JPH0531686U - 歯ブラシスタンド - Google Patents

歯ブラシスタンド

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JPH0531686U
JPH0531686U JP8277791U JP8277791U JPH0531686U JP H0531686 U JPH0531686 U JP H0531686U JP 8277791 U JP8277791 U JP 8277791U JP 8277791 U JP8277791 U JP 8277791U JP H0531686 U JPH0531686 U JP H0531686U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動歯ブラシの先端に着脱自在に装着するブ
ラシ体を、確実に収納できるとともに、容易に取り出す
ことができる電動歯ブラシスタンドである。 【構成】本考案に係る電動歯ブラシスタンドを、内部に
歯ブラシ収納部を設けたケーシングと、同ケーシングを
開閉自在に隠蔽する保護カバーと、同保護カバーの開動
作に連動して歯ブラシ収納部を外部を露出可能な収納部
露出機構とからなる。従って、いわゆるワンアクション
でブラシ体を容易かつ確実に電動歯ブラシスタンドから
取り出すことができ、また、歯磨き終了後は、ブラシ体
を同様に容易にブラシ収納部に密閉状態に収納すること
ができ、電動歯ブラシによる使用勝手を著しく向上する
ことができる。また、不使用状態では、ブラシ体を密閉
状態に収納することができるので、衛生面も向上するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通電歯ブラシのような手動歯ブラシや歯ブラシの先端に着脱自在に 装着するブラシ体を、確実に収納できるとともに、容易に取り出すことができる 歯ブラシスタンドに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、特開昭63-77044号公報に記載されているように、各種形態の電動歯ブラ シが開発・提示されており、かかる電動歯ブラシは、その内蔵モータの出力軸に 接続したブラシ体取付軸に、ブラシ体を着脱自在に取付可能としている。
【0003】 従って、家庭の構成員数に合わせて複数のブラシ体を用意すれば、一個の電動 歯ブラシを購入するのみで、全ての構成員が電動歯ブラシを使用することが可能 となる。
【0004】 また、かかる複数のブラシ体は、その散逸や汚損を防止するため、開閉自在な 保護カバーを具備する電動歯ブラシスタンドのブラシ収納部に収納され、使用者 は、必要に応じて、保護カバーを開け、ブラシ収納部から自己のブラシ体を取出 すことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の電動歯ブラシスタンドは、未だ、以下の解決すべき課 題を有していた。
【0006】 即ち、ブラシ体を取り出すために保護カバーを開けても、ブラシ体はケーシン グ内部に設けたブラシ収納部内に収納されており、また、小片であるために、指 で取り出すのが困難であるとともに、たとえ摘み上げても口中に入れる毛ブラシ 部分を指で摘むことになり衛生的でなく、使用者に不安感を持たせるものであっ た。 なお、ブラシ体の取出しを容易にするためには、保護カバーを無くし、複数の ブラシ体を常時露出状態にすることも考えられるが、この場合、衛生面で問題が ある。
【0007】 本考案は、上記した課題を解決することができる歯ブラシスタンドを提供する ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、内部に歯ブラシ収納部を設けたケーシングと、同ケーシングを開閉 自在に隠蔽する保護カバーと、同保護カバーの開動作に連動して歯ブラシ収納部 を外部に露出可能な収納部露出機構とを具備する歯ブラシスタンドに係るもので ある。
【0009】 本考案は、また、上記構成において、保護カバーの開閉動作に連動して、ケー シングに対して、歯ブラシ収納部を昇降自在としたこと、ケーシングの背面に壁 面等に着脱自在な掛止部を設けたこと、及び、ケーシングの側面に着脱自在に歯 ブラシ本体置台を設けたことにも構成上の特徴を有するものである。
【0010】
【実施例】
以下、添付図に示す実施例を、電動歯ブラシを例にして具体的に説明する。
