JPH05310186A - 水中推進装置 - Google Patents

水中推進装置

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JPH05310186A
JPH05310186A JP13974092A JP13974092A JPH05310186A JP H05310186 A JPH05310186 A JP H05310186A JP 13974092 A JP13974092 A JP 13974092A JP 13974092 A JP13974092 A JP 13974092A JP H05310186 A JPH05310186 A JP H05310186A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量、高出力、低騒音の水中推進装置を提供
する。 【構成】 本発明の水中推進装置(1)は、吸水口
(5)及び排水口(7)を有するシュラウド(3)と、
シュラウド内でシャフト(9)に回転自在に取付けたハ
ブ(15)を有するプロペラ(13)と、プロペラの周
囲に設けた回転子(23)及び回転子と間隔を保ちつつ
磁気結合するようにシュラウド内に設けた固定子(2
5)を含み、プロペラを駆動する電動機(24)と、プ
ロペラのハブとシャフトの間に軸受面を有し、周囲の水
を軸受面に循環させて循環及び冷却を行う推流孔(8
3)及び通水孔(99)を含む軸受集合体(17)とか
ら成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中推進装置、特に、
高スラスト、軽量、低騒音、及び容易なメインテナンス
が可能となるように改良された艦船用の一体モータ型推
進装置に係わる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一体モ
ータ型推進装置はすでに公知である。このような推進装
置は通常艦船にも利用できるが、主な用途は信頼性、制
御性、低騒音が重視される潜水艦の2次駆動装置であ
る。公知の一体モーター型推進装置の多くは出力シャフ
トがプロペラに連結されている“カン詰めされた”また
はウエット・ワインディング電動機を装備している。プ
ロペラはスラストを高めるためシュラウドによって囲ま
れるのが一般的であり、モーターはプロペラのすぐ前方
または後方に配置される。ところが、“カン詰めされ
た”モーターがプロペラによって発生される水流のすぐ
前方または後方に配置される以上、液流に対する障壁が
形成され、これが推進装置による有効スラストを低下さ
せる。このような障壁によるスラスト損失を少なくする
ため、高速かつ小径のモーターが使用された。しかし、
シャフトの回転速度が高くなるとプロペラのキャビテー
ションも高くなり、これが高レベルの騒音を発生させる
ことになる。
【0003】このような欠点を克服すべく、本出願人は
米国特許第4,831,297号に開示されているよう
な一体モーター型推進装置を開発した。この特定の推進
装置は構造がジェット・エンジンに似ており、主要構成
要素として、吸水口及び排水口を有する円筒状シュラウ
ド、複数の支持羽根によってシュラウド内にこれと同心
状に取り付けられたシャフトに回転自在に取り付けられ
たハブを有するプロペラ、及びプロペラ羽根の回りに設
けた環状回転子とシュラウド内にこれと一体に設けた固
定子とを含むプロペラ駆動用の電動機から成る。この公
知の推進装置の斬新な設計は所与の重量及びサイズにお
ける推進装置のスラスト出力を著しく増大すると同時
に、シュラウドを流体力学的に形成することでプロペラ
が極めて自由な水流を発生させることができるため、発
生する騒音の量を軽減する。推進装置の低騒音性はシュ
ラウドの遮音特性によって一段と高められる。
【0004】上記一体モーター型推進装置は技術の目覚
ましい進歩であるが、出願人はこの装置の設計には多く
の改良の余地が残されていることに気付いた。たとえ
ば、水で潤滑されるスラスト及びラジアル軸受は定期的
に交換する必要があり、そのためには、装置を乾ドック
入りさせねばならない。しかも、軸受部品の点検または
交換が必要となった場合、軸受の場所が場所であるだけ
に、推進装置をほぼ完全に分解しなければならなくな
る。出願人はプロペラの上流側に位置する支持羽根が推
進装置の作動中、プロペラの周りの水にキャビテーショ
ンを発生させ、これが騒音の原因となるだけでなく、装
置の効率を低下させることに気付いた。出願人はまた、
この公知推進装置に採用した誘導型モーター構成では回
転子と固定子の間の電磁結合を有効に実現しようとする
と必然的な結果として回転子の外径と固定子の内径との
間隔が極端に狭くなることにも気付いた。このような狭
い間隔は固定子と回転子の間に介在する薄い水膜による
