JPH05309721A - 押出機スクリュとシリンダの摩耗検知方法及び装置 - Google Patents
押出機スクリュとシリンダの摩耗検知方法及び装置Info
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- JPH05309721A JPH05309721A JP4113379A JP11337992A JPH05309721A JP H05309721 A JPH05309721 A JP H05309721A JP 4113379 A JP4113379 A JP 4113379A JP 11337992 A JP11337992 A JP 11337992A JP H05309721 A JPH05309721 A JP H05309721A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/92—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
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- B29C2948/92076—Position, e.g. linear or angular
-
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- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92323—Location or phase of measurement
- B29C2948/92361—Extrusion unit
- B29C2948/9238—Feeding, melting, plasticising or pumping zones, e.g. the melt itself
- B29C2948/924—Barrel or housing
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C2948/92504—Controlled parameter
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- B29C2948/92819—Location or phase of control
- B29C2948/92857—Extrusion unit
- B29C2948/92876—Feeding, melting, plasticising or pumping zones, e.g. the melt itself
- B29C2948/92885—Screw or gear
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は押出機スクリュとシリンダの摩耗検
知方法及び装置に関し、特に、スクリュの引出し及びシ
リンダの分解をすることなく摩耗状態を簡単に検知する
ことを特徴とする。 【構成】 本発明による押出機スクリュとシリンダの摩
耗検知方法及び装置は、スクリュグランド部(8a)の近傍
位置に設けられた一対の距離センサ(9,10)からの距離信
号(9b,10b)の変化又はシリンダ(1)の壁(4aA)内のセンサ
(13)からの振動信号(13a)の変化により摩耗量を検知す
る構成である。
知方法及び装置に関し、特に、スクリュの引出し及びシ
リンダの分解をすることなく摩耗状態を簡単に検知する
ことを特徴とする。 【構成】 本発明による押出機スクリュとシリンダの摩
耗検知方法及び装置は、スクリュグランド部(8a)の近傍
位置に設けられた一対の距離センサ(9,10)からの距離信
号(9b,10b)の変化又はシリンダ(1)の壁(4aA)内のセンサ
(13)からの振動信号(13a)の変化により摩耗量を検知す
る構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押出機スクリュとシリ
ンダの摩耗検知方法及び装置に関し、特に、スクリュの
引出し及びシリンダの分解をすることなく摩耗状態を簡
単に検知するための新規な改良に関する。
ンダの摩耗検知方法及び装置に関し、特に、スクリュの
引出し及びシリンダの分解をすることなく摩耗状態を簡
単に検知するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の押出機ス
クリュとシリンダ摩耗検知方法としては、特別な装置は
設けられておらず、一般に、押出機の運転を停止し、ス
クリュを押出機シリンダから外部へ引き出し、スクリュ
の外径寸法を測定し、製作時の寸法と比較することによ
