JPH0530874A - 動物用耳標及びその耳標を装着するために使用する鉗子 - Google Patents
動物用耳標及びその耳標を装着するために使用する鉗子Info
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- JPH0530874A JPH0530874A JP19531991A JP19531991A JPH0530874A JP H0530874 A JPH0530874 A JP H0530874A JP 19531991 A JP19531991 A JP 19531991A JP 19531991 A JP19531991 A JP 19531991A JP H0530874 A JPH0530874 A JP H0530874A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】装着後の家畜を目的とする箇所に強制移動させ
る際に耳を把持しても怪我をすることがなく、しかも家
畜同士が耳に取着された耳標をかじりあう行動を起こし
ても安全な動物用耳標及びその耳標を装着するために使
用する鉗子を提供する。 【構成】耳裏当て板2aから立設する柱部2bの先端に
該柱部2bよりも大形とする穿孔実行部2cを備えた穿
孔用体2と、上記柱部2bを遊嵌して柱部2bと穿孔実
行部2cとの段差部2hに孔縁が掛止する掛止孔1aを
有し、上記耳裏当て板2aとの間で動物の耳100 を抜落
不能に掴持する識別表示札1とからなる動物用耳標Aに
おいて、上記穿孔用体2の穿孔実行部2cが、識別表示
札1の掛止孔1a孔縁に掛止する隆起部2c’と、その
隆起部2c’突端に分離可能に掛着する耳穿孔用の鋭利
体2c”とで構成する。
る際に耳を把持しても怪我をすることがなく、しかも家
畜同士が耳に取着された耳標をかじりあう行動を起こし
ても安全な動物用耳標及びその耳標を装着するために使
用する鉗子を提供する。 【構成】耳裏当て板2aから立設する柱部2bの先端に
該柱部2bよりも大形とする穿孔実行部2cを備えた穿
孔用体2と、上記柱部2bを遊嵌して柱部2bと穿孔実
行部2cとの段差部2hに孔縁が掛止する掛止孔1aを
有し、上記耳裏当て板2aとの間で動物の耳100 を抜落
不能に掴持する識別表示札1とからなる動物用耳標Aに
おいて、上記穿孔用体2の穿孔実行部2cが、識別表示
札1の掛止孔1a孔縁に掛止する隆起部2c’と、その
隆起部2c’突端に分離可能に掛着する耳穿孔用の鋭利
体2c”とで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は豚、牛、羊等の家畜の耳
に装着する動物用耳標及びその耳標を対象とする動物に
装着するために使用する鉗子に関するものである。
に装着する動物用耳標及びその耳標を対象とする動物に
装着するために使用する鉗子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】豚、牛、羊等の家畜は、伝染病の伝染を
防止する目的の為に、生後所定期間が経った時点でワク
チン接種を行うが、ワクチン接種が済んだものの耳には
各家畜主がワクチン接種が済んだことを明確にする為に
識別する目印を装着するのが、慣例になっている。従
来、此種の動物用耳標は鉗子を用いて耳を穿孔しながら
装着されるが、その構造の詳細は、円盤状の耳裏当て板
から立設する柱部の先端に該柱部よりも大形とし且つ先
端を鋭利とする円錐形状の穿孔実行部を備えた穿孔用体
と、上記柱部を遊嵌して柱部と穿孔実行部との段差部に
孔縁が掛止する掛止孔を有し、上記耳裏当て体との間で
動物の耳を抜落不能に掴持する識別表示札とで構成さ
れ、その穿孔用体と、識別表示札とを鋏形の鉗子に着脱
可能に取着し、その間に耳を位置させた状態で鉗子を閉
動して装着される(例えば、特開昭58−179421
号公報参照)。
防止する目的の為に、生後所定期間が経った時点でワク
チン接種を行うが、ワクチン接種が済んだものの耳には
各家畜主がワクチン接種が済んだことを明確にする為に
識別する目印を装着するのが、慣例になっている。従
来、此種の動物用耳標は鉗子を用いて耳を穿孔しながら
装着されるが、その構造の詳細は、円盤状の耳裏当て板
から立設する柱部の先端に該柱部よりも大形とし且つ先
端を鋭利とする円錐形状の穿孔実行部を備えた穿孔用体
と、上記柱部を遊嵌して柱部と穿孔実行部との段差部に
孔縁が掛止する掛止孔を有し、上記耳裏当て体との間で
動物の耳を抜落不能に掴持する識別表示札とで構成さ
れ、その穿孔用体と、識別表示札とを鋏形の鉗子に着脱
可能に取着し、その間に耳を位置させた状態で鉗子を閉
動して装着される(例えば、特開昭58−179421
