JPH05316627A - ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具 - Google Patents

ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具

Info

Publication number
JPH05316627A
JPH05316627A JP4145009A JP14500992A JPH05316627A JP H05316627 A JPH05316627 A JP H05316627A JP 4145009 A JP4145009 A JP 4145009A JP 14500992 A JP14500992 A JP 14500992A JP H05316627 A JPH05316627 A JP H05316627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
hook
cable
tip
cable supporting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4145009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2903276B2 (ja
Inventor
Masaharu Onishi
西 正 晴 大
Masahiro Shibata
田 雅 広 柴
Tokio Kawanabe
鍋 時 夫 川
Isao Fujibayashi
林 勲 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Kyoei Senzai KK
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Kyoei Senzai KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Kyoei Senzai KK filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4145009A priority Critical patent/JP2903276B2/ja
Publication of JPH05316627A publication Critical patent/JPH05316627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2903276B2 publication Critical patent/JP2903276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーブル支持線の一端を電柱に連結するのに従
来のように連結作業が困難な巻付グリップを使用するこ
となく、上記支持線の一端を簡単、容易に電柱に連結で
きるようにすると共に、支持線の張力調整をも容易にで
きるようにした。 【構成】ケーブル支持線3の一端を着脱自在に連結する
C型ばねリンク17によって解放方向に付勢された複数
の把持駒14と、この把持駒を把持位置に付勢する付勢
ばね21を解放位置に保持する解放位置保持部材を設け
たチャックと、電柱に固定した固定バンド4に着脱自在
に連結するフック7と、チャックとフックとの間に介在
する該フックのねじ軸25を連結金具体10の長手方向
穴に遊嵌しナット部材24と螺合させたケーブル支持線
張力調整機構とを有するケーブル支持線を電柱に連結す
る連結金具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】架空通信ケーブルを吊り下げるケ
ーブル支持線は、適宜の手段によって電柱に固定され
る。本発明は、上記ケーブル支持線を電柱に連結するた
めの連結金具に関するものであって、張線器を介して張
力が掛けられた状態で電柱に仮に連結された、硬くて強
いケーブル支持線の一端(自由端)を電柱に連結する作
業を簡単、容易にするために利用して有効なものであ
り、ケーブル支持線以外のワイヤロープ材、例えば電柱
の支線を電柱あるいは地中アンカーに固定する場合にも
用いることができるものである。
【0002】
【従来の技術】図9、図10、図11を参照しつつ従来
技術について説明する。電柱Pの固定バンド4のシンブ
ル4cにU型の巻付けグリップ1を引っ掛けておいて、
その左右両巻付部a、a′を手で把持してケーブル支持
線bに巻き付けて当該線を電柱Pに固定する。巻付けグ
リップ1は図11に示す形状構造を有するものである。
環部1aは多数の鋼線を撚り合わせた鋼撚り線であっ
て、その左右の巻付部a、a′は鋼線を帯状に配列して
これをスパイラル形状にして支持線に巻き付けられる構
造としたものである。巻付けグリップ1の環部1aは引
