JPH05321663A - クーリングファン取付構造 - Google Patents
クーリングファン取付構造Info
- Publication number
- JPH05321663A JPH05321663A JP4123594A JP12359492A JPH05321663A JP H05321663 A JPH05321663 A JP H05321663A JP 4123594 A JP4123594 A JP 4123594A JP 12359492 A JP12359492 A JP 12359492A JP H05321663 A JPH05321663 A JP H05321663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling fan
- fan
- cooling
- mounting structure
- friction clutch
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、トラック等の車両においてクラン
クシャフトの端部にクーリングファンを取り付けられた
クーリングファン取付構造に関し、大きなコストアップ
や重量増加を招来しないで、クーリングファンの変形や
損傷を回避できるようにした、クーリングファン取付構
造を提供することを目的とする。 【構成】 エンジンのラジエータを空冷するクーリング
ファン5が、該エンジンのクランクシャフトの端部に摩
擦クラッチ16を介して取り付けられ、該摩擦クラッチ
16の伝達トルク容量が、該クーリングファン5の通常
負荷時における最大のファン駆動トルクよりも大きく、
且つ、該クーリングファン5の過負荷時におけるファン
駆動トルクよりも小さく設定されるように構成する。
クシャフトの端部にクーリングファンを取り付けられた
クーリングファン取付構造に関し、大きなコストアップ
や重量増加を招来しないで、クーリングファンの変形や
損傷を回避できるようにした、クーリングファン取付構
造を提供することを目的とする。 【構成】 エンジンのラジエータを空冷するクーリング
ファン5が、該エンジンのクランクシャフトの端部に摩
擦クラッチ16を介して取り付けられ、該摩擦クラッチ
16の伝達トルク容量が、該クーリングファン5の通常
負荷時における最大のファン駆動トルクよりも大きく、
且つ、該クーリングファン5の過負荷時におけるファン
駆動トルクよりも小さく設定されるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等の車両にお
けるエンジンに用いて好適のラジエータ空冷用のクーリ
ングファンに関し、特に、クランクシャフトの端部にク
ーリングファンを取り付けられた、クーリングファン取
付構造に関する。
けるエンジンに用いて好適のラジエータ空冷用のクーリ
ングファンに関し、特に、クランクシャフトの端部にク
ーリングファンを取り付けられた、クーリングファン取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はトラックにおける一般的なエンジ
ン搭載状態を示す摸式的縦断面図であり、この図2に示
すように、キャビン1を構成するフロア部2の下方にエ
ンジン3が搭載されている。そして、図2の摸式的正面
図に示すように、エンジン3から車両の前面側へ向け突
出するクランクシャフト4の先端部に、クーリングファ
ン5が取り付けられている。
ン搭載状態を示す摸式的縦断面図であり、この図2に示
すように、キャビン1を構成するフロア部2の下方にエ
ンジン3が搭載されている。そして、図2の摸式的正面
図に示すように、エンジン3から車両の前面側へ向け突
出するクランクシャフト4の先端部に、クーリングファ
ン5が取り付けられている。
【0003】すなわち、図3の摸式的側面図に示すよう
に、クランクシャフト4の端部にクランクプーリ6が固
着されており、クーリングファン5は、クランクプーリ
6からスペーサ7を介し所要量離隔して配設され、ボル
ト8によりスペーサ7に固着されている。なお、クーリ
ングファン5は、軽量化を図るために、板金製のベース
5Aに樹脂製のファン本体5Bを形成した構造になって
おり、樹脂製のファン本体5Bは、冷気流の確保に必要
な回転に対応できる所要の強度をそなえている。
に、クランクシャフト4の端部にクランクプーリ6が固
着されており、クーリングファン5は、クランクプーリ
6からスペーサ7を介し所要量離隔して配設され、ボル
ト8によりスペーサ7に固着されている。なお、クーリ
ングファン5は、軽量化を図るために、板金製のベース
5Aに樹脂製のファン本体5Bを形成した構造になって
おり、樹脂製のファン本体5Bは、冷気流の確保に必要
