JPH0531382U - Catv通信機器 - Google Patents

Catv通信機器

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JPH0531382U
JPH0531382U JP088085U JP8808591U JPH0531382U JP H0531382 U JPH0531382 U JP H0531382U JP 088085 U JP088085 U JP 088085U JP 8808591 U JP8808591 U JP 8808591U JP H0531382 U JPH0531382 U JP H0531382U
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JP
Japan
Prior art keywords
connecting portion
seal member
catv
branching device
catv communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP088085U
Other languages
English (en)
Inventor
敏彦 太田
Original Assignee
愛知電子株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP088085U priority Critical patent/JPH0531382U/ja
Publication of JPH0531382U publication Critical patent/JPH0531382U/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CATV通信機器の現場施工前において、ゴ
ミ、湿気又は腐食性ガスなどがその接続部から侵入する
ことを防止すること。 【構成】 幹線分岐器10はCATV幹線の信号を分岐
する機能を有する。この幹線分岐器10の接続部15に
はその先端端面16を利用してシール部材20が粘着剤
により貼り付けられている。このシール部材20は 200
μm のポリエステルフィルムを上記接続部15の外形形
状と同じ円形に打ち抜き形成されている。これにより、
現場施工前の特に、環境変化の影響を受けると考えられ
る工場出荷時から現場施工時までの期間において、上記
幹線分岐器10はその接続部15からゴミ、湿気又は腐
食性ガスなどの侵入が防止される。又、上記シール部材
20は、従来のキャップや袋などに比べてコストダウン
となると共に取り外した後に邪魔にならないという効果
がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、現場施工前において、ゴミなどの侵入を防止したCATV通信機器 に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、CATV通信機器の接続部は工場出荷時からCATV幹線の接続端子な どと接続される現場施工時までは開口状態にある。上記CATV通信機器内部に は所定の回路構成部品が配設されている。又、CATV通信機器の接続部とCA TV幹線の接続端子などとは通常、屋外に設置されるためOリングなどでシール されるような防水構造となっている。 従って、現場施工前の輸送途中などにおいて、その開口したCATV通信機器 の接続部の先端端面及び内面、更に、機器内部にゴミ、湿気又は腐食性ガスなど が侵入することを防止する必要がある。 このため、工場出荷時に上記接続部の内面に嵌合し且つ、その先端端面に当接 するようなポリエチレン製などのキャップを図4に示したように取り付けたり、 CATV通信機器全体にビニール製などの袋を被せ梱包して対処している。 上記キャップや袋などは現場施工時にCATV通信機器から取り外すことにな る。ここで、上記キャップなどでは、取り外す時に上記接続部の内面にネジ切り があるとキャップの嵌合部分が削れてキャップ自身がゴミを発生することも考え られる。 そして、この取り外されたキャップや袋はCATV通信機器の施工後では不要 となり、その場でまとめられ破棄されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、CATV通信機器に工場出荷時から現場施工時まで使用され たキャップではその型代や材料費、又、袋では梱包するための工数が必要であっ た。 ところが、その取扱いが使い捨てであるという性質上、これらの型代や材料費 或いは工数などをCATV通信機器のコストとして反映させることについて生産 者及びユーザ共に不合理を感じるところであった。 従って、現場施工前においては、確実にその役目を果たすものであり、且つ、 コストのかからないものが望まれていた。 更には、現場施工で作業者が取り外して複数保持するのにキャップのように嵩 張ったり、袋のように空気が残って始末に悪いというようなことがなく又、破棄 するのに容易なものが要望されていた。
【0004】 本考案は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的とする ところは、CATV通信機器の現場施工前において、ゴミ、湿気又は腐食性ガス などがその接続部の先端端面及び内面、更に、機器内部に侵入することを防止す ると共にコストダウンが可能なキャップや袋に代わるものを提供することである 。更に、現場施工時においては、保持したり破棄するのに容易なものを提供する ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための考案の構成は、CATV幹線などと接続するための 接続部を有するCATV通信機器であって、前記接続部の先端端面の少なくとも 開口部全体を覆うことができる面積から成るシート状に形成されたシール部材を 有することを特徴とする。
【0006】
【作用及び効果】
シール部材はCATV通信機器のCATV幹線などと接続するための接続部の 先端端面の少なくとも開口部全体を覆うことができる面積から成り、シート状に 形成されている。 このシール部材を上記接続部の先端端面に貼り付けるだけで現場施工前におい て、その接続部の先端端面から内部を確実にゴミ、湿気又は腐食性ガスなどから 保護することができる。 又、このシール部材は従来のキャップや袋に比べて大幅なコストダウンとなる 。 更に、このシール部材は現場施工時に取り外してもそれ自身がゴミを発生する ことなく極めて薄く小さいので邪魔にならず作業がし易いという効果も有する。 この作業の容易性は、現場施工で作業者が取り外して複数保持するのに従来の キャップのように嵩張ったり、従来の袋のように折り畳んでも空気が残って始末 に悪いというようなことがないためである。従って、このシール部材は作業後に まとめて破棄するということも容易となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を具体的な実施例に基づいて説明する。 図1は本考案に係るCATV通信機器である幹線分岐器10を示した斜視図で ある。又、図2は図1の幹線分岐器10からシール部材20を取り外した状態を 示した斜視図である。 幹線分岐器10はCATV幹線の信号を分岐する機能を有し、ケース本体11 及びケースカバー12をシールして組み合わせ側面側でネジにより一体的に固定 されている。 ケース本体11及びケースカバー12は導電性材料であるアルミダイキャスト にて形成されている。そのケース本体11及びケースカバー12内部には図示し ない分岐回路構成部品が配設されている。 図1は、工場出荷時の幹線分岐器10を示しており、CATV幹線の接続端子 と接続される幹線分岐器10の左右2ヵ所の接続部15にはそれぞれシール部材 20が貼り付けられている。ここで、上記幹線分岐器10の接続部15は、図2 に示したように、製品完成時には開口したままである。 前述したように、現場施工前の特に、環境変化の影響を受けると考えられる工 場出荷時から現場施工時までの期間において、上記幹線分岐器10はその接続部 15からゴミ、湿気又は腐食性ガスなどが侵入しないような対策をする必要があ る。
