JPH05311418A - アーク放電防止回路 - Google Patents

アーク放電防止回路

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JPH05311418A
JPH05311418A JP11783692A JP11783692A JPH05311418A JP H05311418 A JPH05311418 A JP H05311418A JP 11783692 A JP11783692 A JP 11783692A JP 11783692 A JP11783692 A JP 11783692A JP H05311418 A JPH05311418 A JP H05311418A
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arc discharge
arc
cable
current
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JP11783692A
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English (en)
Inventor
Noboru Kuriyama
昇 栗山
Yuuichirou Shimoune
雄一郎 下畝
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的に負荷として機能するターゲットを備
えたスパッタ装置やマグネトロンスパッタ装置と、DC
電源に接続するには、ケ−ブルを利用している。しか
し、その長さにより振動条件が変化し、最悪の条件でも
振動が確保できない知見に基ずいて本発明は完成したも
ので、アーク放電エネルギーにより、製品の規格を損な
うのを防止する点。 【構成】 電源に接続するケーブルの正負端子をスパッ
タ装置のターゲットに接続し更に、ターゲットとケーブ
ルには、コンデンサー5を接続すると共に,その負端子
とターゲット間にインダクタンスを設る。その上ターゲ
ットに最適のリアクタンスでターゲットと並列にダイオ
ードを形成して構成する。このようなアーク放電防止回
路を電源とスパッタ装置間にケーブルを介して設ける
と、アーク放電時のエネルギーによってスパッタ装置に
より堆積する薄膜の製品規格を損なうこと防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタ装置のアーク
放電防止回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スパッタ装置では、グロー放電に伴う陰
極スパッタ現象を利用することにより、ターゲット(陰
極)からスパッタにより飛び出した金属原子を、陽極近
くに配置した基板表面に堆積・付着して薄膜を成膜す
る。
【0003】このような原理のスパッタ装置を生産規模
で稼働するために、5〜10KW以上の大電力を投入し
た場合、ターゲットのスパッタ面に正常なグロー放電が
生じていれば問題ないが、ターゲット面などの汚れによ
り局部的に放電が集中すると、その部分だけ温度が上昇
するために熱電子が放出していわゆるアークスポットが
生じてアーク放電に移行する。
【0004】このようなアーク放電が発生すると、前記
の大電力電源では、その出力インピーダンスが低い(例
えば放電インピーダンスとしては数十Ω程度)ので非常
に大きなアーク電流が流れてアークが持続されて有効な
スパッタができない。
【0005】一方、スパッタ装置における陰極スパッタ
面即ちターゲット面が大きくなるにつれて、アークスポ
ットの原因となる汚れがどうしても増えて、アーク放電
が発生する部分以外は、少しもスパッタされない。従っ
て、他の汚れなどが取れない状態を維持することにな
り、電源の投入と遮断を繰返しても、汚れなどがスパッ
タされて除かれない限り、アークスポットの発生する頻
度が残る。しかも,電源の投入と遮断を早く行わないと
スパッタ装置になかなか電源が有効に投入されないこと
になる。
【0006】ところで、アークを消去する方法として
