JPH05309465A - 連続鋳造の二次冷却用ノズルの詰まり検知方法 - Google Patents

連続鋳造の二次冷却用ノズルの詰まり検知方法

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Publication number
JPH05309465A
JPH05309465A JP11564692A JP11564692A JPH05309465A JP H05309465 A JPH05309465 A JP H05309465A JP 11564692 A JP11564692 A JP 11564692A JP 11564692 A JP11564692 A JP 11564692A JP H05309465 A JPH05309465 A JP H05309465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
clogging
water pressure
nozzle clogging
discrimination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11564692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamazoe
広明 山副
Masanori Yoshii
正徳 吉井
Tasayuki Shinozuka
多佐之 篠塚
Mitsuhiro Kawakami
光博 川上
Junichi Numata
純一 沼田
Eiji Nakamura
栄治 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP11564692A priority Critical patent/JPH05309465A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続鋳造の二次冷却用ノズルにおいて、ノズ
ル詰まりを起こした特定のノズルを、容易,確実に発見
できる詰まり検知方法を提供する。 【構成】 連続鋳造における鋳片冷却用二次冷却水を噴
射するスプレーノズル3の内部水圧を、スプレーノズル
3に内蔵した圧力計2により測定し、実測値としきい値
との比較、または、実測値と理想値とを比較することに
より、ノズル詰まりをノズル毎に判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続鋳造における鋳
片冷却用の二次冷却水を噴射するスプレーノズルの、ノ
ズル詰まり状況を検知する詰まり検知方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常、連続鋳造における二次冷却用スプ
レーノズルのノズル詰まり状況は、非鋳込時において、
作業員が目視等により観察することで判断している。し
かし、このノズル詰まり状況の観察作業は、時間ロスが
発生するために、頻繁に行なうことができない。
【0003】このように、作業員による目視チェックで
は十分な品質管理ができないために、従来から種々のノ
ズル詰まり検知方法が、例えば、次に述べる検知方法が
創案されている。
【0004】 ノズルの噴射時における音響変化か
ら、ノズル詰まりを検知する方法(特開平2-247057 号
公報,特開平2-247058 号公報参照)。
【0005】 冷却されているスラブの温度変化か
ら、ノズル詰まりを検知する方法(特開平2-108409 号
公報参照)。
【0006】 二次冷却水の系統を、スプレー幅切り
を行う複数の組ごとに分けて、それぞれの組の流量を測
定し、理論値との比較からノズル詰まりが発生している
組を判定する方法(特開昭63-290670 号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の方法では、ノズル詰まりを起こしたノズルが特定でき
ないという不具合があった。即ち、の検知方法では複
数のノズルが詰まった場合に対応できず、の検知方法
では予測温度パターンの作成がかなり繁雑である。ま
た、の検知方法では、異常を示した配管系は判断でき
るが、どのノズルが詰まっているのかは特定できない。
【0008】この発明は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は多数のノズルから、ノズル詰まり
を起こした特定のノズルを容易かつ確実に発見すること
のできる連続鋳造の二次冷却用ノズルの詰まり検知方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の詰まり検知方
法によれば、連続鋳造における鋳片冷却用の二次冷却水
を噴射するスプレーノズルに、圧力計を取付けると共
に、この圧力計で前記スプレーノズル内の水圧を測定
し、その水圧実測値としきい値とを比較、または、水圧
実測値と理想値とを比較することにより、前記スプレー
ノズルのノズル詰まりを判定する。
【0010】そして、スプレーノズルに取付けた圧力計
の水圧計測値に基づき、水圧実測値としきい値とを比較
することや水圧実測値と理想値とを比較することで、ノ
ズル詰まりを起こした特定のノズルを容易かつ確実に発
見できるようにしたものである。
【0011】
【実施例】以下、この発明の連続鋳造における二次冷却
用ノズルの詰まり検知方法を、図示する実施例によって
説明する。
【0012】まず、この発明の詰まり検知方法を実施す
る検知装置について説明すると、検知装置1は、図1に
示すように、圧力計2を内蔵している二次冷却用のスプ
レーノズル3と、圧力発振器4,信号処理用ビットバス
5,CPU6,CRT7とからなっている。
【0013】このような構成からなる検知装置1によっ
て、スプレーノズル3から、冷却水が噴射されている間
は、スプレーノズル3内の水圧は常に監視されているこ
