JPH05317851A - 多層円板による液体処理方法 - Google Patents
多層円板による液体処理方法Info
- Publication number
- JPH05317851A JPH05317851A JP13117792A JP13117792A JPH05317851A JP H05317851 A JPH05317851 A JP H05317851A JP 13117792 A JP13117792 A JP 13117792A JP 13117792 A JP13117792 A JP 13117792A JP H05317851 A JPH05317851 A JP H05317851A
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- Japan
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- disc
- disks
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汚水の浄化等の液体処理を行う多層円板によ
る液体処理方法である。 【構成】 円板を一定の間隙を保持して多数積層するこ
とにより、円板間に液体薄層を形成するとともに、円板
面に液体中の異質物を分解・除去する機能を施し、円板
の回転により生ずる液体薄層の自己送液機能によって、
円板面に施した該分解・除去機能の処理を促進すること
ができる。従って、それぞれの使用目的に応じて多数の
円板にそれぞれ担持、含浸等させた触媒や吸着剤等と液
体流との接触を著しく活発化することができ、使用目的
に応じた液体処理の効率を著しく促進することができ
る。また、多層円板ファンに送液機能を持たせることに
よって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすことがで
き、液体処理装置全体の構造を簡単でコンパクトにする
ことができ、大幅なコストダウンが図れるとともに、別
体の液体処理部の流体抵抗が無くなるため、ファン能力
の小さい液体処理装置とすることが可能となり、しかも
大幅に騒音を低減することができる。
る液体処理方法である。 【構成】 円板を一定の間隙を保持して多数積層するこ
とにより、円板間に液体薄層を形成するとともに、円板
面に液体中の異質物を分解・除去する機能を施し、円板
の回転により生ずる液体薄層の自己送液機能によって、
円板面に施した該分解・除去機能の処理を促進すること
ができる。従って、それぞれの使用目的に応じて多数の
円板にそれぞれ担持、含浸等させた触媒や吸着剤等と液
体流との接触を著しく活発化することができ、使用目的
に応じた液体処理の効率を著しく促進することができ
る。また、多層円板ファンに送液機能を持たせることに
よって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすことがで
き、液体処理装置全体の構造を簡単でコンパクトにする
ことができ、大幅なコストダウンが図れるとともに、別
体の液体処理部の流体抵抗が無くなるため、ファン能力
の小さい液体処理装置とすることが可能となり、しかも
大幅に騒音を低減することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、汚水の浄化等の液体処
理を行う多層円板による液体処理方法に関する。
理を行う多層円板による液体処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記を目的とした液体処理システ
ムとして、図７に示す形態の汚水処理システムＣがあ
る。
ムとして、図７に示す形態の汚水処理システムＣがあ
る。
【０００３】かかる汚水処理システムＣは、汚水中の異
質物を吸着或いは分解するための活性炭や触媒等を充填
した汚水処理層50をその送水流路51に備えており、汚水
貯槽52等から送水流路51を通して送水されてくる汚水を
同汚水処理層50に通過させることによって、汚水を浄化
するようにしている。また、同送水流路51には、送水機
能を確保するため、送水ポンプ53を取付けている。
質物を吸着或いは分解するための活性炭や触媒等を充填
した汚水処理層50をその送水流路51に備えており、汚水
貯槽52等から送水流路51を通して送水されてくる汚水を
同汚水処理層50に通過させることによって、汚水を浄化
するようにしている。また、同送水流路51には、送水機
