JPH05315879A - 光受信回路 - Google Patents

光受信回路

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JPH05315879A
JPH05315879A JP4114341A JP11434192A JPH05315879A JP H05315879 A JPH05315879 A JP H05315879A JP 4114341 A JP4114341 A JP 4114341A JP 11434192 A JP11434192 A JP 11434192A JP H05315879 A JPH05315879 A JP H05315879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
collector
npn
base
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4114341A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Tamura
卓文 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光入射信号の入射強度が増大したときに前置増
幅回路の入力インピーダンスを低下させ、前置増幅回路
の飽和状態を防止し出力信号の波形歪の発生を防止す
る。 【構成】光素子1の出力する電気信号iを入力しこれを
増幅するトランスインピーダンス型前置増幅回路12に
おいて、光信号の入射強度が強い時、トランジスタ2の
コレクタ電流Iとカレントミラーの関係にあるトランジ
スタ5のコレクタ電流Iが増加し、抵抗器7の降下電圧
が高くなりトランジスタ3を動作状態にする。この状態
で光素子1の電気信号iはトランジスタ3に分流するの
で、トランスインピーダンス前置増幅器の入力インピー
ダンスは等価的に低下し飽和状態を防止して出力信号の
波形歪を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光受信回路に関し、特に
受光素子と前置増幅回路とを備える光受信回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光受信回路を図2に一例
を示す。受光素子1とトランスインピーダンス型前置増
幅回路11とから構成される。光受信回路において受光
素子1のカソードは電源Vccに接続され、アノードは
エミッタが接地されているNPN型トランジスタ2のベ
ースに接続され、前記トランジスタ2のコレクタは抵抗
器8を介して電源Vccに接続され、さらにコレクタが
Vccに接続されるNPN型トランジスタ6のベースに
接続される。トランジスタ6のエミッタはレベルシフト
回路10を介して片端が接地されている抵抗器9のもう
一方の片端に接続され、さらに帰還抵抗器Rfを介して
受光素子1のアノードに接続される。
【0003】今、受光素子1に光入力信号が入力される
とトランスインピーダンス型前置増幅回路11により受
光信号は電流から電圧増幅され、前述したレベルシフト
回路10の出力点Aより増幅された電圧信号を出力す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光受信
回路において受光素子1に入力する入射強度が増大する
と受光素子1の電気出力は増大しトランスインピーダン
ス型前置増幅回路のフロントエンドであるNPN型トラ
ンジスタ2のベース電位が上昇しコレクタ電位が下降し
前記トランジスタ2は飽和状態に達しA点における電圧
出力波形を歪ませる。更に光入力の入射強度が増大する
と前述したA点における電圧出力波形が大幅に歪み光信
号の受信が不可能となる。即ち光入射強度に対する受光
ダイナミックレンジが狭いという問題がある。
【0005】本発明の目的は上述した従来の光受信回路
の問題を除去すべくなされたものであり、前述したトラ
ンジスタ2の飽和状態を抑制し光入射強度における受光
ダイナミックレンジの拡大を可能とした光受信回路を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光受信回路は、
電源Vccから給電されて動作する第1のNPN型トラ
ンジスタと第2のNPN型トランジスタとを直結し構成
されたトランスインピーダンス型前置増幅器と、前記第
1のNPN型トランジスタのベースと前記電源Vccと
の間に挿入された光素子とを備え前記光素子の電気出力
信号を増幅し前記第2のNPN型トランジスタのエミッ
タ側から増幅された前記電気出力信号を出力する光受信
回路において、エミッタを前記電源Vccに接続しエミ
ッタとコレクタとを直結しコレクタを前記第1のNPN
型トランジスタのコレクタ回路に直列に接続したダイオ
ード接続の第1のPNP型トランジスタと、エミッタを
前記電源Vccにベースを前記第1のPNP型トランジ
スタのベースに接続した前記第1のNPN型トランジス
タのカレントミラーとなる第2のPNP型トランジスタ
と、一端を前記第2のPNP型トランジスタのコレクタ
と他端を接地した電圧検出用の抵抗器と、ベースを前記
第2のPNP型トランジスタのコレクタと前記抵抗器と
の接続点に接続しコレクタを前記光素子と前記第1のN
PN型トランジスタのベースとの接続点にまたエミッタ
を接地した第3のNPN型トランジスタとを備えてい