抗力を発生させるだけでなく、(固定子から発生する磁
界の不均整のため常にある程度は存在する)回転子を流
れる調波電流を増大させることによって騒音を増大さ
せ、回転子を振動させる。固定子の内径と回転子の外径
との間隔を狭くせざるを得なければ、推進装置に高レベ
ルの機械的衝撃が加わったり、海水中の異物が固定子と
回転子の間に詰まったりした場合、推進装置の重要部分
が損傷されることになる。
【0005】乾ドック入りを必要とせず、比較的簡単且
つ容易に点検やメンテナンスを行なうことのできる軸受
集合体を具えた、潜水艦などのための改良された一体モ
ーター型推進装置に対する要望が存在することは明らか
である。理想としては、このような推進装置は公知装置
よりも騒音が少なく、機械的衝撃を受けたり海水中の異
物が詰まっても回転子及び固定子が損傷し難いように回
転子と固定子の間隔を狭くしなくてもよい設計を採用す
ることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は従来型装
置の上記欠点を克服するかまたは少なくとも軽減する一
体モーター型推進装置を提供することにあり、この目的
を達成する本発明の推進装置はその主要部分として吸水
口及び排水口を有するシュラウドと、シュラウド内でシ
ャフトに回転自在に取り付けたハブを有するプロペラ
と、プロペラの周囲に設けた回転子及びシュラウド内周
に設けた固定子を含む、プロペラを駆動するための電動
機と、プロペラのハブとシャフトの間に介在して装置を
囲む周囲の水によって潤滑及び冷却される軸受集合体か
ら成る。軸受集合体は軸受面間に潤滑/冷却水の流れを
循環させる推流機構を含むのが良い。さらに、軸受集合
体に絶えず潤滑/冷却水の流れを供給するため、プロペ
ラの下流側に位置する1つまたは2つ以上の吸水口をシ
ャフトに設けてもよく、これらの吸水口をフィルターで
覆ってもよい。これらの吸水口を下流側に設けることに
より、周囲の水に含まれる異物の軸受集合体への侵入防
止が一段と確実になる。
【0007】軸受集合体はプロペラとシャフト上流端の
間に介在するスラスト軸受及びプロペラ・ハブの内周に
配置されたラジアル軸受カートリッジの双方を含むこと
によってこれら2つの装置部分間の摩擦を軽減すること
ができる。本発明の装置はメンテナンス作業に際してス
ラスト軸受及びラジアル軸受カートリッジへのアクセス
を容易にするためスラスト軸受に着脱自在に取り付ける
カバーをも含むことができる。着脱自在カバーはプロペ
ラ・ハブに連結し、装置の作動に伴なってプロペラと一
体に回転するように構成するか、シャフト入口端に着脱
自在に固定されて、回転するプロペラに対して静止した
ままとなる別設の部品として構成することができる。静
止したままとなるように構成された着脱自在カバーには
推進装置の作動中に発生する騒音を小さくする利点があ
る。必要ならば、この静止型着脱自在カバーとシュラウ
ドの間に支柱を補足することによって装置の耐衝撃性を
高めることができる。
【0008】複数の羽根部材が装置のシャフトをシュラ
ウドの内面に連結する。シュラウドを通過する水流が発
生させる騒音量をさらに軽減するため、一実施例ではこ
れらの羽根部材をすべてシャフトのプロペラ・ハブとシ
ュラウド出口端の間に位置する部分に連結する。羽根部
材はシャフトをシュラウド内にこれと同心関係に支持す
るだけでなく、プロペラの羽根と協働することによって
推進装置によるスラストを増大させる。
【0009】装置のプロペラを駆動するのに使用される
ACモーターの回転子は誘導巻線の代わりに永久磁石を
利用することにより回転子内に必要な磁界を発生させ
る。永久磁石を使用することにより、(誘導巻線による
インピーダンス損失が回避されるから)モーターの総効
率が高められるだけでなく、さらに好都合なことに回転
子外径と固定子内径との間のギャップを、両者間の磁気
結合を損なうことなく広くすることができる。ギャップ
を広げると回転子に作用する流体抗力が軽減され、回転
子及び固定子から発生する磁界の不均整から回転子に発
生する有害な調波電流の強度が弱められて回転子の振動
が軽減され、円滑且つ静かな動作が得られる。ギャップ
が広くなることでここに海水中の異物が詰まって装置を
損傷する可能性が少なくなる。
【0010】回転子は永久磁石の外周に複数の導電性ダ
ンパー・バーをも含むのが良く、これにより回転子が固
定子から発生する変動磁界と同期し易くするかご構造を
形成する。これらのダンパー・バーは磁石を上記周波電
流のような減磁電流または装置内の短絡によって生ずる
電流から絶縁する機能をも果たす。導電性ダンパー・バ
ーを収納すると共にこれを磁石から隔離するためには個
々の永久磁石に磁極キャップをかぶせればよい。かご構
造の電流搬送能力を高めるには回転子内の永久磁石間に
