JPH05329060A - 揚げ物機 - Google Patents

揚げ物機

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JPH05329060A
JPH05329060A JP13826991A JP13826991A JPH05329060A JP H05329060 A JPH05329060 A JP H05329060A JP 13826991 A JP13826991 A JP 13826991A JP 13826991 A JP13826991 A JP 13826991A JP H05329060 A JPH05329060 A JP H05329060A
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oil tank
fried food
oil
fried
frying
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Hisao Goto
久雄 後藤
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AIGI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揚げ物材料の投入作業と揚がった物の取り出
し作業に対応した作業者を1人とし、しかも、揚げ物機
の設置面積を含む作業場全体の大きさを極端に小さくす
ることができる揚げ物機を提供することにある。 【構成】 ほぼ長方形の長手方向一辺を半円状に形成し
た平面形状任意深さの揚げ物用油槽を取り付けたフレー
ムに蓋状に回転可能に支持アームを取り付け、該支持ア
ームに前記油槽の半円部分を除く幅方向を左右に2分す
る分離壁を介して油槽内油加熱用ヒータと分離壁の外周
に沿って油槽内を回動する揚げ物押し板とを取り付けた
揚げ物機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天麩羅、フライ、薩摩
揚げ等の主に業務用揚げ物機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用揚げ物機としては、取扱量
が多いことから一般的に揚げ物用油槽は長方形と言うよ
り帯状に長く、長い油槽の一方端から入れた揚げ物材料
が長い油槽を一定時間かけて移動する間に揚がって、長
い油槽の他方端から取り出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、油槽に対す
る揚げ物材料の投入と揚がった物の取り出しには、油槽
が長いことから1人の作業者で行うことができず、長い
油槽の一方端と他方端には揚げ物材料の投入と揚がった
物の取り出しに対応して2人の作業者を必要とする上、
帯状に長い油槽は作業場を広く占領して、作業場の有効
利用を妨げる等の欠点があった。そこで本発明の目的
は、時間当たり揚げ量の処理能力に対応した油槽の大き
さと揚げ物の移動距離は十分に保持した状態で、揚げ物
材料の投入と揚がった物の取り出しに対応した作業者を
1人とし、しかも、同一揚げ量能力に対応した揚げ物機
の設置面積を含む作業場全体の大きさを極端に小さくす
ることができる揚げ物機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼ長方形の
長手方向一辺を半円状に形成した平面形状任意深さの揚
げ物用油槽と、該油槽を揚げ物作業に適した高さに支持
するためのフレームと、前記油槽内の揚げ物用油を加熱
するためのヒータを前記油槽上方位置と油槽の内底面位
置とに出し入れするため前記フレームに軸を介して回転
可能に取り付けられた支持アームと、該支持アームに前
記油槽の半円部分を除く幅方向を左右に2分する分離壁
を介して取り付けられた前記油加熱用ヒータと、前記油
槽の反半円側辺の前記分離壁で分離された左右一方に形
成した揚げ物材料入れ部と、前記油槽の反半円側辺の前
記分離壁で分離された左右他方に形成した揚げ物取り出
し部と、前記分離壁に該分離壁の外周に沿ってモータ駆
動による回動可能に取り付けられた無端ベルトと、該無
端ベルトに予め設定された任意間隔に取り付けられて前
記油槽内の油に漬かった状態で前記油槽内と前記揚げ物
材料入れ部上と前記揚げ物取り出し部上とを通って回動
可能に取り付けられた揚げ物押し板とのそれぞれを備え
た揚げ物機にある。
【0005】
【作用】このように構成された揚げ物機の場合、油槽内
に入れられた揚げ物用油がヒータによる加熱によって予
め設定された温度に達した状態においてモータを駆動す
ると、揚げ物押し板はモータによる無端ベルトの回動に
従って油槽内を回動し、この状態で、分離壁で分離され
た左右一方に形成した油槽の反半円側辺の揚げ物材料入
れ部から油槽内の油に揚げ物材料を入れると、該揚げ物
材料は油で加熱された状態のまま揚げ物押し板で押され
ながら分離壁で分離された油槽内を半円部で折り返した
形で分離壁で分離された油槽の左右他方側を移動し、揚
げ物材料が分離壁で分離された油槽の左右他方端の揚げ
物取り出し部に達した状態において、揚げ物材料は確実
に揚がった状態で揚げ物取り出し部から取り出される。