【0008】 そこで、考案者らは上記シール性を満足すると共にコストがかからず従来のキ ャップ又は袋に代わるものとして、片面粘着剤付きのシート状のシール部材20 を発案し、その適切な形状などについて実験研究した。以下にその結果を述べる 。 このシール部材20は、図3にその取付け状態の部分断面を示したように、幹 線分岐器10の接続部15の先端端面16を利用して貼り付けられる。 シール部材20の材質としては、プラスチック樹脂、金属、紙類又はそれらの 複合材料から成るシート状の板やフィルムなどを用いることができる。 尚、シール部材20は幹線分岐器10の接続部15の先端端面16から取り外 した場合に、シール部材20が破れたり粘着剤などがその先端端面16に貼り付 いて残ったりしないものであることが重要である。つまり、現場施工時にシール 部材20の取り残しがあると、その先端端面16に段差が生じCATV幹線の接 続端子などが面当りとならず防水機能が損なわれる恐れが生じるからである。 本実施例のシール部材20としては、厚みが 200μm のポリエステルフィルム を用いた。尚、このシール部材20自身は防水機能を有していないので現場施工 時に取り外す旨の注意書きをその表面に赤色などにて印刷して外し忘れのないよ うにする。 シール部材20の厚みとしては、特に制限されるものではない。但し、薄すぎ ると貼り付け時の位置決めなどにおける作業性が悪くなる。又、厚すぎると材料 代や金型代などのコストアップとなる。
【0009】 又、幹線分岐器10の接続部15の外周面から先端端面16に至る稜線部分に はコーナーRが設けられている。 この場合のシール部材20の外形形状としては、幹線分岐器10の接続部15 の先端の外形(φ23mmの円)形状に対応させた外径φ23mmの円形とするのが適当 である。 この理由としては、上記シール部材20の外径を幹線分岐器10の接続部15 の先端径と同じ寸法とした円形状であってもその接続部15に貼り付けられたシ ール部材20を剥がし取り外す時にはシール部材20のコーナーRに対向した部 分に指の腹や爪などが引っ掛かり易く何ら問題がないためである。 又、このシール部材20は、幹線分岐器10の接続部15の先端径と同じ寸法 であるので、シール部材20を接続部15の先端端面16に貼り付ける場合に位 置決めし易いという取付け容易性をも有している。 尚、上記コーナーRがないようなものでは、幹線分岐器10の接続部15の先 端の外径をφAmmとし、シール部材20の外径をφCmmとすると次式のような関 係とすることが好ましいことが分かった。 A+0.5=C
【0010】 この他、上記シール部材は、少なくとも幹線分岐器10の接続部15の先端端 面16の少なくとも開口部17全体を覆うことのできる面積であれば良く、以下 に述べるような形状であっても良い。 つまり、シール部材20の外形形状は、例え幹線分岐器10の接続部15の先 端端面16の開口部17が円形であってもその形状にとらわれることなく、円形 の一部分を飛び出させたものや卵形、多角形形状でも良い。又、幹線分岐器10 の接続部15の先端の外径寸法を短軸の長さとする楕円や長円でも良い。 更に、このシール部材20の使用により、現場施工時において破棄されるもの が従来のキャップや袋に比べて極めて薄くて小さなものとなり、多量にまとめて も現場作業者のポケットなどに入れておくことが十分可能となる。 又、上記シール部材20の使用は、省資源化となり環境問題にも対処したもの といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の具体的な一実施例に係るCATV通信
機器である幹線分岐器の外観を示した斜視図である。
【図2】図1の幹線分岐器からシール部材を取り外した
状態を示した斜視図である。
【図3】同実施例に係る幹線分岐器の接続部にシール部
材を取り付けた状態を示した部分断面図である。
【図4】従来のキャップを幹線分岐器の接続部に取り付
けた状態を示した部分断面図である。
【符号の説明】
10−幹線分岐器(CATV通信機器) 11−ケース本体 12−ケースカバー 15−接続部 16−先端端面 17−開口部 20−シール部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATV幹線などと接続するための接続
    部を有するCATV通信機器であって、 前記接続部の先端端面の少なくとも開口部全体を覆うこ
    とができる面積から成るシート状に形成されたシール部
    材を有することを特徴とするCATV通信機器。
JP088085U 1991-09-30 1991-09-30 Catv通信機器 Pending JPH0531382U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP088085U JPH0531382U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 Catv通信機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP088085U JPH0531382U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 Catv通信機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531382U true JPH0531382U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13933031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP088085U Pending JPH0531382U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 Catv通信機器

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JP (1) JPH0531382U (ja)

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