JPH05327452A - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JPH05327452A
JPH05327452A JP13401192A JP13401192A JPH05327452A JP H05327452 A JPH05327452 A JP H05327452A JP 13401192 A JP13401192 A JP 13401192A JP 13401192 A JP13401192 A JP 13401192A JP H05327452 A JPH05327452 A JP H05327452A
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Toshiaki Yoshiyasu
利明 吉安
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外来のノイズ光を発するノイズ源が多数存在す
る場合などにおける誤動作を防止する。 【構成】ノイズ処理手段19がパルス信号の立上りと
下り時点とでノイズ光の有無を検知する。立下り時点に
ノイズ光が検知されると、周期変更手段17が発振回路
3からのパルス信号の発生周期を長くするように制御す
る。立上り時点でノイズ光が検知されると、周期変更手
段17が発振回路3からのパルス信号の発生を一旦停止
させ、立下り時点にノイズ光が検知された場合よりさら
にパルス信号の発生周期を長くした周期でパルス信号を
発生させる。判別回路9で検知対象物が検知されていな
い場合は、ノイズ処理手段19のノイズ検知感度を低く
する。判別回路9で検知対象物が検知された場合は、ノ
イズ処理手段19のノイズ検知感度を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投光手段から投光され
るパルス光の検知対象物により反射光を受光素子で受光
し、受光信号を投光回路からの同期信号に基づいて同期
検波する光電スイッチにおけるノイズ光による誤動作防
止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光電スイッチとしては、投光手段
から投光されるパルス光の検知対象物により反射光を受
光素子で受光し、受光信号を投光回路からの同期信号に
基づいて同期検波するものがある。この種の光電スイッ
チでは、例えば同種の光電スイッチなどからのパルス光
を受光して誤動作するという問題があった。
【0003】そこで、この点を改善する誤動作防止方法
として、次の方法が提案されている。いま、検知対象物
が存在せず、且つノイズ光も存在しない場合には、所定
範囲内でサイクリックに投光周期を可変すると共に、そ
の周期可変方向を投光周期が短くなる方向として、発光
素子からパルス光を投光させ、ノイズ光が検知される
と、そのノイズ光の発光周期と自己のパルス光の投光周
期とをずらすように逆に発光周期を長くするものがあ
る。そして、上記投光周期を長くした場合に逆にノイズ
光の発光周期と一致するような場合には、一旦パルス光
の投光を停止し、さらに投光周期を長くした時点でパル
ス光の投光を開始するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この光電ス
イッチの場合には、パルス光を発生させるために与えら
れるパルス信号の立上りと立上り時点とで、ノイズ光の
有無を検知し、立下り時点にノイズ光が検知されると単
に投光周期を長くし、立上り時点でノイズ光が検知され
ると、一旦パルス光の投光を停止し、さらに投光周期を
長くした時点でパルス光の投光を開始する方法をとって
いる。
【0005】しかしながら、このようにすると、外来の
ノイズ光を発するノイズ源が多数存在する場合や、上記
光電スイッチよりもパルス光の投光周期が短い異機種の
光電スイッチがノイズ源である場合に、ノイズ光のない
タイミングが少なく、このため一旦パルス光の投光を停
止し、さらに投光周期を長くした時点でパルス光の投光
を開始するという動作が多く行われる。ここで、パルス
光の投光を開始する時点はノイズ光が存在しない時点で
あるとは限らず、このため却って光電スイッチの動作が
不安定になるという問題があった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、外来のノイズ光を発す
るノイズ源が多数存在する場合や、上記光電スイッチよ
りもパルス光の投光周期が短い異機種の光電スイッチが
ノイズ源である場合に、誤動作を防止できる光電スイッ
