JPH0531990Y2 - - Google Patents

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JPH0531990Y2
JPH0531990Y2 JP1987058866U JP5886687U JPH0531990Y2 JP H0531990 Y2 JPH0531990 Y2 JP H0531990Y2 JP 1987058866 U JP1987058866 U JP 1987058866U JP 5886687 U JP5886687 U JP 5886687U JP H0531990 Y2 JPH0531990 Y2 JP H0531990Y2
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cloth
fabric
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futon
pieces
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は二枚の布団体を重ねて一体化した布
団に関するものである。
〔従来の技術〕
比較的薄い二枚の掛け布団を重ね、両者を着脱
自在に一体化することにより、必要に応じて両者
を分離して一枚の布団として使用したり、二枚に
重ねて使用したりすることは従来から知られてい
る(例えば、実開昭58−139976号公報参照)。
上記公報に示された従来のものは二枚の布団体
の対向面の四隅にベルベツト式フアスナ等の係止
具を取付けたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のものは二枚の布団体の対
向面相互、即ち上部布団体の裏生地と、下部布団
体の表生地とを係止具により結合しただけであ
り、上部布団体の表生地と下部布団体の裏生地と
は何ら結合されていない。また、係止具は各布団
体の四隅に片寄つて設けられており、それ以外の
部分では一体化されていない。
このため、上下二枚の布団体の四隅以外の部分
では分離し易く、身体に対するフイツト性が悪
い。また布団の上げ降しの際にも分離しがちであ
り、取扱いに支障を生じることがある。
そこで、この考案は二枚の布団体の一体化を一
層確実にした布団を提供することを技術的課題と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は二枚
の布団体を重ね合せてなる布団において、各布団
体の四辺からそれぞれ所要寸法内側へ寄つた位置
に、表生地と裏生地を貫通しかつ内部充填物と分
離された通孔を、各辺に沿つて複数個所各布団体
において同じ位置に形成し、各布団体の同じ位置
の通孔相互に、両端にボタンを有する係止具を挿
通し、各ボタンを各通孔に係止することにより二
枚の布団体を一体化した構成としたものである。
〔作用〕
二枚の布団体は、それぞれの通孔に通した係止
具により一体化され、通常の一枚の布団と同じよ
うに使用される。また必要に応じて係止具を外
し、一枚の布団として別々に使用に供される。
上記の係止具は、各布団体にそれぞれ設けた通
孔に挿通され、係止されるので、各布団体の表生
地と裏生地の合計4枚の生地が一体化される。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示した実施例の布団は、同
じ大きさの二枚の布団体1,2を上下に重ね合わ
せて一体化したものである。これらの布団体1,
2は同質のものであつてもよいが、綿、毛羽等の
内部充填物の質や量、厚さ、生地の質等において
異なつたものであつてもよい。
また、上部布団体1の表生地の表面には装飾布
3が重ねられる。この装飾布3は、上部布団体1
の平面形状の縮小相似形の長方形に形成され、上
部布団体1の四辺に沿い、かつ各辺から所要寸法
だけ内側に寄つた中央部分に重ねられる。この装
飾布3は、一枚の布で形成したものであつてもよ
いが、偏平な袋に形成し、内部に薄い緩衝材を入
れたものであつてもよい。
上下の各布団体1,2は上記の装飾布3の四辺
に沿つた位置に所要の間隔をおいて通孔4,4′
が設けられている。これらの通孔4,4′は、そ
れぞれ内部の充填物を部分的に除き、その部分に
おいては表生地と裏生地を引き寄せて結合し(第
2図参照)、その結合部分に設けたものである。
従つて、通孔4,4′は内部の充填物から分離さ
れるので、充填物が通孔4,4′から抜け出すこ
とはない。
また、装飾布3には、上記の各通孔4,4′と
一致する位置に通孔5が設けられる。
これらの各布団体1,2及び装飾布3は、これ
らの通孔4,4′,5に挿通させた係止具6によ
り一体化される。係止具6は、例えば第5図及び
第6図に示すように、一方のボタンイの内面に係
止穴ハを設け、他方のボタンロの内面に細い連結
杆ニを設けたものであり、その連結杆ニの先端に
錐状の抜止め部ホを設けている。この抜止め部ホ
を前記の係止穴ハに差込むと両者が係合される。
このような係止具6に代えて、単に二個のボタ
ンを紐で結合しただけのもの等適宜のものを使用
することができる。
第3図及び第4図はその他の実施例であり、こ
の場合は各布団体1,2の表生地と裏生地の間に
筒体を取付け、その筒体を通じて表生地と裏生地
間に貫通した通孔4,4′を設けたものであり、
一体化手段は前述のものと同様である。
なお、上述の各実施例はいずれも装飾布3を重
ねたものを示しているが、これを省略し、単に二
枚の布団体1,2だけを係止具6により一体化し
たものであつてもよい。
また、係止具6の位置、即ち通孔4,4′を設
ける位置は、布団体1,2の四辺にあまりに接近
した位置では、中央部分の一体化が不十分となる
が、中央部分に寄りすぎても四辺に近い部分の一
体化が不十分となる。このため、通孔4,4′は
図示のように、布団体1,2の四辺から内側へ所
要寸法寄つた位置、望ましくは、各布団体1,2
の中央と各辺の中間部分の位置に設定することが
望ましい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の布団は、二枚の布団
体にそれぞれ表生地と裏生地を貫通した通孔を設
け、その通孔に通じた係止具により二枚の布団体
を結合するものであるから、単に対向面のみを結
合する従来例の場合に比べ、一層確実に一体化さ
れる。即ち、上部及び下部の各布団体の表生地と
裏生地の合計4枚の生地が一体化される。また、
通孔を布団体の四辺から所要寸法内側へ寄つた位
置において複数個所に設けているので、単に四隅
で結合するものに比べ、布団体の外側辺にも中央
部にも片寄り過ぎない位置で一体化が図られる。
このため、この考案の布団は、就寝する者の身
体の動きによくフイツトし、またその上げ降ろし
の際の扱いも、一枚の布団と同様に扱うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の斜視図、第2図は同上の縦断
側面図、第3図は他の実施例の縦断側面図、第4
図は同上の横断平面図、第5図は係止具の分解斜
視図、第6図は係止具の係合状態の断面図であ
る。 1,2……布団体、3……装飾布、4,4′,
5……通孔、6……係止具、イ,ロ……ボタン、
ハ……係止穴、ニ……連結杆、ホ……抜止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二枚の布団体を重ね合せてなる布団において、
    各布団体の四辺からそれぞれ所要寸法内側へ寄つ
    た位置に、表生地と裏生地を貫通しかつ内部充填
    物と分離された通孔を、各辺に沿つて複数個所各
    布団体において同じ位置に形成し、各布団体の同
    じ位置の通孔相互に、両端にボタンを有する係止
    具を挿通し、各ボタンを各通孔に係止することに
    より二枚の布団体を一体化したことを特徴とする
    布団。
JP1987058866U 1987-04-18 1987-04-18 Expired - Lifetime JPH0531990Y2 (ja)

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JPS63166076U JPS63166076U (ja) 1988-10-28
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022970B2 (ja) * 1979-03-12 1985-06-05 神崎製紙株式会社 マイクロカプセルの製造方法

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Publication number Publication date
JPS63166076U (ja) 1988-10-28

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