能を確保するため、送水ポンプ53を取付けている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる汚水処
理システムＣは、未だ、以下の解決すべき課題を有して
いた。
理システムＣは、未だ、以下の解決すべき課題を有して
いた。
【０００５】即ち、汚水処理層50からなる液体処理部
と、送水ポンプ53からなるポンプ部とが別体であるた
め、全体のシステムが大型化する。
と、送水ポンプ53からなるポンプ部とが別体であるた
め、全体のシステムが大型化する。
【０００６】また、汚水処理層50内に汚水を通す際に、
活性炭や触媒等が流路抵抗となるために、送水ポンプ53
の能力を増大することが必要となり、かかる能力の増大
は、必然的に、送水ポンプ53の大型化及びシステム全体
の大型化をもたらし、また、送水ポンプ53の回転数の増
大は騒音の問題を生じることになる。
活性炭や触媒等が流路抵抗となるために、送水ポンプ53
の能力を増大することが必要となり、かかる能力の増大
は、必然的に、送水ポンプ53の大型化及びシステム全体
の大型化をもたらし、また、送水ポンプ53の回転数の増
大は騒音の問題を生じることになる。
【０００７】本発明は、上記した課題を解決することが
できる多層円板による液体処理方法を提供することを目
的とする。
できる多層円板による液体処理方法を提供することを目
的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、円板を一定の
間隙を保持して多数積層することにより、円板間に液体
薄層を形成するとともに、円板面に液体中の異質物を分
解する機能を施し、円板の回転により生ずる液体薄層の
自己送液機能によって、円板面に施した該分解機能の処
理を促進することを特徴とする多層円板による液体処理
方法に係るものである。
間隙を保持して多数積層することにより、円板間に液体
薄層を形成するとともに、円板面に液体中の異質物を分
解する機能を施し、円板の回転により生ずる液体薄層の
自己送液機能によって、円板面に施した該分解機能の処
理を促進することを特徴とする多層円板による液体処理
方法に係るものである。
【０００９】本発明は、また、円板を一定の間隙を保持
して多数積層することにより、円板間に液体薄層を形成
するとともに、円板面に液体中の異質物を除去する機能
を施し、円板の回転により生ずる液体薄層の自己送液機
能によって、円板面に施した該除去機能の処理を促進す
ることを特徴とする多層円板による液体処理方法にかか
るものである。
して多数積層することにより、円板間に液体薄層を形成
するとともに、円板面に液体中の異質物を除去する機能
を施し、円板の回転により生ずる液体薄層の自己送液機
能によって、円板面に施した該除去機能の処理を促進す
ることを特徴とする多層円板による液体処理方法にかか
るものである。
【００１０】本発明は、また、上記した液体の処理方法
において、円板面に施した液体中の異質物の分解又は除
去機能として、円板に担持させた、あるいは円板を形成
する、触媒及び／又は吸着剤を使用すること、及び、円
板間に多数の翼を円周方向に一定の間隔をあけて介設し
たにも特徴を有する。
において、円板面に施した液体中の異質物の分解又は除
去機能として、円板に担持させた、あるいは円板を形成
する、触媒及び／又は吸着剤を使用すること、及び、円
板間に多数の翼を円周方向に一定の間隔をあけて介設し
たにも特徴を有する。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を添付図に示す実施例に基づい
て、具体的に説明する。
て、具体的に説明する。
【００１２】(実施例１)本実施例は、本発明の要旨たる
多層円板による液体処理方法を実施するための装置の基
本構造に係るものであり、図１〜図３に示すように多層
円板ファンＡとして示されている。
多層円板による液体処理方法を実施するための装置の基
本構造に係るものであり、図１〜図３に示すように多層
円板ファンＡとして示されている。
【００１３】すなわち、図１〜図３に示すように、基本
構造をなす多層円板ファンＡは、円板ａを一定の間隙δ
を保持して多層に積層することにより、各円板ａ，ａ間
に薄い液体の層としての液体薄層ｂを形成しており、し
かも、円板ａは、最下層の円板の中央部において、モー
タｃの出力軸と連動連結されて回転自在に構成されてい
る。なお、ここで、「円板」とは真円および一部切欠い
