JPH05310334A - 紙片の繰出装置 - Google Patents
紙片の繰出装置Info
- Publication number
- JPH05310334A JPH05310334A JP14356892A JP14356892A JPH05310334A JP H05310334 A JPH05310334 A JP H05310334A JP 14356892 A JP14356892 A JP 14356892A JP 14356892 A JP14356892 A JP 14356892A JP H05310334 A JPH05310334 A JP H05310334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paper sheets
- magazine rack
- piece
- paper piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 薬剤の添付文書等の紙片を１枚ずつ取り出し
てカ−トナ−による包装中に添付する紙片繰出装置にお
いて、紙片を１枚づつ確実に取り出せるようにする。 【構成】 紙片の外形よりも内側に突出する複数の支持
爪２ｂ上に複数の紙片５を積層した状態で保持するマガ
ジンラック２と、該マガジンラック２に保持されている
紙片５のうち、最下位にある紙片５の下面側に吸着して
下方へ引き出す引出装置３とを備えた紙片５の繰出装置
において、前記引出装置３によって引き出される紙片５
の上面側へエアを吹きつけるエア吐出装置４を設けた。
てカ−トナ−による包装中に添付する紙片繰出装置にお
いて、紙片を１枚づつ確実に取り出せるようにする。 【構成】 紙片の外形よりも内側に突出する複数の支持
爪２ｂ上に複数の紙片５を積層した状態で保持するマガ
ジンラック２と、該マガジンラック２に保持されている
紙片５のうち、最下位にある紙片５の下面側に吸着して
下方へ引き出す引出装置３とを備えた紙片５の繰出装置
において、前記引出装置３によって引き出される紙片５
の上面側へエアを吹きつけるエア吐出装置４を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤の添付文書等の紙
片を１枚ずつ取り出してカ−トナ−による包装中に添付
するために使用するに適した紙片繰出装置に関するもの
である。
片を１枚ずつ取り出してカ−トナ−による包装中に添付
するために使用するに適した紙片繰出装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】薬剤の使用説明書等の紙片は、カ−トナ
−による包装時に１枚ずつ包装中に入れられる。この紙
片添付のために使用される装置として、紙片をマガジン
ラックに多数積層状態でストックしておき、真空吸着装
置で１枚ずつ吸着して取り出す引出装置が使用されてい
る。
−による包装時に１枚ずつ包装中に入れられる。この紙
片添付のために使用される装置として、紙片をマガジン
ラックに多数積層状態でストックしておき、真空吸着装
置で１枚ずつ吸着して取り出す引出装置が使用されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙片の
紙質、折り数、折り方等によっては、マガジンラックか
ら取り出すときに吸着状態が悪く、取り出しミスが生じ
ることがあった。このような取り出しミスが発生する
と、カ−トナ−は自動的に停止しするようになっている
が、その間も前工程の分包機は分包品を連続的に製造し
つづけるので、該分包機を停止するとともに、その間製
造された分包品を系外へ一旦排出して整理し、紙片繰出
装置の整備後に人手でカ−トナ−に挿入して製品化しな
ければならないので、手間がかかり、生産能率も悪いと
いう問題点があった。そこで本発明は、上記引出装置に
よる紙片の引出しをより確実化することを課題としてい
る。
紙質、折り数、折り方等によっては、マガジンラックか
ら取り出すときに吸着状態が悪く、取り出しミスが生じ
ることがあった。このような取り出しミスが発生する
と、カ−トナ−は自動的に停止しするようになっている
が、その間も前工程の分包機は分包品を連続的に製造し
つづけるので、該分包機を停止するとともに、その間製
造された分包品を系外へ一旦排出して整理し、紙片繰出
装置の整備後に人手でカ−トナ−に挿入して製品化しな
ければならないので、手間がかかり、生産能率も悪いと
いう問題点があった。そこで本発明は、上記引出装置に
よる紙片の引出しをより確実化することを課題としてい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる紙片の繰出装置は、紙片の外形よりも内側
に突出する複数の支持爪上に複数の紙片を積層した状態