【0011】 (電動歯ブラシスタンドAの全体構成) まず、本考案に係る電動歯ブラシスタンドAの全体構成を、図1〜図5を参照 して説明する。
【0012】 なお、図1は保護カバー12を閉じた状態の電動歯ブラシスタンドAの全体斜視 図、図2は保護カバー12を開いた状態の電動歯ブラシスタンドAの全体斜視図、 図3は一部切欠正面図、図4は図3のI-I 線による断面側面図、図5は底面図で ある。
【0013】 図1及び図2に示すように、電動歯ブラシスタンドAは、その本体をなすケー シング10と、同ケーシング10の内部空間に設けた歯ブラシ収納部11と、同ケーシ ング10の前部に開閉自在に取付けた透明素材からなる保護カバー12と、同保護カ バーの開動作に連動して歯ブラシ収納部を外部を露出可能な収納部露出機構13と 、ケーシング10を着脱自在に壁面Wに掛止する掛止具14とから形成されている。
【0014】 また、本実施例では、電動歯ブラシスタンドAの一側側面に、充電器Bを配設 しており、同充電器Bには、電動歯ブラシCが着脱自在に装着される。
【0015】 なお、充電器Bに代えて乾電池式の歯ブラシ本体置台を設けることもできる。
【0016】 (電動歯ブラシスタンドAの各部の構成) ケーシング10 図1、図2及び図4に示すように、ケーシング10は、壁面Wに掛止具14を介し て取付けられる矩形状の背板20と、同背板20の両側縁から前方に伸延した截頭三 角形状や略三角形状の左右側板21,22 とから形成され底部分は排水を考慮して開 放している。そして、ケーシング10内には、ブラシ収納空間Sが形成される。
【0017】 また、左右側板21,22 の前部下縁同士は補強用エプロン23によって連結されて いる。
【0018】 ブラシ収納部11 図2、図3、図4及び図6に示すように、ブラシ収納部11は、上下端を開口し た長矩形断面の箱体からなり、ケーシング10の背板20の内面に平行して昇降自在 に配設されている。
【0019】 ブラシ収納部11を形成する箱状本体30の内部空間は、三角形頂部を有する複数 の仕切壁31によって区画され、複数のブラシ挿入空間32を形成しており、このブ ラシ挿入空間32内に、後述する電動歯ブラシCの先端に着脱自在に装着される複 数のブラシ体33が取出可能に収納される。
【0020】 なお、仕切壁31の下端は箱状本体30の下端よりさらに下方に伸延しており、伸 延端31a 同士はブラシ支持底板34によって接続されている。
【0021】 かかる構成によって、ブラシ支持底板34によってブラシ体33の下端を支持する ことができるとともに、ブラシ挿入空間32の下端に前方に開口した水抜開口35を 形成でき、ブラシ体33に付着した水を、同水抜開口35を通して外部に効果的に排 出することができる。
【0022】 また、同様に、上記したブラシ挿入空間32内の水抜きを容易にするため、ブラ シ支持底板34には水抜き孔36が設けられている。この水抜き孔36は、底板34を十 字状リブや格子状リブにより構成することにより複数個形成しても良い。
【0023】 なお、図2及び図5に示すように、ケーシング10の背板20と左右側板21,22 の 内面には、ブラシ収納部11の箱状本体30の昇降を案内するための昇降案内片37, 38,39 がそれぞれ突設されている。
【0024】 また、上記したブラシ収納部11は、後述する保護カバー12と収納部露出機構13 の協働によって昇降支持されることになる。
【0025】 また、本実施例では、ブラシ収納部11に収納される複数のブラシ体33は、それ ぞれ異なった色のカラーリング33a を、その下方台部のように前記水抜開口35と 対応する位置に設け、収納したままで、水抜開口35を通して各色を識別でき、使 用者が誤って他の人のブラシ体33を使用するのを確実に防止できるようにしてい る。
【0026】 保護カバー12 図1、図2、図4及び図5に示すように、保護カバー12は、閉じた状態におい て、ブラシ収納空間Sの上部を隠蔽する水平上部カバー40と、ブラシ収納空間S の前面を隠蔽する傾斜前面カバー41とを一体的に連結することによって形成され る。この前面カバー41を傾斜させることにより、収納状態を正面から直視した際 の外光の反射眩感を抑制している。このためには傾斜状の他、凹、凸状に湾曲さ せることも望ましい。
