JPH05321296A - パワーショベルの掘削支援装置 - Google Patents

パワーショベルの掘削支援装置

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JPH05321296A
JPH05321296A JP13514792A JP13514792A JPH05321296A JP H05321296 A JPH05321296 A JP H05321296A JP 13514792 A JP13514792 A JP 13514792A JP 13514792 A JP13514792 A JP 13514792A JP H05321296 A JPH05321296 A JP H05321296A
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JP
Japan
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hydraulic
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boom
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Withdrawn
Application number
JP13514792A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Moriya
直行 守屋
Masayuki Tanaka
雅之 田中
Kazunori Yoshino
和憲 吉野
Makoto Iga
眞 伊賀
Nobuyuki Kobayashi
伸行 小林
Manabu Tamura
学 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】未熟練オペレータであっても熟練オペレータと
同様な効率的な掘削作業を行なえるようにすることを目
的とする。 【構成】操作レバー15の変位はコントローラ16によ
り対応する弁制御値xに変換される。コントローラ16
はエンジン回転数と比較出力(最大出力との関係で予め
決められている)との関係が設定された記憶部26を有
し、エンジンの回転数をセンサ17で検出し、この回転
数NE に対応する比較出力WD を抽出する。一方、ポン
プ11の吐出圧Pをセンサ18により検出し、ポンプ1
1の吐出流量Q、エンジン回転数NE に基づき油圧出力
H を算出する。油圧出力WH と比較出力WD との大小
関係及びその差分に応じて、弁制御値xを補正し、補正
した弁制御値Xをブーム、スティック及びバケットにつ
いての制御弁12,13,14に対して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーショベル(油圧シ
ョベル)に関し、特に、掘削作業の効率化を図るための
掘削支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パワーショベルは、一対の無限
軌道を有する下部走行体上に上部旋回体を旋回自在に搭
載し、上部旋回体に掘削作業を行うためのフロント部を
設けて構成される。
【0003】フロント部はブーム、スティック(アー
ム)及びバケットをこの順に回動自在に連結して構成さ
れ、ブーム、スティック及びバケットの作動は、それぞ
れに対応して設けられた油圧シリンダによりなされる。
【0004】上部旋回体には、エンジン、エンジンによ
り駆動される電気制御式の油圧ポンプ、操縦用の操作レ
バー、コントローラ(制御装置)等が搭載され、油圧ポ
ンプからの圧油は各油圧シリンダに対応して設けられた
方向制御弁を介して各油圧シリンダに供給される。
【0005】操作レバーを動かすことにより、そのレバ
ー角がコントローラにより検出され、油圧ポンプに対す
る吐出流量や各方向制御弁に対するスプール変位量等に
ついての指令値に変換され、これらの指令値が各部に送
られることにより、ブーム、スティック及びバケットの
作動が制御され、オペレータの意のままに掘削作業を行
うことができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、熟練オペレー
タは、掘削途中において、掘削対象の土質が硬い場合に
は、これを経験的に感知し、ブームの上げ動作をとり、
掘削位置を表層側にわずかに移動することにより負荷を
軽減し、一方、掘削対象の土質が軟らかい場合には、こ
れを経験的に感知し、スティック及びバケットの移動速
度を速め、必要に応じてブーム下げ動作をとることによ
り、効率的な掘削を実現している。
【0007】しかし、熟練度の低いオペレータである未
熟練オペレータは、経験的に土質を感じるまでには至っ
ていない場合が多く、土質が硬いにもかかわらず、油圧
出力の増加のみによって掘削を強硬したり、土質が軟ら
かいにもかかわらず、低速度で掘削を実施したりするた
め、熟練オペレータと比較して、作業速度が遅いととも
に燃料消費量が非常に多く、作業効率が悪いという問題
があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、未熟練オペレータ
