JPH05314362A - おしぼり状商品供給機及びおしぼり供給機 - Google Patents

おしぼり状商品供給機及びおしぼり供給機

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JPH05314362A
JPH05314362A JP14003692A JP14003692A JPH05314362A JP H05314362 A JPH05314362 A JP H05314362A JP 14003692 A JP14003692 A JP 14003692A JP 14003692 A JP14003692 A JP 14003692A JP H05314362 A JPH05314362 A JP H05314362A
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JP
Japan
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hand towel
storage container
towel
plate
piece
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Pending
Application number
JP14003692A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kishikawa
勝由 岸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisen Co Ltd
Original Assignee
Aisen Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じておしぼりサ−ビスを享受できる
供給機で、簡易にして且つ小型化を図るおしぼり状商品
の供給機を提供することを目的とする。 【構成】 収納容器1の背板12に設けた支軸122に
取付けられ、この支軸122を中心に最下段のおしぼり
とその上位のおしぼりとを前方に押出せるようにした回
動自在の舌片(2)と、上記収納容器1の前板11に取
付けられ上記舌片2を前方へ押出すと最下段から2番目
のおしぼりをこの舌片2とによって挟持するようになし
た係止片(3)と、上記収納容器1の前板11と突設板
14との間に形成し、上記舌片2を前方へ押出すと最下
段のおしぼりが上記突設板13から離れ収納容器外に取
出すことができる開口部(4)と、この開口部4の下方
側に設けられた取出口(5)と、を備え、レバ−操作に
よって、上記舌片2を前方へ押出すように構成したこと
を特徴とするおしぼり供給機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、おしぼり状商品を硬貨
類(硬貨、疑似硬貨等のコイン、パチンコ玉等をい
う。)の投入により取出口へ送りだすようにしたおしぼ
り状商品の供給機(以下「供給機」という。)に関す
る。ここで、おしぼり状商品とは、おしぼりの他、柔軟
性包装容器を備えるゼリ−状菓子やコ−ヒ−スティク等
のある程度柔軟性のある棒状体製品をいい、本発明はこ
れらを貨幣及び貨幣に類するコイン等により販売する供
給機に利用される。
【0002】
【従来の技術】おしぼりは、合成樹脂フィルム袋に充填
シ−ルされたもので、喫茶店や食堂等でサ−ビス供与さ
れている。しかるに、大衆娯楽施設たるパチンコ店やボ
−リング場、そして、ゴルフ練習場等には、利用者にこ
の種の簡易衛生を図るおしぼりサ−ビスはなかった。お
しぼり供給機としては、従来、高周波発生源を備えるも
のや、キャビネットに支持板を設けモ−タ駆動で硬貨投
入により取出口からおしぼりを取り出せるようにしたも
の等(特開昭48−88999号公報、特開昭61−2
21992号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの供給
機も設置スペ−スの確保が難しい大型装置であり、卓上
タイプで簡易にしてテ−ブルに載るものではなかった。
ところで、おしぼりは、袋詰めしても形の定まらない不
定形状であり、これを硬貨投入によって取出口へ送りだ
すことは困難である。従って、上記後者の供給機は、仕
切板でおしぼりを一個ずつ収納する室を設ける構成をと
っていた。そのため、この方法では、おしぼりが占有し
ない死空間が存在し、供給機の大型化に一層拍車をかけ
るものになっていた。
【0004】本発明は、上記観点に鑑みてなされたもの
であり、喫茶店、パチンコ店等で需要者が必要に応じて
おしぼりサ−ビスを享受できるようにする供給機で、不
定形状のおしぼりであっても、簡易にして且つ小型化を
図ることのできるおしぼり状商品の供給機を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明のおしぼり状
商品供給機は、前板と、背板と、該背板に取付けられ該
前板と該背板間に横置きにし且つ積層される該おしぼり