導電性ウェッジを介在させればよい。固定子スロットは
騒音をさらに抑制する意味で斜めスロットであることが
好ましい。
【0011】以上に述べた構造上の構成要件により、公
知の装置よりも軽量、高出力、低騒音の推進装置が得ら
れる。
【0012】本発明の上記及びその他の目的と特徴は添
付図面に沿って以下に詳述する好ましい実施例の説明か
ら明らかになるであろう。
【0013】
【実施例】同一の構成部分に同一の参照番号を付してあ
る図1、2、3及び4から明らかなように、本発明の推
進装置1は入口5及び出口7を有し、内部がKortノ
ズルの形状を呈するシュラウド集合体3を主要部分とし
て含む。複数の羽根部材11によりシュラウド集合体3
の内部の回転軸線に沿って固定シャフト9を取り付けて
ある。羽根部材11はシャフト9をシュラウド集合体3
内に支持するだけでなく、(特に図4から明らかなよう
に)傾斜した向きに配置されているから、プロペラ13
によって発生する推力を高める機能をも果たす。プロペ
ラ13はシュラウド集合体3の内部に配置されている。
プロペラ13はその中心に軸受集合体17によって固定
シャフト9に回転自在に取り付けられたハブ15を含
む。プロペラ13はまた内端がハブ15の周りに等間隔
に取り付けられ、外端がシュラウド集合体3の中心部と
一体的な電動機24の回転子23に接続されている複数
の傾斜羽根19を含む。電動機24は回転子23の周り
に狭い間隔を置いて設けられた固定子25をも含む。推
進装置1の固定子25を、好ましい実施例では可変周波
数サイクロコンバータから成る電源28に接続するた
め、推進装置1の上端に固定子端子ポスト集合体27を
設ける。
【0014】図2及び5に示すように、推進装置1の軸
受集合体17は円周方向にも軸方向にもプロペラ13と
シャフト9の間を摩擦を極力小さくするためラジアル軸
受カートリッジ30及びスラスト軸受集合体45を含
む。特に図5から明らかなように、ラジアル軸受カート
リッジ30は好ましくはモネルメタルから形成された管
状ブッシング32を含み、該ブッシングは好ましくはモ
ネルメタルから形成され、それぞれがねじ孔35を含む
1対のボルトラグ34を介してハブ15の内径周りに固
定される。前記ねじ孔35はハブ15のフレアした上流
部分36に存在するボルト37と螺合する。ボルト37
を図2に示す位置に固定する時、管状ブッシング32が
ハブ15と共に固定シャフト9に対して回転することは
いうまでもない。管状ブッシング32の内径の周りには
1対のゴム製軸受スリーブ38a,38bをも設ける。
これらのスリーブは軸受スリーブ38a,38bと管状
ブッシング32の間の軸方向運動を阻止するため管状ブ
ッシング32の内面に沿って形成された環状凹部40内
に配置される。ゴム製軸受スリーブ38a,38bはそ
れぞれの内径に複数のらせん溝42を含み、これらの溝
はスリーブ38a,38bとシャフト9の間を絶えず流
れる海水中の異物を軸受スリーブ38a,38bが吐き
出すのを助ける。
【0015】スラスト軸受集合体45は装置1の動作中
プロペラ13によって生ずる軸方向負荷を受けるように
構成された1次スラスト軸受47と、電動機24が作動
していない時“空転状態の(windmilling)”プロペラ1
3のはるかに小さい負荷を受けるように構成された2次
スラスト軸受75を含む。
【0016】1次スラスト軸受47は環状ゴム・リング
53を支持する傾斜環状パッド51から形成された環状
ランナー51を含む。傾斜環状パッド51はモネルメタ
ルで形成するのが好ましい。傾斜環状パッド51及びゴ
ム・リング53はパッド51のねじ孔55及びハブ15
のフレアした上流部分36に設けたボルト57を介して
ハブ15の前記部分36に固定されている。1次スラス
ト軸受47は非回転シャフト9に固設され、装置1の動
作中ランナー49の環状ゴム・リング53と摺動自在に
咬合する軸受リング60をも含む。ランナー49のゴム
・リング53とリング60の間に海水の潤滑膜を発生さ
せるため軸受リング60の周りに複数の放射状の溝61
を設ける。溝61はランナー49とリング60の間に絶
えず海水を循環させ、摩擦熱を消散させることにより摩
耗を軽減する機能をも果たす。軸受リング60は支持パ
ッド64に固定されている複数のリンク・ピン支持体6
2a,62bに連結されている。支持パッド64はパッ
ド64がシャフト9に対して回転するのを防ぐキー66
を介して非回転シャフト9に固定されている。支持パッ
ド64の軸受リング60とは反対の側に保持スタッド6
9によってバンパー・プレート67を取り付ける。バン
パー・プレート67は該プレート67と支持パッド64
との間の僅かな心ずれに呼応してプレートが前記パッド
64に対して僅かに“動揺”できるように前記パッド6
4の凸面と咬合する凹面を有する。バンパー・プレート