であっても、熟練オペレータ並みの効率的な掘削作業を
実施することを可能とする掘削支援装置を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、入力される弁制御値に応じて、エンジンにより駆
動される電気制御式の油圧ポンプからの圧油の油圧シリ
ンダへの供給を調整する制御弁を、ブーム、スティック
及びバケットの各油圧シリンダのそれぞれに対応して設
け、ブーム、スティック及びバケットの作動についての
操作レバーの変位量を予め設定された対応関係に従っ
て、該油圧ポンプが吐出すべき圧油の流量であるポンプ
吐出流量及び該各制御弁に対する弁制御値にそれぞれ変
換する変換部を具備したコントロール手段を設けたパワ
ーショベルにおいて、以下のように構成する。
【0010】即ち、前記エンジンの回転数を検出する回
転数検出手段を設け、前記油圧ポンプの吐出圧力を検出
する吐出圧検出手段を設ける。そして、前記変換部によ
るポンプ吐出流量、該回転数検出手段によるエンジンの
回転数及び該吐出圧検出手段による油圧ポンプの吐出圧
力に基づき、該油圧ポンプの現時点での油圧出力を算出
する油圧出力算出部と、エンジン回転数とポンプの最大
出力との関係に基づき、該最大出力に至らない範囲で予
め決められた比較出力とエンジン回転数との関係が設定
された比較出力記憶部と、前記回転数検出手段によるエ
ンジンの回転数に対応した比較出力を該比較出力記憶部
から抽出し、該油圧出力算出部による油圧出力が該比較
出力よりも大きいときには負荷が軽減し、小さいときに
は負荷が増大するように、該油圧出力と比較出力の差の
絶対値に応じて、前記変換部による前記各制御弁につい
ての弁制御値をそれぞれ補正する補正部とを、前記コン
トロール手段に具備せしめ、該補正部により補正された
弁制御値を、前記各制御弁に対して出力するように構成
する。
【0011】また、前記構成に加えて、前記変換部によ
る弁制御値と経験的に導出された補正係数との関係が前
記各制御弁について予め設定された補正係数記憶部を、
前記コントローラ手段に設け、前記補正部は、前記油圧
出力算出部による油圧出力から前記比較出力を減算した
ものに、前記補正前の弁制御値に対応する補正係数を積
算したものを補正値とするように構成することができ
る。
【0012】前記補正部による処理としては、以下に示
す4つの処理のうちの1つ又はこれらの組み合わせとす
ることができる。その一は、前記油圧出力算出部による
油圧出力が、前記比較出力記憶部から抽出した比較出力
よりも大きいときには、前記ブームに対応する制御弁に
ついての前記変換部からの弁制御値を、前記ブームが掘
削方向と反対方向に回動するように補正する。
【0013】その二は、前記油圧出力算出部による油圧
出力が、前記比較出力記憶部から抽出した比較出力より
も小さいときには、前記ブームに対応する制御弁につい
ての前記変換部からの弁制御値を、前記ブームが掘削方
向に回動するように補正する。
【0014】その三は、前記油圧出力算出部による油圧
出力が、前記比較出力記憶部から抽出した比較出力より
も大きいときには、前記スティック及びバケットに対応
する制御弁についての前記変換部からの弁制御値を、前
記スティック及びバケットの移動速度が低下するように
補正する。
【0015】その四は、前記油圧出力算出部による油圧
出力が、前記比較出力記憶部から抽出した比較出力より
も小さいときには、前記スティック及びバケットに対応
する制御弁についての前記変換部からの弁制御値を、前
記スティック及びバケットの移動速度が上昇するように
補正する。
【0016】
【作用】本発明によると、オペレータによる操作レバー
の操作に大筋で従いつつ、油圧出力が予め設定された比
較出力よりも大きい場合には、掘削対象の土質が硬いも
のと見なして、負荷が軽減するように、各制御弁に対す
る弁制御値が調整(補正)される。
【0017】一方、油圧出力が予め設定された比較出力
よりも小さい場合には、掘削対象の土質が軟らかいもの
と見なして、負荷が増大するように、各制御弁に対する
弁制御値が調整(補正)される。
【0018】従って、掘削対象の土質をそれ程意識しな
くとも、熟練オペレータがなすのと同様な操作を実現す
ることができ、燃料消費量の低減や作業速度の高速度化
を図ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に本発明が適用されるパワーショベルの外観
構成を示す。下部走行体1上に上部旋回体2が旋回自在
に搭載されており、上部旋回体2にフロント部3が取り
付けられている。
【0020】フロント部3はブーム4、スティック(ア
ーム)5、バケット6をこの順に回動自在に連結して構
成されており、これらブーム4、スティック5、バケッ
ト6は、それぞれ対応して設けられた油圧シリンダ7,
8,9により作動される。
【0021】このパワーショベルは、以下に示す5つの
動作が可能である。即ち、下部走行体1の前進・後進、
上部旋回体2の右旋回・左旋回、ブーム用油圧シリンダ
7によるブーム4の上げ・下げ、スティック用油圧シリ
ンダ8によるスティック5の上げ・下げ、バケット用油