チを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、発生周期が可変自在なパルス信号を発
生するパルス発生手段と、上記パルス信号に応じてパル
ス光を投光する投光手段と、この投光手段からのパルス
光を受光してパルス信号の発生周期に同期して検波を行
う受光手段と、パルス信号の発生時における受光出力か
らノイズ光の有無を検知するノイズ検知手段と、このノ
イズ検知手段によるノイズ光の検知結果に応じて上記パ
ルス発生手段から出力されるパルス光の発生周期を可変
する周期可変手段と、受光手段の出力から検知対象物の
有無を判別する判別手段とを備え、上記ノイズ検知手段
がパルス信号の立上りと立上り時点とでノイズ光の有無
を検知し、立下り時点にノイズ光が検知されると、周期
可変手段がパルス発生手段からのパルス信号の発生周期
を長くするように制御すると共に、立上り時点でノイズ
光が検知されると、周期可変手段がパルス発生手段から
のパルス信号の発生を一旦停止させ、立下り時点にノイ
ズ光が検知された場合よりさらにパルス信号の発生周期
を長くした周期でパルス信号を発生させ、上記判別手段
で検知対象物が検知されていない場合は、ノイズ検知手
段のノイズ検知感度を低くすると共に、判別手段で検知
対象物が検知された場合は、ノイズ検知手段のノイズ検
知感度を高くしてある。
【0008】なお、具体的には、ノイズ光の受光出力が
所定レベル以上の場合に出力を生じる第1の比較器と、
受光出力が零レベル以下のときに出力を生じる第2の比
較器と、パルス信号の立上りと立下り時点でこれら比較
器の出力が得られた場合に、ノイズ光が存在すると判定
するノイズ処理回路と、判別手段で検知対象物が検知さ
れていない場合に、第2の比較器の出力がノイズ処理回
路に入力されることを阻止し、判別手段で検知対象物が
検知された場合に、第2の比較器の出力をノイズ処理回
路に入力させる入力制御手段とで上記ノイズ検知手段を
構成することができる。
【0009】
【作用】本発明は、上述のように判別手段で検知対象物
が検知されていない場合は、ノイズ検知手段のノイズ検
知感度を低くすると共に、判別手段で検知対象物が検知
された場合は、上記ノイズ検知手段のノイズ検知感度を
高くすることにより、検知対象物が存在しない場合に、
外来のノイズ光を発するノイズ源が多数存在する場合
や、上記光電スイッチよりもパルス光の投光周期が短い
異機種の光電スイッチがノイズ源である場合に、一旦パ
ルス光の投光を停止し、さらに投光周期を長くした時点
でパルス光の投光を開始するという動作が多く行われる
ことを防止し、不安定な動作状態を回避して誤動作を少
なくする。
【0010】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示し、本
実施例の光電スイッチは、発光素子から投光される光の
検知対象物による反射光を受光して物体の検知を行うを
反射形の光電スイッチである。この光電スイッチの投光
部4は、発光ダイオードからなる発光素子1と、この発
光素子1を駆動する駆動回路2と、駆動回路2に発光素
子1の駆動用のパルス信号を与える発振回路3とで構成
してある。
【0011】ここで、上記発振回路3としては、パルス
信号の発生周期が可変自在なものを用いてあり、このパ
ルス信号の発生周期を変化させるために周期変更手段1
7を設けある。この周期変更手段17は、発振回路3の
パルス信号のパルス幅が一定幅以上であるときローレベ
ルとなる遅延出力を発生する遅延回路15と、この遅延
回路15の出力の立下りを検出する立下り検出回路16
と、この立上り検出回路16の出力が与えられたとき
に、カウント値を増加させるカウンタ14とで構成して
ある。
【0012】上記発振回路3ではカウンタ14のカウン
ト値によってパルス信号の発生周期を決定し、例えばカ
ウンタ14のカウント値が徐々に増加すると、それに応
じてパルス信号の発生周期が徐々に短くなる。受光部1
1は、発光素子1からのパルス光が検出対象物により反
射された反射光を受光するフォトダイオードからなる受
光素子5と、この受光素子5の受光出力を増幅する増幅
回路6と、増幅回路6の出力を所定レベルと比較し微小
レベルの信号を除去する比較回路7と、比較回路7の出
力を検波する検波回路8と、検波回路8の出力を積分し
その積分値が所定値を越えたかどうかにより検出対象物
の存在を判別する判別回路9と、判別回路9の判別結果
に応じた適宜検知信号を出力する出力回路10とで構成
してある。なお、検波回路8では、上記遅延回路15か
ら与えられる同期信号に基づいて同期検波することによ
り、投光パルスに同期した反射光だけを検波するように