67は1次スラスト軸受47の構造と機械的に一体化さ
れてはいるが、2次スラスト軸受75の一部を形成す
る。ロック・ナット72がロック・ナット・ワッシャ7
4と協働して支持パッド64を非回転シャフト9に軸方
向に固定する。
【0017】2次スラスト軸受75は1次スラスト軸受
47の上流に位置し、環状ゴム・リング79に形成した
ランナー77を含む。先に述べた軸受リング60と同様
に、この環状ゴム・リング79も該リング79とこれと
対面する環状支持パッド81との間に海水膜を発生させ
るための溝80を含む。好ましくは環状支持パッド81
もモネルメタルで形成する。軸受集合体17全体を海水
が循環し易くするため、環状支持パッド81は複数の放
射状推流孔83を含む。推流孔83の内端はパッド81
の中心開口部84と連通する。装置1の作動中、パッド
81は軸受集合体17内の種々の軸受面に強制的に海水
を循環させる推流手段として作用する。
【0018】シャフト9の上流端に、濾過されない海水
が軸受集合体17に流入するのを防ぐための着脱自在な
丸いカバー85を設ける。本発明のこの実施例では、着
脱自在なカバーを2次スラスト軸受75のランナー77
の環状支持パッド81に取付けたから、電動機24が作
動すると前記カバーが非回転シャフト9に対して回転す
る。このため、カバー85は環状支持パッド81の上流
側周縁に設けたねじ孔に螺入される取付けボルト89を
受容する複数の凹孔87を含む。着脱自在なカバー85
の正面周りには、軸受集合体17内の軸受面間の海水流
を妨げる圧力差の発生を防止するのに十分な海水をカバ
ー85に流入させる複数の通水孔91を設ける。好まし
くは各通水孔91に、海水と共に異物がカバー85の内
部に流入するのを防ぐフィルター92を組み込む。
【0019】軸受集合体17全体が着脱自在なカバー8
5、ロック・ナットとロック・ナット・ワッシャ72,
74、キー66、及び取付けボルト57,37によって
固定されているから、1次及び2次スラスト軸受47,
75にもラジアル軸受カートリッジ30にも正面から容
易にアクセスできる。このように正面から容易にアクセ
スできるから、搭載されている艦艇から推進装置1全体
を取り外したり、艦艇を乾ドック入りさせたりせずに部
品の修理または交換のようなメンテナンス作業を行なう
ことができる。いかに優れた設計を施されていても軸受
集合体17の個々の部品は推進装置1の使用寿命中に修
理や交換の対象になりやすいから、このことは重要な利
点である。
【0020】シャフト9の下流端には上述した羽根11
のそれぞれの内端と接続する羽根ハブ95を設ける。取
付けボルト97が羽根ハブ95を非回転シャフト9の下
流端に接続する。羽根ハブ95は複数の通水口99を含
み、この通水口99も周囲の海水と一緒に異物が羽根ハ
ブ95の中空内部104に流入するのを防ぐためフィル
ター材102で覆われている。図2及び5から明らかな
ように、羽根ハブ95の中空内部104は非回転シャフ
ト9の中心孔106と連通する。
【0021】海水が軸受集合体17中を循環する態様は
特に図2を参照すると最も良く理解できよう。矢印で示
すように、周囲の海水は下流側通水口99からフィルタ
ー材102を通過し、さらに羽根ハブ95の中空内部1
04に流入し、シャフト9の中心孔106を通過する。
前記中心孔からパッド81の中心開口部84を通り、複
数の推流孔83を通過する。推流孔83を通過する海水
に作用する遠心力下に発生する与圧水流が推流孔83の
外端から再び1次スラスト軸受47の支持パッド64の
外周に沿って逆流し、軸受リング60の溝の間を通って
1次スラスト軸受47のランナー49の中心開口部に流
入し、ここからゴム軸受スリーブ38a,38bと非回
転シャフト9の外面との間を通ってラジアル開口部10
7から放出される。上述した着脱自在カバー85の通水
孔91にある程度の海水流が起こるが、通水孔91は羽
根ハブ95の通水孔99よりも断面積をはるかに小さく
寸法設定されている。このような寸法設定により、軸受
集合体17の種々の軸受面を潤滑及び冷却するのに使用
される海水の大部分が下流端から装置1に吸引され、し
かも通水孔99にフィルター材102が存在するから、
海水と共に異物がシャフト9の中心孔106に流入する
のを防止することができる。
【0022】図7及び8は装置1のプロペラ13を駆動
する電動機24の細部を示す。すでに述べたように、電
動機24は種としてシュラウド集合体3内に“カン詰め
された”固定子25によって狭い間隔を保って囲まれる
ようにプロペラ13の羽根19の周りに設けられた回転
子23から成るACモーターである。好ましい実施例で
はACモーター24は、永久磁石タイプであることが好
ましい。誘導タイプACモーターを使用することもでき
るが、2つの理由で永久磁石タイプACモーターの方が