っ張りの強度を持たせるために環状とし、この環状を保
持するために上記固定バンド4にシンブル4cを使用し
ている。電柱Pに取り付けた柱上作業台〔図9(イ)〕
または、電柱Pに取り付けた足場ボルト〔図9(ロ)〕
上に立って巻付グリップ1の巻付部a、a′をケーブル
支持線(以下、「支持線」という)bに巻き付けるので
あるが、巻付グリップは硬くて剛性が大きいので、巻付
部a、a′を巻き付けるには相当の力を要し、巻付部
a、a′の先端を巻き付ける段階においてはペンチ等の
工具を用いて巻き付けなければならない。また、巻き付
け時には支持線bと巻付グリップの圧接による摩擦力を
低減すると共に支持線に対する巻付グリップの巻付部
a、a′の噛み合わせを良くするために、巻付グリップ
の巻付部を手で拡開しながら支持線bに巻き付けるが、
支持線bの周辺には他の支持線などが狭い間隔で配置さ
れている場合が多く、手で巻付グリップの巻付部を支持
線bに巻き付けるには、十分な空間がとれないことがし
ばしばある。さらに、支持線bを取り付ける場合、張線
器(支持線を引っ張って張力を与える器具)Kを使用す
るが、この工具のワイヤロープが支持線bに接近するの
で、手で巻付グリップの巻付部a、a′を巻き付けるに
は、十分な空間が取りにくい場合が多い。また、自己支
持型ケーブルの支持線に巻付グリップを巻き付ける場合
は、支持線被覆を剥離した後、巻付グリップの巻き付け
作業を行うが、柱上作業における支持線被覆の剥離はや
りにくい作業である。さらに、巻付グリップを支持線に
取り付けた後、支持線の張力の調整を必要とする場合、
巻付グリップを支持線から取り外さなければ支持線の張
力の調整ができない。以上の理由で、従来の巻付グリッ
プ1の巻付部a、a′の取り付け作業は困難な作業であ
り、さらにまた作業者は高所の狭い柱上作業台または足
場ボルト上に立って作業を行うため、作業者の姿勢が不
安定になるので安全性に欠けるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な事情に鑑みなされたもので、上記のように巻付グリッ
プの巻付部a、a′を支持線bに巻き付けるという面倒
な連結作業を行うことなく、安定した姿勢を保ったまま
で、被覆のない支持線は勿論のこと、とりわけ自己支持
型ケーブルの被覆付支持線の場合剥離せず支持線の一端
を簡単、容易に電柱に連結できるようにすること、並び
に、簡単に支持線の張力の調整をすることをその課題と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】上記のこの発
明の課題を解決するために講じた手段およびその作用は
次のとおりである。第一番目の発明について、 〔手 段〕支持線の一端を着脱自在に連結するチャック
と、電柱に固定した固定バンドに着脱自在に連結するフ
ックと、チャックとフックとの間に介在する支持線張力
調整装置とを有する連結金具によって、支持線の一端を
電柱に連結したこと。 〔作 用〕張線器によって張力を掛けられた状態で仮に
電柱に連結された支持線の一端を、電柱の固定バンドに
取り付けた連結金具のチャックに、差し込んで解放スリ
ーブを回転して連結金具に支持線を連結する。これによ
って、支持線は電柱に連結されるので、張線器を外し
て、支持線張力調整装置により支持線の張力の調整を行
い、支持線に所定の張力を掛けることができる。この作
業は、チャックにより支持線の一端を把持させ、フック
を固定バンドに引っ掛け、張力調整装置を適宜の工具に
よって操作するという単純な一連の作業である。したが
って、作業者は安定した姿勢を保ったままで、支持線の
一端を簡単、容易に電柱に連結することができる。第二
番目の発明について、 〔手 段〕第二番目の発明の手段は次の要素(イ)〜
(ハ)によって構成されるものである。 (イ)支持線の一端を着脱自在に連結するチャックと、
電柱に固定した固定バンドに着脱自在に連結するフック
と、チャックとフックとの間に介在する支持線張力調整
装置とを有する連結金具によって、支持線の一端を電柱
に連結すること、(ロ)上記チャックは、C型ばねリン
グによって互いに解放方向に付勢された複数の楔状の把
持駒と、この把持駒を把持位置に向けて付勢する付勢ば
ねと、付勢ばねを解放位置に保持する解放位置保持機構
とによって構成したこと、(ハ)上記フックのねじ軸部
を連結金具本体の長手方向穴に遊嵌しナット部材と螺合
させて上記支持線張力調整装置を構成したこと。 〔作 用〕通常は解放位置保持機構によって、付勢ばね
は圧縮された状態に保持されていて、把持駒はC型ばね
リングによって拡開されている。張線器によって張力が
掛けられている支持線の一端をチャックに挿入し、解放
位置保持機構を外す。これによって、複数の楔状の把持
駒が付勢ばねによって強く押され連結金具本体との楔作
用によって支持線の一端を確実に把持する。電柱に固定
した固定バンドに着脱自在に連結するフックを固定バン