圧シリンダ9によるバケット6の排土・すくいの動作が
可能である。
【0022】図3に上述したパワーショベルの油圧系及
び制御系の構成図を示す。尚、この実施例はフロント
側、リア側の2つのポンプを備えた2ポンプシステムを
前提としているが、同図には簡単のため1ポンプシステ
ムが示されている。
【0023】このパワーショベルは、エンジン10、エ
ンジン10により駆動される電気制御式の油圧ポンプ1
1、油圧ポンプ11からの圧油のブーム用油圧シリンダ
7、スティック用油圧シリンダ8及びバケット用油圧シ
リンダ9への供給をそれぞれ調整する方向制御弁12,
13,14を備えている。
【0024】各方向制御弁12,13,14は、入力さ
れるスプール変位量が正のときは油圧シリンダ7,8,
9が伸長するように圧油を供給し、負のときには油圧シ
リンダ7,8,9が縮短するように圧油を供給し、零の
ときは油圧シリンダ7,8,9が停止するように作動す
る。
【0025】そして、このパワーショベルは、オペレー
タにより操作される操作レバー15、油圧ポンプ11及
び各方向制御弁12,13,14の作動を制御するコン
トローラ16、エンジン10の回転数を検出する回転数
センサ17、油圧ポンプ11の吐出圧力を検出する吐出
圧センサ18、及びスイッチ19を備えている。
【0026】図1に上述したコントローラ16の主要部
の機能構成を示す。コントローラ16はレバー角検出部
20、吐出流量変換部21、スプール変位量変換部2
2、油圧出力算出部23、比較出力抽出部24、補正制
御部25、比較出力記憶部26及び補正係数記憶部27
を備えている。
【0027】レバー角検出部20は、各操作レバー(ブ
ーム用、スティック用、バケット用)15のそれぞれの
レバー角を検出するものである。吐出流量変換部21
は、レバー角検出部20からのレバー角LBM,LST,L
BKBMはブーム、STはスティック、BKはバケットを示
す。以下同じ。)に基づき、レバー角に対応した油圧ポ
ンプ11が吐出すべき吐出流量が予め設定されたデータ
テーブル(図示せず)を参照して、吐出流量QF ,QR
F はフロント側のポンプを、R はリア側のポンプを示
す。以下同じ。)を決定する。この決定されたポンプ吐
出流量に基づき、油圧ポンプ11の吐出流量が制御され
る。
【0028】スプール変位量変換部22は、レバー角検
出部20からのレバー角LBM,LST,LBKに基づき、レ
バー角に対応した各方向制御弁12,13,14につい
てのスプール変位量が予め設定されたデータテーブル
(図示せず)を参照して、各方向制御弁12,13,1
4に対するスプール変位量xBM,xST,xBKを決定す
る。
【0029】油圧出力算出部23は、吐出流量変換部2
1からの吐出流量QF ,QR 、回転数センサ17により
検出されたエンジン10の回転数NE 及び吐出圧センサ
18により検出されたポンプ吐出圧PF ,PR に基づ
き、以下の式に示す演算を行い、油圧ポンプ11の現
時点での油圧出力WH を算出する。
【0030】 WH =(PF ×QF ×NE )/A+(PR ×QR ×NE )/A … ここで、Aは換算のための係数であり、PF ,PR
〔kgf/cm2 〕、QF ,Q R が〔リットル/1回転〕、N
E が〔rpm 〕であり、WH が〔ps〕である場合には、
「450」である。
【0031】比較出力抽出部24は、回転数センサ17
により検出されたエンジン回転数N E に基づき、比較出
力記憶部26から対応する比較出力WD を抽出する。比
較出力記憶部26には、図4に示すようなエンジン回転
数と油圧ポンプ11の最大出力との関係に基づき、最大
出力の数十%(経験的に導き出される)に予め決定され
た比較出力WD とエンジン回転数NE との関係を示すデ
ータが格納されている。
【0032】補正係数記憶部27には、図5に示される
ように、スプール変位量xBM,xST,xBKと経験的に導
出された補正係数KBM,KST,KBKとの関係が各方向制
御弁12,13,14に対応して予め決められたデータ
が設定されている。
【0033】補正制御部25は、スプール変位量変換部
22からのスプール変位量xBM,x ST,xBK、油圧出力
算出部23からの油圧出力WH 、比較出力抽出部24か
らの比較出力WD 、及びスプール変位量変換部22から
のスプール変位量xBM,xST,xBKに対応する補正係数
BM,KST,KBK(補正係数記憶部27から抽出され
る)に基づき、以下の〜式に示す演算を実施し、ブ
ーム用方向制御弁12、スティック用方向制御弁13、
バケット用方向制御弁14に出力するスプール変位量X
BM,XST,XBKを算出する。
【0034】 XBM=xBM+KBM×(WH −WD ) … XST=xST−KST×(WH −WD ) … XBK=xBK−KBK×(WH −WD ) … 図6は上述したコントローラ16の主要な処理を示すフ
ローチャートである。
【0035】コントローラ16は、まず、操作レバー1
5のレバー角LBM,LST,LBKを検出し(ステップ「以
下STと略す」1)、これらに基づき、油圧ポンプ11
が吐出すべきポンプ吐出流量QF ,QR を決定し(ST
