JPH05313604A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH05313604A
JPH05313604A JP11715192A JP11715192A JPH05313604A JP H05313604 A JPH05313604 A JP H05313604A JP 11715192 A JP11715192 A JP 11715192A JP 11715192 A JP11715192 A JP 11715192A JP H05313604 A JPH05313604 A JP H05313604A
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JP
Japan
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data
display
signal line
lines
display device
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JP11715192A
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English (en)
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Toshio Matsumoto
俊夫 松本
Kenichi Kato
憲一 加藤
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置全体としてのコストを低減させる。 【構成】 LCD11は480本のデータ信号線12と
640本の走査信号線13によって駆動されてVGA規
格に従う映像データの表示を行う。データ信号線12と
走査信号線13との交点の画素14は、TFT17と画
素電極18とによって構成される。データ信号線駆動回
路15によってデータ信号線12に表示データを表す信
号が与えられる。走査信号線駆動回路16によって走査
信号線13のうちの1本が選択されると、画素電極18
近傍の液晶によって映像データの表示が行われる。デー
タ信号線12を駆動するためのコストは、走査信号線1
3を駆動するためのコストよりも大きい。データ信号線
12の本数が走査信号線13よりも少ないので、表示装
置全体としてのコストを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーションやワードプロセッサなどのOA
機器に適した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの表示装置の概略的な電気的構
成を図9に示す。液晶表示装置(以下「LCD」と略称
する)1は、データ信号線2および走査信号線3によっ
てそれらの交点の画素4が駆動される。データ信号線2
はデータ信号線駆動回路5によって駆動され、走査信号
線3は走査信号線駆動回路6によって駆動される。
【0003】近年LCD1としては、薄膜トランジスタ
(以下(TFT)と略称する)を用いたTFTアクティ
ブマトリクス形液晶表示装置(以下「TFT−LCD」
と略称する)が用いられるようになってきている。この
ようなTFT−LCDの1つの画素4は、図9に拡大し
て示すように、TFT7および画素電極8を有する。こ
のようなTFT−LCDは、たとえばテレビジョン受像
機に用いられるTFT−LCDと基本的に同じものであ
る。図9図示のLCD1は、横640×縦480ドット
で表示装置を構成しており、アメリカ合衆国のIBM社
のパーソナルコンピュータ用の表示装置の規格の1つで
あるVGAに従っている。LCD1においては、規格に
合わせて横640個、縦480個、合計307200個
の画素電極8を第1のガラス基板上にマトリクス状に形
成する。このガラス基板上には、640本のデータ信号
線2を上下方向に、480本走査信号線3を左右方向に
配線する。画素電極8は、それぞれ両信号線2,3の各
交点において、TFT7を介してデータ信号線2と接続
される。またTFT7のゲート電極は走査信号線3と接
続される。各画素電極8と図示しない第2のガラス基板
に形成される対向電極との間隙に封入される液晶層に、
各画素4に個別に独立して電圧を加えて明暗を制御する
ことによって、画像の表示が行われる。
【0004】図9図示の表示装置の動作原理は次のよう
になる。各データ信号線2には表示の明暗情報をもつデ
ータ信号線が与えられる。同時に、複数の走査信号線3
のうち、ある1本の走査信号線3に選択信号を印加す
る。このとき、その選択された走査信号線3と接続され
たTFT7がON状態となる。横1行の画素電極8の群
にTFT7を介して明暗情報を持ったデータ信号電圧が
印加されると、そのデータ信号電圧に応じて横1行分の