好ましい。第1に、永久磁石モーターの効率は誘導タイ
プ・モーターよりも約10%高い。第2に、この高い効
率を回転子23の外周縁と固定子25の内周縁との間の
やや広いギャップで実現できる。推進装置1が作動して
いる状態で、この広いギャップは標準的な0.635c
m(0.25インチ)またはそれ以下のギャップに対し
て1.31cm(0.50インチ)と広くなる。(狭い
ギャップとは逆に)広いギャップを採用すると、回転子
25と固定子25の間の海水乱流膜が原因で生する摩擦
損失を軽減するだけでなく、推進装置のこの特定箇所で
発生する騒音量をも軽減することができる。その他の利
点として、(固定子巻線から発生する磁場の望ましくな
い不均整によって起こる)調波電流の量が比較的少な
く、したがって回転子23における調波電流との相互作
用によって生ずる振動も少なくなる。固定子25内での
回転に伴なう回転子23の心ずれ“動揺”に起因する振
動も軽減される。モーター24に永久磁石を使用するこ
とで可能となる広いギャップにより、このギャップに異
物が侵入することによって固定子25内での回転子23
の回転が妨げられたり停止させられる可能性は少なくな
り、さらに、外部衝撃に対する装置1全体の耐性が高め
られる。即ち、回転子23を固定子25に対して心ずれ
させる衝撃によって生ずる損傷を受け難くなるからであ
る。これらはいずれも特に潜水艦に応用する場合に重要
な利点である。
【0023】特に図8から明らかなように、固定子25
は複数の等間隔に配置された固定子鉄心巻線110を含
む。それぞれの固定子鉄心巻線110は端子ポスト集合
体27のリード線111と接続している。各固定子鉄心
巻線110は巻線110から発生する磁界を伝導する積
層磁性鋼から成る(図7、8には図示せず図2及び5に
示した)固定子鉄心112のスロット内に収容される。
鉄心112を形成する積層リングを一体的に保持するた
め鉄心112の外径周りに複数の保持バー114を溶接
する。固定子25の部品はすべて内壁118と外壁12
0によって画定される水密固定子ハウジング116内に
収納される。
【0024】電動機24の回転子23は炭素鋼から成る
マグネット・ハウジング・リング127内に設けられた
複数の台形マグネット125で形成されている。各マグ
ネット125は磁界容量及びB−H曲線特性に優れてい
るNbBfe合金で形成するのが好ましい。各マグネッ
ト125はボルト129を介してリング127に固定さ
れているジルコニウム−銅回転子ウェッジ128によっ
てマグネット・ハウジング・リング127内に保持され
る。好ましい実施例では、回転子23内に約20個の台
形マグネット125が組み込まれる。各マグネット12
5の上端の上に中実銅ロッドから成る4本のダンパー・
バー130を設ける。このダンパー・バー130は各マ
グネット125の上端に固定した磁極キャップ部材13
3の凹部内に配置される。ダンパー・バー130及び回
転子ウェッジ129の目的は固定子巻線110から発生
する磁界の望ましくない不均整の結果として回転子23
の頂面に発生する調波電流からマグネット125を保護
することにある。具体的には、調波電流が発生すれば導
電性の高いダンパー・バー130及び回転子ウェッジ1
28に集中し、安全に消散する。もし回転子23にダン
パー・バー130及び回転子ウェッジ128が存在しな
ければ、調波電流が直接マグネット125中を流れ、究
極的にマグネットを減磁する。また、ダンパー・バー1
30と回転子ウェッジ128の組み合わせが回転子23
の起動を容易にする一種のかご形構造を形成する。
【0025】図5、6及び8から明らかなように、回転
子23も固定子25と同様に水密ハウジング134内に
“カン詰め”されている。回転子ハウジング134は内
壁136、外側138、前壁140、及び後壁142を
含む(すべてが図5に図示されている)。特に図6から
明らかなように、回転子ハウジング134の後壁142
に回転子入口リング144が連結されており、該リング
144はこれと対向する固定子入口リング150の鋸歯
状前壁148と補完的な形状を呈する鋸歯状後壁146
を含む。回転子及び固定子入口リング144,150の
それぞれ後壁146及び前壁148が有する互いに補完
的な鋸歯形状は周囲の海水を、これに含まれる異物粒子
が回転子23の外周縁と固定子25の内周縁の間のギャ
ップに流入するのを防ぎながら通過させる曲りくねった
通路を画定する。回転子23の外周縁は回転子23と固
定子25の間のギャップに異物が流入した場合にこれを
循環させ、排除し易いようにする複数のらせん溝151
を含む。このらせん溝151によって形成される流路を
図2に上部に矢印で示した。
【0026】図2及び5を参照してシュラウド集合体3
の細部を説明する。この集合体3は取り付けボルト15