る。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本実施例の回路を示す。図1で示す様
に、受光素子1のカソードは電源Vccに接続され、光
信号を受け電気信号に変換する。トランスインピーダン
ス型前置増幅回路12はトランジスタ2による第1段目
の増幅回路とトランジスタ6による第2段目の増幅回路
とにより構成され、光素子1の電気信号を増幅しトラン
ジスタ6のエミッタ側のレベルシフト回路10と抵抗器
9との接続点Aより出力信号を出力する。
【0008】一方PNP型トランジスタ4のコレクタは
ダイオード接続されたトランジスタ4が挿入されてお
り、このトランジスタ4のベースにはカレントミラーを
構成するトランジスタ5のベースが接続されている。ト
ランジスタ5のコレクタは抵抗器7を介して地気に接地
され、又、トランジスタ5のコレクタはエミッタが接地
しているトランジスタ3のベースに接続され、このトラ
ンジスタ3のコレクタには受光素子1のアノードに接続
されている。
【0009】かかる構成において光信号が受光素子1に
入射した時は、受光素子1に電流iが流れトランジスタ
2に増幅された電流が流れ、更にトランジスタ4にも同
じ電流が流れる。入力信号はトランスインピーダンス型
前置増幅回路により増幅されて出力点Aより電圧増幅信
号を得る事ができる。一方トランジスタ4に流れる電流
Iはトランジスタ4とトランジスタ5でカレントミラー
を構成している為、抵抗器7にも同様な電流Iが流れト
ランジスタ3のベースの電位を決める。
【0010】この時抵抗器7の値により前記トランジス
タ3のベース電位は自由に決める事ができる。今、受光
素子1に入力される入射強度が強い時、受光素子1を流
れる電流iに大きくなり同様にカレントミラー回路の電
流Iも大きくなる。するとNPN型トランジスタ3のベ
ース電位が上昇し前記トランジスタ3は動作状態とな
い、光素子1の電気信号iを分流する。従って抵抗器7
の値によって光素子1の分流点を所定の位置に調整する
ことができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、光信号の入
射強度が通常のときはトランジスタ3を遮断状態として
おき、従来のトランスインピーダンス型前値増幅回路と
して機能し、光信号入射強度が強い時にはトランジスタ
3を動作させる事によってトランスインピーダンス型前
置増幅回路の入力インピーダンスを低下させる事がで
き、トランスインピーダンス型前置増幅回路の飽和状態
を防止し、出力信号の波形歪の発生を防止する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】従来の例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 受光素子 2,3,6 NPN型のトランジスタ 4,5 PNP型のトランジスタ 7,8,9 抵抗器 10 レベルシフト回路 11 トランスインピーダンス型前置増幅回路 Rf 帰還抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源Vccから給電されて動作する第1
    のNPN型トランジスタと第2のNPN型トランジスタ
    とを直結し構成されたトランスインピーダンス型前置増
    幅器と、前記第1のNPN型トランジスタのベースと前
    記電源Vccとの間に挿入された光素子とを備え、前記
    光素子の電気出力信号を増幅し前記第2のNPN型トラ
    ンジスタのエミッタ側から増幅した前記電気出力信号を
    出力する光受信回路において、 エミッタを前記電源Vccに接続しエミッタとコレクタ
    とを直結しコレクタを前記第1のNPN型トランジスタ
    のコレクタ回路に直列に接続したダイオード接続の第1
    のPNP型トランジスタと、エミッタを前記電源Vcc
    にベースを前記第1のPNP型トランジスタのベースに
    接続した前記第1のNPN型トランジスタのカレントミ
    ラーとなる第2のPNP型トランジスタと、一端を前記
    第2のPNP型トランジスタのコレクタと他端を接地し
    た電圧検出用の抵抗器と、ベースを前記第2のPNP型
    トランジスタのコレクタと前記抵抗器との接続点に接続
    しコレクタを前記光素子と前記第1のNPN型トランジ
    スタのベースとの接続点にまたエミッタを接地した第3
    のNPN型トランジスタとを備えることを特徴とする光
    受信回路。
JP4114341A 1992-05-07 1992-05-07 光受信回路 Withdrawn JPH05315879A (ja)

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ID=14635351

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014049795A1 (ja) * 2012-09-27 2016-08-22 三菱電機株式会社 受信器および受信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014049795A1 (ja) * 2012-09-27 2016-08-22 三菱電機株式会社 受信器および受信方法
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803