してある。
【0013】この光電スイッチでは、同種の他の光電ス
イッチからのパルス光(ノイズ光)による誤動作を防止
するために、ノイズ処理手段19を設けてある。このノ
イズ処理手段19は、増幅回路6の出力を上記比較回路
7をより低いレベルのノイズ検出レベルと比較する比較
器12aと、増幅回路6の出力を零レベルと比較する比
較器12bと、比較器12bの出力と判別回路9の出力
とのアンドをとるアンド回路18と、上記比較器12
a、アンド回路18及び発振回路3の出力に応じて上記
カウンタ14のカウント動作を制御するノイズ処理回路
13とで構成してある。
【0014】ここで、ノイズ処理回路13では、発振回
路3の出力の立上りあるいは立下りのタイミングで上記
比較器12aあるいはアンド回路18からのハイレベル
出力が入力された場合、2個のパルスをカウンタ14に
与えるようにしてある。このパルスを受けたカウンタ1
4では、上記ノイズ処理回路13からの出力を受けると
カウント値が減少する。
【0015】以下、本実施例の動作について説明する。
まず、検知対象物が存在せず、且つノイズも存在しない
場合、発光素子1は発振回路3の出力に応じて駆動回路
2で駆動され、パルス光を投光する。この検知対象物が
存在せず、且つノイズも存在しない状態では、受光素子
5には、何等のノイズ光も受光されない。このため、増
幅回路6に増幅出力が生じず、ノイズ処理回路13から
出力が生じることはない。
【0016】このときには、発振回路3の出力に応じ
て、遅延回路15から遅延出力が得られ、この遅延出力
の立下りが立下り検出回路16で検出される毎に、カウ
ンタ14のカウント値が増加し、発振回路3から出力さ
れるパルス信号の発生周期が徐々に短くなる。但し、こ
のパルス信号の発生周期は、所定範囲に制限されてお
り、最低のパルス信号の発生周期になると、次は最高の
パルス信号の発生周期に戻るというようにして、順次パ
ルス信号の発生周期は可変される。
【0017】次に、検知対象物が存在しない状態におい
て、外来のノイズ光が受光素子5で受光された場合を説
明する。このときの増幅回路6の出力は図2(b)に示
す波形となる。比較器12aでは増幅回路6の出力がノ
イズ検知レベルを越える間にハイレベルとなる図2
(c)に示す出力を生じ、比較器12bでは増幅回路6
の出力が零レベルを下回っている間にハイレベルとなる
図2(d)に示す出力を生じる。
【0018】この場合において、発振回路3から出力さ
れるパルス信号の立下りのタイミングにノイズ光の入射
時点が一致して、比較器12aのハイレベルの時点がパ
ルス信号の立下りのタイミングになると、ノイズ処理回
路13は図2(g)に示すように2個のパルスをカウン
タ14に出力する。これにより、カウンタ14のカウン
ト値が2個減少する。そして、その後に図2(h)に示
す遅延回路15の遅延出力の立下りを立下り検出回路1
6で検知し、その検知出力がカウンタ14に入力され
る。これにより、カウンタ14のカウント値が1増加す
る。このため、総合的にはカウンタ14のカウント値は
1個だけ減少する。これにより、このときには、発振回
路3から出力されるパルス信号の発生周期が長くなる。
【0019】このように、自己のパルス光の発光周期を
ずらして他のノイズ源との発光周期が重ならないように
して、誤検知を防止する。このようにすれば、上記ノイ
ズ光が検知対象物で反射されて受光素子5で受光される
恐れが少なくなる。ここで、さらに発振回路3から出力
されるパルス信号の立下りのタイミングにノイズ光の入
射時点が一致して、比較器12aのハイレベルの時点が
パルス信号の立下りのタイミングになった場合には、さ
らにパルス光の発光周期をずらす。
【0020】ところで、このようにパルス光の発光周期
を長くした場合に、逆にノイズ光の発光周期と自己のパ
ルス光の発光周期とが一致する方向になることが考えら
れる。このときには、発振回路3のパルス信号の立上り
時点で、上記比較器12aがハイレベルになる状態が生
じる。このため、発振回路3にはカウンタ14のカウン
ト値に応じてパルス信号を立上げた直後に、別のカウン
ト値が入力されることになる。この時点で、発振回路3
はパルス信号の出力を停止する。従って、発振回路3の
パルス信号のパルス幅が所定値に達せず、遅延回路15
からの遅延出力が生じず、よって立上り検出回路16の
出力がカウンタ14に入力されない。この場合には、カ
ウンタ14のカウント値が2個減算され、上述の場合よ
りもさらにパルス光の発光周期を長くしてノイズ光との
発光周期の同期状態をずらす。
【0021】そして、さらに立上り時点でさらにノイズ
