JPH053251Y2 - - Google Patents

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JPH053251Y2
JPH053251Y2 JP3157588U JP3157588U JPH053251Y2 JP H053251 Y2 JPH053251 Y2 JP H053251Y2 JP 3157588 U JP3157588 U JP 3157588U JP 3157588 U JP3157588 U JP 3157588U JP H053251 Y2 JPH053251 Y2 JP H053251Y2
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boom
stage boom
nozzle pipe
stage
slide
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  • Catching Or Destruction (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、圃場に薬液等を散布するのに使用
されるブームスプレーヤのスライドブームに係
り、詳しくは左右のスライドブームを共通化でき
るスライドブームの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図及び第5図はブームスプレーヤのブーム
装置10の正面図及び平面図である。ブーム装置
10は基端側から先端側へ順番に第1段ブーム1
2、第2段ブーム14及び第3段ブーム16を備
え、第1段ブーム12はブームスプレーヤの後部
に水平に固定され、第2段ブーム14は、第1段
ブーム12の先端側から側方へ伸びるように、第
1段ブーム12に対して長手方向へ相対移動可能
に第1段ブーム12に結合し、第3段ブーム16
は、第2段ブーム14の先端側から側方へ伸びる
ように、第2段ブーム14に対して長手方向へ相
対移動可能に第2段ブーム14に結合している。
上下に一対の先部ローラ18,18及び先部ロー
ラ20,20はそれぞれ第1段ブーム12及び第
2段ブーム14の先端部に取付けられ、それぞれ
第2段ブーム14及び第3段ブーム16の上下の
ローラ溝内に嵌入して、第2段ブーム14及び第
3段ブーム16を第1段ブーム12及び第2段ブ
ーム14の先端部において水平移動可能に支持す
る。上下に一対の元部ローラ22,22及び元部
ローラ24,24は、それぞれ第2段ブーム14
及び第3段ブーム16の基端部に取付けられ、そ
れぞれ第1段ブーム12及び第2段ブーム14の
上下のローラ溝内に嵌入して、第2段ブーム14
及び第3段ブーム16をそれらの基端部において
水平移動可能に第1段ブーム12及び第2段ブー
ム14にそれぞれ支持する。
第6図は従来のブーム装置10(例:実開昭60
−83083号公報)の横断面図である。第1段ブー
ム12、第2段ブーム14及び第3段ブーム16
は、ブームスプレーヤの前後方向に順番に配列さ
れ、受け部26及び嵌入部28はそれぞれ第1段
ブーム12の腹面側及び第2段ブーム14の背面
側に設けられ、嵌入部28は、受け部26に対し
て水平方向へ相対移動可能に受け部26内へ嵌入
されている。受け部30及び嵌入部32はそれぞ
れ第2段ブーム14の腹面側及び第3段ブーム1
6の背面側に設けられ、嵌入部32は、受け部3
0に対して水平方向へ相対移動可能に受け部30
内へ嵌入されている。ノズル管34は、第1段ブ
ーム12、第2段ブーム14及び第3段ブーム1
6の各々に沿つて延び、長手方向へ適宜間隔で複
数個のノズル36を取付けられ、上面側にブラケ
ツト38を固定されている。ノズル管用取付け溝
40,42,44は、それぞれ第1段ブーム12
の背面側、第2段ブーム14の下面側及び第3段
ブーム16の腹面側に形成され、第1段ブーム1
2、第2段ブーム14、及び第3段ブーム16に
沿つて延び、開口側の両側縁が内側へ張り出して
いる。ナツト46は、ノズル管用取付け溝40,
42,44に収容され、ノズル管用取付け溝4
0,42,44の開口側の張出し状の両側縁によ
りノズル管用取付け溝40,42,44からの脱
落を阻止されているとともに、ノズル管用取付け
溝40,42,44の長手方向へ移動可能となつ
ている。ボルト48はブラケツト38を挿通して
からナツト46に螺合され、ボルト48をナツト
46に強く締め付けることにより、ナツト46及
びボルト48は、ノズル管用取付け溝40,4
2,44の開口側張出し縁を挾圧し、ノズル管用
取付け溝40,42,44の長手方向へ固定され
る。また、この固定によりノズル管34は第1段
ブーム12、第2段ブーム14、及び第3段ブー
ム16に固定される。
ブラケツト38はノズル管34の周部を半径方
向内方へ押圧して第1段ブーム12等に結合する
形式でないので、ノズル管34の摩擦回転による
ノズル36の向きの変化、ノズル管34の押し潰
れを防止でき、また、第1段ブーム12等に対す
るノズル管34の長手方向位置の調整も簡単とな
る(詳細は実開昭60−83083号公報に対応する実