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍、従来の動物
用耳標はその先端の穿孔実行部が穿孔用体に対してイン
サート成形で一体成形される。即ち円錐形状の鋭利な金
属材で穿孔実行部を構成して穿孔を確実化しているので
ある。その為、作業者が耳を把持して注射や目的の箇所
に家畜を移動させる際に、その装着された耳標のその穿
孔実行部で指に怪我をしたり、また識別表示札の色合い
等に好奇心をそそられて家畜同士が耳を噛みあってじゃ
れあう本能的な行動を起こした際に、同穿孔実行部で家
畜が口や舌に怪我をすることもあり、問題になってい
る。その問題を回避する為識別表示札に、穿孔実行部を
カバーする筒部を突設したものも存在するが、穿孔用体
の上記柱部の長さ(高さ)が家畜(牛、豚、羊等)に関
係なく画一化されていることから、掴持対象になる耳厚
によっては識別表示札が耳裏当て体方向に移動して筒部
から穿孔実行部が突き出て作業者の指や家畜の口、舌に
当たってやはり怪我をすることがあり、根本的な解決策
にはなってはいない。
用耳標はその先端の穿孔実行部が穿孔用体に対してイン
サート成形で一体成形される。即ち円錐形状の鋭利な金
属材で穿孔実行部を構成して穿孔を確実化しているので
ある。その為、作業者が耳を把持して注射や目的の箇所
に家畜を移動させる際に、その装着された耳標のその穿
孔実行部で指に怪我をしたり、また識別表示札の色合い
等に好奇心をそそられて家畜同士が耳を噛みあってじゃ
れあう本能的な行動を起こした際に、同穿孔実行部で家
畜が口や舌に怪我をすることもあり、問題になってい
る。その問題を回避する為識別表示札に、穿孔実行部を
カバーする筒部を突設したものも存在するが、穿孔用体
の上記柱部の長さ(高さ)が家畜(牛、豚、羊等)に関
係なく画一化されていることから、掴持対象になる耳厚
によっては識別表示札が耳裏当て体方向に移動して筒部
から穿孔実行部が突き出て作業者の指や家畜の口、舌に
当たってやはり怪我をすることがあり、根本的な解決策
にはなってはいない。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、装着後の家畜を目的とする箇所に強制移動させる際
に耳を把持しても怪我をすることがなく、しかも家畜同
士が耳に取着された耳標をかじりあう行動を起こしても
安全な動物用耳標及びその耳標を装着するために使用す
る鉗子を提供することである。
で、装着後の家畜を目的とする箇所に強制移動させる際
に耳を把持しても怪我をすることがなく、しかも家畜同
士が耳に取着された耳標をかじりあう行動を起こしても
安全な動物用耳標及びその耳標を装着するために使用す
る鉗子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は穿孔用体の穿孔実行
部を、識別表示札の掛止孔孔縁に掛止する隆起部と、そ
の隆起部突端に分離可能に掛着する耳穿孔用の鋭利体と
で構成したことを要旨とする。請求項2は耳裏当て板か
ら立設する柱部の先端に隆起部ならびにその隆起部突端
に分離可能に掛着され該隆起部よりも若干大形とする耳
穿孔用の鋭利体を有する穿孔用体と、その柱部を遊嵌し
て隆起部と柱部との段差部に掛止する掛止孔を開設した
識別表示札とからなる動物用耳標を、対象とする動物の
耳に装着する鉗子であって、鋏形に開閉動可能とする鉗
子本体の先端部において二股状に形成される挟み口部の
一方端に、穿孔用体を着脱可能に支持する支持部を設け
ると共に、他方端に、同他方端とで識別表示札を挟持し
上記鋭利体の挿通部を開設した挟持体を、取着し、且つ
上記他方端に前記穿孔用体の鋭利体、挿通部及び識別表
示札の掛止孔に正対して貫通孔を開設し、挟み口部閉口
時において、貫通孔内に進入する前記隆起部と鋭利体と
の段差部に対応する部位に鋭利体で強制的に水平動され
るスライド体を、貫通孔閉孔方向に付勢する手段を介し
て前記他方端に内設したことを要旨とする。
に講じた技術的手段は、請求項1は穿孔用体の穿孔実行
部を、識別表示札の掛止孔孔縁に掛止する隆起部と、そ
の隆起部突端に分離可能に掛着する耳穿孔用の鋭利体と
で構成したことを要旨とする。請求項2は耳裏当て板か
ら立設する柱部の先端に隆起部ならびにその隆起部突端
に分離可能に掛着され該隆起部よりも若干大形とする耳
穿孔用の鋭利体を有する穿孔用体と、その柱部を遊嵌し
て隆起部と柱部との段差部に掛止する掛止孔を開設した
識別表示札とからなる動物用耳標を、対象とする動物の
耳に装着する鉗子であって、鋏形に開閉動可能とする鉗
子本体の先端部において二股状に形成される挟み口部の
一方端に、穿孔用体を着脱可能に支持する支持部を設け
ると共に、他方端に、同他方端とで識別表示札を挟持し
上記鋭利体の挿通部を開設した挟持体を、取着し、且つ
