JPH05325417A

JPH05325417A - 光ディスクの同期信号検出装置

Info

Publication number: JPH05325417A
Application number: JP12756292A
Authority: JP
Inventors: Hideo Obata; 英生小幡; Akira Ando; 亮安藤
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1992-05-20
Filing date: 1992-05-20
Publication date: 1993-12-10

Abstract

(57)【要約】【目的】光ディスクの再生装置において、ウォブリン
グ記録された同期データの誤検出防止動作を行うように
した場合に、トラックジャンプが生じたとき、迅速に同
期データを検出できるようにする。【構成】ディスクの再生トラックを変化させたトラッ
クジャンプが行われたことを検出するトラックジャンプ
検出手段からの出力に基づいて、誤検出防止手段での誤
検出防止動作を停止させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの記録装置
又は再生装置に関し、特にディスクの径方向に案内溝を
偏倚させて位置情報が記録された光ディスクの記録・再
生装置の同期信号検出回路に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、光学的に記録データが読出される
光ディスクや光磁気ディスクにおいて、データの記録ト
ラックをディスクの径方向に偏倚させ、この偏倚状態に
より位置情報などのサブ情報を記録することが行われて
いる（特開昭６３−８７６８２号公報など参照）。この
記録は、トラックを構成する案内溝を所定の周波数でウ
ォブリング（偏倚）させて行うもので、ディスクの形成
時にトラックを構成する案内溝の形成により予めデータ
を記録するものである。そして、ウォブリングさせる周
波数としては、例えば記録情報に基づいたコードを基本
周波数で周波数変調したものに設定する。そして、この
ウォブリングにより記録される情報としては、絶対時間
情報（分，秒，フレーム等）やトラック番号情報などが
考えられる。

【０００３】ここで、このようなウォブリングによりサ
ブ情報が記録されたディスクの記録・再生装置の一例を
図４に示すと、この図４に示した装置は光磁気ディスク
の記録・再生装置で、この装置に装填された光磁気ディ
スク１は、スピンドルモータ２により回転駆動され、サ
ーボコントローラ３によりスピンドルモータ２による回
転駆動状態がサーボ制御される。そして、記録側の構成
としては、例えば入力端子４に得られるアナログオーデ
ィオ信号をローパスフィルタ５を介してアナログ／デジ
タル変換器６に供給して、デジタルオーディオ信号に変
換する。そして、このデジタルオーディオ信号をエンコ
ーダ７に供給して、記録用のエンコードを行い、エンコ
ードされたデータを磁界ドライバ８に供給する。そし
て、この磁界ドライバ８に供給されるデータに基づい
て、磁界ドライバ８が磁気ヘッド９の駆動を行い、磁気
ヘッド９により磁気的に記録が行われる。この場合、磁
気ヘッド９とディスク１を挟んで対向する位置に、光学
ピックアップ１０が取付けてあり、記録時に光学ピック
アップ１０から記録箇所にレーザビームを照射して、記
録箇所の温度をキュリー温度以上に上昇させた状態で、
磁気ヘッド９により記録箇所の磁化方向を反転させる記
録処理が行われる。この磁気ヘッド９と光学ピックアッ
プ１０とは、サーボコントローラ３により位置が一体的
に制御される。

【０００４】そして、再生時には、光学ピックアップ１
０により光学的に読出されたデータをＲＦアンプ１１に
供給し、このＲＦアンプ１１で処理された再生データを
デコーダ１２に供給して、記録用にエンコードされたデ
ータからのデコードを行う。また、再生データに含まれ
る特定の周波数成分をアドレス情報デコーダ１３に供給
し、アドレス情報のデコードを行う。ここで、このアド
レス情報デコーダ１３でデコードする情報が、トラック
のウォブリングにより予め記録された情報（ここではア
ドレス情報とする）である。

【０００５】そして、デコーダ１２でデコードされたデ
ータを、デジタル／アナログ変換器１５に供給し、アナ
ログオーディオ信号への変換を行い、変換されたアナロ
グオーディオ信号をローパスフィルタ１６を介して出力
端子１７に供給する。