6によって固定子ハウジング116の上流側に固定され
た漏斗状入口整流板154を含む。固定子ハウジング1
16の下流側には取り付けボルト160を介して羽根取
り付けリング158が固定されている。この羽根取り付
けリング158の下流縁にはボルト164を介して出口
リング162が固定されている。なお、入口整流板15
4の漏斗形状と羽根取付けリング158の円錐台形状が
固定子ハウジング116と相俟って、シュラウド集合体
3の内部に取り付けられるプロペラ13の推力を最大限
にするコルト(Kort)ノズル・プロフィルを形成す
る。
【0027】図9及び10は本発明の推進装置1の他の
実施例を示す。先に述べた実施例とは異なり、この実施
例では着脱自在カバー167はプロペラ13のハブ15
に対して回転せず、これにより、カバーが回転した場合
に発生して推進装置1の効率を低下させるだけでなく望
ましからず騒音の原因ともなる周囲海水の攪乱が極力少
なくなる。この実施例の着脱自在カバー167はその内
部中央にねじ付き凹部169を含み、非回転シャフト9
の上流端に固設したねじ付きスタッド171に前記ねじ
付き凹部を螺合させることができる。この実施例は固定
式の着脱自在された複数の補強柱174をも含む。これ
ら補強柱173は装置1の耐衝撃性を高めるものであ
り、本発明を潜水艦に応用する場合に重要な配慮であ
る。固定式の着脱自在カバー167、シャフト9に設け
たねじ付きスタッド171、及び補強柱173を除け
ば、この実施例はすべての素材において先に述べた第1
実施例と同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の推進装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示した推進装置を2−2線において示す
断面図である。
【図3】図1に示した推進装置の正面図である。
【図4】図1に示した推進装置の背面図である。
【図5】推進装置のシャフトとプロペラのハブとの間に
配置された軸受の各部を示す、図1に示した推進装置の
分解断面図である。
【図6】回転子入口リング及び固定子入口リングの鋸歯
状面が固定子と回転子の間に異物がこの空間に流入する
のを防ぐのに役立つ曲折流路を画定する態様を示す、図
5に円142で囲んだ部分の拡大図である。
【図7】図1に示した推進装置の6−6線における断面
図である。
【図8】固定子及び回転子の構造細部を示す、図7に円
7で囲んだ部分の拡大図である。
【図9】プロペラのハブと共に回転する正面カバーでは
なく、非回転着脱自在正面カバーを有する本発明の推進
装置実施例を示す斜視図である。
【図10】図9に示した推進装置の9−9線における断
面図である。
【符号の説明】
1 水中推進装置 5 吸水口 7 排水口 85 カバー 125 永久磁石 128 ウェッジ 130 ダンパー・バー 180 電動機又はモーター集合体 182 ハブ 184 固定子 186 シュラウド 190 回転子 192 プロペラ 200 シャフト 202 羽根集合体 216 軸受面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ アルバート ドレイク アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ピッ ツバーグ コーンウォール ドライブ 241 (72)発明者 カール ベンデル バーグマーク アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ハリ ッジ センター ストリート 718

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水口及び排水口を有するシュラウド
    と、前記シュラウド内でシャフトに回転自在に取付けた
    ハブを有するプロペラ手段と、前記プロペラ手段の周囲
    に設けた回転子及び前記回転子と間隔を保ちつつ磁気結
    合するように前記シュラウド内に設けた固定子を含み、
    前記プロペラ手段を駆動する電動機と、前記プロペラ手
    段のハブと前記シャフトの間に軸受面を有し、周囲の水
    を前記軸受面に循環させて循環及び冷却を行う手段を含
    む軸受集合体とから成ることを特徴とする水中推進装
    置。
  2. 【請求項2】 前記軸受集合体が周囲の水を前記軸受面
    に循環させるための推流手段を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の水中推進装置。
  3. 【請求項3】 前記シュラウドの回転軸線に沿って前記
    シャフトを支持するため前記シュラウドと前記シャフト
    の間に連結した複数の羽根部材をも含み、プロペラ手段
