JPH0531075Y2 - - Google Patents

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JPH0531075Y2
JPH0531075Y2 JP1987018683U JP1868387U JPH0531075Y2 JP H0531075 Y2 JPH0531075 Y2 JP H0531075Y2 JP 1987018683 U JP1987018683 U JP 1987018683U JP 1868387 U JP1868387 U JP 1868387U JP H0531075 Y2 JPH0531075 Y2 JP H0531075Y2
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mark
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、合成樹脂製のチユーブ容器に関し、
さらに特定すれば、このチユーブ容器のスリーブ
部の天地逆を検出するマークを備えたチユーブ容
器に関する。
[従来の技術] 最近では、歯磨き、薬品、化粧品等のチユーブ
容器として、合成樹脂製のチユーブ容器が多く使
用されている。
このような合成樹脂製のチユーブ容器は、一般
に第1図に示すように構成されている。すなわ
ち、図中の1はスリーブであつて、合成樹脂のラ
ミネートシートを筒状に形成したものである。そ
して、この筒状のスリーブ1の一端部には合成樹
脂製のシヨルダー部2が溶着等によつて取付けら
れている。そして、このシヨルダー部2にはたと
えばねじ込み形のキヤツプ3が取付けられてい
る。このようなチユーブ容器は、第1図に示すよ
うな状態、すなわちスリーブ部1の他端部が開口
した状態でチユーブ容器製造メーカーから薬品、
化粧品のメーカーに出荷され、この薬品、化粧品
等のメーカーでこのスリーブ部1の開口部から内
容物を充填し、このスリーブ部1の開口端部を潰
して封着し、このチユーブ容器を密封する。
ところで、上記のスリーブ部の外周面には、各
種の文字、模様等があらかじめ印刷されている。
これらの文字、模様等は、このスリーブ部1を形
成する合成樹脂のシートに先に印刷されており、
このようなシートを所定の寸法に切断するととも
にこれを筒状に形成し、スリーブ部1が製造され
る。そして、このスリーブ1の一端部は上記のシ
ヨルダー部2が溶着され、さらにこのシヨルダー
部2に上記のキヤツプ3が装着されてこのチユー
ブ容器が完成される。
上記スリーブ部1の外周面に印刷される文字等
には当然前後または上下すなわち天地があり、こ
の天側の端部に上記シヨルダー部2を取付けなけ
ればならない。しかし、このシヨルダー部1は軽
量であるとともに弾性が大きく、このスリーブ部
1をシヨルダー部取付け装置に搬送する際のこの
スリーブ部1が弾んでその天地が逆になることが
ある。このような場合には、このスリーブ部1の
地側の端部に上記シヨルダー部2が取付けられる
ことになり、いわゆる天地逆と称される不良が発
生する。
従来は、このような天地逆およびスリーブ部1
の外周面の印刷の正面等を検出するため、このス
リーブ部1の地側の端部に、軸方向に沿つた短い
帯状のアイマーク4と称されるマークが表示され
ている。そして、このチユーブ容器の製造工程中
の所定工程において、このアイマーク4が検出さ
れ、このスリーブ部1の天地逆を検出し、また必
要に応じてこのアイマーク4の位置からこのスリ
ーブ部1の外周面の印刷の正面が割出される。
ところで、上記のようなアイマーク4を検出す
るには、このスリーブ部1を回転させ、このスリ
ーブ部1の端部の近傍に配置した光学的検出器に
よつてこのアイマーク4を検出しなければならな
い。このため、このスリーブ部1を回転させる機
構が必要となり、製造、検査装置が複雑となり、
また製造能率も低下する不具合があつた。ま、一
般にねじ込み形のキヤツプ3等を装着するチユー
ブ容器では、シヨルダー部2やキヤツプ3を装着
する場合にこのスリーブ部1外周面の印刷の正面
を割出す必要はない。それにもかかわらず、従来
のアイマーク4を備えたチユーブ容器では、この
アイマークを検出するためにこのスリーブ部1を
回転させなければならず、製造装置や製造工程の
面からみても不合理であつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は以上の事情に基づいてなされたもの
で、スリーブを回転させることなく検出すること
ができるマークを備え、このスリーブ部を回転さ
せることなくその天地逆を検出することができる
チユーブ容器を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、スリーブ部の外周面に、このスリー
ブの軸方向の中央からみてシヨルダー部側または
このシヨルダー部から遠い側の部分のいずれか一
方にのみ、実質的に周方向に連続するスリーブ天
