JPH05322588A - 光干渉角速度計 - Google Patents

光干渉角速度計

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JPH05322588A
JPH05322588A JP4123451A JP12345192A JPH05322588A JP H05322588 A JPH05322588 A JP H05322588A JP 4123451 A JP4123451 A JP 4123451A JP 12345192 A JP12345192 A JP 12345192A JP H05322588 A JPH05322588 A JP H05322588A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 診断指令によって光干渉角速度計(FOGと
言う)が正常か異常かを判断できるようにする。 【構成】 診断指令によって周期検波回路19の参照信
号Sr の位相をπだけずらして、クローズドループの安
定点を右回り光と左回り光の位相差がπまたはその奇数
倍の位置にずらし、その時のFOG出力ROUT を診断信
号として診断回路30に送出し、その周波数(バイアス
周波数)が規定値以内かどうかを判断する事によりFO
Gの正常か異常かを判断する。また、診断指令によって
参照信号S r の次数を1次から2次に切り替えて位相変
調周波数fp の偶数倍の成分を同期検波し、クローズド
ループの安定点を右回り光と左回り光の位相差がπ/2
またはその整数倍の位置にずらし、その時のFOG出力
OUT を診断信号に用いることもできる。診断回路30
は外部に設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クローズドループ方
式の光干渉角速度計(光ファイバジャイロとも言い以下
FOGと称す)の自己診断機能に関し、FOGが故障等
によって機能・性能が損なわれた時に自ら故障を判断し
外部装置に知らせたり又診断するための信号を外部装置
に送出する機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のFOGを図4に基づき説明する。
光源11からの光Iは、光カプラ12、偏光子13、光
カプラ14を経て光ファイバコイル17の両端に投入さ
れる。光ファイバコイル17を伝搬する左右両光(CW
光とCCW光)は、光ファイバのコイル17の片端に配
置した位相変調器15により位相変調される。位相変調
を受けた両光は、光カプラ14で結合されて相互干渉
し、再び偏光子13を経て光カプラ12により受光器1
8へ分岐される。この時の受光器18の出力VP は、光
の位相を変調する信号波(変調波)をP(t)=Asi
nωP tとすると、 VP =(I/2)・KOPT ・KPD{1+cosΔΦ(Σεn ・(−1)n ・J2n (X)・cos2nωP t′)−sinΔΦ(2Σ(−1)n ・J2n+1 (X)・cos(2n+1)ωP t′)} …(1) ここで、Σはn=0から∞までとるものとし、 t′=t−τ/2 εn = 1;n=0 2;n≧1 KOPT :光源11からの出射光Iが光ファイバコイル1
7を経て受光器18に至るまでの光学的損失 KPD:光電変換係数やアンプゲイン等で決まる定数 I:光源11からの出射光 IO :受光器18に到達する最大光量(IO =KOPT
I) Jn :第一種ベッセル関数 X:2AsinπfP τ ΔΦ:光ファイバコイルにおける左右両光間の位相差 ωP :変調波の角周波数(ωP =2πfP ) τ:光ファイバコイルを伝搬する光の伝搬時間 で表される。続いて受光器18の出力は同期検波回路1
9に入力され、そこで位相変調周波数ωP と同じ成分、
即ち(1)式における一次成分がクロック回路24から
の参照信号Sr を受けて取り出される。この時の同期検
波回路19の直流成分出力VO は次式で表される。
【0003】 VO =I・KOPT ・KPD・J1 (x)・KA1・sinΔΦ =K1 ・sinΔΦ (2) K1 ,KA1:利得 ここで両光間の位相差ΔΦは、 ΔΦ=ΔΦs +ΔΦf (3) で表される。ΔΦs は、光ファイバコイルに回転角速度
Ωを印加したときに生じるサニャック(sagnac)
位相差を示し、次式で表される。
【0004】 ΔΦs =(4πRL/Cλ)・Ω (4) ここで、C:高速、λ:真空中における光の波長、R:
光ファイバコイルの半径、L:光ファイバコイルの長さ
である。一方位相差ΔΦf は、光ファイバコイル17の
一端に配置したフィードバック位相差発生器16によっ
て位相を一定の割合で偏移させることで発生させた位相
差である。実際には、フィードバック位相差発生器16
に鋸歯状波信号Rを印加し、光の位相を偏移させてい
る。フィードバック位相差発生器16に鋸歯状波信号R
を印加するとCCW光は図5Aに実線で示すように生
じ、一方CW光は破線で示したように光ファイバコイル