な回転に対応できる所要の強度をそなえている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のクーリングファン取付構造による場合には、エン
ジン3におけるクランクシャフト4が低い位置にあるた
め、クーリングファン5はその周端を路面に近接する状
態で装備されていることになる。したがって、路面が冠
水した状態での走行時や、浅瀬での走行時には、クーリ
ングファン5が水を掻き上げる状態となり、ブレード負
荷が通常の1000倍程度となって、クーリングファン
5の変形や損傷を招来するという課題がある。
従来のクーリングファン取付構造による場合には、エン
ジン3におけるクランクシャフト4が低い位置にあるた
め、クーリングファン5はその周端を路面に近接する状
態で装備されていることになる。したがって、路面が冠
水した状態での走行時や、浅瀬での走行時には、クーリ
ングファン5が水を掻き上げる状態となり、ブレード負
荷が通常の1000倍程度となって、クーリングファン
5の変形や損傷を招来するという課題がある。
【0005】これは、クーリングファン5の配設位置を
上方にすることで回避でき、例えば図2に鎖線で示すよ
うに、エンジン上部に配設されたウォータポンプ23に
クーリングファン5を取り付ける構造も存在している。
しかし、このようにクーリングファン5の配設位置を上
方に移すと、キャビン1のフロア部2がクーリングファ
ン5と干渉するので、クーリングファン5の回転空間を
確保するためには、キャビン1のフロア部2をより高く
設定するか、フロア部2を部分的に変形させるかしなく
てはならない。
上方にすることで回避でき、例えば図2に鎖線で示すよ
うに、エンジン上部に配設されたウォータポンプ23に
クーリングファン5を取り付ける構造も存在している。
しかし、このようにクーリングファン5の配設位置を上
方に移すと、キャビン1のフロア部2がクーリングファ
ン5と干渉するので、クーリングファン5の回転空間を
確保するためには、キャビン1のフロア部2をより高く
設定するか、フロア部2を部分的に変形させるかしなく
てはならない。
【0006】しかしながら、フロア部2をより高くする
ことは、キャビン1の内部空間を狭めて居住性の低下を
招き、フロア部2を部分的に変形させることも、フロア
がフラットでなくなるので居住性の低下を招く。そこ
で、図4の摸式的要部側面図に示すように、クーリング
ファン5とクランクプーリ6との間にオートクールファ
ンカップリング9を介装することが考えられる。なお、
クーリングファン5′は、板金製のベース5A′に樹脂
製のファン本体5Bを形成した構造になっている。
ことは、キャビン1の内部空間を狭めて居住性の低下を
招き、フロア部2を部分的に変形させることも、フロア
がフラットでなくなるので居住性の低下を招く。そこ
で、図4の摸式的要部側面図に示すように、クーリング
ファン5とクランクプーリ6との間にオートクールファ
ンカップリング9を介装することが考えられる。なお、
クーリングファン5′は、板金製のベース5A′に樹脂
製のファン本体5Bを形成した構造になっている。
【0007】このオートクールファンカップリング9
は、図5の摸式的縦断面図に示すように構成されてお
り、ケーシング10内に、円板13が内設されるととも
に、粘度の高いシリコンオイル11が充填されている。
円板13は、回転軸14の一端に連結されるが、ケーシ
ング10はこの回転軸14にベアリング15を介して回
転自在に取り付けられており、回転軸14の他端はクラ
ンクプーリ6に連結されて、クランクシャフト4の回転
が回転軸14を介し円板13に伝達されるようになって
いる。
は、図5の摸式的縦断面図に示すように構成されてお
り、ケーシング10内に、円板13が内設されるととも
に、粘度の高いシリコンオイル11が充填されている。
円板13は、回転軸14の一端に連結されるが、ケーシ
ング10はこの回転軸14にベアリング15を介して回
転自在に取り付けられており、回転軸14の他端はクラ
ンクプーリ6に連結されて、クランクシャフト4の回転
が回転軸14を介し円板13に伝達されるようになって
いる。
【0008】また、ケーシング10の端面には、オート
クール機構12が付設されており、シリコンオイル11
のケーシング10内における量を外気温に従い制御する
ように構成されている。また、クーリングファン5はそ
のベース5A′をケーシング10に固着されており、ケ
ーシング10内のシリコンオイル11を介し、クーリン
グファン5がクランクプーリ6に連結されている。
クール機構12が付設されており、シリコンオイル11
のケーシング10内における量を外気温に従い制御する
ように構成されている。また、クーリングファン5はそ
のベース5A′をケーシング10に固着されており、ケ