【0006】
【発明の効果】このように、本発明の場合、揚げ物材料
入れ部と揚げ物取り出し部とがほぼ長方形をした油槽の
反半円側辺にあるため、揚げ物材料入れ部からの揚げ物
材料入れと揚げ物取り出し部からの揚げ物取り出し作業
を1人の作業者で行うことができる上、時間当たり揚げ
量の処理能力に対応した油槽の大きさと揚げ物の移動距
離は十分に保持した同一揚げ量能力に対応した揚げ物機
の設置面積を含む作業場全体の大きさを、揚げ物機のそ
のものの設置面積はあまり小さくならないものの、機械
そのものの長さを半分にしたことから、実質的には極端
に小さくすることができた。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例の構成を図面によっ
て説明する。ほぼ長方形の長手方向一辺を半円状に形成
した平面形状任意深さの揚げ物用油槽1は、該油槽1を
揚げ物作業に適した高さにするためのフレーム2に支持
され、該フレーム2に軸3を介して回転可能に取り付け
られた支持アーム4には、該支持アーム4に油槽1の半
円部分5を除く幅方向を左右に2分する分離壁6を介し
て油槽1内の揚げ物用油7を加熱するための温度急上昇
用シーズヒータ8と遠赤外線の石英管ヒータ9が取り付
けられ、フレーム2と支持アーム4に取り付けられたガ
ススプリング10の付勢力に抗しての支持アーム4の軸
3を中心にしての回転によって油加熱用ヒータ8,9を
油槽1上方位置と油槽1の内底面位置とに出し入れする
ことができ、油加熱用ヒータ8,9を油槽1の内底面位
置にセットした状態において支持アーム4上のフック1
1がフレーム2上のストッパ12にスプリング13の付
勢力によって係止してセット状態が保持される。
【0008】油槽1の反半円側辺の分離壁6で分離され
た左右一方には揚げ物材料入れ部14が形成され、油槽
1の反半円側辺の分離壁6で分離された左右他方には揚
げ物をシュート15で外部に搬出する揚げ物取り出し部
16が形成され、又、分離壁6には分離壁6の外周に沿
って回動する無端ベルト、この場合、ダブルのチェーン
17がスプロケット18,19を介して取り付けられ、
該チェーン17は分離壁6に取り付けられたモータ20
とベベルギヤ21,22と前記スプロケット18,19
を介して連結駆動され、チェーン17の緩みは分離壁6
に取り付けられたテークアップ装置23のボルト24を
回すことによって適宜調整される。
【0009】一方、ダブルのチェーン17には予め設定
された任意間隔、この場合、一定間隔位置にブラケット
25を介してチェーン17のダブルの幅でロッド26が
図示一定姿勢保持可能に取り付けられ、該ロッド26に
は油槽1内の油7に漬かった状態で油槽1内の揚げ物を
押して油槽1内を移動させるための揚げ物押し板27が
図示移動方向と直角の姿勢を保持した状態でロッド26
を上下動可能かつ油槽1内と揚げ物材料入れ部14上と
揚げ物取り出し部16上とを通って回動可能に取り付け
られ、更に、揚げ物押し板27は分離壁6に取り付けら
れたガイドレール28と上下方向で当接して、回動時に
おける揚げ物押し板27の高さ位置を制御する。
【0010】又、分離壁6にはベベルギヤ29と21,
22を介してモータ20に連結されて回転するギヤ30
付回転駆動ロッド31が分離壁6で分離された油槽1の
左右片側を横切った形で取り付けられている他、該ギヤ
30付回転駆動ロッド31と任意間隔離してギヤ30付
回転従動ロッド32が回転可能に取り付けられ、ギヤ3
0付回転駆動ロッド31とギヤ30付回転従動ロッド3
2とには分離壁6で分離された油槽1の左右片側幅の金
網製無端ベルト33が揚げ物押し板27上に余裕を持っ
て緩く覆った状態で回動可能に取り付けられて、油7上
に浮いた揚げ物を油7内に強制的に押し付けている。な
お図中、34はフレーム2内に取り付けられた油7の濾
過装置、35は前記油加熱用ヒータ8,9、チェーン1
7と金網製無端ベルト33駆動用モータ20及び濾過装
置34の作動を制御する制御盤である。
【0011】次に、本実施例の作動について説明する。
このように構成された揚げ物機36の場合、油槽1内に
入れられた揚げ物用油7がヒータ8,9による加熱によ
って予め設定された温度に達した状態においてモータ2
0を駆動すると、揚げ物押し板27はモータ20による
チェーン17の回動に従って油槽1内を分離壁6で分離
された左右経路を回動し、この状態で、分離壁6で分離
された左右一方側に形成した油槽1の反半円側辺の揚げ
物材料入れ部14から油槽1内の油7に揚げ物材料を入
れると、該揚げ物材料は油7で加熱された状態のまま揚
げ物押し板27で押されながら分離壁6で分離された油
槽1内を半円部で折り返した形で分離壁6で分離された
油槽1の左右他方側を移動するが、この移動途上におい
て揚げ物材料が金網製無端ベルト33部分にさしかかる
と、揚げ物材料は揚げ物押し板27と同期して回動して
いる金網製無端ベルト33で押されて油7の中に完全に
漬かるため、表裏とも確実に熱が通る。このようにして
揚げ物材料が分離壁6で分離された油槽1の左右他方端
の揚げ物取り出し部16に達した状態において、揚げ物
材料は確実に揚がった状態で揚げ物押し板27でおされ
て揚げ物取り出し部16のシュート15から図示省略外