上記他方端に前記穿孔用体の鋭利体、挿通部及び識別表
示札の掛止孔に正対して貫通孔を開設し、挟み口部閉口
時において、貫通孔内に進入する前記隆起部と鋭利体と
の段差部に対応する部位に鋭利体で強制的に水平動され
るスライド体を、貫通孔閉孔方向に付勢する手段を介し
て前記他方端に内設したことを要旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、下記の作用を奏す
る。 (請求項1)耳穿孔用の鋭利体を耳穿孔後に取り外せ、
柱部とで掛止孔との掛止用段差を形成する隆起部のみが
唯一識別表示体から外部へ露出する。 (請求項2)鉗子本体の挟み口部を構成する一方端と他
方端に各々正対して保持または挟持した穿孔用体と識別
表示札との間に介在した動物の耳を、鉗子本体閉動時の
耳穿孔用の鋭利体で穿孔した後、識別表示札の掛止孔を
拡開しながら挿通するその鋭利体先端部でスライド体
を、付勢する手段の付勢力に抗して強制的に水平動させ
て鋭利体と隆起部との段差部に復帰力でスライド体を掛
止させ、鋭利体のみを分離させる。
る。 (請求項1)耳穿孔用の鋭利体を耳穿孔後に取り外せ、
柱部とで掛止孔との掛止用段差を形成する隆起部のみが
唯一識別表示体から外部へ露出する。 (請求項2)鉗子本体の挟み口部を構成する一方端と他
方端に各々正対して保持または挟持した穿孔用体と識別
表示札との間に介在した動物の耳を、鉗子本体閉動時の
耳穿孔用の鋭利体で穿孔した後、識別表示札の掛止孔を
拡開しながら挿通するその鋭利体先端部でスライド体
を、付勢する手段の付勢力に抗して強制的に水平動させ
て鋭利体と隆起部との段差部に復帰力でスライド体を掛
止させ、鋭利体のみを分離させる。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので下記
の利点がある。 (請求項1)鋭利な耳穿孔用の鋭利体が隆起部から分離
してその隆起部が識別表示札から唯一突き出る構成にし
ているから、識別表示札の掛止孔に掛止して対象とする
動物の耳を掴持する隆起部を鋭利な穿孔形状に形成する
必要がなく外形を滑らかにする等任意な形状に形成でき
る。従って、その隆起部が識別表示札から唯一突出して
も家畜移動時に耳を把持する作業者が指や手が怪我をす
ることがなく、また識別表示札に興味をもって家畜がか
みついても家畜が口や舌に怪我することがない。従って
作業者及び家畜双方に安全性を付与することができる。
しかも、敢えて隆起部のカバーを識別表示札に成形する
必要もないから、その識別表示札の成形コスト、材料コ
ストの低廉化に寄与でき、ひいては動物用耳標自体の単
価の低減化が期待できる。 (請求項2)上記請求項1の動物用耳標を、対象とする
動物の耳に確実に装着し且つ先端の鋭利体を自動的に分
離させることができる便利な鉗子を提供することができ
る。
の利点がある。 (請求項1)鋭利な耳穿孔用の鋭利体が隆起部から分離
してその隆起部が識別表示札から唯一突き出る構成にし
ているから、識別表示札の掛止孔に掛止して対象とする
動物の耳を掴持する隆起部を鋭利な穿孔形状に形成する
必要がなく外形を滑らかにする等任意な形状に形成でき
る。従って、その隆起部が識別表示札から唯一突出して
も家畜移動時に耳を把持する作業者が指や手が怪我をす
ることがなく、また識別表示札に興味をもって家畜がか
みついても家畜が口や舌に怪我することがない。従って
作業者及び家畜双方に安全性を付与することができる。
しかも、敢えて隆起部のカバーを識別表示札に成形する
必要もないから、その識別表示札の成形コスト、材料コ
ストの低廉化に寄与でき、ひいては動物用耳標自体の単
価の低減化が期待できる。 (請求項2)上記請求項1の動物用耳標を、対象とする
動物の耳に確実に装着し且つ先端の鋭利体を自動的に分
離させることができる便利な鉗子を提供することができ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明請求項1の実施例を示し、
図3及至図8は請求項2の実施例を示している。まず、
図1及び図2に示す実施例について説明する。
する。図1及び図2は本発明請求項1の実施例を示し、
図3及至図8は請求項2の実施例を示している。まず、
図1及び図2に示す実施例について説明する。
【0009】動物用耳標Aは識別表示札1と、穿孔用体
2とからなることについては従来と同様であるが、掛止
孔1aを開孔し識別に必要な記号、文字を賦した従来と
同様な構造の識別表示札1と異なり、穿孔用体2を新規
な構造に構成している。尚、上記識別表示札1は従来と
同様に、識別に必要な記号、文字等を施した面部1bに
腕片1cを一体に形成し、該腕片1cに掛止孔1aを開
孔してなり、若干の弾性を有する合成樹脂材で一体成形
してある。また、本実施例においてはその掛止孔1a回