ーシング10内のシリコンオイル11を介し、クーリン
グファン5がクランクプーリ6に連結されている。
【0009】したがって、クランクプーリ6の回転はシ
リコンオイル11の粘性による流体摩擦によりクーリン
グファン5に伝達される。これにより、水を掻き上げる
ことのないクーリングファン5の通常の回転は支障なく
行なわれる。一方、クーリングファン5が水を掻き上げ
るような状態のときには、シリコンオイル11における
すべりにより、クーリングファン5が無理な回転をする
ことなく、円板13がケーシング10内において空転
し、クーリングファン5の変形や破損が回避される。
リコンオイル11の粘性による流体摩擦によりクーリン
グファン5に伝達される。これにより、水を掻き上げる
ことのないクーリングファン5の通常の回転は支障なく
行なわれる。一方、クーリングファン5が水を掻き上げ
るような状態のときには、シリコンオイル11における
すべりにより、クーリングファン5が無理な回転をする
ことなく、円板13がケーシング10内において空転
し、クーリングファン5の変形や破損が回避される。
【0010】したがって、このようなオートクールファ
ンカップリング9を装備すれば上述の課題は解消する。
しかしながら、オートクールファンカップリング9の装
備には大きなコストアップを伴うとともに、重量増加も
招来し、トラック等における装備としての課題がある。
ンカップリング9を装備すれば上述の課題は解消する。
しかしながら、オートクールファンカップリング9の装
備には大きなコストアップを伴うとともに、重量増加も
招来し、トラック等における装備としての課題がある。
【0011】本発明は、このような課題に鑑みて案出さ
れたもので、大きなコストアップや重量増加を招来しな
いで、クーリングファンの変形や損傷を回避できるよう
にした、クーリングファン取付構造を提供することを目
的とする。
れたもので、大きなコストアップや重量増加を招来しな
いで、クーリングファンの変形や損傷を回避できるよう
にした、クーリングファン取付構造を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のクー
リングファン取付構造は、エンジンのラジエータを空冷
するクーリングファンが、該エンジンのクランクシャフ
トの端部に摩擦クラッチを介して取り付けられ、該摩擦
クラッチの伝達トルク容量が、該クーリングファンの通
常負荷時における最大のファン駆動トルクよりも大き
く、且つ、該クーリングファンの過負荷時におけるファ
ン駆動トルクよりも小さく設定されていることを特徴と
している。
リングファン取付構造は、エンジンのラジエータを空冷
するクーリングファンが、該エンジンのクランクシャフ
トの端部に摩擦クラッチを介して取り付けられ、該摩擦
クラッチの伝達トルク容量が、該クーリングファンの通
常負荷時における最大のファン駆動トルクよりも大き
く、且つ、該クーリングファンの過負荷時におけるファ
ン駆動トルクよりも小さく設定されていることを特徴と
している。
【0013】
【作用】上述の本発明のクーリングファン取付構造で
は、通常運転時においてクーリングファンが摩擦クラッ
チを介しクランクシャフトにより回転駆動され、クーリ
ングファンが例えば冠水等により水から抵抗を受けるな
どして過負荷状態になると、ファン駆動トルクが伝達ト
ルク容量よりも大きくなって、摩擦クラッチによりクラ
ンクシャフトからクーリングファンへの駆動力の伝達が
解除される。
は、通常運転時においてクーリングファンが摩擦クラッ
チを介しクランクシャフトにより回転駆動され、クーリ
ングファンが例えば冠水等により水から抵抗を受けるな
どして過負荷状態になると、ファン駆動トルクが伝達ト
ルク容量よりも大きくなって、摩擦クラッチによりクラ
ンクシャフトからクーリングファンへの駆動力の伝達が
解除される。
【0014】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
クーリングファン取付構造について説明すると、図1は
その構造を摸式的に示す要部縦断面図である。図1に示
すように、エンジンにおいて、クランクシャフト4の端
部において、クランクプーリ6およびスペーサ7を介し
て(図3参照)クーリングファン(冷却ファン)5が取
り付けられている。なお、クーリングファン5は、軽量
化を図るために、板金製のベース5Aに樹脂製のファン
本体5Bを一体に形成した構造になっており、樹脂製の
ファン本体5Bは、冷気流の確保に必要な回転に対応で
きる所要の強度をそなえている。
クーリングファン取付構造について説明すると、図1は
その構造を摸式的に示す要部縦断面図である。図1に示
すように、エンジンにおいて、クランクシャフト4の端
部において、クランクプーリ6およびスペーサ7を介し
