁体を流体流出口側へ移動
させて連通口を開口状態とし、シリンダー室内に滞留し
ていた流体を弁室へ押出して弁室の流体流出口より、ピ
ストンの後退位置で規制される定量の流体を、ピストン
の往復動毎に間欠的に供給する。本願第2発明は、第1
発明において、ピストン駆動手段をカム体を介して電動
駆動源に伝動してカム体により決定されるタイミイング
およびストロークでピストンを前後駆動して、カム体の
形状選択およびカム体の回転制御で微量の流体を供給量
および供給タイミイングを変更自在に間欠供給する。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す実施例にもとづいて、本発
明を詳細に説明する。図1および図2を参照して、1は
本体ハウジィング、2は流体タンク(ホットメルト接着
剤タンク)、3はカム体、4は電動駆動源(電動機)、
5はノズルである。前記本体ハウジィング1は、定量圧
送部1Aと弁部1Bとよりなり、定量圧送部1Aには、
流体タンク2に通じる流体流入口aを有するシリンダー
室11が、弁部1Bには、前記シリンダー室11と連通
口bを介して連通する弁室12がそれぞれ形成されてい
る。弁室12には、流体流出口cが形成されてノズル5
と連通している。
明を詳細に説明する。図1および図2を参照して、1は
本体ハウジィング、2は流体タンク(ホットメルト接着
剤タンク)、3はカム体、4は電動駆動源(電動機)、
5はノズルである。前記本体ハウジィング1は、定量圧
送部1Aと弁部1Bとよりなり、定量圧送部1Aには、
流体タンク2に通じる流体流入口aを有するシリンダー
室11が、弁部1Bには、前記シリンダー室11と連通
口bを介して連通する弁室12がそれぞれ形成されてい
る。弁室12には、流体流出口cが形成されてノズル5
と連通している。
【0006】前記シリンダー室11内には、ピストン1
3を挿入して、その軸芯方向に移動自在とし、その先端
部を前記連通口bよりも小径とし且つ前記連通口bを貫
通して弁室12内へ出退自在として弁開作動片13aを
形成する。前記弁室12内に、弁体(球体)14と、前
記球体14を連通口b側へ附勢するバネ体15とを挿入
して、常時は球体14で連通口bを閉口状態とし、ピス
トン13の先端部の弁開作動片13aが連通口bを貫通
して弁室12内へ突出することで球体14をバネ体15
の弾性力に抗して流体流出口c側へ球体15を移動させ
て球体15を連通口bより離れさせ連通口bを閉口状態
とすべく構成する。
3を挿入して、その軸芯方向に移動自在とし、その先端
部を前記連通口bよりも小径とし且つ前記連通口bを貫
通して弁室12内へ出退自在として弁開作動片13aを
形成する。前記弁室12内に、弁体(球体)14と、前
記球体14を連通口b側へ附勢するバネ体15とを挿入
して、常時は球体14で連通口bを閉口状態とし、ピス
トン13の先端部の弁開作動片13aが連通口bを貫通
して弁室12内へ突出することで球体14をバネ体15
の弾性力に抗して流体流出口c側へ球体15を移動させ
て球体15を連通口bより離れさせ連通口bを閉口状態
とすべく構成する。
【0007】図2の実施例においては、弁室12内に、
シール部材16を挿入しネジ孔17aと螺合するボルト
17とナット18とによりシール部材16の位置を調整
することで、バネ体15の弾性力を調整自在とする。シ
リンダー室11内に、リング状シール部材19および筒
状シール部材20を挿入する。ピストン13の基端部1
3bにバネ受体6を固定し、該バネ受体6と本体ハウジ
ィングの側板1aとの間にバネ7を取付けてピストン1
3をカム体3側へ附勢する。カム体3を電動駆動源(電
動機)4の出力軸に直結して、前記ピストン13をシリ
ンダー室内を軸芯方向に往復動させて、ピストン駆動手
段を構成する。カム体3は、図3を参照して、突出部3
aを有する円板形状で、その周面3bがピストン13の
端面13cと接当し、突出部3aではピストン13をバ
ネ7の弾性力に抗してピストン13の先端部の弁開作動
片13aを弁室12内へ押出す形状とする。
シール部材16を挿入しネジ孔17aと螺合するボルト
17とナット18とによりシール部材16の位置を調整
することで、バネ体15の弾性力を調整自在とする。シ
リンダー室11内に、リング状シール部材19および筒
状シール部材20を挿入する。ピストン13の基端部1
3bにバネ受体6を固定し、該バネ受体6と本体ハウジ
ィングの側板1aとの間にバネ7を取付けてピストン1
3をカム体3側へ附勢する。カム体3を電動駆動源(電
動機)4の出力軸に直結して、前記ピストン13をシリ
