JPH05314705A - 3.5インチフレキシブルディスク - Google Patents
3.5インチフレキシブルディスクInfo
- Publication number
- JPH05314705A JPH05314705A JP11940092A JP11940092A JPH05314705A JP H05314705 A JPH05314705 A JP H05314705A JP 11940092 A JP11940092 A JP 11940092A JP 11940092 A JP11940092 A JP 11940092A JP H05314705 A JPH05314705 A JP H05314705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible disk
- disk medium
- magnetic head
- hub
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フレキシブルディスク媒体に対するペネトレー
ションマージンを増大させる。 【構成】フレキシブルディスク媒体2のハブ3への接着
面近傍に穴4a,4b,4c,……,4pを開ける。こ
れにより、フレキシブルディスク媒体2の内周側の可撓
性が高く(たわみ易く)なるため、フレキシブルディス
ク媒体2は磁気ヘッドの姿勢に倣って、磁気ヘッドとの
接着面に隙間が生じることがない。
ションマージンを増大させる。 【構成】フレキシブルディスク媒体2のハブ3への接着
面近傍に穴4a,4b,4c,……,4pを開ける。こ
れにより、フレキシブルディスク媒体2の内周側の可撓
性が高く(たわみ易く)なるため、フレキシブルディス
ク媒体2は磁気ヘッドの姿勢に倣って、磁気ヘッドとの
接着面に隙間が生じることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3.5インチフレキシブ
ルディスクの構造に関する。
ルディスクの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3.5インチフレキシブルディス
クにはフレキシブルディスク媒体のハブへの接着面近傍
に穴は存在していなかった。
クにはフレキシブルディスク媒体のハブへの接着面近傍
に穴は存在していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の3.5インチフ
レキシブルディスクは、フレキシブルディスク媒体のハ
ブへの接着面付近に穴は設けられていなかった。そのた
め、フレキシブルディスク媒体の半径方向各店における
媒体面を貫く方向の可撓性(たわみ易さ)は、フレキシ
ブルディスク媒体の中心部がハブで固定されているため
に、半径が小さくなるほど可撓性は低く(たわみにく
く)なっていた。
レキシブルディスクは、フレキシブルディスク媒体のハ
ブへの接着面付近に穴は設けられていなかった。そのた
め、フレキシブルディスク媒体の半径方向各店における
媒体面を貫く方向の可撓性(たわみ易さ)は、フレキシ
ブルディスク媒体の中心部がハブで固定されているため
に、半径が小さくなるほど可撓性は低く(たわみにく
く)なっていた。
【0004】一方、フレキシブルディスク装置の磁気ヘ
ッドがフレキシブルディスクに接する場合を考えると、
一般に磁気ヘッドはフレキシブルディスク媒体の可撓性
に比べると剛性が高いため、フレキシブルディスク媒体
が磁気ヘッドの姿勢に倣うことになる。
ッドがフレキシブルディスクに接する場合を考えると、
一般に磁気ヘッドはフレキシブルディスク媒体の可撓性
に比べると剛性が高いため、フレキシブルディスク媒体
が磁気ヘッドの姿勢に倣うことになる。
【0005】ここで、フレキシブルディスク媒体面と磁
気ヘッド面の高さが一致している場合は問題ないが、こ
の高さが一致していない場合はフレキシブルディスク媒
体がたわむことになる。そして、このたわみの程度が大
きくなり、かつフレキシブルディスク媒体の可撓性が低
い場合、磁気ヘッドとフレキシブルディスク媒体との間
に微小な隙間、すなわち、記録・再生理論で言うところ
のスペーシングロスが生じ、フレキシブルディスク装置
の特性上好ましくない結果となる。
気ヘッド面の高さが一致している場合は問題ないが、こ
の高さが一致していない場合はフレキシブルディスク媒
体がたわむことになる。そして、このたわみの程度が大
きくなり、かつフレキシブルディスク媒体の可撓性が低
い場合、磁気ヘッドとフレキシブルディスク媒体との間
に微小な隙間、すなわち、記録・再生理論で言うところ
のスペーシングロスが生じ、フレキシブルディスク装置
の特性上好ましくない結果となる。
【0006】従って、上記高さにはフレキシブルディス
ク装置の性能によって決まるある許容範囲が生ずる。こ
の許容範囲は、一般にペネトレーションマージンと呼ば
れている。フレキシブルディスク装置においては、この
ペネトレーションマージンを確保するために、部品寸法
の厳密な管理あるいは検査工程での不良品の除去等を行
っているが、このことがフレキシブルディスク装置の製
造原価を高める一要因となっている。
ク装置の性能によって決まるある許容範囲が生ずる。こ
の許容範囲は、一般にペネトレーションマージンと呼ば
れている。フレキシブルディスク装置においては、この
ペネトレーションマージンを確保するために、部品寸法
の厳密な管理あるいは検査工程での不良品の除去等を行
っているが、このことがフレキシブルディスク装置の製
造原価を高める一要因となっている。
【0007】本発明の目的は、このペネトレーションマ
ージンを大きくすることにより、ペネトレーションマー
ジンを確保するための作業の省略もしくは簡略化をはか
り、フレキシブルディスク装置の製造原価を低減せしめ
るフレキシブルディスクを提供するものである。
ージンを大きくすることにより、ペネトレーションマー
ジンを確保するための作業の省略もしくは簡略化をはか
り、フレキシブルディスク装置の製造原価を低減せしめ
るフレキシブルディスクを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の3.5インチフ
レキシブルディスクは、フレキシブルディスク媒体のハ
ブの接着面近傍に複数の穴を有している。
レキシブルディスクは、フレキシブルディスク媒体のハ