部の器に取り出される。
【0012】その結果、この揚げ物機36の場合、揚げ
物材料入れ部14と揚げ物取り出し部16とがほぼ長方
形をした油槽1の反半円側辺にあるため、揚げ物材料入
れ部14からの揚げ物材料入れ作業と揚げ物取り出し部
16からの揚げ物取り出し作業を1人の作業者で行うこ
とができる上、時間当たり揚げ量の処理能力に対応した
油槽1の大きさと揚げ物の移動距離は十分に保持した同
一揚げ量能力に対応した揚げ物機36の設置面積を含む
作業場全体の大きさを、揚げ物機36のそのものの設置
面積はあまり小さくならないものの、機械そのものの長
さを半分にしたことから、実質的には極端に小さくする
ことができる。なお、本実施例における揚げ物押し板2
7はチェーン17上のロッド26に上下動可能に取り付
ける他、図11の如く、揚げ物押し板37をチェーン1
7上任意間隔位置のブラケット38に平行四辺形リンク
39の一辺として取り付け、平行四辺形リンク39の一
端に取り付けたローラ40を分離壁6に形成したカムと
してのガイドレール41に当接させることによって揚げ
物押し板37の上下位置を任意に制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】揚げ物機36の一部破断正面図である。
【図2】揚げ物機36の平面図である。
【図3】揚げ物機36の側面図である。
【図4】揚げ物機36の半円部分5の略体詳細図であ
る。
【図5】揚げ物機36のモータ20による駆動部分の略
体詳細図である。
【図6】揚げ物機36のテークアップ装置23部分の略
体詳細図である。
【図7】揚げ物機36のチェーン17の従動部分の略体
詳細図である。
【図8】揚げ物機36の揚げ物取り出し部16部分の略
体詳細図である。
【図9】揚げ物機36の揚げ物取り出し部16部分の略
体詳細図である。
【図10】揚げ物機36の支持アーム4部分の略体詳細
図である。
【図11】揚げ物機36の揚げ物押し板27支持機構の
他の実施例の略体詳細図である。
【符号の説明】
1 油槽 2 フレーム 3 軸 4 支持アーム 5 半円部分 6 分離壁 8 シーズヒータ 9 石英管ヒータ 14 揚げ物材料入れ部 16 揚げ物取り出し部 17 チェーン 18 スプロケット 19 スプロケット 20 モータ 21 ベベルギヤ 22 ベベルギヤ 25 ブラケット 26 ロッド 27 揚げ物押し板 36 揚げ物機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ長方形の長手方向一辺を半円状に形
    成した平面形状任意深さの揚げ物用油槽と、該油槽を揚
    げ物作業に適した高さに支持するためのフレームと、前
    記油槽内の揚げ物用油を加熱するためのヒータを前記油
    槽上方位置と油槽の内底面位置とに出し入れするため前
    記フレームに軸を介して回転可能に取り付けられた支持
    アームと、該支持アームに前記油槽の半円部分を除く幅
    方向を左右に2分する分離壁を介して取り付けられた前
    記油加熱用ヒータと、前記油槽の反半円側辺の前記分離
    壁で分離された左右一方に形成した揚げ物材料入れ部
    と、前記油槽の反半円側辺の前記分離壁で分離された左
    右他方に形成した揚げ物取り出し部と、前記分離壁に該
    分離壁の外周に沿ってモータ駆動による回動可能に取り
    付けられた無端ベルトと、該無端ベルトに予め設定され
    た任意間隔に取り付けられて前記油槽内の油に漬かった
    状態で前記油槽内と前記揚げ物材料入れ部上と前記揚げ
    物取り出し部上とを通って回動可能に取り付けられた揚
    げ物押し板とのそれぞれを備えることを特徴とする揚げ
    物機。
JP13826991A 1991-05-13 1991-05-13 揚げ物機 Expired - Lifetime JPH0693869B2 (ja)

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JPH0693869B2 JPH0693869B2 (ja) 1994-11-24

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JP (1) JPH0693869B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019118453A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 東京瓦斯株式会社 厨房システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019118453A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 東京瓦斯株式会社 厨房システム

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JPH0693869B2 (ja) 1994-11-24

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