JPH053257Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053257Y2 JPH053257Y2 JP11402888U JP11402888U JPH053257Y2 JP H053257 Y2 JPH053257 Y2 JP H053257Y2 JP 11402888 U JP11402888 U JP 11402888U JP 11402888 U JP11402888 U JP 11402888U JP H053257 Y2 JPH053257 Y2 JP H053257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- secondary cooling
- water
- injection nozzle
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 33
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 27
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 27
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、非常に高い位置まで噴水が可能な噴
水装置に関する。
水装置に関する。
<従来の技術>
本考案の出願人は、噴射ノズルやポンプ及びエ
ンジンを搭載した噴水装置を海や湖或はプール等
に浮かべて使用できる発明を先に提案した。
ンジンを搭載した噴水装置を海や湖或はプール等
に浮かべて使用できる発明を先に提案した。
この噴水装置は、密封構造の函体内にポンプと
エンジンを搭載すると共に、100メートル以上の
高さまで噴水可能な噴射ノズルを上向きに据え付
けてなる。
エンジンを搭載すると共に、100メートル以上の
高さまで噴水可能な噴射ノズルを上向きに据え付
けてなる。
<本考案が解決しようとする問題点>
駆動源として水冷式のエンジンを使用する場
合、熱交換により温められた二次冷却用水の処理
が問題となる。
合、熱交換により温められた二次冷却用水の処理
が問題となる。
高い温度を保有したままの二次冷却用水を水中
に放出すると環境への影響が大きいため、周囲の
環境に悪影響をあたえないで二次冷却用水を処理
できる技術の提案が必要とされる。
に放出すると環境への影響が大きいため、周囲の
環境に悪影響をあたえないで二次冷却用水を処理
できる技術の提案が必要とされる。
<本考案の目的>
本考案は以上の点に鑑みて成されたもので、周
囲の環境に悪影響を及ぼさずに、エンジンの二次
冷却に使用した二次冷却用水を処理できる、噴水
装置を提供することを目的とする。
囲の環境に悪影響を及ぼさずに、エンジンの二次
冷却に使用した二次冷却用水を処理できる、噴水
装置を提供することを目的とする。
<本考案の構成>
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
<イ> 噴水装置の構成
第1図に噴水装置の一例を示す。
この噴水装置は、中空の函体1と、噴射ノズル
2と、噴射ノズル2に送水するポンプ3と、ポン
プ3を駆動するエンジン4と、エンジン4を冷却
する熱交換器5とよりなり、函体1内にこれらの
すべての装置2〜5が搭載されている。
2と、噴射ノズル2に送水するポンプ3と、ポン
プ3を駆動するエンジン4と、エンジン4を冷却
する熱交換器5とよりなり、函体1内にこれらの
すべての装置2〜5が搭載されている。
噴射ノズル2は、函体1の上面を貫通して上向
きに据え付けられ、又、ポンプ3に接続した噴射
水取込管6の他端は函体1の底面を貫通して水中
に露出している。
きに据え付けられ、又、ポンプ3に接続した噴射
水取込管6の他端は函体1の底面を貫通して水中
に露出している。
又、エンジン4の給排気口は、水の進入しない
函体1の適当な位置に設けておく必要がある。
函体1の適当な位置に設けておく必要がある。
以下、エンジン4の冷却構造について詳述す
る。
る。
<ロ> エンジンの冷却構造
熱交換器5は、二次冷却用水を満たした本体5
1と本体51内に収容した蛇腹状の熱交換パイプ
52とからなる。
1と本体51内に収容した蛇腹状の熱交換パイプ
52とからなる。
エンジン4の各吸排水口に熱交換パイプ52の
端が夫々接続して、エンジン4と熱交換器5との
間を一次冷却水が循環するように配管されてい
る。
端が夫々接続して、エンジン4と熱交換器5との
間を一次冷却水が循環するように配管されてい
る。
以上までの配管は公知と同様である。
そして、本考案は次の配管構造が従来と異な
る。
る。
即ち、本体51の下部に二次冷却水取込管53
を設けると共に、この二次冷却水取込管53の端
が函体1の外部に露出している。
を設けると共に、この二次冷却水取込管53の端
が函体1の外部に露出している。
さらに、本体51の上部に送水路54を設け、
送水路54の端を噴射ノズル2の途上に接続し
て、熱交換後の本体51内の二次冷却用水が噴射
ノズル2へ吸引されるように配管してある。
送水路54の端を噴射ノズル2の途上に接続し
て、熱交換後の本体51内の二次冷却用水が噴射
ノズル2へ吸引されるように配管してある。
本体51内の二次冷却用水を噴射ノズル2へ自
動的に送水するには、第2図に示すように送水路
54と噴射ノズル2の合流部の交差角θが90°以
下に設定すると、噴射ノズル2内を噴射水が光束
で直進するときに生じる負圧を利用して熱交換器
5内の二次冷却用水を噴射ノズル2側へ移送でき
る。
動的に送水するには、第2図に示すように送水路
54と噴射ノズル2の合流部の交差角θが90°以
下に設定すると、噴射ノズル2内を噴射水が光束
で直進するときに生じる負圧を利用して熱交換器
5内の二次冷却用水を噴射ノズル2側へ移送でき
る。
又、送水路54と噴射ノズル2の合流部付近に
流路径の調節可能なバルブ7を設けると、熱交換
器5内の二次冷却用水の交換率を調節することが
