JPH05322496A - 飛翔体の浮上装置 - Google Patents
飛翔体の浮上装置Info
- Publication number
- JPH05322496A JPH05322496A JP13048292A JP13048292A JPH05322496A JP H05322496 A JPH05322496 A JP H05322496A JP 13048292 A JP13048292 A JP 13048292A JP 13048292 A JP13048292 A JP 13048292A JP H05322496 A JPH05322496 A JP H05322496A
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- JP
- Japan
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- bag
- missile
- flying body
- cylinder
- sea
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 海中に没することがないように海上に確実に
浮上させておく。 【構成】 再使用等のために飛行終了後海面に着水させ
回収する飛翔体1内に係留して収容され、飛翔体外に突
出可能なバッグ3と、飛翔体内に収容されたガスボンベ
4及び液状発泡プラスチックボンベ5と、ガスボンベ及
び液状発泡プラスチックボンベと上記バッグとを接続す
る配管6と、海水を感知して上記両ボンベの栓を開く解
放装置7とを備えていることにより、解放装置の作動に
より両ボンベからガスと液状発泡プラスチックが配管内
で混合されながらバッグに流入され、バッグを脹らませ
て飛翔体外へ突出させると共に、その中で発泡プラスチ
ックとして固まり、浮力を発生させる。
浮上させておく。 【構成】 再使用等のために飛行終了後海面に着水させ
回収する飛翔体1内に係留して収容され、飛翔体外に突
出可能なバッグ3と、飛翔体内に収容されたガスボンベ
4及び液状発泡プラスチックボンベ5と、ガスボンベ及
び液状発泡プラスチックボンベと上記バッグとを接続す
る配管6と、海水を感知して上記両ボンベの栓を開く解
放装置7とを備えていることにより、解放装置の作動に
より両ボンベからガスと液状発泡プラスチックが配管内
で混合されながらバッグに流入され、バッグを脹らませ
て飛翔体外へ突出させると共に、その中で発泡プラスチ
ックとして固まり、浮力を発生させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飛翔体の浮上装置に関
し、特に再使用、データ収集等のために飛行終了後海水
に着水させ回収する飛翔体の浮上装置に関する。
し、特に再使用、データ収集等のために飛行終了後海水
に着水させ回収する飛翔体の浮上装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の飛翔体の浮上装置は、図3、図4
に示すように、飛翔体21内の後部にワイヤー等の係留
具22により係留して収容され、その膨張により飛翔体
21外に突出可能なバッグ23と、飛翔体21内に収容
されたガスボンベ24と、このガスボンベ24と上記バ
ッグ23とを接続する配管25と、海水を感知してガス
ボンベ24の栓を解放する解放装置26とを備えてい
る。
に示すように、飛翔体21内の後部にワイヤー等の係留
具22により係留して収容され、その膨張により飛翔体
21外に突出可能なバッグ23と、飛翔体21内に収容
されたガスボンベ24と、このガスボンベ24と上記バ
ッグ23とを接続する配管25と、海水を感知してガス
ボンベ24の栓を解放する解放装置26とを備えてい
る。
【0003】そして、飛翔体21が飛行を終了し、回収
のため海面に着水すると、解放装置26は、海水を感知
し、ガスボンベ24の栓を開け、ガスボンベ24からガ
スが配管25を経てバッグ23へ流入し、図4に示すよ
うにバッグ24が脹らむと共に飛翔体21の外へ突出す
る。このバッグ24の脹らみにより発生した浮力によっ
て飛翔体21が海中に没することが防がれるものであ
る。
のため海面に着水すると、解放装置26は、海水を感知
し、ガスボンベ24の栓を開け、ガスボンベ24からガ
スが配管25を経てバッグ23へ流入し、図4に示すよ
うにバッグ24が脹らむと共に飛翔体21の外へ突出す
る。このバッグ24の脹らみにより発生した浮力によっ
て飛翔体21が海中に没することが防がれるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の飛翔体の浮
上装置では、バッグをガスにより脹らませているため、
バッグが傷付いたり、ボンベからバッグまでの配管系に
気密不良があったりすると、バッグが十分に脹らまなか
ったり、一旦脹らんだバッグがしぼんだりし、飛翔体は
十分な浮力を得られず、海中に没するという問題があっ
た。
上装置では、バッグをガスにより脹らませているため、
バッグが傷付いたり、ボンベからバッグまでの配管系に
気密不良があったりすると、バッグが十分に脹らまなか
ったり、一旦脹らんだバッグがしぼんだりし、飛翔体は
十分な浮力を得られず、海中に没するという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、海中に没することがな
いように海上に確実に浮上させておける飛翔体の浮上装
置の提供を目的とする。
いように海上に確実に浮上させておける飛翔体の浮上装
置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の飛翔体の浮上装
置は、再使用等のために飛行終了後海面に着水させ回収
する飛翔体内に係留して収容され、飛翔体外に突出可能
なバッグと、飛翔体内に収容されたガスボンベ及び液状
発泡プラスチックボンベと、ガスボンベ及び液状発泡プ
ラスチックボンベと上記バッグとを接続する配管と、海
水を感知して上記両ボンベの栓を開く解放装置とを備え
ている。
置は、再使用等のために飛行終了後海面に着水させ回収
する飛翔体内に係留して収容され、飛翔体外に突出可能
なバッグと、飛翔体内に収容されたガスボンベ及び液状
発泡プラスチックボンベと、ガスボンベ及び液状発泡プ
ラスチックボンベと上記バッグとを接続する配管と、海
水を感知して上記両ボンベの栓を開く解放装置とを備え
ている。