て(図3参照)クーリングファン(冷却ファン)5が取
り付けられている。なお、クーリングファン5は、軽量
化を図るために、板金製のベース5Aに樹脂製のファン
本体5Bを一体に形成した構造になっており、樹脂製の
ファン本体5Bは、冷気流の確保に必要な回転に対応で
きる所要の強度をそなえている。
【0015】そして、スペーサ7とクーリングファン5
との間には、単板式摩擦クラッチ(以下、板摩擦クラッ
チという。)16が介装されており、クランクシャフト
4からクーリングファン5への過負荷状態において、駆
動力の伝達が解除されるようになっている。なお、この
過負荷状態とは、クーリングファン5の空気中での回転
時に空気から受ける流体抵抗に比べて著しく大きな抵抗
を受けた状態であり、特に、クーリングファン5の冠水
によりクーリングファン5が水から流体抵抗を受けた場
合が相当する。
との間には、単板式摩擦クラッチ(以下、板摩擦クラッ
チという。)16が介装されており、クランクシャフト
4からクーリングファン5への過負荷状態において、駆
動力の伝達が解除されるようになっている。なお、この
過負荷状態とは、クーリングファン5の空気中での回転
時に空気から受ける流体抵抗に比べて著しく大きな抵抗
を受けた状態であり、特に、クーリングファン5の冠水
によりクーリングファン5が水から流体抵抗を受けた場
合が相当する。
【0016】すなわち、板摩擦クラッチ16は、スペー
サ7側のクラッチプレート19と、クーリングファン5
側のベース5Aにおける円板部21とを摩擦係合させる
ことにより構成されている。そして、クラッチプレート
19の背面とスペーサ7の段付き端面との間にコイルス
プリング20が介装されており、クラッチプレート19
がコイルスプリング20により付勢されて円板21に押
しつけられ、クラッチプレート19と円板21との摩擦
係合状態が保たれるようになっている。
サ7側のクラッチプレート19と、クーリングファン5
側のベース5Aにおける円板部21とを摩擦係合させる
ことにより構成されている。そして、クラッチプレート
19の背面とスペーサ7の段付き端面との間にコイルス
プリング20が介装されており、クラッチプレート19
がコイルスプリング20により付勢されて円板21に押
しつけられ、クラッチプレート19と円板21との摩擦
係合状態が保たれるようになっている。
【0017】ところで、ベース5Aの円板部21の軸心
部分には取付孔部22が設けられており、この取付孔部
22をスペーサ7の先端に装着されている。また、この
スペーサ7の先端にはリテーナ17がボルト18により
締めつけ固定されており、取付孔部22はこのリテーナ
17とスペーサ7との間に形成された環状溝に嵌合して
いる。これにより、円板21はリテーナ17に当接しな
がら軸線方向に係止され、コイルスプリング20による
クラッチプレート19および円板21への付勢力が支承
されるようになっている。
部分には取付孔部22が設けられており、この取付孔部
22をスペーサ7の先端に装着されている。また、この
スペーサ7の先端にはリテーナ17がボルト18により
締めつけ固定されており、取付孔部22はこのリテーナ
17とスペーサ7との間に形成された環状溝に嵌合して
いる。これにより、円板21はリテーナ17に当接しな
がら軸線方向に係止され、コイルスプリング20による
クラッチプレート19および円板21への付勢力が支承
されるようになっている。
【0018】そして、板摩擦クラッチ16の伝達トルク
容量は、クーリングファン5の通常負荷時における最大
のファン駆動トルクよりも大きく、且つ、クーリングフ
ァン5の過負荷時におけるファン駆動トルクよりも小さ
く設定されている。コイルスプリング20の付勢力は、
クラッチプレート19と円板21との摩擦係合による板
摩擦クラッチ16の伝達トルク容量は、クーリングファ
ン5の通常負荷時における最大のファン駆動トルクより
も大きく、且つ、クーリングファン5の過負荷時におけ
るファン駆動トルクよりも小さく設定されている。
容量は、クーリングファン5の通常負荷時における最大
のファン駆動トルクよりも大きく、且つ、クーリングフ
ァン5の過負荷時におけるファン駆動トルクよりも小さ
く設定されている。コイルスプリング20の付勢力は、
クラッチプレート19と円板21との摩擦係合による板
摩擦クラッチ16の伝達トルク容量は、クーリングファ
ン5の通常負荷時における最大のファン駆動トルクより
も大きく、且つ、クーリングファン5の過負荷時におけ
るファン駆動トルクよりも小さく設定されている。
【0019】つまり、クーリングファン5が冷却用空気
流を駆動する程度の負荷状態の通常の運転時には、板摩
擦クラッチ16は滑ることなく、クーリングファン5が
スペーサ7とともに回転するように、コイルスプリング
