JPH05327858A - 留守番電話装置 - Google Patents
留守番電話装置Info
- Publication number
- JPH05327858A JPH05327858A JP12852192A JP12852192A JPH05327858A JP H05327858 A JPH05327858 A JP H05327858A JP 12852192 A JP12852192 A JP 12852192A JP 12852192 A JP12852192 A JP 12852192A JP H05327858 A JPH05327858 A JP H05327858A
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- JP
- Japan
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- line
- telephone
- response
- bell
- parallel connection
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 留守番電話が回線を閉結すると同時に被呼者
が並列接続された電話で応答した場合でも、回線を速や
かに開放する留守番電話装置を提供する。 【構成】 ベル検知手段4によって、ベル信号を検知す
ると電話回線閉結・開放手段5は回線を閉結し、回線安
定状態検知手段2は回線が安定状態であるか否かを判断
し、安定状態が確定すると並列接続電話応答検知手段3
は速やかに並列接続電話機11の応答の監視を始め、応
答を確定すると電話回線閉結・開放手段5は電話回線を
開放する構成を有する。
が並列接続された電話で応答した場合でも、回線を速や
かに開放する留守番電話装置を提供する。 【構成】 ベル検知手段4によって、ベル信号を検知す
ると電話回線閉結・開放手段5は回線を閉結し、回線安
定状態検知手段2は回線が安定状態であるか否かを判断
し、安定状態が確定すると並列接続電話応答検知手段3
は速やかに並列接続電話機11の応答の監視を始め、応
答を確定すると電話回線閉結・開放手段5は電話回線を
開放する構成を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機に並列に接続さ
れる留守番電話装置に関する。
れる留守番電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線に電話と並列に接続
され、電話回線からのベル信号を検知すると自動的に回
線を閉結し、また並列に接続された電話の応答によって
回線を開放することができる留守番電話装置がある。こ
の留守番電話装置は回線閉結時のノイズやベル信号の残
り等が存在すると並列電話の応答を検知できないため、
回線を閉結してからノイズやベル信号の残留の可能性が
考えられる一定時間(通常2秒間程度)は並列電話の応
答検知を行わないようにしていた。
され、電話回線からのベル信号を検知すると自動的に回
線を閉結し、また並列に接続された電話の応答によって
回線を開放することができる留守番電話装置がある。こ
の留守番電話装置は回線閉結時のノイズやベル信号の残
り等が存在すると並列電話の応答を検知できないため、
回線を閉結してからノイズやベル信号の残留の可能性が
考えられる一定時間(通常2秒間程度)は並列電話の応
答検知を行わないようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では留守番電話装置が回線を閉結し
て、ある一定時間内(通常2秒間程度)に被呼者が並列
接続された電話機で応答した場合、留守番電話装置が回
線を開放せず、応答メッセージを送出し始めるため、発
呼者と被呼者の通話に支障を来すという問題点を有して
いた。
ような従来の構成では留守番電話装置が回線を閉結し
て、ある一定時間内(通常2秒間程度)に被呼者が並列
接続された電話機で応答した場合、留守番電話装置が回
線を開放せず、応答メッセージを送出し始めるため、発
呼者と被呼者の通話に支障を来すという問題点を有して
いた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、留
守番電話が回線閉結したと同時に回線安定状態の検知を
始め、ノイズやベル信号の残りがほとんどない場合、速
やかに並列接続電話の応答を検知し、その結果、回線開
放をより速やかにできる留守番電話装置の提供を目的と
する。
守番電話が回線閉結したと同時に回線安定状態の検知を
始め、ノイズやベル信号の残りがほとんどない場合、速
やかに並列接続電話の応答を検知し、その結果、回線開
放をより速やかにできる留守番電話装置の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、電話回線に接続されベル信号を検知するベ
ル検知手段と、ベル検知手段によってベル信号を検出す
ると電話回線を閉結する回線閉結手段と、回線閉結手段
による回線閉結後、回線閉結時のノイズおよび残留ベル
信号を検出する回線安定状態検知手段と、回線安定状態
検知手段によって、ノイズおよび残留ベル信号のない状
態が確定した後、並列に接続された電話機の応答を検知
する並列接続電話応答検知手段と、並列接続電話応答検
知手段によって並列接続の電話機の応答を検知すると電
話回線を開放する電話回線開放手段とを備えた構成を有
する。
に本発明は、電話回線に接続されベル信号を検知するベ
ル検知手段と、ベル検知手段によってベル信号を検出す
ると電話回線を閉結する回線閉結手段と、回線閉結手段
による回線閉結後、回線閉結時のノイズおよび残留ベル