ってスクリュの摩耗量を検知していた。また、シリンダ
の場合も同様に、押出機を分解し、シリンダ内径を測定
して製作時の寸法と比較することにより、シリンダ内径
の摩耗量を検知していた。
クリュとシリンダ摩耗検知方法としては、特別な装置は
設けられておらず、一般に、押出機の運転を停止し、ス
クリュを押出機シリンダから外部へ引き出し、スクリュ
の外径寸法を測定し、製作時の寸法と比較することによ
ってスクリュの摩耗量を検知していた。また、シリンダ
の場合も同様に、押出機を分解し、シリンダ内径を測定
して製作時の寸法と比較することにより、シリンダ内径
の摩耗量を検知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の押出機スクリュ
とシリンダの摩耗検知方法及び装置は、以上のように構
成されていたため、次のような課題が存在していた。す
なわち、押出機を長期連続運転した場合、スクリュ及び
シリンダの摩耗によって押出量の低下、押出製品の品質
変化、運転操業の困難化又は停止が発生するため、この
ような事態を避ける方法として所定運転時間経過後に、
運転を停止し、スクリュをシリンダから引き出して新品
と交換しなければならず、そのために要する洗浄、測定
及び交換の各作業は多くの人手を必要とし、近時の人手
不足には多大のコストアップとなっていた。また、シリ
ンダの場合についても同様に、分解、洗浄、測定、組込
みをしなければならず、スクリュとシリンダの摩耗状態
を検知するための作業としては極めて多大の費用と時間
を要していた。
とシリンダの摩耗検知方法及び装置は、以上のように構
成されていたため、次のような課題が存在していた。す
なわち、押出機を長期連続運転した場合、スクリュ及び
シリンダの摩耗によって押出量の低下、押出製品の品質
変化、運転操業の困難化又は停止が発生するため、この
ような事態を避ける方法として所定運転時間経過後に、
運転を停止し、スクリュをシリンダから引き出して新品
と交換しなければならず、そのために要する洗浄、測定
及び交換の各作業は多くの人手を必要とし、近時の人手
不足には多大のコストアップとなっていた。また、シリ
ンダの場合についても同様に、分解、洗浄、測定、組込
みをしなければならず、スクリュとシリンダの摩耗状態
を検知するための作業としては極めて多大の費用と時間
を要していた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、スクリュの引出し及びシリ
ンダの分解をすることなく摩耗状態を簡単に検知するよ
うにした押出機スクリュとシリンダの摩耗検知方法及び
装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、スクリュの引出し及びシリ
ンダの分解をすることなく摩耗状態を簡単に検知するよ
うにした押出機スクリュとシリンダの摩耗検知方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による押出機スク
リュとシリンダの摩耗検知方法は、シリンダ内に回転自
在に設けられたスクリュのスクリュグランド部の近傍位
置に設けられた少なくとも一対の距離センサからの距離
信号の変化により、前記スクリュとシリンダの摩耗状態
を検知する方法である。
リュとシリンダの摩耗検知方法は、シリンダ内に回転自
在に設けられたスクリュのスクリュグランド部の近傍位
置に設けられた少なくとも一対の距離センサからの距離
信号の変化により、前記スクリュとシリンダの摩耗状態
を検知する方法である。
【0006】また、本発明による押出機スクリュ及びシ
リンダの摩耗検知方法は、回転自在なスクリュを内蔵し
たシリンダの壁内に設けたセンサからの信号の変化によ
り、前記スクリュとシリンダの摩耗状態を検知する方法
である。
リンダの摩耗検知方法は、回転自在なスクリュを内蔵し
たシリンダの壁内に設けたセンサからの信号の変化によ
り、前記スクリュとシリンダの摩耗状態を検知する方法
である。
【0007】また、本発明による押出機スクリュとシリ
ンダの摩耗検知装置は、シリンダ内に回転自在に設けら
れたスクリュと、前記スクリュのスクリュグランド部の
近傍位置に配設された少なくとも一対の距離センサと、
前記各距離センサからの距離信号を指示するための指示
計とを備えた構成である。
ンダの摩耗検知装置は、シリンダ内に回転自在に設けら
れたスクリュと、前記スクリュのスクリュグランド部の
近傍位置に配設された少なくとも一対の距離センサと、
前記各距離センサからの距離信号を指示するための指示
計とを備えた構成である。
【0008】また、本発明による押出機スクリュとシリ
ンダの摩耗検知装置は、スクリュを回転自在に内蔵する