は、L、Cとアークによる振動による方法が知られてお
り、ウルテック社のイオンポンプ電源回路、日本電子社
の電子ビーム蒸発源用電源回路更に、アネルバ社のスパ
ッタ電源などの公告特許または公開特許が知られてお
り、このような手段は、マグネトロン型スパッタ装置の
スパッタ電源にも利用できる。
【0007】また、電圧が高く、電流の小さい時は、電
源のインピータンスを大きくすることにより、アーク放
電の防止が可能であり、蛍光灯の安定器やネオンランプ
の安定抵抗なども極論するとこのような役割がある。反
対に電流が増えてくると、電源インピーダンスを大きく
できないので、何らかのアーク放電の防止策が必要とな
り、半波整流やSCR により位相制御して、休止期間を置
く方法が採られた。
【0008】しかし、リップルが大きく電力測定が困難
な点に加えて、電子ビーム蒸発源のように本質的に低リ
ップルの電源が求められる応用では、アークを検出して
から出力を遮断する方法が考えられた。
【0009】スローン社やエアコテメスカル社の電子ビ
ーム蒸発源の真空管スイッチによるアーク防止回路が知
られており、この考えの延長上にスパッタ電源のアーク
防止回路がある。更に、電子ビーム蒸発源用の電源と同
様に、アークが発生すると電流が急激に増加するのでそ
の電流を検出して出力を一定期間遮断してアークスポッ
トを冷却する方法である。
【0010】家庭用のビデオカメラに使用する撮像管の
製造装置に使用するITOスパッタ電源では、電圧検出
用トランジスタスイッチによるアークカット回路の採用
により、スプラッシュ皆無のスパッタが可能になり、撮
像管の量産に成功した。これに対して、電流検出や振動
による方法では、スプラッシュ(Splash)を皆無
にすることはできなくて、量産できなかったであらう。
【0011】このような電圧検出と負荷に直列に配置し
たスイッチ素子による限界は、スイッチ素子にかかって
おり、更に大電流のスパッタ装置に見合う適当なスイッ
チ素子は無かった。
【0012】ところけで、大電流を流している状態を急
にOffすると、回路に含まれるインダクタンスの自己
誘導電圧が全てスイッチ素子にかかってしまうために、
そのエネルギーを吸収する工夫と、スイッチ時間をある
程度遅く設定する必要がでてくる。これを避けるために
は、直列にスイッチ素子を組込むのでなく、アーク放電
に対して並列にスイッチ素子を設置することによりアー
クが生じたらスイッチをOnすれば良い。
【0013】しかし、いつかはこのスイッチ素子を切ら
なければならないから、L、Cにより振動して回路電流
が反転する時にスイッチをOffすれば良い。このよう
な短絡により回路を振動する手法は、電流が0になって
スイッチをOffするので、核融合に利用するクローバ
回路や、サイリスタインバータに用いられており、サイ
リスタを使うと回路が比較的簡単に製作することができ
る。
【0014】サイリスタによる回路の問題は、Offが
電流0の時点で発生するので、Onするのに何等かの直
列スイッチを設置しないと、Onのタイミングを選べな
い点にある。また、電流0でOffすると言ってもサイ
リスタは、キャリアのライフタイムが長いので、消滅時
間を100μsec以上採らなくてはならないので、
L、Cを大きくして振動周期を長くしなければならない
点にある。
【0015】しかし、芝浦製作所製のスパッタ装置用2
Kw電源回路では、ノーマルモードにサイリスタによる
アークカット方式を採用し、ピュリファイモードにアー
クスイッチによる振動回路方式である。
【0016】図1には、スパッタ装置の減圧チャンバー
1に設置するターゲット2に、ケ−ブル3を介して設置
する電源回路例を模式的に示した。この電源回路は、正
極にLを、正極と負極間にCを取付け、更にCとターゲ
ット2をケ−ブル3により結ぶ構造である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】アーク放電スイッチ素
子としてL、Cより振動させ電流の反転期間でアークを
消滅させる回路は、放電を安定化する回路として古くか
ら知られているが、詳しい解析に関しては不明である。