地検出マークを表示したものである。
このスリーブ天地検出マークは、必ずしも幾何
学的に周方向に完全に連続している必要はなく、
光学的な検出器等によつて、周方向の任意の位置
においてこのスリーブ天地検出マークを検出でき
る程度に周方向にわたつて表示されていればよ
く、本明細書において「実質的に周方向に連続」
とは上記の意味を示す。
また、上記のスリーブ部の軸方向の中央に対し
て、上記のスリーブ天地検出マークと対称な位置
では、必ずしもマーク、模様等がまつたく表示さ
れていないものではなく、上記のスリーブ天地検
出マークとは色、反射率、その他が相違し、この
スリーブ天地検出マークと区別できるものであれ
ば、この対称位置に表示されていてもよい。
[作用] このようなチユーブ容器は、その製造装置に上
記のスリーブ天地検出マークに対応する位置に、
このスリーブ天地検出マークを検出する検出器を
配置しておけば、このスリーブ天地検出マークを
検出したか否かによつてこのチユーブ容器のスリ
ーブ部の天地逆を検出することができる。しか
も、このスリーブ天地検出マークは実質的に周方
向に連続しているので、このチユーブ容器を回転
させることなくこのスリーブ天地検出マークを検
出することができ、この検査装置の構造が簡単に
なり、また検査も能率的におこなうことができ
る。
[実施例] 以下、図を参照して本考案の実施例を説明す
る。第2図には本考案の第1の実施例を示す。こ
の実施例のチユーブ容器は、合成樹脂のラミネー
トシートからなる筒状のスリーブ部1と、このス
リーブ部1の天側の端部に溶着されたシヨルダー
部2と、このシヨルダー部2に装着されたキヤツ
プ3とから構成されている。なお、これらの構成
は、第1図に示した従来のチユーブ容器と同様の
構成である。
そして、上記のスリーブ部1の外周面には、周
方向に連続する帯状のスリーブ天地検出マーク1
1が印刷等によつて表示されている。このスリー
ブ天地検出マーク11は、このスリーブ部1の外
周面の他の部分とは光の反射率や色等が相違する
もので、光学的な検出器によつてこのスリーブ天
地検出マークの存在を検出することができるもの
である。そして、このスリーブ天地検出マーク1
1は、このスリーブ部1の軸方向の中央すなわち
中心20からみて上記のシヨルダー部2側、また
はこのシヨルダー部2から遠い側のいずれかの位
置に配置されている。また、このスリーブ部1の
軸方向の中心20に対して、上記のスリーブ天地
検出マーク11と対称の位置11′には、このス
リーブ天地検出マーク11に相当するマーク、す
なわちこのスリーブ天地検出マーク11と区別す
ることができないような文字、絵、模様等は表示
されていない。
なお、このスリーブ部1の外周面には、実際に
は上記スリーブ天地検出マーク11以外にも必要
な文字、絵、模様等が印刷されている。また、上
記対称の位置11′にも必要に応じてこれら文字、
絵、模様等が印刷されるが、この対称位置11′
に印刷されるものは、上記のスリーブ天地検出マ
ーク11とはその色、反射率等が相違し、光学的
な検出手段によつてこのスリーブ天地検出マーク
と区別することができるものでなければならな
い。
次に、上記実施例のチユーブ容器のスリーブ部
1の天地逆を検出する装置の一例を第7図に示
す。このものは、このチユーブ容器を保持するマ
ンドレル30を備え、このマンドレル30は、た
とえばキヤツプ装着装置のマンドレルが兼用され
る。そして、このマンドレル30に保持されたチ
ユーブ容器の近傍には、上記スリーブ部1のスリ
ーブ天地検出マーク11に対応した位置に光学検
出器32,33が設けられている。これら光学検
出器32,33は、このスリーブ部1の外周面か
らの光の色、反射率等を検出するもので、これに
よつて、このスリーブ部1の外周面の所定の位置
に上記のスリーブ天地検出マーク11があるか否
かを検出するものである。
このような装置によれば、上記スリーブ部1の
天側の端部に正しくシヨルダー部2が装着されて
いれば、これらの光学検出器32,33によつて
上記のスリーブ天地検出マーク11が検出され、
このチユーブ容器が良品であることが確認され
る。
また、このチユーブ容器の製造工程において、
上記スリーブ部1の天地が逆転し、スリーブ天地
逆の不良品である場合には、これら光学検出器3
2,33の位置には、前記中心に対して対称の部
分11′が位置する。そして、この対称の部分1
1′には、上記スリーブ天地検出マークに相当す
るマークは印刷されていないので、これら光学検
出器32,33がこのスリーブ天地検出マーク1
1を検出することはない。そして、このような場
合には、このチユーブ容器がスリーブ天地逆の不
良品であると判定し、装置を停止するとともに、
その旨の警報を出力する。したがつて、このスリ
ーブ天地逆の不良品を確実に排除することができ
る。
また、上記スリーブ天地検出マーク11は、周
方向に連続しているので、周方向の任意の位置に
おいてこのスリーブ天地検出マーク11を検出す
ることができる。したがつて、このチユーブ容器