20の付勢力が設定されている。また、クーリングファ
ン5を変形もしくは破損させようとするような過大な負
荷をクーリングファン5が受けると、クラッチプレート
19と円板21とが摩擦係合を保持できなくなって滑り
出すように、このコイルスプリング20の付勢力が設定
されている。
流を駆動する程度の負荷状態の通常の運転時には、板摩
擦クラッチ16は滑ることなく、クーリングファン5が
スペーサ7とともに回転するように、コイルスプリング
20の付勢力が設定されている。また、クーリングファ
ン5を変形もしくは破損させようとするような過大な負
荷をクーリングファン5が受けると、クラッチプレート
19と円板21とが摩擦係合を保持できなくなって滑り
出すように、このコイルスプリング20の付勢力が設定
されている。
【0020】本発明の一実施例としてのクーリングファ
ン取付構造は上述のごとく構成されているので、クーリ
ングファン5が冷却用空気流を所要量だけ駆動する通常
の運転時には、板摩擦クラッチ16において、コイルス
プリング20の付勢力によるクラッチプレート19と円
板21との摩擦係合が保持され、クーリングファン5が
スペーサ7とともに所要の回転を行なう。
ン取付構造は上述のごとく構成されているので、クーリ
ングファン5が冷却用空気流を所要量だけ駆動する通常
の運転時には、板摩擦クラッチ16において、コイルス
プリング20の付勢力によるクラッチプレート19と円
板21との摩擦係合が保持され、クーリングファン5が
スペーサ7とともに所要の回転を行なう。
【0021】そして例えば、冠水した路面や浅瀬を走行
した時などに、クーリングファン5が水を掻き上げるよ
うな回転をしようとすると、クーリングファン5への負
荷が過大となって、コイルスプリング20の付勢力が、
クラッチプレート19と円板21との摩擦係合を保持で
きなくなる。このため、板摩擦クラッチ16が滑り出し
て、その摩擦係合状態が解除され、クーリングファン5
が水に回転を係止される状態で、スペーサ7側のクラッ
チプレート19が空転する。
した時などに、クーリングファン5が水を掻き上げるよ
うな回転をしようとすると、クーリングファン5への負
荷が過大となって、コイルスプリング20の付勢力が、
クラッチプレート19と円板21との摩擦係合を保持で
きなくなる。このため、板摩擦クラッチ16が滑り出し
て、その摩擦係合状態が解除され、クーリングファン5
が水に回転を係止される状態で、スペーサ7側のクラッ
チプレート19が空転する。
【0022】これにより、クーリングファン5への過負
荷状態において、駆動力の伝達が解除され、クーリング
ファン5を変形もしくは破損が回避される。なお、本構
造における板摩擦クラッチ16は、簡素な構造であると
ともに、オートクールファンカップリング9におけるよ
うなシリコンオイル11を用いる必要がなく、またシリ
コンオイル11のシール構造等が不必要であるため、安
価に製造できる。
荷状態において、駆動力の伝達が解除され、クーリング
ファン5を変形もしくは破損が回避される。なお、本構
造における板摩擦クラッチ16は、簡素な構造であると
ともに、オートクールファンカップリング9におけるよ
うなシリコンオイル11を用いる必要がなく、またシリ
コンオイル11のシール構造等が不必要であるため、安
価に製造できる。
【0023】また、板摩擦クラッチ16は、主としてコ
イルスプリング20とクラッチプレート19とを装備す
ればよく、重量増加も最低限に抑えることができる。し
たがって、本構造によれば、安価にまた大幅な重量増加
を招来することなく、目的を達成することができる。
イルスプリング20とクラッチプレート19とを装備す
ればよく、重量増加も最低限に抑えることができる。し
たがって、本構造によれば、安価にまた大幅な重量増加
を招来することなく、目的を達成することができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のクーリン
グファン取付構造によれば、エンジンのラジエータを空
冷するクーリングファンが、該エンジンのクランクシャ
フトの端部に摩擦クラッチを介して取り付けられ、該摩
擦クラッチの伝達トルク容量が、該クーリングファンの
通常負荷時における最大のファン駆動トルクよりも大き
く、且つ、該クーリングファンの過負荷時におけるファ
ン駆動トルクよりも小さく設定されという極めて簡素な
構成により、安価にまた大幅な重量増加を招来すること
なく、クーリングファンの変形や損傷を回避できるよう
になる利点が得られる。
グファン取付構造によれば、エンジンのラジエータを空
冷するクーリングファンが、該エンジンのクランクシャ
フトの端部に摩擦クラッチを介して取り付けられ、該摩
擦クラッチの伝達トルク容量が、該クーリングファンの