りに後述する穿孔用体2の隆起部2c’を収容する筒部
1dを一体成形している。
2とからなることについては従来と同様であるが、掛止
孔1aを開孔し識別に必要な記号、文字を賦した従来と
同様な構造の識別表示札1と異なり、穿孔用体2を新規
な構造に構成している。尚、上記識別表示札1は従来と
同様に、識別に必要な記号、文字等を施した面部1bに
腕片1cを一体に形成し、該腕片1cに掛止孔1aを開
孔してなり、若干の弾性を有する合成樹脂材で一体成形
してある。また、本実施例においてはその掛止孔1a回
りに後述する穿孔用体2の隆起部2c’を収容する筒部
1dを一体成形している。
【0010】穿孔用体2は円盤状の耳裏当て体2aと、
その耳裏当て体2aの中央部から立設する所望高さの柱
部2bと、その柱部2b先端に形成された穿孔実行部2
cとからなり、その穿孔実行部2cは該柱部2bよりも
若干大形とする隆起部2c’と、耳穿孔用の鋭利体2
c”とから構成してある。
その耳裏当て体2aの中央部から立設する所望高さの柱
部2bと、その柱部2b先端に形成された穿孔実行部2
cとからなり、その穿孔実行部2cは該柱部2bよりも
若干大形とする隆起部2c’と、耳穿孔用の鋭利体2
c”とから構成してある。
【0011】上記穿孔用体2は突端の耳穿孔用の鋭利体
2c”を除いて合成樹脂材を用いて一体成形してなり、
耳裏当て体2aの裏面方向から柱部2b中間部に渡って
位置決め用の小穴2dを穿設している。
2c”を除いて合成樹脂材を用いて一体成形してなり、
耳裏当て体2aの裏面方向から柱部2b中間部に渡って
位置決め用の小穴2dを穿設している。
【0012】柱部2bはその高さを画一化してある。詳
細には家畜(豚、牛、羊等)に拘らず、1.5乃至2c
m程度としている。
細には家畜(豚、牛、羊等)に拘らず、1.5乃至2c
m程度としている。
【0013】隆起部2c’は図示するように、略台形状
に形成してあり、上記柱部2bが直径3及至4mmであ
るのに対して下縁を5mm程度の直径にしてなり、その
上面部中央部、即ち柱部2bの軸心方向に耳穿孔用の鋭
利体2c”の位置決め穴2eを穿設している。
に形成してあり、上記柱部2bが直径3及至4mmであ
るのに対して下縁を5mm程度の直径にしてなり、その
上面部中央部、即ち柱部2bの軸心方向に耳穿孔用の鋭
利体2c”の位置決め穴2eを穿設している。
【0014】耳穿孔用の鋭利体2c”は前記耳裏当て体
2a、柱部2bと同様の合成樹脂材で円錐形を呈する尖
頭形状に形成してなり、下面直径を6mm程度とし、そ
の下面から上記位置決め穴2eに嵌合する突子2gを一
体に突出形成してなり、該突子2gがその位置決め穴2
eに嵌合して上記隆起部2c’突端に同隆起部2c’に
対して分離可能に掛着している。
2a、柱部2bと同様の合成樹脂材で円錐形を呈する尖
頭形状に形成してなり、下面直径を6mm程度とし、そ
の下面から上記位置決め穴2eに嵌合する突子2gを一
体に突出形成してなり、該突子2gがその位置決め穴2
eに嵌合して上記隆起部2c’突端に同隆起部2c’に
対して分離可能に掛着している。
【0015】尚、前記掛止孔1aの直径は穿孔用体2
c”の柱部2bを遊嵌させる程度、即ち3.5mm及至
4.5mm程度とする。
c”の柱部2bを遊嵌させる程度、即ち3.5mm及至
4.5mm程度とする。
【0016】次に、この実施例の簡単な作用を説明する
と、従来の鉗子(図示せず)を用いてまず、穿孔用体2
と、識別表示札1とを各々鉗子(図示せず)の挟み口部
(図示せず)を構成する一方端と他方端に取着する。そ
の状態において、それら間に穿孔対象となる動物の耳
(図示せず)を位置させ、鉗子を閉動させ挟み口部を閉
口させる。その際、穿孔用体2の鋭利体2c”と、掛止
孔1aは正対関係にし、また識別表示札1を取着する他
方端には鋭利体2c”、隆起部2c’が貫通する口を開
口しておく。耳100 を穿孔し、更に掛止孔1aを拡開し
ながら進行する鋭利体2c”は隆起部2c’と柱部2b
との段差部2hがその掛止孔1aから突出した時点で上
記貫通する口から臨むことになる。次に耳100 もろとも
鉗子(図示せず)から取り外し、突端の鋭利体2c”
を、その鋭利体2c”と隆起部2c’との段差部2iに
人為的に工具を差し込んで取り外す。これにより、前記
隆起部2c’のみが識別表示札1から露出して耳に動物
用耳標Aが装着される。尚、隆起部2c’の外観形状は
上記する台形状である必要はなく、例えば半球形等可及
的滑らかな形状の方がより危険性を回避する上で好まし
い。また、鋭利体2c”の隆起部2c’に対する掛着関
係は説明するピンと、そのピンが嵌合する小孔とからな
る構造に限定されるものではないが、本実施例では耳装
着時に識別表示札1から露出する隆起部2c’に突部等