光が受光された場合には、同様の動作を繰り返して同期
状態をずらす。このようにして、検知対象物が存在しな
い場合における誤検知を防止する。次に、検知対象物が
検知された状態における動作を説明する。この場合に
は、判別回路9の出力がハイレベルとなっているので、
アンド回路18を通して比較器12bの出力も図2
(f)に示すようにノイズ処理回路13に入力される。
この場合には、ノイズ光の増幅回路6の出力におけるア
ンダーシュート部もノイズ光の検出対象となる。従っ
て、一旦検知対象物が検知されると、ノイズ光に対して
上述した周期をずらす動作の感度が上がることになる。
このようにすれば、判別回路9の出力状態が不安定に変
化することを防止できる。
【0022】また、上述のように検知対象物が存在しな
い場合においては、発光周期の同期をずらす動作を比較
器12aの出力だけで行うことにより、パルス信号の立
上りの周期で発振回路3のパルス信号の出力することを
停止し、その後にノイズ光の有無に関係なくカウンタ1
4のカウント値で決まる周期で、パルス信号を出力する
という不安定な動作を極力少なくすることができる。
【0023】なお、上記動作は図3に示すフローチャー
トに示す処理によっても実行でき、従ってノイズの処理
部を論理演算回路で構成し、ソフト的に処理するように
してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように、発生周期が可変
自在なパルス信号を発生するパルス発生手段と、上記パ
ルス信号に応じてパルス光を投光する投光手段と、この
投光手段からのパルス光を受光してパルス信号の発生周
期に同期して検波を行う受光手段と、パルス信号の発生
時における受光出力からノイズ光の有無を検知するノイ
ズ検知手段と、このノイズ検知手段によるノイズ光の検
知結果に応じて上記パルス発生手段から出力されるパル
ス光の発生周期を可変する周期可変手段と、受光手段の
出力から検知対象物の有無を判別する判別手段とを備
え、上記ノイズ検知手段がパルス信号の立上りと立上り
時点とでノイズ光の有無を検知し、立下り時点にノイズ
光が検知されると、周期可変手段がパルス発生手段から
のパルス信号の発生周期を長くするように制御すると共
に、立上り時点でノイズ光が検知されると、周期可変手
段がパルス発生手段からのパルス信号の発生を一旦停止
させ、立下り時点にノイズ光が検知された場合よりさら
にパルス信号の発生周期を長くした周期でパルス信号を
発生させ、上記判別手段で検知対象物が検知されていな
い場合は、ノイズ検知手段のノイズ検知感度を低くする
と共に、判別手段で検知対象物が検知された場合は、ノ
イズ検知手段のノイズ検知感度を高くしてあるので、検
知対象物が存在しない場合に、外来のノイズ光を発する
ノイズ源が多数存在する場合や、上記光電スイッチより
もパルス光の投光周期が短い異機種の光電スイッチがノ
イズ源である場合に、一旦パルス光の投光を停止し、さ
らに投光周期を長くした時点でパルス光の投光を開始す
るという動作が多く行われることを防止でき、不安定な
動作状態を回避して誤動作を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の要部の処理をソフトで実行させた場合の
フローチャートである。
【符号の説明】
3 発振回路 4 投光部 9 判別回路 11 受光部 12a,12b 比較器 13 ノイズ処理回路 17 周期変更手段 18 アンド回路 19 ノイズ処理手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この光電ス
イッチの場合には、パルス光を発生させるために与えら
れるパルス信号の立上りと立下り時点とで、ノイズ光の
有無を検知し、立下り時点にノイズ光が検知されると単
に投光周期を長くし、立上り時点でノイズ光が検知され
ると、一旦パルス光の投光を停止し、さらに投光周期を
長くした時点でパルス光の投光を開始する方法をとって
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、発生周期が可変自在なパルス信号を発
生するパルス発生手段と、上記パルス信号に応じてパル
ス光を投光する投光手段と、この投光手段からのパルス
光を受光してパルス信号の発生周期に同期して検波を行
う受光手段と、パルス信号の発生時における受光出力か
らノイズ光の有無を検知するノイズ検知手段と、このノ
イズ検知手段によるノイズ光の検知結果に応じて上記パ
ルス発生手段から出力されるパルス光の発生周期を可変
する周期可変手段と、受光手段の出力から検知対象物の