表示がなされる。各画素電極8および対向電極との間に
形成されるコンデンサは、データ信号電圧によって充電
される。選択信号終了以後は、各画素電極に充電された
電圧がそのまま保持される。そして、データ信号のデー
タ更新と同期させて、走査信号線3を一番端(最上部)
の走査信号線3から1本ずつ順々に選択することによっ
て、1画面分の表示が行われる。
【0005】これらの動作を行うため、走査信号線駆動
回路6は、走査信号線3に選択信号を1本ずつ順々に出
力し、通常シフトレジスタとバッファから成る比較的単
純なデジタル回路によって実現される。一方データ信号
線駆動回路5の主要な機能は、一次元時系列信号として
送られてくる表示データ(ビデオデータ信号)を直並列
変換して、各データ信号線2に分配することである。そ
の構成としては、大別してアナログ方式とデジタル方式
の2通りがある。
【0006】図10は、各画素4によって構成される二
次元マトリクスの表示データを示す。TFT−LCDを
用いた従来のOA機器表示システムでは、テレビジョン
のシステムをそのまま流用し、1本の線走査は左右方向
(左から右)に行い、この線走査を最上部から下に向か
って順に行っている。したがって図10で示されるマト
リクス状に構成された各画素4で表示すべき表示データ
D1,1〜D480,640を、本体機器から表示装置
にビデオデータ信号として伝送する段階は、テレビジョ
ンの伝送形式と同様に行われる。
【0007】図11は図10図示のビデオデータD1,
1〜D480,640に対応する伝送方法を示す。この
伝送方法では第i行分をDi,1〜Di,640の横1
行分のデータを1つの単位とし、それを最も上の行から
1行分ずつ順々伝送している。この伝送方法は、表示画
面が縦長であるか横長であるか、あるいは表示画面内に
含まれる画素の数が、縦横どちらが多いかという問題と
は無関係である。VGA規格など、パーソナルコンピュ
ータでは横方向の画素数の多い横長の表示画面を用いる
ことが多いけれども、そのような表示システムにおいて
横1行分のデータを1つの単位として順々にデータの伝
送が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来からの、TFT−
LCDを用いた表示装置においては、データ信号線駆動
回路5と走査信号線駆動回路6とによって、それぞれL
CD1を駆動して画像表示を行う。通常両回路とも、大
規模集積回路(略称「LSI」)化されたものを使用し
ている。このうち、走査信号線駆動回路6は、比較的単
純なデジタル回路で構成される。これに対しデータ信号
線駆動回路5は、1次元時系列信号として送られてくる
ビデオデータ信号を直並列変換し、各データ信号線2に
分配するため、走査信号線駆動回路6よりもかなり複雑
な回路となる。
【0009】データ信号線駆動回路5は、アナログ方式
とデジタル方式の2通りに大別される。アナログ方式で
は、アナログ信号として入力されるビデオデータ信号
を、サンプリングすることによって各データ信号線2に
分配する。そのため、データ信号線2の本線と同じ数だ
けサンプリング回路が必要である。デジタル方式では、
駆動回路に入力されるビデオデータ信号はデジタル信号
の形をとる。たとえば8階調表示の表示装置用の駆動回
路では、3ビットすなわち3本の信号が入力される。こ
の入力信号を各データ信号線2に分配するプロセスは、
デジタル信号のままシフトレジスタ等で行われる。しか
しながら画素電極8において液晶を駆動する際には、ア
ナログ電圧で行わなければならない。分配後にデジタル
−アナログ変換を行う必要があるため、やはりデータ信
号線2の本数と同数のデジタル−アナログ変換回路が必
要となる。
【0010】このように、データ信号線駆動回路5は、
走査信号線駆動6に比べ、より複雑な構成を必要とす
る。なおかつ、そこで扱われるデータ信号は、直接表示
の明暗を左右するため、操作の安定性、均一性も厳しく
求められる。そのため、出力線1本あたりで比較したと
き、LSI化されたデータ信号線駆動回路5の価格は、
同じくLSI化された走査信号線駆動回路6の価格より
もはるかに高価なものとなる。
【0011】そのうえで、従来のTFT−LCDでは、
縦方向、横方向の画素数とは関係なく、テレビジョン受
像機用のビデオデータ信号の伝送手順に基づいて、デー
タ信号線2、走査信号線3の配置方向を決めている。こ
のため、VGA規格用の表示装置等、横方向の画素数の
多い表示装置では、データ信号線2の数が走査信号線3
の数より多くなっている。それゆえに、出力線1本あた
りが高価なデータ信号線駆動回路5をより多く用いてお
り、全体的に表示装置が高価なものになってしまう。
【0012】本発明の目的は上記の点に鑑み、従来の表
示装置と比べて全体的なコストの低いTFT−LCDを
用いた表示装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の信号に