できる。
流路径の調節可能なバルブ7を設けると、熱交換
器5内の二次冷却用水の交換率を調節することが
できる。
熱交換器5内の二次冷却用水が負圧によつて噴
射ノズル2へ吸引された分だけ、二次冷却水取込
管53を経て周囲の水を二次冷却用水として吸引
できるから、熱交換器5内に二次冷却用水を取り
込むための専用ポンプは不要である。
射ノズル2へ吸引された分だけ、二次冷却水取込
管53を経て周囲の水を二次冷却用水として吸引
できるから、熱交換器5内に二次冷却用水を取り
込むための専用ポンプは不要である。
<作用>
次に噴水装置の作動について説明する。
<イ> 冷却
エンジン4を始動すると、エンジン4の発熱を
吸収した一次冷却水が、熱交換器5内の熱交換パ
イプ52を通過する時に二次冷却用水に吸熱され
て循環する結果、エンジン4のオーバーヒートが
抑制される。
吸収した一次冷却水が、熱交換器5内の熱交換パ
イプ52を通過する時に二次冷却用水に吸熱され
て循環する結果、エンジン4のオーバーヒートが
抑制される。
<ロ> 噴水
ポンプ3が稼働すると、噴射水取込管6から周
囲の水を噴射水として取り込んで、噴射ノズル2
から空高く噴水が吹き上がる。
囲の水を噴射水として取り込んで、噴射ノズル2
から空高く噴水が吹き上がる。
噴射ノズル2内を噴射水が光束で通過する際、
噴射ノズル2と送水路54の合流部に負圧を生じ
る。
噴射ノズル2と送水路54の合流部に負圧を生じ
る。
これによりエンジン4の熱を吸収して温められ
た二次冷却用水が送水路54から噴射ノズル2内
に吸引されて、噴射水と共に噴射される。
た二次冷却用水が送水路54から噴射ノズル2内
に吸引されて、噴射水と共に噴射される。
熱交換器5内の二次冷却用水は二次冷却水取込
管53から補給される。
管53から補給される。
即ち、熱交換器5内の温められた冷却用水が噴
射ノズル2を経て排出される一方で、外部から負
圧により補水されるため、熱交換器5内の二次冷
却用水の温度上昇が抑制される。
射ノズル2を経て排出される一方で、外部から負
圧により補水されるため、熱交換器5内の二次冷
却用水の温度上昇が抑制される。
又、噴射ノズルから噴射された二次冷却用水
は、噴射水に接して冷却された後、大気中に飛散
して落下するまでの間に大気に冷却される。
は、噴射水に接して冷却された後、大気中に飛散
して落下するまでの間に大気に冷却される。
万一、落下するまでの間に二次冷却用水が充分
に冷却されない場合でも、広範囲の水面に拡散す
るため、環境に悪影響を与える心配はない。
に冷却されない場合でも、広範囲の水面に拡散す
るため、環境に悪影響を与える心配はない。
<本考案の効果>
本考案は以上説明したようになるから次の効果
が得られる。
が得られる。
<イ> 噴射ノズルから噴射された二次冷却用水
は、噴射水に冷却されるだけでなく大気にも冷
却されて落下する。
は、噴射水に冷却されるだけでなく大気にも冷
却されて落下する。
従つて、周囲の環境に悪影響を及ぼす心配が
ない。
ない。
<ロ> 熱交換器の二次冷却用水は、噴射ノズル
の負圧吸引によつて補水される。
の負圧吸引によつて補水される。
そのため、二次冷却用水を補給するための専
用ポンプを設置しないで済む。
用ポンプを設置しないで済む。
<ハ> 函体内の高温化を防止できる。
<ニ> 熱交換器と噴射ノズルの流路間に設けた
バルブと、エンジンを冷却する一次冷却水の温
度を連動させることにより、エンジンを最適な
温度状態で稼働することができる。
バルブと、エンジンを冷却する一次冷却水の温
度を連動させることにより、エンジンを最適な
温度状態で稼働することができる。
第1図:本考案に係る噴水装置の縦断面図、第
2図:噴射ノズルと送水路の合流部における部分
断面図。
2図:噴射ノズルと送水路の合流部における部分
断面図。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中空の函体内に、噴射ノズルと、外部から吸水
して噴射ノズルに送水するポンプと、ポンプを駆
動するエンジンとを搭載した噴水装置において、 エンジン内を循環する一次冷却水の各吸排水口
に熱交換器が接続され、 前記熱交換器に二次冷却水取込管が接続すると
共に二次冷却水取込管の端が函体の外部に露出
し、 熱交換器と噴射ノズルの途上間に配管され、 熱交換器内に取り込んだ二次冷却用水を噴射ノ
ズルから噴射し得るように構成したことを特徴と
する、 噴水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11402888U JPH053257Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11402888U JPH053257Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0237778U JPH0237778U (ja) | 1990-03-13 |
JPH053257Y2 true JPH053257Y2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=31354402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11402888U Expired - Lifetime JPH053257Y2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053257Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-01 JP JP11402888U patent/JPH053257Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237778U (ja) | 1990-03-13 |
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