有無を判別する判別手段とを備え、上記ノイズ検知手段
がパルス信号の立上りと立下り時点とでノイズ光の有無
を検知し、立下り時点にノイズ光が検知されると、周期
可変手段がパルス発生手段からのパルス信号の発生周期
を長くするように制御すると共に、立上り時点でノイズ
光が検知されると、周期可変手段がパルス発生手段から
のパルス信号の発生を一旦停止させ、立下り時点にノイ
ズ光が検知された場合よりさらにパルス信号の発生周期
を長くした周期でパルス信号を発生させ、上記判別手段
で検知対象物が検知されていない場合と、検知対象物が
検知された場合とで、ノイズ検知手段のノイズ検知感度
を変更している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】なお、具体的には、ノイズ光の受光出力が
所定レベル以上の場合に出力を生じる第1の比較器と、
受光出力が負レベルとなったときに出力を生じる第2の
比較器と、パルス信号の立上りと立下り時点でこれら比
較器の出力が得られた場合に、ノイズ光が存在すると判
定するノイズ処理回路と、判別手段で検知対象物が検知
されていない場合に、第2の比較器の出力がノイズ処理
回路に入力されることを阻止し、判別手段で検知対象物
が検知された場合に、第2の比較器の出力をノイズ処理
回路に入力させる入力制御手段とで上記ノイズ検知手段
を構成することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】本発明は、上述のように判別手段で検知対象物
が検知されていない場合と、検知対象物が検知された場
合とで、ノイズ検知手段のノイズ検知感度を変更する
より、検知対象物が存在しない場合に、外来のノイ
ズ光を発するノイズ源が多数存在する場合や、上記光電
スイッチよりもパルス光の投光周期が短い異機種の光電
スイッチがノイズ源である場合に、一旦パルス光の投光
を停止し、さらに投光周期を長くした時点でパルス光の
投光を開始するという動作が多く行われることを防止
し、不安定な動作状態を回避して誤動作を少なくする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ここで、上記発振回路3としては、パルス
信号の発生周期が可変自在なものを用いてあり、このパ
ルス信号の発生周期を変化させるために周期変更手段1
7を設けある。この周期変更手段17は、発振回路3
のパルス信号のパルス幅が一定幅以上であるときローレ
ベルとなる遅延出力を発生する遅延回路15と、この遅
延回路15の出力の立下りを検出する立下り検出回路1
6と、この立上り検出回路16の出力が与えられたとき
に、カウント値を増加させるカウンタ14とで構成して
ある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この光電スイッチでは、同種の他の光電ス
イッチからのパルス光(ノイズ光)による誤動作を防止
するために、ノイズ処理手段19を設けてある。このノ
イズ処理手段19は、増幅回路6の出力上記比較回路
のレベルより低いレベルのノイズ検出レベル以上であ
ることを検知する比較器12aと、増幅回路6の出力
負レベルとなったいる(アンダーシュートしている)こ
とを検知する比較器12bと、比較器12bの出力と判
別回路9の出力とのアンドをとるアンド回路18と、上
記比較器12a、アンド回路18及び発振回路3の出力
に応じて上記カウンタ14のカウント動作を制御するノ
イズ処理回路13とで構成してある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】次に、検知対象物が存在しない状態におい
て、外来のノイズ光が受光素子5で受光された場合を説
明する。このときの増幅回路6の出力は図2(b)に示
す波形となる。比較器12aでは増幅回路6の出力がノ
イズ検知レベルを越える間にハイレベルとなる図2
(c)に示す出力を生じ、比較器12bでは増幅回路6
の出力がアンダーシュートしていることを検知する所定
レベルを下回っている間にハイレベルとなる図2(d)
に示す出力を生じる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】そして、立上り時点でさらにノイズ光が受
光された場合には、同様の動作を繰り返して同期状態を
ずらす。このようにして、検知対象物が存在しない場合
における誤検知を防止する。次に、検知対象物が検知さ
れた状態における動作を説明する。この場合には、判別
回路9の出力がハイレベルとなっているので、アンド回
路18を通して比較器12bの出力も図2(f)に示す