よって駆動される複数の表示素子が第1方向および第2
方向の二次元マトリクス状に配置され、第1方向に配列
される素子数が第2方向に配列される素子数よりも小さ
い表示手段を用いて映像データを表示する表示装置にお
いて、第1方向に配列される素子列のうちから1つの配
列を順次選択して、選択された表示素子に共通に一方の
信号を与えて駆動する走査駆動手段と、第2方向に配列
される各素子列毎に、他方の信号として、各素子列に含
まれている表示素子に映像データを表す信号を共通に与
えて駆動するデータ駆動手段とを含むことを特徴とする
表示装置である。
【0014】
【作用】本発明に従えば、表示装置は、走査駆動手段と
データ駆動手段とを含み、表示手段を用いて映像データ
を表示する。表示手段は一対の信号によって駆動される
複数の表示素子が第1方向および第2方向に二次元マト
リクス状に配置されて構成される。第1方向に配列され
る素子数は第2方向に配列される素子数よりも小さい。
【0015】走査駆動手段は、第1方向に配列される素
子列のうちから1つの配列を順次選択して、選択された
表示素子に共通に一方の信号を与えて駆動する。これに
対してデータ駆動手段は、第2方向に配列される各素子
列毎に、他方の信号として映像データを表す信号を、表
示素子列に含まれている各素子に共通に与えて駆動す
る。すなわち第2方向に配列される各素子列を第1方向
に関してはそれぞれ異なる映像データを表す信号によっ
て駆動する必要がある。このためデータ駆動手段は走査
駆動手段よりも各素子列を駆動する駆動回路が高精度か
つ高価なものとなる。データ駆動手段に必要な駆動回路
の数は、走査駆動手段に必要な駆動回路の数よりも少な
くなるので、表示装置全体としての価格を低減させるこ
とができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略的な電気的
構成を示す。TFT−LCDによって実現されるLCD
11には、480本のデータ信号線12および640本
の走査信号線13が接続され、VGA規格に従った映像
データの表示を行う。データ信号線12および走査信号
線13の交点の画素14は、データ信号線駆動回路15
からの映像データを表す信号である表示データ信号と、
走査信号線駆動回路16からの選択信号である走査信号
がともに与えられたときにデータの表示を行う。画素1
4は、第1方向である上下方向には480個配列されて
列を構成し、第2方向である左右方向には640個配列
されて行を構成する。各画素14は、TFT17および
画素電極18によって構成される。LCD11は、第1
のガラス基板上に横640個、縦480個、合計307
200個の画素14を第1のガラス基板上にマトリクス
状に形成する。このガラス基板上には、480本のデー
タ信号線12を左右方向に、640本の走査信号線13
を上下方向に配線する。LCD11の左側あるいは右側
にはデータ信号線駆動回路15が配置され、上側あるい
は下側には走査信号線駆動回路16が配置される。第1
のガラス基板には、図示しない第2のガラス基板が間隔
をおいて配置され、対向電極が形成される。ガラス基板
間の間隙には液晶層が封入される。
【0017】図2は、図1図示のデータ信号線駆動回路
15の表示データ入力線に与えられる信号の伝送方法を
示す。1つの画素に与えられる表示データDi,j自体
は、図10図示の従来の表示データと同一であるけれど
も、各列毎に送出する点で、図11図示のように行毎に
送出する従来の方式とは異なる。
【0018】図3は、図2図示のような表示データ信号
を発生させるシリアル出力回路を示し、図4は図3図示
のシリアル出力回路の動作タイミングを示す。表示デー
タはデュアルポートメモリ21,22に予めストアされ
る。デュアルポートメモリ21,22の各出力SD0〜
SD3はゲート30〜37を介してデジタル/アナログ
(以下「D/A」と略称する)変換回路40に与えられ
る。D/A変換回路40からはアナログ電圧に変換され
た表示データ信号が導出される。
【0019】図5は、デュアルポートメモリ21の概略
的な構成を示す。デュアルポートメモリ22も同一であ
る。デュアルポートメモリ21には、ランダムアクセス
メモリ(以下「RAM」と略称する)41およびシリア
ルアクセスメモリ(以下「SAM」と略称する)42が
含まれる。RAM41側のポートはランダム・アクセス
信号によってRAMクロックに同期した書込みおよび読
出しが可能である。SAM42側のポートは、シリアル
アクセス信号によってSAMクロックに同期した書込み
および読出しが可能である。RAM41は、ダイナミッ
クRAMとして構成され、メモリセルアレイの1行分の
データを転送単位43として、SAM42との間で相互
にデータ転送が可能である。このデータ転送時以外は、
RAM41側のポートとSAM42側のポートとは相互
に独立に動作することができる。