【０００６】また、アドレス情報デコーダ１３でデコー
ドされたウォブリング記録された情報（即ちアドレス情
報）を、中央制御装置（ＣＰＵ）１４に供給し、中央制
御装置１４で光学ピックアップ１０や磁気ヘッド９の現
在のトラック位置を判断させ、サーボ制御などを行う。
この場合、中央制御装置１４に接続されたＲＡＭ１８
に、再生開始時にディスク１の特定のトラック（ディス
ク全体の索引情報が記録されたトラック）から再生した
情報を書込ませておき、このＲＡＭ１８に書込まれた索
引情報と、アドレス情報デコーダ１３でデコードされた
現在の再生トラックの情報とを比較して、目的とするト
ラックを再生させるように制御する。

【０００７】ここで、アドレス情報デコーダ１３でデコ
ードされるウォブリング記録された情報について説明す
ると、このウォブリング記録状態の原理を図５に示す
と、ディスク１に形成されるトラッキング制御用の案内
溝Ｐを、所定の周波数でウォブリング（偏倚）させてア
ドレス情報を記録するものである（この図５は原理図で
あり実際に行われるウォブリングは図示するのが困難な
微小な変動である）。ここで、例えばこのウォブリング
周波数のキャリアを２２．０５ｋＨｚとし、この２２．
０５ｋＨｚのキャリアで記録データを周波数変調したも
ので、案内溝Ｐをウォブリングさせる。

【０００８】そして、このウォブリングで記録されるア
ドレスデータのフォーマットの一例を図６に示すと、こ
こでは４２ビットで１フレームのアドレスデータが構成
され、最初の４ビットが一定パターンの同期データとさ
れ、以下それぞれ８ビットずつの分データ，秒データ，
フレーム数データが順に配され、最後の１２ビットが誤
り検出符号ＣＲＣとされている。

【０００９】このように構成されるウォブリング記録に
よるデータをアドレス情報デコーダ１３で抽出してデコ
ードする際には、まず先頭の同期データを検出して、こ
の同期データの検出位置より、分データ，秒データ，フ
レーム数データの記録位置を判断して、それぞれのデー
タをデコードする。従って、同期データを検出できない
限り、ウォブリング記録によるデータをデコードするこ
とはできない。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】ところで、このウォブ
リング記録によるデータをデコードする際には、同期デ
ータを誤って検出することがないように、同期データの
誤検出防止動作が行われるようにしてある。即ち、例え
ば同期データが記録される位置の近傍だけ開くウィンド
ウ信号を発生させ、このウィンドウ信号が開いている期
間だけ同期データの検出を行うようにして、他の期間で
は同期データの検出を行わないようにして、同期データ
と類似したビットパターンのデータが他の部分に存在し
ても、同期データと見做すことがないようにしてある。
この場合、ウィンドウ信号は、例えば同期データが一定
周期で記録されているものとして、一定周期で開く信号
として発生させる。

【００１１】ところが、このようなウィンドウ信号で同
期データを検出するタイミングを制限すると、ピックア
ップが走査するトラックがジャンプして、走査トラック
の連続性が崩れたときには、同期データが得られるタイ
ミングがずれて、逆に同期データの検出がウィンドウ信
号で妨げられて、正しくウォブリング記録によるデータ
をデコードできるまでに時間がかかってしまう不都合が
あった。

【００１２】なお、このウォブリング記録によるデータ
の検出は、ディスクからの記録データの再生時に行われ
るのは勿論のこと、データの記録時にも記録トラックを
捜すためなどに行われる。

【００１３】本発明はかかる点に鑑み、この種の光ディ
スクの再生装置において、ウォブリング記録された同期
データの誤検出防止を行うようにした場合に、トラック
ジャンプが生じたとき、迅速に同期データを検出できる
ようにすることを目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明は、照射される光
ビームを案内する案内溝をディスクの径方向に所定の周
期で偏倚させることによって位置情報を記録してなる光
ディスクから同期信号を検出する光ディスクの同期信号
検出装置において、同期信号の誤検出防止手段を設け、
この誤検出防止手段で同期信号に類似した信号の検出を
防止させると共に、ディスクの再生トラックを変化させ
たトラックジャンプが行われたことを検出するトラック
ジャンプ検出手段からの出力に基づいて、誤検出防止手
段での誤検出防止動作を停止させるようにしたものであ
る。

【００１５】

【作用】本発明によると、光ディスクの記録時や再生時
にトラックジャンプがあったとき、案内溝の径方向の偏
倚により記録された同期信号の誤検出防止動作が行われ
ず、同期信号の再生タイミングがずれても、この同期信
号をトラックジャンプ直後に迅速に検出できるようにな
る。