【0027】 また、傾斜前面カバー41の両側縁の下部には後方に向けて伸延するブラケット 42,43 の基端が突設されている。一方、同ブラケット42,43 の外面に設けた軸孔 44,45 には、それぞれ、左右側板21,22 の下部内面に設けた枢軸44a,45a が回動 自在に嵌着されている。上記軸孔44,45 は貫通状孔にせずとも、環状又は下方開 放U字状のリブで形成してもよい。下方開放U字状にすれば、保護カバー12を簡 単に取りはずして清掃できる。
【0028】 かかる構成によって、保護カバー12は、図4に示すように、枢軸44a,45a 周り に前後方向に回動して、実線で示す閉位置と、仮想線で示す開位置とを容易に採 ることができる。なお、保護カバー12は、図1では閉状態、図2では開状態で示 されている。
【0029】 また、図1及び図2に示すように、保護カバー12の水平上部カバー40の中央部 には、指による保護カバー12の開閉動作を容易にするための指掛部12a が形成さ れている。
【0030】 収納部露出機構13 図2及び図4に示すように、収納部露出機構13は、上記した保護カバー12のブ ラケット42,43 の先端に、それぞれ、内側に折り込んだL字状の底板支持片50, 51の基端を一体的に突設し、同底板支持片50,51 の先端50a,51a で、ブラシ収納 部11の両側をなす部分のブラシ支持底板34,34 の裏面を当接支持することによっ て構成される。
【0031】 かかる構成によって、図4に示すように、保護カバー12が実線で示す閉位置に あるときは、底板支持片50,51 は、ブラシ収納部11を下方収納位置で支持するこ とができる。
【0032】 一方、保護カバー12を枢軸44a,45a 周りに前方に回転して開位置にもたらすと 、保護カバー12に連動してブラケット42,43 及び同ブラケット42,43 と一体をな す底板支持片50,51 も同一方向に回転し、この回転によって、ブラシ収納部11は 上方に持ち上げられて仮想線で示す位置を採ることになる。
【0033】 これによって、ブラシ収納部11に収納したブラシ体33はケーシング10の上面よ り十分な長さ上方の露出することになり、使用者は容易にブラシ体33を指で摘ん で取り出すことができる。
【0034】 なお、本実施例では、図1及び図2に示す左右側壁12,13 間の間隔は上方にい くにつれて漸次狭めるとともに、図4、図7及び図8に示すように、保護カバー 12のブラケット42,43 の上部外面にストッパー52,53 を突設しており、同ストッ パー52,53 は、保護カバー12が閉位置にあるときは、図7に示すように、左右側 壁21,22 の内面に弾性的に圧接されている。
【0035】 しかし、保護カバー12が図4に示す完全開位置にくると、図8に示すように、 ストッパー52,53 は左右側方に突出して左右側壁21,22 の前縁傾斜面と係合して 、保護カバー12が閉位置に戻るのを確実に防止することになる。
【0036】 また、上記したストッパー52,53 と同様に、保護カバー12を開位置に自動止め するための機構の1例を図9及び図10に示す。
【0037】 即ち、両図において、ブラシ収納部11の両側をなす部分のブラシ支持底板34, 34の裏面には半円形断面のストッパー54,55 が突設されており、一方、底板支持 片50,51 の先端50a,51a は、保護カバー12の開位置で、ストッパー54,55 の前面 とブラシ支持底板34,34 とで形成される凹部に楔状に挟まれることになる。一方 、この状態で、ブラシ収納部11の重量が底板支持片50,51 にかかることになる。
【0038】 従って、保護カバー12が開位置から閉位置に自動的に移動するのを確実に防止 することができる。
【0039】 枢軸44a,45a を境に、保護カバー12側の重量を、ブラシ体33の収納された状態 のブラシ収納部11側の重量より大きくなるよう設定すれば、開位置の保護カバー 12は開位置を維持し、また閉位置では保護カバー12とブラシ収納部11とは枢軸44 a,45a に対し同一側に重量が加わるため、閉位置を維持する。
【0040】 掛止具14 図1、図4及び図5に示すように、掛止具14は、壁面Wに下駄歯状断面を有す る三個の壁側掛止片60,61,62を連結ボルト63によって固着し、一方、図5及び図 7に示すように、ケーシング10の背板20の下部に、上記壁側掛止片60,61,62の矩 形板状掛止部60a,61a,62a と着脱自在に嵌合可能な垂直嵌合溝64,65,66を設ける ことによって形成している。