【0020】図3図示の回路による読出し動作は、表示
時に1列分となるデータの伝送毎に一連の動作を繰返し
て行う。まず、1列分のデータ伝送の直前にデュアルポ
ートメモリ21,22内のRAM41からSAM42へ
のデータ転送が行われる。この転送モードの認識は、R
AS信号の立下り時に行われる。この時TR/OE信号
がローレベルであると転送サイクルとなる。このときの
アドレス信号がRAM41内の転送単位43を表すロウ
・アドレスROWとなる。次にCAS信号立下り時のア
ドレスであるカラム・アドレスで、転送後のSAM42
の頭出し番地を指定する。TR/OE信号立上り時にR
AM41からSAM42への転送動作が行われる。
【0021】例として、1列目(D1,1〜D480,
1)の転送の前では、ロウ・アドレス「00H」、カラ
ム・アドレス「00H」として転送を行う。これによっ
て、SAM42には1列の表示データがRAM41から
転送され、かつD1,1が出力時の先頭データとなるよ
うに初期設定される。デュアルポートメモリ21には4
つのSAM42が設けられる。前述のD1,1は第1の
SAMの出力SD0の先頭データとして設定され、他の
SD1〜SD3にはD2,1〜D4,1がそれぞれ先頭
に設定される。デュアルポートメモリ22についても同
様に、SD0〜SD3にD5,1〜D8,1がそれぞれ
先頭に設定される。
【0022】このように転送がなされた後、SAS信号
の立上り時に、2つのデュアルポートメモリ21,22
の8つの出力ポートSD0〜SD3には、D1,1〜D
8,1の各データが出力される。次の段のバッファゲー
ト30〜37を介して、1つずつ順番に選択して1本に
まとめる信号線VIDdigには、シリアルデータが送
出される。バッファゲート30〜37の選択は、OE0
〜OE7を順次ローレベルにすることによって行う。V
IDdig信号は、D/A変換回路40によってデジタ
ル信号からアナログ信号に変換される。次にSAS信号
が立上る時には、D9,1〜D16,1のデータが導出
される。以後SAS信号とOE0〜OE7信号を繰返し
与えて同様の動作を反復することによって、D1,1〜
D480,1の各データが表示信号として導出される。
【0023】図2図示の2列目D1,2〜D480,2
以後のデータについても全く同じであり、RAM41か
らSAM42間のデータ転送時に与えるアドレスを適宜
設定することによって、同様に各列に対応したシリアル
データが得られる。たとえば、2列目伝送の前のデータ
の転送時には、ロウ・アドレスとして「00H」、カラ
ム・アドレスとして「3CH」(これは10進数では6
0に等しい)とすればよい。また5列目の場合は、ロウ
・アドレスとして「01H」、カラム・アドレスとして
「00H」、640列目は、ロウ・アドレスとして「9
FH」(これは10進数の159に等しい)、カラム・
アドレスとして「B4H」(これは10進数の180に
等しい)とすればよい。
【0024】図6は図5図示のRAM41に対する、表
示データの割当法を示す。デュアルポートメモリ21,
22は4部構成であり、2個用いることによって1つの
アドレスに8ビットのデータを収めることができる。し
たがって縦の1列であるj列の480個のデータD1,
j〜D480,jはメモリセルアレイの1つの行のうち
の480/8=60のアドレス空間に割当られる。メモ
リセルアレイのアドレス空間はたとえば256×256
であり、メモリセルアレイの1行には表示データ4列分
のデータが割当られる。これをメモリセルアレイの64
0/4=160行にわたって繰返すことによって、64
0×480の全表示データを割当てることができる。
【0025】図7はデュアルポートメモリ21,22に
対するデータの割当状態を示し、図8は各デュアルポー
トメモリ21,22のさらに詳しい構成を示す。RAM
41は、4つのメモリセルアレイ50〜53に分割され
る。各メモリセルアレイ50〜53は、256×256
のアドレス毎に1ビットのメモリセルを有する。このよ
うなデュアルポートメモリ21,22は画像用デュアル
ポートメモリとして各社から供給される。たとえば富士
通株式会社からはMB8146として供給される。同様
に、日立株式会社からはHM53461、日本電気株式
会社からはμPD41264、三菱電機株式会社からは
M5M4C264、テキサスインスツルメント社からは
TMS4461などとして、画像用デュアルポートメモ
リとして供給される。
【0026】本実施例において、データ信号線駆動回路
15および走査信号線駆動回路16の動作法は、基本的
に従来からと同様である。デュアルポートメモリ21,
22に対するメモリセルアレイのアドレス指定を変更し
ただけでは、それによるコスト上昇は一切ない。データ
信号線12および走査信号線13の本数が従来と異なる
ため、各駆動回路15,16を動作させるクロック信号
