JPH05312032A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JPH05312032A
JPH05312032A JP13806492A JP13806492A JPH05312032A JP H05312032 A JPH05312032 A JP H05312032A JP 13806492 A JP13806492 A JP 13806492A JP 13806492 A JP13806492 A JP 13806492A JP H05312032 A JPH05312032 A JP H05312032A
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JP
Japan
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sensor
value
feedback control
exhaust
output
Prior art date
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Application number
JP13806492A
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English (en)
Inventor
Haruhisa Nasuda
治久 那須田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 触媒コンバータ下流側に設けた第2排気セン
サの生産時の公差や経年劣化等に起因する出力特性の変
化による制御精度の悪化を防止し適正な空燃比に制御し
得て燃料消費率の向上やドライバビリティ・エミッショ
ン等の向上を果たし得る排気ガス浄化装置の提供。 【構成】 排気通路6の触媒体14の上流側に設けた第
1排気センサ16の出力する第1検出信号から算出され
る第1フィードバック制御値により、空燃比が目標値に
なるよう第1フィードバック制御するとともに触媒体1
4の下流に設けた第2排気センサ18の出力する第2検
出信号から算出される第2フィードバック制御値により
第1フィードバック制御値を補正するが、所定の実施条
件が成立する場合には、新気供給手段22により第2排
気センサ18に新気を供給して出力の変化値を求め、こ
の変化値を規準値と比較して偏差値を求め、この偏差値
により第2フィードバック制御値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は排気ガス浄化装置に係
り、特に触媒コンバータ下流側に設けた第2排気センサ
の生産時の公差や経年劣化等に起因する出力特性の変化
を的確に検出し得て、これにより、第2排気センサの出
力特性の変化による制御精度の悪化を防止し得て、制御
精度の向上を果たし得て適正な空燃比に制御し得て、燃
料消費率の向上やドライバビリティ・エミッション等の
向上を果たし得る排気ガス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される内燃機関には、排気ガ
ス浄化装置を設けたものがある。排気ガス浄化装置に
は、排気通路に排気成分値たる例えば酸素濃度を検出す
る排気センサとしてO2 センサを設け、このO2 センサ
の出力する検出信号から算出されるフィードバック制御
値により空燃比が目標値になるようフィードバック制御
することにより、触媒体による排気浄化効率を向上して
排出されるエミッションの低減を図るものがある。
【0003】このような装置としては、特開平3−13
4241号公報に開示されるものがある。この公報に開
示される装置は、内燃機関の排気通路に設けられた触媒
体上流側・下流側の排気通路に夫々第1O2 センサ・第
2O2 センサを設け、第2O2 センサの出力により空燃
比フィードバック制御定数を演算する制御定数演算手段
を設け、前記空燃比フィードバック制御定数及び前記第
1O2 センサの出力により空燃比補正量を演算する空燃
比補正流演算手段を設け、前記空燃比補正量により混合
気の空燃比を調整する空燃比調整手段を設け、前記空燃
比フィードバック制御定数の所定時間内の変化量を演算
する制御定数変化量演算手段を設け、前記変化量が所定
値以下であるときに前記触媒体が劣化したと判断する触
媒劣化判断手段を設け、排気管異常と区別して触媒劣化
を適切に判断し得るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報に
開示の如く、内燃機関の排気通路に設けられた触媒体上
流側の排気通路に第1排気センサを設けるとともに前記
触媒体下流側の排気通路に第2排気センサを設けた排気
ガス浄化装置としは、図11に示すものがある。図にお
いて、302は内燃機関、304は吸気通路、306は