【0041】 なお、図1及び図5において、67は上記した三個の壁側掛止片60,61,62を一体 的に連結する連結片である。
【0042】 かかる構成によって、図5に示すように、2個の壁側掛止片60,61 に、2個の 垂直嵌合溝65,66 を嵌合させるだけで、容易かつ迅速に電動歯ブラシスタンドA を壁面Wに掛止することができ、また、壁面Wから取り外すことができる。
【0043】 なお、図5に示すように、壁側掛止片62には、後述する歯ブラシ本体置台を兼 ねた充電器Bの背面に設けた垂直嵌合溝68を嵌合させることによって、充電器B を電動歯ブラシスタンドAの左側に並設状態に取付けられている。このためには 、上記掛止部60a,61a,62a は、両端の2ヶ所に存在すればよい。
【0044】 (充電器Bの構成) 次に、上記した電動歯ブラシスタンドAに並設して、或いは分離して用いられ る充電器Bの構成を、図1、図2、図11〜図16を参照して説明する。
【0045】 図1に示すように、本実施例では、充電器Bは、電動歯ブラシスタンドAに並 設されている。
【0046】 図12から最も明らかなように、充電器Bは、実質的に、下方から上方に向けて 順に、底板70と、表面に1次側誘導コイル (フェライトコア)71 を取付けた基板 72と、保護ケース73と、コード取出ケース74とを積層状態に組み立てることによ って構成される。
【0047】 上記構成において、底板70はその一端に矩形板状のガイドフレーム75を立設し ており、同ガイドフレーム75の両外側側面にはそれぞれガイドレール76,76 が突 設されている。
【0048】 一方、保護ケース73の一端には、上記ガイドフレーム75を嵌着する矩形開口77 が設けられており、同矩形開口77内にガイドフレーム75を嵌着することによって 、保護ケース73を底板70に一体的に連結することができる。
【0049】 なお、図11に示すように、保護ケース73は底板70に、さらに、固定ネジ73a に よって強固に一体連結される。
【0050】 また、保護ケース73の上板77a の一端には上記した矩形開口77と連通するコー ドアーマー取付溝78が設けられており、同コードアーマー取付溝78を介して、コ ードアーマー79の基端を保護ケース73の上板77a に強固だが着脱自在に取付ける ことができる。
【0051】 即ち、コードアーマー79の基端は、二枚の矩形挟持板80,81 を縮径連結部によ って相互に連結することによって構成されており、同縮径連結部をアーマー取付 溝78に嵌合することによって、コードアーマー79を保護ケース73上に立設するこ とができる。
【0052】 また、保護ケース73の上板77a の他端には薄肉の円筒状キャップ82が突設され ており、保護ケース73を底板70に一体化した際、一次側誘導コイル71が円筒状キ ャップ82内に嵌入されることになる。
【0053】 さらに、保護ケース73の上板77a でコードアーマー79の両側をなす個所には、 ケース嵌合孔83,83 が設けられており、同ケース嵌合孔83,83 には、裏面を開口 したコード取出ケース74の下面両側部に突設したケース嵌合爪84,84 が着脱自在 に嵌入されており、この嵌入動作によって、保護ケース73にコード取出ケース74 を容易かつ迅速に取付けることができる。
【0054】 また、コード取出ケース74は、その両側壁74a,74a の中央部を内側に向けて折 り曲げて、それぞれ一対の上下水平仕切板85,86 を形成しており、上下水平仕切 板85,86 間には、それぞれ右側コード導出通路87と左側コード導出通路88とを形 成している。
【0055】 一方、上下水平仕切板85,86 の上方には余剰コード収納空間89が形成され、上 下水平仕切板85,86 の下方にはコードアーマー収納空間90が形成されている。
【0056】 かかる構成によって、図13に示すように、一端を基板72に接続したコード91は 、保護ケース73の内部、コードアーマー79、右側コード導出通路87を通して、図 示しない電源プラグに接続されることになる。
【0057】 なお、充電器Bの設置態様又は取付態様によって、図14に示すように、コード 91を右側コード導出通路88を通して外部に取り出すことができ、電源プラグとの 接続を容易にしている。
【0058】 また、コード取出ケース74内に余剰コード収納空間89を設けたので、図13に示 すように、十分な長さのコード91を同収納空間89内にコンパクトに収納させるこ とができ、充電器Bの電源プラグとの接続をこの面からも容易にすることができ る。