た円及び円に近い多角形および略円形等を意味する。ま
た一定の間隙δとは、間隙δが等しい場合のみならず、
等しくない場合も含む。
構造をなす多層円板ファンＡは、円板ａを一定の間隙δ
を保持して多層に積層することにより、各円板ａ，ａ間
に薄い液体の層としての液体薄層ｂを形成しており、し
かも、円板ａは、最下層の円板の中央部において、モー
タｃの出力軸と連動連結されて回転自在に構成されてい
る。なお、ここで、「円板」とは真円および一部切欠い
た円及び円に近い多角形および略円形等を意味する。ま
た一定の間隙δとは、間隙δが等しい場合のみならず、
等しくない場合も含む。
【００１４】ところで、最下層の円板ａを除いて、他の
円板ａは全て環状の円板から形成されており、最上層の
円板ａの中央部には液体流入開口ｄが形成される。
円板ａは全て環状の円板から形成されており、最上層の
円板ａの中央部には液体流入開口ｄが形成される。
【００１５】従って、各円板ａの回転により、液体薄層
ｂは、円板ａとの剪断力により遠心力が作用し、その力
により自己送液機能を有することになり、図３に示すよ
うに、液体流ｅが液体流入開口ｄを通して各液体薄層ｂ
内に流入し、同層ｂを貫流した後、円板ａの外周縁から
外部に流出することになる。
ｂは、円板ａとの剪断力により遠心力が作用し、その力
により自己送液機能を有することになり、図３に示すよ
うに、液体流ｅが液体流入開口ｄを通して各液体薄層ｂ
内に流入し、同層ｂを貫流した後、円板ａの外周縁から
外部に流出することになる。
【００１６】そして、かかる円板ａの一側面、或いは、
両側面には、液体中の異質物の分解又は除去を行うため
に、次のような処理が施されている。
両側面には、液体中の異質物の分解又は除去を行うため
に、次のような処理が施されている。
【００１７】即ち、具体的には、触媒や吸着剤等を円板
ａに担持させる、又は、円板ａ自体を触媒又は吸着剤等
から形成することによって行われる。
ａに担持させる、又は、円板ａ自体を触媒又は吸着剤等
から形成することによって行われる。
【００１８】ここで、担持とは、円板表面への付着及び
円板素材への含浸等をいう。
円板素材への含浸等をいう。
【００１９】特に、液体が水の場合、かかる液体処理剤
としては、活性炭、活性炭素繊維、アミノ酸、イオン交
換樹脂等を好適に用いることができる。
としては、活性炭、活性炭素繊維、アミノ酸、イオン交
換樹脂等を好適に用いることができる。
【００２０】即ち、活性炭や活性炭素繊維は、水中の塩
素を吸着し、カルキ臭を効果的に除去することができ
る。
素を吸着し、カルキ臭を効果的に除去することができ
る。
【００２１】イオン交換樹脂は、Mg+ やCa+ 等を除去し
て、水を軟化することができ、いわゆる美味しい水にす
ることができる。
て、水を軟化することができ、いわゆる美味しい水にす
ることができる。
【００２２】さらに、アミノ酸は、トリハロメタンや、
鉄イオン、アンモニウムイオン、遊離塩素、カルシウム
イオン、炭化水素、クロロホルム等の有害物質と反応し
て、これらを除去することができる。
鉄イオン、アンモニウムイオン、遊離塩素、カルシウム
イオン、炭化水素、クロロホルム等の有害物質と反応し
て、これらを除去することができる。
【００２３】一方、また、液体処理剤を円板ａの表面に
担持する場合の円板ａの材質としては、金属、セラミッ
ク、活性炭素繊維、イオン交換樹脂等を好適に用いるこ
とができる。
担持する場合の円板ａの材質としては、金属、セラミッ
ク、活性炭素繊維、イオン交換樹脂等を好適に用いるこ
とができる。
【００２４】次に、上記構成を有する多層円板ファンＡ
による液体処理方法について説明する。
による液体処理方法について説明する。
【００２５】いま、多層円板ファンＡのモータｃを駆動
すると、各円板ａが回転し、この回転によって、円板ａ
と液体薄層ｂに剪断力が働き、この剪断力により、液体
薄層ｂは円板ａに引きずられる形で回転する。この回転
によって、液体薄層ｂに遠心力が生じ、自己送液機能が
付加される。
すると、各円板ａが回転し、この回転によって、円板ａ
と液体薄層ｂに剪断力が働き、この剪断力により、液体
薄層ｂは円板ａに引きずられる形で回転する。この回転
によって、液体薄層ｂに遠心力が生じ、自己送液機能が
付加される。
【００２６】このように、本実施例では、液体処理機能
に送液機能付加したので、円板ａの表面の液体処理機能
の処理促進を図ることができ、それぞれの使用目的に応
