JPH05314B2 - - Google Patents

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JPH05314B2
JPH05314B2 JP63204699A JP20469988A JPH05314B2 JP H05314 B2 JPH05314 B2 JP H05314B2 JP 63204699 A JP63204699 A JP 63204699A JP 20469988 A JP20469988 A JP 20469988A JP H05314 B2 JPH05314 B2 JP H05314B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capstan
sheave
deep groove
acute
outer shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63204699A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0256398A (ja
Inventor
Teruo Ogawa
Takeshi Oosaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eiwa Koki Kk
KANDENKO KK
Original Assignee
Eiwa Koki Kk
KANDENKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eiwa Koki Kk, KANDENKO KK filed Critical Eiwa Koki Kk
Priority to JP20469988A priority Critical patent/JPH0256398A/ja
Publication of JPH0256398A publication Critical patent/JPH0256398A/ja
Publication of JPH05314B2 publication Critical patent/JPH05314B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本発明は、キヤプスタンウインチの尻手ワイヤ
を自動的に巻き取り繰り出して尻手取りをするキ
ヤプスタンウインチに関する。
(2) 従来の技術とその欠点 従来、キヤプスタンウインチから繰り出された
尻手ワイヤは、人力によつて取り扱われている
が、これは非常に危険な作業であり、特にウイン
チを逆転させる場合は、尻手の取り扱い者が作業
順序を誤れば瞬時にして巻き込されて生命を失う
こともある。そこで尻手取り装置を使用しない方
法として、リール方式で尻手ワイヤをドラムに巻
き取る方法がある。
また最近の尻手取り装置はキヤプスタンの後方
に独立して装備され、常に張力保持に必要なバツ
クテンシヨンを与えながら、キヤプスタンと連動
して尻手ワイヤを巻き取り・繰り出す装置が開発
されている。その構造は、上下リンクにより挟
み付け尻手張力を出す方式、溝車の摩擦力を利
用した方式等がある。後者は摩擦を付与するため
摩擦車の回転を流体駆動回路を介してリリーフ弁
の操作により調整しているものである。
しかし、キヤプスタンに常時バツクテンシヨン
を付与する方法又は機構は複雑で故障の際簡単に
修理できないものが多く、特に後者においては流
体駆動回路が故障すると、直ちに専門家に頼るこ
とができないときは著しく稼動率が低下する欠点
がある。
(3) 発明が解決しようとする課題 本発明はかかる点に鑑み、キヤプスタンに常時
バツクテンシヨンを付与する手段を機械的に構成
して、修理を容易にし、尻手取り機構をキヤプス
タンと同軸にすることにより全体の収納体積を小
にし、エンジンとは別体にして搬送を容易にする
ことにより、従来の欠点を一挙に解決したキヤプ
スタンウインチを提案することを主たる目的とす
る。
(4) 実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図、第2図及び第3図は本発明の一例を示
す平面図、側面図及び縦断面図である。1はキヤ
プスタンを示し、これは外軸8に嵌合されてい
る。外軸8にはウオームホイル14′が嵌合され、
ウオームホイル14′は外部原動駆動軸15に接
続したウオームギヤ14とギヤボツクス13内に
て噛合されている。ウオームギア14には外部原
動駆動軸15が接続されている。
外軸8は中空状となつており、その中に内軸9
が回転自在に嵌合されている。外軸8と内軸9と
の間にはスリツピングクラツチ5が介在して動力
伝達されている。
3は鋭角深溝シーブを示し、キヤプスタン1の