などの周波数が、従来の表示装置の場合に比べ、3/4
または4/3倍となるけれども、その程度の周波数の変
更は実用上何ら問題とはならない。本実施例では、48
0本という従来と比べて3/4本数のデータ信号線12
に対して高価なデータ信号線駆動回路15を設ければよ
いので、走査信号線駆動回路16が駆動すべき走査信号
線13が増えることを考慮しても表示装置全体としての
コストを従来と比べて低減することができる。
【0027】以上の実施例では、4ビット構成の2つの
デュアルポートメモリ21,22を用いてデータの記憶
を行っているけれども、このような記憶装置の構成は他
にも様々なパターンが考えられることは勿論である。さ
らに、カラーディスプレイ態様や、階調表示態様の1画
素当りの記憶すべきビット数を増加することも可能であ
ることは勿論である。SAMとの転送単位である1行の
メモリ空間内に、縦1列分の表示データを割当てること
によって、本実施例の表示装置に即した表示データ信号
を発生させることができる。この際に、複数のメモリ空
間に1列分の表示データを割当てることができることも
勿論である。
【0028】また、VGA規格の表示装置ばかりではな
く、640×400や他の構成であってもよいことは勿
論である。さらに、本実施例では表示手段としてLCD
11を用いているけれども発光ダイオード(略称「LE
D」)、エレクトロルミネセンス(略称「EL」)、あ
るいはプラズマディスプレイなどを用いてもよいことは
勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データ駆
動手段が駆動すべき素子列の数は走査駆動手段が駆動す
べき素子列の数よりも少ない。走査駆動手段が各素子列
を駆動するのに必要なコストはデータ駆動手段が各素子
列を駆動するのに必要なコストよりも小さい。このため
表示装置全体としてのコストを低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1図示の実施例における表示データ転送方法
を示すタイムチャートである。
【図3】図1図示の実施例における表示データ信号を発
生させるための概略的な電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3図示の構成の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図5】図3図示のデュアルポートメモリ21の概略的
な構成を示すブロック図である。
【図6】図3図示のデュアルポートメモリ21,22に
おける表示データの割当状態を示す図である。
【図7】図3図示のデュアルポートメモリ21,22に
おける表示データの割当状態を示す図である。
【図8】図3図示のデュアルポートメモリ21,22の
内部の電気的構成を示すブロック図である。
【図9】従来からの表示装置の概略的な電気的構成を示
すブロック図である。
【図10】図9図示のLCD1における表示データの構
成を示す図である。
【図11】図9図示の表示装置に与えられる表示データ
信号の伝送方法を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
11 LCD 12 データ信号線 13 走査信号線 14 画素 15 データ信号線駆動回路 16 走査信号線駆動回路 17 TFT 18 画素電極 21,22 デュアルポートメモリ 40 D/A変換回路 41 RAM 42 SAM 43 転送単位

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の信号によって駆動される複数の表
    示素子が第1方向および第2方向の二次元マトリクス状
    に配置され、第1方向に配列される素子数が第2方向に
    配列される素子数よりも小さい表示手段を用いて映像デ
    ータを表示する表示装置において、 第1方向に配列される素子列のうちから1つの配列を順
    次選択して、選択された表示素子に共通に一方の信号を
    与えて駆動する走査駆動手段と、 第2方向に配列される各素子列毎に、他方の信号とし
    て、各素子列に含まれている表示素子に映像データを表
    す信号を共通に与えて駆動するデータ駆動手段とを含む
    ことを特徴とする表示装置。
JP11715192A 1992-05-11 1992-05-11 表示装置 Pending JPH05313604A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001175199A (ja) * 1999-10-08 2001-06-29 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置
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