JPH0532029Y2 - - Google Patents

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JPH0532029Y2
JPH0532029Y2 JP2912190U JP2912190U JPH0532029Y2 JP H0532029 Y2 JPH0532029 Y2 JP H0532029Y2 JP 2912190 U JP2912190 U JP 2912190U JP 2912190 U JP2912190 U JP 2912190U JP H0532029 Y2 JPH0532029 Y2 JP H0532029Y2
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JP
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liquid
smoke pipe
burner
storage tank
liquid storage
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JP2912190U
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、調理室等で使用されるガスバーナに
より調理液体を加熱し、調理するフライヤー等の
加熱調理器に関する。
(従来の技術) 一般に、従来の加熱調理器は、ガスバーナで発
生した熱を食品加熱用液体の収容された容器に伝
え、液体中で処理加工するものであつた。また、
熱効率を向上するために容器内に煙管を貫通させ
たものが提案されてた。これら煙管を貫通させた
ものは、熱効率が向上するものであるが液体を加
熱するために利用されているのは高々40〜45%で
ある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような構成の従来の加熱調理器
においては、煙管を貫通させたものは熱効率が向
上したものの、充分ではなかつた。特に温度管理
の重要な和食の天賦らの調理には充分ではなかつ
た。
本考案の目的は、上述した欠点に鑑みなされた
もので、ガスバーナで発生した熱を有効に調理液
体に伝達し、温度管理を容易ならしめた加熱調理
器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る加熱調理器は、食品加熱用液体を
たたえる貯液槽と、食品加熱用液体を加熱するバ
ーナと、前記貯液槽を貫通しバーナからの熱ガス
を貯液槽内の液体に伝達する煙管と、該煙管内に
配置されたバツフル板と前記煙管及びバーナから
の熱ガスを排気する煙道とを備え、該バツフル板
には複数の長穴を穿設すると共に全体を波型に形
成したものである。
(作用) この様に、本考案に係る加熱調理器は、貯液槽
内に煙道を貫通させると共にバツフル板を配設し
たのでガスバーナで発生した熱を効率的に調理液
へ伝達することができるという作用を有する。ま
た、バツフル板は、熱ガスと煙管との接触時間を
長くすると共に旋回流速を増加させるので伝熱効
率を向上できる。更に、バツフル板がバーナの熱
により劣化した場合、ビスを緩めることにより手
軽に交換できるという作用を有する。
(実施例) 以下、添付図面に従つて本考案の一実施例に付
いて説明する。第1図は、本考案の一実施例を示
す加熱調理器の縦断面図、第2図は、本考案の一
実施例に使用されるバツフル板を示す正平面、第
3図は、その平面図、第4図は、本考案の一実施
例を示す加熱調理器に使用されるバツフル板を示
す縦断面図である。
ここで、加熱調理器は食品加熱用液体をたたえ
る貯液槽1と、食品加熱用液体を加熱するバーナ
2と、前記貯液槽1を貫通しバーナ2からの熱ガ
スを貯液槽内1の液体に伝達する煙管3と、該煙
管3内に配置されたバツフル板4とを備えてい
る。貯液槽1は、上端が解放されており下端の一
部には液体排出用のバルブ5が設けられている。
煙管3は、貯液槽1内を貫通しており煙道6へ通
じている。バツフル板4は、煙管3内に配置され
ており、第2図に示す如く、斜めになつた長穴7
が複数穿設されている。更に、図4に示す如く、
対向する長穴相互が交差する方向に配設されてい
る。また、バツフル板4の上端及び下端には、切
り欠き8が所定間隔で形成されている。更に、板
体の上端及び下端にはバツフル板4を煙管3内で
支承するための突出片9が垂設されている。この
突出片9により、バツフル板4の内壁に上下で当
接支承され、倒れることはない。バツフル板4の
先端部には、バツフル板本体の長手方向に対して
垂設された等10が設けられている。また、バツ
フル板4の先端には、煙管3に引つ掛けるための
フツク11が延設されると共に、後端には固定の
為のビス穴12を有した取り付片13が延設され
ている。このように構成されたバツフル板4は、
断面略長円形に形成された煙管3の内部に配設さ
れている。
次に、以上のように構成された加熱調理器の使
用方法について説明する。第1図に示す如く本考
案の加熱調理器は、貯液槽1内に調理用本体、例
えば天賦ら油を満たした後バーナ2を点火する。
バーナ2で発生した熱ガスは直接貯液槽1を加熱
すると共に、煙管3に導かれこの煙管3内をバツ
フル板4の長穴7に沿つて、旋回する。旋回する
ことにより、熱ガスは煙管3の内壁と激しく接触
し、熱交換を行う。ここで、バツフル板4は斜め
に配設された長穴7と波型部及び切り欠き8とに
より熱ガスを攪拌する。従つて、煙管3内の熱ガ
スの流速を速くすると共に、旋回流とすることに
より接触時間を長くして熱効率を向上できる。
また、揚げ物器として使用した場合、揚げ屑が
煙管3より下の低温域に滞留し液面に漂つて揚げ
物に付着することもない。また、揚げ屑が高温域
で焦げて油を劣化させることもない。特に、天賦
らを揚げる場合には、油温の管理が重要で味の善
し悪しを左右するものである。本考案の加熱調理
器を使用した場合には、煙管3内にバツフル板4
を配設し、熱効率を向上したのでバーナで発生し
た熱を従来に比べ約10〜15パーセント向上でき
る。
この為、従来難しいとされていた天賦ら等の和
食の味を向上することができる。
尚、本考案は、以上の実施例に限定されること
なく、本考案の技術思想に基ずき種々の設計変更
が可能である。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案に係る加熱調
理器は、貯液槽内に煙管を貫通させると共にバツ
フル板を配設したのでガスバーナで発生した熱を
効率的に調理液へ伝達することができる。
また、バツフル板は、熱ガスと煙管との接触時
間を長くすると共に旋回流速を増加するので伝熱
効率を向上できる。
更に、バツフル板がバーナの熱により劣化した
場合、ビスを緩めることにより容易に交換できる
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す加熱調理器
の縦断面図、第2図は、本考案の一実施例に使用
されるバツフル板を示す正平面、第3図は、その
平面図、第4図は、本考案の一実施例を示す加熱
調理器に使用されるバツフル板を示す縦断面図で
ある。 1……貯液槽、2……バーナ、3……煙管、4
……バツフル板、5……バルブ、6……煙道、7
……長穴、8……切り欠き、9……突出片、10
……邪魔板、11……フツク、12……ビス穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食品加熱用液体をたたえる貯液槽と、食品加熱
    用液体を加熱するバーナと、前記貯液槽を貫通し
    バーナからの熱ガスを貯液槽内の液体に伝達する
    煙管と、該煙管内に配置されたバツフル板と前記
    煙管及びバーナからの熱ガスを排気する煙道とを
    備え、該バツフル板には複数の長穴を長手方向に
    対して斜めに穿設すると共に全体を波型に形成し
    たことにより、対向する長穴相互が交差する方向
    に配設されたことを特徴とする加熱調理器。
JP2912190U 1990-03-23 1990-03-23 Expired - Lifetime JPH0532029Y2 (ja)

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JP2912190U JPH0532029Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23

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JP2912190U JPH0532029Y2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23

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Publication Number Publication Date
JPH03119339U JPH03119339U (ja) 1991-12-09
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JPH03119339U (ja) 1991-12-09

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