特に、1Aクラスまでの回路では、適当にチョークコイ
ルとコンデンサーをDC電源の出力に配置すると、うそ
のようにアーク放電が止まってしまうため、詳しい解析
が行われなかったためと推定される。
【0018】従って、装置メーカやプロセス研究者は、
電源から負荷までの配線のインダクタンスや抵抗によ
り、電源を含めたアークカット振動の動作が決まって入
ることの気付かなかったと思われる。
【0019】10Aを超えるDC電源では、振動による
アーク防止回路が条件により失敗するので、電源制御と
して失敗後のアーク電流の上昇をとらえ出力を一定期間
停止する回路を設けて電源を制御し、これをアークカッ
ト動作と呼んでいた。この停止条件を適当に選ぶことに
より振動によるアーク放電の防止の失敗を抑制してき
た。
【0020】電気的に負荷として機能するターゲットを
備えたスパッタ装置からマグネトロンスパッタ装置と、
DC電源に接続するには、ケ−ブルを利用している。し
かし、その長さにより振動条件が変化し、最悪の条件で
も振動が確保できないことが判明した。
【0021】本発明は、このような事情により成された
もので、新規なアーク放電防止回路を提供することを目
的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】電源回路に接続するケー
ブルと,このケーブルの正負端子に接続するターゲット
と,このターゲットとケーブル間に接続するコンデンサ
ーと,このコンデンサーの負端子とターゲット間に接続
するインダクタンスと,前記ターゲットに最適のリアク
タンスでターゲットと並列に接続するダイオードと本発
明に係わるアーク放電防止回路の特徴がある。
【0023】
【作用】従来のスパッタ装置に利用する電源では、振動
用のインダクタンスにDC電源から負荷(ターゲット)
までの配線のインダクタンスを利用しているが、ケーブ
ルの長さで振動条件が変化して最悪の条件での振動が確
保できなかった。
【0024】しかし、逆方向アークを防止するには、タ
ーゲットに対してダイオードを並列に設置することによ
り逆方向アークを基にする失敗がなくなった。
【0025】このように、ターゲットの負端子ならびに
ターゲット間に最適のリアクタンスでターゲットと並列
にダイオードを接続する外に、ターゲットとケーブル間
にコンデンサーを、またコンデンサーの負端子とターゲ
ット間インダクタンスを設置することにより、アーク放
電エネルギーにより製品の欠陥を損なうのを防止でき
る。
【0026】
【実施例】本発明に係わる一実施例を図1乃至図11を
参照して説明する。
【0027】グロー放電に伴う陰極スパッタ現象を利用
するスパッタ装置を生産規模で稼働するために、5〜1
0KW以上の大電力を投入する際に、ターゲット面など
に汚れが付着すると局部的に放電が集中する。この結
果、その部分だけ温度が上昇して熱電子が放出していわ
ゆるアークスポットが生じてアーク放電が生じる。
【0028】そこで出力インピーダンスが低い(例えば
放電インピーダンスとしては数十Ω程度)大電力電源で
は、非常に大きなアーク電流が流れてアークが持続され
て有効なスパッタができない。
【0029】このようなスパッタ装置における陰極スパ
ッタ面即ちターゲット面は、益々大きくなる傾向にある
ので、アークスポットの原因となる汚れがどうしても増
えるのに対して、アーク放電が発生する部分以外は、少
しもスパッタされない。従って、アーク放電が発生する
部分以外の汚れなどの状態を維持することになり、電源
の投入と遮断を繰返しても、スパッタにより除かれない
限り、アークスポットの発生する恐れが残る。
【0030】このようなスパッタ装置の対策として特殊
なアーク放電防止回路を本発明では、提供する。アーク
放電防止回路の動作を図1乃至図10に、更にスパッタ
装置に具体的に取付けた接続状態を図11に明らかにし
た。
【0031】図3乃至図10に明らかにした本発明に係
わるアーク放電防止回路は、スパッタ装置1に不可欠な
接地した減圧用チャンバー2に設置するターゲット3に
できるアーク放電を防止するアーク放電防止回路を取付
ける。
【0032】即ち、接地した減圧用チャンバー2に形成