シリンダと、前記シリンダの壁内に設けたセンサと、前
記センサからの信号を表示する信号表示器とを備えた構
成である。
ンダの摩耗検知装置は、スクリュを回転自在に内蔵する
シリンダと、前記シリンダの壁内に設けたセンサと、前
記センサからの信号を表示する信号表示器とを備えた構
成である。
【0009】
【作用】本発明による押出機スクリュとシリンダの摩耗
検知方法及び装置においては、まず、スクリュグランド
部の近傍位置に設けられた一対の距離センサにより、こ
の各距離センサとスクリュグランド部の周面との間の距
離を測定し、この距離信号に変化が生じた場合に、スク
リュとシリンダの摩耗量を検知することができ、この摩
耗量が所定量以上の場合には押出機の運転を停止して、
スクリュ及びシリンダの交換を行うことにより、押出量
の低下、押出製品の品質の低下、操業停止等を未然に防
止することができる。
検知方法及び装置においては、まず、スクリュグランド
部の近傍位置に設けられた一対の距離センサにより、こ
の各距離センサとスクリュグランド部の周面との間の距
離を測定し、この距離信号に変化が生じた場合に、スク
リュとシリンダの摩耗量を検知することができ、この摩
耗量が所定量以上の場合には押出機の運転を停止して、
スクリュ及びシリンダの交換を行うことにより、押出量
の低下、押出製品の品質の低下、操業停止等を未然に防
止することができる。
【0010】また、シリンダの壁内に設けたセンサから
の信号の変化を信号表示器によって、例えば、波形の異
常な変化を読取り正常値と比較することにより、スクリ
ュ及びシリンダの摩耗量を検知し、事前に不測のトラブ
ル発生を防止することができる。
の信号の変化を信号表示器によって、例えば、波形の異
常な変化を読取り正常値と比較することにより、スクリ
ュ及びシリンダの摩耗量を検知し、事前に不測のトラブ
ル発生を防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明による押出機スクリ
ュとシリンダの摩耗検知方法及び装置の好適な実施例に
ついて詳細に説明する。図1から図3迄は、本発明によ
る押出機スクリュ及びシリンダの摩耗検知装置を示すも
ので、図1は全体構成図を示す断面図、図2は図1のA
−A断面による構成図、図3は図1のB−Bによる構成
図である。
ュとシリンダの摩耗検知方法及び装置の好適な実施例に
ついて詳細に説明する。図1から図3迄は、本発明によ
る押出機スクリュ及びシリンダの摩耗検知装置を示すも
ので、図1は全体構成図を示す断面図、図2は図1のA
−A断面による構成図、図3は図1のB−Bによる構成
図である。
【0012】図1において符号1で示されるものは第
1、第2、第3シリンダセグメント2,3,4からなる
押出機5のシリンダであり、この第1シリンダセグメン
ト2には原料供給口6が形成されていると共に、シリン
ダ接続フランジ7が設けられている。
1、第2、第3シリンダセグメント2,3,4からなる
押出機5のシリンダであり、この第1シリンダセグメン
ト2には原料供給口6が形成されていると共に、シリン
ダ接続フランジ7が設けられている。
【0013】前記シリンダ1の案内孔1a内にはスクリ
ュ8が回転自在に設けられており、このスクリュ8のス
クリュグランド部8aは前記第1シリンダセグメント2
を貫通してシリンダ接続フランジ7内に回転自在に位置
している。
ュ8が回転自在に設けられており、このスクリュ8のス
クリュグランド部8aは前記第1シリンダセグメント2
を貫通してシリンダ接続フランジ7内に回転自在に位置
している。
【0014】前記シリンダ接続フランジ7の空隙部7a
内には、少なくとも一対の距離センサ9,10(一対以
上用いることもある)が支持部9a,10aを介して所
定位置に保持されており、この各距離センサ9,10と
スクリュグランド部8aとの周面8aAとの間には図2
で示すように距離Y,Xが形成されている。
内には、少なくとも一対の距離センサ9,10(一対以
上用いることもある)が支持部9a,10aを介して所
定位置に保持されており、この各距離センサ9,10と
スクリュグランド部8aとの周面8aAとの間には図2
で示すように距離Y,Xが形成されている。
【0015】前記各距離センサ9,10からの各距離信
号9b,10bは、信号変換器11を介してアナログ形
の指示計12に入力され、この指示計12は前記距離
Y,XをY値及びX値としてアナログ式に指示計12a
を介して指示するように構成されている。
号9b,10bは、信号変換器11を介してアナログ形
の指示計12に入力され、この指示計12は前記距離
Y,XをY値及びX値としてアナログ式に指示計12a
を介して指示するように構成されている。
【0016】また、前記第3シリンダセグメント4のフ