【００１６】

【実施例】以下、本発明の一実施例を、図１〜図３を参
照して説明する。

【００１７】本例においては、従来例として図４に示し
た光磁気ディスクの記録・再生装置に適用したもので、
図１に示す回路構成は、図４に示した記録・再生装置の
アドレス情報デコーダ１３内の要部を示した図である。

【００１８】図１において、２１は同期データ入力端子
を示し、この同期データ入力端子２１は、ディスクに形
成されたトラック（案内溝）のウォブリング（偏倚）に
より記録された同期データ（同期信号）と同じパターン
のデータを、ウォブリングの検出データより判別したと
き、この同期パターン抽出回路（図示せず）から判別し
た同期データが供給される端子である。そして、この入
力端子２１に得られる同期データを、ＡＮＤゲート２２
の一方の入力端に供給する。このＡＮＤゲート２２の他
方の入力端には、後述するＯＲゲート３６側からウィン
ドウ信号Ｗが供給される。従って、ウィンドウ信号Ｗが
ハイレベルであるときだけ、入力端子２１に得られる同
期データがＡＮＤゲート２２から出力されるようにな
る。

【００１９】そして、このＡＮＤゲート２２の出力を、
ＯＲゲート２３の一方の入力端に供給する。また、後述
するカウンタ・デコーダ２４が出力する内挿同期データ
を、ＯＲゲート２３の他方の入力端に供給し、ＡＮＤゲ
ート２２が出力する同期データとカウンタ・デコーダ２
４が出力する内挿同期データとの和を、ＯＲゲート２３
でとる。そして、この両同期データの和信号を、デコー
ダクリア信号ＤＣＬとしてカウンタ・デコーダ２４のク
リア端子ＣＬに供給する。

【００２０】そして、このカウンタ・デコーダ２４は、
ビットクロック入力端子２５に得られるクロック信号の
カウントを行うカウンタであると共に、このカウント値
に基づいて内挿同期データとウィンドウ・スタート信号
ＷＳとウィンドウ・ストップ信号ＷＰとを生成させる。
そして、カウンタ・デコーダ２４で生成された内挿同期
データを、同期データ出力端子３７とＯＲゲート２３の
他方の入力端とＡＮＤゲート２８の一方の入力端に供給
する。また、カウンタ・デコーダ２４で生成されたウィ
ンドウ・スタート信号ＷＳとウィンドウ・ストップ信号
ＷＰとを、それぞれＲＳフリップフロップ２６のセット
端子Ｓ及びリセット端子Ｒに供給し、このＲＳフリップ
フロップ２６のＱ出力としてウィンドウ・タイミング信
号ＷＴを生成させる。

【００２１】また、入力端子２１に得られる同期データ
を、インバータゲート２７を介してＡＮＤゲート２８の
他方の入力端に供給し、このＡＮＤゲート２８でカウン
タ・デコーダ２４から供給される内挿同期データとの論
理積をとる。そして、ＡＮＤゲート２８の論理積出力
を、Ｄフリップフロップ２９のＤ入力端に供給する。さ
らに、ビットクロック入力端子２５に得られるクロック
信号を、Ｄフリップフロップ２９のクロック入力に供給
する。このようにすることで、Ｄフリップフロップ２９
のＱ出力として、同期データが規定されたタイミング内
にない場合にパルスが出力されるようになる。

【００２２】そして、このパルスをカウンタ３０のクロ
ック入力に供給する。このカウンタ３０は、同期データ
が検出されない場合に、ウィンドウ信号を強制的に開け
させる制御を行うカウンタで、クロック入力がローレベ
ルである場合にはカウント動作が停止したままである。
そして、このカウンタ３０のカウント値が所定値になっ
たとき出力されるカウント出力を、ＯＲゲート３１の一
方の入力端に供給すると共に、ＯＲゲート３４の一方の
入力端に供給する。また、入力端子２１に得られる同期
データと、ＲＳフリップフロップ２６が出力するウィン
ドウ・タイミング信号ＷＴとを、ＡＮＤゲート３２の一
方及び他方の入力端に供給し、このＡＮＤゲート３２の
論理積出力をＯＲゲート３１の他方の入力端に供給す
る。そして、このＯＲゲート３１の論理和出力を、カウ
ンタ３０のクリア端子ＣＬに供給する。