するターゲット3の正負端子間には、ダイオード4を最
適のリアクタンスでターゲット3と並列に設置し、ダイ
オード4と並列してコンデンサ5と電源6をターゲット
3の正負端子間に取付ける。
【0033】またインダクタンス7、8をターゲット3
と電源6間に形成してアーク放電防止回路を構成する。
【0034】このようなアーク放電防止回路を備えたス
パッタ装置を生産現場に設置するに際しては、当然ケー
ブル9を利用することになり、図11に記載した。即ち
ダイオード4と、インダクタンス7ななびにコンデンサ
5との間をケーブル9により結んで電気的に接続状態と
し、インダクタンス8を介して電源10に接続する。こ
のようなアーク放電防止回路の動作を、縦軸にターゲッ
ト電流(I)とターゲット電圧(V)を、横軸に時間を
採り、かつ電流の原点Aと電圧の原点Bを図1に明らか
にし、両者の時間的経過を図2に詳しく示した。図3乃
至図10には、図2に記載した経時的な順番におけるタ
ーゲット電流やターゲット電圧の具体的挙動を明らかに
した。
【0035】即ち、図1と図2に明らかにするターゲッ
ト電流Iとターゲット電圧vは、a領域とb領域の境界
部分から急激に変化して、アーク放電が開始したことを
示しており、この時のアーク放電防止回路の詳細な動作
を図3に明らかにした。図2のa領域及び図3には、正
常放電時の状態が示されており、ターゲット3と電源6
間電流jがある。a領域及び図3は、正常放電時の状態
が示されており、コンデンサ5の極性は、図示のよう
に、紙面の下側が正極となる。
【0036】
【外1】
【外2】 しており、アーク放電からそのピークに達するまでのタ
イミングにおける各種パラメータの動きを図2に示すと
共に、図3と同様に図4には、ターゲット3と電源6間
を流れる電流jと、ターゲット3とコンデンサ5間を流
れる電流kを記載する。コンデンサ5の極性は、図示の
ように、紙面の下側が正極である。
【0037】次にアーク電流が少なくなるタイミング図
2のC領域におきる現象を図5に示したが、図3と図4
と違っているところがある。即ち、コンデンサ5の電圧
極性が逆転しており、ターゲット3とコンデンサ5間を
流れる通路kと、コンデンサ5と電源6間を流れる通路
Lとに分かれる点である。通路Lでは、チョーク即ちイ
ンダクタンス8によりターゲット電流値が一定値を維持
する(10図まで同様である)と共に、コンデンサ5が
チャージアップ(Charge Up)し、通路kは、
図4と違って逆向きとなる。
【0038】次に図6は、図2のd領域のタイミングに
おける動作であり、即ちターゲット3の電圧が逆転して
ダイオード4に逆電流が流れそのピークまでのタイミン
グまでの動作である。コンデンサの電圧が逆電圧にな
る。通路kの向きは、図4のそれと逆向きとなる。
【0039】更に放電が進行して図2のe領域での動作
を図7により説明する。この領域では、図7に明らかな
ように、ダイオード電流がピークを過ぎてかつ、コンデ
ンサ5が正常な方向にチャージアップしているタイミン
グである。また、通路kの向きは、図5、6と違って正
常な方向となる。更に、通路Lでの電流値は、図6など
と同じく一定なのに対して、通路kのそれは図6の場合
より小さくなる。
【0040】図2のf領域における引き続く放電におけ
る動作を図8により説明すると、これは、ダオード電流
が0を過ぎてダイオード4の残留キャリヤにより逆方向
電流が流れるタイミングに起きる現象である。図8に明
らかなように、通路Lは図7と同様な方向に流れるのに
対して、通路kは、図7と逆方向に流れてコンデンサ5
の正極も逆になる。
【0041】放電の最終段階が図2kg領域と図9に示
した動作である。これは,ダイオードのキャリヤが減少
してインダクタンス7の電流を下げるので、負荷電圧
【外3】 このように本発明に係わるアーク放電防止回路では、ダ
イオードをターゲットの負端子ならびにターゲット間に
最適のリアクタンスでターゲットと並列に接続する方式
を採用した。しかし、その限界値がある。即ち、図10
に明らかにするように、インダクタンス7をL1 、イン