側面に同心状に取り付けられている。すなわち内
軸9にワンウエイクラツチ4が設けられ、鋭角深
溝シーブ3はキヤプスタン1とは一方向(巻込み
方向)へ同期して回転するが、反対方向(繰り出
し方向)には空廻りするように構成される。この
場合、鋭角深溝シーブ3の溝径はキヤプスタン1
のワイヤ巻き取り径より大に設定される。
鋭角深溝シーブ3の前方にはシーブアーム18
がベース16に設けられ、幅広形シーブ2が軸支
される。鋭角深溝シーブ3と幅広形シーブ2とは
円周に設けた溝が一致するように配設され、この
双方の溝にロープが巻回されることになる。
鋭角深溝シーブ3には、溝に係合する押さえロ
ーラ6が嵌合するように設けられている。そして
押さえローラ6は付勢ばね11とペダルアーム1
0により常時鋭角深溝シーブ3の溝に当接されて
いる。ベース16の上面には、ワイヤの後処理の
ため折曲した管状のワイヤーガード12が設けら
れる。ワイヤーガード12の上ぶにはワイヤロー
プの径より大の溝が形成され、ワイヤロープが自
由に取り外し得るように鳴つている。7はペダル
を示す。
次に本発明の動作について説明する。まず、キ
ヤプスタン1の上部から導入されて巻き付けられ
たワイヤーロープを数回巻回して下部から引き出
し、前方に設けた幅広形シーブ2の下部から上方
に掛け廻し、キヤプスタン1の側面に設けた鋭角
深溝シーブ3の上部に掛け、下部のワイヤガード
12に尻手ワイヤを導入する。幅広形シーブ2
は、キヤプスタン1と鋭角深溝シーブ3の中間に
位置し、ワイヤロープ、キヤプスタン1から鋭角
深溝シーブ3に巻架し易くするため殊に幅広形と
した移のである。
この場合、ばね11で付勢されたワイヤ押さえ
ローラ6は、鋭角深溝シーブ3の溝と係合し、常
時ワイヤーロープを深溝シーブ3の溝に押圧して
いる。
キヤプスタン1が駆動されて巻き込み側(第2
図中実線A)へ回転すると、キヤプスタン1と鋭
角深溝シーブ3がワンウエイクラツチ4の作用に
より同時同速で回転する。この場合、鋭角深溝シ
ーブ3の周速度がキヤプスタン1の周速度より大
きいため鋭角深溝シーブ3側で滑りを生じる。し
たがつて、ワイヤーロープに常時バツクテンシヨ
ンを発生させることができる。
また繰り出し操作に際しては、キヤプスタン1
が繰り出し側に回転すると、キヤプスタン1に内
蔵のワンウエイクラツチ4がフリーになり、鋭角
深溝シーブ3は内軸9と連結され、したがつて、
キヤプスタン1に巻かれたワイヤは、鋭角深溝シ
ーブ3に対しスリツピングクラツチ5の作動によ
つて摩擦が作用するため、常にバツクテンシヨン
を発生しながら繰り出されることになる。
また、ペダルアーム10のペダル7の踏み込み
により、押さえローラ6が鋭角深溝シーブ3に添
つて巻き付いたワイヤーロープの押さえ摩擦動作
は解除されるので、鋭角深溝シーブ3の所要の位
置へ、側方より他のワイヤーロープへの巻き掛
け、取り外しを容易にし得る。
第4図は本発明の他の例を示す側面図である。
チヤンネル状ベース22には、キヤプスタンウイ
ンチの外に、エンジン17と遠心クラツチ23及
び変速ミツシヨン20がベース16上に設置され
ている。21は外部原動駆動カツプリングを示
し、これにより外軸8が回転駆動され、キヤプス
タン1が回転駆動される。他方、ワンウエイクラ
ツチ4を経て作動する内軸9の一端に設けた鋭角
深溝シーブ3は、スリツピングクラツチ5を介し
て外軸より回転駆動される。
そして、上記例と同様にワイヤが巻回され、前
方に設けた幅広シーブ2を経て巻架したワイヤー
ロープをばね11で付勢したワイヤ押さえローラ
6と共に、常時バツクテンシヨンを保持するよう
作動する。
鋭角深溝シーブ3とワイヤ押さえローラ6とに
より引き出されたワイヤーロープの尻手は、ワイ
ヤガード12を経て機外に誘導され整理されるこ
とになる。
(5) 発明の構成と効果 以上述べたごとく本発明によれば、キヤプスタ
ンに動力伝達する外軸と、外軸と嵌合した内軸の
一端にワンウエイクラツチを介して取り付けら
れ、キヤプスタンの巻き取り径より大きい溝径に
設定した鋭角深溝シーブと、鋭角深溝シーブの溝
に一致して設けた幅広形シーブと、外軸と内軸と
はスリツピングクラツチを介して動力伝達される
ようにしたキヤプスタンウインチにおいて、 ワンウエイクラツチはキヤプスタン巻き取り回
転に際してはキヤプスタンと鋭角深溝シーブとは
同期回転する機能及びキヤプスタン繰り出し回転
に際してはキヤプスタンに対し鋭角深溝シーブが
空回転する機能を設けたので、 油圧機構による尻手ワイヤ操作装置に無い次の
特徴がある。本体重量が油圧式の3分の1、整備
の面から見てもオイルの管理等を怠ると故障の原
因となり、維持費がかかり油圧部品等の手配が出
た時は直ぐに対応できないが、本発明の如く機械
式であれば、構造が簡単なため故障が少なくトラ