手、指等怪我の原因に成りかねない部分を形成したくな
い結果、その様な構成にしている。尚、鋭利体2c”は
分離できることから、穿孔力を向上させるべく金属材料
で成形しても勿論任意である。
と、従来の鉗子(図示せず)を用いてまず、穿孔用体2
と、識別表示札1とを各々鉗子(図示せず)の挟み口部
(図示せず)を構成する一方端と他方端に取着する。そ
の状態において、それら間に穿孔対象となる動物の耳
(図示せず)を位置させ、鉗子を閉動させ挟み口部を閉
口させる。その際、穿孔用体2の鋭利体2c”と、掛止
孔1aは正対関係にし、また識別表示札1を取着する他
方端には鋭利体2c”、隆起部2c’が貫通する口を開
口しておく。耳100 を穿孔し、更に掛止孔1aを拡開し
ながら進行する鋭利体2c”は隆起部2c’と柱部2b
との段差部2hがその掛止孔1aから突出した時点で上
記貫通する口から臨むことになる。次に耳100 もろとも
鉗子(図示せず)から取り外し、突端の鋭利体2c”
を、その鋭利体2c”と隆起部2c’との段差部2iに
人為的に工具を差し込んで取り外す。これにより、前記
隆起部2c’のみが識別表示札1から露出して耳に動物
用耳標Aが装着される。尚、隆起部2c’の外観形状は
上記する台形状である必要はなく、例えば半球形等可及
的滑らかな形状の方がより危険性を回避する上で好まし
い。また、鋭利体2c”の隆起部2c’に対する掛着関
係は説明するピンと、そのピンが嵌合する小孔とからな
る構造に限定されるものではないが、本実施例では耳装
着時に識別表示札1から露出する隆起部2c’に突部等
手、指等怪我の原因に成りかねない部分を形成したくな
い結果、その様な構成にしている。尚、鋭利体2c”は
分離できることから、穿孔力を向上させるべく金属材料
で成形しても勿論任意である。
【0017】次に、前述する実施例の鋭利体2c”をも
動物用耳標A装着時に分離させる鉗子Bの実施例を図3
及至図8に基づいて説明する。
動物用耳標A装着時に分離させる鉗子Bの実施例を図3
及至図8に基づいて説明する。
【0018】鉗子Bは図3に示すように、中間点を中心
として鋏形に開閉動可能とする鉗子本体b1 と、その鉗
子本体b1 を構成する第一レバー部3、第二レバー部4
先端部において二股状の挟み口部5一方端に形成された
前記穿孔用体2の支持部b2と、他方端に形成された前
記鋭利体2c”の排除部b3 と、その排除部b3 の内側
に設けられた挟持板b4 とで構成してある。
として鋏形に開閉動可能とする鉗子本体b1 と、その鉗
子本体b1 を構成する第一レバー部3、第二レバー部4
先端部において二股状の挟み口部5一方端に形成された
前記穿孔用体2の支持部b2と、他方端に形成された前
記鋭利体2c”の排除部b3 と、その排除部b3 の内側
に設けられた挟持板b4 とで構成してある。
【0019】上記鉗子本体b1 は第一、第二レバー部
3、4において、中間点のすぐ後ろ間を圧縮バネ7で連
結され、その圧縮バネ7の弾撥力に抗して把持して初め
て挟み口部5が閉じるように構成してある(図3)。
3、4において、中間点のすぐ後ろ間を圧縮バネ7で連
結され、その圧縮バネ7の弾撥力に抗して把持して初め
て挟み口部5が閉じるように構成してある(図3)。
【0020】支持部b2 は図4に示すように、円盤体6
aの一面に螺子棒部6bを、また他面に前記穿孔用体2
の小穴2dに嵌合するピン6cを各々突設して形成した
駒部材6の、その螺子棒部6bを、前記第一レバー部3
先端部に開孔した螺子孔6eに螺着して構成され、鉗子
本体b1 を把持した閉動時に穿孔用体2を、前記中間点
を中心にする円上に軌跡を描きながら後述する排除部b
3 方向へ扇動させる働きがある(図6及至図8)。
aの一面に螺子棒部6bを、また他面に前記穿孔用体2
の小穴2dに嵌合するピン6cを各々突設して形成した
駒部材6の、その螺子棒部6bを、前記第一レバー部3
先端部に開孔した螺子孔6eに螺着して構成され、鉗子
本体b1 を把持した閉動時に穿孔用体2を、前記中間点
を中心にする円上に軌跡を描きながら後述する排除部b
3 方向へ扇動させる働きがある(図6及至図8)。
【0021】挟持体b4 は図4や図6及至図8に示すよ
うに、前記第二レバー部4先端部の上記支持部b2 対向
面に中間部位を支点として揺動可能に支持すると共に、
後方側、即ち把持部側を圧縮バネ8で同支持部b2 方向
へ弾撥して前方側と第二レバー部4のその先端部とで挟
持部b4 ’を構成し、その挟持部b4 ’において前記支
持部b2 のピン6cと正対する部分には大形に切欠した
U字形の挿通部9を有している。
うに、前記第二レバー部4先端部の上記支持部b2 対向
面に中間部位を支点として揺動可能に支持すると共に、
後方側、即ち把持部側を圧縮バネ8で同支持部b2 方向