で保持するマガジンラックと、該マガジンラックに保持
されている紙片のうち、最下位にある紙片の下面側に吸
着して下方へ引き出す引出装置とを備えた紙片の繰出装
置において、前記引出装置によって引き出される紙片の
上面側へエアを吹きつけるエア吐出装置を設けたことを
特徴としている。
め、本発明は次のような構成を採用した。すなわち、本
発明にかかる紙片の繰出装置は、紙片の外形よりも内側
に突出する複数の支持爪上に複数の紙片を積層した状態
で保持するマガジンラックと、該マガジンラックに保持
されている紙片のうち、最下位にある紙片の下面側に吸
着して下方へ引き出す引出装置とを備えた紙片の繰出装
置において、前記引出装置によって引き出される紙片の
上面側へエアを吹きつけるエア吐出装置を設けたことを
特徴としている。
【０００５】
【作用】繰り出すべき紙片をマガジンラックの爪上に多
数積載しておき、引出装置で最下位にある紙片から順に
１枚づつ引き出してゆく。この場合、最下段にある紙片
の下面側に吸着して下方へ引き出すが、このとき、引き
出される紙片の上面側へエアが吐出されるので、複数枚
重なって引き出されようとする紙片がばらされ、１枚づ
つ確実に引き出される。
数積載しておき、引出装置で最下位にある紙片から順に
１枚づつ引き出してゆく。この場合、最下段にある紙片
の下面側に吸着して下方へ引き出すが、このとき、引き
出される紙片の上面側へエアが吐出されるので、複数枚
重なって引き出されようとする紙片がばらされ、１枚づ
つ確実に引き出される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１及び図２は、本発明にかかる紙片繰出装置の一例を表
すもので、この紙片繰出装置１は、マガジンラック２と
引出装置３及びエア吐出装置４からなる。
１及び図２は、本発明にかかる紙片繰出装置の一例を表
すもので、この紙片繰出装置１は、マガジンラック２と
引出装置３及びエア吐出装置４からなる。
【０００７】マガジンラック２は、竪形角筒状のケ−ス
２ａの底部の各コ−ナ−に内側に突出する爪２ｂ，２ｂ
が設けられており、その爪上に薬品添付文書である紙片
５，…を多数重ね合わせて積載している。引出装置３
は、機枠に設けられた支持軸７に取りつけられた本体３
ａに吸盤９が取りつけられている。吸盤９には真空吸引
装置８の吸引パイプ１０が接続されており、バルブ１１
が開いたときに紙片に吸着するようになっている。本体
３ａは、図示しない駆動装置によって該支持軸が回転す
ると、吸盤９が紙片の下面に接触する水平状態から垂直
状態になるまで９０度回動する。
２ａの底部の各コ−ナ−に内側に突出する爪２ｂ，２ｂ
が設けられており、その爪上に薬品添付文書である紙片
５，…を多数重ね合わせて積載している。引出装置３
は、機枠に設けられた支持軸７に取りつけられた本体３
ａに吸盤９が取りつけられている。吸盤９には真空吸引
装置８の吸引パイプ１０が接続されており、バルブ１１
が開いたときに紙片に吸着するようになっている。本体
３ａは、図示しない駆動装置によって該支持軸が回転す
ると、吸盤９が紙片の下面に接触する水平状態から垂直
状態になるまで９０度回動する。
【０００８】エア吐出装置４は、マガジンラック３の側
部に設けられた吐出ノズル４ａと該ノズルに接続された
エアパイプ４ｂからなり、エア供給源１３からバルブ１
４を介してエアが供給されるようになっている。
部に設けられた吐出ノズル４ａと該ノズルに接続された
エアパイプ４ｂからなり、エア供給源１３からバルブ１
４を介してエアが供給されるようになっている。
【０００９】この紙片繰出装置１の使用に際しては、マ
ガジンラック２内へ多数の紙片を積載保持しておく。分
包機と同期して作動する駆動装置により支持軸７が９０
度回転し、吸盤９がマガジンラック内の最下位の紙片の
下面に接触するまで本体３ａが上向きに回動する。バル
ブ１１が開いて、真空吸引が行われ、吸盤９が紙片５に
吸着して、支持軸７の逆転とともに該紙片を下方へ引き
出すが、図１に示すように、このときエア吐出装置のバ
ルブ１４が開いて、ノズル４ａの先端部から引き出され
つつある紙面の上面側に向かってエアが吐出される。こ
のため、紙片が複数枚重なって引き出されかけても、こ
のエアによって重なった紙片がばらされ、１枚のみが取
り出されるのである。
ガジンラック２内へ多数の紙片を積載保持しておく。分
包機と同期して作動する駆動装置により支持軸７が９０
度回転し、吸盤９がマガジンラック内の最下位の紙片の
下面に接触するまで本体３ａが上向きに回動する。バル
ブ１１が開いて、真空吸引が行われ、吸盤９が紙片５に
吸着して、支持軸７の逆転とともに該紙片を下方へ引き
出すが、図１に示すように、このときエア吐出装置のバ
ルブ１４が開いて、ノズル４ａの先端部から引き出され
つつある紙面の上面側に向かってエアが吐出される。こ
のため、紙片が複数枚重なって引き出されかけても、こ
のエアによって重なった紙片がばらされ、１枚のみが取
り出されるのである。
【００１０】引出装置本体３ａが９０度回転すると、吸
着されている紙片は図２に示す如く垂直状態になり、下
方から上昇してきた受継装置のつかみ具２０によって引
き取られ、下方のカ−トナ−に供給され、包装ケ−ス内
へ１枚づつ添付される。受継装置への引渡しが終わる
と、引出装置本体３ａは再度上方へ回動し、次の紙片を
取り出して同様に受継装置に供給する。
着されている紙片は図２に示す如く垂直状態になり、下
方から上昇してきた受継装置のつかみ具２０によって引
き取られ、下方のカ−トナ−に供給され、包装ケ−ス内
へ１枚づつ添付される。受継装置への引渡しが終わる
と、引出装置本体３ａは再度上方へ回動し、次の紙片を
取り出して同様に受継装置に供給する。
【００１１】図３は上記と異なる実施例を表すもので、
この実施例では、マガジンラック３０の本体３０ａ下端
部に複数の爪３１，…が設けられているが、この爪３１
の先端部には図４に示すように小さなロ−ラ３５が取り
つけられている。このため、上記実施例と同様な吸引式
の引出装置３による紙片の取り出しが円滑に行われ、取
り出しミスが減少する。従来、爪（レッジ）３１の突出
量が少ない場合は２枚の紙片が同時に引き出されること
が多く、爪３１の突出量を大きくすると紙片が取り出さ
れなくなることがあり、爪の調節に熟練を要したが、こ
のように紙片の滑りを良くするロ−ラを爪に設けておく
ことにより、突出量をある程度大きくして２枚以上の紙
片が同時に引き出されにくくしても、最下位の紙片が確
実に取り出されるようになる。なお、図示例のようなロ
−ラを設ける代わりに、爪３１の先端部を滑りの良いメ
タルで形成してもよく。爪の上面に先端側が低くなるよ
うなテ−パをつけておいてもよい。
この実施例では、マガジンラック３０の本体３０ａ下端
部に複数の爪３１，…が設けられているが、この爪３１
の先端部には図４に示すように小さなロ−ラ３５が取り
つけられている。このため、上記実施例と同様な吸引式
の引出装置３による紙片の取り出しが円滑に行われ、取
り出しミスが減少する。従来、爪（レッジ）３１の突出
量が少ない場合は２枚の紙片が同時に引き出されること
が多く、爪３１の突出量を大きくすると紙片が取り出さ
れなくなることがあり、爪の調節に熟練を要したが、こ
のように紙片の滑りを良くするロ−ラを爪に設けておく
ことにより、突出量をある程度大きくして２枚以上の紙
片が同時に引き出されにくくしても、最下位の紙片が確
実に取り出されるようになる。なお、図示例のようなロ
−ラを設ける代わりに、爪３１の先端部を滑りの良いメ
タルで形成してもよく。爪の上面に先端側が低くなるよ
うなテ−パをつけておいてもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる紙
片の繰出装置は、マガジンラックに保持されている紙片
のうち、最下位にある紙片の下面側に吸着して下方へ引
き出す引出装置を備えた紙片の繰出装置において、前記
引出装置によって引き出される紙片の上面側へエアを吹
きつけるエア吐出装置を設けたので、複数の紙片が重な
り合って引き出されることが防止され、確実に１枚づつ
取り出すことが可能となった。この繰出装置を薬剤の説
明書以外の紙片、例えばラベル等の繰出に使用すること
ができることは言うまでもない。
片の繰出装置は、マガジンラックに保持されている紙片
のうち、最下位にある紙片の下面側に吸着して下方へ引
き出す引出装置を備えた紙片の繰出装置において、前記
引出装置によって引き出される紙片の上面側へエアを吹
きつけるエア吐出装置を設けたので、複数の紙片が重な
り合って引き出されることが防止され、確実に１枚づつ
取り出すことが可能となった。この繰出装置を薬剤の説
明書以外の紙片、例えばラベル等の繰出に使用すること
ができることは言うまでもない。
【図１】本発明の１実施例を表す正面図である。
【図２】その作動状態の説明図である。
【図３】異なる実施例の正面図である。
【図４】その要部の拡大図である。
１ 紙片繰出装置 ２ マガジンラック ２ｂ 爪 ３ 引出装置 ４ エア吐出装置 ５ 紙片 ９ 吸盤
Claims (1)
- 【請求項１】 紙片の外形よりも内側に突出する複数の
支持爪上に複数の紙片を積層した状態で保持するマガジ
ンラックと、該マガジンラックに保持されている紙片の
うち、最下位にある紙片の下面側に吸着して下方へ引き
出す引出装置とを備えた紙片の繰出装置において、前記
引出装置によって引き出される紙片の上面側へエアを吹
きつけるエア吐出装置を設けたことを特徴とする紙片の