ダクタンス8をL2 とてしコンデンサ5をC2 とし、イ
ンダクタンス7とインダクタンス8に隣接してR1 2
が存在するので、C2 とL2 、R1 とR2 の限界値、な
らびにL1 の限界値を以下の式で表すことができる。
【0042】1/2C2 C 2 =1/2L2 P 2
P 2 1=(C2 /L2 )VC 2P =VC 2 √C2 /L2 即ち、アーク放電により放電が失敗する場合には、ダイ
オードを取付けるアーク放電防止回路により、失敗がな
くなる。しかし、スパッタ装置により薄膜を基板に堆積
する製品は、当然規格に合格しない限り出荷できない
が、ダイオード4だけを設置するアーク放電防止回路で
は、製品規格を満足できない場合が発生した。この対策
として、図11に明らかにしたアーク放電防止回路をス
パッタ装置1と電源6の間にケーブル9を介して取付け
ると、好結果が得られた。即ち、本発明に係わるアーク
放電防止回路では、電源6に接続するケーブル9の正負
端子をスパッタ装置のターゲット3に接続し更に、ター
ゲット3とケーブル9には、コンデンサー5を設けると
共に,その負端子10とターゲット3間にインダクタン
ス7を設る。その上ターゲット3に最適のリアクタンス
でターゲット3と並列にダイオード4を形成して構成す
る。
【0043】このようなアーク放電防止回路を電源6と
スパッタ装置1間にケーブル9を介して設けると、アー
ク放電時のエネルギーによってスパッタ装置により堆積
する薄膜の製品規格を損なうことが殆ど発生しなかっ
た。
【0044】
【発明の効果】このようにスパッタ装置を特定の場所に
ケーブルを利用して取付ける際、本発明に係わるアーク
放電防止回路を使用すると、アーク放電によるエネルギ
ーにより堆積する薄膜の製品規格を損なうことがなく、
スパッタ装置の稼働率の向上ひいては生産性も増大する
など、実用上の効果が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるアーク放電防止回路を設置する
スパッタ装置における放電中の電流の経時的な変化を示
す曲線図である。
【図2】図1における放電電流のターゲット電流とター
ゲット電圧変化を詳細に示す図である。
【図3】図2のa領域におけるターゲット電流などの流
れを明らかにする曲線図である。
【図4】図2のb領域におけるターゲット電流などの流
れを明らかにする曲線図である。
【図5】図2のc領域におけるターゲット電流などの流
れを明らかにする曲線図である。
【図6】図2のd領域におけるターゲット電流などの流
れを明らかにする曲線図である。
【図7】図2のe領域におけるターゲット電流などの流
れを明らかにする曲線図である。
【図8】図2のf領域におけるターゲット電流などの流
れを明らかにする曲線図である。
【図9】図2のg領域におけるターゲット電流などの流
れを明らかにする曲線図である。
【図10】図3乃至図9に示すアーク放電防止回路の限
界値を求めるのに利用する模式的な回路図である。
【図11】本発明に係わるアーク放電防止回路をスパッ
タ装置に取付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
1:スパッタ装置、 2:減圧用チャンバー、 3:ターゲット、 4:ダイオード、 5:コンデンサ、 6:電源、 7、8:インダクタンス 9:ケーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路に接続するケーブルと,このケ
    ーブルの正負端子に接続するターゲットと,このターゲ
    ットとケーブル間に接続するコンデンサーと,このコン
    デンサーの負端子とターゲット間に接続するインダクタ
    ンスと,前記ターゲットに最適のリアクタンスでターゲ
    ットと並列に接続するダイオードとを具備することを特
    徴とするアーク放電防止回路
JP11783692A 1992-05-12 1992-05-12 アーク放電防止回路 Pending JPH05311418A (ja)

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