ンダー室内を軸芯方向に往復動させて、ピストン駆動手
段を構成する。カム体3は、図3を参照して、突出部3
aを有する円板形状で、その周面3bがピストン13の
端面13cと接当し、突出部3aではピストン13をバ
ネ7の弾性力に抗してピストン13の先端部の弁開作動
片13aを弁室12内へ押出す形状とする。
【0008】流体の定量供給にあたり、流体タンク2に
流体(ホットメルト接着剤)を充填したのち、電動駆動
源(電動機)4を起動する。電動機4の回転でカム体3
を設定回転数で回転させる。カム体3の回転で、カム体
3の突出作用部3aとピストン13の端面13cと接当
していることにより、ピストン13をシリンダー室内を
往復動させるとともに、連通口cを貫通自在であるピス
トン先端部の弁開作動片13aで球体15をバネ体15
の弾性力に抗して移動させて、連通口cを開閉する。カ
ム体の突出作用部3aの非作用状態では、図4に示すご
とく、連通口cはバネ体15の弾性力により球体15で
遮断されて閉口している。ピストンの後退位置にあっ
て、シリンダー室11内には滞留空間Qが形成され、該
滞留空間Qに流体タンク2内の流体(ホットメルト接着
剤)が充満される。
流体(ホットメルト接着剤)を充填したのち、電動駆動
源(電動機)4を起動する。電動機4の回転でカム体3
を設定回転数で回転させる。カム体3の回転で、カム体
3の突出作用部3aとピストン13の端面13cと接当
していることにより、ピストン13をシリンダー室内を
往復動させるとともに、連通口cを貫通自在であるピス
トン先端部の弁開作動片13aで球体15をバネ体15
の弾性力に抗して移動させて、連通口cを開閉する。カ
ム体の突出作用部3aの非作用状態では、図4に示すご
とく、連通口cはバネ体15の弾性力により球体15で
遮断されて閉口している。ピストンの後退位置にあっ
て、シリンダー室11内には滞留空間Qが形成され、該
滞留空間Qに流体タンク2内の流体(ホットメルト接着
剤)が充満される。
【0009】カム体の突出作用部3aの作用状態では、
ピストン13の端面13cと接当している突出作用部3
aによりピストン13が弁室12方向へ押出されること
で、滞留空間Q内の流体(ホットメルト接着剤)を加圧
しつつ弁室12方向へ前進し、ピストンの先端部の弁開
作動片13aが連通口cを貫通して弁室12内へ突出し
て、連通口cを遮断していた球体14を流体流出口b側
へ移動させて連通口を開口状態とする(図5参照)。そ
の結果、ピストンの後退位置でシリンダー室内に形成さ
れる滞留空間Qにより決定される定量の流体を流体流出
口cへ供給し、ノズル5より流体をする。かくして、カ
ム体3の突出作用部3aによるピストン13の移動によ
り、シリンダー室11内の滞留空間の流体を流体流出口
cへ間欠的に加圧供給する。
ピストン13の端面13cと接当している突出作用部3
aによりピストン13が弁室12方向へ押出されること
で、滞留空間Q内の流体(ホットメルト接着剤)を加圧
しつつ弁室12方向へ前進し、ピストンの先端部の弁開
作動片13aが連通口cを貫通して弁室12内へ突出し
て、連通口cを遮断していた球体14を流体流出口b側
へ移動させて連通口を開口状態とする(図5参照)。そ
の結果、ピストンの後退位置でシリンダー室内に形成さ
れる滞留空間Qにより決定される定量の流体を流体流出
口cへ供給し、ノズル5より流体をする。かくして、カ
ム体3の突出作用部3aによるピストン13の移動によ
り、シリンダー室11内の滞留空間の流体を流体流出口
cへ間欠的に加圧供給する。
【0010】なお、実施例では、カム体3の突出作用部
3aを作用後方部分を切欠し直線状としたが山形その他
の形状としてもよいものである。実施例のごとくカム体
3の突出作用部3aを作用後方を直線状とすると、弁体
14をバネ体15の弾性力により弁閉状態に急激に復帰
させることが出来るので、接着剤塗付装置に本発明を適
用した場合には、ノズル5より接着剤を吐出させて被塗
付面に接着剤を塗付するにあたり接着剤供給の切れを良
くして被塗付面の接着剤の後端を直線状にし接着剤の尾
を無くして理想的な接着剤塗付形状とすることができる
とともに、被塗付面への接着剤位置および接着剤長さを
正確に設定することができて好都合である。また、カム
体3の周面3bがピストン13の端面13cと接当して
ピストンをシリンダー室内を軸芯方向に往復動させて、
ピストンをモータ駆動することで、カム体3の周面3b
がピストン13の端面13cと接当位置の選択(カム体
3の直径の変更、ピストン13の全長の変更)により、
