JPH05328732A - 電力変換装置の配列方法 - Google Patents

電力変換装置の配列方法

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JPH05328732A
JPH05328732A JP4132482A JP13248292A JPH05328732A JP H05328732 A JPH05328732 A JP H05328732A JP 4132482 A JP4132482 A JP 4132482A JP 13248292 A JP13248292 A JP 13248292A JP H05328732 A JPH05328732 A JP H05328732A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平滑フィルタの数が少なくなることから経済性
に優れ、かつ平滑フィルタとインバータの配線インダク
タンスが小さくできることから、スイッチングサージ電
圧の低いインバータの配列が可能となる電力変換装置の
配列方法を提供することにある。 【構成】交流電力を直流電力に変換する1台の整流器1
と、この整流器1の直流端子に並列に接続され、直流電
力を交流電力に変換する複数の電圧形インバータ3A〜
3Dと、前記整流器1の直流端子に並列に接続され、該
直流出力を平滑にする2台以上でかつN台未満の平滑フ
ィルタ2A,2Bとにより構成され、この平滑フィルタ
2A,2Bとの間に前記インバータ3A〜3Dを何台か
ずつ分散配置したことを特徴とする電力変換装置の配列
方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の電圧形インバータ
と複数の平滑フィルタの配列方法に関し、特に交流電力
を直流電力に変換する整流器および平滑フィルタを共通
化し、直流電力を交流電力に逆変換する電圧形インバー
タを複数接続する場合の電力変換装置の配列方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、交流電力を一度直流電力に変換す
る整流器と、直流を平滑化する平滑フィルタと、直流電
力を交流電力に変換する電圧形インバータより構成され
る電力変換装置の配列方法は、以下のようにしている。
図3はこれを説明するための図であり、1は整流器、2
は平滑フィルタ、3は電圧形インバータ、4はモータで
ある。
【0003】図3の様な電圧形インバータ3を多数同時
に動作させる時、図4に示すように整流器1を共通化
し、直流電源に各インバータ3A,3Bを並列接続する
ことがある。この場合、平滑フィルタ2A,2Bは各イ
ンバータ3A,3Bに対し、最短の距離で接続される。
この様に接続することで整流器1が1台で済み経済的な
電力変換装置を構成することができる。
【0004】また、さらに経済的な構成とするために、
図5に示すように、平滑フィルタ2Cを共通化する構成
も考えられる。図5において各構成要素は図4と同一で
あるが、平滑フィルタ2Cを整流器1と同様に共通化
し、1台で各インバータ3A,3Bへ共用とする。この
場合、全インバータ3A,3Bに対して必要な容量のコ
ンデンサを有することはもちろんであるが、平滑フィル
タ2Cから各インバータ3A,3Bまでの距離が最短か
つ、低インダクタンスである必要がある。
【0005】これは、インバータ3A,3Bのスイッチ
ング素子がオン、又はオフする際に電流をしゃ断し、回
路のインダクタンスLsが有するエネルギーのためにス
イッチングサージ電圧を生じるためである。回路のイン
ダクタンスLsが大きいと、サージ電圧はインダクタン
スLsに比例して大きくなり、ついにはスイッチング素
子やモータ4を破壊することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
従来から図5のように平滑フィルタ2Cを共通化した場
合の経済性と、図4のように電圧形インバータ3A,3
Bに個別に平滑フィルタ2A,2Bを有する場合の低イ
ンダクタンスでかつ低サージ電圧となるメリットを活か
せる電力変換装置の配列方法の開発が望まれていた。
【0007】そこで、本発明は平滑フィルタを共有化し
た場合の経済性と、電圧形インバータ個別に平滑フィル
タを有する場合の低インダクタンス、低サージ電圧の特
長をあわせ持つ様な電力変換装置の配列方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、「交流電力を直流電力
に変換する1台の整流器と、そこの整流器の直流端子に
並列に接続され、直流電力を交流電力に変換するN台の
電圧形インバータと、前記整流器の直流端子に並列に接
続され、該直流出力を平滑にする2台以上でかつN台未
満の平滑フィルタとにより構成され、前記平滑フィルタ
との間に前記インバータを何台かずつ分散配置したこと
を特徴とする電力変換装置の配列方法である。
【0009】また請求項2に対応する発明は、交流電力
を直流電力に変換する1台の整流器と、この整流器の直
流端子に並列に接続され、直流電力を交流電力に変換す
るととも、少なくとも2台の電流容量が異る電圧形イン
バータを含むN台の電圧形インバータと、前記整流器の
直流端子に並列に接続され、該直流出力を平滑にする2
台以上で、かつ、N台未満の平滑フィルタとにより構成
され、
【0010】前記平滑フィルタの近傍に、前記インバー
タのうちの電流容量の大きなものを配置するとともに、