排気通路、308は燃焼室、310は燃料噴射弁、31
2は触媒コンバータ、314は触媒体、316は第1排
気センサたる第1O2 センサ、318は第2排気センサ
たる第2O2 センサ、320は制御手段たる制御部であ
る。
【0005】排気ガス浄化装置は、内燃機関302の排
気通路306に設けられた触媒体314上流側の排気通
路306に第1O2 センサ316を設けるとともに、前
記触媒体314下流側の排気通路306に第2O2 セン
サ318を設けている。第1・第2O2 センサ316・
318は、燃料噴射弁310とともに制御部320に接
続されている。
【0006】制御部320は、第1O2 センサ316の
出力する第1検出信号から算出される第1フィードバッ
ク制御値により空燃比が目標値になるよう第1フィード
バック制御するとともに、第2O2 センサ318の出力
する第2検出信号から算出される第2フィードバック制
御値により前記第1フィードバック制御値を補正すべく
第2フィードバック制御する。
【0007】これにより、排気ガス浄化装置は、混合気
の空燃比が目標値になるよう燃料噴射弁310を動作制
御し、排気ガスを触媒コンバータ312により浄化す
る。
【0008】このように、従来の排気ガス浄化装置は、
第1O2 センサ316の生産時の公差や経年劣化等によ
る出力特性のばらつきの変化や、また、燃料噴射弁31
0の生産時の公差や経年劣化等による噴射特性のばらつ
きの変化等を、第2排気センサ318によって補償して
いる。
【0009】ところが、生産時の公差や経年劣化等によ
る出力特性のばらつきの変化は、第2O2 センサ318
にも生じ得る。このような、第2O2 センサ318の生
産時の公差や経年劣化等による出力特性のばらつきの変
化は、空燃比のフィードバック制御に乱れを生じさせる
ことにより、制御精度の悪化を招いて適正な空燃比を得
ることができなくなる不都合がある。
【0010】このため、燃料消費率の悪化やドライバビ
リティ・エミッション等を悪化を招く不都合があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、内燃機関の排気通路に設け
られた触媒体上流側の前記排気通路に第1排気センサを
設けるとともに前記触媒体下流側の前記排気通路に第2
排気センサを設け、前記第1排気センサの出力する第1
検出信号から算出される第1フィードバック制御値によ
り空燃比が目標値になるよう第1フィードバック制御す
るとともに前記第2排気センサの出力する第2検出信号
から算出される第2フィードバック制御値により前記第
1フィードバック制御値を補正すべく第2フィードバッ
ク制御して排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置におい
て、所定の実施条件が成立する場合には、前記第2排気
センサに新気を供給して出力の変化値を求め、この変化
値を規準値と比較して偏差値を求め、この偏差値により
前記第2フィードバック制御値を補正すべく制御する制
御手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段によって、
所定の実施条件が成立する場合には、第2排気センサに
新気を供給して出力の変化値を求め、この変化値を規準
値と比較して偏差値を求め、この偏差値により第2フィ
ードバック制御値を補正すべく制御することにより、触
媒コンバータ下流側に設けた第2排気センサの生産時の
公差や経年劣化等に起因する出力特性の変化を的確に検
出することができ、これにより、第2排気センサの出力
特性の変化による制御精度の悪化を防止することができ
る。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図1〜図10は、この発明による排気ガス
浄化装置の実施例を示すものである。図1において、2
は内燃機関、4は吸気通路、6は排気通路、8は燃焼
室、10は燃料噴射弁、12は触媒コンバータ、14は
触媒体、16は第1排気センサたる第1O2 センサ、1
8は第2排気センサたる第2O2 センサ、20は制御手
段たる制御部である。
【0015】この排気ガス浄化装置は、内燃機関2の排
気通路6に設けられた触媒体14上流側の排気通路6に
第1O2 センサ16を設けるとともに、前記触媒体14
下流側の排気通路6に第2O2 センサ18を設けてい
る。第1・第2O2 センサ16・18は、燃料噴射弁1
0とともに制御部20に接続されている。
【0016】制御部20は、第1O2 センサ16の出力
する第1検出信号から算出される第1フィードバック制
御値により空燃比が目標値になるよう第1フィードバッ
ク制御するとともに、第2O2 センサ18の出力する第
2検出信号から算出される第2フィードバック制御値に
より前記第1フィードバック制御値を補正すべく第2フ
ィードバック制御する。
【0017】これにより、排気ガス浄化装置は、混合気