繰出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14356892A JPH05310334A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 紙片の繰出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14356892A JPH05310334A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 紙片の繰出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05310334A true JPH05310334A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15341782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14356892A Pending JPH05310334A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 紙片の繰出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05310334A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6634635B2 (en) * | 2001-01-31 | 2003-10-21 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Lift hook for a sheet separating device |
| JP2012240766A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Mst:Kk | シートプリンタ |
| CN108328372A (zh) * | 2018-03-16 | 2018-07-27 | 浙江正润机械有限公司 | 出纸装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213265A (en) * | 1975-07-22 | 1977-02-01 | Michio Suzuki | Peel & automatic picking device for laminated thin matters |
| JPH01226634A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-11 | Aisan Ind Co Ltd | カード供給装置 |
| JPH03211135A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-13 | Pola Chem Ind Inc | フィルム供給装置 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP14356892A patent/JPH05310334A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213265A (en) * | 1975-07-22 | 1977-02-01 | Michio Suzuki | Peel & automatic picking device for laminated thin matters |
| JPH01226634A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-11 | Aisan Ind Co Ltd | カード供給装置 |
| JPH03211135A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-13 | Pola Chem Ind Inc | フィルム供給装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6634635B2 (en) * | 2001-01-31 | 2003-10-21 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Lift hook for a sheet separating device |
| JP2012240766A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Mst:Kk | シートプリンタ |
| CN108328372A (zh) * | 2018-03-16 | 2018-07-27 | 浙江正润机械有限公司 | 出纸装置 |
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