を伝搬する光の伝搬時間τだけ遅れて同様の位相シフト
を受ける。その結果、両光間の位相差は図5Bに示した
ように生じる。ここで鋸歯状波の位相シフトの最大偏移
ΦR が2πk(k:整数)となるよう与えると、両光間
の位相差ΔΦf は鋸歯状波信号Rの周波数をfR とする
と、 ΔΦf =(2πna L/C)・k・fR (5) となる。na は光ファイバの屈折率である。ここでΔΦ
f がサニャック効果によって生じる位相差ΔΦs と極性
が反対で大きさが等しいか又は2mπの差となるように
同期検波回路19の出力を積分器20を通して鋸歯状波
発生回路21に与えると、積分器20の入力即ち同期検
波回路19の出力、即ち(2)式が零に収束し、クロー
ズドループが達成できる。
【0005】その結果、クローズドループの動作ポイン
トはΔΦ=0±2mπの位置となる。mの値は整数で、
通常m=0の位置で動作させる。従って(2)式のsi
nΔΦ=0となり、ΔΦs =−ΔΦf となる。この関係
式に(4)、(5)式を代入すると次の関係式が成り立
つ。 fR =−(2R/na λk)・Ω (6) これにより鋸歯状波信号の周波数fR を計測すれば、2
R/(na λk)は比例定数であるから、入力角速度Ω
を知ることが出来る。尚kは、通常“1”が採用され
る。したがって(6)式は、 fR =−(2R/na λ)・Ω (7) となる。
【0006】図4において、鋸歯状波発生回路21では
RGをその利得とすれば積分器20出力Vd に比例した
繰返し周波数fR =RRGd をもつ鋸歯状波信号Rが発
生され、フィードバック位相差発生器16に供給される
と共に、同じ周波数の矩形波のROG出力信号Rout
出力端子22に供給される。また積分器20出力Vd
必要に応じ出力端子23に供給される。なお、積分器2
0と鋸歯状波発生回路21とでフィードバック回路27
が構成される。
【0007】クロック回路24から位相変調周波数fP
と同じ周波数の矩形波信号が参照信号Sr として同期検
波回路19に供給される。また、クロック回路24から
位相変調周波数fP の矩形波が位相変調駆動回路25に
供給され、正弦波信号に変換され、レベル調整されて駆
動信号SP として位相変調器15に供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたようにFO
Gの各部の機能が正常に作動していると積分器20出力
d のレベルやFOG出力Rout の周波数fR を計測す
れば(6)又は(7)式によって入力された回転角速度
Ωを知ることが出来る。ところが従来技術の場合、FO
Gのどこかが故障して出力Vd 、Rout が出なくなった
り、またRout の周波数が異常のままになったり、また
出力Vd のレベルが異常に低下したり増加したりするよ
うなことがあっても、FOG出力だけからは、FOG自
身が正常なのか異常なのか判断できず、FOGを使用し
ているシステムを危険に陥れる可能性があった。本発明
は、診断指令によってFOGが正常か異常かを判断でき
るようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明では、クローズ
ドループ方式のFOGにおいて、診断指令によって前記
同期検波手段の参照信号を位相が180°ずれた参照信
号に切り替えて、クローズドループの安定点を前記右回
り光と左回り光の位相差が180°またはその奇数倍の
位置にずらし、その時のFOGの出力を診断信号として
診断回路に送出し、その周波数(バイアス周波数)が規
定値以内かどうか判断する事により、FOGが正常か異
常かを判断する。
【0010】また診断指令によって前記同期検波手段の
参照信号の周波数の次数を切り替えて、前記位相変調周
波数の偶数倍の成分を同期検波し、クローズドループの
安定点を前記右回り光と左回り光の位相差が90°また
はその奇数倍の位置にずらし、その時のFOGの出力を
診断出力として診断回路に送出し、その周波数(バイア
ス周波数)が規定以内かどうか判断する事により、FO
Gが正常か異常かを判断する。
【0011】
【実施例】次に本発明の一実施例を図1を参照し説明す
る。同図には図4と対応する部分に同じ符号を付し、重
複説明を省略する。スイッチ28がa側に接続された状
態では、位相変調周波数fp と同じ周波数の信号が同期
検波回路19の参照信号S r として印加される。その結
果、干渉光に含まれている1次成分が同期検波され、積
分器20に印加される。その時の同期検波回路19の出
力は(2)式で示され、FOG出力Rout の周波数fR
は(6)式に示した正規の値である。
【0012】一方診断指令によりスイッチ28をb側に
接続すると、参照信号Sr1は、インバータ29によって
位相が180°ずらされて同期検波回路19に印加され
る。その結果、同期検波回路19から(2)式で示した
出力と逆極性の出力が送出され、クローズドループの動
作ポイントがΔΦ=mπまたは−mπの位置となる。m
は、1,3,5・・・・の整数で、ここではm=1の位