の空燃比が目標値になるよう燃料噴射弁10を動作制御
し、排気ガスを触媒コンバータ12により浄化する。
【0018】このような排気ガス浄化装置において、制
御部20によって、所定の実施条件が成立する場合に
は、第2O2 センサ18に新気を供給して出力の変化値
を求め、この変化値を規準値と比較して偏差値を求め、
この偏差値から第2フィードバック制御値を補正すべく
制御するものである。
【0019】詳述すると、第2O2 センサ18に新気を
供給する新気供給手段22として、新気通路24を設け
る。新気通路24は、一端側の入口26を大気に開口
し、図2に示す如く他端側の出口28を排気通路6に臨
む第2O2 センサ18の第2検知部30上流側に開口し
て設けている。なお、新気通路24の出口28は、第2
O2 センサ18の第2検知部30周囲でもよい。また、
新気通路24の出口28は、図3に示す如く、第2O2
センサ18の第2検知部30内でもよい。
【0020】新気通路24には、入口26側から順次
に、電磁式の新気送給具32と、ワンウェイバルブ34
と、ボリュウム36と、新気制御弁38と、を設けてい
る。新気送給具32は、送給室40内を摺動されるピス
トン42を設け、このピストン42を作動するソレノイ
ド44を設けている。ワンウェイバルブ34は、連通孔
46を設け、この連通孔46に新気の出口28側への流
通を許容する弁体48を設けている。ボリュウム36
は、拡張空間50を設けている。新気制御弁38は、新
気通路24を開閉する弁体52を設け、この弁体52を
作動するソレノイド54を設けている。
【0021】前記新気送給具32と新気制御弁38と
は、制御部20に接続されている。制御部20は、新気
送給具32のソレノイド44を駆動してピストン42を
押進させ、ワンウェイバルブ34を介してボリュウム3
6の拡張空間50に圧力を高めた新気を貯留させる。制
御部20は、前記所定の実施条件が成立すると、新気制
御弁38のソレノイド54を駆動して弁体52を作動さ
せ、第2O2 センサ18に新気を噴射供給する。
【0022】なお、ボリュウム36あるいは近傍の新気
通路24に圧力センサ(図示せず)を設け、この圧力セ
ンサの検出する新気の圧力が設定圧力を越えた場合に
は、新気送給具32のソレノイド44への通電を遮断し
てピストン42の押進を停止させることにより、新気を
設定圧力に制御することができる。
【0023】制御部20は、新気を供給されることによ
り変化する第2O2 センサ18の出力の変化値として、
図4に示す如く、新気の供給開始から変化が完了するま
での応答時間SOT(SOB O2 TIME)を求め
る。この変化値である応答時間SOTは、図5に示す如
く、規準値STAと比較され、偏差値DIFを求める。
制御部20は、この偏差値DIFから第2フィードバッ
ク制御値を補正すべく制御する。なお、応答時間SOT
の規準値STAとの偏差値DIFが、設定値FIX以上
である場合は、第2O2 センサ18の異常と判断し、適
宜の処理を行う。
【0024】次に作用を図6に従って説明する。
【0025】内燃機関2を始動(ステップ100)する
と、所定の実施条件が成立したか否かを判断(ステップ
101)する。ここで、所定の実施条件とは、例えば、
冷却水温度が所定温度TW以上であること、第1・第2
O2 センサ16・18が故障していないこと、第2O2
センサ18のヒータ(図示せず)ONが所定時間t以上
継続していること、等である。
【0026】前記所定条件のいずれか一が成立せず、前
記判断(ステップ101)がNOの場合は、リターンす
る。前記所定条件のすべてが成立して、前記判断(ステ
ップ101)がYESの場合は、内燃機関2がアイドリ
ング中であるか否かを判断(102)する。この判断
(102)のアイドリング中には、一定速で運転中であ
ることも含む。
【0027】前記判断(ステップ102)がNOの場合
は、(ステップ101)にリターンする。前記判断(ス
テップ102)がYESの場合は、第2O2 センサ18
の出力がリッチであるか否かを判断(ステップ103)
する。この場合に、第2O2センサ18の出力は、図8
に示す如く、第2O2 センサ18の出力する電圧が所定
電圧V1 (破線)以上である場合か、あるいは、正の電
圧側で一定電圧(実線)である場合に、リッチであると
判断する。
【0028】前記判断(ステップ103)がNOの場合
は、フィードバック制御を中止(ステップ104)し、
空燃比をリッチ(ステップ105)し、(ステップ10
3)にリターンする。前記判断(ステップ103)がY
ESの場合は、新気制御弁38のソレノイド54を駆動
して弁体2を作動させ、第2酸素センサ18に新気を噴
射供給(ステップ106)し、新気を供給されることに
より変化する第2O2センサ18の出力の変化値とし
て、図4に示す如く、新気の供給開始から変化が完了す
るまでの応答時間SOTを測定(ステップ107)して