ピストンの後退位置の設定により、シリンダー室内に形
成される滞留空間Qの容積は適宜決定される。その結
果、カム体の一作用毎の流体の供給量を変更自在に且つ
正確な値に維持できる。
3aを作用後方部分を切欠し直線状としたが山形その他
の形状としてもよいものである。実施例のごとくカム体
3の突出作用部3aを作用後方を直線状とすると、弁体
14をバネ体15の弾性力により弁閉状態に急激に復帰
させることが出来るので、接着剤塗付装置に本発明を適
用した場合には、ノズル5より接着剤を吐出させて被塗
付面に接着剤を塗付するにあたり接着剤供給の切れを良
くして被塗付面の接着剤の後端を直線状にし接着剤の尾
を無くして理想的な接着剤塗付形状とすることができる
とともに、被塗付面への接着剤位置および接着剤長さを
正確に設定することができて好都合である。また、カム
体3の周面3bがピストン13の端面13cと接当して
ピストンをシリンダー室内を軸芯方向に往復動させて、
ピストンをモータ駆動することで、カム体3の周面3b
がピストン13の端面13cと接当位置の選択(カム体
3の直径の変更、ピストン13の全長の変更)により、
ピストンの後退位置の設定により、シリンダー室内に形
成される滞留空間Qの容積は適宜決定される。その結
果、カム体の一作用毎の流体の供給量を変更自在に且つ
正確な値に維持できる。
【0011】本願第2発明の実施にあたっては、ピスト
ンの先端部の弁開作動片を無くしても、ピストンをカム
体を介してモータ駆動でシリンダー室内を前進すること
で、シリンダー室内の流体圧力が上昇することで弁体を
強制的にバネ体の弾性力に抗して移動させることで、弁
開状態として本願第2発明の目的を達成できるが、弁開
作動片を有することで、弁開タイミイングを弁開作動片
の形状、位置に選択で正確に設定でき、本願第2発明の
目的をより効果的に達成できて好都合である。上記実施
例においては、定量圧送する流体を、ホットメルト接着
剤としたのでヒータ8を流体タンク2および本体ハウジ
ィング1に内装して流体タンク2内のホットメルト接着
剤および本体ハウジィング1内のホットメルト接着剤を
所定温度に維持するとともに、ノズル5の先端を接着剤
塗付ラインに対向させて装備して、ホットメルト接着剤
の定量圧送とともに接着剤塗付装置のノズル装置として
の機能も兼備するものである。また、流体タンク2の頂
面に取っ手9を取付けるとともに、流体タンク2、本体
ハウジィング1を一体化して、取付位置の変更、取替え
を容易とする構造としたが、本発明の目的達成のために
は、上記のヒータ8および取っ手9を省いてもよいこと
は勿論である。
ンの先端部の弁開作動片を無くしても、ピストンをカム
体を介してモータ駆動でシリンダー室内を前進すること
で、シリンダー室内の流体圧力が上昇することで弁体を
強制的にバネ体の弾性力に抗して移動させることで、弁
開状態として本願第2発明の目的を達成できるが、弁開
作動片を有することで、弁開タイミイングを弁開作動片
の形状、位置に選択で正確に設定でき、本願第2発明の
目的をより効果的に達成できて好都合である。上記実施
例においては、定量圧送する流体を、ホットメルト接着
剤としたのでヒータ8を流体タンク2および本体ハウジ
ィング1に内装して流体タンク2内のホットメルト接着
剤および本体ハウジィング1内のホットメルト接着剤を
所定温度に維持するとともに、ノズル5の先端を接着剤
塗付ラインに対向させて装備して、ホットメルト接着剤
の定量圧送とともに接着剤塗付装置のノズル装置として
の機能も兼備するものである。また、流体タンク2の頂
面に取っ手9を取付けるとともに、流体タンク2、本体
ハウジィング1を一体化して、取付位置の変更、取替え
を容易とする構造としたが、本発明の目的達成のために
は、上記のヒータ8および取っ手9を省いてもよいこと
は勿論である。
【0012】
【発明の効果】本願発明は、電動駆動のピストンでシリ
ンダー室内の定量の流体を押出すものであるから、操作
エヤーを不用として流体定量圧送のための設備を小型
化、簡素化できるとともに、ピストンの先端部の弁開作
動片で弁室内の弁体を強制的にバネ体の弾性力に抗して
移動させることで、弁体の移動(即ち、弁開タイミィン
グ)をピストンの移動タイミィングの設定に従って常に
一定に維持できて、微量の流体をその供給量を正確に制
御して圧送することができる。本願第2発明は、カム体
により決定されるタイミイングおよびストロークで、ピ
ストンを前後駆動することで、カム体の形状選択および
カム体の回転制御により、流体の供給量および供給タイ
ミイングを微細に変更することができる。