【0007】
【作用】上記手段においては、解放装置の作動により、
ガスボンベと液状発泡プラスチックボンベからガスと液
状発泡プラスチックが配管内で混合されながらバッグに
流入され、バッグを脹らませて飛翔体外へ突出させると
共に、その中で発泡プラスチックとして固まり、浮力を
発生させる。
ガスボンベと液状発泡プラスチックボンベからガスと液
状発泡プラスチックが配管内で混合されながらバッグに
流入され、バッグを脹らませて飛翔体外へ突出させると
共に、その中で発泡プラスチックとして固まり、浮力を
発生させる。
【0008】液状発泡プラスチックとしては、液状発泡
ウレタンその他が用いられる。
ウレタンその他が用いられる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0010】図1は本発明の一実施例の浮上装置を備え
た飛翔体の一部を破断した側面図、図2は、本発明の一
実施例の浮上装置の作動後の側面図である。
た飛翔体の一部を破断した側面図、図2は、本発明の一
実施例の浮上装置の作動後の側面図である。
【0011】飛翔体1内の後部には、ワイヤーやねじ等
の係留具2により係留されたバッグ3が適宜に折り畳ま
れて収容されており、バッグ3は後述するようにその膨
張により飛翔体1外に突出可能に設けられている。
の係留具2により係留されたバッグ3が適宜に折り畳ま
れて収容されており、バッグ3は後述するようにその膨
張により飛翔体1外に突出可能に設けられている。
【0012】又、飛翔体1内には、適宜のガスを圧縮充
填したガスボンベ4及び液状発泡ウレタン等の液状発泡
プラスチックを充填した液状発泡プラスチックボンベ5
が収容されており、両ボンベ4,5と上記バッグ3と
は、配管6により接続されている。そして、上記配管6
には、海水を感知して両ボンベ4,5の栓を開く解放装
置7が介装されている。
填したガスボンベ4及び液状発泡ウレタン等の液状発泡
プラスチックを充填した液状発泡プラスチックボンベ5
が収容されており、両ボンベ4,5と上記バッグ3と
は、配管6により接続されている。そして、上記配管6
には、海水を感知して両ボンベ4,5の栓を開く解放装
置7が介装されている。
【0013】上記構成の飛翔体の浮上装置は、飛翔体1
が飛行を終了し、回収のため海面に着水すると、解放装
置7が海水を感知し、ガスボンベ4と液状発泡プラスチ
ックボンベ5の栓を開ける。ガスボンベ4からはガス
が、又液状発泡プラスチックボンベ5からは液状発泡プ
ラスチックが配管6内で混合されながらバッグ3流入さ
れてバッグ3を脹らませ、図2に示すように、飛翔体1
外へ突出させると共に、その中で発泡プラスチックとし
て固まり、浮力を発生させる。そして、この浮力は、係
留具2を介して飛翔体1に伝達され、飛翔体1が海中に
没するのを防ぐ。
が飛行を終了し、回収のため海面に着水すると、解放装
置7が海水を感知し、ガスボンベ4と液状発泡プラスチ
ックボンベ5の栓を開ける。ガスボンベ4からはガス
が、又液状発泡プラスチックボンベ5からは液状発泡プ
ラスチックが配管6内で混合されながらバッグ3流入さ
れてバッグ3を脹らませ、図2に示すように、飛翔体1
外へ突出させると共に、その中で発泡プラスチックとし
て固まり、浮力を発生させる。そして、この浮力は、係
留具2を介して飛翔体1に伝達され、飛翔体1が海中に
没するのを防ぐ。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飛翔体の
浮上装置によれば、解放装置の作動により、ガスボンベ
と液状発泡プラスチックボンベからガスと液状発泡プラ
スチックが配管内で混合されながらバッグに流入され、
バッグを脹らませて飛翔体外へ突出させると共に、その
中で発泡プラスチックとして固まり、浮力を発生させる
ので、配管系にリークがあったり、バッグが多少傷付い
たりしたとしても、従来のようにバッグが十分脹らまな
かったり、一旦脹らんだバッグがしぼんだりするような
ことはなく、飛翔体を海上に確実に浮上させておくこと
ができる効果がある。
浮上装置によれば、解放装置の作動により、ガスボンベ
と液状発泡プラスチックボンベからガスと液状発泡プラ
スチックが配管内で混合されながらバッグに流入され、
バッグを脹らませて飛翔体外へ突出させると共に、その
中で発泡プラスチックとして固まり、浮力を発生させる
ので、配管系にリークがあったり、バッグが多少傷付い
たりしたとしても、従来のようにバッグが十分脹らまな
かったり、一旦脹らんだバッグがしぼんだりするような
ことはなく、飛翔体を海上に確実に浮上させておくこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の浮上装置を備えた飛翔体の
一部を破断した側面図である。
一部を破断した側面図である。
【図2】本発明の一実施例の浮上装置の作動後の側面図
である。
である。
【図3】従来の浮上装置を備えた飛翔体の一部を破断し
た側面図である。
た側面図である。
【図4】従来の浮上装置の作動後の側面図である。
【符号の説明】 1 飛翔体 2 係留具 3 バッグ 4 ガスボンベ 5 液状発泡プラスチックボンベ 6 配管 7 解放装置
Claims (1)
- 【請求項1】再使用等のために飛行終了後海面に着水さ
せ回収する飛翔体内に係留して収容され、飛翔体外に突
出可能なバッグと、飛翔体内に収容されたガスボンベ及
び液状発泡プラスチックボンベと、ガスボンベ及び液状
発泡プラスチックボンベと上記バッグとを接続する配管
と、海水を感知して上記両ボンベの栓を開く解放装置と