【0059】 さらに、底板70の一端に立設したガイドフレーム75の背面には上部が閉塞され た垂直嵌合溝68が設けられており、同嵌合溝68を上述した壁面Wに設けた壁側掛 止片62に嵌合することによって、充電器Bを確実に電動歯ブラシスタンドAの一 側側面に取付けることができる。
【0060】 (電動歯ブラシCの構成) 次に、上記した充電器B上に着脱自在に装着する電動歯ブラシCの構成につい て説明する。
【0061】 図15に示すように、電動歯ブラシCは、長尺の中空円筒状のケーシング100 内 に、下方から上方に向けて順に、2次側誘導コイル101 と、2次電池102 と、モ ータ103 と、運動方向変換カム部104 と、ブラシ取付軸105 とを内蔵しており、 ブラシ取付軸105 には、ブラシ体33が着脱自在に取付けられる。
【0062】 また、ケーシング100 の周面には、モータ103 をオン・オフさせるとともに、 運動方向変換カム部104 を操作して、ブラシ取付軸105 に上下運動 (バス) 又は 揺動運動 (ローリング) させる操作スイッチ106 が取付けられている。
【0063】 そして、図1又は図13に示すように、電動歯ブラシCの2次側誘導コイル101 を充電器Bの一次側誘導コイル71に装着することによって、2次電池102 が充電 されることになる。
【0064】 (電動歯ブラシスタンドAの使用方法) ついで、上記構成を有する電動歯ブラシスタンドAの使用方法について、充電 器B及び電動歯ブラシCの使用方法とともに説明する。
【0065】 電動歯ブラシCの使用に際して、使用者は、まず、電動歯ブラシスタンドAの 保護カバー12の指掛部12a に指を掛けて前方に引っ張り、電動歯ブラシスタンド Aを、図1に示す閉状態から図2に示す開状態にする。
【0066】 かかる開動作において、上述したように、保護カバー12を枢軸44,45 周りに前 方に回転して開位置にもたらすと、保護カバー12に連動して、収納部露出機構13 を形成するブラケット42,43 及び同ブラケット42,43 と一体をなす底板支持片50 ,51 も同一方向に回転し、この回転によって、ブラシ収納部11は上方に持ち上げ られて仮想線で示す位置を採ることになる。
【0067】 これによって、ブラシ収納部11に収納したブラシ体33はケーシング10の上面よ り十分な長さ上方に露出することになり、使用者は容易に自己のブラシ体33を指 で摘んで取り出すことができる。
【0068】 その後、通常充電器Bの一次側誘導コイル71に装着して充電状態にある電動歯 ブラシCを充電器Bから取り外し、先に電動歯ブラシスタンドAから取り出した ブラシ体33を電動歯ブラシCのブラシ取付軸105 に取付ける。
【0069】 次に、操作スイッチ106 をオフ位置からバス位置又はローリング位置のいずれ かに移動してブラシ体33を上下往復動又は揺動させ、口中の歯に当てることによ って、歯磨きを行う。
【0070】 歯磨き終了後、ブラシ体33を電動歯ブラシAから取り外し、同ブラシ体33をブ ラシ収納部11に装着し、保護カバー12を閉位置に移動する。一方、電動歯ブラシ Cを充電器Bに装着し、電動歯ブラシCは再度充電状態になる。
【0071】 (他実施例) 本実施例における電動歯ブラシスタンドAは、基本的構成は、上記した実施例 に示した電動歯ブラシスタンドAと同じであるが、ケーシング10の側板22に充電 器Bを着脱自在に掛止可能な構成としたことに特徴を有する。
【0072】 即ち、図16及び図17に示すように、ケーシング10の両側板21,22 には、それぞ れ、上下方向に伸延する長尺のT字状掛止片110,111 が突設されており、両T字 状掛止片110,111 は、その下端にストッパー112,113 を具備している。
【0073】 一方、充電器Bは、図16に示すように、ケーシング10の右側側板22と対応する 側面に上記したT字状掛止片111 を嵌合するT字状凹溝114 を設けており、同T 字状凹溝114 の上端にはストッパー115 が設けられている。
【0074】 かかる構成によって、T字状凹溝114 を上方から下方に向けてT字状掛止片 111 に嵌合していくことによって、充電器Bをケーシング10の右側に並設状態に 取付けることができる。