信号を検出する回線安定状態検知手段と、回線安定状態
検知手段によって、ノイズおよび残留ベル信号のない状
態が確定した後、並列に接続された電話機の応答を検知
する並列接続電話応答検知手段と、並列接続電話応答検
知手段によって並列接続の電話機の応答を検知すると電
話回線を開放する電話回線開放手段とを備えた構成を有
する。
【0006】
【作用】この構成によって、留守番電話装置が回線を閉
結すると同時に回線の安定状態(ノイズや残留ベル信号
がない状態)の検知を開始して、速やかに回線の状態を
判断し、並列接続電話機の応答信号を監視するように作
用する。
結すると同時に回線の安定状態(ノイズや残留ベル信号
がない状態)の検知を開始して、速やかに回線の状態を
判断し、並列接続電話機の応答信号を監視するように作
用する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における留
守番電話装置の回線閉結および回線開放に関する装置の
主要部の構成を示すブロック図、図2は同装置の動作を
説明するためのフローチャート、図3は同装置要部の回
路図および波形図である。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における留
守番電話装置の回線閉結および回線開放に関する装置の
主要部の構成を示すブロック図、図2は同装置の動作を
説明するためのフローチャート、図3は同装置要部の回
路図および波形図である。
【0008】図1において、1は電話回線、2は回線閉
結時の残留ノイズ、ベル信号等を検出する回線安定状態
検知手段、3は電話回線と並列に接続された電話の応答
を検知する並列接続電話応答検知手段、4は電話回線に
接続され、電話回線からのベル信号を検知するベル検知
手段、5はベル検知手段4によってベル信号が検出され
ると電話回線を閉結し、並列接続の電話の応答を検知す
ると電話回線を開放する電話回線閉結・開放手段、6は
電話回線からの音声および電話回線に送出する音声を制
御する音声制御手段、7は留守番電話装置を制御する制
御手段であるマイクロコンピュータ、8は応答メッセー
ジが録音されるオーディオカセットテープ(以下、応答
用カセットテープという)、9は発呼者からの用件が録
音される用件用オーディオカセットテープ(以下、用件
用カセットテープという)、10は応答用および用件用
カセットテープを駆動するカセットデッキ、11は留守
番電話装置と並列に接続されている電話機である。
結時の残留ノイズ、ベル信号等を検出する回線安定状態
検知手段、3は電話回線と並列に接続された電話の応答
を検知する並列接続電話応答検知手段、4は電話回線に
接続され、電話回線からのベル信号を検知するベル検知
手段、5はベル検知手段4によってベル信号が検出され
ると電話回線を閉結し、並列接続の電話の応答を検知す
ると電話回線を開放する電話回線閉結・開放手段、6は
電話回線からの音声および電話回線に送出する音声を制
御する音声制御手段、7は留守番電話装置を制御する制
御手段であるマイクロコンピュータ、8は応答メッセー
ジが録音されるオーディオカセットテープ(以下、応答
用カセットテープという)、9は発呼者からの用件が録
音される用件用オーディオカセットテープ(以下、用件
用カセットテープという)、10は応答用および用件用
カセットテープを駆動するカセットデッキ、11は留守
番電話装置と並列に接続されている電話機である。
【0009】以上のような構成要素の留守番電話装置に
ついて、各構成要素の相互の関係とその動作を図2,図
3を参照して説明する。まず、留守番電話装置が待機状
態で電話回線から信号が着信するとベル検知手段4が回
線からの信号がベル信号であるか否かを判断する(図
2:STEP1,図3:T1)。ベル信号の着信を確定
すると電話回線閉結・開放手段5は電話回線を閉結する
(図2:STEP2,図3:T2)。次に回線安定状態
検知手段2は電話回線が安定状態であるか否か(回線に
ノイズやベル信号の残留がないかどうか)を判断する。
図3に示す時刻T2においてベル信号を確定すると、残
ったベル信号のため回線は安定しない。このベル信号は
十数Hz〜数十Hz、言い換えれば100ms以下の周期信
号であるから、ベル信号の終止時刻(図3:T3)から
一定時間(100ms程度)後であれば安定状態が確保
できる(図2:STEP3,図3:T4)。安定状態が
確定すると並列接続電話応答検知手段3は並列接続電話
機11の応答の監視を始める(図2:STEP4)。以
降、監視を行いつつ、カセットデッキ10は発呼者への
応答メッセージ送出の動作開始、そして次の動作へと移
行する(図2:STEP5)。STEP4以降に並列接
続電話応答検知手段3が電話回線からの並列接続電話機
11の応答信号を一定時間(通常600ms程度)検知
すると並列接続電話機11の応答を確定する(図2:S
TEP6)。並列接続電話機11の応答を確定すると電
話回線閉結・開放手段5は留守番電話装置から電話回線
を開放する(図2:STEP7)。
ついて、各構成要素の相互の関係とその動作を図2,図
3を参照して説明する。まず、留守番電話装置が待機状
態で電話回線から信号が着信するとベル検知手段4が回
線からの信号がベル信号であるか否かを判断する(図
2:STEP1,図3:T1)。ベル信号の着信を確定
すると電話回線閉結・開放手段5は電話回線を閉結する
(図2:STEP2,図3:T2)。次に回線安定状態
検知手段2は電話回線が安定状態であるか否か(回線に
ノイズやベル信号の残留がないかどうか)を判断する。
図3に示す時刻T2においてベル信号を確定すると、残
ったベル信号のため回線は安定しない。このベル信号は
十数Hz〜数十Hz、言い換えれば100ms以下の周期信