状商品を載置する突設板と、を備える収納容器(1)
と、該収納容器の背板に設けた支軸に取付けられ、該支
軸を中心に少なくとも最下段のおしぼり状商品とその上
位のおしぼりとを前方に押出せるようにした回動自在の
舌片(2)と、上記収納容器の前板に取付けられ上記舌
片を前方へ押出すと最下段から2番目のおしぼり状商品
を上記舌片とによって挟持するようになした係止片
(3)と、上記収納容器の前板と突設板との間に形成
し、上記舌片を前方へ押出すと最下段のおしぼり状商品
が上記突設板から離れ収納容器外に取出すことができる
開口部(4)と、該開口部の下方側に設けられた取出口
(5)と、を備え、レバ−操作によって、上記舌片を前
方へ押出すように構成したことを特徴とする。
【0006】ここで、上記舌片を上記支軸に取付けられ
る前方舌片と、この前方舌片の後方側に取付けられ、こ
の前方舌片と重合わせた場合、先端が前方舌片より突出
する後方舌片と、からなるように構成し、前方舌片が最
下段から2番目のおしぼり状商品を挟持すると共に、上
記後方舌片が最下段のおしぼり状商品を上記開口部へ押
出し落下させる本第2発明のようにしてもよい。
【0007】本第3発明のおしぼり状商品供給機は、お
しぼり状商品長さの奥行きを有し且つ縦断面切頭略V又
はU字状の底部を形成すると共に、該底部の下端部に横
置きおしぼり状商品が通過する切欠開口部を設けたおし
ぼり収納容器(1)と、該収納容器の下方位置で支軸を
中心に回動可能にして静止状態で上記切欠開口部を封止
する前片と後片とで縦断面略V又はU型を構成し、該前
片と該後片との間に形成される空間内におしぼり状商品
を収納できるはね出し部(6)と、該はね出し部を回転
させるレバ−(7)と、上記はね出し部の後片に設け、
上記切欠開口部からおしぼり状商品の落下を防止するた
めの舌部(8)と、上記切欠開口部の下方側に設けられ
た取出口(5)と、を備え、上記V又はU型はね出し部
を回転させるレバ−操作によって、はね出し部内のおし
ぼりを上記取出口へ落下させると共に、上記舌部が上記
切欠開口部を遮蔽して上記収納容器内のおしぼり状商品
が該収納容器から落下することを防止するように構成し
たことを特徴とする。ここで、「縦断面切頭略V又はU
字状」とは、切欠開口部を形成しないように、底部の底
板を互いに交差するまで延長した状態の縦断面形態がV
字状になることをいう。
【0008】本第4発明のおしぼり供給機は、おしぼり
長さの奥行きを有し且つ縦断面切頭略V又はU字状の底
部を形成すると共に、該底部に横置きおしぼりが通過す
る切欠開口部を設けた収納容器(1)と、該収納容器の
下方位置で支軸を中心に回転可能であり上記切欠開口部
を遮蔽する回転体(9)と、上記収納容器下方側で且つ
上記回転体の一側方に設けられた取出口(5)と、を備
え、上記回転体には、上記おしぼりを引っかけて、引っ
かけられたおしぼりを、更なる該回転体の回転に伴って
上記取出口に随伴させることができる突起部が形成さ
れ、上記収納容器の底部の一面を構成し且つ上記取出口
上に配置される取出口側底板は、回動可能であると共に
上記移動される突起部に抵触し、該突起部の上記取出口
底板との抵触開始時から下方に回動され該抵触が解除さ
れた時、元の静止状態に戻ることを特徴とする。
【0009】本第5発明のおしぼり状商品供給機は、前
板と背板との横辺を略おしぼり状商品長さに合わせ、該
背板に一端縁で回動自在に取付け、且つ傾斜状態に配設
した傾斜基板(16a)と、該傾斜基板の他端側で支軸
を介して回動自在にして該傾斜基板上に載置した傾斜基
板より傾斜辺が小なる傾斜上板(16b)と、からなる
底板(16)を有する収納容器(1)と、該収納容器の
基台上に設けられ、上記傾斜基板を所望の傾斜角をもっ
て保持する支持部を具備する回動体(32)と、該回動
体と連結して該回動体を回転させるレバー(7)と、上
記基台に立設して、傾斜基板に設けた通過溝を貫通して
傾斜上板に当接する支柱(33)と、上記前板と底板と
の間におしぼり状商品を収納容器外へ取り出すことがで
きる開口部(4)と、該開口部に近接して、おしぼり状
商品が収納容器外へ押し出されるのを係止する係止部
(34)と、を備え、レバー操作によって、上記傾斜基
板を保持する上記回動体の支持部が外れ、上記傾斜基板
の上記他端側が自重により落下し、上記傾斜基板及び上
記傾斜上板の傾斜角を大きくすることによって、最前列
のおしぼり状商品を収納容器外へ押出すと共に、上記傾
斜基板と上記傾斜上板で縦断面略「V」字形状を構成
し、上記傾斜基板から遊離した上記傾斜上板の上辺部で
次列のおしぼり状商品が収納容器外へ押出されるのを防
止するように構成したことを特徴とする。
【0010】本第6発明のおしぼり状商品供給機は、請
求項1〜3又は5記載のおしぼり状商品供給機であっ
て、押上げ具とロック具とロックピンとからなる硬貨類
投入機構であって、押上げ具とロック具とは支点を中心
として回動自在で、硬貨類の投入により押上げ具を斜上
方へ突き上げてロック具を回動させてロックピンから外