【００２３】また、３３はトラックジャンプ検出信号入
力端子を示し、この入力端子３３にはトラックジャンプ
検出回路（図示せず）からトラックジャンプがあったこ
とを示す検出信号ＴＪが供給される。そして、この入力
端子３３に得られるトラックジャンプ検出信号ＴＪを、
ＯＲゲート３４の他方の入力端に供給する。そして、Ｏ
Ｒゲート３４でカウンタ３０のカウント出力とトラック
ジャンプ検出信号ＴＪとの和信号がとられ、この和信号
をＲＳフリップフロップ３５のセット端子Ｓに供給す
る。また、ＡＮＤゲート３２の論理積出力を、ＲＳフリ
ップフロップ３５のリセット端子Ｒに供給する。そし
て、このＲＳフリップフロップ３５のＱ出力として、ウ
ィンドウ・オープン信号ＷＯが出力され、このウィンド
ウ・オープン信号ＷＯを、ＯＲゲート３６の一方の入力
端に供給する。また、ＲＳフリップフロップ２６が出力
するウィンドウ・タイミング信号ＷＴを、ＯＲゲート３
６の他方の入力端に供給する。そして、ＯＲゲート３６
でのウィンドウ・オープン信号ＷＯとウィンドウ・タイ
ミング信号ＷＴとの論理和演算により、ウィンドウ信号
Ｗを生成させ、このウィンドウ信号ＷをＡＮＤゲート２
２の他方の入力端に供給する。そして、このＡＮＤゲー
ト２２で、入力端子２１に得られる同期データをウィン
ドウ信号Ｗでゲートさせる。

【００２４】そして、この回路の同期データ出力端子３
７に得られる同期データ（内挿同期データ）を、ウォブ
リングデータ検出回路（図示せず）に供給し、この同期
データのタイミングを基準にして、分データ，秒デー
タ，フレームデータなどのトラックのウォブリングで記
録されたデータを検出する。

【００２５】次に、このように構成される回路の動作を
図２及び図３のタイミング図を参照して説明するに、ま
ず通常の再生時（記録時）における動作を図２を用いて
説明する。図２のＡはウォブリングで記録された同期デ
ータの再生タイミングを示し、この同期データは通常の
再生状態では一定間隔で得られる。そして、この同期デ
ータが得られるタイミングよりも若干前に立ち上がるウ
ィンドウ・スタート信号ＷＳが、図２のＢに示すように
カウンタ・デコーダ２４から出力される。さらに、同期
データが得られるタイミングよりも若干後に立ち上がる
ウィンドウ・ストップ信号ＷＰが、図２のＣに示すよう
にカウンタ・デコーダ２４から出力される。

【００２６】そして、ウィンドウ・スタート信号ＷＳと
ウィンドウ・ストップ信号ＷＰとに基づいてＲＳフリッ
プフロップ２６で生成されるウィンドウ・タイミング信
号ＷＴ（図２のＤ）は、ウィンドウ・スタート信号ＷＳ
が立ち上がってから、ウィンドウ・ストップ信号ＷＰが
立ち上がるまでハイレベルになる信号として生成され
る。そして、ディスク上のトラックを連続的に走査する
通常の再生状態では、カウンタ３０が作動しないと共
に、トラックジャンプ信号ＴＪも供給されないので、ウ
ィンドウ・タイミング信号ＷＴがそのままウィンドウ信
号Ｗ（図２のＥ）になる。また、この状態では、カウン
タ・デコーダ２４に供給されるデコーダクリア信号ＤＣ
Ｌ（図２のＦ）は、同期データのタイミングと一致する
ようになる。

【００２７】次に、何らかの要因（トラックサーチ時や
装置に振動が加わったときなど）により、ピックアップ
が走査するトラックが変化するトラックジャンプが発生
したときの状態について図３を参照して説明すると、例
えば或るタイミングで図３のＥに示すようにトラックジ
ャンプ信号ＴＪが入力端子３３に供給されたとする。こ
のとき、同期データは図３のＡに示すように一定間隔で
なくなる。ところが、ウィンドウ・スタート信号ＷＳ
（図３のＢ）とウィンドウ・ストップ信号ＷＰ（図３の
Ｃ）とは、一定周期で発生するパルスであるので、トラ
ックジャンプがなかった場合に同期データがあるタイミ
ングで発生し、ウィンドウ・タイミング信号ＷＴ（図３
のＤ）が同期データのない期間に立ち上がってしまう。