ドに固定し、上記のとおり支持線の一端を連結金具に連
結する。その後フックのねじ部に螺合されているナット
部材を回転させて支持線に所定の張力を掛ける。第三番
目の発明について、 〔手 段〕第三番目の発明の手段は次の要素(イ)〜
(ニ)によって構成されるものである。 (イ)上記第二番目の発明の解決手段の要素(イ)〜
(ハ)を有すること、(ロ)チャックの解放位置保持機
構が連結金具の先端に設けられていること、(ハ)チャ
ック本体の先端部は先細の円錐状に構成し、その先端に
多角形、長円形等の非円形穴を有する解放スリーブ係止
部を設け、当該係止部の非円形穴にチャック解放スリー
ブを挿入し、このスリーブの長手方向中間部に上記非円
形穴とほぼ同形状で、非円形穴から出し入れ自在の係止
フランジを設けていること、(ニ)上記チャック解放ス
リーブの先端に工具係止部を設け、後端面を鈍角のテー
パー面とした上記係止部の内面と係合するフランジを設
けたこと。 〔作 用〕通常は解放位置保持機構のチャック解放スリ
ーブはチャック本体に押し込まれ、その係止フランジが
チャック本体の解放スリーブ係止部の内面に係合してチ
ャック解放位置に保持されている。この状態でチャック
解放スリーブのテーパー状の後端面が把持駒の先端面に
当接して、付勢ばねに抗して把持駒を解放位置(後方位
置)に保持している。このとき、把持駒はC型ばねリン
グによって半径方向外方に拡開され、さらに、チャック
解放スリーブのテーパー状の後端面の楔作用によってそ
の先端が半径方向外方に拡開されている。したがって、
把持駒は確実に最大限に拡開した状態(把持駒がチャッ
ク本体の円錐状の先端部の内面に密着した状態)に安定
的に保持される。支持線の先端をチャック解放スリーブ
を通してチャックの奥まで挿入した後、チャック解放ス
リーブの先端の工具係止部にスパナ等の適宜の工具を係
合させて、これによって、チャック解放スリーブを若干
回動させると、その係止フランジとチャック本体の先端
部の係止部の非円形穴とが合致したところで、チャック
解放スリーブは把持駒によってチャック本体の先端部か
ら押し出される。すなわち、チャック解放スリーブによ
ってチャックを解放位置に保持する作用が解除される。
これによって、複数の把持駒が前方へスライドし、チャ
ック本体の円錐状の先端部の内面との楔作用によって把
持駒は半径方向内方へ押圧され支持線を把持する。チャ
ック解放スリーブをチャック内に押し込んでから、該ス
リーブを左右に若干回動させると、チャック解放スリー
ブの上記係止フランジがチャック本体の先端部の係止部
内面に再び係合して、把持駒を解放位置に保持する。こ
れによって、チャックから支持線を外すことができる。
【0005】
【実 施 例】次いで、本発明の実施例を図1〜図7を
参照しつつ説明する。電柱(ケーブル支持柱)Pにボル
トによって固定している固定バンド4は長さを調節でき
る半円状の一対のバンド4aとボルト4bとからなり、
従来の連結機構において使用されているものである。連
結金具6のフック7を電柱Pの固定バンド4のボルト4
bに直接取り付けておいて、自己支持型ケーブル2の一
端において、支持線3と通信ケーブル5とを切り離し、
支持線3に被覆が付いたままで、その先端を連結金具6
のチャックに挿入して把持させて、電柱Pの固定バンド
4と支持線3との連結をする。連結金具6によって電柱
に支線8を連結する場合も同様である。連結金具の中空
円筒状の金具本体10に、対向する一対の窓穴wが設け
てあり、当該本体10の先端にばね受11とチャック本
体12とを嵌合固定している。チャック本体は中空体で
あり、その先端部13は先細のテーパー状になってい
る。このテーパー状の先端部13に断面が円弧状で全体
形状が楔形の4個の把持駒14が内装されている。把持
駒14の内面には多数の鋸歯状の歯15が設けられてい
る。この歯の傾斜角度は内方へ水平面に対してほぼ60
度が適当である。さらに、この把持駒14の内面には一
つの周方向の溝16が設けられていて、この溝にC型ば
ねリング17が嵌められており、このC型ばねリングに
よって把持駒14が互いに半径方向外方に拡開されてい
る。チャック本体12の先端部13の先端にほぼ楕円状
の長穴18を有する解放スリーブ係止部19が設けられ
ており、上記長穴18の先端にチャック解放スリーブ2
0が挿入されている。チャック解放スリーブ20の中間
部に長穴18とほぼ同形状の係止フランジ20aが設け
られ、後部に円形のフランジ20bが設けられている。
係止フランジ20aは位置関係を合わせることにより、
長穴18から出し入れすることができる。上記フランジ
20bの後端面20cは鈍角θのテーパー面になってい
る。把持駒14の先端面も鈍角θになっているが、この
ことはフランジ20bの後端面20cによる楔作用をス
ムーズにするために好ましいことではあるが必ずしも必
要なことではない。チャック解放スリーブ20の先端に