ととなる。
【0014】そして、水圧の経時変化は、CRT7に画
面表示される。また、スプレーノズル3内の水圧は、全
て信号処理用ビットバス5につながっており、CRT7
によって全てのノズル内水圧を見ることができる。
【0015】CPU6は、二種類のノズル詰まり判定ロ
ジックを持っている。即ち、(1) スプレーノズル3内の
水圧が急上昇して、圧力計2による水圧計測値があるし
きい値以上になった時に、ノズル詰まりと判定するもの
と、(2) スプレーノズル3内の水圧計測値がCPU6に
予めセットされた理想値以上になった時に、ノズル詰ま
りと判定するものとがある。
【0016】CRT7では、前述したCPU6の判定ロ
ジック(1) を用いてノズル詰まりを判定することと、判
定ロジック(2) を用いてノズル詰まりを判定すること
と、判定ロジック(1) および(2) を用いてノズル詰まり
を判定することと、(1), (2)を満足する水圧とすること
との何れかを選択することができる。
【0017】そして、「ノズル詰まり」の判定が下され
た場合は、警報が鳴らされる。なお、ノズル一本あたり
に流れる基準水量によって、ノズル内水圧は違う値をと
るが、鋳造中の基準水量はCPU6で常に監視されるた
め、ノズル詰まりの誤警報は防止される。
【0018】次に、この発明の検知方法を、連続鋳造設
備に適用した場合を例にして、詳細に説明する。図2に
前述したCPU6の判定ロジック(1) のみを用いて、ノ
ズル詰まりを検知した例を示す。この場合には、A点に
てノズル詰まり警報が発生した。
【0019】図3にCPU6の判定ロジック(2) のみを
用いて、ノズル詰まりを検知した例を示す。この場合に
は、B点にてノズル詰まり警報が発生した。
【0020】図4にCPU6の判定ロジック(1) および
(2) の双方を用いて、ノズル詰まりを検知した例を示
す。この場合には、C点にてノズル詰まり警報が発生し
た。
【0021】そして、何れの場合も、警報の発生したノ
ズルを調査すると、Si O2 ,CaO等からなる詰まり
ものが発見された。
【0022】
【発明の効果】この発明の検知方法によれば、スプレー
ノズルに取付けた圧力計の水圧計測値に基づき、水圧の
変化を確認することや実測値と理想値とを比較すること
で、ノズル詰まりを起こした特定のノズルを容易かつ確
実に発見できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の詰まり検知方法を実施する検知装置
を示す概略図である。
【図2】スプレーノズルの圧力変化状況を示すグラフで
ある。
【図3】スプレーノズルの圧力変化状況を示すグラフで
ある。
【図4】スプレーノズルの圧力変化状況を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1…検知装置、2…圧力計、3…スプレーノズル、4…
圧力発振器、5…信号処理用ビットバス、6…CPU、
7…CRT。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 光博 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 沼田 純一 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 中村 栄治 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造における鋳片冷却用の二次冷却
    水を噴射するスプレーノズルに、圧力計を取付けると共
    に、この圧力計で前記スプレーノズル内の水圧を測定
    し、その水圧実測値としきい値とを比較することによ
    り、前記スプレーノズルのノズル詰まりを判定すること
    を特徴とする連続鋳造の二次冷却用ノズルの詰まり検知
    方法。
  2. 【請求項2】 連続鋳造における鋳片冷却用の二次冷却
    水を噴射するスプレーノズルに、圧力計を取付けると共
    に、この圧力計で前記スプレーノズル内の水圧を測定
    し、この実測値と理想値とを比較することにより、前記
    スプレーノズルのノズル詰まりを判定することを特徴と
    する連続鋳造の二次冷却用ノズルの詰まり検知方法。
JP11564692A 1992-05-08 1992-05-08 連続鋳造の二次冷却用ノズルの詰まり検知方法 Pending JPH05309465A (ja)

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JP11564692A JPH05309465A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 連続鋳造の二次冷却用ノズルの詰まり検知方法

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JPH05309465A true JPH05309465A (ja) 1993-11-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534924A (ja) * 2000-06-07 2003-11-25 エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト 複数のセンサを通じて連続鋳造用金型で得られた測定データをローカル的に鋳造データ処理する方法と装置
JP2009203514A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Toyota Motor Corp 冷却ジャケットの管理方法および冷却ジャケットの管理装置

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