を回転させる機構を設ける必要はなく、この検査
装置の装置の構造が簡単になる。また、既存の製
造装置や搬送装置の任意の所にこのような光学検
出器を設置するだけで、このチユーブ容器のスリ
ーブ天地逆を簡単に検査することできる。
なお、上記の装置では、複数の光学検出器3
2,33を設け、周方向の異なる複数箇所でこの
スリーブ天地検出マーク11を検出するように構
成したので、検査の信頼性が高い。もちろん、こ
の光学検出器は複数台設ける必要は必ずしもな
く、1台の光学検出器を設けても実用的には十分
である。
また、第3図には本考案の第2の実施例のチユ
ーブ容器を示す。このものは、スリーブ部1の地
側の端部に周方向に連続するスリーブ天地検出マ
ーク12を表示し、このスリーブ部1の軸方向の
中心20に対して上記スリーブ天地検出マーク1
2と対称な位置12′には、このスリーブ天地検
出マーク12に相当するマークを表示していない
ものである。このものは、上記の実施例と同様に
このチユーブ容器のスリーブ天地逆を検出するこ
とができ、かつこのスリーブ天地検出マーク12
が従来の合いマークの表示位置と同じ位置である
スリーブ部1の地側の端部に表示されているの
で、従来の合いマークの検出装置によつても検査
をおこなうことができ、従来の検査装置との間で
互換性がある。
また、第4図には本考案の第3実施例を示す。
このものは、スリーブ天地検出マーク13が幾何
学的には完全に周方向には連続していないが、光
学検出器等によつて周方向の任意の位置でこのス
リーブ天地検出マーク13を検出することができ
るような、実質的に周方向に連続したものであ
る。
また、第5図に本考案の第4の実施例を示す。
このものは、スリーブ天地検出マーク14を蛇行
状としたものである。
さらに、第6図には本考案の第5の実施例を示
す。このものは、スリーブ天地検出マーク15を
模様状とし、このチユーブ容器の意匠の一部とし
てこのスリーブ天地検出マーク15を使用できる
ようにたものである。
なお、上記の各実施例において、スリーブ部1
の軸方向の中心20に対してスリーブ天地検出マ
ーク13,14,15と対称な位置13′,1
4′,15′にはこれらスリーブ天地検出マークに
相当するマークは表示されていないことはもちろ
んである。
[考案の効果] 上述の如く本考案は、チユーブ容器を回転させ
ることなくスリーブの天地逆を検出することがで
き、製造装置や検査装置の構造を簡単にすること
ができるとともに、その検査等も能率的におこな
うことができる等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のチユーブ容器の縦断面図であ
る。第2図ないし第6図は本考案の実施例を示
し、第2図は第1の実施例の側面図、第3図は第
2の実施例の側面図、第4図は第3の実施例の側
面図、第5図は第4の実施例の側面図、第6図は
第5の実施例の側面図である。また、第7図は本
考案のチユーブ容器を検査する装置の概略的な斜
視図である。 1……スリーブ部、2……シヨルダー部、1
1,12,13,14,15……スリーブ天地検
出マーク、20……スリーブ部の軸方向の中心、
32,33……光学検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状のスリーブ部と、このスリーブ部の一端部
    に設けられたシヨルダー部とを備え、上記スリー
    ブ部の外周面には、このスリーブ部の軸方向の中
    央からみて、上記シヨルダー部側またはシヨルダ
    ー部から遠い側のいずれか一方にのみに、実質的
    に周方向に連続するスリーブ天地検出マークを表
    示したことを特徴とするチユーブ容器。
JP1987018683U 1987-02-10 1987-02-10 Expired - Lifetime JPH0531075Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987018683U JPH0531075Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987018683U JPH0531075Y2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS63126251U JPS63126251U (ja) 1988-08-17
JPH0531075Y2 true JPH0531075Y2 (ja) 1993-08-10

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ID=30812576

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JP (1) JPH0531075Y2 (ja)

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