じて多数の円板にそれぞれ担持、含浸等させた触媒や吸
着剤等と液体流との接触を著しく活発化することがで
き、使用目的に応じた液体処理の効率を著しく促進する
ことができる。
に送液機能付加したので、円板ａの表面の液体処理機能
の処理促進を図ることができ、それぞれの使用目的に応
じて多数の円板にそれぞれ担持、含浸等させた触媒や吸
着剤等と液体流との接触を著しく活発化することがで
き、使用目的に応じた液体処理の効率を著しく促進する
ことができる。
【００２７】さらに、この多層円板ファンＡによる液体
処理方法では、多層円板ファンＡに送液機能を持たせる
ことによって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすこ
とができ、液体処理装置全体の構造を簡単でコンパクト
にすることができ、大幅なコストダウンが図れるととも
に、別体の液体処理部の流体抵抗が無くなるため、ファ
ン能力の小さい液体処理装置とすることが可能となり、
しかも大幅に騒音を低減することができる。
処理方法では、多層円板ファンＡに送液機能を持たせる
ことによって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすこ
とができ、液体処理装置全体の構造を簡単でコンパクト
にすることができ、大幅なコストダウンが図れるととも
に、別体の液体処理部の流体抵抗が無くなるため、ファ
ン能力の小さい液体処理装置とすることが可能となり、
しかも大幅に騒音を低減することができる。
【００２８】(実施例２)本実施例は、本発明に係る多層
円板による液体処理方法を、汚水処理システムＢに具体
的に適用した場合であり、以下、図４〜図６を参照して
具体的に説明する。
円板による液体処理方法を、汚水処理システムＢに具体
的に適用した場合であり、以下、図４〜図６を参照して
具体的に説明する。
【００２９】図４に示すように、かかる汚水処理システ
ムＢは、上流側を汚水貯槽10に接続した送水流路11の中
途に、本発明に係る多層円板ファンＡを配設することに
よって構成している。
ムＢは、上流側を汚水貯槽10に接続した送水流路11の中
途に、本発明に係る多層円板ファンＡを配設することに
よって構成している。
【００３０】即ち、図５及び図６から明らかなように、
多層円板ファンＡは、平面視で略円形断面を有するファ
ンケーシング12の一部を送水流路11の一部として形成し
ている。
多層円板ファンＡは、平面視で略円形断面を有するファ
ンケーシング12の一部を送水流路11の一部として形成し
ている。
【００３１】そして、同ファンケーシング12の内部に、
同心円的にファンブレード13を配設しており、かかるフ
ァンブレード13は、上記した実施例１に記載したファン
構造と略同一構成を有している。
同心円的にファンブレード13を配設しており、かかるフ
ァンブレード13は、上記した実施例１に記載したファン
構造と略同一構成を有している。
【００３２】すなわち、図５及び図６に示すように、フ
ァンブレード13は、円板14を一定の間隙δを保持して多
層に積層することにより、各円板14,14 間に薄い液体の
層としての液体薄層15を形成しており、しかも、円板14
は、モータ16の出力軸17と連動連結されて回転自在に構
成されている。
ァンブレード13は、円板14を一定の間隙δを保持して多
層に積層することにより、各円板14,14 間に薄い液体の
層としての液体薄層15を形成しており、しかも、円板14
は、モータ16の出力軸17と連動連結されて回転自在に構
成されている。
【００３３】なお、本実施例では、円板14,14 は、実施
例１の環状円板と異なり、中実円板として形成されてい
る。しかし、円板14の形状は、実施例１と同様に、真円
および一部切欠いた円及び円に近い多角形および略円形
等とすることができる。
例１の環状円板と異なり、中実円板として形成されてい
る。しかし、円板14の形状は、実施例１と同様に、真円
および一部切欠いた円及び円に近い多角形および略円形
等とすることができる。
【００３４】また一定の間隙δとは、実施例１と同様
に、間隙δが等しい場合のみならず、等しくない場合も
含む。
に、間隙δが等しい場合のみならず、等しくない場合も
含む。
【００３５】そして、かかる円板14の一側面、或いは、
両側面には、汚水中の異質物の分解又は除去を行うため
に、活性炭、活性炭素繊維、アミノ酸、イオン交換樹脂
等が担持されている。なお、又は、円板14自体をかかる