願昭58−173769号の明細書及び図面を参照)。
4考案が解決しようとする課題〕 第2段ブーム14及び第3段ブーム16はスラ
イドブームとして作用する。このようなスライド
ブームはブームスプレーヤの左右に取付けられる
必要があるが、従来のスライドブームでは、左側
又は右側専用にしか使用できなかつた。すなわ
ち、第7図は第2段ブーム14を、鉛直方向に延
びる中心線の周りに180°回転した場合を示してい
る。第2段ブーム14はブームスプレーヤの前後
方向に、すなわち第6図の左右方向に非対称であ
るので、第2段ブーム14を左側配置及び右側配
置とした場合、ノズル管用取付け溝42は共に下
方に向いているが、嵌入部28及び受け部30が
逆向きになつてしまう。また、第2段ブーム14
を、水平方向に延びる中心線の周りに180°回転し
た場合は、第2段ブーム14を左側配置及び右側
配置としたとき、嵌入部28及び受け部30の向
きは共に等しいが、第2段ブーム14の左側配置
及び右側配置においてノズル管用取付け溝42が
上面側になり、第2段ブーム14へのノズル管3
4の取付けに支障が生じる。
この考案の目的は、ブームスプレーヤ用スライ
ドブームが左側配置及び右側配置となつても共通
のスライドブームを使用することができるように
することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使
用して説明する。
請求項(1)の考案のブームスプレーヤ用スライド
ブームは、長手方向に移動可能に背面側において
基端側ブーム12b,14bに結合し、下部に
は、ノズル管34を結合するための締付け部材4
6を長手方向へ移動可能にかつ脱落を阻止するよ
うに、ノズル管用取付け溝42b,44bが形成
されている。そして、ブームスプレーヤ用スライ
ドブーム14b,16bは、その上部にも、ノズ
ル管用取付け溝42b,44bを有している。
請求項(2)の考案のブームスプレーヤ用スライド
ブームは、さらに、上下に対称の構造となつてい
る。
請求項(3)の考案のブームスプレーヤ用スライド
ブームは、さらに、先端側スライドブーム14b
をその長手方向へ移動可能に嵌合する受け部30
bを腹面側にもつ。
〔作用〕 請求項(1)ないし(3)の考案において、スライドブ
ーム14b,16bをブームスプレーヤの左側及
び右側のいずれに配置する場合にも、スライドブ
ーム14b,16bは、その背面側において基端
側ブーム12b,14bに移動可能に結合できる
向きとなるように、基端側ブーム12b,14b
に結合する。ノズル管34は下部側のノズル管用
取付け溝42b,44bを介してスライドブーム
14b,16bに結合される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図〜第3図につ
いて説明する。なお、一部変更した要素について
は、第4図〜第7図の符号にbを添えた符号を使
用している。
第3図はブーム装置10bの横断面図である。
ローラ溝50,52は、それぞれ、第1段ブーム
12bの受け部26b及び第2段ブーム14bの
嵌入部28bに形成され、元部ローラ22及び先
部ローラ18(第4図及び第5図)を案内すると
ともに、元部ローラ22及び先部ローラ18の転
動面となる。ローラ溝54,56は、それぞれ、
第2段ブーム14bの受け部30b及び第3段ブ
ーム16bの嵌入部32bに形成され、元部ロー
ラ24及び先部ローラ20(第4図及び第5図)
を案内するとともに、元部ローラ24及び先部ロ
ーラ20の転動面となる。ノズル管用取付け溝4
2b,42b及びノズル管用取付け溝44b,4
4bははそれぞれ第2段ブーム14b及び第3段
ブーム16bにおいて上下の面に形成され、それ
ぞれ上下に開口している。第3図から明らかなよ
うに、第2段ブーム14b及び第3段ブーム16
bは上下に対称な構造となつている。ノズル管用
取付け溝42b,44bには後述のように、ナツ
ト46が収容されており、ボルト48をブラケツ
ト38bの挿通孔に挿通してからナツト46に螺
合し、ノズル管34を第2段ブーム14b及び第
3段ブーム16bに結合する。
第1図はノズル管34を取付けられた第2段ブ
ーム14bの横断面図である。ナツト46は、ノ
ズル管用取付け溝42bの開口側の両張出し側縁
によりノズル管用取付け溝42bからの脱落を阻
止され、かつノズル管用取付け溝42b内をその
延び方向へ移動可能になつている。ナツト46を
緩めて、第2段ブーム14bの長手方向に関して
ノズル管34を移動させ、ノズル管34の位置を
調整できるようになつている。第2図は第2段ブ
ーム14bの斜視図である。
スライドブームとしての第2段ブーム14b及
び第3段ブーム16bをブームスプレーヤの左側
及び右側のいずれに配置する場合にも、第2段ブ
ーム14b及び第3段ブーム16bは、その背面
側において基端側ブームとしての第1段ブーム1
2b及び第2段ブーム14bに移動可能に結合で
きる向きとなるように、第1段ブーム12b及び
第2段ブーム14bに結合する。ノズル管34は
下面側のノズル管用取付け溝42b,44bを介
して第2段ブーム14b及び第3段ブーム16b