工具係止部として、六角部20dが設けられているが、
円形フランジの外周面に適宜の複数の穴、突起を設け、
あるいは対抗する一対の平行な平面を設ける等の他の手
段を採用することもできる。把持駒14の後端とばね受
11との間に付勢ばね21が配置されていて、この付勢
ばねによって把持駒14を前方へ付勢している。図4
は、解放スリーブ20がチャック本体内に押し込まれ
て、係止フランジ20aが解放スリーブ係止部(以下、
「係止部」という)19の内面に係合している状態、す
なわち、チャックの解放状態を示しているが、六角部2
0dにスパナを掛けて、解放スリーブを約60度移動さ
せると、係止フランジ20aと上記係止部19の長穴1
8との位置関係が合わされ、解放スリーブ20によって
把持駒14を付勢ばねに抗して解放位置に保持する保持
作用が解かれて、把持駒と共に解放スリーブ20が付勢
ばね21によって前方へ押し出される。このとき、把持
駒14がチャック本体12の先端部13に押し込まれる
ので、チャック本体12の先端部13のテーパー状内面
と把持駒14との楔作用によって把持駒14は半径方向
内方に押されて、その内面の歯15がチャックに挿入さ
れた支持線3に食い込んでこれを確実に把持する。また
このとき、解放スリーブ20の円形フランジ20bは係
止部19の内面に当接して解放スリーブ20がチャック
本体13から抜け落ちることを阻止するが、その後端面
と把持駒14の先端面との間に若干の間隔があり、これ
によって把持駒の十分な前進を阻害しないようにしてい
る。付勢ばね21に抗して解放スリーブ20を後方に押
して、解放スリーブ20を後方にスライドさせ、解放ス
リーブ20を若干回動させると、その係止フランジ20
aが係止部19の内面に当接して、把持駒14を解放位
置に保持する。このとき把持駒14はC型ばねリング1
7による拡開作用と、解放スリーブ後端のテーパー面2
0cの楔作用とによって半径方向外方に確実に拡開され
る。金具本体10の後端に張力調整用のスリーブナット
24が回転のみ可能に取り付けられており、このスリー
ブナット24にフック7のねじ軸25を螺合させ、ロッ
クナット26によってロックしている。ロックナット2
6を緩め、スリーブナット24の六角部27にスパナを
掛けて、スリーブナット24を回転させるとフック7が
電柱Pの固定バンド4に取り付けられた状態において、
フック7のねじ軸25は、回転せずに、金具本体10が
フック7のねじ軸25に対して前後に移動するので、連
結された支持線の張力が調整される。フック7に付いて
いる爪7′はフックの内側には撓むが、外側には撓まな
い抜け止め爪であって、フックが電柱Pの固定バンド4
のボルト4bから不意に外れることを阻止するものであ
る。
【0006】
【効 果】本発明の課題は新規である。したがって、
上記課題を解決して従来技術の前記問題を解消したこと
が本発明の最大の特有の効果である。支持線の先端の被
覆を剥離することなくそのままの状態で連結金具のチャ
ックに把持させることができる。また、電柱Pに連結す
るために必要な支持線先端の長さが短くてすむ。したが
って、自己支持型ケーブルに本発明を適用するときは、
支持線の被覆を剥離する必要がなく、支持線と通信ケー
ブルとを分離する長さが短くてすむ場合が多い。この剥
離作業、分離作業は容易ではなく、そのために多大の手
間と時間を要するが、本発明によるときはこの作業手間
を著しく軽減できる。また、いったん、電柱に支持線を
連結した後に張力の調整を容易に行うことができる。上
記作業は電柱等における高所作業が多いので作業時間の
短縮は安全確保に大きく寄与すると共に、作業の効率
化、能率化を図る上で大きな効果である。さらに、チャ
ックによって把持するものであるから、支持線の径の大
小にかかわらず、同じ連結金具を用いることができるの
で、連結金具の種類が少なくてすむので極めて経済的で
ある。また、チャック解放スリーブをチャック本体の先
端に設けたことにより、その機構を極めて簡単にするこ
とができ、さらに連結金具の全長を短くできる。このこ
とにより連結金具を軽量にすることができる。また、フ
ックにより固定バンドのボルトに直接連結されるので固
定バンドのシンブルが不要となり、資材の節減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結金具の使用状態の概略図である。
【図2】(イ)は図1の連結金具の使用状態の斜視図、
(ロ)は前記(イ)のAーA線断面図、(ハ)は前記
(イ)の固定バンドの詳細図である。
【図3】実施例の側面図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】実施例の分解図である。
【図6】チャック解放スリーブの斜視図である。
【図7】(イ)はチャック解放状態のチャック解放スリ
ーブの先端部の一部拡大図、(ロ)は前記(イ)のCー
C線断面図である。