材質から形成するもできる。
両側面には、汚水中の異質物の分解又は除去を行うため
に、活性炭、活性炭素繊維、アミノ酸、イオン交換樹脂
等が担持されている。なお、又は、円板14自体をかかる
材質から形成するもできる。
【００３６】なお、図５及び図６において、18はモータ
取付板、19は水封パッキンであり、また、円板14,14
は、図示しない公知の連結ピンによって縫合連結される
ものである。
取付板、19は水封パッキンであり、また、円板14,14
は、図示しない公知の連結ピンによって縫合連結される
ものである。
【００３７】本実施例においても、多層円板ファンＡに
汚水処理機能に送液機能付加したので、円板14の表面の
汚水処理機能の処理促進を図ることができる。
汚水処理機能に送液機能付加したので、円板14の表面の
汚水処理機能の処理促進を図ることができる。
【００３８】さらに、この多層円板ファンＡによる汚水
処理方法では、多層円板ファンＡに送水機能を持たせる
ことによって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすこ
とができ、汚水処理装置全体の構造を簡単でコンパクト
にすることができ、大幅なコストダウンが図れるととも
に、別体の汚水処理部の流体抵抗が無くなるため、ファ
ン能力の小さい汚水処理装置とすることが可能となり、
しかも大幅に騒音を低減することができる。
処理方法では、多層円板ファンＡに送水機能を持たせる
ことによって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすこ
とができ、汚水処理装置全体の構造を簡単でコンパクト
にすることができ、大幅なコストダウンが図れるととも
に、別体の汚水処理部の流体抵抗が無くなるため、ファ
ン能力の小さい汚水処理装置とすることが可能となり、
しかも大幅に騒音を低減することができる。
【００３９】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では、
以下の効果を奏する。
以下の効果を奏する。
【００４０】(1)液体処理機能に送液機能付加したの
で、円板の表面の液体処理機能の処理促進を図ることが
でき、それぞれの使用目的に応じて多数の円板にそれぞ
れ担持、含浸等させた触媒や吸着剤等と液体流との接触
を著しく活発化することができ、使用目的に応じた液体
処理の効率を著しく促進することができる。
で、円板の表面の液体処理機能の処理促進を図ることが
でき、それぞれの使用目的に応じて多数の円板にそれぞ
れ担持、含浸等させた触媒や吸着剤等と液体流との接触
を著しく活発化することができ、使用目的に応じた液体
処理の効率を著しく促進することができる。
【００４１】(2)多層円板ファンに送液機能を持たせる
ことによって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすこ
とができ、液体処理装置全体の構造を簡単でコンパクト
にすることができ、大幅なコストダウンが図れるととも
に、別体の液体処理部の流体抵抗が無くなるため、ファ
ン能力の小さい液体処理装置とすることが可能となり、
しかも大幅に騒音を低減することができる。
ことによって、送液ポンプ等の送液手段を不要となすこ
とができ、液体処理装置全体の構造を簡単でコンパクト
にすることができ、大幅なコストダウンが図れるととも
に、別体の液体処理部の流体抵抗が無くなるため、ファ
ン能力の小さい液体処理装置とすることが可能となり、
しかも大幅に騒音を低減することができる。
【００４２】
【図１】本発明に係る多層円板による液体処理方法に用
いる多層円板ファンの概念的構成説明図である。
いる多層円板ファンの概念的構成説明図である。
【図２】同多層円板ファンの要部拡大説明図である。
【図３】同多層円板ファンの作用説明図である。
【図４】他の実施例に係る多層円板による液体処理方法
を用いる汚水処理システムの全体構成図である。
を用いる汚水処理システムの全体構成図である。
【図５】同システムに用いる多層円板ファンの断面平面
図である。
図である。
【図６】図５の I-I線による横断面図である。
【図７】従来の汚水処理システムの概念的全体構成図で
ある。
ある。
Ａ：多層円板ファン Ｂ：汚水処理システム Ｃ：汚水処理システム ａ：円板 ｂ：液体薄層 ｃ：モータ ｄ：液体流入開口 δ：間隙 10：汚水貯槽 11：送水流路 12：ファンケーシング 13：ファンブレード 14：円板 15：液体薄層 16：モータ 17：出力軸 18：モータ取付板 19：水封パッキン