しレバー作動できるようにさせ、レバー作動と同時に硬
貨をおしぼり供給機内に収納すると共に、おしぼりが取
り出されるとレバーが元の位置に復起し、ロックピンに
ロック具がロックした状態となる硬貨類投入機構を備え
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係るいずれの収納容器も、おしぼりを
積層し重力落差で順次供給できるように構成したので、
死空間がなく、従って、収容容器自体が小さくなり、供
給機全体もコンパクトになる。そして、予め殺菌・消毒
されたおしぼりを、収納容器に充填してサービス供与で
きる供給機の構成をとっているので、滅菌等の設備も全
く不要となり、卓上型として喫茶店や食堂等においても
利用できる。また、本第1発明及び第2発明のおしぼり
状商品供給機は、おしぼり収納容器の背板に取付けた舌
片を、レバー操作によって前方に押出すことで、不定形
のおしぼりであっても、最下段のおしぼりを開口部へ送
り出し、且つ最下段から2番目のおしぼりを、この舌片
と係止片とで挟持することによって開口部への落下を防
止するので、簡易構成のおしぼり状商品供給機を供与で
きる。
【0012】同様に、第3発明のおしぼり状商品供給機
は、レバー操作によってはね出し部が回転しておしぼり
を取出口に運ぶと同時に、はね出し部の後方に設けた舌
部が、おしぼりの落下するのを防ぐので、構成を単純化
した小型化の供給機とすることができる。第4発明のお
しぼり供給機においても、回転体が、収納容器の下端部
に形成した切欠開口部を遮蔽しながら、回転体に設けた
突部が、おしぼりを引っかけ得る構造になっているの
で、取出口側の底板を回動可能とすることにより、不定
形状のおしぼりであっても、引っかけたおしぼりを取出
口へ確実に運びうる小型化の供給機を提供できる。
【0013】また、第5発明のおしぼり状商品供給機
も、開口部から収納容器外へおしぼり状商品が押し出さ
れるのを止める係止部を備えて、容器内におしぼり状商
品を保管する一方、レバー操作によって支持部が外れれ
ば、傾斜基板の傾斜角が急になると共に、傾斜上板は支
柱が支えて更に急傾斜させ、最前列のおしぼり状商品を
収納容器外へ押出す傍ら、次列のおしぼり状商品の排出
を傾斜上板の上辺部で阻止することができるので、構成
を簡素化して、小型化を図るおしぼり状商品供給機を提
供できる。第6発明のおしぼり状商品供給機は、押上げ
具が硬貨類の投入によりロンクピンからロック具を外
し、レバー作動を可能とするので、斯る硬貨類投入機構
を具備する第1〜3又は5の発明に係るおしぼり状商品
供給機供給機に備えることで、必要に応じて硬貨類を投
入しおしぼり状商品の供給サービスを受けることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (1)実施例1 実施例に係るおしぼり供給機の構成 図1〜3は、本第1及び第2発明に係るおしぼり供給機
の一実施例を示すもので、収納容器1と、舌片2と、係
止片3と、開口部4と、取出口5と、レバー7を初めと
する作動部と、硬貨類投入機構45と、から構成され
る。
【0015】上記収納容器1は、前板11と、背板12
と、おしぼりを載置する突設板13と、おしぼり長さの
間隔で配置した側板14、14と、上板18からなる収
納室で、おしぼりaを一段積みになるように、側板14
で形成される奥行きを、おしぼりが巻かれた状態の略直
径に設定している。前板11は、おしぼりがなくなった
場合、補充できるように開閉機構111がついている。
背板12の略中央の位置には、切欠口121を形成して
いる。
【0016】舌片2は、背板12の切欠口121の上辺
付近に設けた支軸122を中心に、前板11方向へ回動
自在に取付けられる前方舌片21と、この前方舌片21
の裏面上辺へ上辺部のみが固着して取付けられている後
方舌片22と、からなる。この後方舌片22は、長方形
板の上記前方舌片21の両端部に設けられ、先端が前方
舌片21より突出する構成になっている(図1)。具体
的には、前方舌片21は、静置状態でその下辺を突設板
13に載置した最下段のおしぼりの上部付近に位置する
ように構成し、下方舌片は、突設板13の近傍まで突出
する構成をとる。前方舌片と後方舌片とは、共に合成樹
脂板であるが、前方舌片21が外力に対して殆ど変形し
ないのに対し、後方舌片22は、外力に対し、前方舌片
に固着した上辺部からその下辺部にかけて、多少しなる
傾向を保有する。前方舌片21には、上辺の中央位置で
外方へ略「く」の字状に屈曲した金属製の帯状突片23
を取付けている。
【0017】係止片3は、上記収納容器1の前板11の
裏面へ、水平に固着した棒状体である。この係止片3
は、突設板13におしぼりを積層した状態にして、上記
前方舌片21を前方へ押出すと、前方舌片21とで最下
段より一段上のおしぼりを挟持することのできる位置で
固定されている(図3)。
【0018】開口部4は、上記前板11と突設板13と
の間に形成された隙間で、おしぼりが通過できる程度の
ものである。取出口5は、開口部4を通過したおしぼり
が落下した地点に設けられる前面開口の縦断面略「コ」
字状を形成した口であり(図2)、手でおしぼりを取出
させるようになっている。符号7はレバーを示す。レバ
ー7を、軸71を支点に押下げると、連結しているロッ
ド72、73に動き方を変化をさせて伝え、ロッド73
の先端が、支軸74を支点に下方へ回転する構造になっ
ている。ロッド73の先端には、回転ローラ75を設け
てなる。ローラ面は、静止状態で突片23に当接してい
る(図2)。符号76、77はピンを示し、ロッド72
はピン76、77を中心に回動自在の構成をとる。符号
78は元の状態に復起させるバネを示す。
【0019】実施例1に係るおしぼり供給機の操作 まず、硬貨を投入してレバー7のロックを外す。この部
分は、図4、図5のような硬貨類投入機構45の中に組
み込まれている。コイン(又は貨幣、例えば10円玉)
を投入すると押上げ部451でコインが上昇し、押上げ
具452を斜上方Aに突き上げる。この突き上げによっ
て、ロック具455が、支点453を中心に反時計回り
Bに旋回して、ロックピン456から外れる。この状態
にして、レバー7を作動させる。レバー作動と同時にコ
インが押し上げ部を乗り越えて使用済みのものとしてお
しぼり状商品供給機内のコインボックスへ収納される。
斯る機構に代えて、図6のようなパチンコ玉と貨幣両用
の投入口を設け、図7の如くのロック機構46にしても
よい。尚、パチンコ玉の場合は、例えば3個のパチンコ
玉(10円相当分)を投入すると押上げ具452が突き
上がるようにすることができる。
【0020】次に、レバー7を下方に押す。リンク機構
によって、回転ローラ75が、回転して下方に移動す
る。そして、当接する突片23が外方に反っているた
め、前方舌片2を前板11の方向へ押し出す。このと
き、前方舌片21に取付けた後方舌片22が、しなりな
がら最下段のおしぼりaを開口部4へ押し出し、取出口
5へ投下する。これと同時に、前方舌片21は、最下段
のその上にあるおしぼりa1を、係止片3とで挟持する
ことによって、続けて最下段より上位にあるおしぼりが
開口部4から落下しないように防止する。このように、
硬貨投入によっておしぼりaが取出されると、レバー7
がバネ78圧で元の位置に復起し、再びロックピン45
6にロック具455が自重で下がり、ロックした状態と
なる。
【0021】(2)実施例2 実施例2に係るおしぼり供給機の構成 図8〜図10は、本第3発明に係るおしぼり供給機の一
実施例を示すもので、収納容器1と、はね出し部6と、
レバー7と、舌部8と、取出口5と、硬貨類投入機構4
5と、から構成される。
【0022】収納容器1は、縦断面形状が略同一のホッ
パー形状で、奥行きが、おしぼり長さを有する。その底
部15は、縦断面切頭略V又はU字状であり、下端部に
は、横置きおしぼりがその形態で通過できる切欠開口部
151が、設けられている。符号154は、底部15に
設けた案内突状部を示し、符号155は、案内板を示
す。レバ−操作したときに、はね出し部6へおしぼりを
順次送り込むためのものである。
【0023】はね出し部6は、前片61と後片62とで
縦断面略V又はU型の形状をなす受器で、上記切欠開口
部151を封止できる構成をとる。そして、上記収納容
器1の下方位置で、且つそのV又はU型形状となる略先
端にあたる位置へ設けた支軸63を中心に、回転可能に
取付けられている。そして、このはね出し部6は、V又
はU型形状された溝に、一個のおしぼりのみを収納でき
る大きさとなっている。符号7はレバーを示す。ここ
で、本実施例においても、実施例1と同様の硬貨類投入
機構45が設けられており(図示せず)、硬貨投入によ
ってロックが解除されると、レバー作動できるようにな
っている。
【0024】舌部8は、はね出し部の後片62に取付け
られるベーン状体で、ゴム製の多少の弾性を保有する。
舌部8と後片62との接合点には、ローラ81が取付け
られており、具体的な位置関係を図9、図10に示す。
ローラ81は、レバー7の操作よってはね出し部6が回
転した場合、前片61の内面に当接して、それ以上の回
転を止めるストッパーの役割を担う。そして、この時点
で、舌部8が上記切欠開口部151を塞ぐ構造になって
おり、おしぼりの落下を防止する(図9)。符号5は取
出口を示す。尚、本第3発明の別態様として、図11の
如くにしてもよい。ここでは、舌部8を2つのベーン状
体とし、ローラ81を舌部と後片との接合点から離した
構造になっている。
【0025】実施例2に係るおしぼり供給機の操作 図9において、硬貨投入によりロックを解除し、レバー
を押下げると、はね出し部6が前方に回転する。そし
て、はね出し部内に収納されていたおしぼりが取出口5
へ送出される。このとき、舌部8が切欠開口部151を
ふさぎ、上記おしぼり以外で収納容器内になお充填され
ているおしぼりが、切欠開口部151から落下するのを
防ぐ。おしぼりが取出された後は、レバー7はバネ圧
(図示せず。)で元の状態に復起するが、案内突状部1
54が、次なるおしぼり1個だけをはね出し部に誘導
し、再び供給機としてのセット状態にはいる。
【0026】(3)実施例3 実施例3に係るおしぼり供給機の構成 図12は、本第4発明に係るおしぼり供給機の一実施例
を示すもので、収納容器1と、回転体9と、取出口5
と、駆動部79と、硬貨類投入機構45(図示せず。)
と、から構成される。
【0027】収納容器1は、縦断面形状が略同一のホッ
パー形状で、奥行きは略おしぼり長さとなっている。そ
の底部15は、縦断面切頭略V字形状であり、下端部に
は、横置きおしぼりが通過できる切欠開口部151が、
設けられている。切欠開口部151近傍の底部15は、
おしぼり1個を待機できる収容室153を構成してい
る。図12において、符号152は、底部15の一面を
構成する取出口側底板を示し、符号156は固定底板を
示す。
【0028】回転体9は、支軸91を中心に回転できる
ドラム状体であり、上記切欠開口部151を遮蔽して、
切欠開口部151からおしぼりが落下しないようになっ
ている。この回転体9の周壁には、収容室153のおし
ぼりを引っかけて、回転体9の回転に伴って、取出口5
へ随伴させることのできる突起部92が、形成されてい
る。符号5は取出口を示す。ここで、上記取出口底板1
52は、回動可能であると共に、おしぼりを引っかけた
上記突起部92に抵触開始時から下方へ回動し、この抵
触を解除した時、元の静止状態に戻る構成をとる。取出
口5の受台52及び上記固定底板156で、突起部92
に対応した箇所には、回転体9の回転に伴って突起部9
2が通過できるスリットが形成されている。符号79は
駆動部を示す。符号55はリミットスイッチを示す。
【0029】実施例3に係るおしぼり供給機の操作 貨幣を投入すると、駆動部79が稼動し、回転体9が回
転作動する。そして、突起部92が、収容室153に収
まっているおしぼりaを引っかけて、これを取出口5へ
随伴する。この場合、取出口側底板152が回動して、
おしぼりの随伴を円滑に行う。しかるに半回転すると対
向の突起部92がリミットスイッチ55に触れ、回転体
9の回転を止める。このようにして、取出口5に送り出
されたおしぼりaを手にすることができる。
【0030】(4)実施例4 実施例4に係るおしぼり供給機の構成 図13〜図15は、本第4発明に係るおしぼり供給機の
一実施例を示すもので、収納容器1と、回動体32と、
レバー7と、支柱33と、開口部4と、係止部34と、
硬貨類投入機構45(図示せず。)と、から構成され
る。
【0031】収納容器1は、横辺を略おしぼり状商品の
長さとした前板11と、背板12と、2枚の側板14、
14とで枠体を形成すると共に、傾斜基板16aと傾斜
上板16bとで底板16を構成して、おしぼり状商品の
容器としたものである。尚、収納容器の上板を外したも
のを図示している。傾斜基板16aは、上端縁162を
蝶番165で背板12に回動自在に取り付けられ、何も
これを阻止するものがなければ、他端側の下端縁163
が、基台17に当接して、傾斜状態を維持する構成をと
る(図15参照)。この傾斜基板16aの下端縁163
には、支軸166を介して、回動自在にして傾斜上板1
6bが取り付けられている。傾斜上板16bは、何の外
力もなければ、傾斜基板16aの上に載置された状態と
なっており、その傾斜辺は、傾斜基板16aの傾斜辺よ
り小さい(図13、図14)。傾斜上板16bの傾斜辺
は、具体的には、その上辺部167が前板11から背板
12へ略おしぼり一個分入ったところに位置する(図1
4)。傾斜基板16aには、通過溝1611が形成さ
れ、この位置は、傾斜上板16bを載置すると傾斜上板
16bの上辺部167近傍にあたる。
【0032】回動体32は、基台17の上に取り付けら
れ、支軸321を中心にローラ322が、一定の節度を
もって回動自在に動く構成になっている。ローラ322
には、突起棒からなる支持部323が設けられ、ローラ
322を回動させ、支持部323を傾斜基板16aに対
し略垂直に位置させると、傾斜基板16aを持ち上げ、
これを所定の傾斜角で保持できるようになっている(図
14)。レバー7は、このローラ322の一端面側で連
結しており、支持部323が傾斜基板16aに対し略垂
直状態にあるとき、硬貨類投入前の準備位置を保ち、ロ
ーラ322から基台17に対し手前(開口部4のある位
置)で、且つ斜め上方に配設される(図13、図1
4)。尚、上記支軸321に代え、ローラ322の両端
をローラ322を包む支持環で保持して、ローラ322
を回動自在に動かせるものでもよい。
【0033】支柱33は、基台17に立設した棒状体
で、支持部323が傾斜基板16aに対し垂直状態にあ
るとき、傾斜基板16aの通過溝1611を貫通して、
傾斜上板16bに当接する高さを保有する。そして、支
持部323が傾斜基板16aに対し略垂直状態にあると
き、傾斜上板16bは、傾斜基板16aに載置され、重
なり合った状態をつくる(図14)。開口部4は、前板
11と底板16と側板14、14とで形成された隙間
で、おしぼりが通過できる程度のものである。
【0034】係止部34は,前板11に取り付けられた
ローラ状体で、支持部323が傾斜基板16aに対し略
垂直状態にあるとき、傾斜上板16bとで最前列のおし
ぼりaが収納容器1の外へ排出するのを阻止できるよう
になっている。一方、上記支持部323が傾斜基板16
aから外れると、傾斜上板16bが支柱33との当接点
を支点に急勾配となるため、開口部4が大きくなり、最
前列のおしぼりを収納容器外へ押し出す構成をとる。
尚、係止部34は、本実施例のごとくのローラ状体なる
ものに限らず、上記役割を発揮できれば、いかなるもの
でもよく、例えば、これをなくして、前板11を手前に
張り出して上記役割を担うようにしてもよい。
【0035】符号19は、案内板を示す。おしぼりを円
滑に開口部4へ運ぶためのものである。硬貨類投入機構
45は、実施例(1)と同様の機構を有するもので、ケ
ース49内に収納されている。符号491は、硬貨投入
口を示す。
【0036】実施例4に係るおしぼり供給機の操作 図13、図14において、硬貨投入によりロックを解除
する。ここでは、まだ支持部323は、傾斜基板16a
に対し略垂直に位置し、傾斜基板16aを持ち上げ、所
定の傾斜角で保持した状態にある。この状態下では、最
前列のおしぼりaは、傾斜上板16bと係止部34とで
挟持され、収納容器1の内部に収まっている。レバー7
を押し下げると、回動体32が回り、支持部323が傾
斜基板16aから外れる。そうすると、傾斜基板16a
は、蝶番165で背板12に取り付けられている上端縁
162を支点に、他端側が自重により落下する(図1
5)。この時、傾斜上板16bは、支柱33との当接地
点を支点に、傾斜基板16aの急傾斜より更なる急傾斜
を発生させる。傾斜上板16bと傾斜基板16aとの下
端同士は、支軸166を介して取り付けられているから
である。かくして、開口部4が、おしぼりが通過できる
程度に広がり、且つ急勾配の傾斜角度によって、最前列
のおしぼりaを収納容器外へ押し出す。一方、傾斜基板
16aと傾斜上板16bとは、支軸166を支点に、縦
断面略「V」字形状を構成し、傾斜基板16aから遊離
した傾斜上板16bは、その上辺部167で、次列のお
しぼりa2が収納容器外へ押し出されるのを制止する
(図15)。
【0037】最前列のおしぼりaが取り出された後は、
レバー7は、バネ圧(図示せず。)で元の状態に復帰
し、これに連動して回動体32も回り、支持部323が
再び図14のごとく傾斜基板16aを持ち上げ、所定の
傾斜角にて保持することで、おしぼり供給機としてのセ
ット状態にはいる。
【0038】(5)実施例の効果 実施例のいずれも、予め滅菌したおしぼりを収納容器に
充填し、簡単な構造でおしぼりを供給できるので、メン
テナンス等も楽で、簡易にして、小型化且つ低価格を図
ることのできるおしぼり供給機を提供しうる。そして、
不定形状のおしぼりであっても、第1発明、第2発明に
係る実施例(1)のおしぼり供給機は、収納容器1の側
板14、14の間隔をおしぼり長さに設置し、且つこの
側板14の横幅が、おしぼりが1列体で積層されるよう
に積上げるので、おしぼりの形が崩れるのを防止でき、
舌片2で確実に取出口5へ送り出す構造になっている。
【0039】また、第3発明に係る実施例2及び第4発
明に係る実施例3のおしぼり供給機は、断面切頭略V又
はU字状の底部15を形成しているので、おしぼりの自
重で円滑に切欠開口部151へおしぼりを一個ずつ順次
送り込むことができる。特に、実施例2においては、案
内突状部154や案内板155がその役目を担ってい
る。更に、第5発明に係る実施例4のおしぼり供給機
は、供給機構を簡素化して、且つ確実に一個ずつおしぼ
りを収納容器外へ取り出すことができるので、故障も少
なく、長時間の連続使用にも耐える。また、本発明のよ
うな不定形状を扱うおしぼり状体であっても、開口部4
に向かっておしぼりが傾斜基板16a上に一個ずつ並ぶ
ので、おしぼりが互いのブリッジ形成により、開口部4
に落ちてこないといった不具合も生じない。
【0040】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で、種々変更した実施例とすることができる。例え
ば、喫茶店やゴルフ場の設置場所、おしぼりの使用頻度
に応じて、収納容器、舌片、係止片、開口部、取出口、
はね出し部、レバー、舌部、回転体の大きさ、形状等を
種々選択できる。また、喫茶店用に砂糖入れ、醤油入れ
等を一緒に収納したデザインとしてもよい。そして、本
発明に係る供給器を保温庫とさせて、省電力化を図るこ
ともできる。一方、円滑におしぼりを供給できるように
した仕切板からなる案内板は、1、2又は3枚にするこ
ともできる。更に、本実施例1はおしぼりを1列状態に
積み上げて薄型スタイルのものであるが、壁掛けを企図
した機構に変換してもよい。具体的には、カム、歯車、
ベルト等の機構である。また、図14におけるような傾
斜基板16aと案内板19との位置関係で多段に積み上
げて蛇腹構成として一列におしぼり状商品を並べてもよ
い。下方にあるおしぼり状商品が潰されることも少ない
ので、一個ずつ供給し易い。加えて、使用済みのものを
収納できる容器を併設して、これらを一体化したもので
もよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るおしぼり供
給機は、不定形状のおしぼりであっても、おしぼりを棒
状体とする形態をとらせるような収納容器の構造になっ
ているので、簡易にして、且つ確実におしぼりを供給で
きる供給機とすることができる。そして、収納容器にお
しぼりを積層しても、この収納容器が、おしぼりを貨幣
投入によって、確実に取出口へ送り出す構造になってい
るので、おしぼり供給機の小型化を図ることができ、ゴ
ルフ、ボーリング場のみならず喫茶店、食堂、パチンコ
店等に卓上タイプとして供することができる。また、最
近は人件費の高騰等もあり、紙ナプキンや紙おしぼりが
手軽で普及しはじめているが、省資源、省エネから斯る
使い捨て商品は決して好ましくなく、人件費のいらな
い、且つ再利用を可能にする本発明に係るおしぼり供給
器は優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例1に係るおしぼり供給機の斜視図であ
る。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1のレバー操作に伴う舌片と係止片とおしぼ
りとの位置関係を示す縦断面図である。
【図4】実施例1に用いた硬貨類投入機構の作動説明図
である。
【図5】図4の押上げ部周りの縦断面図である。
【図6】実施例1と別態様の硬貨及びパチンコ玉に係る
投入機構の側面図である。
【図7】図6の縦断面図である。
【図8】本実施例2に係るおしぼり供給機の縦断面図で
ある。
【図9】図8の舌片周りの平面図である。
【図10】図9の縦断面図である。
【図11】図8に係るおしぼり供給機と別態様の本第3
発明に係るおしぼり供給機の斜視図である。
【図12】本実施例3に係るおしぼり供給機の縦断面図
である。
【図13】本実施例4に係るおしぼり供給機の斜視図で
ある。
【図14】図13で、硬貨類投入前のセット状態を示す
縦断面図である。
【図15】図13で、硬貨類を投入し、レバー操作し
て、おしぼりを取り出す状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1;収納容器、11;前板、12;背板、13;突設
板、14;側板、15;底部、151;切欠開口部、1
52;取出側底板、153;収容室、16;底板、16
a;傾斜基板、16b;傾斜上板、162;上端縁、1
63;下端縁、166;支軸、167;上辺部、161
1;通過溝、17;基台、2;舌片、21;前方舌片、
22;後方舌片、23;突片、3;係止片、32;回動
体、323;支持部、33;支柱、34;係止部、4;
開口部、5;取出口、55;リミットスイッチ、6;は
ね出し部、61;前片、62;後片、63;支軸、7;
レバー、8;舌部、9;回転体、91;支軸、92;突
起部、45;硬貨類投入機構、79;駆動部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板と、背板と、該背板に取付けられ該
    前板と該背板間に横置きにし且つ積層される該おしぼり
    状商品を載置する突設板と、を備える収納容器(1)
    と、該収納容器の背板に設けた支軸に取付けられ、該支
    軸を中心に少なくとも最下段のおしぼり状商品とその上
    位のおしぼりとを前方に押出せるようにした回動自在の
    舌片(2)と、上記収納容器の前板に取付けられ上記舌
    片を前方へ押出すと最下段から2番目のおしぼり状商品
    を上記舌片とによって挟持するようになした係止片
    (3)と、上記収納容器の前板と突設板との間に形成
    し、上記舌片を前方へ押出すと最下段のおしぼり状商品
    が上記突設板から離れ収納容器外に取出すことができる
    開口部(4)と、該開口部の下方側に設けられた取出口
    (5)と、を備え、 レバ−操作によって、上記舌片を前方へ押出すように構
    成したことを特徴とするおしぼり状商品供給機。
  2. 【請求項2】 上記舌片(2)は、上記支軸に取付けら
    れる前方舌片と、該前方舌片の後方側に取付けられ、該
    前方舌片と重合わせた場合、先端が該前方舌片より突出
    する後方舌片と、からなり、 上記前方舌片が最下段から2番目のおしぼり状商品を挟
    持すると共に、上記後方舌片が最下段のおしぼり状商品
    を上記開口部へ押出し落下させる請求項1記載のおしぼ
    り状商品供給機。
  3. 【請求項3】 おしぼり状商品長さの奥行きを有し且つ
    縦断面切頭略V又はU字状の底部を形成すると共に、該
    底部の下端部に横置きおしぼり状商品が通過する切欠開
    口部を設けた収納容器(1)と、該収納容器の下方位置
    で支軸を中心に回動可能にして静止状態で上記切欠開口
    部を封止する前片と後片とで縦断面略V又はU型を構成
    し、該前片と該後片との間に形成される空間内におしぼ
    り状商品を収納できるはね出し部(6)と、該はね出し
    部を回転させるレバ−(7)と、上記はね出し部の後片
    に設け、上記切欠開口部からおしぼり状商品の落下を防
    止するための舌部(8)と、上記切欠開口部の下方側に
    設けられた取出口(5)と、を備え、 上記V又はU型
    はね出し部を回転させるレバ−操作によって、はね出し
    部内のおしぼりを上記取出口へ落下させると共に、上記
    舌部が上記切欠開口部を遮蔽して上記収納容器内のおし
    ぼり状商品が該収納容器から落下することを防止するよ
    うに構成したことを特徴とするおしぼり状商品供給機。
  4. 【請求項4】 おしぼり長さの奥行きを有し且つ縦断面
    切頭略V又はU字状の底部を形成すると共に、該底部に
    横置きおしぼりが通過する切欠開口部を設けた収納容器
    (1)と、該収納容器の下方位置で支軸を中心に回転可
    能であり上記切欠開口部を遮蔽する回転体(9)と、上
    記収納容器下方側で且つ上記回転体の一側方に設けられ
    た取出口(5)と、を備え、 上記回転体には、上記おしぼりを引っかけて、引っかけ
    られたおしぼりを、更なる該回転体の回転に伴って上記
    取出口に随伴させることができる突起部が形成され、上
    記収納容器の底部の一面を構成し且つ上記取出口上に配
    置される取出口側底板は、回動可能であると共に上記移
    動される突起部に抵触し、該突起部の上記取出口底板と
    の抵触開始時から下方に回動され該抵触が解除された
    時、元の静止状態に戻ることを特徴とするおしぼり供給
    機。
  5. 【請求項5】 前板と背板との横辺を略おしぼり状商品
    長さに合わせ、該背板に一端縁で回動自在に取付け、且
    つ傾斜状態に配設した傾斜基板(16a)と、該傾斜基
    板の他端側で支軸を介して回動自在にして該傾斜基板上
    に載置した傾斜基板より傾斜辺が小なる傾斜上板(16
    b)と、からなる底板(16)を有する収納容器(1)
    と、該収納容器の基台上に設けられ、上記傾斜基板を所
    望の傾斜角をもって保持する支持部を具備する回動体
    (32)と、該回動体と連結して該回動体を回転させる
    レバー(7)と、上記基台に立設して、傾斜基板に設け
    た通過溝を貫通して傾斜上板に当接する支柱(33)
    と、上記前板と底板との間におしぼり状商品を収納容器
    外へ取り出すことができる開口部(4)と、該開口部に
    近接して、おしぼり状商品が収納容器外へ押し出される
    のを係止する係止部(34)と、を備え、 レバー操作によって、上記傾斜基板を保持する上記回動
    体の支持部が外れ、上記傾斜基板の上記他端側が自重に
    より落下し、上記傾斜基板及び上記傾斜上板の傾斜角を
    大きくすることによって、最前列のおしぼり状商品を収
    納容器外へ押出すと共に、上記傾斜基板と上記傾斜上板
    で縦断面略「V」字形状を構成し、上記傾斜基板から遊
    離した上記傾斜上板の上辺部で次列のおしぼり状商品が
    収納容器外へ押出されるのを防止するように構成したこ
    とを特徴とするおしぼり状商品供給機。
  6. 【請求項6】 押上げ具とロック具とロックピンとから
    なる硬貨類投入機構であって、押上げ具とロック具とは
    支点を中心として回動自在で、硬貨類の投入により押上
    げ具を斜上方へ突き上げてロック具を回動させてロック
    ピンから外しレバー作動できるようにさせ、レバー作動
    と同時に硬貨をおしぼり供給機内に収納すると共に、お
    しぼりが取り出されるとレバーが元の位置に復起し、ロ
    ックピンにロック具がロックした状態となる硬貨類投入
    機構を備えることを特徴とする請求項1〜3又は請求項
    4記載のおしぼり状商品供給機。
JP14003692A 1992-05-01 1992-05-01 おしぼり状商品供給機及びおしぼり供給機 Pending JPH05314362A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1249199A1 (en) * 2001-04-12 2002-10-16 Yen Sun Technology Corp. Japanese style wet towel dispenser

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1249199A1 (en) * 2001-04-12 2002-10-16 Yen Sun Technology Corp. Japanese style wet towel dispenser

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