ランジ部4aにおける壁4aA内には1個又は複数個の
構成からなり、スクリュ8のフライト8bと第3シリン
ダセグメント4の内面4bとの間の隙間Zを感知するた
めのセンサ13が設けられており、このセンサ13から
の信号13aは信号変換器11Aを介して例えば波形表
示の信号表示器14に入力されている。なお、前述の指
示計12及び信号表示器14は、一例を示したもので、
前述のアナログ型表示に限ることなく、デジタル表示等
あらゆる他の表示方法によっても同様に表示を行うこと
ができる。
ランジ部4aにおける壁4aA内には1個又は複数個の
構成からなり、スクリュ8のフライト8bと第3シリン
ダセグメント4の内面4bとの間の隙間Zを感知するた
めのセンサ13が設けられており、このセンサ13から
の信号13aは信号変換器11Aを介して例えば波形表
示の信号表示器14に入力されている。なお、前述の指
示計12及び信号表示器14は、一例を示したもので、
前述のアナログ型表示に限ることなく、デジタル表示等
あらゆる他の表示方法によっても同様に表示を行うこと
ができる。
【0017】次に、前述の構成において実際にスクリュ
8及びシリンダ1の摩耗量から摩耗状態を検知する場合
について説明する。まず、押出機5の運転中において、
スクリュ8のフライト8b及びシリンダ3の内面1aの
摩耗が進行すると、このフライト8bと内面1a間の隙
間が大きくなると同時に、スクリュグランド部8aの芯
ぶれが発生し距離Y,Xが同一でなくなるため、各距離
センサ9,10から得られる各距離信号9b,10bに
差が生じる。
8及びシリンダ1の摩耗量から摩耗状態を検知する場合
について説明する。まず、押出機5の運転中において、
スクリュ8のフライト8b及びシリンダ3の内面1aの
摩耗が進行すると、このフライト8bと内面1a間の隙
間が大きくなると同時に、スクリュグランド部8aの芯
ぶれが発生し距離Y,Xが同一でなくなるため、各距離
センサ9,10から得られる各距離信号9b,10bに
差が生じる。
【0018】この差が信号変換器11内で処理され指示
計12にY値及びX値として表示されるため、この指示
計12を常時観察していることにより、スクリュ8及び
シリンダ3の摩耗量を正確に検知することができる。
計12にY値及びX値として表示されるため、この指示
計12を常時観察していることにより、スクリュ8及び
シリンダ3の摩耗量を正確に検知することができる。
【0019】また、前記振動センサ13から得られる信
号13aを信号変換器11Aを介して信号表示器14で
波形として観察することにより、運転中にスクリュ8及
びシリンダ3の摩耗が進行すると、隙間Zが次第に大き
くなり、信号13aの周波数と振幅が変化し、初期の摩
耗零時のレベルと比較することにより、摩耗量の限界を
検知することができる。従って、このセンサ13を各シ
リンダセグメント2,3,4ごとに装着し、前記距離セ
ンサ9,10との組合せにより、スクリュ8及びシリン
ダ1のどの部分が摩耗しているかを検知することができ
る。
号13aを信号変換器11Aを介して信号表示器14で
波形として観察することにより、運転中にスクリュ8及
びシリンダ3の摩耗が進行すると、隙間Zが次第に大き
くなり、信号13aの周波数と振幅が変化し、初期の摩
耗零時のレベルと比較することにより、摩耗量の限界を
検知することができる。従って、このセンサ13を各シ
リンダセグメント2,3,4ごとに装着し、前記距離セ
ンサ9,10との組合せにより、スクリュ8及びシリン
ダ1のどの部分が摩耗しているかを検知することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明による押出機スクリュとシリンダ
の摩耗検知方法及び装置は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を得ることができる。すなわ
ち、押出機の運転中にスクリュ及びシリンダの摩耗量を
肉眼で確認することができるため、摩耗量の限界を予測
検知することができ、従来のように、スクリュの引出し
及びシリンダの分解をすることなく簡単に検知できる。
そのため、操業変化の予測、品質変化の事前補促、スク
リュ摩耗部の予備品との交換予定の明確化、シリンダ摩
耗部の予備品との交換予定の明確化、スクリュとシリン
ダの補修スケジュールの明確化、突然の運転停止の未然
防止等が可能となり、大きいリスクを回避することがで
きる。
の摩耗検知方法及び装置は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を得ることができる。すなわ
ち、押出機の運転中にスクリュ及びシリンダの摩耗量を