ブルが起きても誰にでも簡単に補修できる。
また、従来の人手によりバツクテンシヨンを保
持する方法、またはキヤプスタンと連動させた別
置型機械装置による尻手取り方法と異なり、キヤ
プスタンと同軸一体化したもので、尻手取り操作
が機械的に行なえるため、人手による緊張感も少
なくて済むと共に、極めて容易に安全な作業が行
なえる。また、各構成部品の組み立て分解が容易
なため、移動・搬送及び設置が簡単にでき、軽量
のため労力の省力化が計られるので、電力送配電
工事、土木建設工事は勿論、林業、漁業その他の
産業荷役にその効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2
図は本発明の一実施例を示す側面図、第3図は本
発明の一実施例を示す斜視図、第4図は本発明の
他の実施例を示す側面図である。 1…キヤプスタン、2…幅広形シーブ、3…鋭
角深溝シーブ、4…ワンウエイクラツチ、5…ス
リツピングクラツチ、6…押さえローラ、8…外
軸、9…内軸、11…付勢ばね、16…ベース、
17…エンジン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 キヤプスタンに動力伝達する外軸と、外軸と
    嵌合した内軸の一端にワンウエイクラツチを介し
    て取り付けられ、キヤプスタンの巻き取り径より
    大きい溝径に設定した鋭角深溝シーブと、鋭角深
    溝シーブの溝に一致して設けた幅広形シーブと、
    外軸と内軸とはスリツピングクラツチを介して動
    力伝達されるようにしたキヤプスタンウインチに
    おいて、 ワンウエイクラツチはキヤプスタン巻き取り回
    転に際してはキヤプスタンと鋭角深溝シーブとは
    同期回転する機能及びキヤプスタン繰り出し回転
    に際してはキヤプスタンに対し鋭角深溝シーブが
    空回転する機能を設けたことを特徴とするキヤプ
    スタンウインチ。 2 鋭角深溝シーブに係合する押さえローラを付
    勢したばねを介して取り付けた請求項第1項記載
    のキヤプスタンウインチ。 3 外軸にウオームギアセツトを取り付け、エン
    ジン、クラツチ、変速装置と接続して動力伝達す
    るようにした請求項第1項又は第2項記載のキヤ
    プスタンウインチ。
JP20469988A 1988-08-19 1988-08-19 キャプスタンウインチ Granted JPH0256398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20469988A JPH0256398A (ja) 1988-08-19 1988-08-19 キャプスタンウインチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20469988A JPH0256398A (ja) 1988-08-19 1988-08-19 キャプスタンウインチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0256398A JPH0256398A (ja) 1990-02-26
JPH05314B2 true JPH05314B2 (ja) 1993-01-05

Family

ID=16494847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20469988A Granted JPH0256398A (ja) 1988-08-19 1988-08-19 キャプスタンウインチ

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JP (1) JPH0256398A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158803A (ja) * 1984-12-29 1986-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 化合物半導体多結晶の合成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158803A (ja) * 1984-12-29 1986-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 化合物半導体多結晶の合成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0256398A (ja) 1990-02-26

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