ブの接着面近傍に複数の穴を有している。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す3.5イン
チフレキシブルディスクを示す平面図である。図1にお
いて、1はケース、2はフレキシブルディスク媒体、3
はハブ、そして、4a,4b,4c,……,4pはフレ
キシブルディスク媒体の内周側2に開けられた穴であ
る。
チフレキシブルディスクを示す平面図である。図1にお
いて、1はケース、2はフレキシブルディスク媒体、3
はハブ、そして、4a,4b,4c,……,4pはフレ
キシブルディスク媒体の内周側2に開けられた穴であ
る。
【0011】図2(a)は図1のフレキシブルディスク
媒体2及びハブ3の断面を示したものであって、5はフ
レキシブルディスク媒体2をハブ3に接着するための、
例えば、両面粘着テーブなどの接着部材である。このよ
うに、本実施例のフレキシブルディスク媒体2には、フ
レキシブルディスク媒体の面を貫く方向の可撓性は、穴
4a,4b,4c,……,4pが設けられている付近で
高く(たわみ易く)なっている。また、図2(a)はフ
レキシブルディスク媒体2にフレキシブルディスク装置
の磁気ヘッド6が接した状態を示しており、本図はフレ
キシブルディスク媒体面と磁気ヘッド面の高さが同一の
場合を示している。一方、図2(b)はフレキシブルデ
ィスク媒体面と磁気ヘッド面の高さが異なる場合であっ
て、磁気ヘッド6の姿勢にフレキシブルディスク媒体2
が倣うため、その間に隙間が生じることがない。すなわ
ち、ペネトレーションマージンが有る状態である。
媒体2及びハブ3の断面を示したものであって、5はフ
レキシブルディスク媒体2をハブ3に接着するための、
例えば、両面粘着テーブなどの接着部材である。このよ
うに、本実施例のフレキシブルディスク媒体2には、フ
レキシブルディスク媒体の面を貫く方向の可撓性は、穴
4a,4b,4c,……,4pが設けられている付近で
高く(たわみ易く)なっている。また、図2(a)はフ
レキシブルディスク媒体2にフレキシブルディスク装置
の磁気ヘッド6が接した状態を示しており、本図はフレ
キシブルディスク媒体面と磁気ヘッド面の高さが同一の
場合を示している。一方、図2(b)はフレキシブルデ
ィスク媒体面と磁気ヘッド面の高さが異なる場合であっ
て、磁気ヘッド6の姿勢にフレキシブルディスク媒体2
が倣うため、その間に隙間が生じることがない。すなわ
ち、ペネトレーションマージンが有る状態である。
【0012】なお、穴の位置、大きさ、形状及び個数を
適当に設定することにより、必要とする可撓性の量を変
えることが可能である。
適当に設定することにより、必要とする可撓性の量を変
えることが可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フレキシ
ブルディスク媒体のハブへの接着面近傍に複数の穴を設
けたことにより、ペネトレーションマージンが増大する
ため、安価なフレキシブルディスク装置を製造できる効
果がある。
ブルディスク媒体のハブへの接着面近傍に複数の穴を設
けたことにより、ペネトレーションマージンが増大する
ため、安価なフレキシブルディスク装置を製造できる効
果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】分図(a),(b)はそれぞれ図1のフレキシ
ブルディスク媒体2に磁気ヘッドが接した状態を示す拡
大断面図である。
ブルディスク媒体2に磁気ヘッドが接した状態を示す拡
大断面図である。
1 ケース 2 フレキシブルディスク媒体 3 ハブ 4a〜4p 穴 5 接着部材 6 磁気ヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】 3.5インチフレキシブルディスクに使
用されるフレキシブルディスク媒体において、フレキシ
ブルディスク媒体のハブへの接着面近傍に複数の穴を有
することを特徴とする3.5インチフレキシブルディス
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11940092A JPH05314705A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 3.5インチフレキシブルディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11940092A JPH05314705A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 3.5インチフレキシブルディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314705A true JPH05314705A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14760561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11940092A Withdrawn JPH05314705A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 3.5インチフレキシブルディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05314705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9160278B2 (en) | 2012-03-16 | 2015-10-13 | Panasonic Corporation | Wireless communication device |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP11940092A patent/JPH05314705A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9160278B2 (en) | 2012-03-16 | 2015-10-13 | Panasonic Corporation | Wireless communication device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |