JPH053142Y2 - - Google Patents

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JPH053142Y2
JPH053142Y2 JP1986184157U JP18415786U JPH053142Y2 JP H053142 Y2 JPH053142 Y2 JP H053142Y2 JP 1986184157 U JP1986184157 U JP 1986184157U JP 18415786 U JP18415786 U JP 18415786U JP H053142 Y2 JPH053142 Y2 JP H053142Y2
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JP
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saucers
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saucer
compact
wall
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JP1986184157U
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JPS6391211U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、化粧料や化粧用具を収納する連結式
化粧用コンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
近年の化粧の傾向としては、一度の化粧に用い
られる化粧料や化粧道具の多様化に伴つて、これ
らを収納して携帯するコンパクト容器としても、
携帯に便利なように小型化を図ると共に、内部に
なるべく多品種の化粧料等を収納できるものが所
望されている。
多数の化粧料等の収納形態としては、個々を収
納する専用の中皿を多数用意し、日々の趣味し好
や気分に応じて、その都度所望する化粧料等を収
納した中皿のみを、受皿であるコンパクト容器本
体に収めて携帯するようにし、必要としないもの
は携帯して持ち歩かないという考え方に沿つたも
のがある。
即ち、この種の化粧用コンパクト容器として
は、例えば実開昭59−119205号公報に記載された
第7図に示すものがある。多種多様の化粧料や化
粧道具等を収納するそれぞれ専用の中皿1には、
その周側壁2に凹凸による係合対の一方と他方で
ある溝条3および突条4が設けられ、この中皿1
の複数のものを受皿となるコンパクト本体5に配
列して収納する際に、隣り合う中皿1同士を互い
の溝条3と突条4を互い違いに係合させ、連結保
持する構造のものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来の化粧用コンパクト
容器の場合、隣り合う2つの中皿1,1の連結す
ると、それぞれの側壁が二重に重なるために、総
ての中皿1を連結した場合は嵩容積が大きくな
り、これに相まつて収納するコンパクト本体5も
大型化し、携帯が不便にならざるを得ないという
問題点がある。
そこで、本考案はこのような従来の問題点を解
決すべくなされたもので、多数の中皿を互いに連
結した場合でも、全体的な嵩容積の増大を最小限
に抑えて、携帯を便利にすることを課題とした連
結式化粧用コンパクト容器の提供を目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決して目的を達成するために、
本考案による連結式化粧用コンパクト容器は、底
部20および周側壁30をそれぞれ有する一対の
受皿,を形成し、受皿,の対向連結端に
はそれぞれ係合凸部31と係合凹部32とからな
る連結用の係合対を双方互い違いに設けると共
に、更に前記対向連結端のそれぞれに接続用欠落
部を形成し、受皿,を連結する際に一方の
受皿の係合凸部31を他方の受皿の係合凹部32
に係合させると共にそれぞれの接続用欠落部,
に連なる周側壁30A,30A同士を接続させ
て連結した単一の間仕切り壁33を形成し、この
間仕切り壁33を共有して複数の収納室10を形
成せしめる構成とした。
〔作用〕
隣り合つて形成される複数の収納室10は、こ
の個数分の間仕切り壁33を共有し、連結された
受皿,の連結長さは、対向連結端の周側壁3
0Aの厚さの個数分に相当する寸法だけ短縮され
る。
例えば、受皿,を連結して矩形状の等容積
の2つの収納室10を形成する場合、対向連結端
の周側壁30Aの厚さ寸法の2個分だけ、また3
つの収納室10を形成する場合は、周側壁30A
の3個分だけ、連結方向の長さを短縮することが
できる。
〔実施例〕
以下、本考案による連結式化粧用コンパクト容
器の実施例について図面を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する受皿,としては、連
結された状態で別のコンパクト受皿本体に収納す
る中皿的なものを想定している。
本考案の第一実施例を示す第1図および第2図
において、対称勝手に形成された一方と他方の2
つの受皿,を結合させると、化粧料や化粧道
具(図示せず)等を収納する矩形状で等容積の2
つの収納室10A,10Bが完成するようになつ
ている。
受皿,の各々は底部20およびこれらの周
端に沿つて立ち上げた周側壁30から構成され、
受皿,の周側壁30の一辺であつて、双方を
結合させるための対向連結端である周側壁30A
としては、対向辺の周側壁30Bの壁長さの約半
分に欠落させた欠落部に連なつて、残存部にな
つているものである。即ち、受皿,の連結に
際して、双方の周側壁30A,30Aを壁長さ方
向に連なつて接続させると、対向片の周側壁30
Bの長さに等しい一辺が完成するようになつてい
る。
また、このように半分を欠落させて対向する周
側壁30Aには、それぞれの外側に係合凸部31
が突出して設けられている。この係合凸部31が
対向する相手方の底部20には、つまり周側壁3
0の欠落部における底部30には、係合凸部31
に係合する係合凹部32がそれぞれ穿設されてい
る。即ち、受皿,としては、互いの結合のた
めに結合対の一方と他方である係合凸部31およ
び係合凹部32を有している。
従つて、2つの受皿,の連結に際しては、
双方の係合凸部40と係合凹部41とを互い違い
に係合させ、かつ、対向する周側壁30A,30
Aを接続させて間仕切り壁33を形成する。こう
して、受皿,は1つの間仕切り壁33を共有
する格好となつていて、2つの収納室10A,1
0Bが形成されることになる。
次に、第3図および第4図は本考案の第二実施
例である。前記第一実施例の各部材に対応するも
のには同一符号を付して説明する。
この第二実施例の場合、受皿,の底部20
はそれぞれその一部が切欠いた欠落部となつて
いて、互いに収納室10Aと収納室10Bの両室
の一部を分担する形となつている。即ち、受皿
,の連結に際して、双方の底部20同士を接
続させると、収納室10A,10Bの底部が形成
されるようになつている。また、底部20の欠落
部に準じて半分の壁長さとした周側壁30Aが
設けられ、双方の周側壁30A同士の接続によつ
て第一実施例に言う収納室10A,10B共有の
間仕切り壁33が形成されるようになつている。
また、受皿,の互いの対向連結端において
は、双方の底部20の欠落部に、係合凸部31
と係合凹部32とによる係合対がそれぞれ設けら
れている。
一方、第5図および第6図は本考案の第三実施
例を示す。この第三実施例においては、受皿,
の双方に設けられた欠落部の接続による連結
で、矩形状で等容積の3つの収納室10A,10
B,10Cを形成する構造である。この場合、一
方の受皿としては、収納室10Aの底部20と
これに隣り合う収納室10Cの底部20の半分と
を保有し、他方の受皿としては、収納室10C
の底部20の残り半分とこれに隣り合う収納室1
0Bの底部20とを保有する構造である。言換え
れば、受皿,は互いに収納室10Cの底部2
0の半分に当たる面積分が欠落していることにな
る。また、2つの間仕切り壁33,33によつて
収納室10A〜10Cを画成するよう、受皿,
には半分の壁長さとしたそれぞれ2つの周側壁
30A,30Aが設けられている。
なお、この第三実施例においては、第一、第二
実施例で説明した係合凸部31および係合凹部3
2による係合対を図示していないが、簡単に係脱
する一対の係合部材による構造のものであれば、
いずれを採用しても適用可能である。
〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案による連結式化粧
用コンパクト容器は、多種多様の化粧料や化粧道
具を収納する多数の受皿同士を互いに連結して
も、隣り合う受皿同士が1つの間仕切り壁を共有
する構造であるから、連結方向の長さ寸法を従来
の同方式のものに比較して大幅に短縮することが
可能となる。
即ち、上記のような多数の受皿を連結したもの
を、別のコンパクト容器本体に収納する方式を採
用する場合、コンパクト容器本体自在の嵩容積の
増大を抑えることができ、携帯に便利で実用性に
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案による連結式化粧
用コンパクト容器の第一実施例の組立斜視図と分
解斜視図、第3図および第4図は第二実施例の分
解斜視図と要部断面図、第5図および第6図は第
三実施例の組立斜視図と一方の受皿の斜視図、第
7図は従来例の斜視図をそれぞれ示す。 ,……受皿、……欠落部、10A,10
B,10C……収納室、20……底部、3……周
側壁、30A……対向連結端の周側壁、31……
係合凸部、32……係合凹部、33……間仕切り
壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部20および周側壁30をそれぞれ有する一
    対の受皿,を形成し、受皿,の対向連結
    端にはそれぞれ係合凸部31と係合凹部32とか
    らなる連結用の係合対を双方互い違いに設けると
    共に、更に前記対向連結端のそれぞれに接続用欠
    落部を形成し、受皿,を連結する際に一方
    の受皿の係合凸部31を他方の受皿の係合凹部3
    2に係合させると共にそれぞれの接続用欠落部
    ,に連なる周側壁30A,30A同士を接続
    させて連結した単一の間仕切り壁33を形成し、
    この間仕切り壁33を共有して複数の収納室10
    を形成しめてなる連結式化粧用コンパクト容器。
JP1986184157U 1986-11-29 1986-11-29 Expired - Lifetime JPH053142Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986184157U JPH053142Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JP1986184157U JPH053142Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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Publication Number Publication Date
JPS6391211U JPS6391211U (ja) 1988-06-13
JPH053142Y2 true JPH053142Y2 (ja) 1993-01-26

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ID=31131566

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036806B2 (ja) * 1975-10-08 1985-08-22 帝人株式会社 集じん濾布

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59119205U (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 釜屋化学工業株式会社 化粧用コンパクト容器
JPS6036806U (ja) * 1983-08-22 1985-03-14 株式会社吉野工業所 化粧用コンパクト

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036806B2 (ja) * 1975-10-08 1985-08-22 帝人株式会社 集じん濾布

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JPS6391211U (ja) 1988-06-13

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