JPH05309508A - 電動工具 - Google Patents

電動工具

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JPH05309508A
JPH05309508A JP4117395A JP11739592A JPH05309508A JP H05309508 A JPH05309508 A JP H05309508A JP 4117395 A JP4117395 A JP 4117395A JP 11739592 A JP11739592 A JP 11739592A JP H05309508 A JPH05309508 A JP H05309508A
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JP
Japan
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light
receiving device
emitting device
drill
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP4117395A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiya Sakurai
靖也 桜井
Takao Hanazawa
孝夫 花澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP4117395A priority Critical patent/JPH05309508A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 チャック5にキリ7などの工具を備え、この
工具の延出方向へビーム状に発光する発光装置8を備
え、この発光装置8に近接する位置に受光装置9を備
え、前記発光装置8から出る光Aの反射光を前記受光装
置9で受けるように発光装置8と受光装置9との作用軸
線をほぼ同じとし、この受光装置8の受光量を表示する
表示装置10を備えた電気ドリル。 【効果】 極めて正確に穿孔ができるほか、反射板によ
る穿孔面の反射を利用すると斜めの穿孔も可能であり、
発光装置8および受光装置9がそれぞれ本体3に備えら
れているため、床や壁など任意の場所に穿孔することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の姿勢で穿孔でき
るように構成される電気ドリルやロ−タリ−ハンマまた
は雌ネジを形成するタッパ−等の電気工具に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】電気ドリ
ルは、木材や鉄材あるいはコンクリートなど種々の部材
にキリで穿孔するように構成されているものである。そ
して、木材を穿孔するキリは、キリの先端にネジが形成
されており、キリの回転に伴なって木材に食い込むよう
に構成されているため、容易に穿孔できる。また、コン
クリートの場合は、キリを軸方向に打撃しながら回転さ
せて穿孔するように構成されており、打撃によってキリ
の先端部分でコンクリートを破砕して穿孔するため、キ
リを強く押さなくとも穿孔できる。しかしながら、鉄材
に穿孔するキリは、これらのキリと異なり、ある程度キ
リを穿孔する部材に強く押し付けないと穿孔できないの
が普通である。
【0003】このように電気ドリルは、穿孔される部材
によって作用の異なる各種のキリを使い分けるようにな
っている。しかしながら、木材の場合、特にキリの先端
部分がスクリューネジのような構成になっているため、
キリが木材に食い込む初期の状態で穿孔の方向が決定さ
れることになり、最初に電気ドリルの姿勢が所定の方向
でない場合、所定の方向への穿孔ができなくなってしま
うといった問題を有している。
【0004】このような状態は、穿孔部材が木材に限ら
ず、鉄材の場合でも、ある程度穿孔されると穿孔された
穴にキリの方向が保持されるため、同じような作用を生
じ、いずれの場合でも初期における電気ドリルの姿勢が
穿孔の精度を決定的なものにしていた。
【0005】また、穿孔によって発生する切り屑などを
取り除くために穿孔を中断した場合、再度の穿孔作業に
際して、キリが所定の方向になっていない場合にキリが
既に穿孔された穴と異なる方向になるため、しばしばキ
リが折れるといった問題を生じた。特に径の小さいキリ
の場合、簡単に折れるため、このような失敗を経験する
ことが多い。
【0006】また、キリと類似する工具、例えば、回転
研磨工具などを用いる場合でも同様の問題を発生し、こ
のような問題を解消するために電気ドリルを支柱に備え
て昇降させるボール盤などが利用されているが、この場
合、支柱が障害となって携帯性を損なうばかりか垂直の