置で動作させる。つまりΔΦ=πとなり、その結果、Δ
Φf =π−ΔΦs となる。ここで入力角速度Ωが印加さ
れていない状態ではΔΦs =0であるので、その時の鋸
歯状波信号Rの周波数fR は(5)式より次式で表され
る。入力角速度Ωが印加されていない時のfR をバイア
ス周波数と言い、fb で表す。
【0013】 fb =C/2na L (8) (8)式で、Cが光速、na が光ファイバの屈折率、L
が光ファイバの長さであり、いずれも温度係数の小さい
要素であるため、このfb はFOGの動作状態が正常で
あればほゞ一定であるので、精度の良い診断信号として
使用できる。そこで図1では出力Rout を診断回路30
に入力して、バイアス周波数fb が許容範囲にあるか否
かを監視し、外れた場合には警報信号ALMを外部に送
出する。なお、分周器33は、クロック回路24より入
力される2次の参照信号Sr2の周波数2fp を1/2に
分周して、1次の参照信号Sr1を作っている。
【0014】図2においてスイッチ28がa側に接続さ
れた状態では、位相変調周波数fPと同じ周波数の信号
r1が同期検波回路19の参照信号Sr として印加され
る。その結果、干渉光に含まれている1次成分が同期検
波され、積分器20に印加される。その時の同期検波回
路19の出力は(2)式で示され、FOG出力ROUT
周波数fR は(6)式に示した正規の値である。
【0015】一方、診断指令によりスイッチ28をb側
に接続すると、参照信号Sr として周波数2fp の2次
の参照信号Sr2が同期検波回路19に印加される。その
結果、同期検波回路19の出力Vp′は、次式で表され
る。 Vo ′=K2 ・cos(ΔΦ) (9) この出力は、積分器20、鋸歯状波発生器21から成る
フィードバック回路27に供給される。
【0016】その結果、系はクローズドループの負帰還
動作によって動作ポイントがΔΦ=mπ/2または−m
π/2の位置となる。mは、1,2,3・・・の整数
で、ここではm=1の位置で動作させる。つまりΔΦ=
π/2となり、その結果、ΔΦ f =π/2−ΔΦs とな
る。ここで入力角速度Ωが印加されていない状態では、
ΔΦs =0であるので、その時のバイアス周波数fb
(5)式より次式で表される。
【0017】 fb =C/4na L (10) 即ち、入力角速度Ω=0の状態で(10)式で示したバ
イアス周波数fb が発生する。このfb は(10)式か
らも明らかなように温度係数の小さい要素で構成されて
いるため、FOGの動作が正常であればほゞ一定である
ことから、精度の良い診断信号として使用できる。
【0018】図3は第1診断指令CTL1 によってスイ
ッチ28がb側に接続され、FOG出力端子22には、
(10)式で示した周波数fb の出力ROUT が送出さ
れ、第2診断指令信号CTL2 によってスイッチ34が
b側に接続され、その結果系は、クローズドループの負
帰還動作から、動作ポイントが直前の位相差からπ(ラ
ジアン)ずれた位置に安定する。この時のFOGの出力
OUT は、ΔΦs =0の条件で、直前のFOG出力R
OUT と絶対値が等しく極性が反対の信号が得られ、これ
ら両信号によってより確実で精度の良い診断信号が得ら
れる。以上は、(8),(10)式とも鋸歯状発生回路
21の出力を診断信号として使用したが、鋸歯状波発生
回路21の利得をKRG(Pulse/Volts)、鋸
歯状波発生回路21の入力電圧をVd とすると、Vd
b /KRGと表すことが出来、Vd を診断信号として使
用することが出来る。また診断信号ROUT ,Vdよりフ
ィードバック信号Rの周波数fb が規定値以内であるか
どうかを判断する診断回路30は、外部の例えばFOG
を使用する親装置に設けてもよい。
【0019】なお、診断回路30によるバイアス周波数
b のチェックは、例えばこの光干渉角速度計を搭載し
た航空機の出発前のチェック時に行われる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、FOGに
診断機能を付加することにより、FOGが故障等によっ
て性能機能が損なわれたときに、自ら故障を判断したり
また診断のための信号を外部の診断回路に送出すること
によりFOGを使用した装置を危険な状態から回避する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の請求項2の実施例を示すブロック図。
【図3】本発明の請求項3の実施例の要部を示すブロッ
ク図。
【図4】従来の光干渉角速度計のブロック図。
【図5】図4のフィードバック位相差発生器16で生ず
るCCW光とCW光とのフィードバック位相Φf 及びフ
ィードバック位相差ΔΦf の波形図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一周する光学路と、 その光学路に対して右回り光及び左回り光を通す分岐手
    段と、 その光学路を伝搬してきた右回り光及び左回り光を干渉