へ弾撥して前方側と第二レバー部4のその先端部とで挟
持部b4 ’を構成し、その挟持部b4 ’において前記支
持部b2 のピン6cと正対する部分には大形に切欠した
U字形の挿通部9を有している。
【0022】この挟持部b4 ’は識別表示札1を挟持し
て保持する為のもので、本実施例では掛止孔1a回りに
筒部1dを突設形成している関係で、第二レバー部4先
端部の前記支持部b2 対向面にその筒部1dを嵌合して
位置決めする凹部10を凹設して、識別表示札1挟持を安
定性のあるものにしてなり、鉗子本体b1 閉動時に識別
表示札1を前記穿孔用体2と同一の軌跡を描きながら支
持部b2 方向に扇動するようになっている。
て保持する為のもので、本実施例では掛止孔1a回りに
筒部1dを突設形成している関係で、第二レバー部4先
端部の前記支持部b2 対向面にその筒部1dを嵌合して
位置決めする凹部10を凹設して、識別表示札1挟持を安
定性のあるものにしてなり、鉗子本体b1 閉動時に識別
表示札1を前記穿孔用体2と同一の軌跡を描きながら支
持部b2 方向に扇動するようになっている。
【0023】排除部b3 は図5に示すように、上記挟持
体b4 の挿通部9に正対し且つ上記凹部10と連通して開
孔した貫通孔11と、その貫通孔11の中間部に連通して第
二レバー部4端面部に渡って開設した偏平形状のガイド
孔12aに内設されたスライド体12と、そのスライド体12
を付勢する手段13からなっている。
体b4 の挿通部9に正対し且つ上記凹部10と連通して開
孔した貫通孔11と、その貫通孔11の中間部に連通して第
二レバー部4端面部に渡って開設した偏平形状のガイド
孔12aに内設されたスライド体12と、そのスライド体12
を付勢する手段13からなっている。
【0024】貫通孔11は前記耳穿孔用の鋭利体2c”直
径よりも大径でもって開孔されており、ガイド孔12aは
鉗子本体b1 閉動時、即ち前記挟み口部5閉口時に、第
一レバー部3に支持された穿孔用体2突端の鋭利体2
c”とその下位の隆起部2c’との段差部2iが貫通孔
11で位置する箇所に開設してある。
径よりも大径でもって開孔されており、ガイド孔12aは
鉗子本体b1 閉動時、即ち前記挟み口部5閉口時に、第
一レバー部3に支持された穿孔用体2突端の鋭利体2
c”とその下位の隆起部2c’との段差部2iが貫通孔
11で位置する箇所に開設してある。
【0025】スライド体12は貫通孔11内の先端部を図示
するように、平面視くの字形に形成すると共に、その端
縁を下向き傾斜状にして鋭利な刀形状にしている。
するように、平面視くの字形に形成すると共に、その端
縁を下向き傾斜状にして鋭利な刀形状にしている。
【0026】スライド体12を貫通孔11を閉孔する方向に
付勢する手段13は圧縮バネ(後述では符号13を付けて説
明する)であり、前記ガイド孔12aと貫通孔11を介して
対向する第二レバー部4内に隔壁部14aを残して左右に
凹設された収容凹部14内にスライド体12から突設する平
行する二本の軸部12bを、その隔壁部14aを貫通して位
置させ、該軸部12b先端のストッパー部12cと隔壁部14
aとに渡って介装してある。また、この圧縮バネ13はス
ライド体12の先端部が貫通孔11の孔芯部分に位置する時
には復帰力を発揮せずにスライド体12をその定置状態に
維持し、鋭利体2c”で押動されて水平動された時に初
めて復帰力を発揮するようにそのバネ定数等を決定して
ある。また、このスライド体12は鋭利体2c”の貫通孔
11内への進入力を受けて水平動すれば良く、先端部が貫
通孔11の孔芯に接近状に内設されていても鋭利体2c”
の分離効果に差異はない。
付勢する手段13は圧縮バネ(後述では符号13を付けて説
明する)であり、前記ガイド孔12aと貫通孔11を介して
対向する第二レバー部4内に隔壁部14aを残して左右に
凹設された収容凹部14内にスライド体12から突設する平
行する二本の軸部12bを、その隔壁部14aを貫通して位
置させ、該軸部12b先端のストッパー部12cと隔壁部14
aとに渡って介装してある。また、この圧縮バネ13はス
ライド体12の先端部が貫通孔11の孔芯部分に位置する時
には復帰力を発揮せずにスライド体12をその定置状態に
維持し、鋭利体2c”で押動されて水平動された時に初
めて復帰力を発揮するようにそのバネ定数等を決定して
ある。また、このスライド体12は鋭利体2c”の貫通孔
11内への進入力を受けて水平動すれば良く、先端部が貫
通孔11の孔芯に接近状に内設されていても鋭利体2c”
の分離効果に差異はない。
【0027】次に、この実施例鉗子の作用を説明する。
図6は支持部b2 に穿孔用体2を保持し、挟持体b4 で
識別表示札1を挟持し且つ、穿孔対象とする動物の耳10
0 を挟持体b4 上に載承している穿孔作業開始前の状態