姿勢に限定されることになり、用途が限定されることに
なった。
【0007】一方、電気ドリルの姿勢を水平や垂直に維
持するために電気ドリルに水準器などの機械的に水平を
検知する装置を備えるものが試みられている。しかし、
この種のものは、簡単な構成でかなり正確に水平などの
姿勢を維持できることは確かであるが、水平などの水準
器の所定の姿勢に限定されることになり、たとえば、斜
めになった壁面どに穿孔する場合は、役に立たなかっ
た。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、各種の姿勢に対して容易に所定の方向へ
の穿孔ができ、キリを折るなどの障害を発生することな
く、精密に所定の方向へ穿孔できる電気ドリルを提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動機を内装
する本体の後部にハンドルを備え、この本体の前部に前
記電動機で駆動されるチャックを備え、このチャックに
キリなどの工具を備え、この工具の延出方向へビーム状
に発光する発光装置を備え、この発光装置に近接する位
置に受光装置を備え、前記発光装置から出る光の反射光
を前記受光装置で受けるように発光装置と受光装置との
作用軸線をほぼ同じとし、この受光装置の受光量を表示
する表示装置を備えたことによって問題点を解決してい
る。
【0010】
【作 用】発光装置から発光される受光が穿孔部材によ
って反射して受光装置に入ると受光量が表示装置に表示
されるため、発光装置と受光装置との軸線に対して穿孔
される部材の穿孔面が直角であることを受光量によって
確認することができる。このため、表示装置の監視によ
って常時穿孔面に対して穿孔方向を直角に保つことがで
きる。
【0011】
【実施例】本発明を図面に示された一実施例に基づいて
説明すると、図1は、本発明の一実施例による電気ドリ
ルの縦断面図であり、図2は、発光装置と受光装置との
位置関係を示すための要部正面図であり、図3は、発光
装置と受光装置および表示装置の動作を説明するための
ブロック線図であり、図4は、発光装置と受光装置との
間で受光が反射する状態を示す要部の図であり、図5
は、発光装置と受光装置の構造を示す要部縦断面図であ
り、図6は、表示装置の一実施例を示す要部の正面図で
ある。
【0012】図1において、電気ドリルは、樹脂などの
成型品でフレーム1が形成されており、内部に電動機2
を備えた本体3を形成しており、本体3の後部には、ハ
ンドル4が形成されており、ピストル型の電気ドリルを
構成している。そして、本体3の前部には、チャック5
が備えられており、チャック5は、電動機2との間に減
速機6を介在しており、電動機2の回転数を減速すると
共にトルクを増大してチャック5に取り付けられるキリ
7などの工具を低速高トルクで回転するように構成され
ている。
【0013】さらに、本体3の前部の上側に発光装置8
および受光装置9および表示装置10が備えられてい
る。この発光装置8は、少し斜めに傾斜して取り付けら
れており、ハンドル4側から見易く構成されている。
【0014】本体3の前部には、補助ハンドル11が取
り付けられており、ハンドル4とこの補助ハンドル11
とによって本体3の姿勢を正しくするように構成されて
いる。 そして、ハンドル4には、電動機2を起動停止
することができるスイッチ12が備えられており、ハン
ドル4の内部には、電気部品が備えられており、本体3
の上部には、発光装置8および受光装置9の電源および
制御回路13が備えられている。
【0015】図2において、発光装置8および受光装置
9は、それぞれ接近した位置に一体に取り付けられてお
り、発光装置8から発した光が正面の部材に当たると反
射して受光装置9に達し、これが受光装置9に入射する
ように構成されている。発光装置8は、一般的なライト
でもよく、キリ7の軸線と同軸的に光が収束されて発光
されるものがよい。
【0016】受光装置9は、CDSなどの一般的な受光
素子でよく、受光量が電気信号に変化するものでよい。
【0017】図3において、発光装置8には、発光装置
8を発光させるための電源14aが備えられており、常
時発光装置8を発光させて光Aをキリと同軸で発するよ
う構成されている。そして、受光装置9は、CDSなど
の受光素子で構成される場合は、受光した光Bを電気信
号に変換させることができるため、その電気信号を増幅
して表示装置10に表示するために制御回路14bを備
えている。受光装置9は、このようなものに限定される
ものではなく、レンズで光を受光し、光ファイバーなど
の光を伝送できるケーブルなどによって直接表示装置1
0で受光装置9に受光した光を見るように構成すること
も可能である。
【0018】図4において、発光装置8から光が発せら
れると穿孔部材によって光が反射し、受光装置9にこの
反射光が入るように構成されている。そして、穿孔部材