    が発生させる騒音を軽減するため前記羽根部材を前記シ
    ャフトの前記ハブと前記シュラウドの出口端との間に位
    置する部分に連結したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の水中推進装置。
  4. 【請求項4】 前記軸受集合体が前記シャフトと前記プ
    ロペラ手段の前記ハブの間にスラスト軸受及びラジアル
    軸受を含むことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の水中推進装置。
  5. 【請求項5】 前記水循環手段が前記シャフトに吸水口
    を含み、前記吸水口に水中の異物粒子が流入しないよう
    に前記吸水口を前記シュラウドの排水口とほぼ整列させ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の水中
    推進装置。
  6. 【請求項6】 前記回転子が回転子と固定子の間に必要
    な最小間隔を広げて磁気結合効果を高めることによりプ
    ロペラ手段から発生する抗力損失及び騒音を軽減する永
    久磁石を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の水中推進装置。
  7. 【請求項7】 前記シャフトの一端が前記シュラウドの
    入口端と対向し、プロペラ手段の前記ハブを、前記プロ
    ペラ手段が発生させるスラストのほとんどすべてを前記
    シャフト端に伝達する前記スラスト軸受と連結したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の水中推進装
    置。
  8. 【請求項8】 前記回転子が前記磁石をスプリアス電流
    から保護するためのダンパー・バー手段を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第6項に記載の水中推進装置。
  9. 【請求項9】 推進装置の作動中前記スラスト軸受を覆
    い、メンテナンス作業の際に前記スラスト軸受へのアク
    セスを容易にする着脱自在なカバーをも含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第8項に記載の水中推進装置。
  10. 【請求項10】 吸水口及び排水口を有する円筒状シュ
    ラウドと、前記シュラウド内でシャフトに回転自在に取
    付けたハブを有するプロペラ手段と、前記プロペラ手段
    の周囲に設けた回転子及び前記シュラウド内に設けて回
    転子と磁気結合した固定子を含み、前記プロペラ手段を
    駆動する電動機と、前記シュラウドの回転軸線に沿って
    前記シャフトを支持するため前記シュラウドと前記シャ
    フトの間に連結され、前記シャフトに対しては該シャフ
    トの前記ハブと前記シュラウドの出口端の間に位置する
    部分に連結することによりプロペラ手段から発生する騒
    音が軽減されるようにした複数の羽部材から成ることを
    特徴とする水中推進装置。
  11. 【請求項11】 吸水口及び排水口を有するシュラウド
    と、前記シュラウド内でシャフトに回転自在に取付けた
    ハブを有し、前記シャフトの一端が前記シュラウドの入
    口端と対向するようにしたプロペラ手段と、前記プロペ
    ラ手段のハブと前記シャフトの入口端の間に配置したス
    ラスト軸受を含む軸受集合体と、プロペラ手段の周囲に
    設けた回転子及び回転子と間隔を保ちつつ電磁結合する
    ように前記シュラウド内に設けた固定子を含み、プロペ
    ラ手段を駆動する電動機と、前記プロペラ手段が回転し
    ても前記ハブに対して静止したままでハブの回転によっ
    て生ずる騒音を軽減するようにシャフトの入口端に取付
    けられて前記スラスト軸受を覆うカバーから成ることを
    特徴とする水中推進装置。
  12. 【請求項12】 前記カバーを前記シャフトに着脱自在
    に取付けることにより前記スラスト軸受へのアクセスを
    容易にすることを特徴とする特許請求の範囲第11項に
    記載の水中推進装置。
  13. 【請求項13】 推進装置の耐衝撃性を高めるため前記
    静止カバーと前記シュラウドの間に複数の支柱をも含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の水中
    推進装置。
  14. 【請求項14】 前記カバーをその上流端中央に設けた
    単一ファスナー手段を介して前記シャフトの前記入口端
    に取付けることにより、カバーの外面の凸凹を極力少な
    くしたことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載
    の水中推進装置。
  15. 【請求項15】 前記シュラウドの回転軸線に沿って前
    記シャフトを支持するため前記シュラウドと前記シャフ
    トの間に連結した複数の羽根部材をも含み、前記羽根部
    材を前記シャフトの前記ハブと前記シュラウドの出口端
    の間に位置する部分に連結することによりプロペラ手段
    が発生させる騒音を軽減すると共に装置のスラストを増
    大させたことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記
    載の水中推進装置。
  16. 【請求項16】 前記軸受集合体が周囲の水を前記集合
    体の軸受面に循環させて前記軸受集合体を潤滑かつ冷却
    する手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第11
    項に記載の水中推進装置。
  17. 【請求項17】 前記軸受集合体が前記シャフトと前記
    プロペラ手段の前記ハブの間にラジアル軸受をも含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の水中推
    進装置。
  18. 【請求項18】 前記水循環手段が吸水口を含み、前記
    吸水口に水中の異物粒子が流入しないように前記吸水口
    を前記シュラウドの排水口とほぼ整列させたことを特徴
    とする特許請求の範囲第16項に記載の水中推進装置。
  19. 【請求項19】 前記周囲の水に存在する異物粒子が前
    記吸水口に流入するのを防ぐため、前記吸水口と前記周
    囲の水の間にフィルター手段をも含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第18項に記載の水中推進装置。
  20. 【請求項20】 前記ラジアル軸受が前記ラジアル軸受
    の相対運動面間に侵入した異物粒子を排出するための少
    なくとも1つのらせん溝を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第17項に記載の水中推進装置。
  21. 【請求項21】 吸水口及び排水口を有するシュラウド
    と、前記シュラウド内でシャフトに回転自在に取付けた
    ハブを有するプロペラ手段と、プロペラ手段の周囲に設
    けた回転子及び回転子と間隔を保ちつつ磁気結合するよ
    うに前記シュラウドの内周に設けた固定子を含み、前記
    プロペラ手段を駆動する電動機から成り、回転子が電動
    機の高めると共に、回転子と固定子の間隔を広げること
    によって前記回転子が発生させる騒音及び前記回転子に
    作用する摩擦抗力を軽減する永久磁石を含むことを特徴
    とする水中推進装置。
  22. 【請求項22】 前記回転子が、回転子が固定子から発
    生する変動磁器と同期するのを助けるかご構造を形成す
    ると共に、永久磁石を減磁電流から絶縁するため永久磁
    石の外周に設けた複数の導電性ダンパー・バーをも含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第21項に記載の水中
    推進装置。
  23. 【請求項23】 前記回転子が導電性ダンパー・バーを
    収容して磁石から隔離するため各磁石にかぶせた磁極キ
    ャップ手段をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    22項に記載の水中推進装置。
  24. 【請求項24】 前記回転子が形成されるかご構造の電
    流搬送能力を高めるため前記永久磁石間に介在させた導
    電性ウェッジをも含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第22項に記載の水中推進装置。
  25. 【請求項25】 固定子と回転子の互いに間隔を保つ面
    にこれら両面間に侵入した異物粒子を排除する洗浄水流
    を発生させるため少なくとも1つの溝を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第21項に記載の水中推進装
    置。
  26. 【請求項26】 前記溝を回転子の外周面に設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第25項に記載の水中推進
    装置。
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