を備えることを特徴とする飛翔体の浮上装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13048292A JPH05322496A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 飛翔体の浮上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13048292A JPH05322496A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 飛翔体の浮上装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05322496A true JPH05322496A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15035314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13048292A Pending JPH05322496A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 飛翔体の浮上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05322496A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009514740A (ja) * | 2005-11-09 | 2009-04-09 | ベル ヘリコプター テクストロン インコーポレイテッド | 航空機用の衝突緩和システム |
US8348192B2 (en) | 2007-10-22 | 2013-01-08 | Textron Innovations Inc. | Crash attenuation system for aircraft |
US8418957B2 (en) | 2005-11-09 | 2013-04-16 | Textron Innovations Inc. | Crash attenuation system for aircraft |
US8474753B2 (en) | 2007-10-22 | 2013-07-02 | Textron Innovations Inc. | Aircraft occupant protection system |
US8588996B2 (en) | 2005-11-09 | 2013-11-19 | Textron Innovations Inc. | Aircraft occupant protection system |
US8870115B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-10-28 | Textron Innovations Inc. | Active vent and re-inflation system for a crash attenuation airbag |
US9045222B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-06-02 | Textron Innovations Inc. | Constant area vent for external crash attenuation airbag |
US9260192B2 (en) | 2009-07-27 | 2016-02-16 | Textron Innovations Inc. | Active vent and re-inflation system for a crash attentuation airbag |
US9487301B2 (en) | 2011-02-23 | 2016-11-08 | Textron Innovations Inc. | High efficiency external airbag for crash attenuation |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP13048292A patent/JPH05322496A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009514740A (ja) * | 2005-11-09 | 2009-04-09 | ベル ヘリコプター テクストロン インコーポレイテッド | 航空機用の衝突緩和システム |
US7954752B2 (en) | 2005-11-09 | 2011-06-07 | Bell Helicopter Textron Inc. | Crash attenuation system for aircraft |
US8418957B2 (en) | 2005-11-09 | 2013-04-16 | Textron Innovations Inc. | Crash attenuation system for aircraft |
US8588996B2 (en) | 2005-11-09 | 2013-11-19 | Textron Innovations Inc. | Aircraft occupant protection system |
US8348192B2 (en) | 2007-10-22 | 2013-01-08 | Textron Innovations Inc. | Crash attenuation system for aircraft |
US8474753B2 (en) | 2007-10-22 | 2013-07-02 | Textron Innovations Inc. | Aircraft occupant protection system |
US9260192B2 (en) | 2009-07-27 | 2016-02-16 | Textron Innovations Inc. | Active vent and re-inflation system for a crash attentuation airbag |
US8870115B2 (en) | 2010-12-29 | 2014-10-28 | Textron Innovations Inc. | Active vent and re-inflation system for a crash attenuation airbag |
US9487301B2 (en) | 2011-02-23 | 2016-11-08 | Textron Innovations Inc. | High efficiency external airbag for crash attenuation |
US9045222B2 (en) | 2011-03-30 | 2015-06-02 | Textron Innovations Inc. | Constant area vent for external crash attenuation airbag |
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