2)、同様に各方向制御弁12,13,14についての
スプール変位量xBM,xST,xBKを決定する(ST
3)。
【0036】次いで、油圧ポンプ11のポンプ吐出圧P
F ,PR 及びエンジン10の回転数NE を検出し(ST
4)、現時点での油圧出力WH を算出し(ST5)、エ
ンジン回転数NE に対応する比較出力WD 、スプール変
位量xBM,xST,xBKに対応する補正係数KBM,KST
BK、及びST3,ST4,ST5で決定し、検出し、
又は算出した各数値に基づき補正演算を実施し(ST
6)、該補正されたスプール変位量XBM,XST,XBK
それぞれブーム用方向制御弁12、スティック用方向制
御弁13、バケット方向用制御弁14に対してそれぞれ
出力する。
【0037】尚、本実施例においては、上記コントロー
ラ16によるST4〜ST6の一連の処理を実施するか
否かをスイッチ19により選択できるようになってい
る。本実施例によると、オペレータによる操作レバー1
5の操作に大筋で従いつつ、油圧ポンプ11の油圧出力
H がそのときのエンジン10の回転数NE に対応する
比較出力WD よりも大きい場合には、土質が硬いものと
見なし、ブーム4、スティック5、バケット6の動作速
度が減り、場合によっては、ブーム4がわずかに上昇す
る。
【0038】一方、油圧出力WH が比較出力WD よりも
小さい場合には、土質が軟らかいものと見なし、ブーム
4、スティック5、バケット6の動作速度が増し、場合
によってはブーム4が降下する。
【0039】従って、土質を十分に感知することのでき
ない未熟練オペレータであっても、熟練オペレータと同
様な効率的な操作が実現できる。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、未熟練オペレータであっても熟練オペレータと同様
な操作を実現することができ、燃料消費量の低減や作業
速度を高速化することができ、効率的な掘削作業を行な
えるようになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のコントローラの機能構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明実施例のパワーショベルの外観を示す図
である。
【図3】本発明実施例の油圧系及び制御系の構成を示す
図である。
【図4】本発明実施例の比較出力記憶部に格納されるデ
ータを説明するための図である。
【図5】本発明実施例の補正係数記憶部に格納されるデ
ータを説明するための図である。
【図6】本発明実施例のコントローラによる処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
4 ブーム 5 スティック 6 バケット 7 ブーム用油圧シリンダ 8 スティック用油圧シリンダ 9 バケット用油圧シリンダ 10 エンジン 11 油圧ポンプ 12 ブーム用方向制御弁 13 スティック用方向制御弁 14 バケット用方向制御弁 15 操作レバー 16 コントローラ 17 回転数センサ 18 吐出圧センサ 20 レバー角検出部 21 吐出流量変換部 22 スプール変位量変換部 23 油圧出力算出部 24 比較出力抽出部 25 補正制御部 26 比較出力記憶部 27 補正係数記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊賀 眞 東京都港区北青山1丁目2番3号 新キャ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 小林 伸行 東京都港区北青山1丁目2番3号 新キャ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 田村 学 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される弁制御値(XBM,XST,XBK) に応
    じて、エンジン(10)により駆動される電気制御式の油圧
    ポンプ(11)からの圧油の油圧シリンダ(7,8,9) への供給
    を調整する制御弁(12,13,14)を、ブーム(4) 、スティッ
    ク(5) 及びバケット(6) の各油圧シリンダ(7,8,9) のそ
    れぞれに対応して設け、ブーム(4) 、スティック(5) 及
    びバケット(6) の作動についての操作レバー(15)の変位
    量(LBM,LST,LBK) を予め設定された対応関係に従って、
    該油圧ポンプ(11)が吐出すべき圧油の流量であるポンプ
    吐出流量(QF ,QR ) 及び該各制御弁(12,13,14)に対する
    弁制御値(xBM,xST,xBK) にそれぞれ変換する変換部(21,
    22) を具備したコントロール手段(16)を設けたパワーシ
    ョベルにおいて、 前記エンジン(10)の回転数を検出する回転数検出手段(1
    7)を設け、 前記油圧ポンプ(11)の吐出圧力を検出する吐出圧検出手
    段(18)を設け、 前記変換部(21)によるポンプ吐出流量(QF ,QR ) 、該回
    転数検出手段(17)によるエンジンの回転数(NE ) 及び該