    させる干渉手段と、 前記分岐手段と前記光学路の一端との間に配置されて前
    記右回り光及び左回り光に位相変調を与える位相変調手
    段と、 前記分岐手段と前記光学路の他端との間に配置されて前
    記右回り光及び左回り光に位相差を発生させるフィード
    バック位相差発生手段と、 前記干渉手段により得られた干渉光の光強度を電気信号
    として検出する受光器と、 その受光器からの出力の内、前記位相変調手段の変調周
    波数またはその奇数倍の成分を同期検波する同期検波手
    段と、 前記同期検波手段の出力によりフィードバック信号を発
    生し前記フィードバック位相差発生手段に供給するフィ
    ードバック信号発生手段とから成るクローズドループ方
    式の光干渉角速度計において、 診断指令によって、前記同期検波手段に供給する参照信
    号の位相を180°ずらして、クローズドループの安定
    点を前記右回り光と左回り光の位相差が180°または
    その奇数倍の位置にずらし、その時の前記フィードバッ
    ク信号発生手段より得られる光干渉角速度計の出力を診
    断信号として診断回路に送出して、前記フィードバック
    信号の周波数を監視するようにしたことを特徴とする光
    干渉角速度計。
  2. 【請求項2】 少なくとも一周する光学路と、 その光学路に対して右回り光及び左回り光を通す分岐手
    段と、 その光学路を伝搬してきた右回り光及び左回り光を干渉
    させる干渉手段と、 前記分岐手段と前記光学路の一端との間に配置されて右
    回り光及び左回り光に位相変調を与える位相変調手段
    と、 前記分岐手段と前記光学路の他端との間に配置されて右
    回り光及び左回り光に位相差を発生させるフィードバッ
    ク位相差発生手段と、 前記干渉手段により得られた干渉光の光強度を電気信号
    として検出する受光器と、 その受光器からの出力の内、前記位相変調手段の変調周
    波数またはその奇数倍の成分を同期検波する同期検波手
    段と、 前記同期検波手段の出力によりフィードバック信号を発
    生し前記フィードバック位相差発生手段に供給するフィ
    ードバック信号発生手段とから成るクローズドループ方
    式の光干渉角速度計において、 診断指令によって前記同期検波手段に供給する参照信号
    の周波数の次数を切り替えて、前記位相変調周波数の偶
    数倍の成分を同期検波し、クローズドループの安定点を
    前記右回り光と左回り光の位相差が90°またはその奇
    数倍の位置にずらし、その時の前記フィードバック信号
    発生手段より得られる光干渉角速度計の出力を診断信号
    として診断回路に送出して、前記フィードバック信号の
    周波数を監視するようにしたことを特徴とする光干渉角
    速度計。
  3. 【請求項3】 少なくとも一周する光学路と、 その光学路に対して右回り光及び左回り光を通す分岐手
    段と、 その光学路を伝搬してきた右回り光及び左回り光を干渉
    させる干渉手段と、 前記分岐手段と前記光学路の一端との間に配置されて右
    回り光及び左回り光に位相変調を与える位相変調手段
    と、 前記分岐手段と前記光学路の他端との間に配置されて右
    回り光及び左回り光に位相差を発生させるフィードバッ
    ク位相差発生手段と、 前記干渉手段により得られた干渉光の光強度を電気信号
    として検出する受光器と、 その受光器からの出力の内、前記位相変調手段の変調周
    波数またはその奇数倍の成分を同期検波する同期検波手
    段と、 前記同期検波手段の出力によりフィードバック信号を発
    生し前記フィードバック位相差発生手段に供給するフィ
    ードバック信号発生手段とから成るクローズドループ方
    式の光干渉角速度計において、 第1の診断指令によって前記同期検波手段に供給する参
    照信号の周波数の次数を切り替えて前記位相変調周波数
    の偶数倍の成分を同期検波し、クローズドループの安定
    点を前記右回り光と左回り光の位相差が90°またはそ
    の奇数倍の位置にずらし、その時の光干渉角速度計の出
    力を診断回路に送出し、かつ第2の診断指令によって前
    記周波数の次数を切り替えられた参照信号と位相が18
    0°ずれた参照信号に更に切り替えて前記位相変調周波
    数の偶数倍の成分を同期検波し、クローズドループの安
    定点を前記右回り光と左回り光の位相差が前記位相差よ
    り更に180°ずれた位置とし、その時の前記フィード
    バック信号発生手段より得られる光干渉角速度計の出力
    を診断回路に送出して、前記フィードバック信号の周波
    数を監視するようにしたことを特徴とする光干渉角速度
    計。
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