に結合される。
〔考案の効果〕
請求項(1)ないし(3)の考案では、ブームスプレー
ヤ用スライドブームが、その背面側において基端
側ブームに移動可能に結合するために、前後に非
対称な構造を有しているものにおいて、そのスラ
イドブームは、上部及び下部にノズル管用取付け
溝を有している。したがつて、スライドブームを
ブームスプレーヤの左右のいずれの側に配置して
も、スライドブームの上部及び下部の一方のノズ
ル管用取付け溝を介してノズル管を結合すること
が可能となり、左右に共通のスライドブームを使
用することができ、製造及び保管による生産費を
低減することができる。
請求項(2)の考案では、ブームスプレーヤ用スラ
イドブームは、上下対称の構造になつているの
で、スライドブームの製造上、有利であるととも
に、スライドブームの左右の付け違え等を防止す
ることができる。
請求項(3)の考案では、各ブームは、受け部をそ
れぞれ一方の側のみに形成されており、縮状態で
は各ノズル管はブームの外側に並行状態で格納さ
れるため、各ブームは、他のノズルからの液滴に
さらされることなく、耐久性を保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はノズル管を取付けられた第2段ブーム
の横断面図、第2図は第2段ブームの斜視図、第
3図はブーム装置の横断面図、第4図及び第5図
はブームスプレーヤのブーム装置の正面図及び平
面図、第6図は従来のブーム装置の横断面図、第
7図は第2段ブームを、鉛直方向に延びる中心線
の周りに180°回転した場合を示す図である。 12b……第1段ブーム(基端側ブーム)、1
4b……第2段ブーム(スライドブーム、基端側
ブーム)、16b……第3段ブーム(スライドブ
ーム、基端側スライドブーム)、34……ノズル
管、42b,44b……ノズル管用取付け溝、4
6……ナツト(締付け部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長手方向に移動可能に背面側において基端側
    ブーム12b,14bに結合し、下部には、ノ
    ズル管34を結合するための締付け部材46を
    長手方向へ移動可能にかつ脱落を阻止するよう
    に、ノズル管用取付け溝42b,44bが形成
    されているブームスプレーヤ用スライドブーム
    14b,16bにおいて、前記ノズル管用取付
    け溝42b,44bが上部にも形成されている
    ことを特徴とするブームスプレーヤ用スライド
    ブーム。 (2) 上下に対称の構造となつていることを特徴と
    する請求項(1)記載のブームスプレーヤ用スライ
    ドブーム。 (3) 先端側スライドブーム14bをその長手方向
    へ移動可能に嵌合する受け部30bを腹面側に
    もつことを特徴とする請求項(1)又は(2)記載のブ
    ームスプレーヤ用スライドブーム。
JP3157588U 1988-03-11 1988-03-11 Expired - Lifetime JPH053251Y2 (ja)

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JP3157588U JPH053251Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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JP3157588U JPH053251Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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JPH01137775U JPH01137775U (ja) 1989-09-20
JPH053251Y2 true JPH053251Y2 (ja) 1993-01-26

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JP (1) JPH053251Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008238123A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Maruyama Mfg Co Ltd ブームスプレーヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008238123A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Maruyama Mfg Co Ltd ブームスプレーヤ

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JPH01137775U (ja) 1989-09-20

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