15によって光Aが反射しない場合は、穿孔部材15に
鏡16などの光Aを反射するものを備えることかでき
る。このような光Aを反射するものは、鏡16に限定さ
れることなく、光Aを反射するものであれば制限される
ことはなく、例えばアルミ泊でもよい。
【0019】図5は、受光装置9の他の実施例であり、
光装置8から発せられた光Aは、穿孔部材によって反射
されると受光装置9aに受光されるが、受光された光B
を直接表示装置10aに導入しており、内部に鏡などの
反射鏡17を備えて表示装置10aのスクリーンなどの
見える部分に直接照射することができるように構成され
ている。
【0020】図6は、表示装置の位置実施例として示さ
れた表示装置10aの正面図であり、スクリーンに受光
され光Bが照射されており、穿孔部材と電気ドリルとの
姿勢関係がわかるように構成されている。
【0021】このような構成において、電気ドリルは、
ハンドル4および補助ハンドル11を握ってスイッチ1
2を引けば電動機2が起動し、チャック5に取り付けら
れた工具としてのキリ7が回転し、穿孔部材に押し付け
れば穿孔ができる。
【0022】そして、発光装置8から光Aが発せられる
と、この光Aが穿孔部材から反射して受光装置9に受光
されると受光された光Bが表示装置10に表示される。
そしてこの受光された光Bが表示装置10に表示される
とキリ7と穿孔部材の面とがほぼ直角になっていること
が証明される。
【0023】すなわち、発光装置8から発せられる光A
は、本体3あるいは、キリ7と同軸的に発光されるた
め、キリ7と穿孔部材の穿孔面とが直角であれば、光A
は、そのまま発光装置8に反射することになる。そこで
発光装置8は、反射して来る光Bを受光することはでき
ないが隣接して備えられた受光装置9は、この光Bを受
光することができ、表示装置10に表示することができ
る。
【0024】したがって、表示装置10を見ていればキ
リ7と穿孔部材とが直角になっているかどうかを容易に
見分けることができるため、正確に穿孔部材に穿孔する
ことができる。
【0025】このように正確に穿孔部材に穿孔できるた
め、穿孔作業を一度中断した場合でも、穿孔を再開する
ときにキリ7と既に穿孔されている穴との方向を容易に
一定にさせることができ、誤ってキリ7を折るなどの失
敗を避けることができる。
【0026】また、穿孔部材に反射鏡16を備える場
合、この反射鏡16を傾斜させておくと、その傾斜に対
してキリ7が直角になる時表示装置10に受光装置9の
受光が表示されるため、斜めの穴を正確に穿孔すること
ができる。
【0027】なお、ロ−タリ−ハンマまたは雌ネジを形
成するタッパ−等の電気工具にも本願は使用できる。
【0028】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、極めて正確
に穿孔ができるほか、斜めの穿孔も可能であり、発光装
置および受光装置がそれぞれ本体に備えられているた
め、床や壁など任意の場所に穿孔することができ、その
効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電気ドリルの縦断面図
である。
【図2】発光装置と受光装置との位置関係を示すための
要部正面図である。
【図3】発光装置と受光装置および表示装置の動作を説
明するためのブロック線図である。
【図4】発光装置と受光装置との間で受光が反射する状
態を示す要部の図である。
【図5】図5は、発光装置と受光装置の構造を示す要部
縦断面図である。
【図6】表示装置の一実施例を示す要部の正面図であ
る。
【符号の説明】
3……本体 4……ハンドル 5……チャック 7……キリ 8……発光装置 9……受光装置 10……表示装置 11……補助ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】孔を開ける電気ドリルやロ−タリ−ハンマ
    または雌ネジを形成するタッパ−等の電気工具におい
    て、 電動機を内装する本体の後部にハンドルを備え、 この本体の前部に前記電動機で駆動されるチャックを備
    え、 このチャックにキリなどの工具を備え、 この工具の延出方向へビーム状に発光する発光装置を備
    え、 この発光装置に近接する位置に受光装置を備え、 前記発光装置から出る光の反射光を前記受光装置で受け
    るように発光装置と受光装置との作用軸線をほぼ同じと
    し、 この受光装置の受光量を表示する表示装置を備えたこと
    を特徴とする電気工具。
JP4117395A 1992-05-11 1992-05-11 電動工具 Pending JPH05309508A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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