Claims (5)
- 【請求項１】円板を一定の間隙を保持して多数積層する
ことにより、円板間に液体薄層を形成するとともに、円
板面に液体中の異質物を分解する機能を施し、円板の回
転により生ずる液体薄層の自己送液機能によって、円板
面に施した該分解機能の処理を促進することを特徴とす
る多層円板による液体処理方法。 - 【請求項２】円板を一定の間隙を保持して多数積層する
ことにより、円板間に液体薄層を形成するとともに、円
板面に液体中の異質物を除去する機能を施し、円板の回
転により生ずる液体薄層の自己送液機能によって、円板
面に施した該除去機能の処理を促進することを特徴とす
る多層円板による液体処理方法。 - 【請求項３】円板面に施した液体中の異質物の分解機能
としては、円板に担持させた、あるいは円板を形成す
る、触媒及び／又は吸着剤を使用することを特徴とする
請求項１記載の多層円板による液体処理方法。 - 【請求項４】円板面に施した液体中の異質物の除去機能
としては、円板に担持させた、あるいは円板を形成す
る、触媒及び／又は吸着剤を使用することを特徴とする
請求項２記載の多層円板による液体処理方法。 - 【請求項５】円板間に多数の翼を円周方向に一定の間隔
をあけて介設したことを特徴とする請求項１又は２記載
の多層円板による液体処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13117792A JPH05317851A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 多層円板による液体処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13117792A JPH05317851A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 多層円板による液体処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317851A true JPH05317851A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15051812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13117792A Pending JPH05317851A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 多層円板による液体処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05317851A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10157497A1 (de) * | 2001-11-23 | 2003-06-12 | Daimler Chrysler Ag | Heiz- und/oder Klimaanlage |
| CN117566844A (zh) * | 2023-12-26 | 2024-02-20 | 枣庄华宝牧业开发有限公司 | 一种利用农作物秸秆处理养殖废水的装置及使用方法 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP13117792A patent/JPH05317851A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10157497A1 (de) * | 2001-11-23 | 2003-06-12 | Daimler Chrysler Ag | Heiz- und/oder Klimaanlage |
| CN117566844A (zh) * | 2023-12-26 | 2024-02-20 | 枣庄华宝牧业开发有限公司 | 一种利用农作物秸秆处理养殖废水的装置及使用方法 |
| CN117566844B (zh) * | 2023-12-26 | 2024-04-19 | 枣庄华宝牧业开发有限公司 | 一种利用农作物秸秆处理养殖废水的装置及使用方法 |
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