肉眼で確認することができるため、摩耗量の限界を予測
検知することができ、従来のように、スクリュの引出し
及びシリンダの分解をすることなく簡単に検知できる。
そのため、操業変化の予測、品質変化の事前補促、スク
リュ摩耗部の予備品との交換予定の明確化、シリンダ摩
耗部の予備品との交換予定の明確化、スクリュとシリン
ダの補修スケジュールの明確化、突然の運転停止の未然
防止等が可能となり、大きいリスクを回避することがで
きる。
【図1】本発明による押出機スクリュとシリンダの摩耗
検知装置の全体構成を示す断面図である。
検知装置の全体構成を示す断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
1 シリンダ 4aA 壁 8 スクリュ 9,10 距離センサ 9b,10b 距離信号 13 センサ 13a 信号 14 信号表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 英男 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダ(1)内に回転自在に設けられた
スクリュ(8)のスクリュグランド部(8a)の近傍位置に設
けられた少なくとも一対の距離センサ(9,10)からの距離
信号(9b,10b)の変化により、前記スクリュ(8)及びシリ
ンダ(1)の摩耗状態を検知することを特徴とする押出機
スクリュとシリンダの摩耗検知方法。 - 【請求項2】 回転自在なスクリュ(8)を内蔵したシリ
ンダ(1)の壁(4aA)内に設けたセンサ(13)からの信号(13
a)の変化により、前記スクリュ(8)及びシリンダ(1)の摩
耗状態を検知することを特徴とする押出機スクリュとシ
リンダの摩耗検知方法。 - 【請求項3】 シリンダ(1)内に回転自在に設けられた
スクリュ(8)と、前記スクリュ(8)のスクリュグランド部
(8a)の近傍位置に配設された少なくとも一対の距離セン
サ(9,10)と、前記各距離センサ(9,10)からの距離信号(9
b,10b)を指示するための指示計(12)とを備え、前記距離
信号(9b,10b)に基づいて前記スクリュ(8)の摩耗状態を
検知するように構成したことを特徴とする押出機スクリ
ュとシリンダの摩耗検知装置。 - 【請求項4】 スクリュ(8)を回転自在に内蔵するシリ
ンダ(1)と、前記シリンダ(1)の壁(4aA)内に設けたセン
サ(13)と、前記センサ(13)からの信号(13a)を表示する
信号表示器(14)とを備え、前記信号(13a)に基づいて前
記スクリュ(8)の摩耗状態を検知するように構成したこ
とを特徴とする押出機スクリュとシリンダの摩耗検知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4113379A JPH05309721A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 押出機スクリュとシリンダの摩耗検知方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4113379A JPH05309721A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 押出機スクリュとシリンダの摩耗検知方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05309721A true JPH05309721A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14610807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4113379A Pending JPH05309721A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 押出機スクリュとシリンダの摩耗検知方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05309721A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR3073775A1 (fr) * | 2017-11-23 | 2019-05-24 | Arianegroup Sas | Installation d'extrusion munie d'un systeme de controle apte a detecter une anomalie |
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