求める。
【0029】前記応答時間SOTの測定回数がN回以上
になったか否かを判断(ステップ108)する。この判
断(ステップ108)がNOの場合は、(ステップ10
7)にリターンする。測定(ステップ107)は、N回
以上になるまで行われ、応答時間SOT及び測定回数を
制御部20により不揮発性のメモリに記憶する。
【0030】前記判断(ステップ108)がYESの場
合は、測定回数をクリア(ステップ109)し、応答時
間SOTの平均を求め(ステップ110)、規準値ST
Aと比較(ステップ111)し、図5に示す如く偏差値
DIFを求めてこの偏差値DIFから第2O2 センサ1
8の出力特性の変化であるずれを判定(ステップ11
2)し、この偏差値DIFにより補正(ステップ11
3)し、これを繰り返す(ステップ113)。
【0031】このように、所定の実施条件が成立して、
一定速で運転中を含むアイドリング中である場合には、
第2O2 センサ18に新気を供給して出力の変化値であ
る応答時間SOTを求め、この応答時間SOTを規準値
STAと比較して偏差値DIFを求め、この偏差値DI
Fにより第2フィードバック制御値を補正すべく制御す
ることにより、触媒コンバータ12下流側に設けた第2
O2 センサ18の生産時の公差や経年劣化等に起因する
出力特性の変化を的確に検出することができ、これによ
り、第2O2 センサ18の出力特性の変化による制御精
度の悪化を防止することができる。
【0032】このため、第2O2 センサ18の出力特性
の変化による制御精度の悪化を防止し得て、制御精度の
向上を果たし得て適正な空燃比に制御し得て、燃料消費
率の向上やドライバビリティ・エミッション等の向上を
果たすことができる。
【0033】図7は、この発明による別の制御を示すも
のである。
【0034】図7において、内燃機関2を始動(ステッ
プ200)すると、所定の実施条件が成立したか否かを
判断(ステップ201)する。ここで、所定の実施条件
とは、例えば、冷却水温度が所定温度TW以上であるこ
と、第1・第2O2 センサ16・18が故障していない
こと、第2O2 センサ18のヒータ(図示せず)ONが
所定時間t以上継続していること、等である。
【0035】前記所定条件のいずれか一が成立せず、前
記判断(ステップ201)がNOの場合は、リターンす
る。前記所定条件のすべてが成立して、前記判断(ステ
ップ201)がYESの場合は、内燃機関2が低負荷・
低回転からの燃料増量補正を行っているか否かを判断
(202)する。
【0036】前記判断(ステップ202)がNOの場合
は、リターンする。あるいは、(ステップ201)にリ
ターンする。前記判断(ステップ202)がYESの場
合は、加速開始からの時間tが設定時間tx以内である
か否かを判断(ステップ203)する。なお、この判断
(ステップ203)は、第2O2 センサ18の反応時間
が温度によって変化するからである。
【0037】前記判断(ステップ203)がNOの場合
は、(ステップ201)にリターンする。前記判断(ス
テップ203)がYESの場合は、第2O2 センサ18
の出力がリッチであるか否かを判断(ステップ204)
する。この場合に、第2O2センサ18の出力は、図8
に示す如く、第2O2 センサ18の出力する電圧が所定
電圧V1 (破線)以上である場合か、あるいは、正の電
圧側で一定電圧(実線)である場合に、リッチであると
判断する。
【0038】前記判断(ステップ204)がNOの場合
は、(ステップ201)にリターンする。前記判断(ス
テップ204)がYESの場合は、新気制御弁38のソ
レノイド54を駆動して弁体2を作動させ、第2酸素セ
ンサ18に新気を噴射供給(ステップ205)し、新気
を供給されることにより変化する第2O2 センサ18の
出力の変化値として、図4に示す如く、新気の供給開始
から変化が完了するまでの応答時間SOTを測定(ステ
ップ206)して求める。
【0039】前記応答時間SOTの測定回数がN回以上
になったか否かを判断(ステップ207)する。この判
断(ステップ207)NOの場合は、(ステップ20
1)にリターンする。測定(ステップ206)は、N回
以上になるまで行われ、応答時間SOT及び測定回数を
制御部20により不揮発性のメモリに記憶する。
【0040】前記判断(ステップ207)がYESの場
合は、測定回数をクリア(ステップ208)し、応答時
間SOTの平均を求め(ステップ209)、規準値ST
Aと比較(ステップ210)し、図5に示す如く偏差値
DIFを求めてこの偏差値DIFから第2O2 センサ1
8の出力特性の変化であるずれを判定(ステップ21
1)し、この偏差値DIFにより補正(ステップ21
2)し、これを繰り返す(ステップ213)。
【0041】このように、この制御においては、図9に
示す如く、所定の実施条件が成立して、燃料を増加補正