を示している。この状態において鉗子本体b1 を閉動し
て支持部b2 で支持してある穿孔用体の鋭利体2c”
で、耳100 を穿孔し且つ識別表示札1の掛止孔1aを弾
性的に拡開させながら挿通させ、更にスライド体12を圧
縮バネ13の付勢力に抗して水平動させると、自然に同鋭
利体2c”と隆起部2c’との段差部2iに、スライド
体12の先端が圧縮バネ13の復帰力で掛止する。この状態
では掛止孔1aに、柱部2bと隆起部2c’との段差部
2hが掛止している。把持力を緩めると、第一、第二レ
バー部3、4を元の位置方向への圧縮バネ7の復帰力に
よってスライド体12に作用する抵抗のため鋭利体2c”
のみが分離し、落下する(図8)。尚、この実施例のス
ライド体12は前後一対で構成しても構わない。その場合
には双方のスライド体12を圧縮バネ13で付勢しておき、
この両スライド体12、12の先端部が前記貫通孔11の孔芯
で鋭利体2c”の突端に正対状で互いに当接関係になる
ように構成したり、接近状態になるように構成すればよ
い。
図6は支持部b2 に穿孔用体2を保持し、挟持体b4 で
識別表示札1を挟持し且つ、穿孔対象とする動物の耳10
0 を挟持体b4 上に載承している穿孔作業開始前の状態
を示している。この状態において鉗子本体b1 を閉動し
て支持部b2 で支持してある穿孔用体の鋭利体2c”
で、耳100 を穿孔し且つ識別表示札1の掛止孔1aを弾
性的に拡開させながら挿通させ、更にスライド体12を圧
縮バネ13の付勢力に抗して水平動させると、自然に同鋭
利体2c”と隆起部2c’との段差部2iに、スライド
体12の先端が圧縮バネ13の復帰力で掛止する。この状態
では掛止孔1aに、柱部2bと隆起部2c’との段差部
2hが掛止している。把持力を緩めると、第一、第二レ
バー部3、4を元の位置方向への圧縮バネ7の復帰力に
よってスライド体12に作用する抵抗のため鋭利体2c”
のみが分離し、落下する(図8)。尚、この実施例のス
ライド体12は前後一対で構成しても構わない。その場合
には双方のスライド体12を圧縮バネ13で付勢しておき、
この両スライド体12、12の先端部が前記貫通孔11の孔芯
で鋭利体2c”の突端に正対状で互いに当接関係になる
ように構成したり、接近状態になるように構成すればよ
い。
【図1】請求項1の実施例の要部(穿孔用体)の斜視
図。
図。
【図2】同図1の(2)−(2)線断面図で識別表示札
と協働して耳に装着した状態を示す。
と協働して耳に装着した状態を示す。
【図3】請求項2の実施例の平面図。
【図4】同図3の(4)−(4)線拡大断面図。
【図5】同図3の(5)−(5)線拡大断面図。
【図6】耳穿孔前の状態を示す要部の拡大図で一部切欠
して示す。
して示す。
【図7】耳を穿孔した状態を示す要部の拡大図で一部切
欠して示す。
欠して示す。
【図8】鋭利体を分離した状態を示す要部の拡大図で一
部切欠して示す。
部切欠して示す。
A :動物用耳標 1 :識別表示札
2 :穿孔用体 1a:掛止孔
2a:耳裏当て体 2b:柱部
2c:穿孔実行部 2h:段差部(柱部と穿孔実行
部との間の段差部) 2c’:隆起部 2c”:鋭利体
部との間の段差部) 2c’:隆起部 2c”:鋭利体
Claims (2)
- 【請求項1】 耳裏当て板から立設する柱部の先端に該
柱部よりも大形とする穿孔実行部を備えた穿孔用体と、
上記柱部を遊嵌して柱部と穿孔実行部との段差部に孔縁
が掛止する掛止孔を有し、上記耳裏当て板との間で動物
の耳を抜落不能に掴持する識別表示札とからなる動物用
耳標において、上記穿孔用体の穿孔実行部が、識別表示
札の掛止孔孔縁に掛止する隆起部と、その隆起部突端に
分離可能に掛着する耳穿孔用の鋭利体とで構成してある
ことを特徴とする動物用耳標。 - 【請求項2】 耳裏当て板から立設する柱部の先端に隆
起部ならびにその隆起部突端に分離可能に掛着され該隆
起部よりも若干大形とする耳穿孔用の鋭利体を有する穿
孔用体と、その柱部を遊嵌して隆起部と柱部との段差部
に掛止する掛止孔を開設した識別表示札とからなる動物
用耳標を、対象とする動物の耳に装着する鉗子であっ
て、鋏形に開閉動可能とする鉗子本体の先端部において
二股状に形成される挟み口部の一方端に、穿孔用体を着
脱可能に支持する支持部を設けると共に、他方端に、同
他方端とで識別表示札を挟持し上記鋭利体の挿通部を開
設した挟持体を、取着し、且つ上記他方端に前記穿孔用
体の鋭利体、挿通部及び識別表示札の掛止孔に正対して
貫通孔を開設し、挟み口部閉口時において、貫通孔内に
進入する前記隆起部と鋭利体との段差部に対応する部位
に鋭利体で強制的に水平動されるスライド体を、貫通孔
閉孔方向に付勢する手段を介して前記他方端に内設した
ことを特徴とする動物用耳標を装着するために使用する