号であるから、ベル信号の終止時刻(図3:T3)から
一定時間(100ms程度)後であれば安定状態が確保
できる(図2:STEP3,図3:T4)。安定状態が
確定すると並列接続電話応答検知手段3は並列接続電話
機11の応答の監視を始める(図2:STEP4)。以
降、監視を行いつつ、カセットデッキ10は発呼者への
応答メッセージ送出の動作開始、そして次の動作へと移
行する(図2:STEP5)。STEP4以降に並列接
続電話応答検知手段3が電話回線からの並列接続電話機
11の応答信号を一定時間(通常600ms程度)検知
すると並列接続電話機11の応答を確定する(図2:S
TEP6)。並列接続電話機11の応答を確定すると電
話回線閉結・開放手段5は留守番電話装置から電話回線
を開放する(図2:STEP7)。
【0010】以上のように本実施によれば、留守番電話
装置が回線を閉結すると同時にノイズおよび残留ベル信
号がないことを確認して、直ちに並列接続電話機11の
応答信号の検知動作を開始するので、従来の本留守番電
話装置が回線を閉結して一定時間内(通常2秒間程度)
に被呼者が並列接続電話機11で応答した場合、留守番
電話装置が回線を開放しないという問題点が解決でき
る。
装置が回線を閉結すると同時にノイズおよび残留ベル信
号がないことを確認して、直ちに並列接続電話機11の
応答信号の検知動作を開始するので、従来の本留守番電
話装置が回線を閉結して一定時間内(通常2秒間程度)
に被呼者が並列接続電話機11で応答した場合、留守番
電話装置が回線を開放しないという問題点が解決でき
る。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、留守番電話装置が回線を閉結すると同時にノ
イズおよび残留ベル信号の終りを検知して回線安定状態
を正確に判断するので、回線を閉結して無条件に一定時
間(通常2秒間程度)行えなかった従来のものに比べ
て、並列接続電話機の応答信号の検出がより速やかにで
き、その結果、従来の留守番電話装置が回線を閉結して
一定時間(通常2秒間程度)に被呼者が並列接続された
電話機で応答した場合、留守番電話装置が回線を開放し
ないという問題のない留守番電話装置を提供できる。
によると、留守番電話装置が回線を閉結すると同時にノ
イズおよび残留ベル信号の終りを検知して回線安定状態
を正確に判断するので、回線を閉結して無条件に一定時
間(通常2秒間程度)行えなかった従来のものに比べ
て、並列接続電話機の応答信号の検出がより速やかにで
き、その結果、従来の留守番電話装置が回線を閉結して
一定時間(通常2秒間程度)に被呼者が並列接続された
電話機で応答した場合、留守番電話装置が回線を開放し
ないという問題のない留守番電話装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例の留守番電話装置の回線閉結
および回線開放に関する装置の主要部の構成を示すブロ
ック図
および回線開放に関する装置の主要部の構成を示すブロ
ック図
【図2】同装置の動作を説明するためのフローチャート
【図3】(a)同装置要部の回路図 (b)同装置要部の波形図
2 回線安定状態検知手段 3 並列接続電話応答検知手段 4 ベル検知手段 5 電話回線閉結・開放手段
Claims (1)
- 【請求項1】電話回線に接続されベル信号を検知するベ
ル検知手段と、前記ベル検知手段によってベル信号を検
出すると電話回線を閉結する回線閉結手段と、前記回線
閉結手段による回線閉結後、回線閉結時のノイズおよび
残留ベル信号を検出する回線安定状態検知手段と、前記
回線安定状態検知手段によって、ノイズおよび残留ベル
信号のない状態が確定した後、並列に接続された電話機
の応答を検知する並列接続電話応答検知手段と、前記並
列接続電話応答検知手段によって前記並列接続の電話機
の応答を検知すると電話回線を開放する電話回線開放手
段とを備えた留守番電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12852192A JPH05327858A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 留守番電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12852192A JPH05327858A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 留守番電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05327858A true JPH05327858A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14986804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12852192A Pending JPH05327858A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 留守番電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05327858A (ja) |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP12852192A patent/JPH05327858A/ja active Pending
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