ようにノイズ処理回路13に入力される。この場合に
は、ノイズ光の増幅回路6の出力におけるアンダーシュ
ート部もノイズ光の検出対象となる。従って、一旦検知
対象物が検知されると、ノイズ光に対して上述した周期
をずらす動作の感度が上がることになる。このようにす
れば、判別回路9の出力状態が不安定に変化することを
防止できる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように、発生周期が可変
自在なパルス信号を発生するパルス発生手段と、上記パ
ルス信号に応じてパルス光を投光する投光手段と、この
投光手段からのパルス光を受光してパルス信号の発生周
期に同期して検波を行う受光手段と、パルス信号の発生
時における受光出力からノイズ光の有無を検知するノイ
ズ検知手段と、このノイズ検知手段によるノイズ光の検
知結果に応じて上記パルス発生手段から出力されるパル
ス光の発生周期を可変する周期可変手段と、受光手段の
出力から検知対象物の有無を判別する判別手段とを備
え、上記ノイズ検知手段がパルス信号の立上りと立下り
時点とでノイズ光の有無を検知し、立下り時点にノイズ
光が検知されると、周期可変手段がパルス発生手段から
のパルス信号の発生周期を長くするように制御すると共
に、立上り時点でノイズ光が検知されると、周期可変手
段がパルス発生手段からのパルス信号の発生を一旦停止
させ、立下り時点にノイズ光が検知された場合よりさら
にパルス信号の発生周期を長くした周期でパルス信号を
発生させ、上記判別手段で検知対象物が検知されていな
い場合と、検知対象物が検知された場合とで、ノイズ検
知手段のノイズ検知感度を変更しているので、検知対象
物が存在しない場合に、外来のノイズ光を発するノイズ
源が多数存在する場合や、上記光電スイッチよりもパル
ス光の投光周期が短い異機種の光電スイッチがノイズ源
である場合に、一旦パルス光の投光を停止し、さらに投
光周期を長くした時点でパルス光の投光を開始するとい
う動作が多く行われることを防止でき、不安定な動作状
態を回避して誤動作を少なくできる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生周期が可変自在なパルス信号を発生
    するパルス発生手段と、上記パルス信号に応じてパルス
    光を投光する投光手段と、この投光手段からのパルス光
    を受光してパルス信号の発生周期に同期して検波を行う
    受光手段と、パルス信号の発生時における受光出力から
    ノイズ光の有無を検知するノイズ検知手段と、このノイ
    ズ検知手段によるノイズ光の検知結果に応じて上記パル
    ス発生手段から出力されるパルス光の発生周期を可変す
    る周期可変手段と、受光手段の出力から検知対象物の有
    無を判別する判別手段とを備え、上記ノイズ検知手段が
    パルス信号の立上りと立上り時点とでノイズ光の有無を
    検知し、立下り時点にノイズ光が検知されると、周期可
    変手段がパルス発生手段からのパルス信号の発生周期を
    長くするように制御すると共に、立上り時点でノイズ光
    が検知されると、周期可変手段がパルス発生手段からの
    パルス信号の発生を一旦停止させ、立下り時点にノイズ
    光が検知された場合よりさらにパルス信号の発生周期を
    長くした周期でパルス信号を発生させ、上記判別手段で
    検知対象物が検知されていない場合は、ノイズ検知手段
    のノイズ検知感度を低くすると共に、判別手段で検知対
    象物が検知された場合は、ノイズ検知手段のノイズ検知
    感度を高くして成ることを特徴とする光電スイッチ。
  2. 【請求項2】 ノイズ光の受光出力が所定レベル以上の
    場合に出力を生じる第1の比較器と、受光出力が零レベ
    ル以下のときに出力を生じる第2の比較器と、パルス信
    号の立上りと立下り時点でこれら比較器の出力が得られ
    た場合に、ノイズ光が存在すると判定するノイズ処理回
    路と、判別手段で検知対象物が検知されていない場合
    に、第2の比較器の出力がノイズ処理回路に入力される
    ことを阻止し、判別手段で検知対象物が検知された場合
    に、第2の比較器の出力をノイズ処理回路に入力させる
    入力制御手段とで上記ノイズ検知手段を構成して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の光電スイッチ。
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