ンダー室内の定量の流体を押出すものであるから、操作
エヤーを不用として流体定量圧送のための設備を小型
化、簡素化できるとともに、ピストンの先端部の弁開作
動片で弁室内の弁体を強制的にバネ体の弾性力に抗して
移動させることで、弁体の移動(即ち、弁開タイミィン
グ)をピストンの移動タイミィングの設定に従って常に
一定に維持できて、微量の流体をその供給量を正確に制
御して圧送することができる。本願第2発明は、カム体
により決定されるタイミイングおよびストロークで、ピ
ストンを前後駆動することで、カム体の形状選択および
カム体の回転制御により、流体の供給量および供給タイ
ミイングを微細に変更することができる。
【図1】 本願発明の実施例を示す流体定量圧送装置の
正面図
正面図
【図2】 同じく要部の縦断面図
【図3】 カム体の平面図
【図4】 本願発明の作用説明図で、カム体の突出作用
部の非作用状態で示す
部の非作用状態で示す
【図5】 同じく作用説明図で、カム体の突出作用部の
作用状態で示す
作用状態で示す
1 本体ハウジィング 2 流体タンク 3 カム体 4 電動駆動源(電動機) 11 シリンダー室 12 弁室 13 ピストン 14 弁体(球体) 15 バネ体
Claims (2)
- 【請求項1】流体タンクに通じる流体流入口を有するシ
リンダー室と;シリンダー室と連通口を介して連通し、
流体流出口を有する弁室と;シリンダー室内を軸芯方向
に移動自在であるピストンと;前記ピストンの先端部
を、前記連通口よりも小径とし、且つ前記連通口を貫通
して弁室内へ出退自在として形成された弁開作用片と;
前記ピストンをシリンダー室内を軸芯方向に前後移動さ
せるためのピストン駆動手段と;弁室内に挿入した弁体
と;弁室内に挿入され、弁室内の前記弁体を連通口側へ
附勢するバネ体と;を含み、 シリンダー室内をピストンが往復動する毎に、ピストン
の先端部の弁開作用片で弁室内の弁体を流体流出口側へ
移動させてシリンダー室と弁室との間の連通口を開口状
態とし、シリンダー室内に滞留していた流体を弁室へ押
出して弁室の流体流出口より、ピストンの後退位置で規
制される定量の流体を供給することを特徴とする流体定
量圧送装置。 - 【請求項2】シリンダー室内をピストンが往復動する毎
に、ピストンの先端部の弁開作用片で弁室内の弁体を流
体流出口側へ移動させて、シリンダー室と弁室との間の
連通口を開口状態とし、シリンダー室内に滞留していた
流体を弁室へ押出して弁室の流体流出口より、ピストン
の後退位置で規制される定量の流体を供給するととも
に、ピストン駆動手段をカム体を介して電動駆動源に伝
動してカム体により決定されるタイミイングおよびスト
ロークでピストンを前後駆動して、カム体の形状選択お
よびカム体の回転制御で微量の流体を供給量および供給
タイミイングを変更自在に間欠供給することを特徴とす
る流体定量圧送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18148492A JPH05329424A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 流体定量圧送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18148492A JPH05329424A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 流体定量圧送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329424A true JPH05329424A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=16101570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18148492A Pending JPH05329424A (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | 流体定量圧送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329424A (ja) |
-
1992
- 1992-05-30 JP JP18148492A patent/JPH05329424A/ja active Pending
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