して加速の開始から設定時間tx内である場合には、第
2O2 センサ18に新気を供給して出力の変化値である
応答時間SOTを求め、この応答時間SOTを規準値S
TAと比較して偏差値DIFを求め、この偏差値DIF
により第2フィードバック制御値を補正すべく制御する
ことにより、触媒コンバータ12下流側に設けた第2O
2 センサ18の生産時の公差や経年劣化等に起因する出
力特性の変化を的確に検出することができ、これによ
り、第2O2 センサ18の出力特性の変化による制御精
度の悪化を防止することができる。
【0042】このため、第2O2 センサ18の出力特性
の変化による制御精度の悪化を防止し得て、制御精度の
向上を果たし得て適正な空燃比に制御し得て、燃料消費
率の向上やドライバビリティ・エミッション等の向上を
果たすことができる。
【0043】上述実施例においては、所定の実施条件が
成立する場合に、第2O2 センサ18に新気を供給して
その出力の変化から第2フィードバック制御値を補正す
べく制御したが、触媒コンバータ12の触媒体14が異
常劣化して第2O2 センサ18のフィードバック周期が
第1O2 センサ16のフィードバック周期と略同等にな
った場合には、触媒体14の異常劣化であるとして上述
制御を中止する。
【0044】なお、触媒体14の異常劣化でない場合
は、図10に示す如く、第2O2 センサ18の出力電圧
のリッチとなる時間tRが、上述制御における実施条件
の判定の実行に十分な時間となる。
【0045】
【発明の効果】このように、この発明によれば、触媒コ
ンバータ下流側に設けた第2排気センサの生産時の公差
や経年劣化等に起因する出力特性の変化を的確に検出す
ることができ、これにより、第2排気センサの出力特性
の変化による制御精度の悪化を防止することができる。
【0046】このため、制御精度の向上を果たし得て適
正な空燃比に制御し得て、燃料消費率の向上やドライバ
ビリティ・エミッション等の向上を果たし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す排気ガス浄化装置の概
略構成図である。
【図2】新気通路の出口部位の要部拡大説明図である。
【図3】別の新気通路の出口部位の要部拡大断面図であ
る。
【図4】第2O2 センサの出力の変化の線図である。
【図5】変化値と規準値との差を示す線図である。
【図6】制御のフローチャートである。
【図7】別の制御のフローチャートである。
【図8】第2O2 センサの出力によりリッチ状態を判断
する説明図である。
【図9】機関回転数と空燃比と第1・第2O2 センサと
のタイミングチャートである。
【図10】第2O2 センサの出力により触媒体の劣化状
態を判断する説明図である。
【図11】従来例を示す排気ガス浄化装置の概略構成図
である。
【符号の説明】
2 内燃機関 4 吸気通路 6 排気通路 8 燃焼室 10 燃料噴射弁 12 触媒コンバータ 14 触媒体 16 第1O2 センサ 18 第2O2 センサ 20 制御部 24 新気通路 26 入口 28 出口 30 第2検知部 32 新気送給具 34 ワンウェイバルブ 36 ボリュウム 38 新気制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられた触媒体
    上流側の前記排気通路に第1排気センサを設けるととも
    に前記触媒体下流側の前記排気通路に第2排気センサを
    設け、前記第1排気センサの出力する第1検出信号から
    算出される第1フィードバック制御値により空燃比が目
    標値になるよう第1フィードバック制御するとともに前
    記第2排気センサの出力する第2検出信号から算出され
    る第2フィードバック制御値により前記第1フィードバ
    ック制御値を補正すべく第2フィードバック制御して排
    気ガスを浄化する排気ガス浄化装置において、所定の実
    施条件が成立する場合には、前記第2排気センサに新気
    を供給して出力の変化値を求め、この変化値を規準値と
    比較して偏差値を求め、この偏差値により前記第2フィ
    ードバック制御値を補正すべく制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする排気ガス浄化装置。
JP13806492A 1992-04-30 1992-04-30 排気ガス浄化装置 Pending JPH05312032A (ja)

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JP13806492A JPH05312032A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 排気ガス浄化装置

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