【００２８】ここで、本例においてはトラックジャンプ
信号ＴＪが供給されたタイミングで、ＲＳフリップフロ
ップ３５がセットされて、このＲＳフリップフロップ３
５から出力されるウィンドウ・オープン信号ＷＯ（図３
のＦ）が立ち上がり、このウィンドウ・オープン信号Ｗ
Ｏにより強制的にウィンドウ信号Ｗ（図３のＧ）が開か
れる。このようにウィンドウ信号Ｗが強制的に立ち上が
ることで、ＡＮＤゲート２２で連続的に同期データの捕
捉が行われることになり、何れのタイミングで同期デー
タが入力しても検出できるようになる。

【００２９】そして、このウィンドウ・オープン信号Ｗ
Ｏが立ち上がっている状態は、ウィンドウ・タイミング
信号ＷＴが立ち上がっている期間に、同期データを検出
できるまで続く。即ち、ＡＮＤゲート３２で同期データ
とウィンドウ・タイミング信号ＷＴの立ち上がりを検出
したときに得られる出力が、ＲＳフリップフロップ３５
のリセット端子Ｒに供給されることで、このＲＳフリッ
プフロップ３５がリセットされ、ウィンドウ・オープン
信号ＷＯがローレベルに戻り、ウィンドウ・オープン信
号ＷＯによる強制的なウィンドウ信号Ｗの立ち上がりが
なくなる。このウィンドウ・オープン信号ＷＯがローレ
ベルに戻った後は、ウィンドウ・タイミング信号ＷＴに
よりウィンドウ信号Ｗが制御される通常状態に戻る。

【００３０】このようにして同期データの誤検出防止を
行うためのウィンドウ信号Ｗが作成されることで、トラ
ックジャンプが発生したときには、ウィンドウ・オープ
ン信号ＷＯにより強制的にウィンドウ信号Ｗが開かれ、
同期データの捕捉期間の制限がなくなる（即ち誤検出防
止動作が行われなくなる）。従って、タイミングのずれ
た同期データが、直ちに検出できるようになり、トラッ
クジャンプがあってもウォブリング記録された同期デー
タを迅速に検出できる。このトラックジャンプがあった
直後に、ウォブリング記録された同期データを迅速に検
出できることで、同期データに続いて記録されたアドレ
ス情報も迅速に検出でき、ジャンプしたトラックのアド
レスを迅速に判断できるようになり、ピックアップが走
査するトラックの管理がスムーズに行えるようになる。

【００３１】そして、トラックジャンプ後に同期データ
が正しく検出できるようになると、ウィンドウ・オープ
ン信号ＷＯがローレベルに戻り、誤検出防止動作が再び
行われるようになるので、以後は正常に同期データの誤
検出防止動作が行われ、誤検出防止動作の精度が劣化す
ることはない。

【００３２】

【発明の効果】本発明によると、光ディスクの記録時や
再生時にトラックジャンプがあったとき、案内溝の径方
向の偏倚により記録された同期信号の誤検出防止動作が
行われず、同期信号の再生タイミングがずれても、この
同期信号をトラックジャンプ直後に迅速に検出すること
ができる。従って、トラックジャンプがあっても、案内
溝の偏倚により記録されたアドレス情報などのデータを
迅速に検出でき、ピックアップが走査するトラックの管
理がスムーズに行えるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す回路構成図である。

【図２】一実施例の説明に供する通常時のタイミング図
である。

【図３】一実施例の説明に供するトラックジャンプ発生
時のタイミング図である。

【図４】光磁気ディスクの記録・再生装置の一例を示す
構成図である。

【図５】案内溝のウォブリング状態を説明するための原
理図である。

【図６】ウォブリング記録によるアドレス情報の一例を
示す構成図である。

【符号の説明】

１３アドレス情報デコーダ２１同期データ入力端子２５ビットクロック入力端子３３トラックジャンプ信号入力端子３７同期データ出力端子

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【手続補正書】

【提出日】平成４年６月１６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図３

【補正方法】変更

【補正内容】

【図３】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】照射される光ビームを案内する案内溝を
ディスクの径方向に所定の周期で偏倚させることによっ
て位置情報を記録してなる光ディスクから同期信号を検
出する光ディスクの同期信号検出装置において、上記同期信号の誤検出防止手段を設け、該誤検出防止手
段で上記同期信号に類似した信号の検出を防止させると
共に、上記ディスクの再生トラックを変化させたトラックジャ
ンプが行われたことを検出するトラックジャンプ検出手
段からの出力に基づいて、上記誤検出防止手段での誤検
出防止動作を停止させるようにしたことを特徴とする光
ディスクの同期信号検出装置。