通常負荷時における最大のファン駆動トルクよりも大き
く、且つ、該クーリングファンの過負荷時におけるファ
ン駆動トルクよりも小さく設定されという極めて簡素な
構成により、安価にまた大幅な重量増加を招来すること
なく、クーリングファンの変形や損傷を回避できるよう
になる利点が得られる。
【図1】本発明の一実施例としてのクーリングファン取
付構造の構造を摸式的に示す要部縦断面図である。
付構造の構造を摸式的に示す要部縦断面図である。
【図2】自動車(トラック)における一般的なエンジン
搭載状態を示す摸式的縦断面図である。
搭載状態を示す摸式的縦断面図である。
【図3】従来のクーリングファン取付構造の一例を示す
摸式的側面図である。
摸式的側面図である。
【図4】従来のクーリングファン取付構造の他の例を示
す摸式的側面図である。
す摸式的側面図である。
【図5】従来のクーリングファンに装備されたオートク
ールファンカップリングを摸式的に示す要部縦断面図で
ある。
ールファンカップリングを摸式的に示す要部縦断面図で
ある。
1 キャビン 2 フロア部 3 エンジン 4 クランクシャフト 5 クーリングファン 5A ベース 5B ファン本体 6 クランクプーリ 7 スペーサ 8 ボルト 9 オートクールファンカップリング 10 ケーシング 11 シリコンオイル 12 オートクール部 13 円板 14 回転軸 15 ベアリング 16 板摩擦クラッチ 17 リテーナ 18 ボルト 19 クラッチプレート 20 コイルスプリング 21 円板部 22 取り付け孔 23 ウォータポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンのラジエータを空冷するクーリ
ングファンが、該エンジンのクランクシャフトの端部に
摩擦クラッチを介して取り付けられ、該摩擦クラッチの
伝達トルク容量が、該クーリングファンの通常負荷時に
おける最大のファン駆動トルクよりも大きく、且つ、該
クーリングファンの過負荷時におけるファン駆動トルク
よりも小さく設定されていることを特徴とする、クーリ
ングファン取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123594A JPH05321663A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | クーリングファン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123594A JPH05321663A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | クーリングファン取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321663A true JPH05321663A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14864477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4123594A Withdrawn JPH05321663A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | クーリングファン取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321663A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010129403A3 (en) * | 2009-05-06 | 2011-02-24 | Borgwarner Inc. | Cool logic with an integrated cooler into the clutch / engine base |
| CN108522480A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-09-14 | 山东省农药科学研究院 | 一种安全型农药喷雾装置及其使用方法 |
| CN108739744A (zh) * | 2018-06-12 | 2018-11-06 | 山东省农药科学研究院 | 一种吸收式农药喷雾装置及其使用方法 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4123594A patent/JPH05321663A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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