鉗子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19531991A JPH0530874A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 動物用耳標及びその耳標を装着するために使用する鉗子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19531991A JPH0530874A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 動物用耳標及びその耳標を装着するために使用する鉗子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530874A true JPH0530874A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16339191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19531991A Pending JPH0530874A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 動物用耳標及びその耳標を装着するために使用する鉗子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530874A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08131007A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-28 | Wantatsuchi Chikusan Shizai Kenkyusho:Kk | 動物用耳付札の取付具 |
KR100926576B1 (ko) * | 2009-05-28 | 2009-11-12 | (주)차바이오앤디오스텍 | 가축용 이표 장치 |
US8020772B2 (en) | 2004-12-20 | 2011-09-20 | Toppan Forms Co., Ltd. | Noncontact data receiver/transmiter |
US8042742B2 (en) | 2004-10-13 | 2011-10-25 | Toppan Forms Co., Ltd. | Noncontact IC label and method and apparatus for manufacturing the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60207534A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | 三和トレ−デイング株式会社 | 動物用耳標およびその装着器具 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP19531991A patent/JPH0530874A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60207534A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | 三和トレ−デイング株式会社 | 動物用耳標およびその装着器具 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08131007A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-28 | Wantatsuchi Chikusan Shizai Kenkyusho:Kk | 動物用耳付札の取付具 |
US8042742B2 (en) | 2004-10-13 | 2011-10-25 | Toppan Forms Co., Ltd. | Noncontact IC label and method and apparatus for manufacturing the same |
US8020772B2 (en) | 2004-12-20 | 2011-09-20 | Toppan Forms Co., Ltd. | Noncontact data receiver/transmiter |
KR100926576B1 (ko) * | 2009-05-28 | 2009-11-12 | (주)차바이오앤디오스텍 | 가축용 이표 장치 |
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