残りのインバータを前記平滑フィルタの間に分散配置し
たことを特徴とする電力変換装置の配列方法である。
【0011】
【作用】請求項1,2に対応する発明によれば、平滑フ
ィルタの数が少なくなることから経済性に優れ、かつ平
滑フィルタとインバータの配線インダクタンスが小さく
できることからスイッチングサージ電圧の低いインバー
タの配列が可能となる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を説明するため
の図である。図1において1は整流器、2A,2Bは平
滑フィルタ、3A,3B,3C,3Dは電圧形インバー
タ、4A,4B,4C,4Dはモータである。各インバ
ータ3A〜3Dはそれ自身では平滑フィルタを有さず、
平滑フィルタ2A,2Bは少なくともインバータ2台以
上に1台の割り合いで直流回路に接続する。これは従来
の図4の例のようにインバータ3A,3B毎に平滑フィ
ルタ2A,2Bを有するよりも経済的に優れる。さらに
平滑フィルタ2A,2Bを分散配置することで、インバ
ータ3A,3Cから平滑フィルタ2までの距離が短くな
り、これにより配線インダクタンスが低下する。結果と
して、前記スイッチングサージ電圧の抑制効果が得られ
る。
【0013】一般にスイッチングにより発生するサージ
電圧は平滑フィルタとスイッチング素子により構成され
る閉回路の配線インダクタンスLsとスイッチング素子
により制御される電流Idに関係し、回路の有するエネ
ルギー1/2LsI2 dに比例する。このため、限られ
た数の平滑フィルタ2を各インバータ3の配線インダク
タンスLsが最少となる様に分散配置する。
【0014】図2に本発明の他の異なる一実施例を示
す。図2において構成要素は図1と同様のため説明を省
く。図2において各電圧形インバータ3A〜3Eの通電
電流が異なっている場合、通電電流が I3A≧I3B≧I3C≧I3D≧I3E
【0015】なる関係となる様にインバータ3A〜3E
を配置する。つまり、大きな通電電流のインバータ3A
ほど平滑フィルタ2Aの近くに配置する。このことによ
り、前記各インバータ3A〜3Eの有する配線インダク
タンスLsによるエネルギー1/2LsI2 dをできる
だけ小さくし、スイッチングサージ電圧を抑制する。
【0016】なお、説明の中で整流器をダイオード整流
器を例に挙げたが本発明はこれに限るものでなく、サイ
リスタや自己消弧素子を用いたコンバータであっても適
用できる。又、インバータの例としてトランジスタイン
バータの回路例を示したが、本発明はこれに限るもので
なく、電圧制御能力を有するPWM制御を行なう電圧形
インバータであればどの様な回路にも適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、平滑フィル
タの数が少なくなることから経済性に優れ、かつ平滑フ
ィルタとインバータの配線インダクタンスが小さくでき
ることから、スイッチングサージ電圧の低いインバータ
の配列が可能となる電力変換装置の配列方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電力変換装置の配
列図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す電力変換装置の配
列図。
【図3】電圧形インバータの例を示す図。
【図4】従来の電力変換装置の第1の配列図。
【図5】従来の電力変換装置の第2の配列図。
【符号の説明】
1…整流器、2A,2B…平滑フィルタ、3A〜3E…
電圧形インバータ、4A〜4E…モータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電力を直流電力に変換する1台の整
    流器と、この整流器の直流端子に並列に接続され、直流
    電力を交流電力に変換するN台の電圧形インバータと、
    前記整流器の直流端子に並列に接続され、該直流出力を
    平滑にする2台以上でかつN台未満の平滑フィルタとに
    より構成され、前記平滑フィルタとの間に前記インバー
    タを何台かずつ分散配置したことを特徴とする電力変換
    装置の配列方法。
  2. 【請求項2】 交流電力を直流電力に変換する1台の整
    流器と、この整流器の直流端子に並列に接続され、直流
    電力を交流電力に変換するととも、少なくとも2台の電
    流容量が異る電圧形インバータを含むN台の電圧形イン
    バータと、前記整流器の直流端子に並列に接続され、該
    直流出力を平滑にする2台以上で、かつ、N台未満の平
    滑フィルタとにより構成され、 この平滑フィルタの近傍に、前記インバータのうちの電
    流容量の大きなものを配置するとともに、残りのインバ
    ータを前記平滑フィルタの間に分散配置したことを特徴
    とする電力変換装置の配列方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074634A (ja) * 2011-09-26 2013-04-22 Mitsubishi Electric Corp インバータ装置
WO2024062592A1 (ja) * 2022-09-22 2024-03-28 三菱電機株式会社 電力変換装置および空気調和装置

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