【図8】(イ)はチャック解放が解かれた状態のチャッ
ク解放スリーブの先端部の一部拡大図、(ロ)は前記
(イ)のDーD線断面図である。
【図9】(イ)、(ロ)は従来技術の説明図である。
【図10】従来のシンブルを使用した固定バンドの詳細
図である。
【図11】図9で使用されている巻付グリップの一部切
欠いた正面図である。
【符号の説明】
1・・・巻付グリップ 1a・・・環部 2・・・自己支持ケーブル 3・・・ケーブル支持線 4・・・固定バンド 4a・・・バンド 4b・・・ボルト 4c・・・シンブル 5・・・通信ケーブル 6・・・連結金具 7・・・フック 7´・・・爪 8・・・支線 10・・・金具本体 11・・・ばね受 12・・・チャック本体 13・・・先端部 14・・・把持駒 15・・・歯 16・・・溝 17・・・C型ばねリング 18・・・長穴 19・・・解放スリーブ係止部 20・・・チャック解放スリーブ 20a・・・係止フランジ 20b・・・フランジ 20c・・・後端面 20d・・・六角部 21・・・付勢ばね 24・・・スリーブナット 25・・・ねじ軸 26・・・ロックナト 27・・・六角部 b・・・ケーブル支持線 K・・・張線器 P・・・電柱 w・・・窓穴 a、a´・・・巻付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川 鍋 時 夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 藤 林 勲 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル支持線の一端を着脱自在に連結す
    るチャックと、電柱に固定した固定バンドに着脱自在に
    連結するフックと、チャックとフックとの間に介在する
    ケーブル支持線張力調整装置とを有し、ケーブル支持線
    をケーブル支柱に連結する連結金具。
  2. 【請求項2】ケーブル支持線の一端を着脱自在に連結す
    るチャックと、電柱に固定した固定バンドに着脱自在に
    連結するフックと、チャックとフックとの間に介在する
    ケーブル支持線張力調整装置とを有し、 上記チャックは、C型ばねリングによって互いに解放方
    向に付勢された複数の楔状の把持駒と、この把持駒を把
    持方向に向けて付勢する付勢ばねと、付勢ばねを解放位
    置に保持する解放位置保持機構とを有し、上記フックの
    ねじ軸部を連結金具本体の長手方向穴に遊嵌しナット部
    材と螺合させて、上記ケーブル支持線張力調整装置が構
    成されている、ケーブル支持線をケーブル支柱に連結す
    る連結金具。
  3. 【請求項3】チャックの解放位置保持機構が連結金具の
    先端に設けられており、 チャック本体の先端部は先細
    の円錐状に構成し、その先端に多角形、長円形等の非円
    形穴を有する解放スリーブ係止部を設け、当該係止部の
    非円形穴にチャック解放スリーブを挿入し、このスリー
    ブの長手方向中間部に上記非円形穴とほぼ同形状で、非
    円形穴から出し入れ自在の係止フランジを設け、上記チ
    ャック解放スリーブの先端に工具係止部を設け、後端面
    を鈍角のテーパー面とした上記係止部の内面と係合する
    フランジを設けた、請求項2記載のケーブル支持線をケ
    ーブル支柱に連結する連結金具。
JP4145009A 1992-05-12 1992-05-12 ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具 Expired - Lifetime JP2903276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4145009A JP2903276B2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4145009A JP2903276B2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05316627A true JPH05316627A (ja) 1993-11-26
JP2903276B2 JP2903276B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=15375339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4145009A Expired - Lifetime JP2903276B2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2903276B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883912B1 (ko) * 2008-02-04 2009-02-17 (주)신호엔지니어링 송·배전선용 길이조정 링크