    吐出圧検出手段(18)による油圧ポンプ(11)の吐出圧力(P
    F ,PR ) に基づき、該油圧ポンプ(11)の現時点での油圧
    出力(WH ) を算出する油圧出力算出部(23)と、 エンジン回転数と油圧ポンプ(11)の最大出力との関係に
    基づき、該最大出力に至らない範囲で予め決められた比
    較出力とエンジン回転数との関係が設定された比較出力
    記憶部(26)と、 前記回転数検出手段(17)によるエンジン(10)の回転数(N
    E ) に対応した比較出力(WD ) を該比較出力記憶部(26)
    から抽出し、該油圧出力算出部(23)による油圧出力
    (WH ) が該比較出力(WD ) よりも大きいときには負荷が
    軽減し、小さいときには負荷が増大するように、該油圧
    出力(WH ) と比較出力(WD ) の差に応じて、前記変換部
    (22)による前記各制御弁(12,13,14)についての弁制御値
    (xBM,xST,xBK) をそれぞれ補正する補正部(24,25) と
    を、前記コントロール手段(16)に具備せしめ、 該補正部(25)により補正された弁制御値(XBM,XST,XBK)
    を、前記各制御弁(12,13,14)に対して出力するようにし
    たことを特徴とするパワーショベルの掘削支援装置。
  2. 【請求項2】 前記変換部(22)による弁制御値(xBM,
    xST,xBK) と経験的に導出された補正係数(KBM,KST,KBK)
    との関係が前記各制御弁(12,13,14)について予め設定
    された補正係数記憶部(27)を、前記コントローラ手段(1
    6)に設け、 前記補正部(25)は、前記油圧出力算出部(23)による油圧
    出力(WH ) から前記比較出力(WD ) を減算したものに、
    前記補正前の弁制御値(xBM,xST,xBK) に対応する補正係
    数(KBM,KST,KBK) を積算したものを補正値とすることを
    特徴とするパワーショベルの掘削支援装置。
  3. 【請求項3】 前記油圧出力算出部(23)による油圧出力
    (WH ) が、前記比較出力記憶部(26)から抽出した比較出
    力(WD ) よりも大きいときには、前記ブーム(4) に対応
    する制御弁(12)についての前記変換部(22)からの弁制御
    値(xBM) を、前記ブーム(4) が掘削方向と反対方向に回
    動するように、補正するようにしたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載のパワーショベルの掘削支援装置。
  4. 【請求項4】 前記油圧出力算出部(23)による油圧出力
    (WH ) が、前記比較出力記憶部(26)から抽出した比較出
    力(WD ) よりも小さいときには、前記ブーム(4) に対応
    する制御弁(12)についての前記変換部(22)からの弁制御
    値(xBM) を、前記ブーム(4) が掘削方向に回動するよう
    に、補正するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のパワーショベルの掘削支援装置。
  5. 【請求項5】 前記油圧出力算出部(23)による油圧出力
    (WH ) が、前記比較出力記憶部(26)から抽出した比較出
    力(WD ) よりも大きいときには、前記スティック(5) 及
    びバケット(6) に対応する制御弁(13,14) についての前
    記変換部(22)からの弁制御値(xST,xBK) を、前記スティ
    ック(5) 及びバケット(6) の移動速度が低下するよう
    に、補正するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のパワーショベルの掘削支援装置。
  6. 【請求項6】 前記油圧出力算出部(23)による油圧出力
    (WH ) が、前記比較出力記憶部(26)から抽出した比較出
    力(WD ) よりも小さいときには、前記スティック(5) 及
    びバケット(6) に対応する制御弁(13,14) についての前
    記変換部(22)からの弁制御値(xST,xBK) を、前記スティ
    ック(5) 及びバケット(6) の移動速度が上昇するよう
    に、補正するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のパワーショベルの掘削支援装置。
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DE102018200232A1 (de) * 2018-01-09 2019-07-11 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betrieb einer Arbeitsmaschine und Arbeitsmaschine

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