【0075】 なお、充電器Bの他側側面に上記したT字状凹溝114 を設け、同T字状凹溝 114 を上方から下方に向けてT字状掛止片110 に嵌合していくことによって、充 電器Bをケーシング10の左側に並設状態に取付けることができる。
【0076】 しかし、本実施例では、左側側板21に設けたT字状掛止片110 には、掛止片隠 蔽用カバー116 が嵌合装着されている。
【0077】
【効果】
以上説明してきたように、本考案では、電動歯ブラシスタンドを、内部に歯ブ ラシ収納部を設けたケーシングと、同ケーシングを開閉自在に隠蔽する保護カバ ーと、同保護カバーの開動作に連動して歯ブラシ収納部を外部を露出可能な収納 部露出機構とから構成している。
【0078】 従って、いわゆるワンアクションでブラシ体を容易かつ確実に電動歯ブラシス タンドから取り出すことができ、また、歯磨き終了後は、ブラシ体を同様に容易 にブラシ収納部に密閉状態に収納することができ、電動歯ブラシの使用勝手を著 しく向上することができる。
【0079】 また、不使用状態では、ブラシ体を密閉状態に収納することができるので、衛 生面も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電動歯ブラシスタンドの閉状態に
おける斜視図である。
【図2】本考案に係る電動歯ブラシスタンドの開状態に
おける斜視図である。
【図3】同電動歯ブラシスタンドの一部切欠正面図であ
る。
【図4】図3のI-I 線による横断側面図である。
【図5】同電動歯ブラシスタンドの底面図である。
【図6】歯ブラシ収納部の斜視図である。
【図7】収納部露出機構の他の変容例の説明図である。
【図8】収納部露出機構の他の変容例の説明図である。
【図9】収納部露出機構の他の変容例の説明図である。
【図10】収納部露出機構の他の変容例の説明図であ
る。
【図11】充電器の断面側面図である。
【図12】同充電器の分解斜視図である。
【図13】同充電器の背面図である。
【図14】同充電器の背面図である。
【図15】電動歯ブラシの縦断面図である。
【図16】電動歯ブラシスタンドの他の実施例の斜視図
である。
【図17】同電動歯ブラシスタンドの底面図である。
【符号の説明】
A 電動歯ブラシスタンド B 充電器 C 電動歯ブラシ 10 ケーシング 11 歯ブラシ収納部 12 保護カバー 13 収納部露出機構 14 掛止具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に歯ブラシ収納部(11)を設けたケー
    シング(10)と、同ケーシング(10)を開閉自在に隠蔽する
    保護カバー(12)と、同保護カバー(12)の開動作に連動し
    て歯ブラシ収納部(11)を外部に露出可能な収納部露出機
    構(13)とを具備する歯ブラシスタンド。
  2. 【請求項2】 保護カバー(12)の開閉動作に連動して、
    ケーシング(10)に対して、歯ブラシ収納部(11)を昇降自
    在としたことを特徴とする請求項1記載の歯ブラシスタ
    ンド。
  3. 【請求項3】 ケーシング(10)の背面に壁面(W) 等に着
    脱自在な掛止部(14)を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の歯ブラシスタンド。
  4. 【請求項4】 ケーシング(10)の側面に着脱自在に歯ブ
    ラシ本体置台(B) を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の歯ブラシスタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107929781A (zh) * 2017-12-25 2018-04-20 张文斌 多功能牙刷杀菌器

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JPS59108490U (ja) * 1983-01-11 1984-07-21 三洋電機株式会社 電動歯ブラシ用収納台
JPS6022871U (ja) * 1983-07-22 1985-02-16 富士通株式会社 パツキング
JPH0174883U (ja) * 1987-11-09 1989-05-22
JPH0416983U (ja) * 1990-06-05 1992-02-12

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