CN103618259A (zh) * 2013-11-30 2014-03-05 国网河南省电力公司周口供电公司 碳纤维导线专用牵引工具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4116375Y1 (ja) * 1964-03-10 1966-07-29
JPS6014623U (ja) * 1983-07-05 1985-01-31 株式会社 浅羽製作所 差込型電線引止め装置
JPS6050035U (ja) * 1983-09-14 1985-04-08 日立電線株式会社 トロリ−線端末引留装置
JPS62182014U (ja) * 1986-05-07 1987-11-18

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4116375Y1 (ja) * 1964-03-10 1966-07-29
JPS6014623U (ja) * 1983-07-05 1985-01-31 株式会社 浅羽製作所 差込型電線引止め装置
JPS6050035U (ja) * 1983-09-14 1985-04-08 日立電線株式会社 トロリ−線端末引留装置
JPS62182014U (ja) * 1986-05-07 1987-11-18

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883912B1 (ko) * 2008-02-04 2009-02-17 (주)신호엔지니어링 송·배전선용 길이조정 링크
CN103618259A (zh) * 2013-11-30 2014-03-05 国网河南省电力公司周口供电公司 碳纤维导线专用牵引工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2903276B2 (ja) 1999-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4216568A (en) Tensioning of metal wires
JP3220162B2 (ja) ワイヤー等を締付けるための装置
US7128306B2 (en) Cable clamping apparatus and method
KR101663493B1 (ko) 케이블 유지 장치
CA1062991A (en) Tensioning of metal wires
CA3113774A1 (en) Cable securing device
US9926960B2 (en) Coupling for connecting construction parts, a truss provided therewith and associated method and use
WO2017095218A1 (en) Coupling for connecting construction parts, a truss provided therewith and associated method and use
US6095016A (en) Screw and bolt clamp drive
US4266756A (en) Tensioning of metal wires
JP2903277B2 (ja) ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具
JPH05316627A (ja) ケーブル支持線をケーブル支柱に連結する連結金具
US3723946A (en) Cable connector
US20230033593A1 (en) Transmision and distribution line tap-connector removal tool
JP2808917B2 (ja) Pc鋼撚り線接続具及び接続方法
JP6601133B2 (ja) 間接活線工事用コッター
JPH0919038A (ja) 架空線用締結具
JP3177476B2 (ja) 架空線用締結具
JP2003284228A (ja) 引込線引留具
JP2581070Y2 (ja) 電線引留クランプ
GB1477057A (en) Clamp for sheathed rod strand or rope
KR200154752Y1 (ko) 케이블 고정클램프
US5407238A (en) Clip for pipes
US20240051721A1 (en) Cable tie
JP6505524B2 (ja) 電車線工事用引き留め装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990216